JPH0617142B2 - 瓶を封止するための引裂蓋 - Google Patents
瓶を封止するための引裂蓋Info
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- JPH0617142B2 JPH0617142B2 JP62198360A JP19836087A JPH0617142B2 JP H0617142 B2 JPH0617142 B2 JP H0617142B2 JP 62198360 A JP62198360 A JP 62198360A JP 19836087 A JP19836087 A JP 19836087A JP H0617142 B2 JPH0617142 B2 JP H0617142B2
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- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
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-
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の概要］ 瓶などを封止するための引裂蓋につき開示し、この引裂
蓋は上部カバーと円筒状蓋スカート部と前記カバーおよ
び蓋スカート部における引裂線により画成された引裂片
とからなり、前記引裂片は蓋スカート部から延在する舌
部を備え、さらに前記引裂片の舌部に堅固に固定された
プラスチック製の接続部を有する引張部材を備える。引
裂片の舌部には外方向または横方向の突出部もしくは穴
部を形成して、この引裂片を引張部材の接続部に固定す
る。
蓋は上部カバーと円筒状蓋スカート部と前記カバーおよ
び蓋スカート部における引裂線により画成された引裂片
とからなり、前記引裂片は蓋スカート部から延在する舌
部を備え、さらに前記引裂片の舌部に堅固に固定された
プラスチック製の接続部を有する引張部材を備える。引
裂片の舌部には外方向または横方向の突出部もしくは穴
部を形成して、この引裂片を引張部材の接続部に固定す
る。
［発明の属する技術分野］ 本発明は瓶などを封止するための引裂蓋に関し、この引
裂蓋は頂部カバーと下方に垂下する円筒状蓋スカート部
と前記カバーおよび蓋スカート部における裂蓋線により
画成された引裂片とからなり、さらに蓋スカート部から
突出する舌部を備え、これに引張リングもしくはタブを
固定して瓶を開放するよう前記引裂片を引裂きうるよう
にする。
裂蓋は頂部カバーと下方に垂下する円筒状蓋スカート部
と前記カバーおよび蓋スカート部における裂蓋線により
画成された引裂片とからなり、さらに蓋スカート部から
突出する舌部を備え、これに引張リングもしくはタブを
固定して瓶を開放するよう前記引裂片を引裂きうるよう
にする。
［従来技術とその問題点］ 上記一般的性質を有する瓶蓋は既に公知であり、主とし
て消費者が蓋を瓶から従来の王冠で必要とされたような
特殊な栓抜きを用いる必要なしに容易に開放しうるた
め、相当な産業上の成功を収めている。さらに、この種
の蓋は一般に２つの部材で作成されてこれらを後に合体
させるので、材料の無駄が少なく、したがって引張部材
を備えた他の１部材よりなるキャップの形態よりも相当
に材料コストが低減される。引裂片を除去する際に消費
者に怪我を与える危険性が慎重な設計によって相当に減
少されているが、この蓋を不正確に除去しようとすれば
引裂片で指を切ってしまうような危険性がまだ存在す
る。さらに、金属リングを取付けるのに用いる方法はか
なり複雑であって、高価な工具を装着した機械を必要と
する。さらに、従来の金属リング蓋はたとえば錫板もし
くは錫を含有しない鋼材のような材料で作成されてお
り、したがって或る種の不適当な環境では錆を生ずる傾
向がある。
て消費者が蓋を瓶から従来の王冠で必要とされたような
特殊な栓抜きを用いる必要なしに容易に開放しうるた
め、相当な産業上の成功を収めている。さらに、この種
の蓋は一般に２つの部材で作成されてこれらを後に合体
させるので、材料の無駄が少なく、したがって引張部材
を備えた他の１部材よりなるキャップの形態よりも相当
に材料コストが低減される。引裂片を除去する際に消費
者に怪我を与える危険性が慎重な設計によって相当に減
少されているが、この蓋を不正確に除去しようとすれば
引裂片で指を切ってしまうような危険性がまだ存在す
る。さらに、金属リングを取付けるのに用いる方法はか
なり複雑であって、高価な工具を装着した機械を必要と
する。さらに、従来の金属リング蓋はたとえば錫板もし
くは錫を含有しない鋼材のような材料で作成されてお
り、したがって或る種の不適当な環境では錆を生ずる傾
向がある。
そこで、従来この種の容器蓋として、例えば引裂片に把
持部を設けたものにおいて、前記把持部をプラスチック
で構成することが提案されている（特開昭５５−１５８
８５号公報）。
持部を設けたものにおいて、前記把持部をプラスチック
で構成することが提案されている（特開昭５５−１５８
８５号公報）。
しかしながら、前記提案に係るものは、プラスチック把
持部材の成形或るいはプラスチック把持部材と容器蓋と
の接合が、面倒でしかも時間の掛かる操作を必要とする
難点があった。
持部材の成形或るいはプラスチック把持部材と容器蓋と
の接合が、面倒でしかも時間の掛かる操作を必要とする
難点があった。
このような観点から、前記容器蓋の引裂片を成形位置に
位置させ、この成形位置に所定量のプラスチックを供給
