JPH06169716A - バッターミックス - Google Patents
バッターミックスInfo
- Publication number
- JPH06169716A JPH06169716A JP42A JP27781592A JPH06169716A JP H06169716 A JPH06169716 A JP H06169716A JP 42 A JP42 A JP 42A JP 27781592 A JP27781592 A JP 27781592A JP H06169716 A JPH06169716 A JP H06169716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- batter
- batter mix
- mix
- meat
- fried
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Grain Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のバッターミックスでは良好に付着する
ことのできなかった凍結状態の肉に良好に付着するバッ
ターミックスを得ることを目的とする。 【構成】 バッターミックスに、油脂加工澱粉、リン酸
塩を含有させることにより凍結状態の肉に良好に付着す
るバッターを得る。
ことのできなかった凍結状態の肉に良好に付着するバッ
ターミックスを得ることを目的とする。 【構成】 バッターミックスに、油脂加工澱粉、リン酸
塩を含有させることにより凍結状態の肉に良好に付着す
るバッターを得る。
Description
【0010】
【産業上の利用分野】本発明は、加水して揚げ物食品の
衣剤(バッター)として用いるバッターミックスに関す
る。さらに言えば、凍結状態の肉に良好な付着性を有す
るバッターミックスに関する。
衣剤(バッター)として用いるバッターミックスに関す
る。さらに言えば、凍結状態の肉に良好な付着性を有す
るバッターミックスに関する。
【0020】
【従来の技術】従来、バッターミックスとして、小麦粉
を主体とし澱粉、植物性タンパク質、ガム、膨脹剤を混
合したものが使用されている。このバッターミックスに
水を適量加えてバッターとして使用されている。また、
バッターと揚げ種との付着性を向上する方法として、澱
粉、小麦粉、あるいわバッターミックスを用いて、揚げ
種に打ち粉をほどこした後、揚げ種をバッターにとうす
ことが行われている。
を主体とし澱粉、植物性タンパク質、ガム、膨脹剤を混
合したものが使用されている。このバッターミックスに
水を適量加えてバッターとして使用されている。また、
バッターと揚げ種との付着性を向上する方法として、澱
粉、小麦粉、あるいわバッターミックスを用いて、揚げ
種に打ち粉をほどこした後、揚げ種をバッターにとうす
ことが行われている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来のバッターミック
スに水を適量加えたものをバッターとして、凍結状態の
肉に使用すると、肉とバッターの付着性が非常に悪い欠
点がある。したがって、パン粉を付けフライした際に、
衣のパンク、剥離が生じて、好ましいフライ食品が得ら
れない。この欠点を解決する為に、従来は次の方法がと
られている。つまり、バッターの粘度を高くし凍結状態
の肉に付着しやすくする方法である。この方法では、バ
ッター剤が肉に厚く付着してしまう為に、パン粉を付け
てフライして得られるフライ食品は肉とパン粉の間が糊
状になり、食感の悪いものとなる欠点がある。
スに水を適量加えたものをバッターとして、凍結状態の
肉に使用すると、肉とバッターの付着性が非常に悪い欠
点がある。したがって、パン粉を付けフライした際に、
衣のパンク、剥離が生じて、好ましいフライ食品が得ら
れない。この欠点を解決する為に、従来は次の方法がと
られている。つまり、バッターの粘度を高くし凍結状態
の肉に付着しやすくする方法である。この方法では、バ
ッター剤が肉に厚く付着してしまう為に、パン粉を付け
てフライして得られるフライ食品は肉とパン粉の間が糊
状になり、食感の悪いものとなる欠点がある。
【0040】また、澱粉、小麦粉あるいはバッターミッ
クスを用いて、肉に打ち粉をほどこす方法も考えられる
が、肉が凍結状態であると打ち粉が付着しない為に、肉
を解凍しなければならず、手間がかかるうえ作業性がわ
るくなる。本発明が解決しようとする課題は、バッター
の粘度が低くとも凍結状態の肉に良好に付着し、パン粉
を付けフライした際に好ましい食感を呈するバッターミ
ックスを得ることである。
クスを用いて、肉に打ち粉をほどこす方法も考えられる
が、肉が凍結状態であると打ち粉が付着しない為に、肉
を解凍しなければならず、手間がかかるうえ作業性がわ
るくなる。本発明が解決しようとする課題は、バッター
の粘度が低くとも凍結状態の肉に良好に付着し、パン粉
を付けフライした際に好ましい食感を呈するバッターミ
ックスを得ることである。
【0050】
【問題点を解決するための手段】上記の問題点を解決す
るために、本発明ではバッターミックスに油脂加工澱
粉、リン酸塩を含有させる。
るために、本発明ではバッターミックスに油脂加工澱
粉、リン酸塩を含有させる。
【0060】
【作用】バッターミックスに油脂加工澱粉、リン酸塩を
含有させることにより、凍結状態の肉とバッターとの付
着性が向上する。したがってパン粉を付け、フライした
際に衣のパンク、剥離がない。また、バッターの粘度を
高くする必要がないため、肉にバッターが適当量付着
し、好ましい食感のフライ食品を得ることができる。
含有させることにより、凍結状態の肉とバッターとの付
着性が向上する。したがってパン粉を付け、フライした
際に衣のパンク、剥離がない。また、バッターの粘度を
高くする必要がないため、肉にバッターが適当量付着
し、好ましい食感のフライ食品を得ることができる。
【0070】
【実施例1】 バッターミックス配合例1 油脂加工澱粉 87.0 % 食塩 5.0 % 小麦蛋白質 3.0 % コショー末 2.0 % トリポリリン酸ナトリウム 2.0 % ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.5 % タマリンドガム 0.5 % ─────────────────────────── 100.0 %
【0080】上記バッターミックス1キログラムに水を
1.5キログラム加えバッターとした。このバッターの
粘度は1300cpsであった。約8ミリメートルの厚
さにスライスし、凍結された豚ロース肉をバッターにと
うした後、パン粉を付着させてトンカツ素材とした。こ
れを凍結保管後、160〜180℃の油で揚げトンカツ
とした。得られたトンカツは、衣のパンク、剥離のない
ものであった。また、衣の食感の好ましいものであっ
た。
1.5キログラム加えバッターとした。このバッターの
粘度は1300cpsであった。約8ミリメートルの厚
