JP2008088666A - バルコニーユニット - Google Patents

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JP2008088666A JP2006268967A JP2006268967A JP2008088666A JP 2008088666 A JP2008088666 A JP 2008088666A JP 2006268967 A JP2006268967 A JP 2006268967A JP 2006268967 A JP2006268967 A JP 2006268967A JP 2008088666 A JP2008088666 A JP 2008088666A
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政利 野畑
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Abstract

【課題】 バルコニーユニットにおいて、床枠に十分なフレーム剛性を確保するとともに、バルコニーの床レベルを下げること。
【解決手段】 下階建物ユニット10Aの上部に設置されるバルコニーユニット20Aにおいて、下階建物ユニット10Aの天井梁13の上部に搭載される四周床枠30を角パイプ31、32で形成し、角パイプ31の下面であって、下階建物ユニット10Aの天井梁13より広幅の下面に床小梁の端部を固定し、角パイプ31の上面に手摺壁パネル40を立てたもの。
【選択図】 図3

Description

本発明はバルコニーユニットに関する。
ユニット建物に用いられるバルコニーユニットとして、特許文献1に記載の如く、下階建物ユニットの天井フレーム内に落とし込まれる床パネルを有することにより、バルコニーの床レベルを下げ、上階居室からバルコニーへの出入りをし易くしたものがある。
特開2005-155249
特許文献1のバルコニーユニットでは、床パネルの床梁をZ形鋼からなるものとし、床梁の上フランジを下階建物ユニットの天井フレーム上に載せ、床梁の下フランジを下階建物ユニットの天井フレーム内に落とし込む。床梁がZ形鋼であるが故に、バルコニーが大型化したときに、十分なフレーム剛性が得られない。
本発明の課題は、バルコニーユニットにおいて、床枠に十分なフレーム剛性を確保するとともに、バルコニーの床レベルを下げることにある。
請求項1の発明は、下階建物ユニットの上部に設置されるバルコニーユニットにおいて、下階建物ユニットの天井梁の上部に搭載される四周床枠を角パイプで形成し、角パイプの下面であって、下階建物ユニットの天井梁より広幅の下面に床小梁の端部を固定し、角パイプの上面に手摺壁パネルを立てたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記手摺壁パネルの柱脚を角パイプの上面であって、下階建物ユニットの天井梁より広幅の上面にボルト締結してなるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記角パイプからなる四周床枠のコーナー部にコーナー部材を設け、このコーナー部材を下階建物ユニットの上部にボルト締結してなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)床枠を角パイプからなるものとしたことで、バルコニーが大型化したときにも、床枠に十分なフレーム剛性を確保できる。
(b)床枠を構成する角パイプに下階建物ユニットの天井梁より広幅の下面を備えたものとしたから、角パイプを下階建物ユニットの天井梁の上部に搭載しながら、床小梁の端部を下階建物ユニットの天井梁に干渉することなく、角パイプの下面に固定できる。また、床小梁の端部を角パイプの下面に固定したから、バルコニーの床レベルを下げ、上階居室からバルコニーへの出入りをし易くできる。
(請求項2)
(c)手摺壁パネルの柱脚を角パイプの上面であって、下階建物ユニットの天井梁より広幅の上面に立てるから、手摺壁パネルの柱脚を複数ヵ所(例えば2ヵ所)で角パイプの上面に強固にボルト締結でき、手摺のゆれを防止できる。
(請求項3)
(d)床枠の角パイプが交差するコーナー部に設けたコーナー部材を下階建物ユニットの上部にボルト締結することにより、バルコニーユニットを下階建物ユニットの上部に強固に設置できる。
図1はユニット建物の要部を示し、(A)は模式平面図、(B)は模式斜視図、図2は図1(A)のII−II線に沿うバルコニーの断面図、図3は図2の要部拡大図、図4はバルコニーユニットの床枠を示す平面図、図5は図4のV−V線に沿う断面図、図6は図4のVI−VI線に沿う矢視図、図7は図4の要部拡大図、図8は床枠の取付状態を示し、(A)は側面図、(B)は平面図、図9は下階建物ユニットとバルコニーユニットを示す模式斜視図である。
図1は、ユニット建物1の一部を示したものである。ユニット建物1は、工場生産された複数の建物ユニット10を現地の基礎上にて左右上下に隣接設置されたものである。ユニット建物1は、図1の部分で、相隣る3個の下階建物ユニット10Aのそれぞれの上部に、バルコニーユニット20A、20B、上階建物ユニット10Bのそれぞれを設置し、両バルコニーユニット20A、20Bによりバルコニー20を形成している。上下の対応するユニットはそれらの平面サイズを同一にしている。
ユニット建物10(10A、10B)は、図2、図3、図9に示す如く、4本の角鋼管等からなる柱11の下部に、C形鋼等からなる床梁12(不図示)にて枠組された床フレーム12A(不図示)を接合するとともに、柱11の上部に、C形鋼等からなる天井梁13にて枠組された天井フレーム13Aを接合した箱形骨組構造体である。尚、図2、図3において、14は外壁、15は天井根太、16は天井面材である。
バルコニーユニット20Aは、図2、図3に示す如く、下階建物ユニット10Aの天井梁13の上部に搭載される四周床枠30を角パイプ31、32で形成している。床枠30は、図4〜図7に示す如く、長辺側の桁角パイプ31と短辺側の妻角パイプ32を交差配置し、それらのコーナー部に四角ます状のコーナー部材33を設けている。桁角パイプ31は下階建物ユニット10Aの天井梁13より広幅とし、妻角パイプ32は桁角パイプ31より狭幅、かつコーナー部材33の一辺と同一幅にしている。従って、妻角パイプ32の端部をコーナー部材33の側部に溶接等で固定し、桁角パイプ31の端部を妻角パイプ32とコーナー部材33の側部に溶接等で固定する。尚、コーナー部材33は上部開口の有底ます状体であり、コーナー部材33の底面33Aは下階建物ユニット10Aの柱11の上端部にボルト締結される。
床枠30は、相対する桁角パイプ31、31の下面であって、下階建物ユニット10Aの天井梁13より広幅の下面に妻床小梁34の両端部のそれぞれを溶接等で固定する。床枠30は、両妻角パイプ32のそれぞれと、この妻角パイプ32に相隣る妻床小梁34に短尺の桁床小梁35を架け渡すように、桁床小梁35の一端部を妻角パイプ32の側面に突き合せて溶接等で固定し、桁妻小梁35の他端部を妻床小梁34の上面に載せて溶接等で固定する。床枠30は、後述する手摺壁パネル40が設置される桁角パイプ31と、この桁角パイプ31に相隣る桁床小梁35に短尺の妻床小梁36を架け渡すように、妻床小梁36の一端部を桁角パイプ31の下面に溶接等で固定し、妻床小梁36の他端部を桁床小梁35の下面に溶接等で固定する。床枠30において、妻床小梁34、36の上には複数本の根太37が載せ置きされて支持され、根太37の上に合板等からなる床面材38が釘打等により固定される。尚、床面材38は手摺壁パネル40が設けられる桁角パイプ31に向かう妻方向に下り勾配をなし、その下り勾配端に樋39を埋込む如くに設置される。
バルコニーユニット20Aは、床枠30の角パイプ31、32上で、相隣るバルコニーユニット20Bに接する部分を除き、左右両側の妻角パイプ32と前側の桁角パイプ31の上面に手摺壁パネル40を立てる。手摺壁パネル40は角鋼管等からなる中空の柱41の柱脚41Aをそれらの角パイプ31、32の上面の複数位置(図4で○で囲んだ位置)にボルト締結される。前側の桁角パイプ13の上面であって、下階建物ユニット10Aの天井梁13より広幅の上面には、図3に示す如く、柱41の柱脚41Aが2本のボルト41Bにより強固にボルト締結される。手摺壁パネル40は、角柱41の内外に内壁42と外壁43が取着され、各柱41の上端部に手摺44を取着して備える。
バルコニーユニット20Aは、図9に示す如く、下階建物ユニット10Aの天井梁13の上に床枠30の角パイプ31、32を載せ置き、床枠30のコーナー部に対応する手摺壁パネル40の柱41の中空部に、図8に示す締結工具50に保持したボルト51を挿入し、このボルト51を床枠30のコーナー部材33の底面33Aに設けてあるボルト挿通孔を通し、下階建物ユニット10Aの柱11の柱頭に設けてある裏ナット等のねじ部に締結する。これにより、バルコニーユニット20Aは下階建物ユニット10Aの上部に設置される。