し、次いでこのプラスチックを成形可能な条件下で金型
により押圧して引裂片と一体にプラスチックの把持部材
に成形する方法が提案されている（特開昭５７−１７８
７３０号公報）。
位置させ、この成形位置に所定量のプラスチックを供給
し、次いでこのプラスチックを成形可能な条件下で金型
により押圧して引裂片と一体にプラスチックの把持部材
に成形する方法が提案されている（特開昭５７−１７８
７３０号公報）。
また、容器蓋の引裂片に貫通孔を設け、この引裂片の貫
通孔に先端部が貫入固定された合成樹脂製把持部材を設
けた容器蓋も提案されている（特開昭５９−５１７４９
号公報）。
通孔に先端部が貫入固定された合成樹脂製把持部材を設
けた容器蓋も提案されている（特開昭５９−５１７４９
号公報）。
［発明が解決しようとする問題点］ しかるに、前述した従来の容器蓋の成形方法によれば、
引裂片に対してプラスチックの把持部材を一体に成形す
る作業を自動化することができる利点は得られる。ま
た、前述した従来の容器蓋の構成によれば、引裂片に対
するプラスチック把持部材の結合も確実に達成すること
が可能である。
引裂片に対してプラスチックの把持部材を一体に成形す
る作業を自動化することができる利点は得られる。ま
た、前述した従来の容器蓋の構成によれば、引裂片に対
するプラスチック把持部材の結合も確実に達成すること
が可能である。
しかしながら、前記従来の構成からなるプラスチック把
持部材を有する容器蓋においても、特に引裂片とプラス
チック部材との接合縁部における前記把持部材の引裂き
に際しての折曲破損等の強度劣化が問題となると共に、
これに伴い開封の容易化が妨げられる等の問題を生じ
る。
持部材を有する容器蓋においても、特に引裂片とプラス
チック部材との接合縁部における前記把持部材の引裂き
に際しての折曲破損等の強度劣化が問題となると共に、
これに伴い開封の容易化が妨げられる等の問題を生じ
る。
また、プラスチック把持部材は、その強度を安定に維持
するため、全体的に肉厚状態となり、このため瓶口等に
取付けた際に外方に突出する傾向となり、これが瓶等の
輸送時において隣接する物と接触した場合に、引っ掛か
り合って開封操作が行われる危険がある。
するため、全体的に肉厚状態となり、このため瓶口等に
取付けた際に外方に突出する傾向となり、これが瓶等の
輸送時において隣接する物と接触した場合に、引っ掛か
り合って開封操作が行われる危険がある。
そこで、本発明の目的は、引裂片とプラスチック部材と
の接合を確実かつ強固に維持すると共に、開封操作の容
易化を達成し、しかも不用意に開封操作が行われる危険
を防止することができる取扱いが容易かつ安全な引裂蓋
を提供することにある。
の接合を確実かつ強固に維持すると共に、開封操作の容
易化を達成し、しかも不用意に開封操作が行われる危険
を防止することができる取扱いが容易かつ安全な引裂蓋
を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、本発明においては、上部カバ
ーと、円筒状蓋スカート部と、カバーおよび蓋スカート
部における引裂線により画成されかつ蓋スカート部から
突出する舌部を有する引裂片と、引裂片の舌部に固定さ
れた引張部材とからなり、前記引張部材は前記舌部にわ
たって延在しかつこれに堅固に固定されたプラスチック
材料の接続部を備える瓶などを封止するための引裂蓋に
おいて、 前記接続部には、蓋スカート部に最も近い端部に外方向
へ延在する突出部を設け、この突出部を引張部材が引張
方向に移動した際に蓋スカート部に係合するよう形成し
て、引裂片に開放過程の際梃作用を加えるよう構成する
ことを特徴とする瓶などを封止するための引裂蓋を提供
することにある。
ーと、円筒状蓋スカート部と、カバーおよび蓋スカート
部における引裂線により画成されかつ蓋スカート部から
突出する舌部を有する引裂片と、引裂片の舌部に固定さ
れた引張部材とからなり、前記引張部材は前記舌部にわ
たって延在しかつこれに堅固に固定されたプラスチック
材料の接続部を備える瓶などを封止するための引裂蓋に
おいて、 前記接続部には、蓋スカート部に最も近い端部に外方向
へ延在する突出部を設け、この突出部を引張部材が引張
方向に移動した際に蓋スカート部に係合するよう形成し
て、引裂片に開放過程の際梃作用を加えるよう構成する
ことを特徴とする瓶などを封止するための引裂蓋を提供
することにある。
前記の引裂蓋において、引張部材の接続部は、ほぼ蓋ス
カート部まで舌部の両側におけるよりも極めて大きい横
方向長さを有するように構成することができる。
カート部まで舌部の両側におけるよりも極めて大きい横
方向長さを有するように構成することができる。
また、リング状に形成した引張部材には、接続部に対向
する側に他の舌部を設けて、これをラベルで覆って瓶に
固定することができる。
する側に他の舌部を設けて、これをラベルで覆って瓶に
固定することができる。
さらに、上部カバーの中央部を、その包囲部よりも窪ま
せて、前記中央部と包囲部との間に引裂線を形成するこ
とができる。
せて、前記中央部と包囲部との間に引裂線を形成するこ
とができる。
この場合、上部カバーにおける中央部と包囲部との高さ
の差が０．０４〜０．０５ｍｍとすることができる。
の差が０．０４〜０．０５ｍｍとすることができる。
また、上部カバーにおける中央部とその包囲部との間の
引裂線の幅が、０．０２〜０．０４ｍｍとすることがで
きる。
引裂線の幅が、０．０２〜０．０４ｍｍとすることがで
きる。
