JP3296477B2 - ラダープログラムのデバッグ装置 - Google Patents

ラダープログラムのデバッグ装置

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JP3296477B2
JP3296477B2 JP04198297A JP4198297A JP3296477B2 JP 3296477 B2 JP3296477 B2 JP 3296477B2 JP 04198297 A JP04198297 A JP 04198297A JP 4198297 A JP4198297 A JP 4198297A JP 3296477 B2 JP3296477 B2 JP 3296477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の制御
を行うシーケンサにおいて、命令を記述するのに用いら
れるラダープログラムの過誤を修正するのに用いられる
デバッグ装置に関し、特にインデクス加算付きアドレス
をデバッグするのに好適な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、例えば特開平6−1493
14号公報等で、プログラマブル・コントローラ(PL
C)等に用いて好適なラダープログラム用の表示装置を
提案している。ところで、PLCの機能は、近年飛躍的
に向上しており、従来の機械に対して動作命令を司る制
御演算の他に、機械の持つ情報を加工して上位側コンピ
ュータに伝達する情報処理まで担うようになっている。
そこで、PLCの主要言語であるラダーにも、高級言語
にある繰り返し演算等の高度な命令がサポートされるよ
うになった。
【0003】繰り返し演算では、指定するデバイスを毎
回変えていくために、デバイス指定にインデクス修飾が
用いられることが多い。そこで、デバッグ作業において
も、インデクス加算付きアドレスに対応することが望ま
れている。図3は、インデクス加算付きアドレスを用い
たラダー回路図である。図において、入力命令12に
は、絶対アドレス13と相対アドレス14を加算したア
ドレスI10+V1の内容が入る。出力命令16には、絶
対アドレス17と相対アドレス18を加算したアドレス
100+V2の内容が入る。この命令においては、アドレ
スI10+V1の入力命令12がオンになると、アドレス
100+V2の出力命令16がオンになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PLCにおい
ては高速性を確保するために、実行時にインデクス加算
付きアドレスで指定された範囲が、デバイス範囲を超過
しているか否かのチェックをしていない。そこで、ユー
ザが意図しないインデクス値を指定して、デバイス範囲
を超過してPLCがアクセスしてしまい、PLCが正常
動作しなくなる事態が発生するという課題があった。
【0005】また、インデクス加算付きアドレスのモニ
タ装置も存在するが、機能が不充分である。第1の類型
は、インデクス部を無視する状態でアドレスの状態をモ
ニタするものである。第2の類型は、インデクス部を考
慮するモニタであるが、アドレスの収集がPLC動作の
スキャンの終了で行われるため、繰り返し演算で使われ
ると常にインデクスの最終値を加算したアドレスがモニ
タされる。デバッグ作業においては、インデクス値を逐
次加算したアドレスが表示される必要があるのに、アド
レスが逐次加算毎に表示されないという課題があった。
【0006】本発明は上述の課題を解決したもので、イ
ンデクス加算付きアドレスの繰り返し演算等の高度な命
令がサポートされたラダープログラムでも、インデクス
値を逐次加算したアドレスを表示してデバッグが容易に
行える装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、インデクス加算付きアドレスを有する繰り返し
演算を含む入力命令や出力命令が記述されたラダープロ
グラム部10と、このラダープログラム部に記述される
インデクス加算付きアドレスのインデクス値を定めるイ
ンデクス値編集画面20と、このインデクス加算付きア
ドレスの絶対値アドレスとインデクス値とを演算して、
実アドレスを求めるインデクス演算手段30と、このイ
ンデクス演算手段で求めた実アドレスでの入力命令や出
力命令のオンオフ状態を認識するモニタ手段40と、前
記ラダープログラム部に記述されたインデクス加算付き
アドレスを用いて入力命令や出力命令を表示すると共
に、このモニタ手段で認識された入力命令や出力命令の
オンオフ状態を併せて表示するモニタ画面50と、前記
ラダープログラム部に記述されたインデクス加算付きア
ドレスを、このインデクス演算手段で求めた実アドレス
に変換して入力命令や出力命令を表示する実アドレス画
面60とを備えることを特徴としている。
【0008】本発明の構成によれば、インデクス演算手
段30は、インデクス加算付きアドレスの絶対値アドレ
スとインデクス値とを演算して実アドレスを求めてい
る。モニタ手段40は、実アドレスでの入力命令や出力
命令のオンオフ状態を認識し、モニタ画面50でインデ
クス加算付きアドレスを用いた入力命令や出力命令のオ
ンオフ表示をしている。実アドレス画面60は、インデ
クス加算付きアドレスを用いた入力命令や出力命令を、
実アドレスで表示している。実アドレスで表示するとデ
バッグ作業が円滑に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の第1の実施例を示す構成ブロック
図である。図において、ラダープログラム部10は、イ
ンデクス加算付きアドレスを有する繰り返し演算を含む
入力命令や出力命令が記述されている。インデクス値編
集画面20は、ラダープログラム部10に記述されるイ
ンデクス加算付きアドレスのインデクス値を定めるもの
で、例えばインデクスレジスタV1に対してはインデク
ス値10とする。インデクス演算部30は、インデクス
加算付きアドレスの絶対値アドレスI10とインデクス値
V1とを演算して、実アドレスI10+V1を求める。
【0010】モニタ部40は、インデクス演算部30で
