JPH09511206A - こじ開け防止部片を備えるプラスチックのスナップ蓋及びその製造方法 - Google Patents

こじ開け防止部片を備えるプラスチックのスナップ蓋及びその製造方法

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JPH09511206A
JPH09511206A JP8514928A JP51492896A JPH09511206A JP H09511206 A JPH09511206 A JP H09511206A JP 8514928 A JP8514928 A JP 8514928A JP 51492896 A JP51492896 A JP 51492896A JP H09511206 A JPH09511206 A JP H09511206A
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snap lid
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ベースル,ウード
ピットマン,ケルヴィーン
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クロウン・コルク・アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 プラスチックのスナップ蓋は、キャップ壁部(2)の内側面に、スナップ作用手段(3)を備えており、このスナップ作用手段は、容器口部のビードにスナップ式に係合することができる。蓋が最初に開いたことを示すために、概ね垂直な弱化ゾーン(4)が、蓋キャップの下縁部に設けられる。スナップ蓋が最初に開いた時には、キャップ壁部(2)の少なくとも1つの弱化ゾーン(4)の領域が破断する。

Description

【発明の詳細な説明】 こじ開け防止部片を備えるプラスチックのスナップ蓋及びその製造方法 本発明は、請求項1の導入部の特徴を有するプラスチックのスナップ蓋、並び に、そのようなスナップ蓋の製造方法に関する。そのようなタイプのスナップ蓋 は、その概ね円筒形の口部領域の外側に円周方向のビードを有する容器の蓋に使 用される。主な用途は、例えば、ビール又はミネラルウォータ用の瓶の如き、飲 料瓶の蓋である。 上述のタイプの容器は、適宜な折り曲げ装置を用いて付与される金属の王冠に よって、閉じられることが多い。そのような折り曲げられたキャップ壁部は、容 器が閉じられると、容器口部のビードの上を伸長する。そのような蓋の開放すな わち開栓は、標準的な栓抜きを用いて、キャップ壁部を水平方向且つ上方に曲げ ることにより、行われ、その結果、キャップ壁部の塑性変形が生ずる。従って、 容器の最初の開栓を行った後には、金属製の王冠を用いて信頼性をもって再閉鎖 することは最早できない。 従って、金属の王冠の代わりに、容器の口部に嵌合することのできる合成樹脂 の蓋を用いることが、EP−21 036に示唆されている。この目的のために 、合成樹脂の蓋キャップは、その内周面に沿って突出するカラーを備えている。 容器を閉じる場合には、そのようなカラーは、容器口部のビードに係合してシー ルし、瓶を閉じる。この場合にも、蓋の開放すなわち開栓は、金属の王冠とは異 なり、通常の栓抜きによって行われる。その理由は、蓋キャップは、弾性材料か ら形成されているので、キャップ壁部を塑性変形させることなく、容器口部から 除去できるからである。開栓の際には、キャップ壁部に弾性的な膨張だけが作用 し、その後、元の形状に復帰する。従って、蓋キャップは、繰り返し使用するこ とができ、蓋のシールの品質は、数回の開栓及び封栓(蓋を閉じること)の後で も、低下しない。 容器のシールに関する蓋の品質は別として、容器の最初の開放すなわち開栓を 可能な限り明らかに表示し、従って、こじ開け防止機能を満足させることが要求 されることが多い。この点に関して、EP−21 036は、キャップ壁部の下 方領域の厚みを減少させ、これにより、容器が開栓された時に、栓抜きの引っか かり縁部によって上記点が変形を受けるようにすることを示唆している。容器の 最初の開栓は、上記変形によって表示される。このこじ開け防止機能の品質及び 信頼性は、使用する栓抜きの実際の構造に大きく依存する。例えば、ポケットナ イフに組み込まれている栓抜きが使用しているような、狭い引っかかり縁部を有 する栓抜きは、キャップ壁部の下縁部に明らかな損傷を与える。