JP2872923B2 - 道路用誘導標識およびその設置構造 - Google Patents
道路用誘導標識およびその設置構造Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車道のセンターライン
標示、車線誘導標示などのために舗装道路面上に固定し
て用いる道路用誘導標識に関するものである。
標示、車線誘導標示などのために舗装道路面上に固定し
て用いる道路用誘導標識に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記の如き道路用誘導標識として、ゴム
製の中空立像体またはプラスチック製の中空立像体が用
いられていたが、これらの立像体は、車輌の衝突を受け
たり踏まれたとき破損しやすいという欠点がある。この
ような点を改善するため、図8に示すように、硬質ポリ
ウレタン製の台座aと、その台座の中央に垂直に植設し
た軟質ポリウレタン製の押出し成形により形成されたポ
ールbと、そのポールbの上端に固着したポリウレタン
系発泡プラスチック製のキャップcとよりなり、前記ポ
ールbの下端を前記台座aの成形に際し台座a中に一体
に埋設固定したものが提案されている。(特公昭62−
56282号公報参照)。なお、図8において、dは補
強体である。また、この道路用誘導標識は、図9に示す
ように、ポールbに反射性シートeを貼着して視認性を
向上させている。さらに、図10に示すように、台座a
中に取付用ボルトfをインサートしたものもある。
製の中空立像体またはプラスチック製の中空立像体が用
いられていたが、これらの立像体は、車輌の衝突を受け
たり踏まれたとき破損しやすいという欠点がある。この
ような点を改善するため、図8に示すように、硬質ポリ
ウレタン製の台座aと、その台座の中央に垂直に植設し
た軟質ポリウレタン製の押出し成形により形成されたポ
ールbと、そのポールbの上端に固着したポリウレタン
系発泡プラスチック製のキャップcとよりなり、前記ポ
ールbの下端を前記台座aの成形に際し台座a中に一体
に埋設固定したものが提案されている。(特公昭62−
56282号公報参照)。なお、図8において、dは補
強体である。また、この道路用誘導標識は、図9に示す
ように、ポールbに反射性シートeを貼着して視認性を
向上させている。さらに、図10に示すように、台座a
中に取付用ボルトfをインサートしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特公昭62−56
282号公報に開示された道路用誘導標識は、押出し成
形されたポールを使用するので、既製のポールを使用し
て経済的に誘導標識を製造することができるが、その反
面、ポール本体とキャップとが分子的な結合により強固
に一体化されていないため、車輌などの踏みつけにより
キャップがポール本体から脱落することがある。
282号公報に開示された道路用誘導標識は、押出し成
形されたポールを使用するので、既製のポールを使用し
て経済的に誘導標識を製造することができるが、その反
面、ポール本体とキャップとが分子的な結合により強固
に一体化されていないため、車輌などの踏みつけにより
キャップがポール本体から脱落することがある。
【0004】また、ポールは、その成形法(押出し成
形)により表面がフラットなものしかできないため、表
面に反射性シートを貼着すると、反射性シートがその厚
み分だけ出っ張って車輌等との接触で反射性シートに傷
がつき、反射性能が落ちたり、剥れたりするおそれがあ
る。
形)により表面がフラットなものしかできないため、表
面に反射性シートを貼着すると、反射性シートがその厚
み分だけ出っ張って車輌等との接触で反射性シートに傷
がつき、反射性能が落ちたり、剥れたりするおそれがあ
る。
【0005】本発明は、前記の如き従来技術の問題点を
改善し、車輌などに踏みつけられてもポールの頂部(キ
ャップ部)が脱落するおそれがなく、かつ、ポール本体
の表面に貼着した反射性シートに傷がついたり剥がれ落
ちたりするおそれがない道路用誘導標識を提供すること
を目的とする。
改善し、車輌などに踏みつけられてもポールの頂部(キ
ャップ部)が脱落するおそれがなく、かつ、ポール本体
の表面に貼着した反射性シートに傷がついたり剥がれ落
ちたりするおそれがない道路用誘導標識を提供すること
を目的とする。
【0006】また、本発明は、台座とポール本体とが極
めて強固に一体的に結合されて車輌等に踏み付けられて
も台座とポール本体とが分離することがなく、かつ、車