さらにまた、上部カバーとスカート部との間に段状部を
設けると共に、段状部の下縁部を封止リングのフランジ
を介して瓶口部に圧接させかつ上部カバーの中央部を瓶
から上昇した位置に維持するよう構成することができ
る。
設けると共に、段状部の下縁部を封止リングのフランジ
を介して瓶口部に圧接させかつ上部カバーの中央部を瓶
から上昇した位置に維持するよう構成することができ
る。
［作用］ 本発明に係る引裂蓋によれば、引張部材に突出部を設け
ることにより、蓋の開放に際してこの突出部が蓋スカー
ト部と接触して、引裂片に梃作用を生じさせ、最初の引
裂き工程を容易化する。
ることにより、蓋の開放に際してこの突出部が蓋スカー
ト部と接触して、引裂片に梃作用を生じさせ、最初の引
裂き工程を容易化する。
また、引張リングの接続部に対向する側に他の舌部を設
けて、この舌部をラベルで瓶首に固定することにより、
不用意に開封操作が行われる危険を防止を達成する。
けて、この舌部をラベルで瓶首に固定することにより、
不用意に開封操作が行われる危険を防止を達成する。
さらに、引裂蓋の上部カバーの中央部分を窪めて、引裂
線を形成することにより、開封操作の円滑化と安全性を
高める。
線を形成することにより、開封操作の円滑化と安全性を
高める。
さらにまた、上部カバーとスカート部との間に段状部を
設け、この段状部の下縁部を封止リングのフランジを介
して瓶口部に圧接させることにより、上部カバーの中央
部を瓶から上昇した位置に維持して、引裂蓋による密封
状態の維持を確実に達成する。
設け、この段状部の下縁部を封止リングのフランジを介
して瓶口部に圧接させることにより、上部カバーの中央
部を瓶から上昇した位置に維持して、引裂蓋による密封
状態の維持を確実に達成する。
［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明を実施例につき一層詳
細に説明する。
細に説明する。
先ず最初に第１図を参照して、本発明による瓶蓋は上部
カバー１０を備え、これに下方向に垂下する円筒状蓋ス
カート部１１を形成し、このスカート部を充填された瓶
の首部に内方向へ圧接して瓶を閉鎖する。引裂線１２を
蓋スカート部に設け、このスカート部はカバー１０の湾
曲した上部を少なくとも横断して引裂片１３を形成す
る。引裂片１３は舌部１４で終端し、この舌部はその自
由端部方向に幅狭となってほぼ裁頭三角形の形状を有す
る。好ましくは、蓋体はたとえばアルミニウムのような
耐蝕性材料で作成される。
カバー１０を備え、これに下方向に垂下する円筒状蓋ス
カート部１１を形成し、このスカート部を充填された瓶
の首部に内方向へ圧接して瓶を閉鎖する。引裂線１２を
蓋スカート部に設け、このスカート部はカバー１０の湾
曲した上部を少なくとも横断して引裂片１３を形成す
る。引裂片１３は舌部１４で終端し、この舌部はその自
由端部方向に幅狭となってほぼ裁頭三角形の形状を有す
る。好ましくは、蓋体はたとえばアルミニウムのような
耐蝕性材料で作成される。
本発明によれば舌部１４をプラスチック材料で作成され
た引張部材１５に連結し、この引張部材には好適にはリ
ング部分１６と接続部１７とを形成して、これに舌部１
４を固定する。この目的に充分な強度を有する限り、任
意適当なプラスチック材料を使用することができる。第
１図に示したように、接続部１７は舌部よりも相当幅広
とすべきであり、かつ蓋スカート部１１に近接して延在
させるべきである。これは、消費者の指が瓶を開放する
際に鋭い縁部と接触する可能性を効果的に排除する。
た引張部材１５に連結し、この引張部材には好適にはリ
ング部分１６と接続部１７とを形成して、これに舌部１
４を固定する。この目的に充分な強度を有する限り、任
意適当なプラスチック材料を使用することができる。第
１図に示したように、接続部１７は舌部よりも相当幅広
とすべきであり、かつ蓋スカート部１１に近接して延在
させるべきである。これは、消費者の指が瓶を開放する
際に鋭い縁部と接触する可能性を効果的に排除する。
リング部分１６および接続部１７は、たとえば適当な形
状の上側および下側金型部材からなる工具にて任意適当
な方法で作成することができ、これら部材間に舌部１４
を延在させると共に金型に溶融プラスチックを充填し、
これを常法にしたがって冷却する。或いは、予備加工し
たプラスチック製リング１５′にスロットもしくは凹部
１４′を設けて、蓋の舌部１４を収容することもでき
る。第１Ａ図の矢印で示したように、接続部１７′に熱
および圧力を加えることによりプラスチックリングを蓋
に堅固に固定することができる。
状の上側および下側金型部材からなる工具にて任意適当
な方法で作成することができ、これら部材間に舌部１４
を延在させると共に金型に溶融プラスチックを充填し、
これを常法にしたがって冷却する。或いは、予備加工し
たプラスチック製リング１５′にスロットもしくは凹部
１４′を設けて、蓋の舌部１４を収容することもでき
る。第１Ａ図の矢印で示したように、接続部１７′に熱
および圧力を加えることによりプラスチックリングを蓋
に堅固に固定することができる。
引張部材１５に対する舌部１４の取付け安定性を強化し
かつ増大させるには、望ましくは舌部を引張部材に堅固
に固定しうるよう形成すべきである。これは、種々異な
る多くの方法で達成することができる。たとえば、舌部
１４は複数の穴部１８を備えて、ここに引張部材１５が
形成されるプラスチック材料を第２図に示すように侵入
させて両者間に構造上の接続部を形成することができ
る。
かつ増大させるには、望ましくは舌部を引張部材に堅固
に固定しうるよう形成すべきである。これは、種々異な
る多くの方法で達成することができる。たとえば、舌部
１４は複数の穴部１８を備えて、ここに引張部材１５が
形成されるプラスチック材料を第２図に示すように侵入
させて両者間に構造上の接続部を形成することができ
る。
代案として、舌部１４には釘により作成されて舌部１４
の平面全体に突出する側縁部を備えた矩形状峰部１９お
よび穴部２０を設けたり（第３図参照）、横断波形部２
１を設けたり（第４図参照）その端部を折曲げてフック
２２を形成したり（第５図参照）、下ろし金状に形成し
た穴のような穴部２３を設けると共に舌部１４の端部を
曲げて矩形状峰部２４を形成したり（第６図および第６
Ａ図参照）、「えら状開孔部」２５、すなわち両端部が
開放したポケット状穿孔部を設けたり（第７図および第
７Ａ図参照）、上方折返し端部２６と外方向に突出する
横方向ショルダーもしくはリブ２７の両者を設けたり
（第８図参照）、舌部の表面から突出するボスの代りに
横方向へ突出するラグ２８を設けたり（第９図参照）、
或いは舌部の長手方向に対し平行に伸びる二重えら状開
口部２９を設けたり（第１０図および第１０Ａ図参照）
することができる。
の平面全体に突出する側縁部を備えた矩形状峰部１９お
よび穴部２０を設けたり（第３図参照）、横断波形部２
１を設けたり（第４図参照）その端部を折曲げてフック
２２を形成したり（第５図参照）、下ろし金状に形成し
た穴のような穴部２３を設けると共に舌部１４の端部を
曲げて矩形状峰部２４を形成したり（第６図および第６
Ａ図参照）、「えら状開孔部」２５、すなわち両端部が
開放したポケット状穿孔部を設けたり（第７図および第
７Ａ図参照）、上方折返し端部２６と外方向に突出する
横方向ショルダーもしくはリブ２７の両者を設けたり
（第８図参照）、舌部の表面から突出するボスの代りに
横方向へ突出するラグ２８を設けたり（第９図参照）、
或いは舌部の長手方向に対し平行に伸びる二重えら状開
口部２９を設けたり（第１０図および第１０Ａ図参照）
することができる。
連結部の強度および安定性を増大させる作用を有する他
の実施例も可能である。たとえば、舌部１４の材料を参
照符号３０（第１１図）の箇所でダイ切断してタブ３１
を形成し（第１１Ａ図）、これを舌部１４の平面に対し
ほぼ垂直に折曲げ、さらに舌部の下端部３２を図示した
ように曲げることもできる。代案として、離間した横方
向切断部３３および３４（第１２図参照）を舌部１４に
形成すると共に、隣接する材料を第１２Ａ図に示したよ
うに舌部の対向側部で外方向へ曲げることにより、これ
ら対向端部間で舌部１４のほぼ延長方向に伸びる一対の
チャンネルを形成することもできる。第１４図および第
１４Ａ図に示したように、横断方向切断部３５を作成し
かつ隣接する材料を反対方向へ外方に曲げることによ
り、舌部１４に単一チャンネルを形成することもでき
る。さらに、ほぼ円形の単一開口部３６を第１３図およ
び第１３Ａ図に示したように舌部１４に形成して、プラ
スチック引張部材１５に対する舌部１４の固定に役立て
ることもできる。
の実施例も可能である。たとえば、舌部１４の材料を参
照符号３０（第１１図）の箇所でダイ切断してタブ３１
を形成し（第１１Ａ図）、これを舌部１４の平面に対し
ほぼ垂直に折曲げ、さらに舌部の下端部３２を図示した
ように曲げることもできる。代案として、離間した横方
向切断部３３および３４（第１２図参照）を舌部１４に
形成すると共に、隣接する材料を第１２Ａ図に示したよ
うに舌部の対向側部で外方向へ曲げることにより、これ
ら対向端部間で舌部１４のほぼ延長方向に伸びる一対の
チャンネルを形成することもできる。第１４図および第
１４Ａ図に示したように、横断方向切断部３５を作成し
かつ隣接する材料を反対方向へ外方に曲げることによ
り、舌部１４に単一チャンネルを形成することもでき
る。さらに、ほぼ円形の単一開口部３６を第１３図およ
び第１３Ａ図に示したように舌部１４に形成して、プラ
スチック引張部材１５に対する舌部１４の固定に役立て
ることもできる。
舌部には接着剤を設けてプラスチックと金属との接着を
向上させうることも了解されよう。
向上させうることも了解されよう。
次に、本発明に係る引裂蓋の好適な実施例について説明
する。
する。
第３図は、本発明の引裂蓋の好適な一実施例を示すもの
で、引張部材１５に、外方に延在する突出部３７を設け
たものである。すなわち、この突出部３７は、引張部材
１５を最初に瓶を開けるべく引っ張る際に、これを蓋ス
カート部１１と接触させて、引張部材１５を回転させる
ための支点を形成するように構成したものである。
で、引張部材１５に、外方に延在する突出部３７を設け
たものである。すなわち、この突出部３７は、引張部材
１５を最初に瓶を開けるべく引っ張る際に、これを蓋ス
カート部１１と接触させて、引張部材１５を回転させる
ための支点を形成するように構成したものである。
このようにして、最初に引裂片１３に加える梃作用によ
り、最初の引裂き工程が極めて容易化される。なお、こ
の突出部３７は、引張部材１５の成形工程の際に、容易
に形成することができる。
り、最初の引裂き工程が極めて容易化される。なお、こ
の突出部３７は、引張部材１５の成形工程の際に、容易
に形成することができる。
さらに、引張リングの接続部１７には、有利には横方向
リブもしくは溝部３８（第１５図および第１５Ａ図）を
設けて、引張部材１５を消費者の指の間に滑ることなく
堅固に保持することができる。
リブもしくは溝部３８（第１５図および第１５Ａ図）を
設けて、引張部材１５を消費者の指の間に滑ることなく
堅固に保持することができる。
引張部材はプラスチックで作成されるので、任意所望の
形状を容易に与えることができる。指用の穴を人間工学
的に正確に成形して、確実かつ快適なグリップを付与す
ることができる。リングは必ずしも円形である必要はな
い。ほぼ指の形状に一致した楕円形状が好適である。し
かしながら指穴は、輸送の際に蓋が絡み合うような大き
さとしてはならない。さらに、引張部材は瓶に密着する
ような形状とすることができ、すなわち瓶に密接するよ
う全ての方向で瓶の曲線に追従させることもできる。蓋
付瓶を手で或いは機械で取扱う際、瓶を首の回りで握り
かつ引張部材が瓶の形状に充分合致していなければ、掴
んだ際に蓋が不注意に開放されることがある。
形状を容易に与えることができる。指用の穴を人間工学
的に正確に成形して、確実かつ快適なグリップを付与す
ることができる。リングは必ずしも円形である必要はな
い。ほぼ指の形状に一致した楕円形状が好適である。し
かしながら指穴は、輸送の際に蓋が絡み合うような大き
さとしてはならない。さらに、引張部材は瓶に密着する
ような形状とすることができ、すなわち瓶に密接するよ
う全ての方向で瓶の曲線に追従させることもできる。蓋
付瓶を手で或いは機械で取扱う際、瓶を首の回りで握り
かつ引張部材が瓶の形状に充分合致していなければ、掴
んだ際に蓋が不注意に開放されることがある。
このような開放を防止するため、本発明のさらに好適な
実施例においては、第２０図、第２０Ａ図および第２０
Ｂ図に示すように、引張リング４３に対し、接続部に対
向する側に他の舌部４５を設け、この舌部４５をラベル
４６で覆って瓶首に固定するよう構成する。このように
して、瓶首に密着したリングをシールした瓶は消費者へ
充填状態で輸送する際に安全に密封状態を保持すること
ができ、さらに密封状態が輸送の際に破壊されたり或い
は外されたりしないよう保証することができる。
実施例においては、第２０図、第２０Ａ図および第２０
Ｂ図に示すように、引張リング４３に対し、接続部に対
向する側に他の舌部４５を設け、この舌部４５をラベル
４６で覆って瓶首に固定するよう構成する。このように
して、瓶首に密着したリングをシールした瓶は消費者へ
充填状態で輸送する際に安全に密封状態を保持すること
ができ、さらに密封状態が輸送の際に破壊されたり或い
は外されたりしないよう保証することができる。
さらに、本発明における引裂蓋の別の実施例によれば、
第２１図に示すように、引裂蓋における上部カバー１０
の中央部分１０ａを、その包囲部１０ｂから窪めること
により、上部カバーの中央部１０ａとその包囲部１０ｂ
との間に引裂線１２を形成するよう構成することができ
る。この場合、中央部１０ａとその包囲部１０ｂの高さ
の差は、好ましくは０．０４〜０．０５ｍｍとし、かつ
引裂線１２の幅は０．０２〜０．０４ｍｍとする。この
実施例によれば、改良前の第２２図に示した引裂蓋と比
較して判るように、引裂に際し蓋体の中央部を持上げる
と破断部が互いに擦られて縁部が比較的丸みを持ち或い
は平滑となり、瓶を開放する際に消費者の指を保護する
ことができる。これに対し、第２２図の引裂蓋は引裂線
１２の底部における材料の圧縮をもたらし、すなわち材
料を硬化される結果、引裂きに際し破断部分に極めて鋭
利な縁部が形成され、消費者はこの縁部で指を切る危険
が生ずる。
第２１図に示すように、引裂蓋における上部カバー１０
の中央部分１０ａを、その包囲部１０ｂから窪めること
により、上部カバーの中央部１０ａとその包囲部１０ｂ
との間に引裂線１２を形成するよう構成することができ
る。この場合、中央部１０ａとその包囲部１０ｂの高さ
の差は、好ましくは０．０４〜０．０５ｍｍとし、かつ
引裂線１２の幅は０．０２〜０．０４ｍｍとする。この
実施例によれば、改良前の第２２図に示した引裂蓋と比
較して判るように、引裂に際し蓋体の中央部を持上げる
と破断部が互いに擦られて縁部が比較的丸みを持ち或い
は平滑となり、瓶を開放する際に消費者の指を保護する
ことができる。これに対し、第２２図の引裂蓋は引裂線
１２の底部における材料の圧縮をもたらし、すなわち材
料を硬化される結果、引裂きに際し破断部分に極めて鋭
利な縁部が形成され、消費者はこの縁部で指を切る危険
が生ずる。
さらにまた、本発明における引裂蓋の他の好適な実施例
として、第２３図に示すように、引裂蓋における上部カ
バー１０とスカート部１１との間に、段状部５０を設
け、この段状部５０の下縁部５０ａにより封止リング５
２のフランジ５２ａを介してガラス瓶の口部に圧接させ
ると共に、上部カバー１０の中央部を瓶から上昇した状
態に維持するよう構成することができる。この種の蓋を
備えた瓶をいわゆる半枠に入れ、これを下側枠体におけ
る瓶の上部に直接に積層支持して輸送すれば蓋体はその
密封状態を維持することができる。これに対比して、改
良前の蓋体は封止リングがより強力な圧縮を受ける。こ
の場合、上側枠を取除くと封止リングは迅速に持上げら
れず、その結果封止リングが瓶口および蓋体に対し弾力
的に封止係合するのに時間がかかり、ガスが漏れるとい
う危険が生ずる。
として、第２３図に示すように、引裂蓋における上部カ
バー１０とスカート部１１との間に、段状部５０を設
け、この段状部５０の下縁部５０ａにより封止リング５
２のフランジ５２ａを介してガラス瓶の口部に圧接させ
ると共に、上部カバー１０の中央部を瓶から上昇した状
態に維持するよう構成することができる。この種の蓋を
備えた瓶をいわゆる半枠に入れ、これを下側枠体におけ
る瓶の上部に直接に積層支持して輸送すれば蓋体はその
密封状態を維持することができる。これに対比して、改
良前の蓋体は封止リングがより強力な圧縮を受ける。こ
の場合、上側枠を取除くと封止リングは迅速に持上げら
れず、その結果封止リングが瓶口および蓋体に対し弾力
的に封止係合するのに時間がかかり、ガスが漏れるとい
う危険が生ずる。
リングを引張部材として使用する場合、その形状は各種
の肉眼効果を得るよう変化させることができる。たとえ
ば引張部材は多角形、正方形または三角形として成形す
ることができ、或いは1987年 2月 2日付け出願の本出願
人による同時出願第010,014号に開示された「瓶用の引
裂片蓋」として装飾的設計にすることもできる。
の肉眼効果を得るよう変化させることができる。たとえ
ば引張部材は多角形、正方形または三角形として成形す
ることができ、或いは1987年 2月 2日付け出願の本出願
人による同時出願第010,014号に開示された「瓶用の引
裂片蓋」として装飾的設計にすることもできる。
勿論、引張部材はリング状である必要はない。たとえ
ば、これを逆Ｔ字型として形成し、その拡大脚部３９に
より接続部を形成してここに引裂片の舌部１４を注型す
ることもできる（第１６図参照）。この種の蓋を被せた
瓶を開放する場合、Ｔ字型の横アーム４０を把持して引
張部材を上方向へ折曲げる。代案として、引張部材は密
実タブ４１として作成することもでき（第１７図参
照）、これを舌部１４に固定すると共にその自由端部方
向へ拡開してビード４２に終端させる。タブ４１には所
望に応じて溝部もしくはその他の形状の装飾を施こすこ
ともできる。他の実施例として引張部材１５は第１８図
に示すように蓋１０を囲繞するリング４３の形態とした
り、或いは第１９図に示すようにループ４４の形態とす
ることもできる。
ば、これを逆Ｔ字型として形成し、その拡大脚部３９に
より接続部を形成してここに引裂片の舌部１４を注型す
ることもできる（第１６図参照）。この種の蓋を被せた
瓶を開放する場合、Ｔ字型の横アーム４０を把持して引
張部材を上方向へ折曲げる。代案として、引張部材は密
実タブ４１として作成することもでき（第１７図参
照）、これを舌部１４に固定すると共にその自由端部方
向へ拡開してビード４２に終端させる。タブ４１には所
望に応じて溝部もしくはその他の形状の装飾を施こすこ
ともできる。他の実施例として引張部材１５は第１８図
に示すように蓋１０を囲繞するリング４３の形態とした
り、或いは第１９図に示すようにループ４４の形態とす
ることもできる。
引張部材用の材料としてプラスチックを使用すれば、こ
の引張部材の外観を多くの方法で変化させることができ
る。種々異なる着色の材料、並びに透明材料或いは金フ
レークを施した透明材料または蛍光もしくは発光性材料
のような材料も使用することができる。さらに、引張部
材の表面は、たとえば皮革の外観を与えるように構成す
ることもできる。
の引張部材の外観を多くの方法で変化させることができ
る。種々異なる着色の材料、並びに透明材料或いは金フ
レークを施した透明材料または蛍光もしくは発光性材料
のような材料も使用することができる。さらに、引張部
材の表面は、たとえば皮革の外観を与えるように構成す
ることもできる。
したがって本発明は、使用上の観点および生産上の観点
の両者から多くの利点を与えるような新規な引裂片瓶蓋
を提供する。一層複雑な形状に作成することができ、さ
らに張部材のための生産コストは金属リングよりも低く
かつその生産速度もより高い。さらに、この引張部材は
極めて軽量でありかつ舌部が蓋スカート部から対角線方
向に指向するため、蓋は常に水平面に載置した際その上
部カバーを下方向へ向けて配向されるので、従来よりも
蓋の供給能力を高めることができる。
の両者から多くの利点を与えるような新規な引裂片瓶蓋
を提供する。一層複雑な形状に作成することができ、さ
らに張部材のための生産コストは金属リングよりも低く
かつその生産速度もより高い。さらに、この引張部材は
極めて軽量でありかつ舌部が蓋スカート部から対角線方
向に指向するため、蓋は常に水平面に載置した際その上
部カバーを下方向へ向けて配向されるので、従来よりも
蓋の供給能力を高めることができる。
引張部材の接続部は舌部を完全に包囲する必要がなく、
その一側部に固定すればよいことが了解されよう。さら
に、引張部材はたとえば金属のような材料で作成するこ
ともできかつプラスチック接続部によって舌部に接続す
ることもできる。さらに、この舌部は極めて短く作成す
ることができ、しかも引張部材に充分取付けることがで
きる。これを行なう場合、完全に円形の蓋ブランクをパ
ンチングした際に一般にスクラップとして生ずる原料の
部分から舌部を切断しうるという事実により驚く程材料
の節約が達成され、最適な少ない材料消費を与える。
その一側部に固定すればよいことが了解されよう。さら
に、引張部材はたとえば金属のような材料で作成するこ
ともできかつプラスチック接続部によって舌部に接続す
ることもできる。さらに、この舌部は極めて短く作成す
ることができ、しかも引張部材に充分取付けることがで
きる。これを行なう場合、完全に円形の蓋ブランクをパ
ンチングした際に一般にスクラップとして生ずる原料の
部分から舌部を切断しうるという事実により驚く程材料
の節約が達成され、最適な少ない材料消費を与える。
以上、本発明を特定実施例につき説明したが本発明はこ
れらのみに限定されず、その思想および範囲内において
種々の改変をなしうることが了解されよう。
れらのみに限定されず、その思想および範囲内において
種々の改変をなしうることが了解されよう。
［発明の効果］ 前述した種々の実施例から明らかなように、本発明の引
裂蓋によれば、引張部材に突出部を設けることにより、
蓋の開放に際してこの突出部が蓋スカート部と接触し
て、引裂片に梃作用を生じさせ、最初の引裂き工程を容
易化することができる。
裂蓋によれば、引張部材に突出部を設けることにより、
蓋の開放に際してこの突出部が蓋スカート部と接触し
て、引裂片に梃作用を生じさせ、最初の引裂き工程を容
易化することができる。
また、引張リングの接続部に対向する側に他の舌部を設
けて、この舌部をラベルで瓶首に固定することにより、
不用意に開封操作が行われる危険を防止することができ
る。
けて、この舌部をラベルで瓶首に固定することにより、
不用意に開封操作が行われる危険を防止することができ
る。
さらに、引裂蓋の上部カバーの中央部分を窪めて、引裂
線を形成することにより、開封操作の円滑化と安全性を
高めることができる。
線を形成することにより、開封操作の円滑化と安全性を
高めることができる。
さらにまた、上部カバーとスカート部との間に段状部を
設け、この段状部の下縁部を封止リングのフランジを介
して瓶口部に圧接させることにより、上部カバーの中央
部を瓶から上昇した位置に維持して、引裂蓋による密封
状態の維持を確実に達成することができる。
設け、この段状部の下縁部を封止リングのフランジを介
して瓶口部に圧接させることにより、上部カバーの中央
部を瓶から上昇した位置に維持して、引裂蓋による密封
状態の維持を確実に達成することができる。
第１図は本発明により作成される引裂蓋の基本的構成を
示す正面図、 第１Ａ図は蓋の引裂片舌部にプラスチック引張部材を固
定する一方法の略図、 第２図は蓋舌部と引張部材との間の構造連結部の１実施
例を示す部分正面図、 第３図は本発明に係る引裂蓋の好適な一実施例を示す要
部断面側面図、 第４図および第５図は引裂片舌部を引張部材に固定する
他の方法を示す部分断面側面図、 第６図は引裂片舌部を引張部材に固定する他の方法を示
す部分断面側面図、 第６Ａ図は矢印方向で見た第６図の６Ａ−６Ａ線断面
図、 第７図は引裂片を引張部材に接続する他の方法を示す部
分断面側面図、 第７Ａ図は第７図に示した引裂片舌部の部分断面正面
図、 第８図は本発明による引張部材に連結するための引裂片
舌部の他の形態を示す部分断面側面図、 第９図および第１０図は本発明による引裂片舌部の他の
改変形態を示す部分正面図、 第１０Ａ図は矢印方向で見た第10図の１０Ａ−１０Ａ線
断面図、 第１１図、第１２図、第１３図および第１４図は本発明
による引裂タブの他の改変形態の部分正面図、第１１Ａ
図、第１２Ａ図、第１３Ａ図および第１４Ａ図はそれぞ
れ第１１図、第１２図、第１３図および第１４図に示し
た引裂タブの部分断面側面図、 第１５図は本発明による引裂タブ引張部材の他の形態を
示す正面図、 第１５Ａ図は矢印方向で見た１５Ａ−１５Ａ線にしたが
う第１５図に示した引張部材の部分断面図、 第１６図、第１７図、第１８図および第１９図は本発明
による引裂蓋のそれぞれ引張部材の変形例を示す側面図
ないしは斜視図、 第２０図は本発明に係る引裂蓋のさらに好適な実施例を
示す要部斜視図、 第２０Ａ図は第２０図に示す引裂蓋のリング部分の拡大
正面図、 第２０Ｂ図は第２０Ａ図に示す引裂蓋のリング部分の側
面図、 第２１図は本発明に係る引裂蓋の別の実施例を示す上部
カバーの要部断面図、 第２２図は第２１図に示す引裂蓋と対比した改良前の引
裂蓋の上部カバーの要部断面図、 第２３図は本発明に係る引裂蓋のさらに他の実施例を示
す要部断面図である。 １０……上部カバー、１１……蓋スカート部 １２……引裂線、１３……引裂片 １４……舌部、１５……引張部材 １６……リング、１７……接続部 １８……穴部、１９……峰部 ２０……穴部、２１……波形部 ２２……フック、２３……穴部 ２４……峰部、２５……穿孔部 ２６……折返し端部、２７……リブ ２８……ラグ、２９……開口部 ３０……ダイ、３１……タブ ３２……下端部、３３、３４、３５……切断部 ３６……開口部、３７……突出部 ３８……溝部、３９……拡大脚部 ４０……横アーム、４１……タブ ４２……ビード、４３……リング ４４……ループ、４５……他の舌部 ４６……ラベル ５０……段状部 ５２……封止リング
示す正面図、 第１Ａ図は蓋の引裂片舌部にプラスチック引張部材を固
定する一方法の略図、 第２図は蓋舌部と引張部材との間の構造連結部の１実施
例を示す部分正面図、 第３図は本発明に係る引裂蓋の好適な一実施例を示す要
部断面側面図、 第４図および第５図は引裂片舌部を引張部材に固定する
他の方法を示す部分断面側面図、 第６図は引裂片舌部を引張部材に固定する他の方法を示
す部分断面側面図、 第６Ａ図は矢印方向で見た第６図の６Ａ−６Ａ線断面
図、 第７図は引裂片を引張部材に接続する他の方法を示す部
分断面側面図、 第７Ａ図は第７図に示した引裂片舌部の部分断面正面
図、 第８図は本発明による引張部材に連結するための引裂片
舌部の他の形態を示す部分断面側面図、 第９図および第１０図は本発明による引裂片舌部の他の
改変形態を示す部分正面図、 第１０Ａ図は矢印方向で見た第10図の１０Ａ−１０Ａ線
断面図、 第１１図、第１２図、第１３図および第１４図は本発明
による引裂タブの他の改変形態の部分正面図、第１１Ａ
図、第１２Ａ図、第１３Ａ図および第１４Ａ図はそれぞ
れ第１１図、第１２図、第１３図および第１４図に示し
た引裂タブの部分断面側面図、 第１５図は本発明による引裂タブ引張部材の他の形態を
示す正面図、 第１５Ａ図は矢印方向で見た１５Ａ−１５Ａ線にしたが
う第１５図に示した引張部材の部分断面図、 第１６図、第１７図、第１８図および第１９図は本発明
による引裂蓋のそれぞれ引張部材の変形例を示す側面図
ないしは斜視図、 第２０図は本発明に係る引裂蓋のさらに好適な実施例を
示す要部斜視図、 第２０Ａ図は第２０図に示す引裂蓋のリング部分の拡大
正面図、 第２０Ｂ図は第２０Ａ図に示す引裂蓋のリング部分の側
面図、 第２１図は本発明に係る引裂蓋の別の実施例を示す上部
カバーの要部断面図、 第２２図は第２１図に示す引裂蓋と対比した改良前の引
裂蓋の上部カバーの要部断面図、 第２３図は本発明に係る引裂蓋のさらに他の実施例を示
す要部断面図である。 １０……上部カバー、１１……蓋スカート部 １２……引裂線、１３……引裂片 １４……舌部、１５……引張部材 １６……リング、１７……接続部 １８……穴部、１９……峰部 ２０……穴部、２１……波形部 ２２……フック、２３……穴部 ２４……峰部、２５……穿孔部 ２６……折返し端部、２７……リブ ２８……ラグ、２９……開口部 ３０……ダイ、３１……タブ ３２……下端部、３３、３４、３５……切断部 ３６……開口部、３７……突出部 ３８……溝部、３９……拡大脚部 ４０……横アーム、４１……タブ ４２……ビード、４３……リング ４４……ループ、４５……他の舌部 ４６……ラベル ５０……段状部 ５２……封止リング
Claims (7)
- 【請求項１】上部カバーと、円筒状蓋スカート部と、カ
バーおよび蓋スカート部における引裂線により画成され
かつ蓋スカート部から突出する舌部を有する引裂片と、
引裂片の舌部に固定された引張部材とからなり、前記引
張部材は前記舌部にわたって延在しかつこれに堅固に固
定されたプラスチック材料の接続部を備える瓶などを封
止するための引裂蓋において、 前記接続部には、蓋スカート部に最も近い端部に外方向
へ延在する突出部を設け、この突出部を引張部材が引張
方向に移動した際に蓋スカート部に係合するよう形成し
て、引裂片に開放過程の際梃作用を加えるよう構成する
ことを特徴とする瓶などを封止するための引裂蓋。 - 【請求項２】引張部材の接続部は、ほぼ蓋スカート部ま
で舌部の両側におけるよりも極めて大きい横方向長さを
有してなる特許請求の範囲第１項記載の引裂蓋。 - 【請求項３】前記引張部材はリング状引張部材からな
り、このリング状引張部材には、接続部に対向する側に
他の舌部を設けて、これをラベルで覆って瓶に固定して
なる特許請求の範囲第１項記載の引裂蓋。 - 【請求項４】上部カバーの中央部を、その包囲部よりも
窪ませて、前記中央部と包囲部との間に引裂線を形成し
てなる特許請求の範囲第１項記載の引裂蓋。 - 【請求項５】上部カバーにおける中央部と包囲部との高
さの差が０．０４〜０．０５ｍｍである特許請求の範囲
第４項記載の引裂蓋。 - 【請求項６】上部カバーにおける中央部とその包囲部と
の間の引裂線の幅が、０．０２〜０．０４ｍｍである特
許請求の範囲第４項または第５項記載の引裂蓋。 - 【請求項７】上部カバーとスカート部との間に段状部を
設けると共に、段状部の下縁部を封止リングのフランジ
を介して瓶口部に圧接させかつ上部カバーの中央部を瓶
から上昇した位置に維持してなる特許請求の範囲第１項
記載の引裂蓋。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE8604926-9 | 1986-11-17 | ||
| SE8604926A SE8604926D0 (sv) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | Upprivningsbar kapsyl |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63138956A JPS63138956A (ja) | 1988-06-10 |
| JPH0617142B2 true JPH0617142B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=20366319
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62198360A Expired - Fee Related JPH0617142B2 (ja) | 1986-11-17 | 1987-08-10 | 瓶を封止するための引裂蓋 |
| JP62285673A Expired - Fee Related JPH0617143B2 (ja) | 1986-11-17 | 1987-11-13 | 引裂容器蓋 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62285673A Expired - Fee Related JPH0617143B2 (ja) | 1986-11-17 | 1987-11-13 | 引裂容器蓋 |
Country Status (27)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4768667A (ja) |
| JP (2) | JPH0617142B2 (ja) |
| KR (1) | KR920001349B1 (ja) |
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