JPH0618995Y2 - 自転車の駐車装置 - Google Patents
自転車の駐車装置Info
- Publication number
- JPH0618995Y2 JPH0618995Y2 JP13154188U JP13154188U JPH0618995Y2 JP H0618995 Y2 JPH0618995 Y2 JP H0618995Y2 JP 13154188 U JP13154188 U JP 13154188U JP 13154188 U JP13154188 U JP 13154188U JP H0618995 Y2 JPH0618995 Y2 JP H0618995Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- bicycle
- wheel
- front wheel
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自転車の駐車装置に関する。
従来の技術 従来、自転車を平地に駐車させる場合、特別な装置は設
けられてはおらず、空いた場所にとめていた。
けられてはおらず、空いた場所にとめていた。
考案が解決しようとする課題 上記の従来の駐車方法によると、自転車が整理されずに
駐車されるため、スペースの有効利用が図れないという
問題があった。またスペースの有効利用を図るために、
整理員を置いて順次自転車のハンドルを傾けながら並べ
るところがあるが、整理員の雇用費が高くつくとともに
整理良く並べた場合には、自転車を取出すのに手間がか
かってしまうという問題があった。
駐車されるため、スペースの有効利用が図れないという
問題があった。またスペースの有効利用を図るために、
整理員を置いて順次自転車のハンドルを傾けながら並べ
るところがあるが、整理員の雇用費が高くつくとともに
整理良く並べた場合には、自転車を取出すのに手間がか
かってしまうという問題があった。
本考案は、上記の問題を解決するもので、自転車を整然
と、しかも格納、取出し容易に駐車できる自転車の駐車
装置を提供することを目的とするものである。
と、しかも格納、取出し容易に駐車できる自転車の駐車
装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本考案の自転車の駐車装置
は、床面上に一対の案内レールを互いに平行に配置し、
この案内レールに沿って移動自在の移動台車の台車本体
を、各案内レールに案内される案内車輪をそれぞれ有す
る一対の平行部材と、この一対の平行部材を連結する連
結部材とで形成し、前記連結部材の一端側に、連結部材
の配置方向と同一方向のガイド溝を形成するとともに、
このガイド溝で案内される第1支持体を設け、この第1
支持体の上面に自転車の前輪を支持する前輪支持台を水
平面内で揺動自在に設け、この前輪支持台にガイド輪を
取付けるとともに、前記ガイド溝の一端側に、このガイ
ド輪を案内して前輪支持台が一端側に移動したときに前
輪支持台を所定角度揺動させるガイド部材を取付け、前
記連結部材の他端側に第2支持体を設けるとともに、こ
の第2支持体の上面に前記連結部材の配置方向と直交す
る方向に設けた支持軸を介して後輪載置台を鉛直面内で
揺動自在に配設し、かつ両側部に車輪案内兼支持用のガ
イドフレームを立設したものである。
は、床面上に一対の案内レールを互いに平行に配置し、
この案内レールに沿って移動自在の移動台車の台車本体
を、各案内レールに案内される案内車輪をそれぞれ有す
る一対の平行部材と、この一対の平行部材を連結する連
結部材とで形成し、前記連結部材の一端側に、連結部材
の配置方向と同一方向のガイド溝を形成するとともに、
このガイド溝で案内される第1支持体を設け、この第1
支持体の上面に自転車の前輪を支持する前輪支持台を水
平面内で揺動自在に設け、この前輪支持台にガイド輪を
取付けるとともに、前記ガイド溝の一端側に、このガイ
ド輪を案内して前輪支持台が一端側に移動したときに前
輪支持台を所定角度揺動させるガイド部材を取付け、前
記連結部材の他端側に第2支持体を設けるとともに、こ
の第2支持体の上面に前記連結部材の配置方向と直交す
る方向に設けた支持軸を介して後輪載置台を鉛直面内で
揺動自在に配設し、かつ両側部に車輪案内兼支持用のガ
イドフレームを立設したものである。
作用 (1)自転車をとめる場合 自転車の前輪を、第2支持体上の後輪載置台を乗り越え
て第1支持体の前輪載置台に載せた後、自転車を前輪側
に押出して後輪を後輪載置台上に乗せる。前記前輪載置
