JP3020552B2 - 織機の緯入れ制御装置 - Google Patents
織機の緯入れ制御装置Info
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- JP3020552B2 JP3020552B2 JP2120030A JP12003090A JP3020552B2 JP 3020552 B2 JP3020552 B2 JP 3020552B2 JP 2120030 A JP2120030 A JP 2120030A JP 12003090 A JP12003090 A JP 12003090A JP 3020552 B2 JP3020552 B2 JP 3020552B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エアージェットルーム、ウォータジェット
ルームのような織機の複数の緯入れ部材を作動させるた
めの緯入れ制御装置に関する。
ルームのような織機の複数の緯入れ部材を作動させるた
めの緯入れ制御装置に関する。
(従来の技術) 緯糸の測長貯留装置の係止ピン、緯入れ用のメインノ
ズル、緯入れ用の複数のサブノズル等の緯入れ部材を備
えるジェットルームでは、織機の停止時に、1ピックの
緯入れを行う場合または織機を寸動運転させがら緯入れ
を行う場合がある。織機の停止中におけるこれらの緯入
れは、一般に、係止ピン、ノズル等のそれぞれに対応し
て設けられた電磁ソレノイド、電磁弁等の駆動部材を同
時に作動させることにより行われているか、あるいは、
特開昭60−1845843号公報に記載されているように、ノ
ズルを低圧力で一斉に噴射させ、緯糸到達側のフィーラ
が緯糸先端を検知したとき、噴射を停止させることによ
り行われている。
ズル、緯入れ用の複数のサブノズル等の緯入れ部材を備
えるジェットルームでは、織機の停止時に、1ピックの
緯入れを行う場合または織機を寸動運転させがら緯入れ
を行う場合がある。織機の停止中におけるこれらの緯入
れは、一般に、係止ピン、ノズル等のそれぞれに対応し
て設けられた電磁ソレノイド、電磁弁等の駆動部材を同
時に作動させることにより行われているか、あるいは、
特開昭60−1845843号公報に記載されているように、ノ
ズルを低圧力で一斉に噴射させ、緯糸到達側のフィーラ
が緯糸先端を検知したとき、噴射を停止させることによ
り行われている。
しかし、これらの織機停止中の緯入れでは、緯糸が噴
射流に長時間すなわち過剰に晒されるから、吹き切れ等
の緯糸の切断による緯入れ不良が発生しやすい。また、
緯入れ部材相互の作動の連携が悪いことから、緯糸の飛
走が不安定になり、緯入れ不良が発生しやすい。
射流に長時間すなわち過剰に晒されるから、吹き切れ等
の緯糸の切断による緯入れ不良が発生しやすい。また、
緯入れ部材相互の作動の連携が悪いことから、緯糸の飛
走が不安定になり、緯入れ不良が発生しやすい。
(解決しようとする課題) 本発明は、織機停止中の緯入れを、緯入れ不良を発生
させることなく確実に行うことができる、織機の緯入れ
制御装置を提供することを目的とする。
させることなく確実に行うことができる、織機の緯入れ
制御装置を提供することを目的とする。
(解決手段、作用、効果) 本発明の緯入れ制御装置は、織機の主軸の回転角度信
号を発生する手段と、各緯入れ部材を作動させる回転角
度が設定された設定手段と、設定された前記回転角度と
前記回転角度信号とを利用して製織時に前記各緯入れ部
材を作動させる第1の指令信号を発生する手段と、製織
時に各緯入れ部材が作動したときの時間データを求め、
織機の停止時に緯入れ指令が入力されたことにより、求
めた前記時間データを基にして、前記緯入れ部材を作動
させる第2の指令信号を出力する手段と、前記第1およ
び第2の指令信号を受け、製織時は前記第1の指令信号
を出力し、停止時は前記第2の指令信号を出力する切換
手段と、前記切換手段の出力信号を受けて前記緯入れ部
材を作動させる駆動手段とを含む。
号を発生する手段と、各緯入れ部材を作動させる回転角
度が設定された設定手段と、設定された前記回転角度と
前記回転角度信号とを利用して製織時に前記各緯入れ部
材を作動させる第1の指令信号を発生する手段と、製織
時に各緯入れ部材が作動したときの時間データを求め、
織機の停止時に緯入れ指令が入力されたことにより、求
めた前記時間データを基にして、前記緯入れ部材を作動
させる第2の指令信号を出力する手段と、前記第1およ
び第2の指令信号を受け、製織時は前記第1の指令信号
を出力し、停止時は前記第2の指令信号を出力する切換
手段と、前記切換手段の出力信号を受けて前記緯入れ部
材を作動させる駆動手段とを含む。
製織時、回転角度信号と第1の指令信号とが発生さ
れ、切換手段は第1の指令信号を駆動手段へ出力する。
このため、各緯入れ部材は、対応する第1の指令信号を
基に制御される。この間、第2の指令信号発生手段は、
各緯入れ部材の時間データを求める。
れ、切換手段は第1の指令信号を駆動手段へ出力する。
このため、各緯入れ部材は、対応する第1の指令信号を
基に制御される。この間、第2の指令信号発生手段は、
各緯入れ部材の時間データを求める。
織機の停止時、緯入れ指令が発生されると、第2の指
令信号発生手段は第2の指令信号を出力し、切換手段は
第2の指令信号を駆動手段へ出力する。このため、各緯
入れ部材は、第2の指令信号を基に制御される。
令信号発生手段は第2の指令信号を出力し、切換手段は
第2の指令信号を駆動手段へ出力する。このため、各緯
入れ部材は、第2の指令信号を基に制御される。
本発明の緯入れ制御装置によれば、製織時には、各緯
入れ部材が主軸の回転角度信号と設定された回転角度と
に基づく第1の指令信号によって作動され、織機の停止
中の緯入れ時には、製織中に各緯入れ部材が作動したと
きの時間データに基づく第2の指令信号によって作動さ
れるから、織機停止中の緯入れ時に、各緯入れ部材を製
織時と同じ時間または他の緯入れ部材に対し製織時と同
じ時間関係で作動させることができる。したがって、織
機停止時における緯入れを、緯入れ不良を発生させるこ
となく、確実に行うことができる。
入れ部材が主軸の回転角度信号と設定された回転角度と
に基づく第1の指令信号によって作動され、織機の停止
中の緯入れ時には、製織中に各緯入れ部材が作動したと
きの時間データに基づく第2の指令信号によって作動さ
れるから、織機停止中の緯入れ時に、各緯入れ部材を製
織時と同じ時間または他の緯入れ部材に対し製織時と同
じ時間関係で作動させることができる。したがって、織
機停止時における緯入れを、緯入れ不良を発生させるこ
となく、確実に行うことができる。
なお、時間データは、製織時の緯入れにおける各緯入
れ部材の作動時間および他の緯入れ部材との相互の時間
関係を表わすデータである。
れ部材の作動時間および他の緯入れ部材との相互の時間
関係を表わすデータである。
前記時間データは、たとえば、前記第1の指令信号を
計測することによって、あるいは、前記設定手段に設定
された値と織機の回転数すなわち主軸の回転角度とに基
づく演算によって求めることができる。
計測することによって、あるいは、前記設定手段に設定
された値と織機の回転数すなわち主軸の回転角度とに基
づく演算によって求めることができる。
製織時に各緯入れ部材が作動したときの時間データを
演算によって求める場合は、織機の回転数設定値および
設定手段に設定された回転角度値が一定であれば、製織
前の段階でこれらの設定値から時間データを算出し、予
め設定しておくことも含む。
演算によって求める場合は、織機の回転数設定値および
設定手段に設定された回転角度値が一定であれば、製織
前の段階でこれらの設定値から時間データを算出し、予
め設定しておくことも含む。
上記のように第1の指令信号を計測することにより時
間データを求める方法によれば、第1の指令信号を実測
するから、回路構成が簡単になる。
間データを求める方法によれば、第1の指令信号を実測
するから、回路構成が簡単になる。
製織前の段階で時間データを予め演算により求めてお
く方法によれば、織機を運転させることなく、時間デー
タを求めることができる。
く方法によれば、織機を運転させることなく、時間デー
タを求めることができる。
さらに、別の制御装置によって製織時に織機の回転数
が変化したり、緯入れ部材が動作する回転角度が変化す
るときは、演算による場合のみならず計測による場合も
前記時間データを周期的に求め、記憶内容を最新の時間
データに更新することが好ましい。また、複数回の緯入
れによる平均時間データを求め、求めた平均時間データ
を前記時間データとして記憶することが好ましい。
が変化したり、緯入れ部材が動作する回転角度が変化す
るときは、演算による場合のみならず計測による場合も
前記時間データを周期的に求め、記憶内容を最新の時間
データに更新することが好ましい。また、複数回の緯入
れによる平均時間データを求め、求めた平均時間データ
を前記時間データとして記憶することが好ましい。
本発明の他の緯入れ制御装置は、織機の主軸の回転角
度信号を発生する手段と、各緯入れ部材を作動させる回
転角度が緯入れ部材毎に設定された設定手段と、前記織
機の停止時に緯入れ指令が入力されたことにより、製織
中における前記回転角度信号と同様の時間データを有す
る基準信号を発生する手段と、前記回転角度信号および
前記基準信号を受け、製織時は前記回転角度信号を出力
し、停止時は前記基準信号を出力する切換手段と、設定
された前記回転角度と前記切換手段から出力される信号
とを利用して前記各緯入れ部材を作動させる指令信号を
発生する手段と、前記指令信号を受けて前記緯入れ部材
を駆動させる駆動手段とを含む。
度信号を発生する手段と、各緯入れ部材を作動させる回
転角度が緯入れ部材毎に設定された設定手段と、前記織
機の停止時に緯入れ指令が入力されたことにより、製織
中における前記回転角度信号と同様の時間データを有す
る基準信号を発生する手段と、前記回転角度信号および
前記基準信号を受け、製織時は前記回転角度信号を出力
し、停止時は前記基準信号を出力する切換手段と、設定
