JPH0617846Y2 - 道路標識 - Google Patents

道路標識

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JPH0617846Y2
JPH0617846Y2 JP1990010851U JP1085190U JPH0617846Y2 JP H0617846 Y2 JPH0617846 Y2 JP H0617846Y2 JP 1990010851 U JP1990010851 U JP 1990010851U JP 1085190 U JP1085190 U JP 1085190U JP H0617846 Y2 JPH0617846 Y2 JP H0617846Y2
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JP
Japan
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spacer
fixed seat
road
sign
road surface
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JP1990010851U
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JPH03103313U (ja
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信祐 伊野瀬
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Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、道路の通行帯を規制するためなどに用いられ
る道路標識に関する。
従来技術 道路上に設置された各種標識にあっては、降雪などで一
時的に撤去する場合に備えて、取外し可能とした構造の
ものが知られる。例えば、本出願人によって開示された
第5図のように、標識1の台座2のボルト3を通して道
路5に埋設されたナット部材4に螺着させて固定してい
る(特公昭63−11481号公報)。また、第6図に
示す標識の場合、標識1の台座2の中心から下方へ突出
させてボルト3が植え込んであり、道路5に埋設してあ
るナット部材4にねじ込んで固定する構造である。
考案が解決しようとする課題 ところで、これら第5図及び第6図に示された道路標識
にあっては、例えば除雪車によって道路上の降雪を除雪
する場合、一旦標識1を道路5上から撤去した後、除雪
車のブレードを路面に接触させて除雪が行われる。
第7図及び第8図に示すように、除雪時に除雪車のブレ
ード6によって路面が削り取られるといった事態が生じ
ると、道路5に埋設された雪下のナット部材4もまた破
損を余儀なくされる場合がある。その結果、標識1の再
度設置が不能になることがある。また、ナット部材4が
損傷を免れても、周辺の道路5の表面が削除されると、
削り取られた厚さ分だけナット部材4の表面部が路面か
ら突出してしまう不具合ある。
本考案の目的は、以上のような現状を踏まえて更に改良
を加え、損傷を想定して再度使用が可能な構造とした道
路標識を提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案による道路標識は、固定座が路面に面一に埋設し
てあり、標識本体の下部台座をボルトによって固定座に
結合して固定されるものにおいて、固定座のねじ部の上
端に空間部を設け、空間部に筒状又は環状のスペーサを
着脱可能にかつ路面に面一に嵌装した構成である。
また、本考案は、固定座の空間部に嵌装される大きさの
凸状のスペーサ部を標識本体の台座の下面に突設した構
成とすることも可能である。
なお、ボルトとしては、標識本体の台座の固定座を締結
する通しボルトでも可能である。また、実施例のよう
に、台座の下部中心から突出させて標識本体の軸線上に
植込ボルトを埋め込んだ構造のいずれでも適用できる。
作用 例えば、除雪車による除雪などに際して、除雪車のブレ
ードによって路面と共に仮に固定座の上部が削り取られ
ることがあった場合、スペーサが破損又は損傷を受ける
のみである。損傷したスペーサの交換は容易である。即
ち、固定座自体が従来のように再度不能となることはな
い。
仮に、スペーサが損傷から免れ、削り取られた路面から
スペーサの上部一部が突出した格好となっても、スペー
サの突出部のみを簡単に切断して路面に面一とするか、
スペーサ全体を固定座側から簡単に取り除くことができ
る。
実施例 以下、本考案による道路標識を実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図及び第2図に示すように、本考案の実施例の道路
標識10は、アルミニウムなどの金属製又は合成樹脂の
柱状本体11の下端にフランジ状に拡径された台座12
を有し、この台座12から下方に突出させて植込ボルト
13が本体軸線上に固定してある。但し、植込ボルト1
3の形態に限らず、先の第5図に示された通しボルトに
よる締結形態でも本考案は可能である。
一方、道路30の所定位置には路面と面一になるよう固
定座20が埋設されている。固定座20は接着剤層によ
る埋設台21が円柱形又は多角柱形等に成形され、この
埋設台21の内部中心に筒状ナット22を埋設させた構
造である。ナット22は金属又は合成樹脂による成形品
であり、内周側に雌ねじ23が形成してある。また、図
示のように、ナット22の外周に環状凹部27を設ける
ことにより、これをアンダーカット部として埋設台21
からの抜け止めが防止できる。
ここで、ナット22は埋設台21中にて、ナット22の
上端が埋設台21の図の上側でいう上端部から下がった
位置となるよう埋没させてある。即ち、埋設台21には
ナット22の上部に空間部24が設けられている。この
空間部24には標識本体11側の植込ボルト13が挿通
可能な筒状又はリング状のスペーサ25が埋設台21の
上面に面一に嵌装してある。スペーサ25の材質として
は、樹脂、ゴム、発泡ゴム等の軟質材が好適である。特
に、地中に残存させて置くのであれば、ポリウレタンや
ゴム等が考えられる。また、後ほど取り除くことを考慮
に入れると、離型性に優れたポリエチレン等が好適があ
る。
次に、実施例の組立態様を及び作用を説明する。
第1図に示す設置時、スペーサ25は固定座20の空間
部24に嵌装したままである。スペーサ25を取外した
状態で標識10を設置することもある 除雪等によって、この標識10を撤去する必要が生じた
際、植込ボルト13が固定座20のナット22から外れ
る方向に標識本体11を回動させる。標識本体11を撤
去した後、嵌装されたスペーサ25はそのままの状態に
して置くか、又はスペーサ25を固定座20側の空間部
24に嵌め込む。また、雌ねじ部空間28には、砂など
が入らないように所定のキャップで閉塞される。この状
態で除雪車にる除雪を待機する。
この除雪車による除雪に際して、ブレードによって路面
と共に仮に固定座20の上部が削り取られるような事態
に遭遇しても、スペーサ25が破損又は損傷を受けるの
みである。損傷したスペーサ25の交換は容易であり、
コスト的にも許容できる。
除雪時に、スペーサ25が損傷から免れ、削り取られた
路面からスペーサ25の上部一部が突出した格好となっ
ても、スペーサ25の突出部のみを簡単に切断して路面
に面一とするか、スペーサ25全体を固定座20側から
取り除くことができる。
以上の実施例の構造及び作用に対して、固定座20の構
造は、スペーサ25を削除した第3図及び第4図に示す
ような実施例とすることも可能である。即ち、植込ボル
ト13と直接固定している固定部材14において、植込
ボルト13を取り巻くようにして固定部材14に凸状の
スペーサ部15が設けてある。これに対して、固定座2
0側には、スペーサ部15の体積に相当する容積の空間
部26が設けてあり、植込ボルト13のねじ込みによっ
てスペーサ部15が固定座20側の空間部26に嵌入す
る構造である。
考案の効果 以上説明したように、本考案による道路標識は、例え
ば、除雪車による除雪などに際して、除雪車のブレード
によって路面と共に仮に固定座の上部が削り取られるこ
とがあった場合、スペーサが破損又は損傷を受けるのみ
である。損傷したスペーサの交換は容易である。即ち、
固定座自体が従来のように再度不能となることはない。
仮に、スペーサが損傷から免れ、削り取られた路面から
スペーサの上部一部が突出した格好となっても、スペー
サ全体を固定座側から簡単に取り除くことができる。
更に、アスファルト路面で大型車などの通行が頻繁で、
路面が流動して波打ったような状態になったり、或いは
チェーンやスパイクタイヤなどで路面が傷んだりした場
合、路面を修正(表面を削り直す)する際にも、それが
容易に行い得るという効果もみられる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案による道路標識の実施例を
示し、第1図は設置時の部分断面図、第2図は固定座の
埋設態様の断面図、第3図及び第4図は別の実施例の部
分断面図及び固定座の断面図である。第5図は本出願人
によって開示された道路標識の部分断面図、第6図は従
来例の断面図、第7図及び第8図は除雪車による従来の
道路標識の不具合の形態を示す断面図である。 [符号の説明] 10……道路標識 11……本体 12……台座 13……植込ボルト 14……折れ線 15……スペーサ部 20……固定座 22……ナット 23……雌ねじ 24、26……空間部 25……スペーサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定座が路面に面一に埋設してあり、標識
    本体の下部台座をボルトによって固定座に結合して固定
    される道路標識において、固定座のねじ部の上端に空間
    部を設け、空間部に筒状又は環状のスペーサを着脱可能
    にかつ路面に面一に嵌装したことを特徴とする道路標
    識。
  2. 【請求項2】固定座の空間部に嵌装される大きさの凸状
    のスペーサ部を標識本体の台座の下面に突設した請求項
    (1)に記載の道路標識。
JP1990010851U 1990-02-06 1990-02-06 道路標識 Expired - Lifetime JPH0617846Y2 (ja)

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JP1990010851U JPH0617846Y2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 道路標識

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JP1990010851U JPH0617846Y2 (ja) 1990-02-06 1990-02-06 道路標識

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JPH03103313U JPH03103313U (ja) 1991-10-28
JPH0617846Y2 true JPH0617846Y2 (ja) 1994-05-11

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JP2015206169A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 Nok株式会社 視線誘導標識柱の脚部取付け構造

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JPH03103313U (ja) 1991-10-28

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