JPH08307508A - 国際電話利用装置 - Google Patents
国際電話利用装置Info
- Publication number
- JPH08307508A JPH08307508A JP7143804A JP14380495A JPH08307508A JP H08307508 A JPH08307508 A JP H08307508A JP 7143804 A JP7143804 A JP 7143804A JP 14380495 A JP14380495 A JP 14380495A JP H08307508 A JPH08307508 A JP H08307508A
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- JP
- Japan
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- card
- telephone
- call
- country
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 専用のＩＣカードを使用することにより，す
でに開発，使用されている衛星回線その他の電話回線を
利用して，国際電話を極めて簡易に掛けられるようにし
た国際電話利用装置。 【構成】 世界各地域に設定された衛星回線利用による
国番号，国名のフリーダイヤル番号，専用利用するため
の暗証番号，国内外の通話相手先の電話番号をＩＣカー
ド２０に入力しておき，ＩＣカードを携帯電話機器１１
に挿入することにより，該携帯電話機器を使用して通話
でき，予めＩＣカードに国際電話用の各種番号をメモリ
ー機構に記憶させておく。
でに開発，使用されている衛星回線その他の電話回線を
利用して，国際電話を極めて簡易に掛けられるようにし
た国際電話利用装置。 【構成】 世界各地域に設定された衛星回線利用による
国番号，国名のフリーダイヤル番号，専用利用するため
の暗証番号，国内外の通話相手先の電話番号をＩＣカー
ド２０に入力しておき，ＩＣカードを携帯電話機器１１
に挿入することにより，該携帯電話機器を使用して通話
でき，予めＩＣカードに国際電話用の各種番号をメモリ
ー機構に記憶させておく。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，世界各地域に設定され
た衛星回線利用による国番号，国名のフリーダイヤル番
号，専用利用するための暗証番号，国内外の通話相手先
の電話番号をＩＣカードに入力し，該ＩＣカードを携帯
電話機器に挿入することにより，該携帯電話機器を使用
して，すでに開発，使用されているＡＴ＆Ｔ社の衛星回
線その他の電話回線を利用して，国際電話を極めて簡易
に掛けられるようにした国際電話利用装置に関するもの
である。
た衛星回線利用による国番号，国名のフリーダイヤル番
号，専用利用するための暗証番号，国内外の通話相手先
の電話番号をＩＣカードに入力し，該ＩＣカードを携帯
電話機器に挿入することにより，該携帯電話機器を使用
して，すでに開発，使用されているＡＴ＆Ｔ社の衛星回
線その他の電話回線を利用して，国際電話を極めて簡易
に掛けられるようにした国際電話利用装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】近時，通信手段の発達に伴い，国際電話
のシステムも多様化しており，種々のシステムが使用で
きるようになっているが，その料金支払い方法は，ＫＤ
Ｄ等の電話会社との契約電話を利用する場合は，後刻料
金が請求される。また公衆電話を利用する場合には，テ
レフォンカードを利用して，即時料金を支払うことがで
きる等の方法が採用されている。
のシステムも多様化しており，種々のシステムが使用で
きるようになっているが，その料金支払い方法は，ＫＤ
Ｄ等の電話会社との契約電話を利用する場合は，後刻料
金が請求される。また公衆電話を利用する場合には，テ
レフォンカードを利用して，即時料金を支払うことがで
きる等の方法が採用されている。
【０００３】しかしながら，最近前払い方式の国際電話
システム（ＩＣＣカード）が利用できるようになった。
この方式は，該システムを保有する機関に所定の金額を
支払い，固有の暗証番号を記入したカードを受領し，電
話をかける場合には，先ず，通話元のフリーダイヤル番
号をダイヤルし，次いでカードに記載してある暗証番号
をダイヤルし，暗証番号の確認後，通話先の国番号，通
話する相手方の番号をダイヤルすることによって通話す
ることができるというものである。この場合，カードに
記載されている数字表示のユニット分のみ，該カードを
専用で利用できるようになっている。
システム（ＩＣＣカード）が利用できるようになった。
