JPH06166931A - よこ糸欠陥に基づく織物模様を回避する方法 - Google Patents

よこ糸欠陥に基づく織物模様を回避する方法

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JPH06166931A
JPH06166931A JP5194788A JP19478893A JPH06166931A JP H06166931 A JPH06166931 A JP H06166931A JP 5194788 A JP5194788 A JP 5194788A JP 19478893 A JP19478893 A JP 19478893A JP H06166931 A JPH06166931 A JP H06166931A
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loom
drive shaft
drive
heald
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JP5194788A
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Herbert Mueller
ヘルベルト、ミュラー
Valentin Krumm
バレンチン、クルム
Fritz Gehring
フリッツ、ゲーリンク
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Lindauer Dornier GmbH
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    • D03C1/16Arrangements of dobby in relation to loom
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D51/00Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばよこ糸破断を除去するために戻り運動
する際、おさの結び点への新たな衝突を避ける。 【構成】 織機主軸およびヘルド機構駆動軸が、よこ糸
欠陥に基づく織機の停止後に一緒に360°よりも小さ
な回転角度だけ織機の停止前にとられていた回転方向に
継続回転される。そしてヘルド機構駆動軸の織機主軸か
らの切り離しが行われる。続いて織機主軸およびおさも
おさ衝突間における所定の角度範囲内でゆっくりと逆転
されが、ヘルド機構主軸は固定読込み点まで単位時間当
たり大きな角速度で逆転する。この運動経過は装置的に
は、織機の伝動手段の従動軸とヘルド機構の駆動軸との
間に挿入された伝動装置によって実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、戻り運動の際におさの
衝突によって生ずるよこ糸欠陥に基づく織物模様を回避
する方法であって、よこ糸破断の際に織機停止装置が始
動され、欠陥よこ糸がたて糸で結ばれ、おさによって織
物の衝突縁に打ちつけられて存在し、織機の電動駆動式
の主軸、おさ軸および前記主軸に伝動手段を介して連結
されているヘルド機構の駆動軸がおさの衝突後に約60
°の回転角度において停止し、それに従って特に、同時
にプレスローラおよびクロスローラが制御されて数度の
回転角度だけ逆転する際に開口開放が引き起こされ、欠
陥よこ糸が除去され、最後に織機主軸、おさ軸およびヘ
ルド駆動軸が、織機の再始動のために必要な回転角度位
置まで戻されるような方法に関する。
【0002】
【従来の技術】織り工程の中断および従って織機の停止
は種々の理由に起因して生ずる。即ち織り工程の中断は
特に、欠陥よこ糸が開口の中に通され、開口交換がよこ
糸を織機の停止検出後にたて糸の中に結び込むときに行
われる。織り工程のよこ糸欠陥に基づく中断後におい
て、織機の主駆動軸はよこ糸をおさによって打ちつけた
後で60°の回転角度で停止する。欠陥よこ糸は仕上が
り織物に打ちつけられ結ばされる。
【0003】いわゆるよこ糸欠陥を除去するために公知
のように、織機の主軸を60°以上の回転角度だけ逆転
し且つ切換伝動装置を逆転することによって開口が開か
れる。今まで閉じていた開口が再び開かれたとき、打ち
つけられたよこ糸は織物から公知のようにして除去され
る。
【0004】欠陥よこ糸が取り除かれた後で、ヘルド機
構ないしその駆動装置は織機を再始動する前に除去済み
欠陥よこ糸の結合をもう一度読み込み(einlesen)しなけ
ればならない。これは、ヘルド機構の運動経過を制御す