求めた実アドレスでの入力命令や出力命令のオンオフ状
態を認識する。即ち、入力命令や出力命令の実アドレス
での値を取り込むことで、被制御装置のオンオフ状態の
判別ができる。モニタ画面50は、ラダープログラム部
10に記述されたインデクス加算付きアドレスを用いて
入力命令や出力命令を表示すると共に、モニタ部40で
認識された入力命令や出力命令のオンオフ状態を併せて
表示する。このオンオフ状態表示は、例えばオン状態の
入力命令や出力命令に対しては太線表示とし、オフ状態
の入力命令や出力命令に対しては細線表示とする。実ア
ドレス画面60は、ラダープログラム部10に記述され
たインデクス加算付きアドレスを、インデクス演算部3
0で求めた実アドレスに変換して入力命令や出力命令を
表示する。尚、実アドレス画面60においても、モニタ
部40で認識された入力命令や出力命令のオンオフ状態
を併せて表示して差し支えない。
【0011】このように構成された装置の動作を次に説
明する。ラダープログラム部10には、入力命令として
絶対値アドレスI10とインデクス値V1で表されたイン
デクス加算付きアドレスが存在している。また、出力命
令として絶対値アドレスI10 0 とインデクス値V2で表
されたインデクス加算付きアドレスが存在している。イ
ンデクス値V1,V2は、インデクス値編集画面20で
予め定義されているが、初期値を定めているだけで逐次
変化する場合もある。例えば、インデクス値V1+1で
あれば、繰り返しの度にインデクス値は1づつ加算され
る。
【0012】これらの入出力命令に対する実アドレス
は、インデクス演算部30で演算される。モニタ部40
は、入出力命令の実アドレスにアクセスして、オンオフ
状態を把握し、モニタ画面50に表示する。実アドレス
で入出力命令を監視したいという用途では、実アドレス
画面60を表示する。そして、インデクス値の初期値を
定めているだけで逐次変化する場合には、逐次変化の度
に実アドレスが更新されて表示される。
【0013】次に、インデクス加算付きアドレスで指定
された範囲が、デバイス範囲を超過している場合につい
て説明する。この場合には、予めインデクス演算部30
にデバイス範囲を定義しておく。そして、インデクス演
算部30で実アドレスを演算して、若しデバイス範囲を
超えている場合には実アドレスへの変換を停止すると共
にアラームを出力する。これにより、PLCの意図しな
い実行停止を未然に防止することができる。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示す構成ブ
ロック図である。ここでは、バソコンのように表示でき
る画面領域が限られている用途に適する改良を示してい
る。表示切換部70は、インデクス演算部30と実アド
レス画面60の間に設けられており、画面にモニタ画面
50を表示するか実アドレス画面60を表示するかの選
択をしている。このように表示切換部70を設けると、
画面領域が効率よく使用できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンデクス演算部30を設けて、インデクス加算付きアド
レスを実アドレスに変換しているので、入出力命令のデ
バッグ作業が円滑に行える。また請求項2記載の発明に
よれば、デバイス範囲を超えてしまう場合には実アドレ
スに変換できないから、PLCの動作不能を未然に防止
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成ブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示す構成ブロック図で
ある。
【図3】インデクス加算付きアドレスを用いたラダー回
路図である。
【符号の説明】
10 ラダープログラム部 20 インデクス値編集画面 30 インデクス演算手段 40 モニタ手段 50 モニタ画面 60 実アドレス画面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−149314(JP,A) 特開 平2−148106(JP,A) 特開 平8−272412(JP,A) 特開 平3−22040(JP,A) 特開 平4−177402(JP,A) 特開 平3−278241(JP,A) 特開 平5−282011(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05 G05B 23/00 - 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インデクス加算付きアドレスを有する繰り
    返し演算を含む入力命令や出力命令が記述されたラダー
    プログラム部(10)と、 このラダープログラム部に記述されるインデクス加算付
    きアドレスのインデクス値を定めるインデクス値編集画
    面(20)と、 このインデクス加算付きアドレスの絶対値アドレスとイ
    ンデクス値とを演算して、実アドレスを求めるインデク
    ス演算手段(30)と、 このインデクス演算手段で求めた実アドレスでの入力命
    令や出力命令のオンオフ状態を認識するモニタ手段(4
    0)と、 前記ラダープログラム部に記述されたインデクス加算付
    きアドレスを用いて入力命令や出力命令を表示すると共
    に、このモニタ手段で認識された入力命令や出力命令の
    オンオフ状態を併せて表示するモニタ画面(50)と、 前記ラダープログラム部に記述されたインデクス加算付
    きアドレスを、このインデクス演算手段で求めた実アド
    レスに変換して入力命令や出力命令を表示する実アドレ
    ス画面(60)と、 を備えることを特徴とするラダープログラムのデバッグ
    装置。
  2. 【請求項2】前記モニタ画面のオンオフ表示は、オン状
    態の入力命令や出力命令に対しては太線表示とし、オフ
    状態の入力命令や出力命令に対しては細線表示とするこ
    とを特徴とする請求項1記載のラダープログラムのデバ
    ッグ装置。
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