JPH08331533A - 公衆テレビ電話装置 - Google Patents

公衆テレビ電話装置

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JPH08331533A
JPH08331533A JP13057295A JP13057295A JPH08331533A JP H08331533 A JPH08331533 A JP H08331533A JP 13057295 A JP13057295 A JP 13057295A JP 13057295 A JP13057295 A JP 13057295A JP H08331533 A JPH08331533 A JP H08331533A
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JP
Japan
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public
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photographing
communication partner
videophone device
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Application number
JP13057295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tei Shiina
悌 椎名
Yoshitaka Iwata
▲吉▼隆 岩田
Hiroyoshi Ishii
宏佳 石井
Hideo Okamura
秀雄 岡村
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NIPPON TELECOMM KK
NIPPON TEREKOMU KK
Hitachi Ltd
Original Assignee
NIPPON TELECOMM KK
NIPPON TEREKOMU KK
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】公共の場所に設置され、不特定多数の利用者に
利用されるのに適した公衆テレビ電話装置を提供する。 【構成】本発明の公衆テレビ電話装置による通信の前に
は、カメラ110が取込んだ画像が画面表示部220に
表示される。利用者は、カメラ角度調節ボタン18を押
下することによって、利用者の顔が画面表示部220で
適正な位置に表示されるように、カメラ110の撮影角
度を上下方向に調節する。これにより、様々な身長の利
用者が利用しても、本発明の公衆テレビ電話装置による
通信時に、通信相手のテレビ電話装置において該利用者
の顔を適正な位置に表示させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公共の場所に設置さ
れ、不特定多数の利用者に利用されるのに適した公衆テ
レビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在公開されている公衆通信装置として
は、例えば、音声の通信を行うための公衆電話装置,静
止画像の通信をを行うための公衆ファクシミリ装置,情
報サービスを行うための公衆キャプテン専用端末等があ
る。
【0003】なお、この種の公衆通信装置のうち、特
に、ISDN公衆回線網を介した通信を行うものに関す
る参考文献としては、NTT R&D Vol.39,N
o.51990,803ページ〜810ページに記載さ
れている「ISDN公衆端末」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の公衆通
信装置は、ISDN公衆回線網の普及を促進する上で期
待されており、また、さらなる普及のために、サービス
および機能の向上が期待されている。
【0005】しかしながら、従来の公衆通信装置は、音
声および静止画像の通信に限られており、動画像の通信
を行う公衆通信装置については配慮されていない。そこ
で、本発明者等は、一般に普及しているテレビ電話装置
を公衆通信装置として利用した公衆テレビ電話装置を実
現することを考えついた。
【0006】ところが、現在のテレビ電話装置をそのま
ま公衆通信装置として利用した公衆テレビ電話装置で
は、不特定多数の利用者が利用できる場所、例えば、
駅,街頭,イベント会場,公園等の公共の場所に設置し
た場合に、以下のような問題点が生じることが分かっ
た。
【0007】すなわち、公衆テレビ電話装置の利用者
は、通常、立った姿勢で公衆テレビ電話装置を利用する
こととなるが、利用者の身長は様々であるので、利用者
の身長と利用者を撮影するための撮影手段(具体的に
は、カメラ)が設置されている位置との関係によって
は、通信相手に送信したい動画像(具体的には、利用者
自身の顔を撮影した動画像)が、通信相手のテレビ電話
装置において適正な位置に表示されないという問題点が
生じる。
【0008】このことは、通信相手のテレビ電話装置の
利用者に不快感を与え、また、公衆テレビ電話装置の利
用者に無理な姿勢を強いることになる。
【0009】上記問題点の原因は、現在のテレビ電話装
置において、カメラの設置高さが固定されていることに
よるものである。そこで、カメラの撮影範囲を調節する
ことができるようにすれば、様々な身長の利用者が利用
する場合でも、利用者の身長に合わせてカメラの撮影範