輌等が通過すると速やかに復元することができる道路用
誘導標識を提供することを目的とする。
めて強固に一体的に結合されて車輌等に踏み付けられて
も台座とポール本体とが分離することがなく、かつ、車
輌等が通過すると速やかに復元することができる道路用
誘導標識を提供することを目的とする。
【0007】さらに、本発明は、前記の如き機能を有す
る道路用誘導標識であって、道路への設置および撤去が
容易であって、しかも、撤去時、設置用の埋設金具が摩
耗したり損傷したりすることのない設置構造を提供する
ことを目的とする。
る道路用誘導標識であって、道路への設置および撤去が
容易であって、しかも、撤去時、設置用の埋設金具が摩
耗したり損傷したりすることのない設置構造を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の如き目
的を達成するため、路面に固定される硬質ポリウレタン
製の台座と、その台座中に下端を埋設固定した軟質ポリ
ウレタン製の円筒状ポールとよりなる道路用誘導標識に
おいて、前記軟質ポリウレタン製の円筒状ポールを、ポ
ール本体と該ポール本体の頂部を閉塞するキャップ部と
が一体をなすと共に、ポール本体の前記台座中に埋設さ
れる部分に抜け止め用凹溝ないし突条を有する形状にブ
ロー成形法により成形し、前記ポール本体の下部を前記
台座中に埋設固定し、ポール本体の凹溝ないし突条と該
凹溝ないし突条の内部に流入硬化した台座部分との係合
により台座とポール本体とを強固に係合したことを特徴
とする。
的を達成するため、路面に固定される硬質ポリウレタン
製の台座と、その台座中に下端を埋設固定した軟質ポリ
ウレタン製の円筒状ポールとよりなる道路用誘導標識に
おいて、前記軟質ポリウレタン製の円筒状ポールを、ポ
ール本体と該ポール本体の頂部を閉塞するキャップ部と
が一体をなすと共に、ポール本体の前記台座中に埋設さ
れる部分に抜け止め用凹溝ないし突条を有する形状にブ
ロー成形法により成形し、前記ポール本体の下部を前記
台座中に埋設固定し、ポール本体の凹溝ないし突条と該
凹溝ないし突条の内部に流入硬化した台座部分との係合
により台座とポール本体とを強固に係合したことを特徴
とする。
【0009】また、本発明は、台座の底面を構成する下
型と台座の上面を構成する上型とよりなる台座成形型中
にキャスティングウレタンを注入し、そのキャスティン
グウレタン中にポール本体の下部を挿入した状態でキャ
スティングウレタンを硬化させて台座中にポール本体を
埋設固定した道路用誘導標識おいて、下型に突設した複
数の突起によりポール本体の下端を下型の型面より浮上
した状態で支持し、この状態でキャスティングウレタン
を硬化せしめることにより、ポール本体の内側にある台
座部分と外側にある台座部分とを一体に結合させたこと
を特徴とする。
型と台座の上面を構成する上型とよりなる台座成形型中
にキャスティングウレタンを注入し、そのキャスティン
グウレタン中にポール本体の下部を挿入した状態でキャ
スティングウレタンを硬化させて台座中にポール本体を
埋設固定した道路用誘導標識おいて、下型に突設した複
数の突起によりポール本体の下端を下型の型面より浮上
した状態で支持し、この状態でキャスティングウレタン
を硬化せしめることにより、ポール本体の内側にある台
座部分と外側にある台座部分とを一体に結合させたこと
を特徴とする。
【0010】さらに、本発明は、路面に固定される硬質
ポリウレタン製の台座と、その台座中に下端を埋設固定
した軟質ポリウレタン製の円筒状ポール本体とよりなる
道路用誘導標識おいて、取付ボルトのネジ部が台座の底
面より突出して垂下すると共に、そのネジの一部が台座
と一体をなすカラーにより取り囲まれた状態で前記台座
中に取付ボルトを埋設固定し、他方、前記台座のカラー
に外嵌するリング状スペーサと、前記取付ボルトのネジ
部に螺合する雌ネジ部と、該雌ネジ部より外方に広がっ
て前記カラーに外嵌する外周壁を有する埋設脚を具備
し、その埋設脚を挿入し得る大きさの孔を道路に穿設
し、その孔に接着性充填剤を充填してその中に前記道路
用誘導標識の埋設脚を押し込んで前記台座の底面を路面
に密着させ、前記充填剤の硬化により誘導標識を路面上
に固定設置し、前記取付ボルトと埋設脚とのネジ戻しに
より誘導標識を道路から撤去し得るようにすると共に、
その撤去時、前記スペーサの高さ分だけ埋設脚の上面が
路面より下った位置にあるようにしたことを特徴とす
る。
ポリウレタン製の台座と、その台座中に下端を埋設固定
