JP2823571B2 - 分散多地点通信会議装置 - Google Patents

分散多地点通信会議装置

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JP2823571B2 JP29815088A JP29815088A JP2823571B2 JP 2823571 B2 JP2823571 B2 JP 2823571B2 JP 29815088 A JP29815088 A JP 29815088A JP 29815088 A JP29815088 A JP 29815088A JP 2823571 B2 JP2823571 B2 JP 2823571B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/24Arrangements for supervision, monitoring or testing with provision for checking the normal operation
    • H04M3/244Arrangements for supervision, monitoring or testing with provision for checking the normal operation for multiplex systems

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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明はパケット網を利用して、n+1地点間で各地
点からの映像信号および音声信号をパケット化して映像
パケットおよび音声パケットとして伝送する分散多地点
通信会議装置に関する。
(従来の技術) 第9図は従来の分散多地点通信会議装置の接続構成を
示す図であって、図において1は回線交換網、2は多地
点接続制御装置(以下、MCUという)、3〜7は通信会
議装置(以下、端末という)である。端末3〜7の5地
点間で多地点会議を行う場合、端末3〜7は回線交換網
1を介してMCU2に接続される。MCUは5地点の端末と同
時に通信する必要があるため、回線交換網1の通信網と
は5組の双方向回線8で接続される。この双方向回線の
1組の回線は映像回線と音声回線からなり、各端末は、
MCU2に自地点の映像と音声を送り、MCUはホストの映像
や何地点かの映像を縮小合成して全端末3〜7に送る。
第11図は各端末3〜7に表示される分割縮小合成画像
の例を示す。21は各端末のディスプレイ、22〜25は分割
小画面で小画面22には端末3のある地点Aの映像が表示
される。以下同様に地点B,C,Dの映像が分割縮小画面23,
24,25に夫々表示される。また、MCU2は各地点からの音
声を必要な地点だけ加算して全端末に送る。MCUにおけ
る映像の合成方法は例えばホストとなる端末からの指示
により行われる。
しかるに、このような装置では、ディスプレイに表示
される映像は全地点で同じ映像となり、各地点で好みの
地点の映像を表示できないという欠点があった。同様に
音声についても、各地点で同じ音声を聞くことになり、
好みの地点の音声のみを聞くことができないという欠点
があった。
また、第10図は、従来の分散多地点通信会議装置の別
の接続構成を示す図であって、図において11はパケット
交換網、12はパケット交換網用のMCU、13〜17は通信会
議装置(以下、端末という)である。MCU12は1本の双
方向のパケット回線18でパケット交換網11と接続され
る。各端末は音声や映像をおのおのパケット化し音声パ
ケットや映像パケットとして同一回線で伝送する。ま
た、各端末は、MCU12に自地点の映像と音声を送り、MCU
はホストの映像や何地点かの映像を縮小合成し、例えば
前記第11図のようにして全端末に送る。また、MCUは各
地点からの音声を必要な地点だけ加算して全端末に送
る。MCUにおける映像の合成方法は例えばホストとなる
端末からの指示により行われる。
しかるに、このような装置では第9図に示す装置の場
合と同様、ディスプレイに表示される映像は全地点で同
じ映像となり、各地点で好みの地点の映像を表示できな
いという欠点があった。同様に音声についても、各地点
で同じ音声を聞くことになり、好みの地点の音声のみを
聞くことができないという欠点があった。
また、MCUがないと多地点通信会議ができず、複数の
端末だけでは通信会議ができないという欠点があった。
このため、通信会議を行うためにはMCUを共有設備とし