囲を調節することにより、利用者自身の顔を撮影した動
画像を、通信相手のテレビ電話装置において適正な位置
に表示することができるようになるので、不特定多数の
利用者に利用されるのに適した公衆テレビ電話装置を提
供することができる。
【0010】このように、本発明の目的は、公共の場所
に設置され、不特定多数の利用者に利用されるのに適し
た公衆テレビ電話装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、(1)被写体を撮影して画像を取込む撮
影手段、(2)上記撮影手段の撮影範囲を調節する調節
手段、(3)上記撮影手段が取込んだ画像を符号化する
符号化手段、(4)上記符号化手段が符号化した符号化
画像を公衆回線網を介して通信相手に送信する送信手
段、(5)公衆回線網を介して通信相手から送信されて
くる符号化画像を受信する受信手段、(6)上記受信手
段が受信した符号化画像を複号化する復号化手段、
(7)上記復号化手段が復号化した復号化画像を表示す
る表示手段、(8)通信相手との間を公衆回線網を介し
て接続する旨の通信指示を含む各種指示の入力を受付け
る受付手段、(9)上記受付手段が通信指示を受付けた
場合に、通信相手との間を公衆回線網を介して接続する
接続手段、(10)上記接続手段が通信相手との間を公
衆回線網を介して接続した場合に、上記符号化手段が符
号化した符号化画像を公衆回線網を介して該通信相手に
送信するよう上記送信手段を制御する制御手段、を備え
た公衆テレビ電話装置を提供している。
【0012】例えば、上記受付手段は、上記撮影手段の
撮影範囲を調節する旨の調節指示をさらに受付けるよう
にし、そして、上記調節手段は、上記撮影手段を設置し
ている設置台と、2方向に回転するモータと、上記モー
タの回転力を上記設置台に伝達し、該設置台を上下方向
に首振りさせる1つ以上の歯車とを有し、上記受付手段
が受付けた調節指示に基づいて、上記モータをいずれか
の方向に回転させるようにすることができる。
【0013】また、例えば、上記調節手段は、上記公衆
テレビ電話装置の本体を設置し、上下方向に可動な可動
設置台と、上記可動設置台を上下方向に動かす操作ハン
ドルが設けられた公衆テレビ電話装置設置台とを有する
ようにすることができる。
【0014】また、例えば、上記受付手段は、上記撮影
手段の撮影範囲を調節する旨の調節指示をさらに受付け
るようにして、そして、上記調節手段は、上記撮影手段
が取込んだ画像から、上記受付手段が受付けた調節指示
に応じた一部の領域を抽出するようにすることができ
る。
【0015】さらに、上記表示手段は、上記接続手段が
通信相手との間を公衆回線網を介して接続する前は、上
記撮影手段が取込んだ画像を表示するようにすることが
できる。
【0016】また、本発明は、(1)写体を撮影して画
像を取込む撮影手段、(2)上記撮影手段が取込んだ画
像を符号化する符号化手段、(3)上記符号化手段が符
号化した符号化画像を公衆回線網を介して通信相手に送
信する送信手段、(4)公衆回線網を介して通信相手か
ら送信されてくる符号化画像を受信する受信手段、
(5)上記受信手段が受信した符号化画像を複号化する
復号化手段、(6)通信相手との間を公衆回線網を介し
て接続する旨の通信指示を含む各種指示の入力を受付け
る受付手段、(7)上記受付手段が通信指示を受付けた
場合に、通信相手との間を公衆回線網を介して接続する
接続手段、(8)上記接続手段が通信相手との間を公衆
回線網を介して接続する前は、上記撮影手段が取込んだ
画像を表示し、上記接続手段が通信相手との間を公衆回
線網を介して接続すると、上記復号化手段が復号化した
復号化画像を表示する表示手段、(9)上記接続手段が
通信相手との間を公衆回線網を介して接続した場合に、
上記符号化手段が符号化した符号化画像を公衆回線網を
介して該通信相手に送信するよう上記送信手段を制御す
る制御手段、を備えた公衆テレビ電話装置を提供してい
る。
【0017】なお、いずれの構成においても、本発明
は、上記表示手段が表示すべき画像に、所定の文字情報
を重畳する重畳手段をさらに備えるようにすることがで
きる。
【0018】
【作用】本発明の公衆テレビ電話装置によれば、上記調
節手段によって、上記撮影手段の撮影範囲を調節するこ
とができるようになっているので、様々な身長の利用者
が利用する場合でも、利用者の身長に合わせて上記撮影
手段の撮影範囲を調節することができる。
【0019】さらに、上記表示手段が、通信相手との間
が公衆回線網を介して接続される前に、上記撮影手段が
取込んだ画像を表示するようにした場合は、該表示され
た画像は、通信相手において表示される画像を意味して
いるので、利用者は、該表示された画像を見ることで、
通信相手において表示される画像が分かる。
【0020】そこで、利用者は、上記調節指示を入力し
たり操作ハンドルを操作することによって、利用者自身
の顔が適正な位置に表示されるように、上記撮影手段の
撮影範囲を調節すればよい。
【0021】このように、本発明の公衆テレビ電話装置
によれば、様々な身長の利用者が利用する場合でも、利
用者の身長に合わせて上記撮影手段の撮影範囲を調節す
ることにより、利用者自身の顔が通信相手のテレビ電話
装置において適正な位置に表示されるようにすることが
できるので、不特定多数の利用者に利用されるのに適し
ている。
【0022】また、特に、上記表示手段が表示すべき画
像に、所定の文字情報を重畳する重畳手段を備えるよう
にした場合は、上記重畳手段が重畳する所定の文字情報
を、上記撮影手段の撮影範囲を調節することができる旨
