JPH02169749A - 織機の運転方法 - Google Patents

織機の運転方法

Info

Publication number
JPH02169749A
JPH02169749A JP31648888A JP31648888A JPH02169749A JP H02169749 A JPH02169749 A JP H02169749A JP 31648888 A JP31648888 A JP 31648888A JP 31648888 A JP31648888 A JP 31648888A JP H02169749 A JPH02169749 A JP H02169749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loom
beating
control device
blank
reed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31648888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2673451B2 (ja
Inventor
Shigeo Yamada
山田 茂生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP63316488A priority Critical patent/JP2673451B2/ja
Publication of JPH02169749A publication Critical patent/JPH02169749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2673451B2 publication Critical patent/JP2673451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C1/00Dobbies
    • D03C1/14Features common to dobbies of different types
    • D03C1/146Independent drive motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (従来の技術) 本発明は、停止した織機を起動させるための運転方法に
関する。
(従来の技術) 製織中に停台すなわち停止した織機を再起動させると、
起動時に筬打ち力が過渡的に不足することに起因して、
製品すなわち織布に緯糸の密度むらすなわち停止段が形
成されやすい。この停止段により、織布の商品価値が著
しく低下する。
停止段が形成されることを防止する方法の一つとして、
筬打ち力が所定の値に達するまで、緯入れ装置を停止さ
せた状態で筬打ち装置を作動させるいわゆる空打ち方法
が提案されている(特開昭59−21751号公報)。
しかし、この空打ち方法では、空打ち時に、織り前をこ
れが筬打ちされる筬打ち位置に維持した状態で筬打ち装
置を作動させるため、織り曲がm数回筬打ちされ、その
結果再起動時の織り前の部分の緯糸が密になってしまう
停止段か形成されることを防止する他の方法の一つとし
て、織機の主軸を予め逆回転させた後、糾入れ装置を停
止させた状態で主軸をその回転数が前記逆回転数と一致
するまで正回転させることにより筬に空打ち運動をさせ
、その?&織機を正常運転にする方法かある(特開昭6
1−124651号公報)。しかし、この方法では、主
軸の逆回転により織り前が筬打ち位置より後方の経糸の
送出し装置の側へ移動されるため、空打ち運動の間織り
前が筬打ちされ、その結果、再起動時の織り前の部分の
緯糸が密になってしまう。
(解決しようとする課題) 本発明は、緯糸が再起動時の織り前の部分で粗密になる
ことを防止することができる、織機の運転方法を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決する手段、発明の作用、効果)本発明の、
停止状態にあるkialを起動させるための運転方法は
、織り前を筬打ち位置からその111方の位置へ退避さ
せかつ紛入れ装置を停止させている間に、筬打ち力が所
定の値に達するまで空打ち運動をさせ、次いで前記織り
曲を前記筬打ち位置に戻し、その後前記織機の正常運転
を開始させることを含む。
筬打ち力は筬の空打ち運動により徐々に大きくなり5織
り前は筬打ち力が所定の値に達するまで筬打ち位置へ移
動されない。筬打ち力が所定の値になると、織り前が筬
打ち位置に戻された状態で正常運転が開始される。
本発明によれば、空打ち運動時に織り前が筬打ちされな
いから、織り密度が空打ち運動に起因して人になる現象
を防止することができ、また、筬打ち力の不足に起因す
る停止段の発生を防止することができる。
織り前は、織機を起動させる前に退避させておいてもよ
いし、空打ち運動の開始時に織り前の前方への移動を開
始させ、最初の筬打ち時までに退避させてもよい。要す
るに、空打ち運動の間の筬打ち時に筬が織り前に振れな
いように織り前を退避させればよい。
空打ち運動の間織り前を前方の位置に停止させておき、
筬打ち力が所定の値に達した後の正常運転の開始時に織
り前を筬打ち位置へ移動させることができる。また、筬
打ち力が所定の値に達したときに織り前が筬打ち位置に
到達するように、空打ち運動の間織り萌を筬打ち位置に
向けて徐々に移動させてもよい。
空打ち運動に先立って織機の主軸を所定数逆回転させて
おき、空打ち運動をさせるべく前記主軸を正回転させか
つ織機の開口装置を前記主軸と同期して作動させること
が好ましい。これにより、開口装置の位相合わせが自動
的に行われる。
織り前は、M1布の巻取り装置および経糸の送出し装置
のうちの少なくともいずれか一方により移動させること
ができる。また、筬打ち力が所定の値に達したか否かは
、空打ち運動の間、空打ちの回数または主1抽の回転数
を計数し、該計数値を基に判定することができる。
(実施例) 第1図を参照するに、織機10は、複数の経糸12が巻
き付けられた送出しビーム14を含む。送出しビーム1
4から繰り出される経糸12は、該経糸の張力を所定の
値に維持するテンションロール16を経て製織部へ供給
される。経糸12は、製織部において、複数の綜絖18
により開口を形成され、該開口に緯糸20が入れられ、
該緯糸が筬22で織り前24に打ちつけられることによ
り、織布26に織り上げられる。
織布26は、ガイドロール28、プレストビーム30、
テ・rクアップロール32およびガイドロール34を経
て布巻きビーム36に巻き取られる。
送出しビーム14は送出し用モータ38により歯車機構
40を介して回転され、送出し用モータ38は駆動回路
42から出力される電力により正回転または逆回転され
る。駆動回路42には、送出し制御装置44から出力さ
れる信号と、送出し用モータ38の回転速度に対応する
電圧値を有する信号を発生する速度計46の出力信号と
を加え合わせ点すなわち加算回路48において加算する
ことにより得た信号が制御信号として供給される。
テンションロール16には、経糸12の張力に対応する
電気信号を発生するロードセル50が連結されている。
ロードセル50の出力信号は、送出し制御装置44へ供
給される。送出し制御装置44は、主;レリ御装置52
により制御されて、経糸12の張力が一定となるように
、送出し用モータ38を回転させる電圧値を有する信号
を加算回路48へ出力する。
モータ38は、加算回路48から駆動回路42へ供給さ
れる電圧値に対応する値だけ、加速または減速するよう
に、駆動回路42により制御される。
各綜絖18は、開口用モータ54により回転駆動される
カム機構56により移動される。開口用モータ54のそ
れぞれは、開口制御装置58により制御される駆動回路
60から出力される電力により正回転または逆回転され
る。
緯糸20は、第2図に示す測長貯留装置62から緯入れ
装置64に所定長さづつ供給される。
測長貯留装置62と緯入れ装置64とは、第1図に示す
緯入れ制御装置66により制御される。
緯糸20は、測長貯留装置62の給糸体68から、ドラ
ムモータ70により回転されるヤーンガイド72内およ
び測長兼貯留用ドラム74を経て緯入れ装置64へ供給
される。
測長時、緯糸20は、電磁ソレノイド76により作動さ
れるピン78に係止されており、また、ヤーンガイド7
2の回転によりドラム74の外周面に巻き付けられて貯
留される。これに対し、緯入わ時、緯糸20は、ビン7
8から解除され、また、糾入れ装置64のメインノズル
80から流体ともに噴射されて経糸の開口へ入れられる
。緯入れ装置64は、緯入れ時に緯糸20を所定の方向
へ進める流体を噴射する複数のサブノズル82を含む。
筬22は、織機10の主軸84により作動される。主I
%To84は、主軸用モータ86により連結機構88を
介して回転される。主軸用モータ86は、駆動回路90
により正回転または逆回転される。
ティクアップロール32は、巻取り用モータ92により
歯車機構94を介して回転される。
巻取り用モータ92は駆動回路96により正回転または
逆回転され、駆動回路96は巻取り制御装置98により
制御される。巻取り用モータ92には、該モータの回転
速度に対応した周波数を有するパルス信号を発生するエ
ンコーダ100が取り付けられている。エンコーダ10
0の出力信号は、織布26の巻取り速度を所定の値に調
節するために、巻取り制御装置98へ供給される。
主@84には、該主軸の回転速度に対応した周波数のパ
ルス信号を発生するエンコーダ102か連結されている
。エンコーダの出力信号は、織機10の各部位の同期を
合わせるべく、主制御装置52、開口制御装置58、緯
入れ制御装置66および巻取り制御装置98へ供給され
る。
主制御装置52には、操作盤104か接続されている。
操作盤104には、織機10を起動させるための運転指
令スイッチ、織機10を停止させるための停止指令スイ
ッチ、織機10を一時的に低速で正回転させるための正
回転指令スイッチ、織機10を一時的に低速で逆回転さ
せるための逆回転指令スイッチ等が設けられている。
なお、モータ3B、54.92を設ける代りに、送出し
ビーム14、綜絖18およびティクアップロール32を
主軸84にクラッチを介して連結し、これらを主軸84
により駆動させてもよい。この場合、送出し制御装置4
4、開口制御装置58および巻取り制御装置98は、対
応する前記クラッチを制御シテ、送打シビーム14、綜
絖18、およびティクアップロール32を駆動させる。
第3図は、再起動時に巻取り制御装置98を制御するこ
とにより、織り前24を移動させる主制御装置52の一
実施例を示す。
主制御装置52は、主@84用のエンコーダ102の出
力信号を計数する、主軸用のカウンタ110と、複数種
類のタイミングを設定するタイミング設定器112と、
筬による空打ちの回数を設定する空打ち回数設定器11
4とを含む。
カウンタ110の計数値は、エンコーダ102の出力信
号が主軸84の回転速度に比例した周波数のパルス信号
であるから、主軸84の回転角度に対応し、また、主軸
84が0度になるたびにクリアされる。カウンタ110
の計数値は、主軸84の回転角度信号としてタイミング
信号発生器116へ供給される。
タイミング設定器112には、織機を停止させるときの
主軸の回転角度位置を規制するタイミング、逆回転停止
時の主軸の回転角度位置を規制するタイミングのように
、送出し制御装置44、開口制御装置58、緯入れ制御
装置66、巻取りfl、l]御装置98および駆動回路
90を作動させる複数のタイミングが変更可能に設定さ
れている。各タイミングは、主軸84の回転角度として
設定されており、また、タイミング信号発生器116へ
供給される。
空打ち回数設定器114には、再起動時の筬22に空打
ちをさせる回数が変更可能に設定されている。設定器1
14に設定された空打ち回数は空打ち回数用のカウンタ
118へ供給される。
タイミング信号発生器116は、主軸用のカウンタ11
0の計数値すなわち主軸84の回転角度がタイミング設
定器112に設定された値と一致するたびにタイミング
信号をシーケンス回路120へ出力し、また、主Ith
84の回転角度が0度になるたびにその旨を意味する0
度信号を空打ち用のカウンタ118へ出力する。
空打ち用のカウンタ118は、タイミング信号発生器1
16から供給されるO度信号を計数し、計数値が空打ち
回数設定器114に設定された値と一致したときに一致
信号をシーケンス制御回路120へ出力する。カウンタ
118は、シーケンス制御回路120によりクリアされ
る。
シーケンス制御回路120には、操作盤104に設けら
れた運転指令スイッチ122と、運転停止スイッチ12
4とが接続されている。
シーケンス制御回路120は、タイミング信号発生器1
16からのタイミング信号およびカウンタ118からの
一致信号を基に、送出し制御装置44、開口制御装置5
8、緯入れ制御装置66、巻取り制御装置98および駆
動回路90を同期してEl、II御する。
第4図は、第3図に示す主制御装置52により制御され
る巻取り制御装置98の一実力り例を示す。
巻取り制御装置98は、再起動時に巻取り用モータ92
を逆回転させる回転量か設定された設定器126を含む
。該設定器に設定された値は、一対のカウンタ128,
130へ供給される。
カウンタ12B、130のそれぞれは、巻取り用モータ
92のエンコーダ100で発生されたパルス信号を81
数し、計数値が設定器126に設定された値と一致した
とき、カウンタ128゜130のそれぞれに対応して設
けられたフリップフロップ132,134をリセットす
る。
フリップフロップ132は、主制御装置52のシーケン
ス制御回路120から端子136に供給される正回転指
令信号によってセットされる。フリップフロップ132
がセットされると、そのQ出力によりドライバ138が
作動されてリレー140を作動させる。これにより、リ
レー140の常開接点142が閉じられる。常開接点1
42は、巻取り用モータ92を正回転させるときの回転
速度を設定する速度設定器144に接続されている。
これに対し、フリップフロップ134は、主制御装置5
2のシーケンス制御回路120から端子146に供給さ
れる逆回転指令信号によってセットされる。フリップフ
ロップ134がセットされると、そのQ出力によりドラ
イバ148が作動されてリレー150を作動させる。こ
れにより、リレー150の常開接点152が閉じられる
。常開接点152は、巻取り用モータ92を逆回転させ
るときの回転速度を設定する速度設定器154に接続さ
れている。
速度設定器144,154は、図示の例では直流電圧を
発生するように配置された可変抵抗器からなる。設定器
144の電圧は常開接点142を介して加え合わせ点す
なわち加算回路156へ正の形で印加され、設定rlr
154の電圧は常開接点152を介して加算回路156
へ負の形で印加される。
巻取り制御装置98は、また、巻取り運転回路158と
変換器160とを含む。巻取り運転回路158は、たと
えば特開昭62−62959月公報に開示されたような
、正常運転時にエンコーダ100,102から出力され
るパルス信号を基に、主軸84と同期をとりながら巻取
り用モータ96を所定の速度で回転させる48号を出力
する既知の回路である。また、変換器160は、エンコ
ーダ100から出力されたパルス信号の周波数を電圧に
変換する既知のF/V変換器である。
巻取り運転回路158から出力される信号すなわち電圧
は加算回路156に正の形で印加され、変換器160か
ら出力される信号すなわち電圧は加算回路156に負の
形で印加される。加算回路156は、各入力信号を加算
した後、駆動回路96へ供給する。
なお、巻取り制御装置98の設定器126は、正回転用
の値と逆回転用の値とを別々に設定するものとし、正回
転用の値をカウンタ128へ供給し、逆回転用の値をカ
ウンタ130へ供給してもよい。
第5図〜第7図を用いて織機10の動作を説明する。
正常運転時、主制御装置52は、送出し制御装置44、
開口制御装置58、緯入れ制御装置66、巻取り制御装
置98および駆動回路90を制御する。
これにより、経糸12が送出しビーム14から所定の速
度で送り出され、綜絖18が所定の速度で作動され、緯
糸20が所定のタイミングで緯入れされ、筬22が所定
のタイミングで作動され、ティクアップロール32が所
定の速度で回転され、織布26が布巻きビーム36に所
定の速度で巻き取られる。
正常運転時、巻取り制御装置98のフリップフロップ1
32.134は、リセットされている。
このため、巻取り制御装置98は、巻取り運転回路15
8の出力信号と変換器160の出力信号との加算信号を
駆動回路96へ出力する。
織機10が糸切れ等、停止すべき原因が発生すると、主
制御装置52のカウンタ110の計数値がタイミング設
定器112に設定された停止用のタイミングと一致した
とき、停止用タイミング信号を発生するから、主制御装
置52は、送出し制御装置44、開[1制御装置58、
緯入れ制御装置66、巻取り制御装置98および駆動回
路90に停止指令を与える。
織機10の停止時、織り前24は、第7図(A)に示す
ように、筬22によるヒツティングライン!62上の位
置すなわち筬打ち位置にある。
その後、運転指令スイッチ122か圧下されると、主制
御装置52は、巻取り制御装置98の端子136へ正回
転指令信号を出力する。これにより、巻取り制御表@9
8のフリップフロップ132がセットされるから、速度
設定3144に設定された速度に対応する信号が駆動回
路62に供給され、巻取り用モータ92が速度設定器1
44に設定された速度で回転される。その結果、織り前
24が前進される。織り前24が前進される間、巻取り
運転回路158は、作動されない。
巻取り制御装置98のカウンタ128の計数値が設定器
126に設定された値と一致すると、フリップフロップ
132がリセットされ、モータ92が停止される。その
結果、第7図(B)に示すように、織り前24は所定の
位置に退避される。
織り前24が所定の位置に退避されると、主制御装置5
2は、主軸用モータ86を低速で逆回転させる信号を駆
動回路90へ出力する。これにより、主軸84が逆回転
される。このとき、綜絖用モータ54も同じく逆回転さ
せてもよい。
主軸84が空打ち回数設定器114に設定された回数だ
け逆回転されると、逆回転開始と同時にクリアされた主
制御装置52のカウンタ118が一致信号を出力するか
ら、主制御装置52は駆動回路90へ逆回転停止指令信
号を出力した後、綜絖用モータ54および主軸用モータ
86を通常の運転速度で正回転させる信号を開口制御装
置58と駆動回路90とへ出力する。
これにより、綜絖18と筬22とが作動され、筬22は
第7図(C)に示すように空打ち運動をする。空打ち運
動の間、送出し制御装置44、緯入れ制御装置66およ
び巻取り制御装置66は作動されない。このため、織り
前24は、前方の布巻きビーム36の側へ退避されてい
るから、筬22により空打ちされない。
筬22の空打ち運動の間、主制御装置52は、主軸84
用のエンコーダ102の出力パルスを基に、筬打ち力が
所定の値に達したか否かを判定する。この判定は、図示
の例では、空打ち運動開始後の0度信号をカウンタ11
Bで計数し、計数値が空打ち回数設定器114に設定さ
れた値に達したか否かにより行う。
しかし、主lll1h84川のエンコーダ102の出力
パルスを基に、主軸84の実際の回転数を検出するよう
にし、この回転数が所定の値に達したか否かまたは筬2
2の空打ち時間が所定の時間に達したか否かにより、筬
打ち力が所定の値に達したか否かを判定してもよい。
主Il!th84が所定回数正回転されると、空打ち運
動開始と同時にクリアされた主制御装置52のカウンタ
118が一致信号を出力するから、主制御装置52は、
巻取り制御装置98の端子146へ逆回転指令信号を出
力する。
これにより、逆回転用のフリップフロップ134がセッ
トされるから、速度設定器154に設定された速度に対
応する信号が駆動回路96に供給され、巻取り用モータ
92が速度設定器154に設定された速度で逆回転され
る。その結果、織り前24が後退される。織り前が後退
される間、巻取り運転回路158は、作動されない。
巻取り制御装置98のカウンタ130の計数値が設定器
126に設定された値と一致すると、フリップフロップ
134がリセットされ、モータ92か停止される。その
結果、第7図(D)に示すように、織り前24は筬打ち
位置に戻される。
織り而24が筬打ち位置に戻されると、主;−]御装置
52は、織機10の正常運転を開始する信号を、送出し
制御装置44、開[1制御装置58、緯入れ+t+(制
御装置66、巻取り制御装置98および駆動回路90へ
出力する。これにより、第7図(E)に示すように、緯
入れされた緯糸は筬22により織り前24に筬打ちされ
る。
上記のように、織り前24を所定の位置へ退避させた後
、主軸84を逆回転させ、同時に綜絖18も逆回転させ
ておけば、開[1の位相を一致させることができる。し
かし、本発明を実施する際には、主IPlh84を逆回
転させなくてもい。この場合、筬22の空打ち運動の開
始と同時に開口制御装置58を駆動させるようにし、筬
打ち力が所定の値に達しかつ開口の位相が一致したサイ
クルで正常運転へ移行させればよい。
織り前24の前進および後退は、送出し制御装置44を
作動させることにより行うことができる。また、巻取り
制御装置98と送出し制御装置44とを共に作動させる
ことにより行いこともできる。また、たとえば、特開昭
56−4747号公報、特開昭61−83355号公報
等で知られるような公知のキックバック装置を使用し、
該キックバック装置により織り前24を前進および後退
させてもよい。
織機10が停止した時点等、織機10を再起動させる前
に織り前24を前進させておいてもよい。この場合、主
制御装置52は、糸切れ等、織機10を停止させるべき
原因が発生したことにより、織り前24を前進させ、運
転指令スイッチが圧下されたことにより、筬22の空打
ち運動を開始させる。
織り前24の退避位置は、織り前24か筬22の空打ち
運動の間筬22により打ちつけられない位置であればい
ずれの位置であってもよい。したがって、織り前24を
予め設定された距離だけ前進させることにより、織り面
を退避させることかできる。しかし、織り前24の筬打
ち位置を検出するセンサを設け、該センサにより織り前
24が感知されない位置に織り前24を退避させること
もできる。
織り前24の後退を、筬打ち力が所定の値に達した後に
開始させてもよいし、筬22による空打ち運動が開始し
た時点から開始させてもよい。後者の場合、主制御装置
52は、筬打ち力が所定の値に達したときに織り前24
が筬打ち位置に到達するように、空打ち運動の間織り前
24を筬打ち位置に向けて徐々に移動させる。
また、送出し制御装置44および巻取り制御装置98は
、筬22の空打ち運動の開始と同時に通常の運転状態に
してもよい。この場合、織り前24の後退に際しては、
先に後退させた織り前24の移動量に加えて、空打ち運
動の間に移動した量をも後退させればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる織機の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は緯糸の測長貯留装置と緯入れ装置の
一実施例を示す図、第3図は主制御装置の一実施例を示
すブロック図、第4図は巻取り制御装置の一実施例を示
すブロック図、第5図は主制御装置の作動を説明するフ
ローチャートを示す図、第6図は織機の作動を説明する
タイムチャートを示す図、第7図は織り前の位置関係を
説明するための図である。 10:&i1機、      12:経糸、14:送出
しビーム、  18:綜絖、20:緯糸、      
22 : fi、i、24 : &iつ前、     
 26:絹布、32:ティクアップロール、 44:送出し制御装置、52:主制御装置、58:開口
制御装置、  66:緯入れ制御装置、84:主軸、 
     86:主軸用モータ、90:主軸用駆動回路
、98二巻取り制御装置、工62:筬打ち位置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)停止状態にある織機を起動させるための運転方法
    であって、織り前を筬打ち位置からその前方の位置へ退
    避させかつ緯入れ装置を停止させている間に、筬打ち力
    が所定の値に達するまで空打ち運動をさせ、次いで前記
    織り前を前記筬打ち位置に戻し、その後前記織機の正常
    運転を開始させることを含む、織機の運転方法。
  2. (2)前記織機を起動させる前に前記織り前を退避させ
    ておく、請求項(1)に記載の織機の運転方法。
  3. (3)前記空打ち運動の開始時に前記織り前を避させる
    、請求項(1)に記載の織機の運転方法。
  4. (4)前記空打ち運動の間前記織り前を前記筬打ち位置
    に停止させておき、正常運転の開始時に前記織り前を前
    記正規の位置へ移動させる、請求項(1)に記載の織機
    の運転方法。
  5. (5)前記筬打ち力が所定の値に達した時に前記織り前
    が前記筬打ち位置に到達するように、前記空打ち運動の
    間前記織り前を前記筬打ち位置に向けて徐々に移動させ
    る、請求項(1)に記載の織機の運転方法。
  6. (6)前記空打ち運動に先立って織機の主軸を所定数逆
    回転させておき、前記空打ち運動をさせるべく前記主軸
    を正回転させかつ織機の開口装置を前記主軸と同期して
    作動させる、請求項(1)に記載の織機の運転方法。
  7. (7)前記織り前を織布の巻取り装置および経糸の送出
    し装置のうちの少なくともいずれか一方により移動させ
    る、請求項(1)に記載の織機の運転方法。
  8. (8)前記空打ち運動の間、空打ちの回数または織機の
    主軸の回転数を計数し、該計数値を基に筬打ち力が所定
    の値に達したか否かを判定する、請求項(1)に記載の
    織機の運転方法。
JP63316488A 1988-12-16 1988-12-16 織機の運転方法 Expired - Fee Related JP2673451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63316488A JP2673451B2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 織機の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63316488A JP2673451B2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 織機の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02169749A true JPH02169749A (ja) 1990-06-29
JP2673451B2 JP2673451B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=18077653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63316488A Expired - Fee Related JP2673451B2 (ja) 1988-12-16 1988-12-16 織機の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2673451B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335698A (en) * 1992-04-22 1994-08-09 Sulzer Rueti Ag Method of restarting a loom after stoppage
EP0629725A1 (de) * 1993-06-15 1994-12-21 Sulzer RàœTi Ag Verfahren zum Starten einer Webmaschine und Webmaschine zur Durchführung des Verfahrens
EP0629726A1 (de) * 1993-06-15 1994-12-21 Sulzer RàœTi Ag Verfahren zur Vermeidung eines Webfehlers bei der Gewebebildung und Webmaschine zur Durchführung des Verfahrens
EP0648875A1 (de) * 1993-10-14 1995-04-19 Sulzer RàœTi Ag Verfahren zur Steuerung des Webblattanschlages in einer Webmaschine
JP2007100261A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Tsudakoma Corp 織機の運転装置
JP2021188213A (ja) * 2020-06-04 2021-12-13 株式会社豊田自動織機 別巻き取り装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335698A (en) * 1992-04-22 1994-08-09 Sulzer Rueti Ag Method of restarting a loom after stoppage
EP0629725A1 (de) * 1993-06-15 1994-12-21 Sulzer RàœTi Ag Verfahren zum Starten einer Webmaschine und Webmaschine zur Durchführung des Verfahrens
EP0629726A1 (de) * 1993-06-15 1994-12-21 Sulzer RàœTi Ag Verfahren zur Vermeidung eines Webfehlers bei der Gewebebildung und Webmaschine zur Durchführung des Verfahrens
EP0648875A1 (de) * 1993-10-14 1995-04-19 Sulzer RàœTi Ag Verfahren zur Steuerung des Webblattanschlages in einer Webmaschine
JP2007100261A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Tsudakoma Corp 織機の運転装置
JP2021188213A (ja) * 2020-06-04 2021-12-13 株式会社豊田自動織機 別巻き取り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2673451B2 (ja) 1997-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4619294A (en) Method of and apparatus for controlling motor-driven let-off and take-up system for looms
US4559976A (en) Method of preventing a defective weft yarn from being woven in a fabric in a shuttleless loom
JPH02169749A (ja) 織機の運転方法
US5386855A (en) Device for automatically varying the position of the shed vertex in a loom
US4398568A (en) Apparatus for stopping and resetting a loom
EP0102040B1 (en) Apparatus for measuring the length of weft yarn for a loom and a loom including such apparatus
JP3316536B2 (ja) 多色緯入れ織機の緯入れ方法およびその装置
US5335698A (en) Method of restarting a loom after stoppage
US2720223A (en) Method and apparatus for periodically gaging equal lengths of thread and weaving with different colors or sorts of weft in shuttleless weaving looms
JPH0360941B2 (ja)
US6029715A (en) Method of controlling pile warp tension on pile fabric loom
US5590692A (en) Method for avoiding fabric faults during transitional loom operating conditions
EP0507739B1 (en) Apparatus for preventing weaving bar in a loom
US5127445A (en) Automatic gaiting arrangement for a fluid jet loom
US4550754A (en) Weft picking system of loom and method for operating same
JPH06166931A (ja) よこ糸欠陥に基づく織物模様を回避する方法
CN110172776B (zh) 织机的驱动控制方法及驱动控制装置
JP3543891B2 (ja) 無杼織機のよこ入れ方法およびよこ入れ装置
JP3020552B2 (ja) 織機の緯入れ制御装置
US3392756A (en) Weft inserting apparatus in multiple looms
EP1541731A2 (en) Method for preventing weft bars in a loom
JP2596782B2 (ja) 織機の起動方法
JP2587961B2 (ja) よこ入れ装置のよこ糸測長方法
JPH01192850A (ja) 無杼織機の緯入れ方法
JP2611702B2 (ja) ジェットルームにおける起動方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees