JPH07162822A - 多地点間会議発言者表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は改良された多地点間会議発言者表示
方式を提供する。 【構成】 本発明の多地点間テレビ会議映像表示方式
は、複数の端末群と多地点間テレビ会議制御装置の間で
参加者の個人情報、共通情報を会議に先立ち送受信し、
前記各端末から指定した映像信号を受信するための映像
指定要求信号を送受信し、前記個人情報を対応する映像
信号に重畳し、前記端末群の映像信号を縮小合成し、前
記端末群の映像信号の一部を選択合成し、前記端末群の
うち発言者を検出し、前記端末群の中から発言要求を検
出し、前記共通情報をデータ信号として前記端末群に伝
送し前記端末群のウインドウに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、遠隔地に設置された複
数の映像端末群と多地点間通信用のノード（多地点間テ
レビ会議制御装置）を介して相互に通信する多地点間通
信会議方式に係り、特にその多地点間会議発言者表示方
式に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図８に従来の多地点間テレビ会議方式の
例を示す。図８中、参照符号１０１，１０２，１０３，
１０４はテレビ会議端末、１１０はディジタル通信網、
１１１は多地点間テレビ会議制御装置である。

【０００３】この構成において、各テレビ会議端末１０
１，１０２，１０３，１０４は多地点間テレビ会議制御
装置１１１との間に２Ｂ＋Ｄなどの６４ｋｂ／ｓディジ
タル双方向回線を設定し、各端末間でお互いに映像及び
音声信号を授受して通信会議を行う。

【０００４】ここで、通信網１１０は、ＩＮＳネットな
どのディジタル通信網である。図９に多地点間テレビ会
議制御装置１１１の構成例を示す。図９中、参照符号２
０１，２０２，２０３，２０４は回線インタフェース、
２１１，２１２，２１３，２１４は映像回線対応部、２
２１，２２２，２２３，２２４は音声符号化・複合化装
置、２３１は映像切替分配部、２３２は音声加算分配
部、２４１は呼制御部、２４２は制御部である。

【０００５】この構成において、各端末１０１，１０
２，１０３，１０４と回線インタフェースとの間に呼制
御部２４１からの指示に基づいて６４ｋｂ／ｓなどの双
方向ディジタル回線を個別に設定する。

【０００６】また、テレビ会議端末１０１からの映像お
よび音声信号は、回線インタフェース２０１で分離さ
れ、映像信号は回線対応部２１１などで同期をとり、各
端末からの指示に基づいて映像切替分配部２３１でいず
れかの端末１０２，１０３，１０４の映像信号に切替を
行う。

【０００７】一方、分離された音声信号は符号化・復号
化装置２２１で復号化され、音声加算分配部２３２で自
端末以外の音声を加算するＮ−１加算を行い、再び符号
化・復号化部２２１で符号化され回線インタフェース２
０１に送信されると共に、映像信号と多重化され、端末
１０１に送信される。

【０００８】また、他の端末１０２，１０３，１０４に
ついても同様な動作を行う。なお、制御部２４２では、
端末１０１からの会議設定要求に基づいて他の端末１０
２，１０３，１０４の回線設定を行うように呼制御部２
４１に指示を出したり、この多地点会議に参加する端末
数によって音声加算分配部２３２のロス挿入量を変化さ
せたり、音声加算分配部２３２での音声レベル監視によ
る話者検出機能によって映像切替分配部２３１に切替指
示を出し、話者画面を表示するよう指示したりする。

【０００９】このようにして、複数の端末１０１，１０
２，１０３，１０４では、図１０に示したように、会議
に出席するメンバーの画面を見ながら他の端末からの音
声を聞き、複数のテレビ会議端末間で通信会議を行うこ
とができる。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明したような従来の多地点間テレビ会議方式では、映像
に関しては多地点間テレビ会議制御装置内に映像切り替
え機能しか持たないので全参加者のうち特定の対地の画
面を表示するか話者を検出して話者画面に切り替えて表
示させることしかできず、ある人の発言中に別の人の映
像（例：質問者に対する回答者、他の発言要求者や司会
者）を同時に表示することができないと共に、出席者の
名前や所属、会議に関する情報や使用している通信網の
状況などがわかりにくいという問題があった。

【００１１】そこで、本発明は以上のような点に鑑みて
なされたもので、会議で頻繁に発言する参加者あるいは
発言要求者および司会者などを縮小合成して同時表示す
るか一部を切り出して合成して表示する手段を追加する
とともに、各対地の画面に参加者名、所属や電話番号な
どの情報を文字情報として重畳するスーパインポーズ機
能を導入し、さらに、会議名、全会議出席者、所属、会
議開始時間、利用通信網、利用メディア属性など会議サ
ービス全体に関連する情報をデータ信号として各端末に
分配し、各端末のサービスウインドウなどに表示する機
能を導入することにより、上記従来の問題を解消するこ
とができるようにした多地点間会議発言者表示方式を提
供することを目的としている。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、複数のテレビ会議端末群と多地点
間テレビ会議制御装置の間に通信網を介して映像、音声
およびデータ信号を送受信するマルチメディア回線を設
定し、前記複数のテレビ会議端末群の各端末間で映像、
音声、データ信号を授受しながら通信会議を行う多地点
間通信会議方式において、前記複数のテレビ会議端末群
と多地点間テレビ会議制御装置の間で会議に出席する参
加者の個人情報および会議に関連する共通情報を会議開
始に先立ち送受信する手段と、前記各端末から指定した
映像信号を受信するための映像指定要求信号を送受信す
る手段と、前記個人情報を対応する映像信号に重畳する
手段と、前記端末群の映像信号を縮小し合成する手段
と、前記端末群の映像信号の一部を選択して合成する手
段と、前記端末群のうち発言者を検出する手段と、前記
端末群の中から発言要求を検出する手段と、前記共通情
報をデータ信号として前記端末群に伝送し前記端末群の
ウインドウに表示する手段とを具備することを特徴とす
る多地点間会議発言者表示方式が提供される。

【００１３】

【作用】本発明における多地点間発言者映像表示方式で
は、単に発言中の人だけでなく前の発言者と現発言者を
同時に合成しあたかも対話をしているようなイメージで
表示したり、さらに第３者からの発言要求を受付け、こ
の映像を表示したりする。

【００１４】また、単にその端末からの映像を表示する
だけでなく、参加者情報（出席者名）、電話番号、司会
者・事務局などの情報も映像情報に重畳して表示すると
ともに、会議の名称、会議時間、全出席者などのサービ
ス全般に関連する情報をデータ信号として端末側に分配
し、別ウインドウに表示させるようにしたものである。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図１は、本発明における多地点間テレビ
会議制御装置３１０の構成例を示したものである。

【００１６】図１において、参照符号１１０はディジタ
ル通信網、１５１，１５２，１５３，１５４はテレビ会
議端末、３０１，３０２，３０３，３０４は回線インタ
フェース、３１１，３１２，３１３，３１４は映像符号
化・復号化部、３２１，３２２，３２３，３２４は音声
符号化・復号化部、３３１，３３２，３３３，３３４は
データ送受信部、３４１は呼制御部、３４２は制御部、
３４３は話者情報判定部、３５１は映像合成切替分配
部、３５２は音声加算分配部、３５３はデータ分配部で
ある。

【００１７】図１の構成において、各端末１５１，１５
２，１５３，１５４は回線インタフェース３０１，３０
２，３０３，３０４との間に呼制御部３４１からの指示
に基づいて映像、音声およびデータ回線設定を行う。

【００１８】各端末１５１，１５２，１５３，１５４と
多地点間テレビ会議制御装置３１０との間の上記各回線
が設定されると、各端末１５１，１５２，１５３，１５
４側から出席者、所属、会議名などの情報をデータ回線
により通知する。

【００１９】ここで、テレビ会議端末１５１からの映
像、音声およびデータ信号は、回線インタフェース３０
１で分離され、それぞれの符号化・復号化装置３１１，
３２１で復号化され同期化されるとともに、データ送受
信部３３１でデータ受信される。

【００２０】次に、復号化された映像信号は、各端末１
５１，１５２，１５３，１５４からの指示に基づいて映
像合成切替分配部３５１で各端末１５１，１５２，１５
３，１５４の映像信号を縮小して合成されるか、各端末
１５１，１５２，１５３，１５４のいずれかの映像信号
に切替えられ、これらを各回線毎に端末側からの要求に
対応して分配する。

【００２１】さらに、これらの信号は、映像符号化・復
号化部３１１，３１２，３１３，３１４で符号化され、
回線インタフェース３０１，３０２，３０３，３０４で
音声信号やデータ信号と多重化および符号変換された
後、伝送路に送出される。

