JPH06180050A - 階段装置 - Google Patents

階段装置

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Publication number
JPH06180050A
JPH06180050A JP4354025A JP35402592A JPH06180050A JP H06180050 A JPH06180050 A JP H06180050A JP 4354025 A JP4354025 A JP 4354025A JP 35402592 A JP35402592 A JP 35402592A JP H06180050 A JPH06180050 A JP H06180050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staircase
landing
house
pillars
column
Prior art date
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Pending
Application number
JP4354025A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kawazoe
努 河添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP4354025A priority Critical patent/JPH06180050A/ja
Publication of JPH06180050A publication Critical patent/JPH06180050A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】剛性強度を維持しつつ階段柱の林立を防ぎ、コ
ストを削減しうるとともに、見映えを高めうる。 【構成】家屋の凹部Aに配される階段装置1であって、
屋外壁W1と側壁W2とが交わる出隅部Cに配される家
屋の柱2と、この柱2の外方に立設された階段柱3との
間に継ぎ梁4を架け渡すとともに、この継ぎ梁4、4間
に架設した踊り場梁5と、前記階段柱3、3間に架設し
た外梁6と、前記継ぎ梁4、4とにより階段の踊り場床
体7を支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の凹部に配される
階段の踊り場を、剛性強度を維持しつつ見映えよく形成
でき、しかもコストの削減を図りうる階段装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば図6に略示するように、複数階建
ての集合住宅などの家屋の屋外壁w1に途切れ部aを設
け、この途切れ部aから内方にのびる側壁w2、w2
と、側壁w2、w2を奥端で継ぐ内壁w3とにより形成
された家屋の凹部bに、階段cを配設することがある。
【0003】このような階段cは、従来、図6に示すよ
うに、前記凹部b外方に立設された外の階段柱d、d間
に架け渡される外梁h1と、前記外の階段柱d、d内方
に立設された内の階段柱e、e間に架け渡される踊り場
梁h2と、内外の階段柱e、dに架け渡れる側梁h3、
h3とにより階段cの踊り場床体を支持していた。
【0004】又前記内外の階段柱e、dは、家屋とは独
立して立設されるため水平方向の剛性に欠け、このため
外の階段柱d、d間にブレースを架設し、剛性強度を高
めていた。
【0005】あるいは内外の階段柱e、dを太くするこ
とにより、剛性強度を高めることも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のものにあっては、内外の階段柱e、dが林立す
ることになり、見映えの低下を招来するとともに、コス
トを上昇させる原因となる他、ブレースを用いるものに
あっては、外の階段柱d、d間がこのブレースにより閉
鎖されるため、この外の階段柱d、d間を通路として利
用できないといった問題点がある。
【0007】又内外の階段柱e、dを太くするものにあ
っては、この大型の階段柱e、dが露出するため、意匠
性に劣り、美的外観をさらに低下させるとともに、経済
性の観点からも好ましいものではない。
【0008】本発明は、家屋の柱と階段柱とを継ぎ梁を
用いて連結することを基本として、階段柱の本数を、剛
性強度を低下させることなく減少させることができ、見
映えを高めうるとともに、コストを削減しうる階段装置
の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、家屋の屋外壁
に設けた途切れ部から内方にのびる側壁と、側壁を奥端
で継ぐ内壁とがなす家屋の凹部に配される階段装置であ
って、屋外壁と側壁とが交わる出隅部に配される家屋の
柱と、この柱の外方に立設された階段柱との間に継ぎ梁
を架け渡すとともに、この継ぎ梁間に架設した踊り場梁
と、前記階段柱間に架設した外梁と、前記継ぎ梁とによ
り階段の踊り場床体を支持させ、かつ前記踊り場梁に、
前記凹部の内部に配される上傾斜、下傾斜の階段ユニッ
トの外端を固定する。
【0010】
【作用】家屋の凹部に配される階段装置の踊り場床体
は、家屋の柱と階段柱との間に架け渡される継ぎ梁と、
この継ぎ梁間に架設した踊り場梁と、前記階段柱間に架
設した外梁とにより支持される。このように階段柱を家
屋の柱に連結したため、その剛性強度を高めることがで
き、階段柱の本数を減じうるとともに、階段柱を細くす
ることもできる。従って階段柱の林立を防止でき、見映
えを高めうるとともに、コストの削減を図りうる。
【0011】又階段柱の剛性強度が維持されるため、ブ
レースなどを該階段柱間に架け渡す必要がなく、階段柱
間に通路を形成することも可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜5において本発明の階段装置1は、家屋の凹
部Aに配されるとともに、家屋の柱2と階段柱3との間
に継ぎ梁4を架け渡し、かつこの継ぎ梁4、4間に架設
した踊り場梁5と、前記階段梁3、3間に架設した外梁
6と、前記継ぎ梁4、4とにより階段Sの踊り場床体7
を支持させ、しかも前記踊り場梁5に、前記凹部Aの内
部に配される上傾斜、下傾斜の階段ユニット9、10の
外端を固定する。
【0013】前記凹部Aは、図1、図2に示すように、
複数階建ての家屋の屋外壁W1に設けた途切れ部Bから
内方かつ平行にのびる側壁W2、W2と、この側壁W
2、W2を奥端で継ぎかつ屋外壁W1と平行な内壁W3
とにより囲まれる。
【0014】又前記屋外壁W1と側壁W2、W2とが交
わる出隅部C、Cには家屋の架構体をなす家屋の柱2、
2が立設されるとともに、前記側壁W2、W2と内壁W
3とが交わる入隅部D、Dにも前記柱2、2の内方に位
置して家屋の柱15、15が立設される。
【0015】さらに前記柱2と柱15との間には階上の
床体Eを支持しうる梁材16が水平に架け渡されるとと
もに、梁材16、16間に、前記凹部Aの内部で前記内
壁W3と平行にのびる階段梁17を水平に架設してい
る。なお前記柱15、15間には、前記梁材16と同高
の梁材19が架け渡される他、柱2、柱15には、図示
しない他の梁材が固定され、家屋の架構体を形成する。
又前記階段梁17は、本実施例では図4、図5に示すよ
うに、垂直なウエブ17Aの上下に水平なフランジ17
B、17Cを設けたI形鋼からなる。
【0016】前記柱2、2の外方には、該柱2、2より
も細い階段柱3、3が立設されるとともに、この階段柱
3、3と柱2、2との間には、前記屋外壁W1と直角な
例えばI形鋼から形成される継ぎ梁4、4が水平に架け
渡される。
【0017】又前記階段柱3、3間に、前記屋外壁W1
と平行かつ例えばI形鋼からなる外梁6が前記継ぎ梁4
と高さを揃えて水平に架設されるとともに、前記継ぎ梁
4、4間に、前記外梁6と平行かつ垂直なウエブ5Aの
上下にフランジ5B、5Cを設けたI形鋼からなる踊り
場梁5を該継ぎ梁6と上面を揃えて架け渡している。
【0018】前記踊り場梁5、外梁6、および継ぎ梁
4、4上面には、本実施例ではコンクリートパネルから
なる略矩形の踊り場床体7が載置され、これにより該踊
り場床体7は、踊り場梁5と外梁6と継ぎ梁4、4とに
より支持される。
【0019】このように階段柱3を、家屋の柱2に継ぎ
梁4を用いて連結したため、その剛性強度を高めること
ができ、階段柱3を細くすることも可能となる。又踊り
場床体7を支持するための柱を2本の階段柱3、3のみ
としたため、見映えを向上しうるとともに、コストの削
減を図りうる。さらに階段柱3、3は、高い剛性強度を
具えるため、ブレースなどの取付けを不要とし、階段柱
3、3間に外方にのびる階上通路を設けることも出来
る。
【0020】前記踊り場梁5には、凹部Aの内部に配す
る上傾斜、下傾斜の階段ユニット9、10の外端が固定
される。
【0021】上傾斜の階段ユニット9は、図3に示す階
段Sの内、2階から3階に至る部分を代表して図4、図
5に示す如く、前記踊り場梁5に取付く梁上金具21を
介してその外端が踊り場梁5に固定される。
【0022】梁上金具21は、踊り場梁5の上のフラン
ジ5B上面に載置されかつボルト止めされる横長矩形の
水平な上片22と、その内縁から垂下する垂下片23
と、その下縁から外方に突出しかつ前記下のフランジ5
C上面に載置されかつボルト止めされる下片24とから
なる断面コ字の基体25を具えるとともに、該基体25
の前記上片22に、前記上傾斜、下傾斜の階段ユニット
9、10取付用の4つの立片26…を立上げている。
【0023】又前記上傾斜の階段ユニット9は、斜部2
9Aの内端に水平部29Bを一体に設けた一対のささら
桁29、29間に段板、け込み板を溶接等により架設し
てなる一体可搬のユニット体であって、前記ささら桁2
9、29の斜部29A、29A外縁から突設した取付片
30、30を前記梁上金具21の立片26、26に夫々
ボルト止めすることにより、上傾斜の階段ユニット9の
外端は踊り場梁5に固定される。