のガイダンスを表す文字情報であるようにすることがで
きる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0024】まず、本発明の第1の実施例について、図
1〜図7を用いて説明する。
【0025】図1は第1の実施例の公衆テレビ電話装置
の全体構成図である。
【0026】図1において、100はカメラ部であり、
カメラ部100は、被写体を撮影して画像信号を取込む
カメラ110と、カメラ110の撮影角度を上下方向に
調節するためのカメラ角度調節部120と、カメラ角度
調節部120を駆動するためのモータ121とから構成
されている。
【0027】また、200は表示部であり、表示部20
0は、画像信号や各種ガイダンス等を表示する液晶ディ
スプレイ等の画面表示部220と、操作入力用のタッチ
パネル210とから構成されている。
【0028】また、300はコーディック部であり、コ
ーディック部300は、ビデオスイッチ回路310と、
画像入力回路320と、画像符号化回路330と、表示
処理回路340と、文字重畳回路350と、画像出力回
路360と、画像複号化回路370とから構成されてい
る。
【0029】また、400は制御部であり、制御部40
0は、信号多重分離制御回路410と、ISDNユーザ
網インタフェース制御回路420と、装置全体の制御を
行うマイクロプロセッサ430と、送受話制御回路44
0と、アナログスイッチ回路450と、現在時刻を示す
時計回路460と、カメラ制御回路470と、駆動回路
480と、ISDNユーザ網インタフェース回路接続部
490とから構成されている。
【0030】また、500は操作部であり、操作部50
0は、機能ボタン制御回路510と、テンキー制御回路
520とから構成されている。
【0031】また、600はハンドセットからなる送受
話器であり、装置本体にコードで接続されている。
【0032】また、700は電源部であり、商用電源プ
ラグ710を介して、商用電源を外部から入力し、装置
全体に一定電圧の電流を供給するものである。
【0033】また、800はカードリーダ部であり、カ
ードリーダ部800は、ICカードリーダ810と磁気
カードリーダ820とから構成されている。これらのカ
ードリーダは、ICカードおよび磁気カードに記憶され
ている利用者の情報を読み取って、利用者を識別した
り、課金処理を行ったりするためのものである。なお、
ICカードおよび磁気カードは、具体的には、クレジッ
トカードであるようにすることができるが、テレホンカ
ードのようなプリペイドカードであってもよい。プリペ
イドカードは、利用可能な金額の情報のみが記憶されて
おり、利用者の情報が記憶されていないことが考えられ
るので、ICカードおよび磁気カードをプリペイドカー
ドとする場合は、少なくとも課金処理のみを行えばよ
い。
【0034】次に、本実施例の公衆テレビ電話装置の送
信動作について、図1を用いて説明する。
【0035】本実施例の公衆テレビ電話において、カメ
ラ110は、利用者を撮影してアナログ画像信号を取込
み、送受話器600は、利用者の声をアナログ音声信号
として取込む。
【0036】カメラ110が取込んだアナログ画像信号
は、ビデオスイッチ回路310に出力される。ビデオス
イッチ回路310は、カメラ110から出力されたアナ
ログ画像信号を、画像入力回路320に出力する。画像
入力回路320は、ビデオスイッチ回路310から出力
されたアナログ画像信号を表示処理回路340および画
像符号化回路330に各々分配して出力する。
【0037】画像符号化回路330は、画像入力回路3
20から出力されたアナログ画像信号を、ITU勧告に
準拠した方式により、通信回線の伝送帯域に適するデー
タ転送速度に圧縮したディジタル画像信号に符号化し、
符号化したディジタル画像信号を信号多重分離制御回路
410に出力する。
【0038】一方、送受話器600が取込んだアナログ
音声信号は、アナログスイッチ回路450を介して、送
受話制御回路440に出力される。送受話制御回路44
0は、アナログスイッチ回路450を介して送受話器6
00から出力されたアナログ音声信号をディジタル音声
信号に符号化し、符号化したディジタル音声信号を信号
多重分離制御回路410に出力する。
【0039】信号多重分離制御回路410は、画像符号
化回路330から出力されたディジタル画像信号と送受
話制御回路440から出力されたディジタル音声信号と
を多重して、ISDN信号における2B相当のディジタ
ル信号に変換してから、ISDNユーザ網インタフェー
ス制御回路420に出力する。
【0040】ISDNユーザ網インタフェース制御回路
420は、信号多重分離制御回路410が多重した2B
相当のディジタル信号と回線制御用信号であるDチャネ
ル(16Kbps)信号とを多重して、ISDN信号の2B
+D相当の信号に変換してから、ISDNユーザ網イン
タフェース回線接続部490を介して、ISDNユーザ
網に送信する。なお、ISDNユーザ網インタフェース
制御回路420は、ISDNユーザ網を介した接続/解
除等の通信制御を、Dチャネル信号を提供して行う。
【0041】これにより、カメラ110が取込んだアナ
ログ画像信号および送受話器600が取込んだアナログ
音声信号を、ディジタル画像信号およびディジタル音声
信号を含むISDN信号として、ISDNユーザ網に送
信することが可能となる。
【0042】なお、表示処理回路340は、通信相手の
テレビ電話装置との間の通話が開始する前には、画像入
力回路320から出力されたアナログ画像信号を画面表
示部220に表示可能なアナログ画像信号に変換してか
ら、画像出力回路360に出力する。
【0043】画像出力回路360は、表示処理回路34
0から出力されたアナログ画像信号を表示すべき画面の
サイズを子画面にするか全画面にするかを決定し、子画
面にすると決定した場合は、該アナログ画像信号を子画
面のサイズに縮小してから、該アナログ画像信号を文字
重畳回路350に出力する。文字重畳回路350は、画
像出力回路360から出力されたアナログ画像信号を画
面表示部220に出力して表示し、また、各種ガイダン
スを表示する場合は、画像出力回路360から出力され
たアナログ画像信号に予め登録されている図形や文字を
重畳してから画面表示部220に出力して表示する。
【0044】これにより、通信相手のテレビ電話装置と
の間の通信が開始する前には、カメラ110が取込んだ
アナログ画像信号を表示すると共に、各種ガイダンスを
表示することができる。
【0045】次に、本実施例の公衆テレビ電話装置の受
信動作について、図1を用いて説明する。
【0046】本実施例の公衆テレビ電話において、IS
DNユーザ網インタフェース制御回路420は、ISD
Nユーザ網から送信されてくるISDN信号の2B+D
相当の信号を、ISDNユーザ網インタフェース回線接
続部490を介して受信し、2B相当の信号を分離し
て、信号多重分離制御回路410に出力する。
【0047】信号多重分離制御回路410は、ISDN
ユーザ網インタフェース制御回路420から出力された
2B相当の信号を、ディジタル画像信号とディジタル音
声信号とに分離して、分離したディジタル画像信号を画
像復号化回路370に出力し、分離したディジタル音声
信号を送受話制御回路440に出力する。
【0048】画像復号化回路370は、信号多重分離制
御回路410から出力されたディジタル画像信号を、I
TU勧告に準拠した方式により、アナログ画像信号に復
号化し、復号化したアナログ画像信号を画像出力回路3
60に出力する。
【0049】画像出力回路360は、画像復号化回路3
70から出力されたアナログ画像信号を表示すべき画面
のサイズを子画面にするか全画面にするかを決定し、子
画面にすると決定した場合は、該アナログ画像信号を子
画面のサイズに縮小してから、該アナログ画像信号を文
字重畳回路350に出力する。文字重畳回路350は、
画像出力回路360から出力されたアナログ画像信号を
画面表示部220に出力して表示し、また、各種ガイダ
ンスを表示する場合は、画像出力回路360から出力さ
れたアナログ画像信号に予め登録されている図形や文字
を重畳してから画面表示部220に出力して表示する。
【0050】これにより、通信相手のテレビ電話装置か
ら送信されてくるISDN信号のうちのディジタル画像
信号を、アナログ画像信号として表示すると共に、各種
ガイダンスを表示することができる。
【0051】また、送受話制御回路440は、信号多重
分離制御回路410から出力されたディジタル音声信号
をアナログ音声信号に復号化し、復号化したアナログ音
声信号を送受話器600に出力する。これにより、通信
相手のテレビ電話装置から送信されてくるISDN信号
のうちのディジタル音声信号を、アナログ音声信号とし
て出力することができる。
【0052】なお、上述した各構成要素の動作は、マイ
クロプロセッサ430が、信号多重分離制御回路410
を介して制御するようになっている。
【0053】また、カメラ制御回路470,駆動回路4
80の動作については後述する。
【0054】さて、図2は本実施例の公衆テレビ電話装
置の外観を示す正面図である。
【0055】図2において、図1と同じ符号を付与して
あるものは同じ構成要素を示している。
【0056】10は公衆テレビ電話装置の箱型の筐体で
あり、筐体10の左側側面には、通話を行うときに使用
されるハンドセット610(送受話器600)が取付け
られている。
【0057】また、筐体10の前面の中央開口部には、
タッチパネル210および画面表示部220(表示部2
00)が、本体中央よりやや上部に設置されている。な
お、タッチパネル210は、利用者が公衆テレビ電話装
置が行うサービスを視覚的に容易に選択することができ
るように、画面表示部220に重ねて設けられている。
【0058】また、表示部200の上側には、カメラ1
10が設置されている。
【0059】また、表示部200の下側には、利用者が
ダイヤルするためのテンキー13と、ダイヤルを取消し
たり通信を切断したりするためのリセットボタン14
と、ハンドセット610を上げずに発呼を行うためのオ
ンフックボタン15と、ダイヤル後に発呼を行うための
スタートボタン16とが設けられている。さらに、ハン
ドセット610の音量を調節するための音量調節ボタン
17と、カメラ110の撮影角度を上下方向に調節する
ためのカメラ角度調節ボタン18とが設けられている。
【0060】なお、テンキー13が押下されることによ
って出力される信号は、テンキー制御回路520,信号
多重分離制御回路410を介してマイクロプロセッサ4
30に出力され、また、各ボタン14〜18が押下され
ることによって出力される信号は、機能ボタン制御回路
510,信号多重分離制御回路410を介してマイクロ
プロセッサ430に出力されるようになっている。
【0061】また、筐体10の前面には、磁気カードを
挿入するための磁気カード挿入口11と、ICカードを
挿入るためのICカード挿入口12とが設けられてい
る。
【0062】図3および図4は本実施例の公衆テレビ電
