JPH02306358A - コンソールメッセージ出力制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機系のコンソールメツセージ出力制
御装置に利用する。特に、利用者プログラム中のコンソ
ールに対するメツセージ出力命令の実行を制御するコン
ソールメソセージ出力制御装置に関するものである。

〔概要〕

本発明はコンソールメツセージ出力制御装置において、 利用者プログラム中のコンソールに対する出力メツセー
ジにそのレベルを付加し、ジョブ制御言語中にどのレベ
ルまでのメツセージを出力するかを示す受信情報を与え
て実行的に出力制御することにより、 プログラムの開発工数および行数を削減でき、かつ大規
模な系でのコンソールの出力待ち状態を解消でき有効な
系の運用が計れるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、コンソールメツセージ出力制御装置は、利用者が
コンソールへのメツセージ出力命令を実行するか否かを
条件命令と組合わせて作成したプログラムを使用してコ
ンソールへのメツセージ出力を制御していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来のコンソールメツセージ出力制
御装置では、利用者がプログラム中でコンソールへのメ
ツセージ出力命令を実行するか否かを条件命令と組合わ
せて記述しなければならないために、プログラムの開発
工数およびプログラムの行繋が増大する欠点があった。

また、一般には条件命令は記述されずコンソールへのメ
ツセージ出力命令だけが記述されるために大規模な系で
はコンソールが出力待ち状態となり有効な系の運用を計
ることができない欠点があった。

本発明は上記の欠点を解決するもので、プログラムの開
発工数および行数を削減でき、かつ大規模な系でのコン
ソールの出力待ち状態を解消でき有効な系の運用が計れ
るコンソールメツセージ出力制御装置を提供することを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、利用者プログラムの実行を指示するジョブ制
御言語およびこの利用者プログラムが格納される主記憶
装置と、上記利用者プログラム中のコンソールに対する
メツセージ出力命令に基づいてコンソールメツセージテ
キストをこのコンソールに与える出力手段とを備えたコ
ンソールメツセージ出力制御装置において、上記主記憶
装置は、上記ジョブ制御言語中に記述された上記コンソ
ールに対する出力メツセージのレベルの指示情報が格納
される第一の領域と、上記利用者プログラム中の上記コ
ンソールに対する出力メッセージ右よびこの出力メツセ
ージのレベルから構成されたコンソールメツセージテキ
ストが格納される第二の領域とを含み、上記出力手段は
、上記メツセージ出力命令に基づき上記第一の領域の内
容および」−記第二の領域の内容を入力する入力手段と
、この入力手段の出力に基づき上記コンソールメツセー
ジテキストに含まれる出力メツセージのレベルが上記第
一の領域に格納された該当するレベルの指示情報以上の
ときにはその出力メツセージを与える手段とを含むこと
を特徴とする。

〔作用〕

主記憶装置の第一の領域には実行に際し利用者プログラ
ムの実行を指示するジョブ制御言語中に記述されたコン
ソールに対する出力メツセージのレベルの指示情報が格
納され、また第二の領域には利用者プログラム中のコン
ソールに対する出力メツセージおよびこの出力メツセー
ジのレベルから構成されたコンソールメツセージテキス
トが格納される。出力手段はメツセージ出力命令に基づ
き第一の領域および第二の領域の内容を入力し、また入
力したコンソールメツセージテキストに含まれる出力メ
ツセージのレベルが入力した該当する出力メツセージの
レベルの指示情報以外のときにその出力メツセージをコ
ンソールに与える。以上の動作によりプログラムの開発
工数および行数を削減でき、かつ大規模な系でのコンソ
ールの出力待ち状態を解消でき有効な系の運用が計れる
。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。第１
図は本発明一実施例メツセージ出力制御装置のブロック
構成図である。第１図において、メツセージ出力制御装
置は、利用者プログラムの実行を指示するジョブ制御言
語およびこの利用者プログラムが格納される主記憶装置
２０と、上記利用者プログラム中のコンソール３０に対
スルメツセージ出力命令に基づいてコンソールメッセー
ジテギストをこのコンソールに与える出力手段としてコ
ンソールメツセージ出力手段１０とを備える。

ここで本発明の特徴とするところは、主記憶装置２０は
、上記ジョブ制御言語中に記述されたコンソール３０に
対する出力メツセージのレベルの指示情報が格納される
第一の領域としてメツセージレベル指示情報領域２１と
、上記利用者プログラム中のコンソール３０に対する出
力メツセージおよびこの出力メツセージのレベルから構
成されたコンソールメツセージテキストが格納される第
二の領域としてコンソールメツセージテキスト領域２２
とを含み、コンソールメツセージ出力手段１０は、上記
メツセージ出力命令に基づきメ・ツセージレベル指示情
報領域２１の内容およびコンソールメツセージテキスト
領域２２の内容を入力する入力手段としてメツセージレ
ベル指示情報入力手段１１およびコンソールメツセージ
テキスト入力手段１２と、メツセージレベル指示情報入
力手段１１の出力およびコンソールメツセージテキスト
入力手段１２の出力に基づキ上記コンソールメツセージ
テキストに含まれる出力メツセージのレベルがメツセー
ジレベル指示情報領域３１に格納された該当するレベル
の指示情報以上のときにはその出力メツセージを与える
手段としてコンソールメツセージテキスト出力判定手段
１３とを含むことにある。