しかしながら、 通常のように、金属の王冠を開栓するために使用される栓抜きは、幅の広い引っ かかり縁部を有しており、そのような栓抜きによって、EP−21 036に開 示されるようなプラスチックキャップを容器から取り除くと、キャップ壁部に、 明らかな損傷を与えることはできない。引っかかり縁部により生ずるキャップ壁 部の変形は、開栓の後に、ある程度元の形状に復帰するので、信頼性のあるこじ 開け防止機能は確保されない。 本発明の目的は、当業界の現状のスナップ蓋のこじ開け防止機能を改善し、最 初の開栓を信頼性をもって明らかに表示する、プラスチックのスナップ蓋を提供 することである。 本発明によれば、上記目的は、請求項1に記載される特徴を有するプラスチッ クのスナップ蓋、並びに、請求項9又は11に記載される特徴を有する製造方法 によって達成される。 突出するスナップ作用手段が、キャップ壁部の内側面の円周に沿って設けられ ていて、容器口部のビードに嵌合することができる。上記スナップ作用手段の半 径方向の厚みは、キャップ壁部のスナップ作用領域において、最大値に達する。 蓋キャップは、持ち上げられている間に、容器口部に対して軸方向に圧接される 。これにより、キャップ壁部は、弾性的な伸びを生じ、蓋キャップのスナップ作 用手段は、容器口部のビードの上を摺動する。環状のスナップ作用領域、従って 、スナップ作用手段の最大厚みの点が、ビードを乗り越えると同時に、蓋キャッ プは、容器口部に嵌合する。キャップ壁部は、スナップ作用領域の下に、概ね垂 直方向に伸長してその円周に沿って分布される、少なくとも3つの弱化ゾーンを 備えている。キャップ壁部の強度は、上記ゾーンにおいて、減少されている。通 常 のように、弱化ゾーンは、例えば、穿孔又は垂直なノッチによって、肉厚を少な くとも部分的に減少させることによって、形成される。 容器口部から蓋キャップを取り除くためには、下方のキャップ壁部に梃子作用 する工具を当てなければならない。その結果キャップ壁部に生ずる荷重は、上記 弱化ゾーンの少なくとも1つの領域において、キャップ壁部を破断する。この破 断は、キャップ壁部に永続的な損傷を与えて、蓋キャップの最初の開栓を明らか に表示する。 シールとしてのその有効性に関するスナップ蓋の品質は、基本的には、キャッ プ壁部の内側面から突出するスナップ作用手段の強度に依存する。シールの最初 の品質を確実にし、また、最初の開栓の後の容器の再封鎖を確実にするために、 環状のスナップ作用領域の中のキャップ壁部の強度を妥協することはでない。こ の理由から、垂直な弱化ゾーンは、スナップ作用領域の下方に設けられ、これに より、1又はそれ以上の弱化ゾーンの領域のキャップ壁部が、破断を受ける場合 にも、スナップ作用領域の強度の妥協が行われない。 スナップ蓋を開栓するためには、金属の王冠用の標準的な栓抜きを用い、その ような栓抜きの引っかかり縁部をキャップ壁部の一側部に係合させるのが好まし い。蓋キャップを最初に開栓する時には、キャップ壁部は、栓抜きが蓋キャップ の周囲のどのような位置に作用するかに関係無く、何等かの破断を示さなければ ならない。この破断を確実に生じさせるために、少なくとも3つの垂直な弱化ゾ ーンをその円周に沿って分布させることが必要となる。しかしながら、多数の弱 化ゾーンを用いるのが好ましい。 蓋キャップを開栓する際には、キャップ壁部の下縁部には、最大の力が作用す る。従って、そのような弱化ゾーンがキャップ壁部の下縁部まで下方に伸長して いる場合には、破断は、弱化ゾーンの領域に容易に生ずる。 弱化ゾーンの領域におけるキャップ壁部の破断は、弱化ゾーンの領域において 、キャップ壁部が円滑な外側面を有している場合には、特に明らかになる。その ような構成は、例えば、キャップ壁部の内側面に与えられる凹部によって、弱化 ゾーンを形成することにより、得られる。 キャップ壁部は、ほんの僅かの力でも、弱化ゾーンの領域において破断する。 従って、スナップ蓋は、比較的小さな力によって、こじ開け防止機能を阻害する ことなく、容器口部から取り外せるように、設計される。好ましい実施例によれ ば、複数のスナップ要素をスナップ作用手段として用いる。そのようなスナップ 要素は、キャップ壁部の内側面の内周で互いに離れて配列される。円周方向のス ナップビードとは対照的に、上記構造は、キャップ壁部が、一連のスナップ要素 の間の中間スペースにおいて、より高い弾性及び可撓性を有するという利点を有 する。従って、蓋キャップを持ち上げるために必要とされる力が減少される。 