された前記回転角度と前記切換手段から出力される信号
とを利用して前記各緯入れ部材を作動させる指令信号を
発生する手段と、前記指令信号を受けて前記緯入れ部材
を駆動させる駆動手段とを含む。
前記本発明の他の緯入れ制御装置は、製織時、織機の
主軸の回転角度信号が発生され、切換手段は回転角度信
号を指令信号発生手段へ出力する。このため、各緯入れ
部材は、緯入れ部材毎に設定された回転角度と、前記回
転角度信号を基に発生された指令信号により制御され
る。
主軸の回転角度信号が発生され、切換手段は回転角度信
号を指令信号発生手段へ出力する。このため、各緯入れ
部材は、緯入れ部材毎に設定された回転角度と、前記回
転角度信号を基に発生された指令信号により制御され
る。
織機の停止時、緯入れ指令が発生されると、基準信号
発生手段は回転角度信号と同様の時間データを有する基
準信号を出力し、切換手段は基準信号を指令信号発生手
段へ出力する。このため、各緯入れ部材は、緯入れ部材
毎に設定された回転角度と、前記基準信号とを基に発生
された指令信号により制御される。
発生手段は回転角度信号と同様の時間データを有する基
準信号を出力し、切換手段は基準信号を指令信号発生手
段へ出力する。このため、各緯入れ部材は、緯入れ部材
毎に設定された回転角度と、前記基準信号とを基に発生
された指令信号により制御される。
上記他の緯入れ制御装置によれば、製織時における織
機の主軸の回転角度信号と同様の基準信号換言すれば擬
似回転角度信号が出力され、基準信号と緯入れ部材毎に
設定された回転角度とを基にした指令信号が対応する緯
入れ部材に出力されるから、織機停止中の緯入れ時に、
各緯入れ部材を、製織時と同じ時間、または他の緯入れ
部材に対して製織時と同じ時間関係で作動させることが
できる。これにより、前述と同じ効果が得られる。
機の主軸の回転角度信号と同様の基準信号換言すれば擬
似回転角度信号が出力され、基準信号と緯入れ部材毎に
設定された回転角度とを基にした指令信号が対応する緯
入れ部材に出力されるから、織機停止中の緯入れ時に、
各緯入れ部材を、製織時と同じ時間、または他の緯入れ
部材に対して製織時と同じ時間関係で作動させることが
できる。これにより、前述と同じ効果が得られる。
また、前記基準信号発生手段は、織機回転数における
主軸の回転角度信号と同じ基準信号が出力されるように
予め設定される。織機の回転数が製織中に変化するもの
であれば、製織中に、主軸の回転角度信号についての時
間データを求めておき、停止時に緯入れ指令が入力され
たことにより、時間データを基に前記基準信号を出力す
ることが好ましい。これにより、織機停止中の緯入れに
各緯入れ部材を製織時の作動により近い時間関係で作動
させることができる。
主軸の回転角度信号と同じ基準信号が出力されるように
予め設定される。織機の回転数が製織中に変化するもの
であれば、製織中に、主軸の回転角度信号についての時
間データを求めておき、停止時に緯入れ指令が入力され
たことにより、時間データを基に前記基準信号を出力す
ることが好ましい。これにより、織機停止中の緯入れに
各緯入れ部材を製織時の作動により近い時間関係で作動
させることができる。
前記基準信号発生手段における前記時間データは、製
織時における主軸の回転角度信号のパルス相互の時間関
係を表わすデータである。
織時における主軸の回転角度信号のパルス相互の時間関
係を表わすデータである。
前記基準信号発生手段は、前記時間データを周期的に
更新することが好ましく、また、複数回の緯入れ時にお
ける前記基準信号の平均時間データを求め、求めた平均
値を前記信号として記憶することが好ましい。
更新することが好ましく、また、複数回の緯入れ時にお
ける前記基準信号の平均時間データを求め、求めた平均
値を前記信号として記憶することが好ましい。
(実施例) 第1図を参照するに、織機で用いる緯糸10は、給糸体
14から、測長貯留装置12のドラムモータ16により回転さ
れるヤーンガイド18および測長兼貯留用ドラム20を経て
緯入れ装置22へ所定の長さつづ供給される。
14から、測長貯留装置12のドラムモータ16により回転さ
れるヤーンガイド18および測長兼貯留用ドラム20を経て
緯入れ装置22へ所定の長さつづ供給される。
測長時、緯糸10は、電磁ソレノイドにより作動される
ピン24に係止されており、また、ヤーンガイド18の回転
によりドラム20の外周面に巻き付けられて貯留される。
これに対し、緯入れ時、緯糸10は、ピン24から解舒さ
れ、また、緯入れ装置22のメインノズル26から噴出され
る流体とともに経糸の開口へ入れられる。
ピン24に係止されており、また、ヤーンガイド18の回転
によりドラム20の外周面に巻き付けられて貯留される。
これに対し、緯入れ時、緯糸10は、ピン24から解舒さ
れ、また、緯入れ装置22のメインノズル26から噴出され
る流体とともに経糸の開口へ入れられる。
緯入れ装置22は、緯入れ時に緯糸10を所定の方向へ進
める流体を噴出する複数のサブノズル28、緯入れされた