した軟質ポリウレタン製の円筒状ポール本体とよりなる
道路用誘導標識おいて、取付ボルトのネジ部が台座の底
面より突出して垂下すると共に、そのネジの一部が台座
と一体をなすカラーにより取り囲まれた状態で前記台座
中に取付ボルトを埋設固定し、他方、前記台座のカラー
に外嵌するリング状スペーサと、前記取付ボルトのネジ
部に螺合する雌ネジ部と、該雌ネジ部より外方に広がっ
て前記カラーに外嵌する外周壁を有する埋設脚を具備
し、その埋設脚を挿入し得る大きさの孔を道路に穿設
し、その孔に接着性充填剤を充填してその中に前記道路
用誘導標識の埋設脚を押し込んで前記台座の底面を路面
に密着させ、前記充填剤の硬化により誘導標識を路面上
に固定設置し、前記取付ボルトと埋設脚とのネジ戻しに
より誘導標識を道路から撤去し得るようにすると共に、
その撤去時、前記スペーサの高さ分だけ埋設脚の上面が
路面より下った位置にあるようにしたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明は、前記の如く、ポール本体とその頂部
のキャップ部とをブロー成形法により一体に成形したの
で、車輌の踏みつけなどによりキャップ部がポール本体
から脱落するおそれが全くなくなり、かつ、ブロー成形
であるため、ポール本体の外周に反射性シート貼着用の
凹みを形成することが可能となり、その凹みに反射性シ
ートを貼着することにより、反射性シートがポール本体
の外周より出っ張ることがなくなって、反射性シートの
傷つきあるいは剥れを防止することができる。
のキャップ部とをブロー成形法により一体に成形したの
で、車輌の踏みつけなどによりキャップ部がポール本体
から脱落するおそれが全くなくなり、かつ、ブロー成形
であるため、ポール本体の外周に反射性シート貼着用の
凹みを形成することが可能となり、その凹みに反射性シ
ートを貼着することにより、反射性シートがポール本体
の外周より出っ張ることがなくなって、反射性シートの
傷つきあるいは剥れを防止することができる。
【0012】また、本発明は、ブロー成形であるため、
ポール本体の台座中に埋設される部分に凹溝ないし突条
を形成することが可能となり、そのポール本体の下部を
台座中に埋設固定するとポール本体の凹溝ないし突条と
該凹溝ないし突条の内部に流入硬化した台座部分とが係
合して台座とポール本体とが強固に結合され、さらに、
請求項2に記載のように、下型に突設した複数の突起に
よりポール本体の下端を型面より浮上させた状態で支持
してキャスティングウレタンを硬化させると、ポール本
体の内側にある台座部分と外側にある台座部分とが一体
に結合され、これにより、車輌などに踏みつけられても
台座とポール本体とが分離することなく、車輌等が通過
すると速やかに復元することができる道路用誘導標識を
得ることができる。
ポール本体の台座中に埋設される部分に凹溝ないし突条
を形成することが可能となり、そのポール本体の下部を
台座中に埋設固定するとポール本体の凹溝ないし突条と
該凹溝ないし突条の内部に流入硬化した台座部分とが係
合して台座とポール本体とが強固に結合され、さらに、
請求項2に記載のように、下型に突設した複数の突起に
よりポール本体の下端を型面より浮上させた状態で支持
してキャスティングウレタンを硬化させると、ポール本
体の内側にある台座部分と外側にある台座部分とが一体
に結合され、これにより、車輌などに踏みつけられても
台座とポール本体とが分離することなく、車輌等が通過
すると速やかに復元することができる道路用誘導標識を
得ることができる。
【0013】また、本発明は、請求項3に記載の構成と
することにより、道路への設置および撤去が容易であっ
て、しかも、撤去時、スペーサの高さ分だけ埋設脚の上
面が路面より下がった位置にあって、埋設脚の磨耗や変
形を防止することができる。
することにより、道路への設置および撤去が容易であっ
て、しかも、撤去時、スペーサの高さ分だけ埋設脚の上
面が路面より下がった位置にあって、埋設脚の磨耗や変
形を防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、図1ないし図7について本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0015】図1は本発明の実施の一例を示す誘導標識
本体の一半を断面とした正面図、図2はリング状スペー
サの一半を断面とした正面図、図3は埋設脚の一半を断
面とした正面図である。
本体の一半を断面とした正面図、図2はリング状スペー