弱化ゾーンを一連のスナップ要素の間の中間スペースに設けると、更なる改善 が行われる。従って、弱化ゾーンは、その内側面に設けられるスナップ要素によ って補強されたキャップ壁部の領域に設けられる。この領域は、キャップ蓋を開 栓する時に、特定の引っ張りを受け、これにより、キャップ壁部の破断が、その 領域に設けられる弱化ゾーンによって、更に促進される。 スナップ蓋を開栓するために、金属の王冠を開栓するために用いることもでき る、栓抜きを使用するのが好ましい。そのようなタイプの栓抜きは、キャップ壁 部の下縁部の円周方向の点の下方に係合する引っかかり縁部と、この引っかかり 縁部と協働するサポート面とを有しており、該サポート面は、キャップベースの 外側面にあって、カウンターベアリングとして作用する。大部分の栓抜きにおい ては、引っかかり縁部とサポート面との間の距離は、比較的平坦な王冠によって 決定され、通常は、約12−15mmである。従って、本発明の1つの好ましい 実施例においては、蓋キャップの高さは、最大12mmに達し、従って、そのよ うな蓋は、上述のタイプの栓抜きで開栓することができる。 キャップ壁部の強度には、特定の要求がなされる。開栓の間に、キャップ壁部 は、その垂直な弱化ゾーンの領域において、破断する必要がある。そのような破 断は、キャップの下縁部に対して半径方向に作用する力によって、形成される。 しかしながら、キャップ壁部が同時に軸方向に変形することは、望ましくなく、 その理由は、蓋キャップを持ち上げるために、主として垂直方向の力成分が、必 要とされるからである。キャップ壁部の軸方向の変形を極限まで減少させるため に、キャップ壁部は、その外側面に、円周に沿って分布されて半径方向に伸長す る複数のリブを有するように、設計されるのが好ましい。キャップ壁部の荷重に 対する軸方向の抵抗は、上記手段によって増大される。栓抜きによって与えられ る荷重は、キャップの下縁部において最大であるので、上記リブは、キャップの 下縁部まで伸長するように設計されるのが好ましい。この設計は、同時に、キャ ップの下縁部において栓抜きの引っかかり縁部が得ることのできる接触面積が、 リブの領域において、より大きくなるという利点を有する。キャップ壁部にリブ を設けることにより、そのようなリブの領域の肉厚が増大し、最も小さな肉厚は 、垂直の弱化ゾーンに存在することになる。従って、弱化ゾーンは、一連のリブ の間の中間スペースに設けられるのが好ましい。 キャップ壁部の荷重に対する軸方向の抵抗を改善する第2の方法は、弱化ゾー ンを有するキャップ壁部の下方領域を、同心円状の2つの環状の要素で形成する ことである。この場合には、弱化ゾーンが形成された下方領域において、キャッ プ壁部は、サポートリングと、該サポートリングを同心円状に包囲するようにな されたこじ開け防止リングとを備える。この場合には、概ね垂直方向の弱化ゾー ンは、外側のこじ開け防止リングに形成される。最初の開栓時に、主として、外 側のこじ開け防止リングの破断が生じ、栓抜きの垂直方向の力を吸収する、より 安定なサポートが形成される。従って、上述の同心円状のリングは、外側のこじ 開け防止リングだけが弱化ゾーンを有し、一方、内側のサポートリングには、弱 化ゾーンを設けずにより大きな強度を与えるように、設計するのが好ましい。 蓋の最初の開栓時に、外側のこじ開け防止リングも実際に破断するようにする ために、本発明のこの実施例によるスナップ蓋は、こじ開け防止リングが、サポ ートリングの下縁部から更に下方へ伸長するように、設計するのが好ましい。弱 化ゾーンの設計に関して上に説明した基本的な原理は、弱化ゾーンが上述のタイ プのこじ開け防止リングに形成される場合にも、当てはまる。この場合には、弱 化ゾーンは、こじ開け防止リングの内側面に設けられる凹部によって形成され、 こじ開け防止リングが、弱化ゾーンの領域に円滑な外側面を有するようにするの が好ましい。この構成は、破断が外側から直ちに認識されるという利点を有して いる。 こじ開け防止リング及び内側のサポートリングの寸法を選択する時には、その ような壁要素の変動する機能を考慮すべきである。寸法の関係は、こじ開け防止 リングの半径方向の厚みが、サポートリングの半径方向の厚みよりも、小さくな るように選択される。 個々の壁要素の間の接続も、種々の態様で設計することができる。これに関連 して、壁要素は、3つ、すなわち、サポートリングと、該サポートリングを包囲 するこじ開け防止リングと、キャップ壁部の上方部分である。これに関連して、 キャップ壁部の上方部分も、第3の環状の要素と見なすことができ、そのような 上方部分は、以下の記載において、「壁リング」と呼ぶことにする。そのような 接続部の構造を用いる場合に、個々の要素の機能を許容しなければならない。サ ポートリングは、栓抜きの軸方向の力を上方の壁リングに伝達しなければならな い(壁リングには、スナップ蓋のスナップ要素が設けられる)。従って、サポー トリングは、上方の壁リングから直接伸長する部分として形成し、これにより、 サポートリングが、上方の壁リングと共に、連続的な壁部分を形成するようにす るのが好ましい。それでも、サポートリング及び壁リングの直径が若干変化する ことができる。特に、壁リングの外径に対して、サポートリングの外径は、幾分 小さく、これにより、外側のこじ開け防止リングを収容することができるように するのが好ましい。 サポートリングと同様な態様で、外側のこじ開け防止リングも、キャップ壁部 の上方の壁リングに接続することができる。そうではなく、こじ開け防止リング は、円周方向に隔置された弾性を有する複数のブリッジ片によってのみ、キャッ プ壁部の残りの部分に接続することができる。「キャップ壁部の残りの部分」と いう用語は、上記壁リングに当接する、壁リング及びサポートリングを意味して いる。ブリッジ片を接続部として用いることにより、こじ開け防止リングの半径 方向の可撓性が更に増大し、従って、栓抜きによる蓋の最初の開栓の際に、こじ 開け防止リングは、栓抜きによって、より容易に外方へ押され、その結果、垂直 な弱化ゾーンは、より迅速に破断することになる。 こじ開け防止リングが、ブリッジ片によって、キャップ壁部の残りの部分に接 続される場合には、そのようなブリッジ片が、こじ開け防止機能を更に示し、こ の場合には、接続ブリッジは、最初の開栓の際に、個々のブリッジ片が破断する ように設計される。破断を可能にするために、こじ開け防止リングの内径は、キ ャ ップ壁部の残りの部分の最大外径よりも大きくする必要がある。ブリッジ片は、 こじ開け防止リングの内側面とサポートリングの外側面との間に設けられるのが 好ましい。こじ開け防止リングを破断するために必要とされる力は、ブリッジ片 の数及び厚みによって決定される。 弱化ゾーンは、キャップ壁部の破断、特に、その下方領域における破断が、容 易に認識できるように、設計される。上述の実施例によれば、弱化ゾーンは、キ ャップ壁部の外側面が円滑な表面を有するように、設計されるのが好ましい。破 断は、そのような円滑な外側面において、容易に認識することができる。 弱化ゾーンの上方領域に穿孔を形成し、これにより、各々の穿孔点とキャップ 壁部の下縁部との間に、ブリッジ片を形成するようにすると、キャップ壁部は、 特に容易に破断する。この場合にも、ブリッジ片の領域は、円滑な外側面である のが好ましく、その理由は、破断が特に容易に認識されるからである。 スナップ蓋をプラスチックから1つの部品として製造した場合には、特に経済 的且つ効率的な製品を得ることができる。 最初に述べたような、蓋キャップを容器口部にスナップ式に嵌合させることに よる、スナップ蓋の最初の装着に加えて、他の装着方法も考えることができる。 容器口部に蓋キャップを取り付けた後に、蓋キャップに外部の熱を加えて該蓋キ ャップを最終的な形状に変形させることができる。そのような変形は、熱収縮性 プラスチックを用いることにより、あるいは、外力を加えることにより、行うこ とができる。例えば、一対の電気的に加熱される取り付けトングを用いる。その ようなトングは、容器口部に設けられたキャップ壁部を変形させる。その後、弱 化ゾーンを上述の態様で付与することもできる。 上述のスナップ蓋を製造する際の簡単な変形例は、垂直な弱化ゾーンを含むス ナップ蓋全体を、単一の作業工程で鋳造することである。しかしながら、弱化ゾ ーンの必要とされる設計に応じて、弱化ゾーンだけをその後に付与すると効果的 である。この目的のために、キャップベースと、当接する円筒形のキャップ壁部 と、該キャップ壁部の内側面に設けられ、円周に沿って突出する、スナップ作用 手段を備える蓋を、単一の作業工程で、最初に鋳造する。その後、別の作業工程 において、少なくとも3つの概ね垂直な弱化ゾーンをキャップ壁部の下方領域に 付与する。弱化ゾーンのそのような付与は、例えば、切削又は研削による切削工 具によって確実に行うことができる。そうではなく、例えば、加熱工具を用いる 、その後の熱変形又は融解によって、弱化ゾーンを形成することも可能である。 そのような弱化ゾーンの形成は、蓋キャップを容器口部に設ける前又は後に、行 うことができる。 スナップ蓋の別の製造方法においては、最初に、単一の鋳造操作で、蓋キャッ プを製造し、該蓋のキャップ壁部には、その下縁部から垂直方向上方に伸長する 複数のスロットを形成する。そのようなスロットは、キャップ壁部を変形させる ことにより、及び/又は、プラスチック材料を充填して、そのようなスロットの 領域に、キャップ壁部の弱化ゾーンが残るようにすることによって、少なくとも 部分的に再封鎖される。スロットを充填するために使用されるプラスチック材料 は、その後乾燥して硬化する、液体又はペースト状の接着剤とすることができる 。しかしながら、熱可塑性材料を用いることもでき、この場合には、加熱された 状態で、スロットの中に充填し、その後再度固化させる。この実施例の場合には 、スナップ蓋を装着する際に、スロットが再度開くことは、スナップ蓋を装着し た後にだけ、スロットを閉じることにより、防止することができる。 本発明を種々の実施例に基づき以下により詳細に説明する。 図1は、本発明のスナップ蓋を下方から見た場合の平面図であり、 図2は、図1の線A−Aに沿う断面図であり、 図3は、スナップ蓋によって閉じられた容器口部を栓抜きを適所に位置させた 状態で示す断面図であり、 図4は、スナップ蓋を持ち上げた後の、図3に示す構造を示しており、 図5は、最初に開けられた後の、スナップ蓋の斜視図であり、 図6は、弱化ゾーンの別の好ましい構造を有するスナップ蓋の側面図であり、 図7は、キャップ壁部の外側面に設けられて半径方向に突出するリブを有して いて、容器口部に取り付けられた、スナップ蓋を示しており、 図8は、図7の蓋キャップを下方から見た場合の図であり、 図9は、スナップ蓋の縁部領域を示しており、このスナップ蓋のキャップ壁部 は、その下方領域に、サポートリング及びこじ開け防止リングを有しており、 図10は、こじ開け防止リングを有するスナップ蓋を示しており、上記こじ開 け防止リングは、ブリッジ片によって、キャップ壁部の残りの部分に接続されて おり、 図11は、図10のスナップ蓋を下方から見た場合の図である。 図1は、本発明のスナップ蓋を下方から見た状態を示しており、キャップベー ス1の内側面が見えている。キャップ壁部12の内側面には、その周囲に沿って 、複数のスナップ要素3が設けられており、これらスナップ要素は、容器口部に 取り付けられている間には、上記容器口部のビードの下方に係合している。垂直 な弱化ゾーン4が、キャップ壁部2の内側面のノッチ13によって形成されてお り、これらノッチは、一連のすなわち連続するスナップ要素3の間の中間スペー スに設けられている。 図2は、図1のスナップ蓋の横断面図であり、この断面図の平面は、図1に示 す線A−Aに沿って伸長している。ノッチ13は、キャップ壁部2の内側面に設 けられており、これにより、キャップ壁部は、弱化ゾーン4の領域に、円滑な面 17を有している。従って、キャップ壁部が引き裂かれたことは、外側から極め て容易に認識することができる。ノッチ13は、キャップ壁部2の下縁部14ま で、下方に伸長している。 図3は、スナップ蓋が取り付けられた容器口部の横断面図である。スナップ要 素3は、容器口部のビード4の下方に係合している。スナップ要素3の半径方向 の厚みがその最大値7に達している、環状のスナップ作用領域6は、蓋キャップ を取り付けるために、特に重要である。環状のスナップ作用領域6において、キ ャップ壁部2を弱化させるすなわち弱くすると、確保できるシールの品質が顕著 に低下することになる。従って、ノッチ13によって形成された弱化ゾーン4が 、キャップ壁部2の環状のスナップ作用領域6の下方に設けられている。 また、図3には、栓抜き10も示されており、この栓抜きは、スナップ蓋の容 器を開けるために適した位置に設けられている。栓抜きの引っかかり縁部すなわ ち作用縁部9が、蓋キャップの下縁部上のある点の下に係合している。引っかか り縁部9は、栓抜きの接触領域18に接続されており、そのような接触領域は、 キャップベース1の外側面の上に着座している。金属製の王冠を開けるためにも 使用される標準的な栓抜きを用いた場合には、引っかかり縁部9と接触領域9と の間の距離19は、通常、12−15mmの範囲にあるので、プラスチックのス ナップ蓋も、その高さ12が最大12mmに達するように、設計されるのが好ま しい。また、キャップ壁部の内側面と容器ネック部の外側面との間に、距離8が 存在し、従って、栓抜きの引っかかり縁部9が、可能な限り確実に、キャップ壁 部の下縁部の下方に係合することができる場合には、栓抜きにより開けることが 効果的である。 栓抜き10が、図3に示すように、矢印11の方向に動かされると、これと同 時に、引っかかり縁部9は、キャップ壁部の下側に圧接し、この圧接により、最 終的には、スナップ蓋は、容器口部の一方の側へ持ち上げられる。この状態にお ける配列が、図4に示されている。引っかかり縁部9がキャップ壁部に接触して いる点は、外方に押されている。従って、キャップ壁部は、引っかかり縁部9付 近に位置する弱化ゾーン4の領域において、引き裂かれ、これにより、蓋キャッ プが初めて開かれたこと、すなわち蓋キャップの最初の開栓は、直ちに認識する ことができる。図3及び図4に示す例の場合には、栓抜きの引っかかり縁部9は 、正確に弱化ゾーン4の領域の中で、キャップ壁部2に接触している。しかしな がら、弱化ゾーン4の領域においては、キャップ壁部は、十分容易に引き裂くこ とができ、従って、2つの隣接する弱化ゾーンの間に栓抜が作用した場合には、 キャップ壁部の次に隣接する弱化ゾーンも破断するすなわち引き裂かれることに なる。 図5は、最初の開栓の後の、スナップ蓋を斜視図で示している。キャップ壁部 2の垂直な2つの弱化ゾーン4aが、引き裂かれているすなわち破断している。 そのような状況は、蓋を開ける間に、栓抜きがそのような2つの弱化ゾーン4a の間に当たった場合に、すなわち、作用した場合に、生ずる。キャップ壁部の破 断は、誤って生じるものではなく、信頼性のあるこじ開け防止機能を確実にもた らす。 図6は、スナップ蓋の別の実施例を側面図で示しており、このスナップ蓋のキ ャップ壁部には、弱化ゾーンの上方領域に穿孔が形成されている。各々の穿孔点 15の下方には、破断可能なブリッジ片16が設けられている。この実施例の利 点は、破断されるべきキャップ壁部の部分が、ブリッジ片16に、従って、キャ ッ プ壁部の下縁部領域に集中されることである。開栓の際に生ずる荷重すなわち負 荷は、キャップ壁部の下縁部において、最も大きいので、ブリッジ片16は、特 に迅速に破断することになる。ブリッジ片16の半径方向の厚みを減少させるこ とにより、更なる改善を得ることができる。そのような構造は、キャップ壁部の 内側面に追加のノッチを形成し、その際に、ブリッジ片16の領域においては、 キャップ壁部が依然として円滑な外側面を有するようにすることによって、効果 的に得られる。 図7は、容器口部に装着されたスナップ蓋を示しており、このスナップ蓋のキ ャップ壁部は、その周囲に分布されて半径方向外方に突出する、複数のリブを有 している。図7の左側半分には、スナップ蓋の外観が示されており、また、その 断面が、右側半分に示されている。軸方向の荷重27に対するキャップ壁部の抵 抗が、キャップ壁部の外側面で概ね垂直方向に伸長する、長手方向のリブ20に よって、増大されている。上記リブ20は、キャップ壁部の下縁部まで下方に伸 長しているので、栓抜きを当てることのできる、すなわち、栓抜きを作用させる ことのできる接触面積も同時に増大する。そのような状態は、図8にも示されて おり、図8においては、図7の蓋キャップを、下方から見ることができる。垂直 な弱化ゾーン4は、各々、2つの隣接するリブ20の間の中間スペースに設けら れている。弱化ゾーン4は、キャップ壁部の内側面のノッチによって形成されて いる。隣接するリブ20の間の中間スペースにおいて、キャップ壁部は、円滑な 表面を有しており、これにより、弱化ゾーンの破断は、外側から容易に認識する ことができる。 図9は、蓋キャップの縁部領域を断面で示しており、そのキャップ壁部は、そ の下方領域に、サポートリング21と、このサポートリングをこれと同心円状に 包囲するこじ開け防止リング22とを備えており、上記下方領域には、弱化ゾー ン4bが設けられている。弱化ゾーン4bは、外側のこじ開け防止リング22に 設けられている。そのような弱化ゾーンは、こじ開け防止リングの内側面のノッ チ13aによって形成されており、従って、こじ開け防止リングは、その円滑な 表面を弱化ゾーンの領域に維持していて、弱化ゾーンの破断が容易に認識できる ようになっている。こじ開け防止リング22は、サポートリング21の下縁部を 越えて、下方に伸長している。従って、依然として、こじ開け防止リング22は 、標準的な栓抜きによって把持することができ、栓抜きは、通常のように、サポ ートリング21の内方縁部に係合する(図3も参照のこと)。こじ開け防止リン グ22の半径方向の厚み24は、サポートリング21の半径方向の厚み25より も、かなり小さい。従って、こじ開け防止リング22は、可能な限り壊れやすく なされており、また、内側のサポートリング21は、栓抜きによって与えられる 持ち上げ力を伝達するために必要な強度を有することができる。 内側のサポートリング21、及び、外側のこじ開け防止リング22に加えて、 この実施例のスナップ蓋のキャップ壁部は、上方のキャップ壁部も備えており、 この上方のキャップ壁部は、基本的には、環状の部分であり、以下の説明におい ては、「壁リング」26と呼ぶことにする。従って、キャップ壁部は、基本的に は、相互に選択された3つの要素を備えている。図9に示すサポートリング21 は、上方の壁リング26の直線的な連続部であり、両方のリング要素は、同じ内 径を有している。外側のこじ開け防止リング22は、同様な環状の中間スペース 28によって、内側のサポートリング21から離されている。製造技術上の理由 から、上記環状の中間スペース28は、蓋キャップ全体が、プラスチックから1 つの部品として鋳造される時に、必要とされる。壁リング26の下方端の外径は 、こじ開け防止リング22の外径と同じであり、従って、こじ開け防止リング( 及びサポートリング21も)は、上方の壁リングの面に同様に接続されている。 図10は、別の実施例のスナップ蓋を示しており、このスナップ蓋は、サポー トリング21aと、こじ開け防止リング22aとを備えている。この実施例にお いては、こじ開け防止リング22aの内径は、キャップ壁部の残りの部分の最大 外径よりも大きい。こじ開け防止リング22aは、弾性を有する複数のブリッジ 片23によってのみ、キャップ壁部の残りの部分に接続されており、上記ブリッ ジ片は、キャップ壁部の周囲に分布して配列されている。「キャップ壁部の残り の部分」という表現は、この点に関して、サポートリング21a及び上方の壁リ ング26に対する包括的な用語である。図示の実施例においては、ブリッジ片2 3は、こじ開け防止リング22aの内側面とサポートリング22aの外側面との 間に、設けられている。 最後に、図11は、図10のスナップ蓋を下方から見た場合を示している。こ の実施例においては、こじ開け防止リング22aのブリッジ片23、及び、垂直 な弱化ゾーンの数は同じであり、各々2つの垂直な弱化ゾーン4cの間に、接続 ブリッジ片23が設けられている。 本発明は、変更例及び変形例を含むことができるので、上述の記載及び添付の 図面が、本発明を限定するものと見なしてはならず、本発明の範囲は、以下の請 求の範囲に記載の発明及びその種々の組み合わせによって、画定されるべきもの である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 概ね円筒形の口部領域を有する容器のためのプラスチックのスナップ蓋 であって、キャップベース(1)と、該キャップベースに当接するキャップ壁部 (2)と、該キャップ壁部の内側面の円周に沿って設けられる、突出するスナッ プ作用手段(3)とを備え、該スナップ作用手段は、容器口部のビード(5)に スナップ式に係合することができ、前記スナップ作用手段の半径方向の厚みは、 キャップ壁部の環状のスナップ作用領域(6)の中で最大値(7)に達し、前記 スナップ作用領域(6)の下方に、垂直方向の弱化ゾーン(4)が設けられてい ることを特徴とする、プラスチックのスナップ蓋。 2. 請求項1のスナップ蓋において、前記弱化ゾーン(4)は、前記キャッ プ壁部(2)の下縁部(14)まで下方に伸長していることを特徴とする、スナ ップ蓋。 3. 請求項1又は2のスナップ蓋において、前記弱化ゾーン(4)は、前記 キャップ壁部(2)の内側面に設けられる凹部(13)によって形成されており 、前記キャップ壁部(2)は、前記弱化ゾーン(4)の領域に、円滑な外側面を 有していることを特徴とする、スナップ蓋。 4. 請求項1乃至3のいずれかのスナップ蓋において、前記スナップ作用手 段は、前記キャップ壁部の内側面の内周に沿って、互いにある距離だけ離れて設 けられる、複数のスナップ要素であることを特徴とする、スナップ蓋。 5.請求項4のスナップ蓋において、前記弱化ゾーン(4)は、一連のスナッ プ要素(3)の間の中間スペースに設けられていることを特徴とする、スナップ 蓋。 6. 請求項1乃至5のいずれかのスナップ蓋において、前記キャップ壁部( 2)は、前記弱化ゾーン(4)の上方領域において、穿孔が形成されており、こ れにより、引き裂くことのできるブリッジ片(16)が、前記穿孔点(15)と キャップ壁部の下縁部との間に設けられていることを特徴とする、スナップ蓋。 7. 請求項1乃至6のいずれかのスナップ蓋において、前記キャップ壁部の 外側面は、その周囲に分布されて半径方向外方に突出する複数のリブ(20)を 有しており、これらリブが、キャップの下縁部まで伸長していることを特徴とす る、スナップ蓋。 8. 請求項1又は2のスナップ蓋において、前記領域の下方領域に、弱化ゾ ーン(4b、4c)が形成されており、前記キャップ壁部は、内側のサポートリ ング(21)と、該サポートリングをこれと同心円状に包囲するように配列され たこじ開け防止リング(22)とを有しており、前記弱化ゾーンは、前記こじ開 け防止リング(22)に設けられていることを特徴とする、スナップ蓋。 9. 請求項8のスナップ蓋において、前記こじ開け防止リング(22)は、 前記サポートリング(21)の下縁部を越えて下方に伸長していることを特徴と する、スナップ蓋。 10. 請求項8又は9のスナップ蓋において、前記弱化ゾーン(4)は、前記 こじ開け防止リング(22)の内側面に設けられた凹部(13a)によって形成 されており、前記こじ開け防止リングが、前記弱化ゾーンの領域に、円滑な外側 面(17a)を有していることを特徴とする、スナップ蓋。 11. 請求項8又は10のスナップ蓋において、前記こじ開け防止リングの半 径方向の厚み(24)は、前記サポートリングの半径方向の厚み(25)よりも 小さいことを特徴とする、スナップ蓋。 12. 請求項8乃至11のいずれかのスナップ蓋において、前記こじ開け防止 リング(22a)は、前記円周に沿って分布するように配列された、複数の弾性 を有するブリッジ片(23)によってのみ、前記キャップ壁部の残りの部分に接 続されていることを特徴とする、スナップ蓋。 13. 請求項8乃至12のいずれかのスナップ蓋において、前記こじ開け防止 リング(22a)の内径は、前記キャップ壁部の残りの部分の最大外径よりも大 きいことを特徴とする、スナップ蓋。 14. 請求項1乃至13のいずれかのスナップ蓋において、蓋キャップの高さ (12)は、最大12mmに達し、これにより、当該蓋キャップは、金属製の王 冠を取り除くためにも使用することのできる栓抜きによって、容器口部から取り 外すことができることを特徴とする、スナップ蓋。 15. 請求項1乃至14のいずれかのスナップ蓋を接続する方法であって、最 初に、キャップベース(1)、該キャップベースに当接する円筒形のキャップ壁 部(2)、及び、該キャップ壁部の内側面の周囲に沿って設けられる、突出する スナップ作用手段(3)を有する、蓋を、単一の鋳造操作で製造し、その後、概 ね垂直方向に伸長する少なくとも3つの弱化ゾーンを前記キャップ壁部の下方領 域に形成することを特徴とする、スナップ蓋の製造方法。 16. 請求項15のスナップ蓋の製造方法において、前記弱化ゾーン(4)は 、それぞれ融解を生ずる切削又は研削及び/又は熱変形による切削工具を用いて 形成されることを特徴とする、スナップ蓋の製造方法。 17. 請求項1乃至16のいずれかのスナップ蓋を製造する方法であって、最 初に、キャップベース(1)、及び、その内側面にスナップ作用手段(3)を有 する円筒形のキャップ壁部(2)を備える、蓋を、単一の鋳造操作で製造する工 程を備え、前記キャップ壁部は、該キャップ壁部の下縁部から上方に垂直方向に 伸長する、複数のスロットを有しており、これらスロットは、前記キャップ壁部 を変形させることにより、及び/又は、プラスチック材料を充填することにより 、再度閉止され、これにより、そのようなスロットの領域には、キャップ壁部の 弱化ゾーンが残されることを特徴とする、スナップ蓋の製造方法。 18. 請求項17のスナップ蓋の製造方法において、前記スロットは、当該ス ナップ蓋を取り付けた後にだけ、閉止されることを特徴とする、スナップ蓋の製 造方法。 19. 請求項17又は18のスナップ蓋の製造方法において、前記スロットの 中には、液体又はペースト状の充填物が充填されて、前記スロットが閉止され、 前記充填物は、ある時間後に硬化することを特徴とする、スナップ蓋の製造方法 。
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