話装置の内部構造を示す図であり、図3は正面から見た
場合を示し、図4は側面から見た場合を示している。
【0063】上述した各構成要素は、図3および図4に
示すように、公衆テレビ電話装置内に実装されており、
ここで、30は画面表示部220およびタッチパネル2
10を搭載した基板、31はテンキーおよび機能キーを
搭載したパネル基板、32はコーデック部300を搭載
した回路基板、33は制御部400を搭載した回路基
板、34はハンドセット610の上げ下げによりフック
スイッチの入/切を行うためのフックスイッチ機構レバ
ー、35はカメラ110およびカメラ角度調節部120
を取付けたシャーシである。
【0064】また、図5はカメラ部100の構造を拡大
した図である。
【0065】図5に示すように、カメラ角度調節部12
0は、カメラ110が取付けられたカメラ設置台50
と、モータ121の回転力をカメラ設置台50に伝達
し、カメラ設置台50の取付け角度を駆動する、すなわ
ち、カメラ110をカメラ設置台50の支点51を中心
に上下に首振り可能にする歯車52,53とから構成さ
れている。なお、歯車53は、カメラ設置台50の支点
51に連結された半円状の歯車であり、歯車52は、歯
車53に噛み合った、モータ121の回転力を所定の速
度に減速する減速歯車である。
【0066】利用者がカメラ角度調節ボタン18を押下
すると、カメラ角度調節ボタン18を押下されることに
よって出力される信号が、機能ボタン制御回路510,
信号多重分離制御回路410を介して、マイクロプロセ
ッサ430に出力される。
【0067】そこで、マイクロプロセッサ430は、カ
メラ110の撮影角度を上下方向に調節するカメラ角度
調節処理を行う。すなわち、マイクロプロセッサ430
は、信号多重分離制御回路410を介してカメラ制御回
路470を制御し、カメラ制御回路470は、マイクロ
プロセッサ430の制御を受けて、モータ121を駆動
するよう駆動回路480を制御するので、モータ121
が回転を始める。
【0068】モータ121の回転力は、減速歯車52を
介して歯車53に伝達され、歯車53が半円状に回転す
ることによって、カメラ設置台50が支点51を中心に
上下方向に首振りする。従って、カメラ110も同様に
上下方向に首振りするので、カメラ110の撮影角度を
上下方向に調節することができる。
【0069】なお、本実施例では、カメラ110の撮影
角度を調節する方向を上下方向に特定しているが、上下
方向および左右方向に調節するようにしてもよい。
【0070】次に、本実施例の公衆テレビ電話装置にお
ける利用者の操作手順について、図6および図7を用い
て説明する。
【0071】図6は本実施例の公衆テレビ電話装置の動
作概略を示すフローチャート、図7は本実施例の公衆テ
レビ電話装置における表示画面の遷移を示す説明図であ
る。
【0072】本実施例の公衆テレビ電話装置は、最初
は、待機状態となっており(ステップ1000)、この
状態では、画面表示部220には、図7に示すカード挿
入画面70が表示されている。
【0073】図7に示すように、カード挿入画面70に
おいては、利用者に対して、磁気カードまたはICカー
ドをカード挿入口11,12へ挿入するよう促すガイダ
ンスが表示されている。
【0074】ここで、利用者が磁気カードをカード挿入
口11に挿入するかまたはICカードをカード挿入口1
2に挿入すると(ステップ1001)、画面表示部22
0には、図7に示す機能選択画面71が表示される。
【0075】図7に示すように、機能選択画面71に
は、テレビ電話サービスを利用するテレビ電話モードを
選択するかまたは電話サービス(音声のみ)を利用する
電話モードを選択するよう促すガイダンスが表示されて
いる。
【0076】利用者がタッチパネル210から電話モー
ドを選択した場合は(ステップ1002)、図7に示す
ダイヤル入力画面72が表示される。
【0077】図7に示すように、ダイヤル入力画面72
には、送受話器600を上げて通信相手となる電話装置
の番号を入力するよう促すガイダンスが表示されてい
る。
【0078】利用者が送受話器600を上げてテンキー
13から番号を入力すると、入力された番号に発呼し
(ステップ1003)、通信相手の電話装置との間が接
続されると(ステップ1004)、通話時間表示処理を
行い(ステップ1005)、画面表示部220は、ダイ
ヤル入力画面72から図7に示す通話時間表示画面73
に移行する。
【0079】図7に示すように、通話時間表示画面73
には、通話時間を示すガイダンスが表示されている。
【0080】ここで、ステップ1005の通話時間表示
処理について、図1を用いて説明する。
【0081】通話時間表示処理においては、マイクロプ
ロセッサ430は、時計回路460が示す現在時刻に基
づいて、通話時間を計測する。計測された通話時間は、
信号多重分離制御回路410,画像復号化回路370,
画像出力回路360を介して文字重畳回路350に出力
され、文字重畳回路350は、該通話時間を示すガイダ
ンスを表示するための文字を画面表示部220に出力し
て表示する。
【0082】なお、ここでは、電話モードが選択されて
いることから、画像出力回路360からアナログ画像信
号が出力されていないので、文字重畳回路350は、通
話時間を示すガイダンスを表示するための文字のみを画
面表示部220に出力して表示する。
【0083】その後、通話が終了すると(ステップ10
06)、待機状態に戻り(ステップ1000)、このと
き、画面表示部220は、通話時間表示画面73からカ
