JPS6152748A - マイクロコンピユ−タ開発装置のトレ−ス選択方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はマイクロコンピュータ開発装置のトレース選
択方式に関し、特にトレース内容を使用者が選択するこ
とを可能にし、トレース内容の出力時には選択された内
容のみを出力させることができるマイクロコンピュータ
開発装置のトレース選択方式に関するものである。

〔従来技術〕

従来のこの種のプログラム開発装置のトレース方式を第
１図により説明する。この第１図において、（１）はト
レース情報で（ｌす、　（ｌｂ）　、　（／ｃ）・・・
・・（Ｉｎ）の種類より成るものである。（コ）はトレ
ースメモリを内蔵するトレーサー、（３）はトレースメ
モリ出力装置である。トレースされる項目であるトレー
ス情報（１）は、（ｌａ）、（ｌｂ）、（／ｃ）・・−
（Ｉｎ）と図示するように、いくつかの種類から成る情
報であり、これらは全て、常にトレーサー（２）に供給
されている。トレーサー（２）はトレース７１−１１−
　ＩＪを内蔵し、被トレース対象となるプログラムな実
行シながら、トレース情報（１）として指定されたデー
タに従い、トレースした結果データを内蔵のトレースメ
モリに順次に記憶して行く。この記憶されたトレース結
果のトレースデータは、出力要求のあった時に、トレー
スメモリ出力装置を通して出力される。

トレース情報（／ａ）、（／ｂ）・・・・（／ｎ）とし
て指定される内容は、例えば、実行命令の格納アドレス
、分岐先アドレス、データ伝送先のアドレス、ペースレ
ジスタの内容、インデックスレジスタの内容などであり
、結果のトレースデータとしてはプログラム実行の流れ
、命令の実行結果の変化を表わしているデータが得られ
る。

従来のトレース方式は以上のようなものであるため、ト
レース情報（１）が無条件に所定の清報群に固定され、
トレーサー（２）はトレース情報（１）に従いトレース
データな得て、内蔵しているトレースメモリに順次記憶
していく。このため、トレースメモリの客員によってト
レースできるプログラムステップ数は制限されるとい５
問題があった。

またトレースされた結果のトレースデータも、トレース
メモリに記憶されたものが全て出力されるようになって
いるため、使用者がトレース情報の中にある１個の種類
だけに注目してトレースを行いたい場合であっても、出
力された全体のトレースデータの中から、所望のデータ
を探し出さなければならず、デバツタ作業の効率が悪い
という問題があった。また、これは余計な情報が出力さ
れるので、出力時間と出力スペースが無駄になると共に
、トレース実行もその処理時間が無駄に多くかかつてし
まうという問題もあった。

〔発明の概要〕

この発明は、従来技術の上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、トレース情報を使用者が任意に
選択することが可能であり、また、トレース内容の出力
時には選択された内容のみを出力させることができる、
マイクロコンピュータ　　　Ｉの開発装置のトレース選
択方式を提供ずろことを目的とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図を用いて説明する。第二
図はこの発明の一実施例であるマイクロコンピュータ開
発装置のトレース選択方式を説明するためのブロック図
である。この第２図において、（／ａ）、（／ｂ）、−
−−（／ｎ）はトレース情報で、指定される内容は例え
ば、実行命令の格納アドレス、分岐先アドレス、データ
転送先のアドレス、ベースレジスタの内容、インデック
スレジスタの内容、汎用レジスタの内容などを示すデー
タである。（２）はトレースメモリを内蔵するトレーサ
ーで、トレース情報を受け入れ、その指定されたトレー
ス情報に従い、トレースの対象となるプログラムを実行
しながら、指定されたトレース情報を区別するデータと
共にトレースしたトレースの結果データを順次に内蔵の
トレースメモリに記憶していく。

例えば、トレース情報が実行命令の格納アドレスならば
、プログラムカウンタの内容な１個のプログラム命令を
実行するたび罠取り込んでその内容をトレースメそ１７
　Ｋ順次に記憶してゆく。（Ｊ）はトレースメモリの内
容を出力する出力装置でＡ’ｒｙる。

