JP6087865B2 - バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物 - Google Patents

バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物 Download PDF

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本発明は、建物ユニットを組み合わせて構成するユニット建物のバルコニー装置に係り、特に、下階建物ユニットの上部に構築されるバルコニー装置と、このバルコニー装置を備えるユニット建物に関する。
従来、この種のバルコニー装置として、特許文献1に記載のバルコニー床パネルの固定構造およびユニット建物がある。この公報に記載のバルコニー床パネルの固定構造は、複数の床小梁と、この床小梁の上に配置された複数の根太を介して、又は床小梁の上に直接設置された床板とを有するバルコニー床パネルを、天井フレームに固定するバルコニー床パネルの固定構造であって、天井フレームに内側に向けて突出部を設けるとともに、床小梁の端部を前記突出部に固定している。
特開2004−150083号公報
ところで、前記構造のバルコニー床パネルの固定構造は、バルコニー床パネルを天井フレームに容易に組み付けることができるという作用効果を奏するものであるが、複数の床小梁を備える構造であるため、構成が複雑で施工が煩雑となっている。また、下階建物ユニットの上部全面にバルコニー床を固定するものであり、面積の大きい下階建物ユニットの上部に面積の小さい上階建物ユニットを載置し、上階建物ユニットが載置されない下階建物ユニットの上部に、面積の小さいバルコニーを構築する場合には、上梁間に架設された複数本の床小梁上に多数の根太材を固定し、多数の根太材の上に床仕上げ材として野地板を固定している。そして、床小梁の下方には、木製の天井根太が架設されている。このように、面積の小さいバルコニーを構築するときには床小梁、根太材で下地を組み、その上に野地板を固定するため、部品点数が多く構成が複雑となり、施工が煩雑となり、重量が増大するという問題点があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、床面積の異なる建物ユニットを組立て、床面積の大きい建物ユニットの上部に床面積の小さい上階建物ユニットを載置し、下階建物ユニットの上部の上階建物ユニットが載置されない部分に構築する場合に、部品点数を低減して構成を簡単にできると共に軽量化でき、施工が容易なバルコニー装置を提供することにある。また、このようなバルコニー装置を備えるユニット建物を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係るバルコニー装置は、4本の柱と、4本の上梁と、4本の下梁とから直方体状に形成される1つの下階建物ユニットと、該下階建物ユニットより床面積が小さく該下階建物ユニットの上部に載置される上階建物ユニットとから構成されるユニット建物の、前記下階建物ユニットの前記上階建物ユニットが載置されない上部に構築されるバルコニー装置であって、該バルコニー装置は、前記下階建物ユニットの上部で前記上階建物ユニットに近接して軒元側に架設される第1の梁材と、前記下階建物ユニットの上部軒先側に載置される第2の梁材と、前記第1の梁材と前記第2の梁材との間に架設される根太材により床面が形成され、前記根太材は、前記下階建物ユニットの上梁の上面より下方に下げた状態で固定されるものであり、前記第1の梁材は、該梁材の両端部の連結部が突出部を有し、該突出部は該梁材の下面より上方に位置する支持面を備え、該支持面を前記下階建物ユニットの対向する2本の上梁の上面に載置して固定され、前記第2の梁材は、上方の水平部と垂直部と下方の水平部とを連続して形成した形状であり、前記下階建物ユニットの対向する2本の上梁と直交する1本の上梁に前記上方の水平部を載置して固定されることを特徴とする。