緯糸10を緊張状態に一時的に維持するストレッチノズル
(図示せず)を含む。サブノズル28は、複数の群に分け
られている。
める流体を噴出する複数のサブノズル28、緯入れされた
緯糸10を緊張状態に一時的に維持するストレッチノズル
(図示せず)を含む。サブノズル28は、複数の群に分け
られている。
圧縮空気のような流体は、流体源30から、圧力調整弁
32および電磁弁34を介してメインノズル26に供給される
とともに、他の圧力調整弁36およびサブノズル群毎に設
けられた電磁弁38を介して対応するサブノズル28へ供給
される。
32および電磁弁34を介してメインノズル26に供給される
とともに、他の圧力調整弁36およびサブノズル群毎に設
けられた電磁弁38を介して対応するサブノズル28へ供給
される。
第2図に示すように、ピン24、電磁弁34,38等の緯入
れ部材を制御する緯入れ制御装置40は、織機の主軸の回
転角度に対応した回転角度信号を発生する角度信号発生
器42と、各緯入れ部材を作動させる回転角度が緯入れ部
材毎に設定された設定器44とを含む。
れ部材を制御する緯入れ制御装置40は、織機の主軸の回
転角度に対応した回転角度信号を発生する角度信号発生
器42と、各緯入れ部材を作動させる回転角度が緯入れ部
材毎に設定された設定器44とを含む。
図示の例では、回転角度信号発生器42は、既知のエン
コーダENからなる。このため、回転角度信号は、主軸46
の回転角速度に反比例したパルス間隔を有する信号とな
る。設定器44は、各緯入れ部材の作動開始角度と作動終
了角度とを設定する角度設定器からなる。
コーダENからなる。このため、回転角度信号は、主軸46
の回転角速度に反比例したパルス間隔を有する信号とな
る。設定器44は、各緯入れ部材の作動開始角度と作動終
了角度とを設定する角度設定器からなる。
製織中、回転角度信号発生器42から出力される回転角
度信号は、変換器48において主軸46の回転角度に対応す
るコードに変換される。変換されたコードは、変換器48
から出力されるコードと設定器44に緯入れ部材毎に設定
された回転角度とを基にして各緯入れ部材を作動させる
ための第1の指令信号を発生する第1の指令信号発生回
路50へ供給される。
度信号は、変換器48において主軸46の回転角度に対応す
るコードに変換される。変換されたコードは、変換器48
から出力されるコードと設定器44に緯入れ部材毎に設定
された回転角度とを基にして各緯入れ部材を作動させる
ための第1の指令信号を発生する第1の指令信号発生回
路50へ供給される。
第1の指令信号は、主軸46が一回転する間に、対応す
る緯入れ部材を角度設定器44に設定された作動開始角度
から作動終了角度まで作動させる信号である。このよう
な第1の指令信号は、たとえば、変換器48から供給され
るコードが角度設定器44に設定された作動開始角度と一
致したとき立上がり。変換器48から供給されるコードが
角度設定器44に設定された作動終了角度と一致したとき
立下がる信号とすることができる。
る緯入れ部材を角度設定器44に設定された作動開始角度
から作動終了角度まで作動させる信号である。このよう
な第1の指令信号は、たとえば、変換器48から供給され
るコードが角度設定器44に設定された作動開始角度と一
致したとき立上がり。変換器48から供給されるコードが
角度設定器44に設定された作動終了角度と一致したとき
立下がる信号とすることができる。
製織中に出力される各第1の指令信号は、織機停止中
の緯入れ指令が発生されたときに緯入れ部材を作動させ
る第2の指令信号を緯入れ部材毎に発生する第2の指令
信号発生回路52と、第1および第2の指令信号を選択的
に切り代えて出力する切換回路54とに供給される。
の緯入れ指令が発生されたときに緯入れ部材を作動させ
る第2の指令信号を緯入れ部材毎に発生する第2の指令
信号発生回路52と、第1および第2の指令信号を選択的
に切り代えて出力する切換回路54とに供給される。
切換回路54は、製織時は第1の指令信号を緯入れ部材
用の駆動回路58へ出力し、織機停止時に緯入れ指令が供
給されると、第2の指令信号を駆動回路58へ出力する。
用の駆動回路58へ出力し、織機停止時に緯入れ指令が供
給されると、第2の指令信号を駆動回路58へ出力する。
緯入れ指令は、図示の例では、スイッチ56が操作され
るたびに出力される。このため、各第2の指令信号は、
スイッチ56が操作されるたびに出力される。
るたびに出力される。このため、各第2の指令信号は、
スイッチ56が操作されるたびに出力される。
実際に製織しているとき、主軸46が回転されているか
ら、主軸46の回転速度に対応する回転角度信号と角度設
定機44に設定された回転角度とを基に第1の指令信号が
発生され、切換回路54は第1の指令信号を駆動回路58へ
出力する。このため、各緯入れ部材は、第1の指令信号
により制御される。この間、第2の指令信号発生回路52
は、第1の指令信号を入力することによって各緯入れ部
材が作動したときの時間データを計測し、記憶する。
ら、主軸46の回転速度に対応する回転角度信号と角度設
定機44に設定された回転角度とを基に第1の指令信号が
発生され、切換回路54は第1の指令信号を駆動回路58へ
出力する。このため、各緯入れ部材は、第1の指令信号
により制御される。この間、第2の指令信号発生回路52
は、第1の指令信号を入力することによって各緯入れ部
材が作動したときの時間データを計測し、記憶する。
織機が停止されると、主軸46が停止されるから、前記
回転角度信号は発生されず、したがって前記第1の指令
信号は発生されない。しかし、織機の停止時に緯入れ指
令が発生されると、第2の指令信号発生仮尾52は第2の
指令信号を計測された時間データに基づいて所定のタイ
ミングで出力し、切換回路54は第2の指令信号を駆動回
路58へ出力する。このため、各緯入れ部材は、第2の指
令信号を基に制御される。
回転角度信号は発生されず、したがって前記第1の指令
信号は発生されない。しかし、織機の停止時に緯入れ指
令が発生されると、第2の指令信号発生仮尾52は第2の
指令信号を計測された時間データに基づいて所定のタイ
ミングで出力し、切換回路54は第2の指令信号を駆動回
路58へ出力する。このため、各緯入れ部材は、第2の指
令信号を基に制御される。
第2の指令信号発生回路52は、図示の例では、製織時
に、回転角度信号発生器42の出力信号が基準値たとえば
主軸46の回転角度が0度のときから、対応する緯入れ部
材が作動を開始するまでの時間すなわち第1の時間デー
タと、対応する緯入れ部材が作動している時間すなわち
第2の時間データとを緯入れ部材毎に計測して、記憶
し、織機の停止時に緯入れ指令が供給されたことによ
り、記憶している両時間データを基にして第2の指令信
号を出力する。
に、回転角度信号発生器42の出力信号が基準値たとえば
主軸46の回転角度が0度のときから、対応する緯入れ部
材が作動を開始するまでの時間すなわち第1の時間デー
タと、対応する緯入れ部材が作動している時間すなわち
第2の時間データとを緯入れ部材毎に計測して、記憶
し、織機の停止時に緯入れ指令が供給されたことによ
り、記憶している両時間データを基にして第2の指令信
号を出力する。
各第2の指令信号は、緯入れ指令が発生された後、第
1の時間データに対応する時間だけ経過したときから第
2の時間データに対応する時間だけ経過したときまで、
対応する緯入れ部材を作動させる信号であり、たとえ
ば、緯入れ指令が発生されたときから、第1の時間デー
タに対応する時間だけ経過したときまでと、その後第2
の時間データに対応する時間だけ経過したときまでとを
計測することにより発生することができる。
1の時間データに対応する時間だけ経過したときから第
2の時間データに対応する時間だけ経過したときまで、
対応する緯入れ部材を作動させる信号であり、たとえ
ば、緯入れ指令が発生されたときから、第1の時間デー
タに対応する時間だけ経過したときまでと、その後第2
の時間データに対応する時間だけ経過したときまでとを
計測することにより発生することができる。
記憶する時間データは、周期的に、たとえば主軸の一
回転毎に更新してもよいし、製織中に1回だけ記憶した
後、記憶データを更新しないようにしてもよい。さら
に、複数の緯入れによる平均時間データを求め、求めた
平均時間データを前記時間データとして記憶してもよ
い。
回転毎に更新してもよいし、製織中に1回だけ記憶した
後、記憶データを更新しないようにしてもよい。さら
に、複数の緯入れによる平均時間データを求め、求めた
平均時間データを前記時間データとして記憶してもよ
い。
第3図は、第1および第2の時間データを計測して記
憶し、緯入れ指令が発生されたことにより、記憶してい
る時間データを用いて第2の指令信号を発生する、1つ
の緯入れ部材のための信号発生回路を示す。
憶し、緯入れ指令が発生されたことにより、記憶してい
る時間データを用いて第2の指令信号を発生する、1つ
の緯入れ部材のための信号発生回路を示す。
第3図に示す信号発生回路は、第2図に示す回転角度
信号発生器42の出力信号の内、基準角度信号たとえば0
度信号の前縁でセットされ、対応する第1の指令信号の
前縁でリセットされるフリップフロップ60と、回転角度
信号より高い一定の周波数を有する基準パルスの発生回
路62とを含む。
信号発生器42の出力信号の内、基準角度信号たとえば0
度信号の前縁でセットされ、対応する第1の指令信号の
前縁でリセットされるフリップフロップ60と、回転角度
信号より高い一定の周波数を有する基準パルスの発生回
路62とを含む。
フリップフロップ60のQ出力は、2入力アンドゲート
64の一方の入力端子に供給される。アンドゲート64は、
フリップフロップ60がセットされている間、そのQ出力
により開放されて、他方の入力端子に供給される基準パ
ルス発生回路62の出力信号をカウンタ66へ出力する。
64の一方の入力端子に供給される。アンドゲート64は、
フリップフロップ60がセットされている間、そのQ出力
により開放されて、他方の入力端子に供給される基準パ
ルス発生回路62の出力信号をカウンタ66へ出力する。
対応する第1の指令信号は、また、他の2入力アンド
ゲート68の一方の入力端子に供給される。アンドゲート
68は、対応する第1の指令信号により開放されて、他方
の入力端子に供給される基準パルス発生回路62の出力信
号を他のカウンタ70へ出力する。
ゲート68の一方の入力端子に供給される。アンドゲート
68は、対応する第1の指令信号により開放されて、他方
の入力端子に供給される基準パルス発生回路62の出力信
号を他のカウンタ70へ出力する。
このため、基準角度信号および第1の指令信号がそれ
ぞれ第4図(A)および(B)に示すタイミングで供給
されると、フリップフロップ60のQ出力は第4図(C)
に示すように時刻T1からT2の間セットされるから、アン
ドゲート64および68はそれぞれ第4図(B)および
(C)に示すように時刻T1からT2の間および時刻T2から
T3の間開放され、その結果、カウンタ66および70はそれ
それ時刻T1,T2間および時刻T2,T3間基準パルスを計数す
る。
ぞれ第4図(A)および(B)に示すタイミングで供給
されると、フリップフロップ60のQ出力は第4図(C)
に示すように時刻T1からT2の間セットされるから、アン
ドゲート64および68はそれぞれ第4図(B)および
(C)に示すように時刻T1からT2の間および時刻T2から
T3の間開放され、その結果、カウンタ66および70はそれ
それ時刻T1,T2間および時刻T2,T3間基準パルスを計数す
る。
カウンタ66および70の計数値は、それぞれ、第2の指
令信号を発生するための第1および第2の時間データと
して、加減カウンタ72および74にプリセットされる。
令信号を発生するための第1および第2の時間データと
して、加減カウンタ72および74にプリセットされる。
加減カウンタ72は、緯入れ指令がプリセット指令とし
て供給されたときにカウンタ66の計数値をプリセット
し、また、基準パルス発生回路62の出力信号がダウン端
子に供給されるたびにプリセット値を減算する。
て供給されたときにカウンタ66の計数値をプリセット
し、また、基準パルス発生回路62の出力信号がダウン端
子に供給されるたびにプリセット値を減算する。
加減カウンタ72の出力信号は、他の加減カウンタ74へ
プリセット指令として供給されるとともに、フリップフ
ロップ76へセット信号として供給される。加減カウンタ
74は、加減カウンタ72の計数値が0になったときにすな
わち加減カウンタ72のの前縁でカウンタ70の計数値をプ
リセットし、また、基準パルス発生回路62の出力信号が
ダウン端子に供給されるたびにプリセット値を減算す
る。
プリセット指令として供給されるとともに、フリップフ
ロップ76へセット信号として供給される。加減カウンタ
74は、加減カウンタ72の計数値が0になったときにすな
わち加減カウンタ72のの前縁でカウンタ70の計数値をプ
リセットし、また、基準パルス発生回路62の出力信号が
ダウン端子に供給されるたびにプリセット値を減算す
る。
フリップフロップ76は、加減カウンタ72の計数値が0
になったときにセットされ、他のカウンタ74の計数値が
0になったときにリセットされる。このため、緯入れ指
令が第4図(D)に示すタイミングで発生されると、加
減カウンタ72および74はそれぞれ第4図(E)および
(F)に示す信号を出力し、その結果、フリップフロッ
プ76のQ出力は第4図(G)に示す信号となる。
になったときにセットされ、他のカウンタ74の計数値が
0になったときにリセットされる。このため、緯入れ指
令が第4図(D)に示すタイミングで発生されると、加
減カウンタ72および74はそれぞれ第4図(E)および
(F)に示す信号を出力し、その結果、フリップフロッ
プ76のQ出力は第4図(G)に示す信号となる。
第4図(D)〜(G)において時刻T4からT5までの時
間およびT5からT6までの時間は、それぞれ、第4図
(A)〜(C)における時刻T1からT2までの時間および
T2からT3までの時間と同じである。したがって、フリッ
プフロップ76のQ出力は、対応する緯入れ部材のための
第2の指令信号として出力される。
間およびT5からT6までの時間は、それぞれ、第4図
(A)〜(C)における時刻T1からT2までの時間および
T2からT3までの時間と同じである。したがって、フリッ
プフロップ76のQ出力は、対応する緯入れ部材のための
第2の指令信号として出力される。
第2図における第2の指令信号発生回路52は、第3図
に示す信号発生回路と同種の信号発生回路を緯入れ部材
毎に備えている。このため、第2の指令信号発生回路52
からは、たとえば、第4図(I)〜(K)に示す複数の
第2の指令信号が1ピックの緯入れ期間の間に出力され
る。
に示す信号発生回路と同種の信号発生回路を緯入れ部材
毎に備えている。このため、第2の指令信号発生回路52
からは、たとえば、第4図(I)〜(K)に示す複数の
第2の指令信号が1ピックの緯入れ期間の間に出力され
る。
第3図に示す例では、カウンタ66および70は、それぞ
れ、たとえば基準角度信号の前縁でクリアされ、基準角
度信号が発生されるたびに基準パルスを計数する。この
ため、カウンタ66,70の記憶内容は基準角度信号が発生
されるたびに更新され、また、第2の指令信号は最新の
すなわち織機の停止直前の時間データに基づいて発生さ
れる。
れ、たとえば基準角度信号の前縁でクリアされ、基準角
度信号が発生されるたびに基準パルスを計数する。この
ため、カウンタ66,70の記憶内容は基準角度信号が発生
されるたびに更新され、また、第2の指令信号は最新の
すなわち織機の停止直前の時間データに基づいて発生さ
れる。
しかし、織機の回転数、緯入れ部材の作動開始角度ま
たは作動終了角度が変化しない場合は、時間データを1
回だけカウンタ66,70で計数してもよい。また、複数回
の緯入れ時の時間データの平均値を求めるようにしても
よい。
たは作動終了角度が変化しない場合は、時間データを1
回だけカウンタ66,70で計数してもよい。また、複数回
の緯入れ時の時間データの平均値を求めるようにしても
よい。
第2の指令信号発生回路としては、上記実施例のもの
以外に、たとえば、回転角度信号より高い一定周波数の
クロック信号で第1の指令信号の波形を記憶するシフト
レジスタのような記憶回路を緯入れ部材毎に備えた回路
を用いることができる。この場合、各記憶回路は主軸1
回転の間のクロックパルス数に対応する記憶部を有して
おり、各記憶回路の記憶データはクロックパルスにより
出力される。
以外に、たとえば、回転角度信号より高い一定周波数の
クロック信号で第1の指令信号の波形を記憶するシフト
レジスタのような記憶回路を緯入れ部材毎に備えた回路
を用いることができる。この場合、各記憶回路は主軸1
回転の間のクロックパルス数に対応する記憶部を有して
おり、各記憶回路の記憶データはクロックパルスにより
出力される。
第5図に示す緯入れ制御装置80は、織機の回転数と角
度設定器に設定された作動開始角度および作動終了角度
とを用いる第2の指令信号発生回路82を含む。第2の指
令信号発生回路82は、織機の回転数すなわち主軸の回転
角度と作動開始角度および作動終了角度とから、第4図
における時刻T1〜T2間およびT2〜T3間に対応する時間デ
ータを緯入れ部材毎に演算する演算回路84と、演算され
た各時間データを記憶し、緯入れ指令が発生されたとき
に記憶している時間データを基に第2の指令信号を出力
する記憶回路86とを含む。
度設定器に設定された作動開始角度および作動終了角度
とを用いる第2の指令信号発生回路82を含む。第2の指
令信号発生回路82は、織機の回転数すなわち主軸の回転
角度と作動開始角度および作動終了角度とから、第4図
における時刻T1〜T2間およびT2〜T3間に対応する時間デ
ータを緯入れ部材毎に演算する演算回路84と、演算され
た各時間データを記憶し、緯入れ指令が発生されたとき
に記憶している時間データを基に第2の指令信号を出力
する記憶回路86とを含む。
演算回路84で用いる織機の回転数は、製織時の実際の
回転数を検出することにより得た値であることが好まし
い。これにより、第1の指令信号とほとんど同じ時間関
係で第2の指令信号を発生することができる。しかし、
演算回路84で用いる織機の回転数は、図示しない設定器
に設定された値であってもよい。
回転数を検出することにより得た値であることが好まし
い。これにより、第1の指令信号とほとんど同じ時間関
係で第2の指令信号を発生することができる。しかし、
演算回路84で用いる織機の回転数は、図示しない設定器
に設定された値であってもよい。
織器停止時に緯入れをしたときに記憶回路86から出力
される第2の指令信号は、切換回路54を介して駆動回路
58へ供給される。
される第2の指令信号は、切換回路54を介して駆動回路
58へ供給される。
演算回路84は、図示しない設定器に設定された回転数
を用いて時間データを演算してもよい。
を用いて時間データを演算してもよい。
第6図に示す緯入れ制御装置90は、第2図および第5
図に示す緯入れ制御装置40,80における第2の指令信号
発生回路52,82および切換回路54の代りに、織機停止時
に緯入れ指令が発生されたときに、信号発生器42で発生
する回転角度信号と同じパルス信号を基準信号として発
生するパルス発生回路92と、信号発生回路42から出力さ
れる回転角度信号とパルス発生回路92から出力されるパ
ルス信号とと選択的に出力する切換回路94とを含む。
図に示す緯入れ制御装置40,80における第2の指令信号
発生回路52,82および切換回路54の代りに、織機停止時
に緯入れ指令が発生されたときに、信号発生器42で発生
する回転角度信号と同じパルス信号を基準信号として発
生するパルス発生回路92と、信号発生回路42から出力さ
れる回転角度信号とパルス発生回路92から出力されるパ
ルス信号とと選択的に出力する切換回路94とを含む。
パルス発生回路92は、回転源と、該回転源の回転角度
に対応したパルス信号を発生するパルス発生器とを備え
た回路とすることができる。
に対応したパルス信号を発生するパルス発生器とを備え