さにスライスし、凍結された豚ロース肉をバッターにと
うした後、パン粉を付着させてトンカツ素材とした。こ
れを凍結保管後、160〜180℃の油で揚げトンカツ
とした。得られたトンカツは、衣のパンク、剥離のない
ものであった。また、衣の食感の好ましいものであっ
た。
【0090】
【実施例2】 バッターミックス配合例2 油脂加工澱粉 70.0 % 粉砕白パン粉 10.5 % (100メッシュパス) 薄力粉 10.0 % 小麦タンパク 5.0 % 食塩 4.0 % コショー末 1.0 % トリポリリン酸ナトリウム 2.0 % ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.5 % ─────────────────────────── 100.0 %
【0100】上記のバッターミックス1キログラムに水
を1.5キログラム加えバッターとした。このバッター
の粘土は1500cpsであった。約8ミリメートルの
厚さに整形後、凍結したミンチカツ用の生地をバッター
にとうした後、パン粉を付着させてミンチカツ素材とし
た。これを凍結保管後、160〜180℃の油で揚げミ
ンチカツとした。得られたミンチカツは衣のパンク、剥
離のないものであった。また、衣の食感の好ましいもの
であった。
を1.5キログラム加えバッターとした。このバッター
の粘土は1500cpsであった。約8ミリメートルの
厚さに整形後、凍結したミンチカツ用の生地をバッター
にとうした後、パン粉を付着させてミンチカツ素材とし
た。これを凍結保管後、160〜180℃の油で揚げミ
ンチカツとした。得られたミンチカツは衣のパンク、剥
離のないものであった。また、衣の食感の好ましいもの
であった。
【0110】
【発明の効果】本発明により、凍結状態の肉に良好な付
着性を有するバッターミックスを得ることができる。し
たがって、凍結肉を解凍、打ち粉する手間が省け、作業
性が向上する。また食感の良いフライ食品を得ることが
できる。
着性を有するバッターミックスを得ることができる。し
たがって、凍結肉を解凍、打ち粉する手間が省け、作業
性が向上する。また食感の良いフライ食品を得ることが
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 油脂加工澱粉、リン酸塩を含有すること
を特徴とするバッターミックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP42A JPH06169716A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | バッターミックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP42A JPH06169716A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | バッターミックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06169716A true JPH06169716A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=17588657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP42A Pending JPH06169716A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | バッターミックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06169716A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11243891A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-14 | Honen Corp | 揚げ物用衣材 |
JP2012005349A (ja) * | 2010-05-21 | 2012-01-12 | Nisshin Foods Kk | アメリカンドッグ用ミックス |
JP2014082994A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Q P Corp | バッター液用粉末組成物 |
JP6297200B1 (ja) * | 2017-12-20 | 2018-03-20 | 三和澱粉工業株式会社 | 油脂加工澱粉の製造方法 |
CN108338350A (zh) * | 2018-03-07 | 2018-07-31 | 新希望六和股份有限公司 | 一种新西兰风味烤鸡调味料 |
JP2019195305A (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 昭和産業株式会社 | 揚げ物バッター用組成物、揚げ物用バッター、揚げ物及び揚げ物の製造方法 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP42A patent/JPH06169716A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11243891A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-14 | Honen Corp | 揚げ物用衣材 |
JP2012005349A (ja) * | 2010-05-21 | 2012-01-12 | Nisshin Foods Kk | アメリカンドッグ用ミックス |
JP2014082994A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Q P Corp | バッター液用粉末組成物 |
JP6297200B1 (ja) * | 2017-12-20 | 2018-03-20 | 三和澱粉工業株式会社 | 油脂加工澱粉の製造方法 |
JP2019106969A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | 三和澱粉工業株式会社 | 油脂加工澱粉の製造方法 |
CN108338350A (zh) * | 2018-03-07 | 2018-07-31 | 新希望六和股份有限公司 | 一种新西兰风味烤鸡调味料 |
JP2019195305A (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | 昭和産業株式会社 | 揚げ物バッター用組成物、揚げ物用バッター、揚げ物及び揚げ物の製造方法 |
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