前記のごとく構成された本発明のバルコニー装置は、下階建物ユニットの上部に、これより床面積の小さい上階建物ユニットを載置し、上階建物ユニットの載置されない下階建物ユニットの上部にバルコニー装置を構築する際、軒元側に架設された第1の梁材と、軒先側に載置される第2の梁材と、これらの梁材間に架設される根太材により床面が形成されるため、従来のこの種のバルコニー装置と比較して床小梁等の部材の点数を削減することができ、施工も容易となるとともに、軽量化を達成できる。
また、本発明のバルコニー装置は、その床面に加わる荷重を複数の根太材で受け、複数の根太材は2本の平行状態に配置された第1の梁材と第2の梁材で支持される。そして、軒元側の第1の梁材は下階建物ユニットの上梁で支持され、建物ユニットを構成する4本の柱で分担され、軒先側の第2の梁材は同様に下階建物ユニットを構成する軒先側の上梁と柱で分担される。この結果、従来のこの種のバルコニー装置と比較してバルコニー床固定荷重を軽減することができる。
また、本発明に係るバルコニー装置の好ましい具体的な態様としては、前記上階建物ユニットは、その長辺方向の一辺が前記下階建物ユニットの長辺方向の一辺と同じに設定され、その短辺方向の一辺が前記下階建物ユニットの短辺方向の一辺より短く設定され、前記バルコニー装置は、前記下階建物ユニットの短辺方向の前記上階建物ユニットが載置されない上部に構築されることを特徴としている。
この構成によれば、下階建物ユニットの長辺方向と、上階建物ユニットの長辺方向が一致し、バルコニー装置は上階建物ユニットの短辺方向に構築されるため、バルコニー装置の荷重は下階建物ユニットに均等に分担され、ユニット建物におけるバルコニー装置の構造が安定する。
本発明に係るバルコニー装置を備えるユニット建物は、前記したバルコニー装置を備え、下階建物ユニット及び上階建物ユニットを組立てて構成されることを特徴とする。このように構成されたユニット建物では、床面積の大きい下階建物ユニットの上部に床面積の小さい上階建物ユニットを載置したユニット建物において、上階建物ユニットが載置されない下階建物ユニットの上部に、構成が簡単なバルコニー装置を容易な施工で構築することができる。
本発明のバルコニー装置は、構成を簡単にでき、軽量化できると共に、下階建物ユニットの上部に容易に施工することができる。また、床面積の大きい下階建物ユニットの上に床面積の小さい上階建物ユニットを載置固定したユニット建物において、上階建物ユニットの載置されない部分に2階用のバルコニー装置を構築することができる。
本発明に係るバルコニー装置の一実施形態を模式的に示す要部斜視図。 図1の上階建物ユニットを省略したバルコニー装置の展開斜視図。 図2の軒元梁、根太受け梁、根太の固定状態を示す要部斜視図。 図2の根太の長手方向に沿う要部断面図。 図2の根太と直交する方向に沿う要部断面図。 従来のバルコニー装置と本発明に係るバルコニー装置の床鉛直荷重の建物ユニットへの流れを示す模式図。
以下、本発明に係るバルコニー装置の一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るバルコニー装置を模式的に示す要部斜視図、図2は図1の上階建物ユニットを省略したバルコニー装置の展開斜視図、図3は図2の軒元梁、根太受け梁、根太の固定状態を示す要部斜視図、図4は図2の根太の長手方向に沿う要部断面図、図5は図2の根太と直交する方向に沿う要部断面図である。
図1〜5において、ユニット建物1は複数の建物ユニットとして、下階の建物ユニット2、及び上階の建物ユニット3を組立てて2階建てに構成したものであり、本実施形態のバルコニー装置5は、ユニット建物1の2階部分に構築されるものである。バルコニー装置5は、下階建物ユニット2と、下階建物ユニット2より床面積が小さく、下階建物ユニット2の上部に載置される上階建物ユニット3とから構成されるユニット建物1の、下階建物ユニット2の上階建物ユニット3が載置されない上部(2階部分)に構築され、上階建物ユニット3から入ることができるバルコニー装置である。
下階建物ユニット2は、鋼製の構造材を溶接で直方体状に接合して形成したボックスラーメン構造のものであり、長辺方向の下梁2a、2a、短辺方向の下梁2b、2b、4本の柱2c、2c、2d、2d、長辺方向の上梁2e、2e、短辺方向の上梁2f、2fとから直方体状に形成される。そして、下階建物ユニット2には、図4に示されるように、天井根太2gが上梁2e、2e間に架設されている。また、上階建物ユニット3は、同様に鋼製の構造材を直方体状に接合して形成したものであり、長辺方向の下梁3a、3a、短辺方向の下梁3b、3b、4本の柱3c、3c、3d、3d、長辺方向の上梁3e、3e、短辺方向の上梁3f、3fとから直方体状に形成される。