これらは第１図に示したＡ１のと同様のものである。

（りはトレース情報を選択してトレーサー（コ）に供給
するトレース情報選択装置、（５）はトレースメモＩＪ
　Ｋ記憶されているトＶ−スの結果データであるトレー
スデータを選択して出力装置に供給するトレース出力選
択装置、（６）は選択キー装置であり、トレース情報選
択装置によりどのトレース情報を選択するかを指定する
と共に、どのトレースデータを選択するかンも迅−択し
てトレース出力選択装置を制御する。すなわち、選択キ
ー装置（６）によってトレース情報選択装置（４１およ
びトレース出力選択装！　（ｊ）を制御して、トレース
情報を選択し、またトレース結果であるトレースデータ
の中の所望のものを選択して出力する。

第２図において、選択キー装置（６）を操作することに
より発生した選択制御信号は、トレース情報選択装置（
りに込られ、そこに記憶される。そしてトレーサー（２
〕にはトレース情報選択装置（＝’１により選択された
トレース情報（／）１ハ（ｌｂハ・・（／ｎ）が供給さ
れる。トレース実行時には、トレーサー（駒が選択され
たトレース情報により、トレースの対象となるプログラ
ムを実行しながら、指定されたトレース情報を区別する
データと共にトレースしたトレースの結果データを、内
蔵するトレースメモリに順番に記憶していく。例えば、
トレース情報が実行は令の格納アドレス、インデックス
レジスタと選択されている場合には、トレーサー（２）
は／闘のプログラム命令を実行するたびにプログラムカ
ウンタの内容、インデックスレジスタの内容を採取して
、内蔵のトレースメモリに、それらのデータを区別する
データと共に記憶する。

トレースの動作が終了すると、トレース出力選択装置（
３゛）よりトレースした結果データが選択されて、出力
装Ｒ（，７）に供給され、所定のフォーマットに編年さ
れて出力される。この場合、選択キー装置（６）からト
レース出力選択装置：Ｃｊ）に特に選択制御信号が与え
られない場合には、トレース情報選択装置（４’Ｊによ
り選択されているトレース情報によるトレース結果デー
タかそのまま出力される。これはトレースメモリＶこ記
憶されている全データを出力していることに他ならない
。また逆に、このトレース選択方式においては、トレー
スメモリの容量の許容範囲に制限されるが、最終的に得
たいトレースの結果データをトレース出力選択装置（り
を主体として選択するようにしても良い。

この場合、トレーサー（２）に与えるトレース情報を選
択供給するトレース情報選択装置（りには選択制御信号
を与えず、トレース出力選択装置（５）に選択キー装置
（６）から選択制御信号を与えるようにされる。なお、
上記実施例の説明においてはトレース情報の選択手段と
して選択キー装置を設けたものを示したが、パネルスイ
ッチによる選択またはプログラムによる選択であっても
良い。

〔発明の効果〕

以上に説明したようにこの発明によれば、トレース情報
を選択的にトレーサーに入力させ、トレース動作の結果
データを選択的に出力させるため　　　１０手段を設け
ることにより、使用者の必要とするトレースデータのみ
を選択して得ることが可能になるので、マイクロコンピ
ュータの開発を効率よく何５ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のプログラム開発装置のトレース方式の説
明図、第２図は本発明のマイクロコンビ゛　ユータ開発
装置のトレース選択方式の給酸ブロック図である。 ／＆、／ｂ、・・・・／ｎ　　・・トレース情報、コ・
・トレースメモリを内蔵するトレーサー、Ｊ・・トレー
スメモリの出力装置、す・・トレース情報選択装置、ｊ
・・トレース出力選択装置、６・・選択キー装置。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 馬２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トレースする項目であるトレース入力情報を受け入れ、
   プログラム実行をトレースするトレーサーと、前記トレ
   ーサーからのトレースの結果データを記憶するトレース
   メモリと、トレースメモリの内容を出力するトレースメ
   モリ出力装置とを備えたマイクロコンピュータ開発装置
   のトレース選択方式において、トレース入力情報を選択
   して前記トレーサーに供給するトレース情報選択装置と
   、トレースメモリに記憶されたトレース結果データを選
   択して出力するトレース出力選択装置とを備え、トレー
   スするトレース入力情報を選択してトレースを行い、ト
   レースされたトレース結果データを選択して所望のトレ
   ース結果データのみを出力することを特徴とするマイク
   ロコンピュータ開発装置のトレース選択方式。