台は所定方向に揺動するため、ハンドルを傾けた状態
で、かつ後輪を後輪載置台で保持して自転車を安定に駐
車することができる。
て第1支持体の前輪載置台に載せた後、自転車を前輪側
に押出して後輪を後輪載置台上に乗せる。前記前輪載置
台は所定方向に揺動するため、ハンドルを傾けた状態
で、かつ後輪を後輪載置台で保持して自転車を安定に駐
車することができる。
(2)自転車を取出す場合 自転車を手前に引出せば、前輪載置台はガイド部材によ
って元の状態に戻るため、ハンドルは自動的に真直ぐに
なり、自転車を容易に取出すことができる。
って元の状態に戻るため、ハンドルは自動的に真直ぐに
なり、自転車を容易に取出すことができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第6図に基づき説明
する。
する。
1は自転車の駐車場(以下、駐輪場ともいう)の床面2
上に所定長さで、かつ所定方向でもって互いに平行に敷
設された一対の案内レールである。3はこの案内レール
1に案内されて駐輪スペース全長に亘って移動自在な移
動台車である。なお、この移動台車3は一対の案内レー
ル1に通常複数台配置される。この移動台車3の台車本
体4は、一対の平行部材5A,5Bとこれら平行部材5
A,5B同志を連結する連結部材6とからなり、平面視
H形状に構成されている。この平行部材5A,5Bの両
端近傍部には、前記案内レール1の上部の水平片1aの
先端を下側へU字状に曲げて形成した案内縁7に接して
転動自在な一対の案内車輪8Aa,8Baがそれぞれ設
けられ、かつ連結部材6の下面側に前記案内レール1の
水平片1aの背面側に接して転動自在な案内車輪8A
b,8Bbがそれぞれ設けられており、前記案内車輪8
Aa,8Baの周面には、円周方向に前記案内縁7が嵌
まる溝8Aa1,8Ba1が設けられている。なおこのよ
うな構造としたことにより、各案内車輪8Aa,8B
a、8Ab,8Bbをすべて床面から十分離れた位置に
設けることができて、走行部分にごみなどがたまること
が減少して、走行不能となることは起らない。また、台
車本体4の連結部材6の一端側上部には、案内レール1
の敷設方向と直角方向(連結部材に沿う方向)のガイド
溝9が形成されている。なお、このガイド溝9は、連結
部材6にC形鋼を使用することによって形成され、勿論
その上面に開口部6aがくるように配置される。
上に所定長さで、かつ所定方向でもって互いに平行に敷
設された一対の案内レールである。3はこの案内レール
1に案内されて駐輪スペース全長に亘って移動自在な移
動台車である。なお、この移動台車3は一対の案内レー
ル1に通常複数台配置される。この移動台車3の台車本
体4は、一対の平行部材5A,5Bとこれら平行部材5
A,5B同志を連結する連結部材6とからなり、平面視
H形状に構成されている。この平行部材5A,5Bの両
端近傍部には、前記案内レール1の上部の水平片1aの
先端を下側へU字状に曲げて形成した案内縁7に接して
転動自在な一対の案内車輪8Aa,8Baがそれぞれ設
けられ、かつ連結部材6の下面側に前記案内レール1の
水平片1aの背面側に接して転動自在な案内車輪8A
b,8Bbがそれぞれ設けられており、前記案内車輪8
Aa,8Baの周面には、円周方向に前記案内縁7が嵌
まる溝8Aa1,8Ba1が設けられている。なおこのよ
うな構造としたことにより、各案内車輪8Aa,8B
a、8Ab,8Bbをすべて床面から十分離れた位置に
設けることができて、走行部分にごみなどがたまること
が減少して、走行不能となることは起らない。また、台
車本体4の連結部材6の一端側上部には、案内レール1
の敷設方向と直角方向(連結部材に沿う方向)のガイド
溝9が形成されている。なお、このガイド溝9は、連結
部材6にC形鋼を使用することによって形成され、勿論
その上面に開口部6aがくるように配置される。
10は前記ガイド溝9によって案内される第1支持体で、
直方体形状の移動台11と、この移動台11の前後左右に取
付けられてガイド溝9内を転動自在にされた案内車輪12
とから構成されている。そして、この移動台11の上面に
は、自転車の前輪を支持する前輪支持体13が水平面内で
揺動自在に設けられ、またこの前輪支持体13は、移動台
11が一端側(以下、前方側という)へ移動したときに所
定方向に所定角度でもって揺動されるようにしている。
すなわち、前輪支持台13は、前端寄り中間部が鉛直方向
の取付軸14および軸受15を介して移動台11に水平面内で
揺動自在に支持されるとともに自転車の前輪を直接載せ
るようにされた前輪載置台16と、この前輪載置台16の両
側部から立設された前輪保持フレーム(パイプにより構
成されている)17とから構成され、また前輪載置台16の
前端下面にはガイド輪18が鉛直方向の取付軸19を介して
遊転自在に取付けられるとともに、上記ガイド輪18を所
定方向に案内するガイド空間20を有するガイド部材(パ
イプにより構成されている)21が、ガイド溝9の前端部
すなわち連結部材6の前端部から外方に向って突設され
ている。なお、ガイド輪18は連結部材6の開口部6aの
幅よりも小さくされており、移動台11の移動に支障を来
たさないようにされている。勿論、連結部材6の開口部
6aとガイド部材21のガイド空間20とは連通されてい
る。したがって、移動台11が前端側に移動すると、ガイ
ド輪18が開口部6aからガイド空間20に入り、前輪載置
台16は所定方向aにかつ所定角度でもって揺動されるこ
とになる。勿論、上記とは逆に移動台11を他端側(以
下、後端側という)に移動させれば、前輪載置台16は真
直ぐ(連結部材6と平行な状態)になる。
直方体形状の移動台11と、この移動台11の前後左右に取
付けられてガイド溝9内を転動自在にされた案内車輪12
とから構成されている。そして、この移動台11の上面に
は、自転車の前輪を支持する前輪支持体13が水平面内で
揺動自在に設けられ、またこの前輪支持体13は、移動台
11が一端側(以下、前方側という)へ移動したときに所
定方向に所定角度でもって揺動されるようにしている。
すなわち、前輪支持台13は、前端寄り中間部が鉛直方向
の取付軸14および軸受15を介して移動台11に水平面内で
揺動自在に支持されるとともに自転車の前輪を直接載せ
るようにされた前輪載置台16と、この前輪載置台16の両
側部から立設された前輪保持フレーム(パイプにより構
成されている)17とから構成され、また前輪載置台16の
前端下面にはガイド輪18が鉛直方向の取付軸19を介して
遊転自在に取付けられるとともに、上記ガイド輪18を所
定方向に案内するガイド空間20を有するガイド部材(パ
イプにより構成されている)21が、ガイド溝9の前端部
すなわち連結部材6の前端部から外方に向って突設され
ている。なお、ガイド輪18は連結部材6の開口部6aの
幅よりも小さくされており、移動台11の移動に支障を来
たさないようにされている。勿論、連結部材6の開口部
6aとガイド部材21のガイド空間20とは連通されてい
る。したがって、移動台11が前端側に移動すると、ガイ
ド輪18が開口部6aからガイド空間20に入り、前輪載置
台16は所定方向aにかつ所定角度でもって揺動されるこ
とになる。勿論、上記とは逆に移動台11を他端側(以
下、後端側という)に移動させれば、前輪載置台16は真
直ぐ(連結部材6と平行な状態)になる。
31は上記移動台車3の他端側すなわち後端側に設けられ
た第2支持体で、この第2支持体31の上面の後端側に、
連結部材6と直交する方向の水平な支持軸23を介して鉛
直面内で揺動自在に支持された後輪載置台33を設けてい
る。この後輪載置台33の上面には断面V字形状の溝部
(アングルにより構成されている)34を取付け、かつ両
端部に車輪案内兼支持用のガイドフレーム35を立設して
いる。
た第2支持体で、この第2支持体31の上面の後端側に、
連結部材6と直交する方向の水平な支持軸23を介して鉛
直面内で揺動自在に支持された後輪載置台33を設けてい
る。この後輪載置台33の上面には断面V字形状の溝部
(アングルにより構成されている)34を取付け、かつ両
端部に車輪案内兼支持用のガイドフレーム35を立設して
いる。
ところで、自転車の非格納時に、後輪載置台33の水平軸
32より前の前部側33aが下方へ下がって後部側33bが上方
へ上がった状態となっていては、自転車の格納が困難で
ある。これを解決するため、自転車の非格納状態では、
前輪載置台16の後端側立上り部16aの先端に後端側へ設
けた折曲げ部16bの先端が揺動する後輪載置台33の前部
側33aの先端部の下方に入り込むようにされている(第
5図仮想線で示す)。したがって、この状態では後輪載
置台33は前部側33aが、押下げられないように規制され
ているため、後部側33bが下方へ下がって自転車の格納
を容易に行なうことができる。なお、この状態を維持す
るため、前輪載置台16の後端側には先端に係合部22aを
有するばね板22が突設されるとともに、前輪載置台16の
後端の下面および立上り部16aの下部にストッパー23a,2
3bを取付け、かつ第2支持体31の前端には係合部22a係
合用の山形に折曲した突起部31aが形成されている。し
たがって、軽い力で前輪支持台13を前側に押しても、係
合部22aが突起部31aに引っかかり前輪支持台13すなわち
前輪載置台16は移動しない。しかし、少し強い力で前輪
支持台13を押すと、係合部22aが突起部31aから外れて自
由に移動し得る。31bは第2支持体31の前端に取付けら
れたばね板22のガイド板である。
32より前の前部側33aが下方へ下がって後部側33bが上方
へ上がった状態となっていては、自転車の格納が困難で
ある。これを解決するため、自転車の非格納状態では、
前輪載置台16の後端側立上り部16aの先端に後端側へ設
けた折曲げ部16bの先端が揺動する後輪載置台33の前部
側33aの先端部の下方に入り込むようにされている(第
5図仮想線で示す)。したがって、この状態では後輪載
置台33は前部側33aが、押下げられないように規制され
ているため、後部側33bが下方へ下がって自転車の格納
を容易に行なうことができる。なお、この状態を維持す
るため、前輪載置台16の後端側には先端に係合部22aを
有するばね板22が突設されるとともに、前輪載置台16の
後端の下面および立上り部16aの下部にストッパー23a,2
3bを取付け、かつ第2支持体31の前端には係合部22a係
合用の山形に折曲した突起部31aが形成されている。し
たがって、軽い力で前輪支持台13を前側に押しても、係
合部22aが突起部31aに引っかかり前輪支持台13すなわち
前輪載置台16は移動しない。しかし、少し強い力で前輪
支持台13を押すと、係合部22aが突起部31aから外れて自
由に移動し得る。31bは第2支持体31の前端に取付けら
れたばね板22のガイド板である。
次に、動作について説明する。
(1)自転車をとめる場合 まず、空いている移動台車3の所まで自転車を移動させ
るとともに、その両側の移動台車3を適当に移動させ
て、両則に自転車を容易に出し入れできるスペースを設
ける。次に、自転車の前輪Aを後輪載置台33を乗り越え
て前輪載置台16上に移動させる。このとき、前輪Aが前
輪保持フレーム17の先端に当たるように、自転車を押込
む。そして、鍵をかける。次に、荷台(またはサドル)
を持って自転車を前方に押出し、後輪Bを後輪載置台33
上に載せた後、下方に軽く押す。すると、後輪載置台33
は前側(内側)に揺動して、前部側33aが下方へ押下げ
られ、後輪Bはこの押下げられた後輪載置台33の前部側
33aとガイドフレーム35とで、自転車の大きさが異なっ
ても、安定に保持される。したがって、自転車の前輪A
および後輪Bが保持されるため、スタンドを立てなくて
も自転車をとめることができる。なお、上記のように自
転車を前方に押出したときに、前輪載置台16は、ガイド
輪18によって所定方向に揺動されるため、自転車のハン
ドルが自然に傾いた状態となり、狭いスペースで多数の
自転車を格納することができる。
るとともに、その両側の移動台車3を適当に移動させ
て、両則に自転車を容易に出し入れできるスペースを設
ける。次に、自転車の前輪Aを後輪載置台33を乗り越え
て前輪載置台16上に移動させる。このとき、前輪Aが前
輪保持フレーム17の先端に当たるように、自転車を押込
む。そして、鍵をかける。次に、荷台(またはサドル)
を持って自転車を前方に押出し、後輪Bを後輪載置台33
上に載せた後、下方に軽く押す。すると、後輪載置台33
は前側(内側)に揺動して、前部側33aが下方へ押下げ
られ、後輪Bはこの押下げられた後輪載置台33の前部側
33aとガイドフレーム35とで、自転車の大きさが異なっ
ても、安定に保持される。したがって、自転車の前輪A
および後輪Bが保持されるため、スタンドを立てなくて
も自転車をとめることができる。なお、上記のように自
転車を前方に押出したときに、前輪載置台16は、ガイド
輪18によって所定方向に揺動されるため、自転車のハン
ドルが自然に傾いた状態となり、狭いスペースで多数の
自転車を格納することができる。
(2)自転車を取出す場合 まず、自分の自転車が載っている移動台車3まで行き、
その両側の移動台車3を移動させて、自転車を出すのに
必要なスペースを確保する。次に、自転車の荷台(また
はサドル)を持って自転車を後方にすなわち手前に引張
る。すると、後輪載置台33が後側に揺動して後部側33b
が押下げられる。このとき、前輪Aは真直ぐに戻されて
いる。そして、前輪載置台16を第2支持台31の前端部に
当接させた状態で、鍵を外し、その後自転車をさらに手
前に引いて自転車を本装置から取出す。
その両側の移動台車3を移動させて、自転車を出すのに
必要なスペースを確保する。次に、自転車の荷台(また
はサドル)を持って自転車を後方にすなわち手前に引張
る。すると、後輪載置台33が後側に揺動して後部側33b
が押下げられる。このとき、前輪Aは真直ぐに戻されて
いる。そして、前輪載置台16を第2支持台31の前端部に
当接させた状態で、鍵を外し、その後自転車をさらに手
前に引いて自転車を本装置から取出す。
上記構成によると下記のような利点がある。
自転車を前輪側に押出すだけで、前輪載置台がガイド
部材により所定方向に揺動してハンドルが自動的に傾け
られるため、駐輪スペースの有効利用が図られる。
部材により所定方向に揺動してハンドルが自動的に傾け
られるため、駐輪スペースの有効利用が図られる。
後輪載置台の揺動とガイドフレームにより、自転車の
大きさに係りなく後輪が保持されるため、スタンドを立
てる必要がない。
大きさに係りなく後輪が保持されるため、スタンドを立
てる必要がない。
自転車の出し入れは、すべて後輪側で行うことができ
るので、屋根の高さを低くすることができ、したがって
1階ベランダ下などの空地を有効に利用することができ
る。
るので、屋根の高さを低くすることができ、したがって
1階ベランダ下などの空地を有効に利用することができ
る。
自転車はすべて整列状態で格納されるため、通路幅を
常に確保することができる。
常に確保することができる。
移動台車が案内レールによって案内されているため、
床面全体をコンクリート舗装する必要がなく、経済的で
ある。
床面全体をコンクリート舗装する必要がなく、経済的で
ある。
ところで、上記実施例の第3図および第5図に示すよう
に、移動台車3の各案内車輪8Aa,8Baに対して、
案内レール1の案内縁7が外側から当接するような構成
としたが、例えば案内車輪8Aa,8Baに対して、案
内レール1の案内縁7が内側から当接するような構成に
してもよい。
に、移動台車3の各案内車輪8Aa,8Baに対して、
案内レール1の案内縁7が外側から当接するような構成
としたが、例えば案内車輪8Aa,8Baに対して、案
内レール1の案内縁7が内側から当接するような構成に
してもよい。
また、上記実施例においては、連結部材6を案内レール
1に対して平面視H形状となるように直交して設けた
が、この連結部材6をほぼ水平面内で案内レール1に対
して所定角度(たとえば65°〜70°)の角度をもっ
て傾斜して設けてもよい。この場合自転車全体を案内レ
ール1に対して斜めにとることができ、さらにスペース
の有効利用を図ることができる。さらに、後輪載置台33
は全長にわたって真直ぐに形成されているが、後端を下
方へ折り曲げた形状としてもよい。
1に対して平面視H形状となるように直交して設けた
が、この連結部材6をほぼ水平面内で案内レール1に対
して所定角度(たとえば65°〜70°)の角度をもっ
て傾斜して設けてもよい。この場合自転車全体を案内レ
ール1に対して斜めにとることができ、さらにスペース
の有効利用を図ることができる。さらに、後輪載置台33
は全長にわたって真直ぐに形成されているが、後端を下
方へ折り曲げた形状としてもよい。
考案の効果 上記本考案の構成によると、案内レールに案内される移
動台車上に自転車を載せるようにすると共に、自転車の
前輪を支持する前輪支持台を第1支持体上に水平面内で
揺動自在に設けるとともにこの前輪支持台を所定方向に
揺動させるガイド部材を設け、かつ後輪を支持する後輪
載置台を鉛直面内で揺動自在に第2支持台上に設け、か
つ後輪載置台の両側部に車輪案内兼支持用のガイドフレ
ームを立設したので、自転車の大きさが異なっても自転
車を押出すだけでハンドルを傾けた状態で安定に、かつ
整然と自転車を停めることができ、したがってスペース
の有効利用を図ることができる。しかも、案内レール
に、移動台車の移動スペースを少し余分に確保するだけ
で、容易に自転車の出し入れを行なうことができる。
動台車上に自転車を載せるようにすると共に、自転車の
前輪を支持する前輪支持台を第1支持体上に水平面内で
揺動自在に設けるとともにこの前輪支持台を所定方向に
揺動させるガイド部材を設け、かつ後輪を支持する後輪
載置台を鉛直面内で揺動自在に第2支持台上に設け、か
つ後輪載置台の両側部に車輪案内兼支持用のガイドフレ
ームを立設したので、自転車の大きさが異なっても自転
車を押出すだけでハンドルを傾けた状態で安定に、かつ
整然と自転車を停めることができ、したがってスペース
の有効利用を図ることができる。しかも、案内レール
に、移動台車の移動スペースを少し余分に確保するだけ