この方式は，該システムを保有する機関に所定の金額を
支払い，固有の暗証番号を記入したカードを受領し，電
話をかける場合には，先ず，通話元のフリーダイヤル番
号をダイヤルし，次いでカードに記載してある暗証番号
をダイヤルし，暗証番号の確認後，通話先の国番号，通
話する相手方の番号をダイヤルすることによって通話す
ることができるというものである。この場合，カードに
記載されている数字表示のユニット分のみ，該カードを
専用で利用できるようになっている。
【０００４】この方式は，利用者にとって非常に便利な
システムであるが，複雑な構成からなる（例えば，固有
の暗証番号と通話元のフリーダイヤル番号，国番号など
を合わせると２８桁の数字からなる）番号を使用するた
め，利用者が，これらの諸番号を記憶しておくことは非
常に困難である。そこで，本発明者は先に，利用者の利
便を図る手段として，携帯用の電話機器自体に，通話元
のフリーダイヤル番号，世界各地域に設定された衛星回
線利用による国番号，専用利用するための暗証番号その
他必要な番号等を入力し記憶させておく方式を発明し
た。
システムであるが，複雑な構成からなる（例えば，固有
の暗証番号と通話元のフリーダイヤル番号，国番号など
を合わせると２８桁の数字からなる）番号を使用するた
め，利用者が，これらの諸番号を記憶しておくことは非
常に困難である。そこで，本発明者は先に，利用者の利
便を図る手段として，携帯用の電話機器自体に，通話元
のフリーダイヤル番号，世界各地域に設定された衛星回
線利用による国番号，専用利用するための暗証番号その
他必要な番号等を入力し記憶させておく方式を発明し
た。
【０００５】ところで，従来から所要の情報を入力され
たカードを携帯用電話機に挿入することにより通話を行
えるようにした携帯用電話装置は，例えば特開平４−８
３４４７号，特開平５−３３６０３５号，特開平６−２
９１７１９号等の各公報所載の発明を始め多数の技術が
開示されている。
たカードを携帯用電話機に挿入することにより通話を行
えるようにした携帯用電話装置は，例えば特開平４−８
３４４７号，特開平５−３３６０３５号，特開平６−２
９１７１９号等の各公報所載の発明を始め多数の技術が
開示されている。
【０００６】例えば，特開平４−８３４４７号公報所載
の発明は，移動無線電話装置において，該装置に挿入さ
れるカードを備え，該カード上の情報を読み取り制御を
行うようにしたものであり，該カードには留守番電話機
能を入力されていることが特徴となっている。また，移
動無線電話装置に対し制御モード設定中に予め登録済み
のＩＤコードが入力されたとき，押下された機器キーに
対応する被制御機器へ制御信号を送信する手段を備える
ことを特徴としている。
の発明は，移動無線電話装置において，該装置に挿入さ
れるカードを備え，該カード上の情報を読み取り制御を
行うようにしたものであり，該カードには留守番電話機
能を入力されていることが特徴となっている。また，移
動無線電話装置に対し制御モード設定中に予め登録済み
のＩＤコードが入力されたとき，押下された機器キーに
対応する被制御機器へ制御信号を送信する手段を備える
ことを特徴としている。
【０００７】また，特開平５−３３６０３５号公報所載
の発明は，複数の無線電話事業者の異なるサーピスに自
動的に対応できるようにした無線電話端末に関するもの
で，無線電話事業者のシステムデータその他の情報が予
め記憶されているＩＣカードと，その情報を読出すカー
ドリーダーと，基地局との送受信部と，送信周波数と受
信周波数とを発生するシンセサイザ，無線共用器，表示
・操作部と，通話路接続回路と，蓄電池，制御部等から
構成されたことを特徴としている。
の発明は，複数の無線電話事業者の異なるサーピスに自
動的に対応できるようにした無線電話端末に関するもの
で，無線電話事業者のシステムデータその他の情報が予
め記憶されているＩＣカードと，その情報を読出すカー
ドリーダーと，基地局との送受信部と，送信周波数と受
信周波数とを発生するシンセサイザ，無線共用器，表示
・操作部と，通話路接続回路と，蓄電池，制御部等から
構成されたことを特徴としている。
【０００８】さらに，特開平６−２９１７１９号公報所
載の発明は，無線電話の接続に必要な加入者個別データ
を記憶したＩＣカードと，挿入口に挿入して接続された
ＩＣカードから加入者個別データを読出し，該データに
基いて無線通信を行う無線電話本体とからなることを特
徴とするものである。
載の発明は，無線電話の接続に必要な加入者個別データ
を記憶したＩＣカードと，挿入口に挿入して接続された
ＩＣカードから加入者個別データを読出し，該データに
基いて無線通信を行う無線電話本体とからなることを特