バルコニーユニット20Bも、バルコニーユニット20Aと実質的に同様に構成され、バルコニーユニット20Aにおけると同様の床枠30を有し、床枠30の左右両側の妻角パイプ32の上面の複数位置に、手摺壁パネル40の柱41の柱脚41Aをボルト締結して構成される。
バルコニーユニット20Bも、バルコニーユニット20Aと同様にして下階建物ユニット10Aの上部に設置される。相隣る下階建物ユニット10A、10Aの上に設けられたバルコニーユニット20A、20Bは、広いバルコニー20を形成するように、それらの下り勾配をなす床面材38を連続化し、それらの床面材38の上面に連続的に敷設される防水材60を樋39にまで延在する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)床枠30を角パイプ31、32からなるものとしたことで、バルコニー20が大型化したときにも、床枠30に十分なフレーム剛性を確保できる。
(b)床枠30を構成する角パイプ31に下階建物ユニット10Aの天井梁13より広幅の下面を備えたものとしたから、角パイプ31を下階建物ユニット10Aの天井梁13の上部に搭載しながら、床小梁34、36の端部を下階建物ユニット10Aの天井梁13に干渉することなく、角パイプ31の下面に固定できる。また、床小梁34、36の端部を角パイプ31の下面に固定したから、バルコニー20の床レベルを下げ、上階居室からバルコニー20への出入りをし易くできる。
(c)手摺壁パネル40の柱脚41Aを角パイプ31の上面であって、下階建物ユニット10Aの天井梁13より広幅の上面に立てるから、手摺壁パネル40の柱脚41Aを複数ヵ所(例えば2ヵ所)で角パイプ31の上面に強固にボルト締結でき、手摺44のゆれを防止できる。
(d)床枠30の角パイプ31、32が交差するコーナー部に設けたコーナー部材33を下階建物ユニット10Aの上部にボルト締結することにより、バルコニーユニット20A、20Bを下階建物ユニット10Aの上部に強固に設置できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1はユニット建物の要部を示し、(A)は模式平面図、(B)は模式斜視図である。 図2は図1(A)のII−II線に沿うバルコニーの断面図である。 図3は図2の要部拡大図である。 図4はバルコニーユニットの床枠を示す平面図である。 図5は図4のV−V線に沿う断面図である。 図6は図4のVI−VI線に沿う矢視図である。 図7は図4の要部拡大図である。 図8は床枠の取付状態を示し、(A)は側面図、(B)は平面図である。 図9は下階建物ユニットとバルコニーユニットを示す模式斜視図である。
符号の説明
10A 下階建物ユニット
13 天井梁
20A、20B バルコニーユニット
30 床枠
31、32 角パイプ
33 コーナー部材
34、36 床小梁
40 手摺壁パネル
41A 柱脚

Claims (3)

  1. 下階建物ユニットの上部に設置されるバルコニーユニットにおいて、
    下階建物ユニットの天井梁の上部に搭載される四周床枠を角パイプで形成し、
    角パイプの下面であって、下階建物ユニットの天井梁より広幅の下面に床小梁の端部を固定し、
    角パイプの上面に手摺壁パネルを立てたことを特徴とするバルコニーユニット。
  2. 前記手摺壁パネルの柱脚を角パイプの上面であって、下階建物ユニットの天井梁より広幅の上面にボルト締結してなる請求項1に記載のバルコニーユニット。
  3. 前記角パイプからなる四周床枠のコーナー部にコーナー部材を設け、このコーナー部材を下階建物ユニットの上部にボルト締結してなる請求項1又は2に記載のバルコニーユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018964A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物
JP2014141882A (ja) * 2014-05-15 2014-08-07 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー装置及びバルコニー装置を備えるユニット建物
JP2015059404A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 積水化学工業株式会社 バルコニーの手摺面材取付構造およびユニット建物

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