ード挿入画面70に移行する。
【0084】一方、利用者がタッチパネル210からテ
レビ電話モードを選択した場合は(ステップ100
2)、入力画像表示処理を行い(ステップ1007)、
画面表示部220は、機能選択画面71から図7に示す
入力画像表示画面74に移行する。
【0085】図7に示すように、入力画像表示画面74
には、カメラ110が取込んだアナログ画像信号が子画
面として表示され、さらに、カメラ角度調節ボタン18
でカメラ110の撮影角度を上下方向に調節することが
できる旨を示すガイダンスが表示されている。
【0086】なお、入力画像表示処理は、上述した送信
動作で説明したように、カメラ110が取込んだアナロ
グ画像信号を、ガイダンスと共に画面表示部220に表
示する処理である。
【0087】ここで、利用者がカメラ角度調節ボタン1
8を操作せずに送受話器600を上げると(ステップ1
008)、画面表示部220は、入力画像表示画面74
から図7に示すダイヤル入力画面75に移行する。
【0088】図7に示すように、ダイヤル入力画面75
には、カメラ110が取込んだアナログ画像信号が子画
面として表示され、さらに、通信相手となるテレビ電話
装置の番号を入力するよう促すガイダンスが表示されて
いる。
【0089】また、利用者がカメラ角度調節ボタン18
を操作した場合は(ステップ1008)、上述したカメ
ラ角度調節処理を行う(ステップ1009)。
【0090】利用者が調節を終了して送受話器600を
上げると、画面表示部220は、入力画像表示画面74
からダイヤル入力画面75に移行する。
【0091】ダイヤル入力画面75において、利用者が
テンキー13から番号を入力すると、入力された番号に
発呼し(ステップ1010)、画面表示部220は、ダ
イヤル入力画面75から図7に示す呼出画面76に移行
する。
【0092】図7に示すように、呼出画面76には、カ
メラ110が取込んだアナログ画像信号が子画面として
表示され、さらに、通信相手のテレビ電話装置を呼出し
中である旨を示すガイダンスが表示されている。
【0093】通信相手のテレビ電話装置との間が接続さ
れると(ステップ1011)、画面表示部220は、呼
出画面76から図7に示す接続完了画面77に移行す
る。続いて、相手画像表示・通話時間表示処理を行い
(ステップ1012)、画面表示部220は、接続完了
画面77から図7に示す相手画像・通話時間表示画面7
8に移行する。
【0094】図7に示すように、接続完了画面77に
は、通信相手のテレビ電話装置との間が接続された旨を
示すガイダンスが表示されると共に、通信相手のテレビ
電話装置から送信されてくるディジタル画像信号がアナ
ログ画像信号に変換されたものが、表示されている。
【0095】また、図7に示すように、相手画像・通話
時間表示画面78には、通話時間を示すガイダンスが表
示されると共に、通信相手のテレビ電話装置から送信さ
れてくるディジタル画像信号がアナログ画像信号に変換
されたものが、表示されている。
【0096】ここで、ステップ1012の通話時間表示
処理について、図1を用いて説明する。
【0097】相手画像表示・通話時間表示処理において
は、マイクロプロセッサ430は、時計回路460が示
す現在時刻に基づいて、通話時間を計測する。計測され
た通話時間は、信号多重分離制御回路410,画像復号
化回路370,画像出力回路360を介して文字重畳回
路350に出力され、文字重畳回路350は、上述した
受信動作で説明したように、画像出力回路360から出
力されたアナログ画像信号に、該通話時間を示すガイダ
ンスを表示するための文字を重畳してから画面表示部2
20に出力して表示する。
【0098】その後、通話が終了すると(ステップ10
13)、待機状態に戻り(ステップ1000)、このと
き、画面表示部220は、相手画像・通話時間表示画面
78からカード挿入画面70に移行する。
【0099】以上説明したように、本実施例の公衆テレ
ビ電話装置によれば、利用者がカメラ角度調節ボタン1
8を押下することによって、カメラ110の撮影角度を
上下方向に調節することができるようにしているので、
本実施例の公衆テレビ電話装置を利用する不特定多数の
利用者は、カメラ110の撮影角度を適正な角度、すな
わち、通信相手のテレビ電話装置において該利用者の顔
が適正な位置に表示されるような角度に調節することが
できる。
【0100】また、本実施例の公衆テレビ電話装置によ
れば、カメラ110が取込んだアナログ画像信号を画面
表示部220に表示するようにしているので、利用者
は、カメラ110の撮影角度が適正な角度であるか否か
を、カメラ110が取込んだアナログ画像信号(利用者
を撮影した画像)が画面表示部220の適正な位置に表
示されているか否かで判断することができる。
【0101】なお、利用者が本実施例の公衆テレビ電話
装置の前に立ったことをセンサで検知するようにし、セ
ンサが検知したときに、本実施例の公衆テレビ電話装置
を作動(オン)させ、待機状態に移行するようにした
り、カメラ110を作動(オン)させるようにしたりし
てもよい。
【0102】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0103】上記第1の実施例は、利用者がカメラ角度
調節ボタン18を操作することで、カメラ110の撮影
角度を上下方向に調節することができるようにしている
が、本実施例においては、図8に示すように、利用者が
カメラ角度調節用ハンドルを回すことにより、カメラ1
10の位置が適正な高さとなるように調節するようにし
