JPH0618501Y2 - スライドテーブル付き棚 - Google Patents

スライドテーブル付き棚

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JPH0618501Y2
JPH0618501Y2 JP1990079033U JP7903390U JPH0618501Y2 JP H0618501 Y2 JPH0618501 Y2 JP H0618501Y2 JP 1990079033 U JP1990079033 U JP 1990079033U JP 7903390 U JP7903390 U JP 7903390U JP H0618501 Y2 JPH0618501 Y2 JP H0618501Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
slide table
stopper
operation shaft
limit position
locked portion
Prior art date
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JP1990079033U
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English (en)
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JPH0436838U (ja
Inventor
弘昌 佐野
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一定範囲内で前後移動可能に支持された引出
し可能なスライドテーブルを備えた棚に関するものであ
る。
(従来の技術及びその問題点) この種のスライドテーブル付き棚に於いては、実開昭6
1−134335号公報や実開昭59−60934号公
報に記載されているように、安全性を高めるために、ス
ライドテーブルを後退限位置(収納位置)と前進限位置
(前方引出し位置)とでロックするロック装置が併設さ
れるが、前者公報に記載のロック装置では、スライドテ
ーブルを前後移動させる前のロック解除時は勿論のこ
と、スライドテーブルを前後移動させた後のロック作用
時にも、スライドテーブルに設けられた回転操作軸を回
転操作しなければならないので、スライドテーブルを引
出したとき、或いは後退収納させたときに前記回転操作
軸によるロック作用を忘れてしまう恐れがあり、ロック
装置を十分に活用出来ずに危険な事態を招く恐れがあっ
た。
また、後者公報に記載のロック装置では、スライドテー
ブルを後退限位置及び前進限位置で自動的にロックさせ
ることが出来るが、ロック解除時に、垂下している操作
ハンドルを90度以上の大きな範囲で回転させなければ
ならず、しかも当該操作ハンドルはスライドテーブルの
前端ではなく固定フレーム側に設けられているので、特
に引き出したスライドテーブルを後退移動させるときの
ロック解除操作が非常に行い難い欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決するために成
されたものであって、係る本考案の構成上の特徴を後述
する実施例の参照符号の括弧付きで付して示すと、一定
範囲内で前後移動可能に支持されたスライドテーブル
(1)と、スライドテーブル(1)の一側辺下側に前後移動方
向と平行に支承された回転操作軸(10)と、スライドテー
ブル(1)の一側辺に隣接して配設された前後方向に長い
水平帯状のガイド板(4a)の底面に突設された、後退限位
置からの前進動阻止ストッパー(16)及び前進限位置から
の後退動阻止ストッパー(17)と、回転操作軸(10)の前端
から連設された操作ハンドル(12)と、回転操作軸(10)の
後端からガイド板(4a)の底面側へ横向きに突設した被係
止部(13)と、被係止部(13)とは逆方向に回転操作軸(10)
から突設された重錘用板(14)とを備え、 重錘用板(14)は、被係止部(13)がガイド板(4a)の底面に
当接する方向に回転操作軸(10)を付勢するものであり、 前進動阻止ストッパー(16)及び後退動阻止ストッパー(1
7)は、スライドテーブル(1)の前後移動に伴って被係止
部(13)の自動係合を可能ならしめる傾斜カム面(16a,17
b)を備え、 回転操作軸(10)は、ガイド板(4a)の底面に被係止部(13)
が当接する係止作用角度と、被係止部(13)がストッパー
(16,17)から下方へ離脱して重錘用板(14)がスライドテ
ーブル(1)の底面に当接する係止解除角度との間の範囲
内でのみ回転可能である点に特徴を有する。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に於いて、1は夫々引出し可能なスラ
イドテーブルであって、左右両側には、前後一対の支持
用ホィール2a,2bと前後一対の振れ止め用垂直軸ロ
ーラ3a,3bとが軸支され、これらホィール2a,2
b及びローラ3a,3bが嵌合する左右一対のガイドレ
ール4a,4bを介して、左右一対の棚側枠5a,5b
間の上下2箇所に、一定範囲内で前後移動可能に支持さ
れている。
なお、左右一対の棚側枠5a,5bは、後退限位置(収
納位置)Aにあるスライドテーブル1を挟む側枠後半部
6と、前進限位置(前方引き出し位置)Bにあるスライ
ドテーブル1の後半部を挟み且つ側枠後半部6よりも低
い側枠前半部7とから構成され、側枠後半部6は、その
上端と後側部、及び下端に於いて互いに連結一体化され
ている。
第3図〜第5図に示すように、ガイドレール4a,4b
には、振れ止め用垂直軸ローラ3a,3bに当接してス
ライドテーブル1の前後移動範囲を規制する前端ストッ
パー8と後端ストッパー9とが付設されている。更に第
3図〜第7図に示すように、スライドテーブル1の底面
一側部には、前後移動方向と平行の回転操作軸10が前
後一対のブラケット11a,11bを介して回転のみ可
能に支承されている。この回転操作軸10の前端には、
スライドテーブル1の前端外側に於いてガイドレール4
bの方へ直角横向きに突出する操作ハンドル12が一体
に連設され、回転操作軸10の後端には、ガイドレール
4aの方に直角横向きに突出する被係止部13が一体に
連設されている。
被係止部13は、回転操作軸10の中間側部に被係止部
13とは逆方向に突設された重錘用板14に作用する重
力と、操作ハンドル12に作用する重力とにより、ガイ
ドレール4aの底面15に当接している。そしてガイド
レール4aの底面15には、スライドテーブル1が後退
限位置Aにあるときに被係止部13の前側に隣接する前
進動阻止ストッパー16と、スライドテーブル1が前進
限位置Bにあるときに被係止部13の後側に隣接する後
退動阻止ストッパー17とが突設されており、これら前
進動阻止ストッパー16の前側及び後退動阻止ストッパ
ー17の後側には、被係止部13を付勢力(操作ハンド
ル12及び重錘用板14に作用する重力で回転操作軸1
0に与えられる回転力)に抗して乗り越えさせる傾斜カ
ム面16a,17aが設けられている。
上記のように構成されたスライドテーブル付き棚に於い
ては、スライドテーブル1が、振れ止め用垂直軸ローラ
3bが後端ストッパー9に当接する後退限位置Aにある
ときは、被係止部13が前進動阻止ストッパー16の直
後に於いてガイドレール底面15に当接しており、従っ
て、そのままスライドテーブル1を手前に引き出そうと
しても、被係止部13が前進動阻止ストッパー16に当
接して、当該スライドテーブル1の前進移動を阻止する
ので、スライドテーブル1を引き出すことは出来ない。
即ち、スライドテーブル1は後退限位置Aにロックされ
ている。
後退限位置Aにあるスライドテーブル1を引き出すとき
は、操作ハンドル12を第6図に示す水平横向きの姿勢
から第7図に示すように上方へ、重錘用板14がスライ
ドテーブル1の底面に当接して回転が阻止されるまで略
45度回動させる。この結果、回転操作軸10を介して
被係止部13が下方へ略45度回動し、前進動阻止スト
ッパー16から下方へ外れる。
上記のロック解除操作の後、スライドテーブル1を手前
に引き出すことが出来るが、被係止部13が前進動阻止
ストッパー16の下側を前方へ通過した後は、操作ハン
ドル12から手を離して、当該操作ハンドル12及び重
錘用板14に作用する重力により操作ハンドル12及び
被係止部13を元の姿勢に復帰させ、当該被係止部13
をガイドレール底面15に当接させる。
振れ止め用垂直軸ローラ3aが前端ストッパー8に当接
する前進限位置Bにスライドテーブル1が到着する直前
に、被係止部13が重力に抗して下方へ回動しながら後
退動阻止ストッパー17の傾斜カム面17aに乗り上
げ、そして当該後退動阻止ストッパー17を通過したと
きに再び重力により被係止部13が上動して後退動阻止
ストッパー17の直前でガイドレール底面15に当接す
る。この結果、前進限位置Bに到着したスライドテーブ
ル1は、被係止部13と後退動阻止ストッパー17とに
よって後退移動を阻止され、前進限位置Bにロックされ
る。
前進限位置Bにあるスライドテーブル1を後退限位置A
まで後退移動させるときは、前記の要領で操作ハンドル
12を操作して被係止部13を後退動阻止ストッパー1
7から外し、スライドテーブル1のロックを解除した後
にスライドテーブル1を後退移動させれば良い。この場
合も、後退動阻止ストッパー17の下側を被係止部13
が通過した後に操作ハンドル12から手を離し、被係止
部13をガイドレール底面15に当接する元の姿勢に復
帰させておけば、スライドテーブル1が後退限位置Aに
到着したときに被係止部13が前進動阻止ストッパー1
6に係合して、スライドテーブル1を後退限位置Aで自
動的にロックし得ることは容易に理解出来るであろう。
なお、スライドテーブル1を前進限位置Bまたは後退限
位置Aに達するまで操作ハンドル12を第7図に示す操
作位置に保持しておき、スライドテーブル1が前進限位
置Bまたは後退限位置Aに達っした後に操作ハンドル1
2から手を離しても、被係止部13を後退動阻止ストッ
パー17また前進動阻止ストッパー16に係合させて、
スライドテーブル1を前進限位置Bまたは後退限位置A
でロックし得ることは勿論である。
上記実施例では、被係止部13が底面に当接する前後方
向に長い水平帯状のガイド板として、スライドテーブル
1を支持案内するガイドレール4aの底板を利用した
が、ガイドレール4aとは別の前後方向ガイド板を架設
しても良い。また、被係止部13がガイドレール底面1
5(ガイド板の底面)に当接する方向に回転操作軸10
を付勢する付勢手段として、重錘用板14を設けたが、
更に回転操作軸10を所定の方向に回転させるスプリン
グを併用しても良い。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案のスライドテーブル付き棚によれ
ば、スライドテーブル側の被係止部と固定ガイド板(実
施例ではガイドレール)側の前進動ストッパー及び後退