【００２２】一方、復号化された各音声信号は、話者情
報判定部３４３で各端末の音声レベルの比較により話者
検出されるとともに音声加算分配部３５２で自端末以外
の音声を加算するＮ−１加算を行って各端末対応に分配
され、音声符号化・復号化部３２１，３２２，３２３，
３２４で符号化され回線インタフェース３０１，３０
２，３０３，３０４に送信される。

【００２３】また、データ信号についてもデータ送受信
部３５３で送信制御された後、データ送受信部３３１，
３３２，３３３，３３４で誤り制御などの符号変換を行
い回線インタフェース３０１，３０２，３０３，３０４
に送信され、映像信号や音声信号とともに各端末１５
１，１５２，１５３，１５４に送信される。

【００２４】なお、回線設定された直後に各端末から受
信した出席者名や会議名などは、データ送受信部３５３
を経て制御部３４２へ伝えられ、呼制御部３４１からの
電話番号などと対応させて映像合成切替分配部３５１の
スーパインポーズ情報に変換すると共に、各端末１５
１，１５２，１５３，１５４からの選択情報（特定対地
画面指定、４画面縮小合成表示指定、２画面合成指定な
どの情報）に基づいて画面の切替選択式の指定情報を抽
出している。

【００２５】図２は、図１の映像合成切替分配部３５１
の一構成例である。図２中、参照符号４０１，４０２，
４０３，４０４は縮小部、４１１はマトリクススイッチ
部、４１２はタイミング制御部、４２１はスーパインポ
ーズである。 図２の構成で、縮小部４０１，４０２，
４０３，４０４では例えば各回線対応部の映像信号の画
素を水平および垂直方向に１個毎に間引いて圧縮する。

【００２６】ここで、マトリクススイッチ部４１１で
は、制御部３４２からの情報によりタイミング制御部４
１２から画面に対応した時間にマトリクスの交点が選択
されオンとなり、通常画面をそのまま又は４０１−４０
４の縮小画面を時刻毎に選択し画面を合成する（所定の
期間中マトリクスの交点が接続（黒色）され、その他の
期間はオフ（白色）で接続されない）。

【００２７】したがって、タイミング制御部４１２でタ
イミングを制御しながら通常サイズ画面と各回線毎の１
／４の縮小画面を合成して親子画面合成（２画面合成）
や通常サイズ画面の一部を切り出してこれを２画面横方
向に合成するなどの映像合成をおこなう。

【００２８】さらに、スーパインポーズ４２１により同
様にマトリクススイッチ部４１１でタイミング調整して
所定の位置で制御部３４２からの情報に基づき文字情報
を重畳する。

【００２９】重畳する情報としては、会議参加者に関す
る情報（参加者名、司会者名、所属など）、端末に関す
る情報（談話番号、端末種類、ソフトバージョンなど）
があり、これらの情報は端末からデータ情報（会議およ
び参加者に関する情報など）として受信する。

【００３０】一方、会議に関する情報（会議名、会議日
時、場所など）および通信網に関する情報（使用メディ
ア、速度、方向、回線数など）についても会議サービス
を起動する端末や会議に参加する各端末１５１，１５
２，１５３，１５４から呼制御部３４１あるいはデータ
送受信部３３１，３３２，３３３，３３４を介して受信
する。

【００３１】なお、これらの情報は必ずしも映像情報と
リンクする必要がないので、データ情報としてデータ送
受信部３３１，３３２，３３３，３３４で受信した後、
データ分配部３５３を介して制御部３４２で編集した
後、データ送受信部３３１，３３２，３３３，３３４を
経由して各端末１５１，１５２，１５３，１５４に分配
し、会議ウインドウなどに表示する。

【００３２】図３は図１のデータ分配部３５３の構成例
である。図３中、参照符号３６１，３６２，３６３，３
６４はプロトコル終端部、３６５はトークン制御部、３
６６はデータ送受信分配部、３６４はコマンド／レスポ
ンス変換部、３６８は発言要求コマンド検出部、３６９
は会議ウインドウ情報作成部である。

【００３３】図３で各端末１５１，１５２，１５３，１
５４からの画面指定情報や会議情報（発言要求）などの
コマンドは、データ信号としてそれぞれプロトコル終端
部３６１，３６２，３６３，３６４で受信され、コマン
ド／レスポンス変換部３６７で解釈される。