る電子式および機械式手段が欠陥よこ糸を打ちつける前
に相応した位置に戻されねばならないことを意味する。
織機主軸がヘルド装置に対する駆動装置を兼ねており、
従って織機およびヘルド装置が伝動手段を介して互いに
固く連結されている織機の場合、おさは結びをほどく際
に強制的に、おさがその後方位置に揺動する前に、織物
縁に接する欠陥よこ糸をもう一度打ちつけてしまう。即
ちおさは強制的に織物衝突線に衝突する。この衝突は特
に「前掛け(Vortuch) 」付き織物の場合に望ましくなく
且つ織物の装備(例えば染色、マーセル加工)後にはじ
めて明白なマーク又はいわゆるよこ糸縞を生じてしま
う。従来、この欠陥箇所を織物製品ないし織物衝突線を
製品排出方向へ移動することによって阻止する努力が払
われている。これはドイツ連邦共和国特許出願公開第4
137681号公報に記載されている。
【0005】このドイツ連邦共和国特許出願公開公報に
おいて、戻り運動の際即ち織機主軸ないしこれに結合さ
れている織機電動機がゆっくり逆回転する際、おさの新
たな衝突の前に製品の縁部および従って織物衝突縁を所
定の距離だけ製品排出方向に通常位置から移動する装置
が作動されることが提案されている。これによって織物
衝突縁は戻り運動の際におさの衝突から防護しなければ
ならない。この装置は戻り運動の終了後に織物および従
って織物衝突縁を通常位置に戻す。この方式の場合公知
のように、そのためにかなり高価な制御費用が必要であ
るという欠点がある。
【0006】更に、よこ糸欠陥に基づく織機の停止後に
ヘルド機構の駆動側を織機主軸から切り離すことが知ら
れている。ヘルド機構の駆動軸に連動されている別個の
駆動装置がヘルド機構駆動軸の逆回転に対して用立てら
れ、従っておさが一緒に動かされることなしにたて糸で
結ばれた欠陥よこ糸の結びを釈放するためにシャフトを
介して用立てられる。即ちこれによって欠陥よこ糸が通
された開口が再生される。
【0007】欠陥よこ糸が除去された後、まずよこ糸が
おさによって打ちつけられることなしに、織機の再始動
によって今までのよこ糸通しが繰り返される。
【0008】織機の故障の際に開口形成装置並びに場合
によってはよこ糸選択装置が織機主軸から主軸クラッチ
を介して逆転装置から切り離したり連結したりでき、そ
の逆転装置が逆転電動機および逆転切換クラッチから成
っているような開口形成装置特にヘルド機構を持った織
機あるいはジャカード織機が、ドイツ連邦共和国特許出
願公開第2509665号公報で知られている。かかる
織機の場合逆転装置は織機の故障の除去が非常に短時間
に行えるように形成しなければならない。そのために、
逆転装置が逆転切換クラッチと逆転電動機との間に、ス
テップ始動範囲ないしステップ終了範囲で大きく増大す
る伝達比率を持っているそれ自体公知のステップ伝動装
置を有していることが提案されている。この公知の方式
では、戻り運動が一般に織物縁へのおさの新たな衝突を
伴い、これが織物を圧縮し、織物にいわゆる縞模様を形
成してしまうことについて言及されていない。更に公知
の織機は戻り運動に対して、別個の逆転電動機を必要と
する逆転装置を有している。
【0009】織機が故障した際におさの駆動運動がリー
ド位置で終了され、そこからおさが駆動運動に比べてゆ
っくりした位置決め運動によって所望の静止位置に置か
れることを提案している織機の技術的対策がドイツ連邦
共和国特許出願公開第2706646号公報で公知であ
る。この公知の方式は更に、おさの低速駆動を回転数可
変形電動機として形成されている織機駆動電動機自体に
よって実現することを提案している。低速駆動装置とし
て、織機駆動電動機に加えて、ヘルド機構を戻り運動す
るため即ち戻り織りするためにも使用する補助電動機を
設けることができることが言及されている。この方式も
ヘルド機構の戻り運動に対して、伝動手段および織機駆
動装置をヘルド機構から切り離したり再結合したりする
クラッチ装置の他に、少なくとも1つの補助逆転電動機
を必要とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、いわ
ゆる戻り運動の際即ちたて糸で結ばれた欠陥よこ糸の結
びをほどく際のおさの新たな衝突を避けること、および
この方法を実施するために織機主軸と別個のヘルド機構
に対する電動式逆転駆動装置を省略した装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、織機主軸、おさ軸およびヘルド機構の駆動軸がよこ
糸欠陥に基づく織機の停止後に一緒に360°よりも小
さな回転角度だけ織機の停止前にとられていた回転方向
に継続回転されることによって達成される。そしてヘル
ド機構駆動軸の織機主軸からの切り離しが行われる。続
いて織機主軸、おさ軸およびヘルド機構駆動軸が同時に
逆転し、その場合織機主軸は360°より小さい回転角
度だけ逆転され、ヘルド機構駆動軸は先のよこ糸の結び
が行われた点を表す機械式および電子式読込み点(Einle
sepunkt)を越えて360°あるいはそれ以上の回転角度
だけ逆転される。
【0012】かかる運転経過は装置側において、駆動軸
および従動軸を有する右側グラブ伝動装置に対する伝動
手段とヘルド機構の駆動軸との間に配置された伝動装置
例えば切換装置によってできる。
【0013】その場合伝動手段の従動軸は、その上に軸
方向に移動でき且つ相対回転不能に配置された切換伝動
装置のクラッチ部分が装備されている。切換伝動装置は
約i=1:2〜i=1:3の増速伝達比を実現するよう
に設計されている。これは、戻り運動の際にヘルド機構
駆動軸が織機主軸よりも単位時間当たり大きな回転角速
度で逆転されることを意味する。この理由に基づいて、
おさはおさ衝突の間の所定の範囲において開口を形成す
るシャフトないしヘルド機構の駆動軸が読込み点に戻さ
れる間に移動する。この読込み点とはここではヘルド機
構の駆動軸がよこ糸破断の検出時点にとっていた回転角
度位置を意味する。
【0014】本発明に基づく方法およびこの方法を実施
するための装置によって、よこ糸破断に基づく「戻り運
動」中におけるおさの衝突は避けられる。従って戻り運
動の際のおさの衝突に起因する織物における縞模様は排
除される。
【0015】
【実施例】以下図に示した実施例を参照して本発明を詳
細に説明する。まず予め説明するに、実施例において開
口形成機構の運動即ちよこ糸をたて糸に結ぶためのシャ
フトの運動はヘルド機構によって行われる。たて糸で結
ばれたよこ糸を打ちつけるためのおさの運動はいわゆる
おさ軸を介して行われ、その駆動運動は織機主軸から引
き出される。シャフトおよびおさの運動経過はそれぞれ
図1の線図に示されている。
【0016】線図において横軸には織機主軸の回転角度
が記されている。それに応じて主軸の一全回転ごとに開
口閉鎖が行われ、即ち開口の中に通されたよこ糸がたて
糸を動かすシャフトによって結ばれる。開口形成機構の
運動経過は数回のよこ糸通しに関して線1および線2の
正弦曲線経過で示されている。線1と線2の交点3は織
り工程内において開口閉鎖が行われる点である。
【0017】線1と線2の下側を走る線4は同様に数回
のよこ糸通しに関するおさの運動経過を示している。こ
こでも織機主軸ないしおさ軸の一全回転ごとに、先に結
ばれたよこ糸のおさによる打ちつけが行われる。おさの
運動経過において点5に到達したとき、交点3で結ばれ
たよこ糸が布に打ちつけられる。なお両方の運動経過か
ら分かるように、交点3における開口閉鎖は点5におけ
るおさ衝突よりも数度の主軸回転角度前で行われる。い
わゆるよこ糸破断の際公知のように織機は自動的に停止
される。即ち例えば正弦曲線状に走る線1と線2の点6
においてよこ糸の破断が検出されたものとする。この検
出信号は織り工程を停止させる。織機駆動装置の質量慣
性モーメントおよびその駆動装置に連結されている開口
形成機構は、織機主軸が点7で即ちおさ衝突後の約60
°の角度位置ではじめて停止するように作用する。即ち
欠陥よこ糸は開口形成機構で結びつけられ、おさによっ
て布に打ちつけられる。
【0018】欠陥よこ糸を自動的に布から除去するため
にいわゆる戻り運動が必要である。この戻り運動は、織
機主軸および従っておさ軸およびヘルド機構駆動軸が点
7から点5を越えて点6までゆっくりと逆転されること
を意味する。この戻り運動は、ヘルド機構駆動軸および
おさ軸に対してそれぞれ矢印8,9で単純に示された運
動経過に従って行われる。
【0019】この場合欠陥よこ糸を除去するために開口
が開かれる前に、おさの運動過程4が点5における欠陥
よこ糸の新たな打ちつけを含んでいることが理解でき
る。この欠陥よこ糸の新たな打ちつけは、冒頭に既に述
べたように続く織物形成に関して織物を不利に圧縮して
しまい、また特に織物の仕上がり後において明白な縞模
様を形成してしまう。
【0020】織機主軸の本発明に基づく運動経過および
主軸から引き出されるおさ軸およびヘルド機構駆動装置
の運動経過は、図1における矢印10,11に基づいて
行われる。ここでは、織機主軸ないしこの主軸から引き
出されるヘルド機構およびおさの駆動装置が織機停止後
に360°以下の回転角度だけ織機停止前にとられてい