で、容易に自転車の出し入れを行なうことができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は全体側
面図、第2図は全体平面図、第3図は第1支持体部分の
断面図、第4図は同平面図、第5図は第2支持体部分の
一部切断側面図、第6図は同平面図である。 1…案内レール、3…移動台車、4…台車本体、5A,
5B…平行部材、6…連結部材、8Aa,8Ab,8B
a,8Bb…案内車輪、9…ガイド溝、10…第1支持
体、13…前輪支持台、16…前輪載置台、17…前輪保持フ
レーム、18…ガイド輪、21…ガイド部材、31…第2支持
体、32…支持軸、33…後輪載置台、35…ガイドフレー
ム。
面図、第2図は全体平面図、第3図は第1支持体部分の
断面図、第4図は同平面図、第5図は第2支持体部分の
一部切断側面図、第6図は同平面図である。 1…案内レール、3…移動台車、4…台車本体、5A,
5B…平行部材、6…連結部材、8Aa,8Ab,8B
a,8Bb…案内車輪、9…ガイド溝、10…第1支持
体、13…前輪支持台、16…前輪載置台、17…前輪保持フ
レーム、18…ガイド輪、21…ガイド部材、31…第2支持
体、32…支持軸、33…後輪載置台、35…ガイドフレー
ム。
Claims (1)
- 【請求項1】床面上に一対の案内レールを互いに平行に
配置し、この案内レールに沿って移動自在の移動台車の
台車本体を、各案内レールに案内される案内車輪をそれ
ぞれ有する一対の平行部材と、この一対の平行部材を連
結する連結部材とで形成し、前記連結部材の一端側に、
連結部材の配置方向と同一方向のガイド溝を形成すると
ともに、このガイド溝で案内される第1支持体を設け、
この第1支持体の上面に自転車の前輪を支持する前輪支
持台を水平面内で揺動自在に設け、この前輪支持台にガ
イド輪を取付けるとともに、前記ガイド溝の一端側に、
このガイド輪を案内して前輪支持台が一端側に移動した
ときに前輪支持台を所定角度揺動させるガイド部材を取
付け、前記連結部材の他端側に第2支持体を設けるとと
もに、この第2支持体の上面に前記連結部材の配置方向
と直交する方向に設けた支持軸を介して後輪載置台を鉛
直面内で揺動自在に配設し、かつ両側部に車輪案内兼支
持用のガイドフレームを立設したことを特徴とする自転
車の駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13154188U JPH0618995Y2 (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 自転車の駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13154188U JPH0618995Y2 (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 自転車の駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251656U JPH0251656U (ja) | 1990-04-12 |
JPH0618995Y2 true JPH0618995Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31387709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13154188U Expired - Lifetime JPH0618995Y2 (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 自転車の駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618995Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6074853B2 (ja) * | 2013-05-10 | 2017-02-08 | 株式会社北斗 | 駐輪機 |
-
1988
- 1988-10-06 JP JP13154188U patent/JPH0618995Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0251656U (ja) | 1990-04-12 |
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