【００３４】この解釈の結果、発言要求などのコマンド
であれば発言要求コマンド検出部３６８でどの端末かを
識別し、制御部３４２にこの情報を送出する。また、対
応するレスポンスを返送する。

【００３５】なお、複数の端末から発言要求／取消があ
った場合には、その発言順序も制御部に伝達する。会議
ウインドウ情報作成部３６９は各端末の会議ウインドウ
に表示するための情報作成部であり、制御部３４２から
の会議日時、会議名、利用通信網などの情報を編集し、
それらはデータ送受信分配部３６６を介してプロトコル
終端部３６１，３６２，３６３，３６４に振り分けら
れ、データ信号として各端末１５１，１５２，１５３，
１５４に分配される。

【００３６】図４は本発明の話者情報判定部３４３の構
成例である。図中参照番号３７１はレベル検出部、３７
２はゼロクロス検出部、３７３は発言要求コマンド受付
部、３７４は話者判定部、３７５は発言要求順序判定
部、３７６は話者情報管理部である。

【００３７】図４においてレベル検出部３７１で音声レ
ベルを検出し、ゼロクロス検出部３７２で人間の音声以
外の雑音を除去した後、話者判定部３７４で判定する話
者情報は従来方式と同様であるが、本発明では、多数の
人が参加する多人数の会議を想定して、発言を希望する
端末から発言要求コマンドをやりとりして、発言要求し
た端末の画面も表示できるようにしている。

【００３８】このため、発言要求コマンド受付部３７３
で各種端末からのコマンドのうち発言要求／取消に関す
るコマンドのみを検出し、発言要求順序判定部３７５お
よび話者情報管理部３７６で割り込みを含めた発言の管
理を行う。

【００３９】この発言要求情報は、制御部３４２に伝え
られる。この情報は映像合成切替分配部３５１のタイミ
ング制御部４１２に伝えられるとともに、スーパインポ
ーズ４２１にもその情報を伝える。

【００４０】図５，６，７は、各端末での映像画面表示
例を示したものである。この時のマトリクススイッチの
配置は図２に示す通りである。図５は端末１５１に表示
（大画面は現発言者、小画面は前発言者の合成画面）す
る場合であり、話者情報判定部３４３からの情報に基づ
きマトリクススイッチ部４１１で端末１５１（現発言
者）の通常サイズ画面と端末１５４（前発言者）の縮小
部４０４の映像を合成し、さらに電話番号、参加者名、
所属などの情報をスーパインポーズしたものである。ま
た、データ信号として端末１５１に会議名称、会議開催
日時、利用通信網などの情報を併せて伝送し、会議ウイ
ンドウに表示する。

【００４１】図６は端末１５２に表示（現発言者、前発
言者および司会者を合成表示）する場合であり、表示方
法は図５とほぼ同様であるが、さらに司会者の画面を縮
小して合成表示するとともに、司会者名などの情報を重
畳したものである。

【００４２】図７は端末１５３に表示（現発言者と発言
要求者の中央部分を切り出して合成表示）する場合であ
り、現発言者と発言要求者を通常サイズで横方向に合成
したものであり、さらに電話番号、氏名および『発言要
求者』などの情報を重畳して表示したものである。

【００４３】なお、上記の例では同一画面の中に２つま
での縮小画面あるいは切り出し画面を合成する例を示し
たが、３つ以上の縮小画面を合成したり、通常画面から
位置を指定して切出した画面を他の画面にはめこんで合
成したり、合成する位置を変えたりするのは、制御部３
４２からの指示に基づきマトリクススイッチ部４１１の
タイミングを調整させることにより容易に実現できる。

【００４４】以上説明したように、本発明による多地点
間会議発言者表示方式を採用すると、例えば３人以上の
多数の人が参加する多地点間会議では発言しているメン
バー、前発言者あるいは発言要求者などの画面を縮小し
たり一部を切り出して合成画面で表示するとともに、参
加者の名前や端末番号、会議名称や会議日時なども併せ
て表示することにより、画面切り替えなどをスムーズに
行わせたり、初対面のメンバーが発言している場合に誰
が発言しているかあるいは誰が発言したがっているかを
容易に理解でき、また多数の人が参加しても必要な人の
画面を自由に見るることができるので、遠隔地の参加者
との一体感を増し会議の進行を円滑に進めることができ
る。