た回転方向に例えば点12まで(矢印10,11も参
照)ゆっくりと継続回転されることによって、戻り運動
の際のおさによる欠陥よこ糸のあらたな打ちつけは避け
られる。点12において、ヘルド機構駆動軸と織機主軸
との結合が切り離され、同時にヘルド機構の駆動軸に対
する歯車伝達への移行と、今まで行われていた回転方向
と反対方向へのおさ軸およびヘルド機構駆動軸の回転が
行われる。その場合、織機主軸の回転角度は360°以
下であり、ヘルド機構駆動軸の回転角度は360°以上
である。伝達比が例えばi=1:2からi=1:3であ
ることにより、ヘルド機構駆動軸は織機主軸よりも単位
時間当たり大きな角速度で逆転される。織機を再始動す
る前に、先に行われていたヘルド機構駆動装置と織機主
軸との連動結合が精確な角度で再び行われる。
【0021】本発明に基づく運転経過によれば、同じ時
間単位においてヘルド機構ないしその駆動軸がいわゆる
読込み点で逆転され、おさが2回のおさ衝突の間におけ
る一定範囲内で戻り運動することが達成される。従って
戻り運動の際のおさのあらたな衝突は回避される。
【0022】本発明に基づく方法の経過を実施するため
に、駆動手段14とヘルド機構15の駆動軸16との間
に切換伝動装置13が組み込まれて設けられている(図
3参照)。図2はヘルド機構駆動装置の従来技術を示し
ている。それに従ってヘルド機構15に対する駆動は
(矢印17で示されているように)織機主軸から駆動手
段14を介して引き出されている。この場合、駆動手段
として例えばベルト伝動装置が利用されている。
【0023】切換伝動装置13の構造についておよび通
常の織機運転と戻り運転に対する歯車切換装置について
以下に簡単に説明する。
【0024】第4図は通常の織機運転における切換伝動
装置を示している。織機主軸17からの駆動力の引き出
しはここではプーリー19に巻かれているベルト18を
介して行われている。駆動軸20の自由端に伝動手段1
4のプーリー19が取り付けられている。駆動軸20に
は駆動歯車21が回転可能に支持されている。この駆動
軸20上に軸方向に移動可能なクラッチ部分22が相対
回転不能に配置されている。駆動軸20に対して同軸的
に従動軸23が伝動装置ハウジング24内に支持されて
いる。従動軸23上には従動歯車25が固く結合されて
いる。駆動歯車21および従動歯車25の伝動装置13
の内側に向けられた側面はそれぞれ、クラッチ部分22
の連動要素22aにかみ合う連動要素21a,25aを
有している。ハウジング24の中にもう1本の軸26が
駆動軸20ないし従動軸23に対して軸平行に回転可能
に支持されている。この軸26はその両側自由端にそれ
ぞれ歯車27,28を支持し、これらの歯車27,28
は対応した駆動歯車21ないし従動歯車25にかみ合っ
ている。このクラッチ部分22の位置において歯車は、
ヘルド機構駆動軸16に結合されている切換伝動装置1
3の従動軸23の必要な伝達に対して用立てられる。織
機駆動装置からヘルド機構駆動装置への力束はここでは
破線29によって示されている。クラッチ部分22は駆
動軸20のトルクを切換伝動装置13の従動軸23に直
接伝達する。
【0025】図5においてクラッチ部分22は駆動歯車
21にかみ合っている。ここでは力束は破線30で示さ
れている。従って選択された伝達比に応じて、ヘルド機
構駆動軸16の逆転がおさ軸よりも高い回転数で行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明と従来技術におけるおさ運動過程および
開口形成過程を比較して示した線図。
【図2】従来におけるヘルド機構駆動装置の斜視図。
【図3】本発明に基づいてヘルド機構駆動装置と伝動手
段との間に配置された切換伝動装置の斜視図。
【図4】織機の通常運転における切換伝動装置の概略
図。
【図5】戻り運動における切換伝動装置の概略図。
【符号の説明】
1 開口形成運動を示す線 2 開口形成運動を示す線 3 交点 4 おさ運動を示す線 5 おさ衝突点 6 よこ糸破断および読込み点 7 織機停止点 8 従来におけるおさ軸の回転運動の矢印 9 従来におけるヘルド機構の駆動軸の回転運動の矢印 10 おさ軸の回転運動の矢印 11 ヘルド機構の駆動軸の回転運動の矢印 12 低速回転運動の停止点 13 切換伝動装置 14 伝動手段 15 ヘルド機構 16 駆動軸 17 織機主軸を記号的に示した矢印 18 ベルト 19 プーリー 20 切換伝動装置の駆動軸 21 駆動歯車 21a 連動要素 22 クラッチ部分 22a 連動要素 23 切換伝動装置の従動軸 24 伝動装置ハウジング 25 従動歯車 25a 連動要素 26 軸 27 歯車 28 歯車 29 力束 30 力束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バレンチン、クルム ドイツ連邦共和国ヘルゲンスワイラー、モ レンベルク、38 (72)発明者 フリッツ、ゲーリンク ドイツ連邦共和国ボドルツ、フルールシュ トラーセ、8