【0024】なお上傾斜の階段ユニット9の内端は、前
記階段梁17に取付く梁上金具32を介して該階段梁1
7に固定される。
【0025】前記梁上金具32は、階段梁17の上のフ
ランジ17Bに載置されかつボルト止めされる横長矩形
の上片33と、その外縁から垂下する垂下片34と、そ
の下縁から内方に突出しかつ前記下のフランジ17Cに
載置・ボルト止めされる下片35とからなる断面コ字の
基体36を具えるとともに、該基体36の上片33に、
4つの立片37…を立上げている。
【0026】上傾斜の階段ユニット9は、そのささら桁
29、29の水平部29B、29B内縁に突設した取付
片39、39を前記立片37、37にボルト止めするこ
とにより、その内端が梁上金具32を介して階段梁17
に固定される。
【0027】又前記下傾斜の階段ユニット10は、一対
のささら桁41、41間に段板42…、け込み板43…
を架設した一体可搬のユニット体であって、前記ささら
桁41、41の外縁に突設した取付片44、44を前記
梁上金具21の立片26、26にボルト止めすることに
より、外端が該梁上金具21を介して踊り場梁5に固定
される。
【0028】なお下傾斜の階段ユニット10の内端は、
前記ささら桁41、41の内縁に突設した取付片45、
45を、2階の階段梁17に取付く前記梁上金具32の
立片37、37にボルト止めすることにより、該梁上金
具32を介して2階の階段梁17に固定される。
【0029】又1階と2階とを結ぶ階段Sの前記下傾斜
の階段ユニット10の内端は、図3に略示するように、
ささら桁41、41内縁から垂下する垂下部47、47
の下端に溶着した水平なプレート49を基礎Fにボルト
止めすることにより固定される。
【0030】前記階段梁17上面には、各階の床を形成
しうる例えばコンクリートパネルからなる前記床体Eの
端縁が載置される。
【0031】なお3階と4階とを結ぶ階段Sあるいはさ
らに上階における階段Sも、2階と3階とを結ぶ階段S
と同様に、上傾斜、下傾斜の階段ユニット9、10を用
いて形成する。
【0032】
【発明の効果】叙上の如く本発明の階段装置は、踊り場
を支持する階段柱を継ぎ梁を用いて家屋の柱に連結して
いるため、この階段柱の剛性強度を高めることができ、
踊り場床体支持用の柱の林立を防止しうるとともに、剛
性強度を維持しつつ階段柱を細くすることが可能とな
り、見映えを高め、かつコストの削減を図りうる他、階
段柱間に別途ブレースなどを架け渡す必要がなく、階段
柱間を通路として利用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を略示する平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】階段ユニットの取付状態を示す部分断面図であ
る。
【図5】階段ユニット、踊り場梁を示す分解斜視図であ
る。
【図6】従来の技術を説明する平面図である。
【符号の説明】
2 柱 3 階段柱 4 継ぎ梁 5 踊り場梁 6 外梁 7 踊り場床体 9 上傾斜の階段ユニット 10 下傾斜の階段ユニット A 凹部 B 途切れ部 C 出隅部 W1 屋外壁 W2 側壁 W3 内壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋の屋外壁に設けた途切れ部から内方に
    のびる側壁と、側壁を奥端で継ぐ内壁とがなす家屋の凹
    部に配される階段装置であって、屋外壁と側壁とが交わ
    る出隅部に配される家屋の柱と、この柱の外方に立設さ
    れた階段柱との間に継ぎ梁を架け渡すとともに、この継
    ぎ梁間に架設した踊り場梁と、前記階段柱間に架設した
    外梁と、前記継ぎ梁とにより階段の踊り場床体を支持さ
    せ、かつ前記踊り場梁に、前記凹部の内部に配される上
    傾斜、下傾斜の階段ユニットの外端を固定したことを特
    徴とする階段装置。
JP4354025A 1992-12-14 1992-12-14 階段装置 Pending JPH06180050A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4354025A JPH06180050A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 階段装置

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JP4354025A JPH06180050A (ja) 1992-12-14 1992-12-14 階段装置

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ID=18434806

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Cited By (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19950207