そして、上階建物ユニット3は、その長辺方向の一辺が下階建物ユニット2の長辺方向の一辺と同じに設定され、上階建物ユニット3の下梁3a、3a、上梁3e、3eと、下階建物ユニット2の下梁2a、2a、上梁3e、3eが同じ長さに設定されている。また、上階建物ユニット3は、その短辺方向の一辺が下階建物ユニット2の短辺方向の一辺より短く設定され、下階建物ユニット3の床面積より小さく設定されている。なお、両建物ユニットとも、床梁や天井梁は図示を省略している。
そして、ユニット建物1は、下階建物ユニット2の短辺方向の上梁2f、2f上に、上階建物ユニット3の短辺方向の下梁3b、3bが位置し、下階建物ユニットの柱2c、2c上に上階建物ユニットの柱3c、3cが載置され、上階建物ユニットの柱3d、3dは下階建物ユニットの上梁2f、2fの中程に位置している。このように、ユニット建物1は、下階建物ユニット2の上部に、上階建物ユニット3の載置されない空間が形成され、バルコニー装置5は、下階建物ユニット2の短辺方向の上階建物ユニット3が載置されない上部の空間に構築される。
バルコニー装置5は、下階建物ユニット2の上部で上階建物ユニット3に近接して軒元側に架設された第1の梁材である軒元梁10と、下階建物ユニット3の上部の軒先側に載置固定される第2の梁材である根太受け梁20と、軒元梁10と根太受け梁20との間に架設される複数の根太30、30…により床面6が形成され、この床面上に野地板31が載置固定されて構成される。根太30、30…の軒先部分は段差30aがつけられ、この部分に雨樋(図示せず)が付設される。
軒元梁10は、例えば鋼製の角パイプ材で形成され、下階建物ユニット2の長辺方向に沿って上梁2f、2f間に架け渡される長さを有しており、両端部には下階建物ユニット2の短辺方向の上梁2f、2fに連結固定される連結部11、11が溶接により形成されている。この連結部11は、角パイプの両端部に溶接された鋼板11aと、この鋼板に溶接された断面U字状の突出部11bから構成され、突出部にはボルトを貫通させる固定孔11cが形成されている。連結部11に合わせて上梁2f、2fには、補強用のスチフナーが溶接され、軒元梁10は上梁2f、2fにボルトナット12で固定される。そして、軒元梁10には、根太30、30…の軒元側の端部を固定する断面L字状の根太固定部13、13…が溶接されている。
軒先側の根太受け梁20は、例えば鋼板を水平部21と垂直部22と水平部23とを連続して直角に折り曲げて形成した断面が略Z字に近い形状をしている。この根太受け梁20は、上方の水平部21を下階建物ユニット2の上梁2eの上面に接合させてボルトナット25で固定され、垂直部22が上梁2eの内側に下方に延出し、下方の水平部23で複数の根太30、30…の軒先側の端部を受けるものである。このため、根太30、30…の下面は上梁2eの上面より下方に位置し、根太は上梁2eより下方に下げた状態で軒元梁10と根太受け梁20との間に固定されている。そして、垂直部22を貫通するビス26で木製の根太30を根太受け梁20に固定するものである。
このように、下階建物ユニット2の上部で、上階建物ユニット3が載置されない空間に、軒元梁10と根太受け梁20を2本を平行に載置して下階建物ユニット2に固定し、これらの梁材10、20で複数の根太30、30…を固定し床面6を構成する。そして、このように形成された床面6上に野地板31を固定し、バルコニー装置5を構築している。さらに、野地板31の周囲に、図1に示される手摺り7が設置され、下階建物ユニット2の構造材に固定され、バルコニー装置5が構築される。なお、ユニット建物1を構成する建物ユニットの個数は、図示に例に限定されるものではない。
前記の如く構成された本実施形態のバルコニー装置5の施工動作について以下に説明する。ユニット建物1は図示されていない基礎上に、床面積の大きい下階建物ユニット2が載置されアンカーボルトとナット等の締結手段により固定され、この上に床面積の小さい上階建物ユニット3が載置され、ボルトナット等により固定される。このように組立てられたユニット建物1は、上階建物ユニット3の床面積が下階建物ユニットの床面積より小さいため、下階建物ユニット2の上部の2階部分にバルコニー装置5を構築するスペースが形成される。
組立てられたユニット建物1の2階部分のスペースに、バルコニー装置5の床面6を形成する。先ず、例えば地上面で、床面6を構成する軒元梁10と、軒先側の根太受け梁20と、複数の根太30、30…を組立てて、組立体を形成する。すなわち、軒元梁10と根太受け梁20とを平行状態に配置し、軒元梁10の根太固定部13に根太30の一端を釘やビス14で固定する。また、根太30の他端を根太受け梁20に釘やビス26で固定する。この動作を繰り返し、複数の根太30、30…を軒元梁10と根太受け梁20との間に架け渡して固定し、床面6を構成するはしご状の組立体を形成する。
このように組立てられた組立体を上階建物ユニット3の載置されない下階建物ユニット2の上部に載置する。すなわち、上階建物ユニット3の長辺方向の下梁3aに近接して軒元梁10を平行になるように載置し、下階建物ユニット2の軒先側の上梁2eに沿って根太受け梁20を平行になるように載置する。
そして、組立体を構成する軒元梁10の両端の連結部11を、下階建物ユニット2の短辺方向の上梁2f、2fにボルトナット12で固定する。また、根太受け梁20の上方の水平部21を下階建物ユニット2の上梁2e上にボルトナット25で固定する。このようにして、バルコニー装置5の床面6を下階建物ユニット2の上部に形成し、形成された床面6上に野地板31を固定する。なお、野地板31は予め組立体上に固定しておき、下階建物ユニット2上に固定するようにしてもよい。
このように、バルコニー装置5を構成する床面6は、従来のバルコニー装置のように根太材を支持する床小梁が不要となるため、部品点数を低減することができる。また、従来のように床小梁が無く、軒元梁10と根太受け梁20とにより根太30、30…を支持するため床面6を下げることができ、上階の建物ユニット3からバルコニー装置5に出るときに、跨ぐ高さを低くして居住性を高めることができる。
このあと、野地板31が固定されて形成された床面6の周囲に、図1に二点鎖線で示す手摺り7を設置し、手摺り7の下部を下階建物ユニット2の構造材である、柱や上梁等に固定すると共に、手摺り7の上部を上階建物ユニット3の壁面に固定する。
このように、バルコニー装置5の施工にあたっては、下階建物ユニット2の上部で上階建物ユニット3の載置されない空間に、2本の梁材、すなわち、軒元側の軒元梁10と、軒先側の根太受け梁20との間に複数の根太30、30…を固定したはしご状の組立体を載置し、軒元梁10をボルトナット12で固定し、根太受け梁20をボルトナット25で固定するため、施工が簡略化される。
従来のバルコニー装置では、複数の床小梁と、この床小梁の上に配置された複数の根太を介して、又は床小梁の上に直接設置された床板とを有するバルコニー床パネルを、天井フレームに固定するものであり、図6(a)に示されるように、その床面に加わる荷重を複数の根太を介して床小梁で受ける、あるいは床小梁で直接受け、床小梁は長辺方向の2本の上梁で支持され、2本の上梁は4本の柱で支持される。このように多数の長尺の床小梁で受けるため、バルコニー床固定荷重が増大する。
これに対し、前記のように構成された本実施形態のバルコニー装置5は、図6(b)に示されるように、その床面に加わる荷重を複数の根太30、30…で受け、複数の根太は2本の平行状態に配置された軒元梁10と根太受け梁20で支持される。そして、軒元側の軒元梁10は下階建物ユニット2の上梁2f、2fで支持され、下階建物ユニット2を構成する4本の柱2c、2c、2d、2dで分担され、軒先側の根太受け梁20は同様に下階建物ユニット2を構成する軒先側の上梁2eと柱2d、2dで分担される。この結果、従来のこの種のバルコニー装置と比較してバルコニー床固定荷重を軽減することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記の実施形態では、2階建てのユニット建物の例を示したが、3階建てのユニット建物の3階部分にバルコニー装置を構築することができ、同様に、2階部分と3階部分の両方に構築することもできる。
前記の実施形態では、バルコニー装置の床面を構成する第1の梁材と第2の梁材とを根太材で連結して固定した組立体を、下階建物ユニットの上部の上階建物ユニットが載置されないスペースに載置して固定する例を示したが、第1の梁材と第2の梁材をそれぞれ下階建物ユニットに固定し、このあと根太材で第1の梁材と第2の梁材とを連結してバルコニー装置の床面を形成するようにしてもよい。
本発明の活用例として、このバルコニー装置を用いて住宅や他の構造物の2階部分、あるいは3階以上の部分にバルコニーを構築でき、しかも構成が簡単で、施工の容易なバルコニー装置を構築できる。
1:ユニット建物、2:下階建物ユニット、2a、2b:下梁、2c、2d:柱、2e、2f:上梁、3:上階建物ユニット、3a、3b:下梁、3c、3d:柱、3e、3f:上梁、5:バルコニー装置、6:床面、7:手摺り、10:軒元梁(第1の梁材)、20:根太受け梁(第2の梁材)、30:根太(根太材)、31:野地板

Claims (8)

  1. 4本の柱と、4本の上梁と、4本の下梁とから直方体状に形成される1つの下階建物ユニットと、該下階建物ユニットより床面積が小さく該下階建物ユニットの上部に載置される上階建物ユニットとから構成されるユニット建物の、前記下階建物ユニットの前記上階建物ユニットが載置されない上部に構築されるバルコニー装置であって、
    該バルコニー装置は、前記下階建物ユニットの上部で前記上階建物ユニットに近接して軒元側に架設される第1の梁材と、前記下階建物ユニットの上部軒先側に載置される第2の梁材と、前記第1の梁材と前記第2の梁材との間に架設される根太材により床面が形成され、前記根太材は、前記下階建物ユニットの上梁の上面より下方に下げた状態で固定されるものであり、
    前記第1の梁材は、該梁材の両端部の連結部が突出部を有し、該突出部は該梁材の下面より上方に位置する支持面を備え、該支持面を前記下階建物ユニットの対向する2本の上梁の上面に載置して固定され、
    前記第2の梁材は、上方の水平部と垂直部と下方の水平部とを連続して形成した形状であり、前記下階建物ユニットの対向する2本の上梁と直交する1本の上梁に前記上方の水平部を載置して固定されることを特徴とするバルコニー装置。
  2. 前記第2の梁材は、前記垂直部と前記下方の水平部に前記根太材を固定することを特徴とする請求項1に記載のバルコニー装置。
  3. 前記根太材は、軒先部分に段差がつけられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバルコニー装置。
  4. 前記第2の梁材は、前記垂直部が前記下階建物ユニットの上梁の内側に下方に延出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルコニー装置。
  5. 前記第2の梁材は、前記上方の水平部を前記下階建物ユニットの上梁の上面に固定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバルコニー装置。
  6. 前記第2の梁材は、前記下方の水平部で前記根太材の端部を受けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバルコニー装置。
  7. 前記上階建物ユニットは、その長辺方向の一辺が前記下階建物ユニットの長辺方向の一辺と同じに設定され、その短辺方向の一辺が前記下階建物ユニットの短辺方向の一辺より短く設定され、
    前記バルコニー装置は、前記下階建物ユニットの短辺方向の前記上階建物ユニットが載置されない上部に構築されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバルコニー装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のバルコニー装置を備えることを特徴とするバルコニー装置を備えるユニット建物。
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