このような構成のメツセージ出力制御装置の動作につい
て説明する。第２図は本発明のメツセージ出力制御装置
のコンソールメツセージテキスト出力判定手段の動作を
示すフローチャートである。

第３図は本発明のメツセージ出力制御装置のコンソール
メツセージテキストの構成図である。

第１図において、主記憶装置２０には、実行に際し利用
者プログラムの実行を指示するジョブ制御言語中に記述
されているコンソール３０へどのレベルまでのメツセー
ジを出力するのかの指示情報がメツセージレベル指示情
報領域２１に格納され、利用者プログラム中のコンソー
ルへのメツセージ出力命令中に記述されているメツセー
ジレベルと出力メツセージとから成るコンソールメツセ
ージテキストがコンソールメツセージテキスト領域２２
に格納される。

メツセージレベル指示情報入力手段１１は、メツセージ
レベル指示情報領域２１からコンソール３０へどのレベ
ルまでのメツセージを出力するのかの指示情報として「
０」から「９」までのいずれかの１桁の数値で表される
メツセージレベルを入力する。

コンソールメツセージテキスト入力手＆１２は、コンソ
ールメツセージテキスト領域２２から「０」から「９」
までのいずれかの１桁の数値で表されるメツセージレベ
ルと出力メツセージとから成るコンソールメツセージテ
キストを入力する。

コンソールメツセージテキスト出力判定手段１３は、メ
ツセージレベル指示情報入力手段１１で入力したメツセ
ージレベルより低いメツセージレベルが設定されたコン
ソールメツセージテキストがコンソールメツセージテキ
スト入力手段１２で入力された場合には、コンソール３
０に出力を行わない。

メツセージ、レベル指示情報入力手段１１で入力したメ
ツセージレベル以上のメツセージレベルが設定されたコ
ンソールメツセージテキストがコンソールメツセージテ
キスト入力手段１２で入力された場合には、コンソール
３０に出力を行う。

まず、コンソールメツセージテキスト中のメツセージレ
ベルとメツセージレベル指示情報の比較（ステップ３１
）を行い、コンソールメツセージテキスト中のメツセー
ジレベルがメツセージレベル指示情報のメツセージレベ
ルより低い（「０」が最もレベルが高く「９」が最も低
い）場合には、コンソールメツセージテキストをコンソ
ール３０に出カシない（ステップＳ２）。コンソールメ
ツセージテキスト中のメツセージレベルがメツセージレ
ベル指示情報のメツセージレベルと等しいかまたは高い
場合には、メツセージテキスト中の出力メツセージだけ
コンソール３０に出力する（ステップＳ３）。

〔発明の効果〕

以」二説明したように、本発明は、大規模な系における
コンソールの出力待ち状態を解消でき、きめ剤かな系の
運用を行うことが可能となり、またプログラム中にコン
ソールへのメツセージ出力命令を実行するか否かを条件
命令と組合わせて記述する必要がなく、コンソールへの
メツセージ出力命令中にメツセージレベルを記述するだ
けで良いために、プログラムの開発工数およびプログラ
ムの行数を削減できる優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例コンソールメツセージ出力制御
装置のブロック構成図。 第２図は本発明のコンソールメツセージ出力制御装置の
コンソールメツセージテキスト出力判定手段の動作を示
すフローチャート。 第３図は本発明のコンソールメツセージ出力制御装置の
コンソールメツセージテキストの構成図。 １０・・・コンソールメツセージ出力手段、１１・・・
メツセージレベル指示情報入力手段、１２・・・コンソ
ールメツセージテキスト入力手Ｌ　１３・・・コンソー
ルメツセージテキスト出力判定手段、２０・・・主記憶
装置、２１・・・メツセージレベル指示情報領域、２２
・・・コンソールメツセージテキスト領域、３０・・・
コンソール。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、利用者プログラムの実行を指示するジョブ制御言語
   およびこの利用者プログラムが格納される主記憶装置と
   、上記利用者プログラム中のコンソールに対するメッセ
   ージ出力命令に基づいてコンソールメッセージテキスト
   をこのコンソールに与える出力手段とを備えたコンソー
   ルメッセージ出力制御装置において、上記主記憶装置は
   、上記ジョブ制御言語中に記述された上記コンソールに
   対する出力メッセージのレベルの指示情報が格納される
   第一の領域と、上記利用者プログラム中の上記コンソー
   ルに対する出力メッセージおよびこの出力メッセージの
   レベルから構成されたコンソールメッセージテキストが
   格納される第二の領域とを含み、 上記出力手段は、上記メッセージ出力命令に基づき上記
   第一の領域の内容および上記第二の領域の内容を入力す
   る入力手段と、この入力手段の出力に基づき上記コンソ
   ールメッセージテキストに含まれる出力メッセージのレ
   ベルが上記第一の領域に格納された該当するレベルの指
   示情報以上のときにはその出力メッセージを与える手段
   とを含む ことを特徴とするコンソールメッセージ出力制御装置。