て初期投資する必要があり、端末だけで手軽に通信会議
を行えないという欠点があった。
(発明の目的) 本発明は上記従来装置の欠点を解消し、各通信会議装
置(端末)は、好みに合った映像を見、音声を聞くこと
が出来るようにして、臨場感を高めるとともに、多地点
接続制御装置(MCU)がもつ音声合成、音声加算機能を
各端末にもたせ、MCUがなくとも各端末のみで多地点通
信会議を可能とすることを目的とするものである。
(発明の構成) (発明の特徴と従来技術との差異) 本発明は上記目的を達成するため、通信網としてパケ
ット交換網を利用し、各通信会議装置(端末)は全会議
参加の端末あるいは必要な端末にのみ映像パケットおよ
び音声パケットを送り、かつ各端末が自端末内で映像の
合成や音声の加算を行うようにしたこと、および多地点
接続制御装置(MCU)のもつ映像合成や音声加算機能を
各端末にもたせ、MCUがなくとも端末のみで多地点通信
会議を可能にしたことを最も主要な特徴とする。
従来技術のように全ての端末に映像や音声を送るので
はなく、必要な端末にのみ送り臨場感を高めかつ端末の
みでも多地点通信会議を可能とした点が異なる。
(実施例) 第1図は本発明の請求項(1)記載に係る実施例の接
続構成図を示し、図において、31はパケット交換網、32
〜36は通信会議装置(端末)である。各端末は会議中は
会議に参加しているn地点の全ての端末と論理パスを設
定し、映像信号および音声信号をパケット化しn地点の
全ての端末に送る。例えばA地点の端末32は、B,C,D,E
の地点の各端末33,34,35,36といわゆるn=4の5地点
通信会議を行う場合、ある1個の映像パケットを4個分
複製し、ルートAbでB地点に、以下ルートAc,Ad,Aeでお
のおのC,D,E地点の端末34,35,36に同時に送る。逆にE
地点では、A,B,C,Dの各地点からおのおのルートAe,Be,C
e,Deで映像パケットが独立に送られてくる。音声パケッ
トについても同様である。
E地点では、受信した4地点からの映像パケットおよ
び音声パケットをおのおの映像信号および音声信号に変
換し、映像信号については、例えばA,B,Cの3地点を選
択し、自端末のディスプレイに合成表示する。その例を
第2図に示す。即ち41はE地点の映像のマルチウィンド
ウ表示可能なディスプレイで、42〜44はマルチウィンド
ウで42にはA地点の映像が、43,44にはおのおのB,C地点
の映像が表示される。また、音声については全地点から
の音声信号が加算され出力される。
また、例えばB地点でも、受信した他の4地点からの
映像パケットおよび音声パケットをおのおの映像信号お
よび音声信号に変換し、映像信号については、例えばA,
C,D,Eの4地点を選択し、自端末のディスプレイに合成
表示する。その例を第3図に示す。即ち51はB地点の映
像のマルチウィンドウ表示可能なディスプレイで、52〜
55はマルチウィンドウで52にはA地点の映像が、53,54,
55にはおのおのC,D,E地点の映像が表示される。また、
音声については全地点からの音声信号が加算され出力さ
れる。
以上、パケット交換網について説明したが、近年CCIT
Tで研究が進められている次世代広帯域通信網(B-ISD
N)として有力な非同期転送(ATM)網にも同様に本発明
が適用できることは明らかである。つまり、パケット交
換網では、情報のパケット化をレイヤ3で行うが、ATM
では情報のパケット化(ATMの場合セルと呼ばれる)を
レイヤ1で行うという違いがあるが、その他の動作は同
様である。
また、本発明をローカル・エリア・ネットワーク(LA
N)等ループ形あるいはバス形ネットワークでも適用可
能なことは明かである。この場合は各端末から、同一の
映像パケットおよび音声パケットを会議参加の端末数分
複製して全端末に送らなくとても、ネットワークのトポ
ロジーから全てのパケットは一度は各端末を経由するか
ら、パケットに例えば特定のグループアドレスを書くこ
とにより、該グループに属する各端末が順次そのパケッ
トを単に中継するだけでなく自端末内に読み取ることに
より、結果的には該グループ内の全端末に該パケットを
送ったのと同様の動作を行うことになる。その後の端末
内での映像合成・表示動作および音声加算動作は第1図
に述べたと同様である。
第4図は上述した第1図の分散多地点通信会議装置を
実現するための通信会議装置(端末)の構成ブロック図
を示す、図において60は通信会議装置(端末)で、第1
図のA〜E地点に設置された通信会議装置32〜36に相当
する。61はパケット回線(第1図のパケット交換網31を
構成)で、パケットの送信,受信が可能な双方向回線で
ある。62は回線制御部でパケット回線のためのインタフ
ェース回路を有するとともに、パケット交換網との間で
通信相手との論理パスの設定や解除を行う。n+1地点
間で通信合議を行う場合には自端末以外のn対地との間
でn本の論理パスを設定する。
本端末は送信系62〜68と受信系69〜77で構成され、送
信系の63はカメラ、64は映像パケット符号化部、65は映
像パケット送信部で映像系を構成する。また、66はマイ
クロホン、67は音声パケット符号化部、68は音声パケッ
ト送信部で音声系を構成する。
一方、受信系の69は映像パケット受信部、70は映像パ
ケット復号部、71は映像信号選択部、72は多地点映像表
示制御部、73はディスプレイで映像系を構成する。ま
た、74は音声パケット受信部、75は音声パケット復号
部、76は音声加算部、77はスピーカで音声系を構成す
る。
次に送信系の動作について説明すると、カメラ63から
入力された映像信号は映像パケット符号化部64で例えば
フレーム間符号化方式のような高能率符号化により情報
量を圧縮し、かつ圧縮情報を例えば1kバイト単位のパケ
ットに組み立てる。映像パケット送信部65では、該パケ
ットを対地数分のn個複製し、通信相手毎に割り当てら
れた論理パス番号等必要なパケットヘッダを各パケット
に付加し、それらのパケットは回線制御部62でパケット
回線61において送信可能な信号形式に変換されパケット
交換網31(第1図)を経由してn地点の相手端末に送ら
れる。
同様にマイクロホン66からの音声信号は音声パケット
符号化部67で例えばDPCMのような高能率符号化方式によ
り情報量を圧縮し、かつ圧縮情報を例えば1kバイト単位
のパケットに組立てる。音声パケット送信部68では、該
パケットを対地数分のn個複製し、必要なパケットヘッ
ダを付加し、回線制御部62で必要な信号変換をした後、
パケット交換網31を経由してn地点の相手端末に送られ
る。
次に受信系の動作について説明する。パケット回線61
上の論理パスを介して送られてきた映像パケットは、回
線制御部62で受信され、端末60の内部処理に必要な信号
形式に変換され、映像パケット受信部69に送られる。
回線制御部62はn+1地点会議の時は自端末以外のn
対地の端末との間をn本の論理パスで接続されている。
各地点からの映像パケットは全ての映像パケット受信部
69に送られる。この映像パケット受信部では、パケット
ヘッダ内の論理パス番号等により、どの対地からの映像
パケットかを判定し、パケットヘッダを取り除いた後、
例えば、対地ごとに設けた映像パケット復号器により映
像信号に復号する。
この復号方法ではn地点からの映像信号を同時に受信
する場合はn個の独立な復号器を持つことになる。映像
パケット復号部70はこのようにしてn個の各地点からの
映像パケットの分解と復号を行い、n地点からの映像信
号を得る。
映像信号選択部71は、n地点の映像信号のうちのm
(1≦m≦n)地点の映像信号を例えば端末60のオペレ
ータの指示により選択し、多地点映像表示制御部72に送
る。この映像表示制御部では、1個のディスプレイ73に
m個のマルチウィンドウ表示するための処理を行い、そ
の結果をディスプレイ73に表示する。前記第2図あるい
は第3図はその表示例である。
次に、パケット回線61上の論理パスを介して送られて
きた音声パケットは、回路制御部62で受信され、信号変
換の後、音声パケット受信部74に送られる。そして会議
中のn地点からの音声パケットは全て音声パケット受信
部74に送られる。この音声パケット受信部では、パケッ
トヘッダ内の論理パス番号等により、どの対地からの音
声パケットかを判定し、パケットヘッダを取り除いた
後、例えば、対地ごとに設けた音声パケット復号器によ
り音声信号に復号する。
この復号方法ではn地点からの音声信号を同時に受信
する場合はn個の独立な復号器を持つことになる。音声
パケット復号部75はこのようにしてn個の各地点からの
音声パケットの分解と復号を行い、n地点からの音声信
号を得る。音声加算部76はn地点の音声を加算し、その
結果をスピーカ77から出力する。
このように全地点からの音声を加算する場合は、音声
信号選択部(図略)は不用であるが、n地点のうちのj
(1≦j≦n−1)地点の音声のみを加算する場合は、
音声パケット復号部75と音声加算部76との間に音声信号
選択部を必要とする。音声の選択方法としては、最も活
発に話している人(対地)から順に上位4人(対地)を
加算するなどの方法が従来からある。
以上パケット交換網の場合について述べたが、現在CC
ITTで研究が進められているATM網の場合についても第4
図と同様な構成と動作で本発明が適用できることが明ら
かである。ATM網の場合は、AMT網を介した端末間の論理
パスをレイヤ1で設定され、パケットの代わりにレイヤ
1における数十バイトの固定長のセルが映像情報や音声
情報を伝送する。パケットの場合と同様にセルヘッダが
各セルに付加され、論理パス番号等が書き込まれる。
また、本発明はLANへ適用できることも明らかであ
る。ただ、LANはループやバスのトポロジーを有してお
り、1個のパケットはそのトポロジーの性格上、LANに
接続されている全ての端末に送られる。そこで会議参加
者であるn+1個の端末が、同一のグループアドレス番
号を持つこととし、各端末は該グループアドレス番号を
持つパケットの送受のみを行うことにより、第4図で説
明したような、同一パケットを対地数分のn個複製する
ことは必要なくなる。
つまり、映像パケット送信部65では、映像パケット符
号化部64から渡された映像パケットにグループアドレス
番号を付与した該対応する1個のパケットをパケット回
線61に送り出すことにより、結果的にはすべての同グル
ープ内のn個の端末に該パケットを送ることができる。
回線制御部62は自地点を通過するパケットのうち該グル
ープアドレス番号を有するパケットのみを映像パケット
受信部69に渡す。以上のLANにおるn地点へのパケット
の送信動作とn地点からのパケットの受信動作は音声パ
ケットの場合も同様である。
次に本発明の請求項(2)記載に係る実施例の接続構
成図を第5図に示す。図において、81は第1図のパケッ
ト交換網31と同様の機能を持つパケット交換網、82〜86
は通信会議装置(端末)である。各端末は会議中は会議
に参加しているn地点の全ての端末と論理パスを設定
し、映像信号および音声信号をパケット化し必要な地点
の全ての端末に送ることができる。
いま、各端末82から86のおのおのがA,B,C,D,E地点に
ありこの5地点で通信会議を行なっているとする。E地
点の端末86は、A地点(例えば説明者)の映像のみを表
示しながら会議中とする。その場合のE地点のディスプ
レイの表示例を第6図に示す。91はE地点のディスプレ
イで映像をマルチウィンドウ表示可能であるが、いま
は、92の一つの映像ウィンドウにA地点の映像のみが表
示されている。
また、B地点の端末83は、A地点とC地点の映像を表
示しながら会議中とする。その場合のB地点の表示例を
第7図に示す。101はB地点のディスプレイで映像をマ
ルチウィンドウ表示可能であるが、いまは、102と103の
2つの映像マルチウィンドウにA地点の映像とC地点の
映像が表示されている。このとき、E地点の端末86はA
地点の端末82のみに、映像送信要求を出しており、B地
点の端末83はA地点の端末82とC地点の端末84にのみ映
像送信要求を出している。
逆に、A地点の端末82はB地点の端末83とE地点の端
末86の2つの端末から映像送信要求を受け付けており、
A地点の映像信号をパケット化し、該送信すべき映像パ
ケットを2個に複製し、おのおの論理パスAeとAbの2個
の論理パスを介してE地点の端末86とB地点の端末83に
送る。
また、C地点の端末84はB地点の端末83から映像送信
要求を受け取っているので、論理パスCbを介して、映像
信号をパケット化し、送信すべき該映像パケットを特に
複製することもなく、B地点の端末83に送る。E地点の
端末86は、論理パスAeを介して送られて来る映像パケッ
トを元の映像信号に変換し、送信要求を出したA地点か
らの映像信号のみを(k=1)自らのディスプレイ91に
表示する。B地点の端末83は、論理パスAbとCbの2本の
論理パスを介して送られてくる映像パケットを受信し、
もとの映像信号に変換し、送信要求を出したA地点とC
地点の2(k=2)地点の映像信号を自らのディスプレ
イ101に表示する。
音声については、第1図で示したように、全端末は他
のすべての会議参加端末に音声パケットを送信し、各端
末はn地点からの音声信号を加算し出力する。また必要
に応じて、j(1≦j≦n)地点の音声のみを選択的に
加算する方法も適用可能である。
第8図は上述した第5図の分散多地点通信会議装置を
実現するための通信会議装置(端末)の構成ブロック図
を示す。図において第4図と同一数字記号は同じ動作を
するブロックであり、その他の番号で、110は通信会議
装置(端末)、112は映像信号送信要求受信部で、現在
会議参加中のn対地の端末のうちのいずれからか自端末
あてに送られてきた映像信号送信要求を回線制御部62を
経由して受信し、映像信号送信宛先リストを作る。第7
図の例ではB地点の端末の映像信号送信宛先リストに
は、A地点とC地点が書き込まれていることになる。11
3は映像パケット送信部、114は映像パケット受信部、11
5は映像信号送信要求処理部で、各対地に映像信号送信
要求を送信し、かつ映像信号受信宛先リストを保有す
る。116は音声信号選択部で、単位時間ごとの音声レベ
ルの高い方から音声信号をj地点選択する。
次に送信系の動作について説明すると、カメラ63から
入力された映像信号は映像パケット符号化部64で高能率
符号化により情報量を圧縮し、かつ圧縮情報をパケット
に組み立てる。映像パケット送信部113では、映像信号
送信要求受信部112内の映像信号送信宛先リストを参照
し、該パケットを宛先数分複製し、通信相手毎に割り当
てられた論理パス番号等必要なパケットヘッダを各パケ
ットに付加し、それらのパケットは回線制御部62でパケ
ット回線61で送信可能な信号形に変換されパケット交換
網81を経由して前記映像信号送信宛先リストに記入され
た相手端末に送られる。更に言えば、映像信号送信要求
受信部112が映像信号送信宛先リストを作るが、このリ
ストには送信要求を行った地点だけが書き込まれる。映
像パケット送信部113は、このリストを参照して送信要
求のあった地点のみに送信する。
同様にマイクロホン66からの音声信号は音声パケット
符号化部67で高能率符号化方式により情報量を圧縮し、
かつ圧縮情報をパケットに組立てる。音声パケット送信
部68では、該パケットを対地数分のn個複製し、必要な
パケットヘッダを付加し、回線制御部62で必要な信号変
換をした後、パケット変換網を経由してn地点の相手端
末に送られる。
次に受信系の動作について説明する。映像パケットを
受信するにあたっては、あらかじめ映像信号を必要とす
るk(1≦k≦n)地点に対して、映像信号送信要求処
理部115から各対地に映像信号送信要求を送信してお
く。かつ映像信号送信要求処理部115内には該k地点の
映像信号受信宛先リストを保有する。このリストは会議
開始時点で作製されてもいいし、会議の途中で対地の追
加削除があってもかまわない。
パケット回線61上の論理パスを介して送られてきた映
像パケットは、回線制御部62で受信され、端末110の内
部処理に必要な信号形式に変換され、映像パケット受信
部114に送られる。回線制御部62はn+1地点会議の時
は自端末以外のn対地の端末との間をn本の論理パスで
接続されている。各地点からの映像パケットは全て映像
パケット受信部114に送られる。この映像パケット受信
部では、パケットヘッダ内の論理パス番号等により、ど
の対地からの映像パケットかを判定し、前記映像信号受
信宛先リストに記入以外の対地から送信されてきたパケ
ットは廃棄し、該リスト内のk地点のいずれかの地点か
らのパケットについてはパケットヘッダを取り除いた
後、例えば、対地ごとに設けた復号器により映像信号に
復号する。
この復号方法ではn地点からの映像信号を同時に受信
する場合はn個の独立な復号器を持つことになる。映像
パケット復号部70はこのようにしてn個の各地点からの
映像パケットの分解と復号を行い、n地点からの映像信
号を得る。
この映像信号は多地点映像表示制御部72に送られ、こ
の映像表示制御部では、1個のディスプレイにm個のマ
ルチウィンドウ表示するための処理を行い、その結果を
ディスプレイ73に表示する。第6図あるいは第7図はそ
の表示例である。
次に、パケット回線61上の論理パスを介して送られて
きた音声パケットは、回線制御部62で受信され、信号変
換の後、音声パケット受信部74に送られる。会議中のn
地点からの音声パケットは全て音声パケット受信部74に
送られる。この音声パケット受信部では、パケットヘッ
ダ内の論理パス番号等により、どの対地からの音声パケ
ットかを判定し、パケットヘッダを取り除いた後、例え
ば、対地ごとに設けた復号器により音声信号に復号す
る。
この復号方法ではn地点からの音声信号を同時に受信
する場合はn個の独立な復号器を持つことになる。音声
パケット復号部75はこのようにしてn個の各地点からの
音声パケットの分解と復号を行い、n地点からの音声信
号を得る。音声信号選択部116では例えば単位時間ごと
の音声レベルを音声パケット復号部75の出力であるn地
点の音声信号について常時行い、例えば最もレベルの高
い方から4(j=4)地点のみの音声信号を選択し、音
声加算部76に渡す。この音声加算部は上記j地点の音声
を加算し、その結果をスピーカ77から出力する。なお、
n地点全ての音声信号を加算する場合は、音声信号選択
部116は不用である。本実施例はパケット網への適用例
について述べたが、先にも述べたように、ATM網やLANへ
も適用可能なことは明かである。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、通信網としてパ
ケット交換網を利用し、各通信会議装置は全会議参加装
置あるいは必要な通信会決装置にのみ映像パケットおよ
び音声パケットを送り、かつ各通信会議装置が自装置内
で映像の合成や音声の加算を行うようにしたものであ
り、これにより各通信会議装置は好みにあった映像を
見、音声を聞くようにし、臨場感を高めることができる
という利点がある。
また、多地点接続制御装置(MCU)のもつ映像合成や
音声加算機能を各通信会議装置がもつことにより、MCU
がなくても通信会議装置のみで手軽に多地点通信会議を
実施できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の請求項(1)記載に係る実施例の接続
構成図、第2図および第3図は第1図の分散多地点通信
会議装置32〜36におけるディスプレイ表示例を示す図、
第4図は第1図の分散多地点通信会議装置の構成ブロッ
ク図、第5図は本発明の請求項(2)記載に係る実施例
の接続構成図、第6図および第7図は第5図の分散多地
点通信会議装置82〜86におけるディスプレイ表示例を示
す図、第8図は第5図の分散多地点通信会議装置の構成
ブロック図、第9図および第10図は従来の分散多地点通
信会議装置の接続構成の各例を示す図、第11図は第9図
および第10図によるディスプレイ表示例を示す図であ
る。 31,81……パケット交換網、32〜36,60,82〜86,110……
通信会議装置、41,51,73,91,101……ディスプレイ、42
〜44,52〜55……マルチウィンドウ、61……パケット回
線、62……回線制御部、63……カメラ、64……映像パケ
ット符号化部、65,113……映像パケット送信部、66……
マイクロホン、67……音声パケット符号化部、68……音
声パケット送信部、69,114……映像パケット受信部、70
……映像パケット復号部、71……映像信号選択部、72…
…多地点映像表示制御部、74……音声パケット受信部、
75……音声パケット復号部、76……音声加算部、77……
スピーカ、112……映像信号送信要求受信部、115……映
像信号送信要求処理部、116……音声信号選択部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−83949(JP,A) 特開 昭59−181856(JP,A) 特開 昭63−157591(JP,A) 特開 昭63−276938(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/56 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 11/00 - 11/08 H04L 12/18 H04N 7/15

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自地点の映像信号及び音声信号をパケット
    化し他の地点に映像パケット及び音声パケットとして送
    信する端末をパケット網によってn+1台接続した分散
    多地点通信会議装置において、 自地点に送信されたn地点からの映像パケット及び音声
    パケットのうち、映像信号についてn地点のうちm(1
    ≦m≦nを満足するm)地点を選択する手段と、音声信
    号についてn地点のうちj(1≦j≦nを満足するj)
    地点を選択する手段とを具備し、 映像信号については前記映像信号選択手段で選択された
    映像を画像表示装置に表示し、音声信号については前記
    音声信号選択手段で選択された音声を加算出力する ことを特徴とする分散多地点通信会議装置。
  2. 【請求項2】映像送信要求を送る手段と、他の地点から
    送られてきた映像送信要求に基づいて映像信号送信宛先
    リストを生成する手段と、自端末の映像パケットを該手
    段に基づいて送信要求のあった地点のみに送信する ことを特徴とする請求項(1)記載の分散多地点通信会
    議装置。
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