ている。
【0104】適正な高さとは、通信相手のテレビ電話装
置において利用者の顔が適正な位置に表示されるような
高さであるが、利用者は、カメラ110の位置が適正な
高さであるか否かを、カメラ110が取込んだアナログ
画像信号(利用者を撮影した画像)が画面表示部220
の適正な位置に表示されているか否かで判断することが
できる。
【0105】図8において、80は公衆テレビ電話装置
の筐体10を設置した上下可動テープ81を有した設置
用台、82は公衆テレビ電話装置の利用者が手荷物等を
置くための荷物収容部、83は上下可動テーブル81を
上下動するためのカメラ角度調節用ハンドルである。
【0106】本実施例においては、利用者は、カメラ角
度調節用ハンドル83を回して上下可動テーブル81
を、矢印aに示すように、上下方向に高さ調節すること
によって、公衆テレビ電話装置の筐体10に設けられた
カメラ110の位置を、適正な高さに調節すればよい。
【0107】なお、本実施例においては、図7に示した
入力画像表示画面74に、カメラ角度調節用ハンドル8
3でカメラ110の高さを上下方向に調節することがで
きる旨を示すガイダンスを表示するようにすることが好
ましい。
【0108】また、本実施例においては、カメラ110
の撮影角度を調節するために必要な要素、すなわち、カ
メラ角度調節部120,カメラ制御部470,駆動回路
480を省略するようにしてもよい。
【0109】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0110】本実施例は、カメラ110が取込んだ画像
の一部の領域を抽出して画面表示部2202に表示し、
さらに、抽出する部分を変更するようにした例である。
【0111】すなわち、図9に示すように、カメラ11
0の撮像素子に取込まれる画像を構成する画素90につ
いて、その一部であるAの部分の画素91以外の画素9
2をマスクすることによって、Aの部分の画素91を抽
出する。これにより、画面表示部220に表示される画
像は、Aに示す部分に限定される。
【0112】そして、カメラ角度調節ボタン18が押下
されることによって出力される信号に基づいて、抽出す
る部分をAの部分からA1の部分に電気的に変更した
り、Aの部分からA2の部分に電気的に変更する。
【0113】本実施例によれば、カメラ110を機械的
に駆動せずに、利用者の顔が適正な位置に表示されるよ
うにすることができるので、カメラ110の撮影角度を
調節するために必要な要素を省略することが可能とな
る。そこで、実装スペースを節約でき、公衆テレビ電話
装置の小型化が可能となる。
【0114】ただし、現状のテレビ電話装置において
は、使用されているカメラの撮像素子の画素密度は20
万画素程度であるので、撮像素子の一部を使用して画像
を抽出すると、画像の劣化が予想される。本対策にあた
っては、より高密度の画素を有する撮像素子を使用する
ようにすればよい。
【0115】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、公
共の場所に設置され、不特定多数の利用者に利用される
のに適した公衆テレビ電話装置を提供することができる
ので、テレビ電話装置のさらなる普及促進を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の公衆テレビ電話装置の全体構成
図。
【図2】第1の実施例の公衆テレビ電話装置の外観を示
す正面図。
【図3】第1の実施例の公衆テレビ電話装置の内部構造
を示す概略図。
【図4】第1の実施例の公衆テレビ電話装置の内部構造
を示す概略図。
【図5】第1の実施例の公衆テレビ電話装置のカメラ部
の構造を示す概略図。
【図6】第1の実施例の公衆テレビ電話装置の動作概略
を示すフローチャート。
【図7】第1の実施例の公衆テレビ電話装置における表
示画面の遷移を示す説明図。
【図8】第2の実施例の公衆テレビ電話装置の外観を示
す正面図。
【図9】第3の実施例の公衆テレビ電話装置の特徴を示
す説明図。
【符号の説明】
100…カメラ部、110…カメラ、120…カメラ角
度調節部、121…モータ、200…表示部、210…
タッチパネル、220…画面表示部、300…コーデッ
ク部、400…制御部、430…マイクロプロセッサ、
500…操作部、600…送受話器、700…電源部、
800…カードリーダ部、10…筐体、11…磁気カー
ド挿入口、12…ICカード挿入口、13…テンキー、
14…リセットボタン、15…オンフックボタン、16
…スタートボタン、17…音量調節ボタン、18…カメ
ラ角度調節ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 宏佳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 岡村 秀雄 東京都中央区八丁堀四丁目7番1号 日本 テレコム株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影して画像を取込む撮影手段
    と、 上記撮影手段の撮影範囲を調節する調節手段と、 上記撮影手段が取込んだ画像を符号化する符号化手段
    と、 上記符号化手段が符号化した符号化画像を公衆回線網を
    介して通信相手に送信する送信手段と、 公衆回線網を介して通信相手から送信されてくる符号化
    画像を受信する受信手段と、 上記受信手段が受信した符号化画像を複号化する復号化
    手段と、 上記復号化手段が復号化した復号化画像を表示する表示