徴とするものである。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】これら携帯用電話機器
を使用する方式においては，複雑な構成からなる番号等
の所要事項を予めカードに入力しておき，利用者の利便
を図ることができることは勿論のことであるが，該電話
機器を紛失した場合，第三者に悪用される危険を回避す
るため，暗証番号が第三者に漏洩しないように秘密保持
を図り，第三者の使用を阻止して，商品への信頼を高め
ることも必要である。
を使用する方式においては，複雑な構成からなる番号等
の所要事項を予めカードに入力しておき，利用者の利便
を図ることができることは勿論のことであるが，該電話
機器を紛失した場合，第三者に悪用される危険を回避す
るため，暗証番号が第三者に漏洩しないように秘密保持
を図り，第三者の使用を阻止して，商品への信頼を高め
ることも必要である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は，上記のような
問題の解決を図ったもので，世界各地域に設定された衛
星回線利用による国番号，国名のフリーダイヤル番号，
専用利用するための暗証番号，国内外の通話相手先の電
話番号をＩＣカードに入力しておき，該ＩＣカ一ドを携
帯電話機器に挿入することにより，該携帯電話機器を使
用して通話できるようにしたことを特徴とする国際電話
利用装置および，さらに該国際電話利用装置が，ＩＣカ
ードを使用して，国内外への通常の通話が可能であるこ
と，ＩＣカードの不使用時は，国内外への通常の通話が
可能であること，ＩＣカードを解読し，あるいは新規の
番号を入力しようとした場合，該カードが使用不能とな
るように構成したこと，ＩＣカードに所有者の暗証番号
が入力され，所有者自身の暗証番号操作により使用が可
能となるように構成したこと等を特徴とするものであ
る。
問題の解決を図ったもので，世界各地域に設定された衛
星回線利用による国番号，国名のフリーダイヤル番号，
専用利用するための暗証番号，国内外の通話相手先の電
話番号をＩＣカードに入力しておき，該ＩＣカ一ドを携
帯電話機器に挿入することにより，該携帯電話機器を使
用して通話できるようにしたことを特徴とする国際電話
利用装置および，さらに該国際電話利用装置が，ＩＣカ
ードを使用して，国内外への通常の通話が可能であるこ
と，ＩＣカードの不使用時は，国内外への通常の通話が
可能であること，ＩＣカードを解読し，あるいは新規の
番号を入力しようとした場合，該カードが使用不能とな
るように構成したこと，ＩＣカードに所有者の暗証番号
が入力され，所有者自身の暗証番号操作により使用が可
能となるように構成したこと等を特徴とするものであ
る。
【００１１】
【作用】以下，図面により本発明の要旨を説明する。図
１は本発明電話装置のシステムを示す説明図，図２は本
発明電話装置の構成を示す斜視図である。
１は本発明電話装置のシステムを示す説明図，図２は本
発明電話装置の構成を示す斜視図である。
【００１２】図１において，１はすでに開発されている
ＡＴ＆Ｔ社の衛星回線，ＩＣＣコール社開発のフリーダ
イヤル・専用利用の暗証番号，世界共通の国際電話利用
の国番号等の各種番号機構，２はＩＣＣコール社設定の
世界各国のフリーダイヤル・専用利用の暗証番号のメモ
リー入力機構，３は世界共通の国際電話利用の国番号の
メモリー入力機構および国番号検索機構，４は通話相手
先の電話番号メモリー入力機構，５はこれら各機構１〜
４の入力を短縮番号化するメモリー機構，６は通話相手
先の国名，電話番号，通話時間等を確認・表示する表示
機構，７は前記の各機構１乃至５を利用して通話するた
めに予め設定された通話相手先番号のデジタル発信機
構，８は前記の各機構１乃至３を利用して通話するため
に通話相手先番号にその都度ダイヤルするデジタル発信
機構，９は通話相手先への直接アクセス機構，１０はデ
ジタル信号回線である。また図２において，１１は電話
機本体，１２はアンテナ部分，１３は音声聴取部分，１
４は通話相手先の国名，電話番号，通話時間等を確認・
表示する表示部分，１５は電源スイッチ，１６はメモリ
ー変更用クリアボタン，１７はメモリーボタン，１８は
ダイヤル用プッシュボタン，１９はマイクロフォン，２
０は前記の暗証番号，国番号，通話相手先の電話番号そ
の他所要の番号等を入力記憶させたＩＣカード，２１は
電話機本体１１に設けたＩＣカード挿入口，２２は電話
機本体１１に内蔵された緊急警報音発生用押釦である。
ＡＴ＆Ｔ社の衛星回線，ＩＣＣコール社開発のフリーダ
イヤル・専用利用の暗証番号，世界共通の国際電話利用
の国番号等の各種番号機構，２はＩＣＣコール社設定の
世界各国のフリーダイヤル・専用利用の暗証番号のメモ
リー入力機構，３は世界共通の国際電話利用の国番号の
メモリー入力機構および国番号検索機構，４は通話相手
先の電話番号メモリー入力機構，５はこれら各機構１〜
４の入力を短縮番号化するメモリー機構，６は通話相手
先の国名，電話番号，通話時間等を確認・表示する表示
機構，７は前記の各機構１乃至５を利用して通話するた
めに予め設定された通話相手先番号のデジタル発信機
構，８は前記の各機構１乃至３を利用して通話するため
に通話相手先番号にその都度ダイヤルするデジタル発信
機構，９は通話相手先への直接アクセス機構，１０はデ
ジタル信号回線である。また図２において，１１は電話
機本体，１２はアンテナ部分，１３は音声聴取部分，１
４は通話相手先の国名，電話番号，通話時間等を確認・
表示する表示部分，１５は電源スイッチ，１６はメモリ
ー変更用クリアボタン，１７はメモリーボタン，１８は
ダイヤル用プッシュボタン，１９はマイクロフォン，２
０は前記の暗証番号，国番号，通話相手先の電話番号そ
の他所要の番号等を入力記憶させたＩＣカード，２１は
電話機本体１１に設けたＩＣカード挿入口，２２は電話
機本体１１に内蔵された緊急警報音発生用押釦である。
【００１３】本発明は，このように構成されているの
で，利用者は，予め，交付を受けたＩＣカード２０を電
話機本体１１に設けたＩＣカード挿入口２１に挿入し，
メモリーボタン１７を押し，ダイヤル用プッシュボタン
１８を押して，前記のＩＣＣコール社設定の世界各国の
フリーダイヤル・専用利用の暗証番号，世界共通の国際
電話利用の国番号，通話相手先の電話番号その他，所要
事項をＩＣカード２０に入力する。さらに必要に応じて
これらの番号を短縮化して記憶させる。
で，利用者は，予め，交付を受けたＩＣカード２０を電
話機本体１１に設けたＩＣカード挿入口２１に挿入し，
メモリーボタン１７を押し，ダイヤル用プッシュボタン
１８を押して，前記のＩＣＣコール社設定の世界各国の
フリーダイヤル・専用利用の暗証番号，世界共通の国際
電話利用の国番号，通話相手先の電話番号その他，所要
事項をＩＣカード２０に入力する。さらに必要に応じて
これらの番号を短縮化して記憶させる。
【００１４】
【実施例】そこで，利用者が，通話しようとする場合に
は，ＩＣカードを，電話機本体１１に設けたＩＣカード
挿入口２１に挿入し，メモリーボタン１７を操作して，
表示機構６を呼び出し，表示部分１４に通話しようとす
る相手先の国名，国番号，電話番号等を表示することが
できるので，これらの各事項を目視により確認した後，
通話相手先番号のデジタル発信機構７あるいはその都度
ダイヤルするデジタル発信機構８のいずれかを作動させ
れば，誤動作の恐れなく通話相手先への直接アクセス機
構９，デジタル信号回線１０を介して相手先の電話機に
接続され，通話を行うことができる。
は，ＩＣカードを，電話機本体１１に設けたＩＣカード
挿入口２１に挿入し，メモリーボタン１７を操作して，
表示機構６を呼び出し，表示部分１４に通話しようとす
る相手先の国名，国番号，電話番号等を表示することが
できるので，これらの各事項を目視により確認した後，
通話相手先番号のデジタル発信機構７あるいはその都度
ダイヤルするデジタル発信機構８のいずれかを作動させ
れば，誤動作の恐れなく通話相手先への直接アクセス機
構９，デジタル信号回線１０を介して相手先の電話機に
接続され，通話を行うことができる。
【００１５】しかも，このとき表示部分１４には通話時
間が表示されるので，通話料金を知ることもできる。
間が表示されるので，通話料金を知ることもできる。
【００１６】通話終了後は，ＩＣカード２０をＩＣカー
ド挿入口２１から引き抜き，別に保管することができ
る。
ド挿入口２１から引き抜き，別に保管することができ
る。
【００１７】なお，本発明は，国際電話のみならず，通
常の国内の通話も短縮ダイヤル化して行うことができ
る。
常の国内の通話も短縮ダイヤル化して行うことができ
る。
【００１８】なお，本発明に使用する電話機器は，ＩＣ
カード２０を電話機器本体１１に挿入しないときには，
一般に使用されている携帯用電話機と全く同様に通話す
ることができる。（この場合は，当然のことながら前記
のＡＴ＆Ｔ社の衛星回線，ＩＣＣコール社開発の通信シ
ステム等は利用できない。）
カード２０を電話機器本体１１に挿入しないときには，
一般に使用されている携帯用電話機と全く同様に通話す
ることができる。（この場合は，当然のことながら前記
のＡＴ＆Ｔ社の衛星回線，ＩＣＣコール社開発の通信シ
ステム等は利用できない。）
【００１９】また，ＩＣカード２０は，カード所有者以
外の者が，番号を解読しようとしたり，あるいは新規に
番号を入力しようとする場合は，カードの記憶機能は喪
失して，使用不能になるように構成してある。
外の者が，番号を解読しようとしたり，あるいは新規に