サの一半を断面とした正面図、図3は埋設脚の一半を断
面とした正面図である。
【0016】図1において、1はブロー成形法により成
形した軟質ポリウレタン製のポールであって、ポール本
体1aとその頂部のキャップ部1bとが一体に成形さ
れ、かつ、その成形に際し、ポール本体の外周に任意所
要数の反射性シート貼着用の凹み11を形成すると共
に、ポール本体の下部に抜け止め用の凹溝12を形成す
る。その場合、本発明においては、ブロー成形であるか
ら、射出成形のような中型を必要としないので、反射性
シート貼着用の凹み11および抜け止め用の凹溝12を
有するポールを形成することが可能である。
形した軟質ポリウレタン製のポールであって、ポール本
体1aとその頂部のキャップ部1bとが一体に成形さ
れ、かつ、その成形に際し、ポール本体の外周に任意所
要数の反射性シート貼着用の凹み11を形成すると共
に、ポール本体の下部に抜け止め用の凹溝12を形成す
る。その場合、本発明においては、ブロー成形であるか
ら、射出成形のような中型を必要としないので、反射性
シート貼着用の凹み11および抜け止め用の凹溝12を
有するポールを形成することが可能である。
【0017】前記凹み11は、貼着すべき反射性シート
の幅および厚みに応じて、例えば凹み11中に反射性シ
ート2を貼着すると、反射性シート2の表面がポール本
体1の表面とほぼ面一となるような深さ、例えば0.6
〜0.7mmとする。
の幅および厚みに応じて、例えば凹み11中に反射性シ
ート2を貼着すると、反射性シート2の表面がポール本
体1の表面とほぼ面一となるような深さ、例えば0.6
〜0.7mmとする。
【0018】また、前記抜け止め用の凹溝12の深さお
よびその大きさや数は、必要とする強度が得られるよう
に任意に設定することができる。また、図示実施例にお
いては、抜け止め用の凹溝12としたが、その逆に、抜
け止め用の突部(内部からみれば凹溝)とすることがで
きる。13はポール本体1に任意所要数設けたエア抜き
孔である。
よびその大きさや数は、必要とする強度が得られるよう
に任意に設定することができる。また、図示実施例にお
いては、抜け止め用の凹溝12としたが、その逆に、抜
け止め用の突部(内部からみれば凹溝)とすることがで
きる。13はポール本体1に任意所要数設けたエア抜き
孔である。
【0019】前記軟質ポリウレタン製のポールは、ポリ
ウレタン化成(株)のログランRを使用し、例えば高さ
約80〜100cm、外径80mm、肉厚約3mmのものをブ
ロー成形法により形成する。得られたポールの特性は次
のとおり、成形後柔軟かつ強靭な弾性部材となる。
ウレタン化成(株)のログランRを使用し、例えば高さ
約80〜100cm、外径80mm、肉厚約3mmのものをブ
ロー成形法により形成する。得られたポールの特性は次
のとおり、成形後柔軟かつ強靭な弾性部材となる。
【0020】 硬さ(A硬度) 90 引張強さkgf/cm2 470 伸び % 500 100%引張応力kgf/cm2 95 引裂き強さkg/cm2 130 反発弾性% 49 圧縮永久歪(at70℃×22H) 31 また、上記ポールとは別に、ポール本体より小径で長さ
30cmの短管を補強体としてポール本体と同一材料でブ
ロー成形する。
30cmの短管を補強体としてポール本体と同一材料でブ
ロー成形する。
【0021】3は硬質ポリウレタン製の台座であって、
その成形に際し、前記ポール1の下部を一体に埋設固定
する。図5ないし図7はその工程説明図である。図5な
いし図7において、100はその上面100aが台座3
の底面を構成する下型、200はその内面200aが台
座3の上面を構成する上型であって、図5に示すよう
に、下型に取付ボルト4を螺着した支持金具101を装
着して取付ボルト4の頭部を下型100と上型200と
によって形成された空間に位置せしめ、かつ、下型10
0の上面には前記取付ボルト4を中心とする円周上にポ
ールの下端支持用の複数の突起102を突設しておく。
なお、前記支持金具101には、取付ボルト4のネジの
一部(頭部側)をとり囲むリング状カラーを形成させる
空間101′が設けられている。
その成形に際し、前記ポール1の下部を一体に埋設固定
する。図5ないし図7はその工程説明図である。図5な
いし図7において、100はその上面100aが台座3
の底面を構成する下型、200はその内面200aが台
座3の上面を構成する上型であって、図5に示すよう
に、下型に取付ボルト4を螺着した支持金具101を装
着して取付ボルト4の頭部を下型100と上型200と
によって形成された空間に位置せしめ、かつ、下型10
0の上面には前記取付ボルト4を中心とする円周上にポ
ールの下端支持用の複数の突起102を突設しておく。
なお、前記支持金具101には、取付ボルト4のネジの
一部(頭部側)をとり囲むリング状カラーを形成させる
空間101′が設けられている。
【0022】本発明は、前記の如き金型を使用し、図5
に示すように、取付ボルト4の頭部により前記軟質ポリ
ウレタン製の補強体5を垂直に支持した状態で金型中に
キャスティングウレタン3′を注入し、次いで、図6に
示すように、前記注入されたキャスティングウレタン
3′中にポール本体1の下部を挿入し、ポール本体1の
下端を前記突起102に当ててポール本体1の下端が下
型100の上面100a(型面)より浮上った状態(図
7参照)で支持し、この状態を保持具201で保持しな
がらキャスティングウレタン3′を硬化させる。なお、
上記台座3の成形に際し、キャスティングウレタン3′
の湯流れを改善するため、図6に示すように、ポール1
の下端にV字形やU字形の溝14を形成しておくことが
ある。
に示すように、取付ボルト4の頭部により前記軟質ポリ
ウレタン製の補強体5を垂直に支持した状態で金型中に
キャスティングウレタン3′を注入し、次いで、図6に
示すように、前記注入されたキャスティングウレタン
3′中にポール本体1の下部を挿入し、ポール本体1の
下端を前記突起102に当ててポール本体1の下端が下
型100の上面100a(型面)より浮上った状態(図
7参照)で支持し、この状態を保持具201で保持しな
がらキャスティングウレタン3′を硬化させる。なお、
上記台座3の成形に際し、キャスティングウレタン3′
の湯流れを改善するため、図6に示すように、ポール1
の下端にV字形やU字形の溝14を形成しておくことが
ある。
【0023】上記の如くして台座3を成形すると、図1
および図4に示すように、ポール本体1の凹溝12と該
凹溝に流入硬化した台座部分との係合により台座3とポ
ール本体1とを強固に結合することができ、特に、突起
102によりポール本体1の下端を型面より浮上らせた
状態で台座3を成形するので、突起102があった部分
には図1に示すように小さな空間102′ができるけれ
ども、その他の部分は、図4に示すように、ポール本体
1の内側と外側との樹脂がポール本体の下端において一
体に結合され、台座3とポール本体1とを極めて強固に
結合させる。
および図4に示すように、ポール本体1の凹溝12と該
凹溝に流入硬化した台座部分との係合により台座3とポ
ール本体1とを強固に結合することができ、特に、突起
102によりポール本体1の下端を型面より浮上らせた
状態で台座3を成形するので、突起102があった部分
には図1に示すように小さな空間102′ができるけれ
ども、その他の部分は、図4に示すように、ポール本体
1の内側と外側との樹脂がポール本体の下端において一
体に結合され、台座3とポール本体1とを極めて強固に
結合させる。
【0024】かくして得られた誘導標識本体は、図1に
示すように、取付ボルト4のネジ部が台座3の底面より
突出して垂下すると共に、そのネジ部の一部(頭部側)
が台座3と一体をなすカラー3aにより取り囲まれた状
態で台座3中に取付ボルト4が固定される。
示すように、取付ボルト4のネジ部が台座3の底面より
突出して垂下すると共に、そのネジ部の一部(頭部側)
が台座3と一体をなすカラー3aにより取り囲まれた状
態で台座3中に取付ボルト4が固定される。
【0025】前記の台座は、ポリウレタン化成(株)製
のログランVを注入して成形するもので、得られた台座
の特性は次のとおりである。
のログランVを注入して成形するもので、得られた台座
の特性は次のとおりである。
【0026】 硬さ(A硬度) 90 引張強さkgf/cm2 450 伸び % 490 100%引張応力kgf/cm2 90 引裂き強さkg/cm2 95 反発弾性 % 53 圧縮永久歪(at70℃×22H) 40 図2および図4に示す6は、前記台座3の下面から突出
するカラー3aに外嵌し、かつ、カラー3aより高さが
低いリング状スペーサであって、合成樹脂によって成形
される。
するカラー3aに外嵌し、かつ、カラー3aより高さが
低いリング状スペーサであって、合成樹脂によって成形
される。
【0027】図3および図4に示す7は、アルミ合金な
どにより製造した埋設脚であって、前記取付ボルトのネ
ジ部に螺合する雌ネジ部71と、該雌ネジ部より外径方
向に広がって前記台座の下面のカラー3aに外嵌する外
周壁72とを有し、かつ、その外周には抜け止め用の溝
73が形成されている。
どにより製造した埋設脚であって、前記取付ボルトのネ
ジ部に螺合する雌ネジ部71と、該雌ネジ部より外径方
向に広がって前記台座の下面のカラー3aに外嵌する外
周壁72とを有し、かつ、その外周には抜け止め用の溝
73が形成されている。
【0028】そして、図4に示すように、前記リング状
スペーサ6を台座3の下面から突出するカラー3aに外
嵌すると共に、埋設脚7を取付ボルト4にねじ込んで埋
設脚の外周壁72の上端を前記スペーサ6を介して台座
3の底面に圧接させて埋設脚つきの道路用誘導標識を構
成する。
スペーサ6を台座3の下面から突出するカラー3aに外
嵌すると共に、埋設脚7を取付ボルト4にねじ込んで埋
設脚の外周壁72の上端を前記スペーサ6を介して台座
3の底面に圧接させて埋設脚つきの道路用誘導標識を構
成する。
【0029】そして、この誘導標識を道路上に設置する
には、図4に示すように、埋設脚7を挿入し得る大きさ
の孔8を道路9に穿設し、その孔8中に接着性充填剤1
0を充填し、前記道路用誘導標識の台座の底面にシリコ
ンなどの剥離処理を施こした面を下に向けた剥離シート
11を挾み込んで介在させておき、この剥離シートつき
道路用誘導標識の埋設脚7を充填剤10中に押し込んで
台座3の底面を路面に密着させ、前記充填剤10の硬化
により誘導標識を路面上に固定設置する。
には、図4に示すように、埋設脚7を挿入し得る大きさ
の孔8を道路9に穿設し、その孔8中に接着性充填剤1
0を充填し、前記道路用誘導標識の台座の底面にシリコ
ンなどの剥離処理を施こした面を下に向けた剥離シート
11を挾み込んで介在させておき、この剥離シートつき
道路用誘導標識の埋設脚7を充填剤10中に押し込んで
台座3の底面を路面に密着させ、前記充填剤10の硬化
により誘導標識を路面上に固定設置する。
【0030】かくして路面上に設置した誘導標識を撤去
する必要がある場合には、誘導標識全体をネジ戻し方向
に回転させると、誘導標識の底面には剥離シート11が
接着されているので、接着性充填剤10の使用にもかか
わらず誘導標識全体を比較的容易に回転させて埋設脚7
から取付ボルト4をねじ戻すことができる。そして、こ
のようにして誘導標識を撤去すると、埋設脚7はリング
状スペーサ6の高さ分だけ路面から下った位置にあるか
ら、走行車輌によって摩耗したり損傷したりすることな
く、必要に応じ、リング状スペーサ6を取外してその代
りに蓋をすることにより埋設脚中にゴミなどが侵入する
のを防止することができる。この場合、前記蓋を外して
埋設脚中に誘導標識の取付ボルトをねじ込めば再び容易
に設置することができる。
する必要がある場合には、誘導標識全体をネジ戻し方向
に回転させると、誘導標識の底面には剥離シート11が
接着されているので、接着性充填剤10の使用にもかか
わらず誘導標識全体を比較的容易に回転させて埋設脚7
から取付ボルト4をねじ戻すことができる。そして、こ
のようにして誘導標識を撤去すると、埋設脚7はリング
状スペーサ6の高さ分だけ路面から下った位置にあるか
ら、走行車輌によって摩耗したり損傷したりすることな
く、必要に応じ、リング状スペーサ6を取外してその代
りに蓋をすることにより埋設脚中にゴミなどが侵入する
のを防止することができる。この場合、前記蓋を外して
埋設脚中に誘導標識の取付ボルトをねじ込めば再び容易
に設置することができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ポ
ールの頂部キャップ部やポール本体の表面に貼着した反
射性シートに傷がついたり剥れ落ちたりするおそれがな
く、かつ、走行車輌などに踏みつけられても台座とポー
ル本体とが分離することがなく、車輌が通過すると速や
かに復元することができる道路用誘導標識を提供するこ
とができる。
ールの頂部キャップ部やポール本体の表面に貼着した反
射性シートに傷がついたり剥れ落ちたりするおそれがな
く、かつ、走行車輌などに踏みつけられても台座とポー
ル本体とが分離することがなく、車輌が通過すると速や
かに復元することができる道路用誘導標識を提供するこ
とができる。
【0032】また、本発明によれば、前記の如き機能を
有する道路用誘導標識であって、道路への設置および撤
去が容易であって、しかも、撤去時、設置用の埋設金具
が摩耗したり損傷したりするおそれがない。
有する道路用誘導標識であって、道路への設置および撤
去が容易であって、しかも、撤去時、設置用の埋設金具