    手段と、 通信相手との間を公衆回線網を介して接続する旨の通信
    指示を含む各種指示の入力を受付ける受付手段と、 上記受付手段が通信指示を受付けた場合に、通信相手と
    の間を公衆回線網を介して接続する接続手段と、 上記接続手段が通信相手との間を公衆回線網を介して接
    続した場合に、上記符号化手段が符号化した符号化画像
    を公衆回線網を介して該通信相手に送信するよう上記送
    信手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    公衆テレビ電話装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の公衆テレビ電話装置におい
    て、 上記受付手段は、上記撮影手段の撮影範囲を調節する旨
    の調節指示をさらに受付け、 上記調節手段は、上記撮影手段を設置している設置台
    と、2方向に回転するモータと、上記モータの回転力を
    上記設置台に伝達し、該設置台を上下方向に首振りさせ
    る1つ以上の歯車とを有し、 上記受付手段が受付けた調節指示に基づいて、上記モー
    タをいずれかの方向に回転させることを特徴とする公衆
    テレビ電話装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の公衆テレビ電話装置におい
    て、 上記調節手段は、上記公衆テレビ電話装置の本体を設置
    し、上下方向に可動な可動設置台と、上記可動設置台を
    上下方向に動かす操作ハンドルが設けられた公衆テレビ
    電話装置設置台とを有することを特徴とする公衆テレビ
    電話装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の公衆テレビ電話装置におい
    て、 上記受付手段は、上記撮影手段の撮影範囲を調節する旨
    の調節指示をさらに受付け、 上記調節手段は、上記撮影手段が取込んだ画像から、上
    記受付手段が受付けた調節指示に応じた一部の領域を抽
    出することを特徴とする公衆テレビ電話装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の公衆テレ
    ビ電話装置において、 上記表示手段は、上記接続手段が通信相手との間を公衆
    回線網を介して接続する前は、上記撮影手段が取込んだ
    画像を表示することを特徴とする公衆テレビ電話装置。
  6. 【請求項6】被写体を撮影して画像を取込む撮影手段
    と、 上記撮影手段が取込んだ画像を符号化する符号化手段
    と、 上記符号化手段が符号化した符号化画像を公衆回線網を
    介して通信相手に送信する送信手段と、 公衆回線網を介して通信相手から送信されてくる符号化
    画像を受信する受信手段と、 上記受信手段が受信した符号化画像を複号化する復号化
    手段と、 通信相手との間を公衆回線網を介して接続する旨の通信
    指示を含む各種指示の入力を受付ける受付手段と、 上記受付手段が通信指示を受付けた場合に、通信相手と
    の間を公衆回線網を介して接続する接続手段と、 上記接続手段が通信相手との間を公衆回線網を介して接
    続する前は、上記撮影手段が取込んだ画像を表示し、上
    記接続手段が通信相手との間を公衆回線網を介して接続
    すると、上記復号化手段が復号化した復号化画像を表示
    する表示手段と、 上記接続手段が通信相手との間を公衆回線網を介して接
    続した場合に、上記符号化手段が符号化した符号化画像
    を公衆回線網を介して該通信相手に送信するよう上記送
    信手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    公衆テレビ電話装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか記載の公衆テレビ
    電話装置において、 上記表示手段が表示すべき画像に、所定の文字情報を重
    畳する重畳手段をさらに備えたことを特徴とする公衆テ
    レビ電話装置。
JP13057295A 1995-05-29 1995-05-29 公衆テレビ電話装置 Pending JPH08331533A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7084897B2 (en) * 1997-09-05 2006-08-01 Nikon Corporation Information processing device, information processing method, and recording media
KR200445960Y1 (ko) * 2007-12-14 2009-09-10 케이티링커스 주식회사 멀티 공중전화단말기의 카메라 장착구조
US7844296B2 (en) 2006-09-21 2010-11-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Video mobile terminal
JP2017141090A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 クマリフト株式会社 小荷物専用昇降機

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