番号を入力しようとする場合は，カードの記憶機能は喪
失して，使用不能になるように構成してある。
【００２０】なお，本発明電話使用装置は，上記の説明
のように携帯用電話機器の他，固定使用されている従来
の電話機器およびファクシミリにも利用することができ
る。
のように携帯用電話機器の他，固定使用されている従来
の電話機器およびファクシミリにも利用することができ
る。
【００２１】さらに，ＩＣカード２０には，該カードの
所有者専用の暗証番号が予め入力されており，該所有者
自身が操作して電話機器１１に暗証番号を照合すること
により，始めてＩＣカード２０の使用が可能となるよう
に構成してある。
所有者専用の暗証番号が予め入力されており，該所有者
自身が操作して電話機器１１に暗証番号を照合すること
により，始めてＩＣカード２０の使用が可能となるよう
に構成してある。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように，本発明電話機は，
ＩＣカードを使用することにより，世界各国に自動的に
電話をかけることができるので，接続に際し，相手国の
言語が話せなくても，不安を感じることなく，安易に通
話することができる。しかもその際，短縮番号をダイヤ
ルするのみでよく，予め２８桁にも及ぶ番号を記憶した
り，あるいは相手先の番号を記録した紙を用意し，それ
を見ながらダイヤルするという煩雑さもなく，従ってそ
れらに起因する誤動作を防止することができる。
ＩＣカードを使用することにより，世界各国に自動的に
電話をかけることができるので，接続に際し，相手国の
言語が話せなくても，不安を感じることなく，安易に通
話することができる。しかもその際，短縮番号をダイヤ
ルするのみでよく，予め２８桁にも及ぶ番号を記憶した
り，あるいは相手先の番号を記録した紙を用意し，それ
を見ながらダイヤルするという煩雑さもなく，従ってそ
れらに起因する誤動作を防止することができる。
【００２３】また，使用する電話機器とＩＣカードと
を，別々に保管しておけば，電話機器を紛失したり，あ
るいは盗難にあったりした場合，第三者に電話機器を悪
用される恐れもない。
を，別々に保管しておけば，電話機器を紛失したり，あ
るいは盗難にあったりした場合，第三者に電話機器を悪
用される恐れもない。
【００２４】しかも本発明においては，ＩＣカード２０
に該カードの所有者専用の暗証番号が予め入力されてお
り，該所有者自身が操作して電話機器１１に暗証番号を
照合することにより，始めてＩＣカード２０の使用が可
能となるように構成してあるので，第三者に電話機器を
悪用される恐れもない。
に該カードの所有者専用の暗証番号が予め入力されてお
り，該所有者自身が操作して電話機器１１に暗証番号を
照合することにより，始めてＩＣカード２０の使用が可
能となるように構成してあるので，第三者に電話機器を
悪用される恐れもない。
【００２５】また電話機器自体もハンディであり，操作
が簡単である等々の優れた効果を有する。
が簡単である等々の優れた効果を有する。
【図１】本発明電話機のシステムを示す説明図。
【図２】本発明電話機の構成を示す斜視図。
１ 番号機構 ２ メモリー入力機構 ３ メモリー入力機構・国番号検索機構 ４ 電話番号メモリー入力機構 ５ 短縮化メモリー機構 ６ 表示機構 ７ デジタル発信機構 ８ デジタル発信機構 ９ 直接アクセス機構 １０ デジタル信号回線 １１ 電話機本体 １２ アンテナ部分 １３ 音声聴取部分 １４ 表示部分 １５ 電源スイッチ １６ メモリー変更用クリアボタン １７ メモリーボタン １８ ダイヤル用プッシュボタン １９ マイクロフォン ２０ ＩＣカード ２１ ＩＣカード挿入口 ２２ 緊急警報音発生用押釦
Claims (5)
- 【請求項１】 世界各地域に設定された衛星回線利用に
よる国番号，国名のフリーダイヤル番号，専用利用する
ための暗証番号，国内外の通話相手先の電話番号をＩＣ
カードに入力しておき，該ＩＣカードを携帯電話機器に
挿入することにより，該携帯電話機器を使用して通話で
きるようにしたことを特徴とする国際電話利用装置。 - 【請求項２】 ＩＣカードを使用して，国内外への通常
の通話が可能である請求項１記載の国際電話利用装置。 - 【請求項３】 ＩＣカードの不使用時は，国内外への通
常の通話が可能である請求項１記載の国際電話利用装
置。 - 【請求項４】 ＩＣカードを解読し，あるいは新規の番
号を入力しようとした場合，該カードが使用不能となる
ように構成したことを特徴とする請求項１記載の国際電
話利用装置。 - 【請求項５】 ＩＣカードに所有者の暗証番号が入力さ
れ，該所有者自身が暗証番号操作を行うことにより使用
が可能となるように構成したことを特徴とする請求項１