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】よこ糸破断の際に織機停止装置が始動さ
    れ、欠陥よこ糸がたて糸で結ばれ、おさによって織物の
    衝突縁に打ちつけられて存在し、織機の電動駆動式の主
    軸、おさ軸および前記主軸に伝動手段を介して連結され
    ているヘルド機構の駆動軸がおさの衝突後に約60°の
    回転角度において停止し、それに従って特に、同時にプ
    レスローラおよびクロスローラが制御されて数度の回転
    角度だけ逆転する際に開口開放が引き起こされ、欠陥よ
    こ糸が除去され、最後に織機主軸、おさ軸およびヘルド
    駆動軸が、織機の再始動のために必要な回転角度位置ま
    で戻される戻り運動の際におさの衝突によって生ずるよ
    こ糸欠陥に基づく織物模様を回避する方法において、 主軸、おさ軸およびヘルド機構の駆動軸が織機の停止後
    に一緒に360°よりも小さな回転角度だけ織機の停止
    前にとられていた回転方向に継続回転され、そしてヘル
    ド機構駆動軸の織機主軸からの切り離しと、おさ駆動軸
    およびヘルド機構駆動軸をそれまでと反対の回転方向へ
    の回転が同時に行われ、その織機主軸およびおさ軸の回
    転角度が360°より小さく、ヘルド機構駆動軸の回転
    角度が360°より大きく、続いてヘルド機構駆動軸が
    織機主軸に再び連結されることを特徴とするよこ糸欠陥
    に基づく織物模様を回避する方法。
  2. 【請求項2】ヘルド機構駆動軸が織機主軸よりも単位時
    間当たり大きな回転角速度で逆転されることを特徴とす
    る請求項1記載のよこ糸欠陥に基づく織物模様を回避す
    る方法。
  3. 【請求項3】ヘルド装置の駆動軸が織機主軸に伝動手段
    例えばベルト伝動装置を介して連動され、その伝動手段
    が織機主軸に直接あるいは間接的に結合されている駆動
    軸および従動軸を有し、両軸が互いに結合されているよ
    うな請求項1記載の方法を実施するための織機におい
    て、 伝動手段(14)の従動軸(14a)とヘルド機構(1
    5)の駆動軸(16)との間に、約i=1:2〜i=
    1:3の増速伝達比を実現するクラッチ部分(22)付
    き伝動装置(13)が中間接続されていることを特徴と
    する織機。
  4. 【請求項4】伝動装置(13)のクラッチ部分(22)
    が、駆動軸(20)上に回転可能に支持されている駆動
    歯車(21)と従動軸(23)に固く結合されている従
    動歯車(25)との間に軸方向に移動可能に配置されて
    いることを特徴とする請求項3記載の織機。
  5. 【請求項5】従動軸(23)がヘルド機構(15)の駆
    動軸(16)に結合されていることを特徴とする請求項
    3又は4記載の織機。
  6. 【請求項6】クラッチ部分(22)が空気圧式、機械式
    あるいは電磁式手段によって移動できることを特徴とす
    る請求項3記載の織機。
  7. 【請求項7】回転可能に支持されている駆動歯車(2
    1)が、約i=1:2〜i=1:3の伝達比を実現する
    歯車(27)とかみ合っており、この歯車(27)がハ
    ウジング(24)の中に駆動軸(20)と軸平行に支持
    された軸(26)上に相対回転不能に配置され、この軸
    (26)が従動歯車(25)とかみ合う歯車(28)を
    歯車(27)から間隔を隔てて支持していることを特徴
    とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の織機。
JP5194788A 1992-09-19 1993-08-05 よこ糸欠陥に基づく織物模様を回避する方法 Pending JPH06166931A (ja)

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DE4231459.3 1992-09-19
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