が摩耗したり損傷したりするおそれがない。
【図1】本発明の実施の一例を示す誘導標識本体の一半
を断面とした正面図である。
を断面とした正面図である。
【図2】本発明に使用するリング状スペーサの一半を断
面とした正面図である。
面とした正面図である。
【図3】本発明に使用する埋設脚の一半を断面とした正
面図である。
面図である。
【図4】本発明による誘導標識設置構造の一例を示す一
部断面図である。
部断面図である。
【図5】台座の成形工程を示す第1の説明図である。
【図6】台座の成形工程を示す第2の説明図である。
【図7】台座の成形工程を示す第3の説明図である。
【図8】従来の誘導標識の一例を示す断面図である。
【図9】従来の誘導標識の外観図である。
【図10】従来の誘導標識の台座部の一例を示す断面図
である。
である。
1…軟質ポリウレタン製のポール、1a…ポール本体、
1b…頂部(キャップ部)、11…反射性シート貼着用
凹み、12…抜け止め用凹溝、2…反射性シート、3…
硬質ポリウレタン製の台座、3a…取付ボルトを取り囲
むカラー、4…取付ボルト、5…補強体、6…リング状
スペーサ、7…埋設脚、71…雌ネジ部、72…外周
壁、8…道路に穿設した孔、9…路面、10…接着性充
填剤、100…台座成形用の下型、101…取付ボルト
4の支持金具、102…ポール本体の下端を浮上支持す
る突起、11…剥離紙。
1b…頂部(キャップ部)、11…反射性シート貼着用
凹み、12…抜け止め用凹溝、2…反射性シート、3…
硬質ポリウレタン製の台座、3a…取付ボルトを取り囲
むカラー、4…取付ボルト、5…補強体、6…リング状
スペーサ、7…埋設脚、71…雌ネジ部、72…外周
壁、8…道路に穿設した孔、9…路面、10…接着性充
填剤、100…台座成形用の下型、101…取付ボルト
4の支持金具、102…ポール本体の下端を浮上支持す
る突起、11…剥離紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 真二 愛知県新城市川田字本宮道1丁目196番 地 ポリウレタン化成 株式会社 内 (56)参考文献 実開 平3−122111(JP,U) 実開 平2−106010(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01F 9/00 - 9/014
Claims (4)
- 【請求項1】 路面に固定される硬質ポリウレタン製の
台座と、その台座中に下端を埋設固定した軟質ポリウレ
タン製の円筒状ポール本体とよりなる道路用誘導標識に
おいて、前記軟質ポリウレタン製の円筒状ポールを、ポ
ール本体と該ポール本体の頂部を閉塞するキャップ部と
が一体をなすと共に、ポール本体の前記台座中に埋設さ
れる部分に抜け止め用凹溝ないし突条を有する形状にブ
ロー成形法により成形し、前記ポール本体の下部を前記
台座中に埋設固定し、ポール本体の凹溝ないし突条と該
凹溝ないし突条の内部に流入硬化した台座部分との係合
により台座とポール本体とを強固に係合したことを特徴
とする道路用誘導標識。 - 【請求項2】 台座の底面を構成する下型と台座の上面
を構成する上型とよりなる台座成形型中にキャスティン
グウレタンを注入し、そのキャスティングウレタン中に
ポール本体の下部を挿入した状態でキャスティングウレ
タンを硬化させて台座中にポール本体の下部を埋設固定
した道路用誘導標識において、下型に突設した複数の突
起によりポール本体の下端を下型の壁面より浮上した状
態で支持し、この状態でキャスティングウレタンを硬化
せしめることにより、ポール本体の内側にある台座部分
と外側にある台座部分とを一体に係合させたことを特徴
とする道路用誘導標識。 - 【請求項3】 路面上に固定される硬質ポリウレタン製
の台座と、その台座中に下端を埋設固定した軟質ポリウ
レタン製の円筒状ポール本体とよりなる道路用誘導標識
において、取付ボルトのネジ部が台座の底面より突出し
て垂下すると共に、そのネジの一部が台座と一体をなす
カラーにより取り囲まれた状態で前記台座中に取付ボル
トを埋設固定し、他方、前記台座のカラーに外嵌するリ
ング状スペーサと、前記取付ボルトのネジ部に螺合する
雌ネジ部と該雌ネジ部より外径方向に広がって前記カラ
ーに外嵌する外周壁を有する埋設脚を具備し、前記リン
グ状スペーサを前記台座のカラーに外嵌すると共に、前
記埋設脚の雌ネジ部を前記取付ボルトに螺合して前記埋
設脚の外周壁の上端を前記スペーサを介し前記台座の底
面に圧接させて埋設脚つきの道路用誘導標識を構成し、
かつ該道路用誘導標識の埋設脚を挿入し得る大きさの孔
を道路に穿設し、その孔に接着性充填剤を充填し、その
充填剤中に前記道路用誘導標識の埋設脚を押し込んで前
記台座の底面を路面に密着させ、前記充填剤の硬化によ
り誘導標識を路面上に固定し、前記取付ボルトと埋設脚
とのネジ込みまたはネジ戻しにより誘導標識を道路に固
定または撤去し得るようにすると共に、撤去時、前記ス
ペーサの高さ分だけ埋設脚の上面が路面より下がった位
置にあるようにしたことを特徴とする道路用誘導標識の
設置構造。 - 【請求項4】 台座の底面に剥離処理面を下に向けた剥
離紙を挟み込んで介在させておき、この剥離紙を有する
誘導標識を路面に設置することを特徴とする請求項3に
記載の道路用誘導標識の設置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6313502A JP2872923B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 道路用誘導標識およびその設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6313502A JP2872923B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 道路用誘導標識およびその設置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08170314A JPH08170314A (ja) | 1996-07-02 |
JP2872923B2 true JP2872923B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=18042088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6313502A Expired - Fee Related JP2872923B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 道路用誘導標識およびその設置構造 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872923B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008202361A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Yoshifuji Kk | 道路設置遮蔽板用成形品 |
JP2014092022A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-19 | Sekisui Jushi Co Ltd | 道路用標示体の設置構造 |
JP6066792B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-01-25 | 積水樹脂株式会社 | 道路用標示体の設置構造 |
JP6224368B2 (ja) * | 2013-07-22 | 2017-11-01 | 積水樹脂株式会社 | 標識柱 |
JP2015206169A (ja) * | 2014-04-17 | 2015-11-19 | Nok株式会社 | 視線誘導標識柱の脚部取付け構造 |
KR101563532B1 (ko) * | 2015-03-17 | 2015-10-27 | 이상표 | 시선유도봉 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH072662Y2 (ja) * | 1989-02-09 | 1995-01-25 | 三栄産業株式会社 | 標識板 |
JPH0647935Y2 (ja) * | 1990-03-23 | 1994-12-07 | 積水樹脂株式会社 | 道路用標示体 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP6313502A patent/JP2872923B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08170314A (ja) | 1996-07-02 |
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