【００４５】

【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、会議で頻繁に発言する参加者あるいは発言要求者
および司会者などを縮小合成して同時表示するか一部を
切り出して合成して表示する手段を追加するとともに、
各対地の画面に参加者名、所属や電話番号などの情報を
文字情報として重畳するスーパインポーズ機能を導入
し、さらに、会議名、全会議出席者、所属、会議開始時
間、利用通信網、利用メディア属性など会議サービス全
体に関連する情報をデータ信号として各端末に分配し、
各端末のサービスウインドウなどに表示する機能を導入
することにより、上記従来の問題を解消することができ
るようにした多地点間会議発言者表示方式を提供するこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明における多地点間テレビ会議制御装置の
構成例を示すブロック図。

【図２】本発明の映像合成切替分配部の構成例を示すブ
ロック図。

【図３】同じくデータ分配部の構成例を示すブロック
図。

【図４】本発明の話者情報判定部（３４３）構成例を示
すブロック図。

【図５】本発明における各端末での映像画面表示例とし
て発言者表示画面１（小画面は前発言者）と会議ウイン
ドウを示す図。

【図６】同じく発言者表示画面２（小画面は司会者と前
発言者）と会議ウインドウを示す図。

【図７】同じく発言者表示画面３（現発言者と発言要求
者）と会議ウインドウを示す図。

【図８】従来の多地点間テレビ会議方式の例を示す図。

【図９】従来の多地点間テレビ会議制御装置の構成例を
示すブロック図。

【図１０】従来の画面表示例を示す図。

【符号の説明】

１１０…ディジタル通信網、１５１…テレビ会議端末、
１５２…テレビ会議端末、１５３…テレビ会議端末、１
５４…テレビ会議端末、３０１…回線インタフェース、
３０２…回線インタフェース、３０３…回線インタフェ
ース、３０４…回線インタフェース、３１１…映像符号
化・復号化部、３１２…映像符号化・復号化部、３１３
…映像符号化・復号化部、３１４…映像符号化・復号化
部、３２１…音声符号化・復号化部、３２２…音声符号
化・復号化部、３２３…音声符号化・復号化部、３２４
…音声符号化・復号化部、３３１…データ送受信部、３
３２…データ送受信部、３３３…データ送受信部、３３
４…データ送受信部、３４１…呼制御部、３４２…制御
部、３４３…話者情報判定部、３５１…映像合成切替分
配部、３５２…音声加算分配部、３５３…データ分配
部、４０１…縮小部、４０２…縮小部、４０３…縮小
部、４０４…縮小部、４１１…マトリクススイッチ部、
４１２…タイミング制御部、４２１…スーパインポー
ズ、３６１…プロトコル終端部、３６２…プロトコル終
端部、３６３…プロトコル終端部、３６４…プロトコル
終端部、３６５…トークン制御部、３６６…データ送受
信分配部、３６７…コマンド／レスポンス変換部、３６
８…発言要求コマンド検出部、３６９…会議ウインドウ
情報作成部、３７１…レベル検出部、３７２…ゼロクロ
ス検出部、３７３…発言要求コマンド受付部、３７４…
話者判定部、３７５…発言要求順序判定部、３７６…話
者情報管理部。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 升一 東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１ 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 国京 知雄 東京都日野市旭が丘３丁目１番地の１ 株 式会社東芝日野工場内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のテレビ会議端末群と多地点間テレ
   ビ会議制御装置の間に通信網を介して映像、音声および
   データ信号を送受信するマルチメディア回線を設定し、
   前記複数のテレビ会議端末群の各端末間で映像、音声、
   データ信号を授受しながら通信会議を行う多地点間通信
   会議方式において、 前記複数のテレビ会議端末群と多地点間テレビ会議制御
   装置の間で会議に出席する参加者の個人情報および会議
   に関連する共通情報を会議開始に先立ち送受信する手段
   と、 前記各端末から指定した映像信号を受信するための映像
   指定要求信号を送受信する手段と、 前記個人情報を対応する映像信号に重畳する手段と、 前記端末群の映像信号を縮小し合成する手段と、 前記端末群の映像信号の一部を選択して合成する手段
   と、 前記端末群のうち発言者を検出する手段と、 前記端末群の中から発言要求を検出する手段と、 前記共通情報をデータ信号として前記端末群に伝送し前
   記端末群のウインドウに表示する手段とを具備すること
   を特徴とする多地点間会議発言者表示方式。