記載の国際電話利用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143804A JPH08307508A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 国際電話利用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143804A JPH08307508A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 国際電話利用装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307508A true JPH08307508A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15347374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7143804A Withdrawn JPH08307508A (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 国際電話利用装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08307508A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002325274A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Toshiba Corp | 無線通信端末及び無線通信システム |
| US7120469B1 (en) | 1999-06-14 | 2006-10-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable communication device for domestic and international communications and automatic calling method for domestic and international calls |
| KR100771448B1 (ko) * | 2005-06-15 | 2007-10-30 | 삼성전자주식회사 | 개선한 단축 다이얼을 가지는 이동통신 단말기 및 이의단축다이얼 방법 |
| JP2007288763A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Lg Electronics Inc | 発信番号表示方法及びこれを実行する移動通信端末機 |
| JP2013152528A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Toshiba Corp | 携帯可能電子装置、ｉｃカード、および、ｉｃカードシステム |
-
1995
- 1995-05-02 JP JP7143804A patent/JPH08307508A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7120469B1 (en) | 1999-06-14 | 2006-10-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Portable communication device for domestic and international communications and automatic calling method for domestic and international calls |
| JP2002325274A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Toshiba Corp | 無線通信端末及び無線通信システム |
| KR100771448B1 (ko) * | 2005-06-15 | 2007-10-30 | 삼성전자주식회사 | 개선한 단축 다이얼을 가지는 이동통신 단말기 및 이의단축다이얼 방법 |
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| JP2013152528A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Toshiba Corp | 携帯可能電子装置、ｉｃカード、および、ｉｃカードシステム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |