JPH0619515A - プログラマブルコントローラの副処理装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラの副処理装置

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JPH0619515A
JPH0619515A JP17269792A JP17269792A JPH0619515A JP H0619515 A JPH0619515 A JP H0619515A JP 17269792 A JP17269792 A JP 17269792A JP 17269792 A JP17269792 A JP 17269792A JP H0619515 A JPH0619515 A JP H0619515A
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JP17269792A
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Kazunobu Maeda
和伸 前田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 副処理装置側のユーザプログラムを不要と
し、PCよりインタプリタの機能を利用したい場合は、
その都度インタプリタの機能を必要に応じて簡単に利用
できるようにする。 【構成】 PC1と副処理装置2間に要求メモリ7と回
答メモリ8を設け、PC1のシーケンスプログラム5に
要求書込手段と回答読出手段を設け、副処理装置2のイ
ンタプリタ6に要求読出手段と回答書込手段を設け、P
C1の要求書込手段により要求メモリ7にインタプリタ
6の命令を書き込み、副処理装置2にて要求読出手段と
回答書込手段でその命令を読み出し回答を返し、PC1
の回答読出手段で回答を読み出すことにより、PC1よ
りインタプリタ6の機能を直接に利用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プログラマブルコン
トローラの副処理装置に関し、特にインタプリタ型言語
を実行するインタプリタを備えるプログラマブルコント
ローラの副処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の機器の制御などに使用されるプロ
グラマブルコントローラ(以下、PCという)は、高速
で膨大な処理を一定時間内に実行することが要求され
る。そのPCの処理を一部肩代わりし、負担を軽減する
ためにPCの副処理装置が使用される場合がある。この
PCの副処理装置は、複雑な数値計算、データの収集、
データの蓄積、外部機器との交信、マン・マシンインタ
ーフェイス処理などをPCと連係をとりながらPCの代
わりに実行するものである。
【0003】このような副処理装置において副処理装置
のユーザソフトウェア開発に各種の高級言語が使用され
ることがある。それらの高級言語は、大きくはコンパイ
ル型言語とインタプリタ型言語に分類される。インタプ
リタ型言語は、ユーザプログラム中の各命令を解読しな
がら実行していくタイプの言語で、代表的なものとして
BASIC言語などがある。
【0004】図6は、従来におけるPCと副処理装置の
概略構成を示すブロック図である。図6において、1は
PC、2は副処理装置、3は副処理装置2の外部出力装
置であり、ここではCRT表示装置(以下、CRTとい
う)が使用されており、4は副処理装置2の外部入力装
置であり、ここではキーボードが使用されている。5は
PC1内のシーケンスプログラムであり、6はユーザが
インタプリタ言語で作成したユーザプログラムを実行す
る副処理装置2内のインタプリタである。20はPC1
のデータメモリであり、21はPC1のON/OFFの
2値情報を持つデータメモリ20内のビットデバイスで
あり、22はある範囲の値の情報を持つデータメモリ2
0内のワードデバイスである(以下、21をデータA、
22をデータBという)。なお、図中、13,14,2
3,24,25,26,27,28,29,30は各々
データの流れ(以下、データラインという)を表してい
る。
【0005】副処理装置2のインタプリタ6はユーザの
作成したインタプリタ型言語のユーザプログラムを翻訳
実行し、その結果等がCRT表示装置3にデータライン
13のように出力される。
【0006】図7は、副処理装置2のインタプリタ6の
概略動作をフローチャートにより示したものである。図
7において、インタプリタ6は、まず、ユーザプログラ
ム中の一命令を解読し実行する(S71)。次に、上記
ステップ71に戻る。以上の動作の繰り返しにより、イ
ンタプリタ6はユーザの作成したユーザプログラムを翻
訳実行していくものである。
【0007】副処理装置2の使用例として、PC1のシ
ーケンスプログラム5においてSIN関数の計算結果が
必要である場合について述べる。SIN関数の計算には
複雑な計算処理が必要であり、PC1により実行する
と、その処理時間が他の一定時間内に行う必要のある処
理に悪影響を及ぼしてしまうため、副処理装置2にSI
N関数の計算を要求し、計算処理を実行し、その結果を
再びPC1に取り込む方法が行われる。但し、この場
合、副処理装置2側にユーザが予めPC1より要求を受
け取り、SIN関数の計算を実行し、結果を回答するユ
ーザプログラムを作成し用意しておかなければならな
い。この使用例にあっては、PC1と副処理装置2の交
信には、上記データAとデータBの2つのデータを使用
し、データAによりPC1のシーケンスプログラム5か
らの処理要求と副処理装置2のユーザプログラムの処理
完了を表し、データBにより計算する数値と計算結果の
受け渡しを行い処理を進めるように構成されている。
【0008】次に、動作の概要を図6を用いて説明す
る。シーケンスプログラム5はSIN関数の計算が必要
になった場合、副処理装置3にSIN関数の計算を要求
するために、まず、データライン28のようにデータB
へ計算したい値を書き込み、次に、データライン23の
ようにデータA21にONを書き込む。このデータA2
1のON状態はシーケンスプログラム5より副処理装置
2に対しSIN関数の計算要求があることを示してい
る。副処理装置2側のインタプリタ6により実行される
ユーザプログラム(図においては、インタプリタ6に含
まれる)は、データライン24のようにデータA21の
内容をPC1より読み出しながら常に監視しており、デ
ータA21がONになるSIN関数の計算要求があった
ものと判断し、データライン26のようにPC1よりデ
ータB22を読み出し、その値にSIN関数の計算処理
を行い、計算が完了するとデータライン27のようにP
C1のデータB22へその処理結果を書き込み、次に、
データライン25のようにPC1のデータA21にOF
Fを書き込む。
【0009】このデータA21のOFF状態は副処理装
置2が要求されたSIN関数の計算が完了し、その結果
を回答し終わったことを示している。シーケンスプログ
ラム5は計算処理を要求した後は、適当な間隔でデータ
ライン30のようにデータA21を読み出しながら常に
監視しており、データA21がOFFになるとSIN関
数の計算が完了して結果が回答されているものと判断
し、データライン29のようにデータB22から副処理
装置2が計算処理した結果のデータを読み出す。
【0010】図8は、PC1側のシーケンスプログラム
5の数値計算処理を副処理装置2に依頼する部分の処理
のみを示す、PC1においてシーケンスプログラム5を
表すのに多く用いられているラダー回路図である。シー
ケンスプログラム5はSIN関数の計算が必要になった
場合、データWに計算したい値を入れ、データXをON
するものとし、また、SIN関数の計算結果の値はデー
タWに入れ、計算完了にてデータZをONするようにな
っているものとする。先ず、図示されていない部分のシ
ーケンスプログラムによりデータXがONになるとステ
ップ81のA接点がONになり、ステップ82〜85が
動作する。
【0011】ステップ82にてデータBへデータWの計
算をしたい値を書き込み、ステップ83にてデータAに
ONを書き込み、ステップ84にてデータYにONを書
き込み、ステップ85にてデータXにOFFを書き込
む。データYがONになるとステップ86のA接点がO
Nになり、ステップ87が動作する。ステップ87では
データAを読み出して常にON/OFFを監視してお
り、データAがOFFになるとそのB接点がONにな
り、ステップ88〜90が動作する。ステップ88にて
データBから副処理装置2が計算処理した結果のデータ
をデータWに読み出し、ステップ89にてデータZにO
Nを書き込み、ステップ90にてデータYにOFFを書
き込む。以後、データZがONしたことにより動作する
図示されていない部分のシーケンスプログラムによりデ
ータWに入ったSIN関数の計算結果を使用して処理を
実行していくことになる。
【0012】図9は、副処理装置2側のユーザプログラ
ムの動作を示すフローチャートである。まず、PC1の
データAを読み出し(S91)、フラグのON/OFF
をチェックして(S92)、OFFであると判断すると
上記ステップ91へ戻る。ONであると判断すると、P
C1よりデータBを読み出し(S93)、計算処理し
(S94)、データBへ処理結果を書き込み(S9
5)、更に、データAにOFFを書き込み(S96)、
上記ステップ91へ戻る。
【0013】その他、この発明に関連する参考技術文献
は、特開昭60−51949号公報に開示されている
「制御装置」、特開昭62−232004号公報に開示
されている「NCシステム」、特開昭62−26660
5号公報に開示されている「数値制御システム」、特開
昭60−195618号公報に開示されている「プロセ
ス状態信号の表示装置」、特開昭62−20029号公
報に開示されている「プログラマブルコントローラのフ
ァンクション命令プログラミング方式」、特開平3−1
44806号公報に開示されている「複合制御装置」が
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるPCの副
処理装置は以上のような構成となっているため、以下に
示す問題点があった。第1に、副処理装置側にユーザプ
ログラムが必要となるため、PCよりインタプリタの機
能を利用したい場合は、その都度利用したい機能に見合
ったユーザプログラムが必要になるという問題点があっ
た。第2に、PCからの要求の処理のためだけに、PC
からの要求を待ち計算し、結果をPCに返すというユー
ザプログラムを副処理装置側に作成しなければならな
い。例えば、副処理装置側が、他にもマン・マシンイン
ターフェイスなどの処理を実行しなければならない場
合、ユーザプログラムは複雑となり、その作成は容易で
はないという問題点があった。第3に、ユーザはその
後、PCのシーケンスプログラムと、副処理装置のユー
ザプログラムを別々に保管しなければならないという問
題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解決した
もので、副処理装置側のユーザプログラムを不要とし、
PCよりインタプリタの機能を利用したい場合はその都
度インタプリタの機能を必要に応じて簡単に利用できる
ようにしたPCの副処理装置を得ることを目的とするも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPCの副
処理装置は、シーケンスプログラムを実行するPCと接
続され、インタプリタ型言語を実行するインタプリタを
備えた副処理装置において、前記PCと副処理装置間に
要求メモリと回答メモリを設け、前記PCのシーケンス
プログラムに要求書込手段と回答読出手段を設け、前記
副処理装置のインタプリタに要求読出手段と回答書込手
段を設け、前記PCの要求書込手段を介して前記要求メ
モリにインタプリタの命令を書き込み、前記副処理装置
の要求読出手段を介して前記要求メモリ内の命令を読み
出し、前記副処理装置の回答書込手段により回答を前記
回答メモリに返し、前記PCの前記回答読出手段を介し
て前記回答メモリ内の回答を読み出すものである。
【0017】また、シーケンスプログラムを実行するP
Cと接続され、インタプリタ型言語を実行するインタプ
リタを備えた副処理装置において、前記PCと副処理装
置間に要求メモリと回答メモリを設け、前記PCのシー
ケンスプログラムに要求書込手段と回答読出手段を設
け、前記副処理装置のインタプリタに入力元切替手段と
出力先切替手段を設け、前記入力元切替手段により前記
インタプリタの入力元を前記要求メモリへと切り替え、
前記出力先切替手段により前記インタラプタの出力先を
前記回答メモリへと切り替えるものである。
【0018】
【作用】この発明に係るPCの副処理装置は、PCのシ
ーケンスプログラムの要求書込手段により要求メモリに
書き込まれたインタプリタの命令を、副処理装置のイン
タプリタの要求読出手段により読み出して処理し、その
結果をインタプリタの回答書込手段にて回答メモリに書
き込み、PCのシーケンスプログラムの回答読出手段
が、その結果を読み出す。
【0019】この発明に係るPCの副処理装置は、イン
タプリタの入力元を要求メモリへ入力元切替手段により
切り替え、出力先を回答メモリへ出力先切替手段により
切り替えることにより、外部入力装置から入力するのと
同様にPCから入力でき、外部出力装置へ出力するのと
同様にPCへ出力することができる。
【0020】
【実施例】
〔実施例1〕図1は、PC1とその副処理装置2の概略
構成を示すブロック図であり、図1において、7はPC
1より副処理装置2へ要求を伝えるための要求メモリ、
8は副処理装置2よりPC1へ回答を伝えるための回答
メモリである。9,10,11,12は各々データの流
れ(以下、データラインという)を表している。この実
施例においても、従来例と同様に副処理装置2にSIN
関数の計算処理を実行させ、その結果をシーケンスプロ
グラム5に取り込む場合について説明する。
【0021】次に、概略動作を図1を用いて説明する。
まず、PC1のシーケンスプログラム5がデータライン
9のように要求書込手段により要求メモリ7へ計算した
い計算式をインタプリタの命令形式で書き込む。図中、
要求メモリ7内に記述された“? SIN(100)”
は、インタプリタ型言語の代表的なものであるBASI
C言語における100のSIN関数計算を実行すること
を表す命令の形式であり、このような形式によりシーケ
ンスプログラム5は要求メモリ7へ計算したい計算式を
書き込み副処理装置2へ要求を伝える。
【0022】副処理装置2側のインタプリタ6はユーザ
プログラムの一命令の実行毎に常にデータライン10の
ように要求読出手段にて要求メモリ7を読み込み監視し
ており、要求があると要求の命令を処理し、データライ
ン12のように回答書込手段により回答メモリ8に処理
結果を書き込む。図中、回答メモリ8内に記述された
“0.98481”は、副処理装置2から書き込まれた
SIN関数の計算結果である。シーケンスプログラム5
は適当な間隔で常に回答メモリ8をデータライン11の
ように読み出し、回答があればそれを回答読出手段にて
読み出して結果とする。
【0023】図2は、PC1側のシーケンスプログラム
5の数値計算処理を副処理装置2に依頼する部分のみを
示したラダー回路図である。従来と同様にシーケンスプ
ログラム5はSIN関数の計算が必要になった場合、デ
ータWに計算したい値を入れ、データXをONするもの
とし、また、SIN関数の計算結果の値はデータWに入
れ、計算完了にてデータZをONするようになっている
ものとする。先ず、図示されていない部分のシーケンス
プログラムによりデータXがONになるとステップ21
のA接点がONになり、ステップ22〜24が動作す
る。
【0024】上記ステップ22にて要求メモリ7へデー
タWの計算したい値を副処理装置2側のインタプリタ6
の命令形にして要求書込手段により書き込み、ステップ
23にてデータYにONを書き込み、ステップ24にて
データXにOFFを書き込む。データYがONになると
ステップ26のA接点がONになり、ステップ27が動
作する。上記ステップ27では回答メモリ8を読み出
し、常に回答が書き込まれたか否かを監視しており、回
答が回答メモリ8に書き込まれ回答メモリ8がデータな
しの状態(図中においては“ ”にて記述)でなくなる
とその接点がONになり、ステップ28〜30が動作す
る。
【0025】上記ステップ28にて回答メモリ8から副
処理装置2が計算処理した結果のデータを回答読出手段
によりデータWに読み出し、ステップ29にてデータZ
にONを書き込み、ステップ30にてデータYにOFF
を書き込む。以後、従来と同様にデータZがONしたこ
とにより動作する図示されていない部分のシーケンスプ
ログラムによりデータWに入ったSIN関数の計算結果
を使用して処理を実行して行くことになる。
【0026】図3は、副処理装置2側のインタプリタ6
の概略動作をフローチャートにより示したものである。
なお、この発明においてはインタプリタ6がPC1より
の要求を受け付けて処理し回答するので、従来のように
PCのデータメモリを監視するような特別なユーザプロ
グラムは不要であり、ユーザが作成するユーザプログラ
ムにはマン・マシンインターフェイス処理など他の処理
に専念させることができる。
【0027】上記インタプリタ6の概略動作を図3に基
づいて説明する。インタプリタ6は、まず、ユーザプロ
グラム中の一命令を解読し実行する(S31)。次に、
要求読出手段により要求メモリから要求を読み出し(S
32)、その後、要求があるか否かを判断し(S3
3)、要求があると判断した場合には、要求された命令
を処理する(S34)。この例では計算式を計算し結果
を求める。その後、処理の結果を回答書込手段にて回答
メモリ8に書き込み(S35)、上記ステップ31に戻
る。また、上記ステップ33にて要求なしと判断した場
合にも、上記ステップ31に戻る。以上の動作の繰り返
しによりインタプリタ6はユーザの作成したマン・マシ
ンインターフェイス処理などを行うユーザプログラムを
1命令ずつ翻訳実行し、並行してPC1より要求された
命令の実行を行う。
【0028】〔実施例2〕図4は、PC1とその副処理
装置2の他の概略構成を示すブロック図である。図4に
おいて、15は出力先切替手段であり、16は入力元切
替手段である。
【0029】次に、動作を図4に基づいて説明する。最
初、インタプリタ6は入力元切替手段16によりデータ
ライン14のようにキーボード4からの入力データを入
力するように構成されており、また、出力先切替手段1
5によりインタプリタ6からの出力データはCRT3へ
のデータライン13のように出力されるように構成され
ている。PC1よりのデータを入力しPC1へデータを
出力する場合は、入力元切替手段16によりデータライ
ン10のように要求メモリ7からインタプリタ6に入力
データを入力するように切り替え、また、出力先切替手
段15によりデータライン12のようにインタプリタ6
からの出力データが回答メモリ8へ出力されるように切
り替える。
【0030】シーケンスプログラム5が計算を副処理装
置2に実行させるときは、PC1側のシーケンスプログ
ラム5よりデータライン9のように要求書込手段にて要
求メモリ7へ計算したい計算式を副処理装置2のインタ
プリタ6の命令形式等により書き込む。副処理装置2側
のインタプリタ6はデータライン10のように要求メモ
リ7をキーボード4からのデータを読み込むのと同様の
手段により入力し、要求の命令を処理し、データライン
12のように回答メモリ8にCRT表示装置3に出力す
るのと同様の手段により処理結果を出力する。シーケン
スプログラム5は適当な間隔で常に回答メモリ8をデー
タライン11のように読み出し、回答があればそれを回
答読出手段にて読み出して結果とする。
【0031】図5は、副処理装置2のインタプリタ6の
入力元切替手段16の具体的な実現方法を示すフローチ
ャートである。入力元切替手段16の概略動作を図5に
基づいて説明する。インタプリタ6は、まず、入力元が
キーボード4であるか要求メモリ7であるかを判断し
(S51)、入力元がキーボード4であると判断した場
合、入力元をキーボード4に設定し(S52)、入力元
が要求メモリ7であると判断した場合、入力元を要求メ
モリ7に設定する(S53)。その後、設定された入力
元より実際に入力を行う(S54)。出力先切替手段1
5も同様の方法により動作する。
【0032】この実施例によると、例えば、殆どのBA
SIC言語のインタプリタのように外部入力装置より入
力した命令をそのまま実行できるインタプリタの場合、
インタプリタを大きく変更することなく、入力元切替手
段と出力先切替手段を追加することにより上記実施例1
と同様の効果を得ることができる。また、既に外部入力
装置より入力されたデータを処理し、外部出力装置に結
果などを出力するユーザプログラムがある場合などに
は、ユーザプログラムを全く変更することなく、そのプ
ログラム処理をPCから利用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、以上のような構成としているため、副処理装置側に
ユーザプログラムが不要となり、PCよりインタプリタ
の機能を利用したい場合はその都度インタプリタの機能
を必要に応じて簡単に利用でき、処理効率が向上する。
また、作成済のユーザプログラムを全く変更することな
く、そのプログラムの処理をPCから利用できるので作
業効率を向上させることができる。
【0034】また、副処理装置側にユーザプログラムが
不要であるので、副処理装置側が例えば、他にもマン・
マシンインターフェイスなどの処理を行わなければなら
ない場合も、ユーザプログラムは複雑にならず、その作
成は容易であり、作業効率が向上する。
【0035】また、ユーザはその後、PCのシーケンス
プログラムのみを管理していけばよいだけとなるため、
管理効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るPCと副処理装置の概略構成
(実施例1)を示すブロック図である。
【図2】この発明に係るPC側のシーケンスプログラム
の処理を示すラダー回路図である。
【図3】図1に示した副処理装置側のインタプリタの概
略動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明に係るPCと副処理装置の他の概略構
成(実施例2)を示すブロック図である。
【図5】この発明に係る副処理装置側の入力元切替手段
の概略動作を示すフローチャートである。
【図6】従来におけるPCと副処理装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図7】従来における副処理装置側のインタプリタの概
略動作を示すフローチャートである。
【図8】従来におけるPC側のシーケンスプログラムの
処理を示すラダー回路図である。
【図9】従来における副処理装置側のユーザプログラム
の概略動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 PC 2 副処理装置 3 CRT 4 キーボード 5 シーケンスプログラム 6 インタプリタ 7 要求メモリ 8 回答メモリ 9〜14 データライン 15 出力先切替手段 16 入力元切替手段 20〜30 データライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスプログラムを実行するプログ
    ラマブルコントローラと接続され、インタプリタ型言語
    を実行するインタプリタを備えた副処理装置において、
    前記プログラマブルコントローラと副処理装置間に要求
    メモリと回答メモリを設け、前記プログラマブルコント
    ローラのシーケンスプログラムに要求書込手段と回答読
    出手段を設け、前記副処理装置のインタプリタに要求読
    出手段と回答書込手段を設け、前記プログラマブルコン
    トローラの要求書込手段を介して前記要求メモリにイン
    タプリタの命令を書き込み、前記副処理装置の要求読出
    手段を介して前記要求メモリ内の命令を読み出し、前記
    副処理装置の回答書込手段により回答を前記回答メモリ
    に返し、前記プログラマブルコントローラの前記回答読
    出手段を介して前記回答メモリ内の回答を読み出すこと
    を特徴とするプログラマブルコントローラの副処理装
    置。
  2. 【請求項2】 シーケンスプログラムを実行するプログ
    ラマブルコントローラと接続され、インタプリタ型言語
    を実行するインタプリタを備えた副処理装置において、
    前記プログラマブルコントローラと副処理装置間に要求
    メモリと回答メモリを設け、前記プログラマブルコント
    ローラのシーケンスプログラムに要求書込手段と回答読
    出手段を設け、前記副処理装置のインタプリタに入力元
    切替手段と出力先切替手段を設け、前記入力元切替手段
    により前記インタプリタの入力元を前記要求メモリへと
    切り替え、前記出力先切替手段により前記インタラプタ
    の出力先を前記回答メモリへと切り替えることを特徴と
    するプログラマブルコントローラの副処理装置。
JP17269792A 1992-06-30 1992-06-30 プログラマブルコントローラの副処理装置 Pending JPH0619515A (ja)

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