動ストッパーとによって、スライドテーブルを後退限位
置または前進限位置で自動的に置にロックすることが出
来るのであるが、特に本考案の構成によれば、ロック解
除操作は、ガイド板の底面に被係止部が当接している係
止作用角度から、被係止部が前記ストッパーから下方へ
離脱して重錘用板がスライドテーブルの底面に当接する
係止解除角度まで、の小範囲内で操作ハンドルを回転さ
せれば良く、従来のように90度以上の大きい範囲で操
作ハンドルを回転させなければならない場合と比較し
て、操作が迅速容易に行える。
一方、横向きの被係止部をガイド板の底面に当接させる
ために回転操作軸に回転力を付与する付勢手段が必要で
あり、同時に、当該被係止部がストッパーから下方へ離
脱する係止解除位置までで回転操作軸の回転角度を規制
するストッパーが必要であるが、本考案の構成によれ
ば、これら付勢手段とストッパーとを一つの重錘用板で
兼用させることが出来、全体の構造が簡単で安価に実施
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は棚の概略縦断側面図、第2図は棚の概略正面
図、第3図はスライドテーブルが後退限位置にあるとき
の要部を示す一部切り欠き側面図、第4図はスライドテ
ーブルが前進限位置にあるときの要部を示す一部切り欠
き側面図、第5図は第4図の一部切り欠き平面図、第6
図はロック作用状態を示す要部の一部縦断正面図、第7
図はロック解除状態を示す要部の一部縦断正面図であ
る。 1……スライドテーブル、2a,2b……支持用ホィー
ル、3a,3b……振れ止め用垂直軸ローラ、4a,4
b……ガイドレール(ガイド板)、5a,5b……棚側
枠、8……前端ストッパー、9……後端ストッパー、1
0……回転操作軸、12……操作ハンドル、13……被
係止部、14……重錘用板、16……前進動阻止ストッ
パー、17……後退動阻止ストッパー、16a,17b
……傾斜カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定範囲内で前後移動可能に支持されたス
    ライドテーブル(1)と、スライドテーブル(1)の一側辺下
    側に前後移動方向と平行に支承された回転操作軸(10)
    と、スライドテーブル(1)の一側辺に隣接して配設され
    た、前後方向に長い水平帯状のガイド板(4a)の底面に突
    設された後退限位置からの前進動阻止ストッパー(16)及
    び前進限位置からの後退動阻止ストッパー(17)と、回転
    操作軸(10)の前端から連設された操作ハンドル(12)と、
    回転操作軸(10)の後端からガイド板(4a)の底面側へ横向
    きに突設した被係止部(13)と、被係止部(13)とは逆方向
    に回転操作軸(10)から突設された重錘用板(14)とを備
    え、 重錘用板(14)は、被係止部(13)がガイド板(4a)の底面に
    当接する方向に回転操作軸(10)を付勢するものであり、 前進動阻止ストッパー(16)及び後退動阻止ストッパー(1
    7)は、スライドテーブル(1)の前後移動に伴って被係止
    部(13)の自動係合を可能ならしめる傾斜カム面(16a,17
    b)を備え、 回転操作軸(10)は、ガイド板(4a)の底面に被係止部(13)
    が当接する係止作用角度と、被係止部(13)がストッパー
    (16,17)から下方へ離脱して重錘用板(14)がスライドテ
    ーブル(1)の底面に当接する係止解除角度との間の範囲
    内でのみ回転可能である スライドテーブル付き棚。
JP1990079033U 1990-07-25 1990-07-25 スライドテーブル付き棚 Expired - Lifetime JPH0618501Y2 (ja)

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JP1990079033U JPH0618501Y2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 スライドテーブル付き棚

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JPH0436838U JPH0436838U (ja) 1992-03-27
JPH0618501Y2 true JPH0618501Y2 (ja) 1994-05-18

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JP1990079033U Expired - Lifetime JPH0618501Y2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 スライドテーブル付き棚

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960934U (ja) * 1982-10-15 1984-04-21 株式会社伊藤喜工作所 ラツクにおける引出し式棚のロツク装置
JPH0438735Y2 (ja) * 1985-02-08 1992-09-10

Also Published As

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JPH0436838U (ja) 1992-03-27

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