た回路とすることができる。
しかし、パルス発生回路92としては、製織時に、前記
主軸の回転角度信号に対応する時間データを求めてお
き、停止時に緯入れ指令が入力されたことにより、求め
た時間データを基に前記基準信号を出力する回路である
ことが好ましい。
主軸の回転角度信号に対応する時間データを求めてお
き、停止時に緯入れ指令が入力されたことにより、求め
た時間データを基に前記基準信号を出力する回路である
ことが好ましい。
パルス発生回路92で用いる時間データは、基準信号を
構成する各パルスの位相およびパルス幅を表わすデータ
であり、回転角度信号とこれより高い周波数を有する一
定のクロック信号とを用いて、計測により求めることが
できる。織機の回転数が一定であれば、その値を用いて
演算により時間データを求めることができる。
構成する各パルスの位相およびパルス幅を表わすデータ
であり、回転角度信号とこれより高い周波数を有する一
定のクロック信号とを用いて、計測により求めることが
できる。織機の回転数が一定であれば、その値を用いて
演算により時間データを求めることができる。
パルス発生回路92は、時間データを周期的に更新する
ことが好ましく、また複数の緯入れによる平均時間デー
タを算出し、算出した平均時間データを記憶することが
好ましい。
ことが好ましく、また複数の緯入れによる平均時間デー
タを算出し、算出した平均時間データを記憶することが
好ましい。
切換回路94は、製織時は信号発生器42の出力を指令信
号発生回路50に出力し、織機の停止時に緯入れ指令が発
生されたことにより、パルス発生回路92の出力を指令信
号発生回路50へ出力する。
号発生回路50に出力し、織機の停止時に緯入れ指令が発
生されたことにより、パルス発生回路92の出力を指令信
号発生回路50へ出力する。
このため、指令信号発生回路50は、製織時は信号発生
器42の出力と角度設定器44に設定された角度とを基に、
緯入れ部材を作動させる指令信号を発生し、織機の停止
時に緯入れ指令が発生されたことにより、パルス発生回
路92の出力と角度設定器44に設定された角度とを基に、
緯入れ部材を作動させる指令信号を発生する。
器42の出力と角度設定器44に設定された角度とを基に、
緯入れ部材を作動させる指令信号を発生し、織機の停止
時に緯入れ指令が発生されたことにより、パルス発生回
路92の出力と角度設定器44に設定された角度とを基に、
緯入れ部材を作動させる指令信号を発生する。
第1図は、本発明の緯入れ制御装置を備えた緯入れ装置
の一実施例を示す図、第2図は本発明の緯入れ制御装置
の一実施例を示す電気回路図、第3図は第2図の緯入れ
制御装置で用いる第2の指令信号発生回路の一実施例を
示す図、第4図は第3図の回路における電気信号の波形
を示す図、第5図は本発明の緯入れ制御装置の他の実施
例を示す電気回路図、第6図は本発明の緯入れ制御装置
のさらに他の実施例を示す電気回路図である。 10:緯糸、22:係止用のピン、26,28:ノズル、34,38:電磁
弁、40:緯入れ制御装置、42:回転角度信号発生器、44:
角度設定器、46:織機の主軸、48:変換器、50:第1の指
令信号発生回路、52:第2の指令信号発生回路、54:切換
回路、56:緯入れ指令用のスイッチ、58:緯入れ部材用の
駆動回路、80:緯入れ制御装置、82:第2の指令信号発生
回路、90:緯入れ制御装置、92:パルス発生回路(基準信
号発生手段)、94:切換回路。
の一実施例を示す図、第2図は本発明の緯入れ制御装置
の一実施例を示す電気回路図、第3図は第2図の緯入れ
制御装置で用いる第2の指令信号発生回路の一実施例を
示す図、第4図は第3図の回路における電気信号の波形
を示す図、第5図は本発明の緯入れ制御装置の他の実施
例を示す電気回路図、第6図は本発明の緯入れ制御装置
のさらに他の実施例を示す電気回路図である。 10:緯糸、22:係止用のピン、26,28:ノズル、34,38:電磁
弁、40:緯入れ制御装置、42:回転角度信号発生器、44:
角度設定器、46:織機の主軸、48:変換器、50:第1の指
令信号発生回路、52:第2の指令信号発生回路、54:切換
回路、56:緯入れ指令用のスイッチ、58:緯入れ部材用の
駆動回路、80:緯入れ制御装置、82:第2の指令信号発生
回路、90:緯入れ制御装置、92:パルス発生回路(基準信
号発生手段)、94:切換回路。
Claims (3)
- 【請求項1】織機の主軸の回転角度信号を発生する手段
と、各緯入れ部材を作動させる回転角度が設定された設
定手段と、設定された前記回転角度と前記回転角度信号
とを利用して製織時に前記各緯入れ部材を作動させる第
1の指令信号を発生する手段と、製織時に各緯入れ部材
が作動したときの時間データを求め、織機の停止時に緯
入れ指令が入力されたことにより、求めた前記時間デー
タを基にして、前記緯入れ部材を作動させる第2の指令
信号を出力する手段と、前記第1および第2の指令信号
を受け、製織時は前記第1の指令信号を出力し、停止時
は前記第2の指令信号を出力する切換手段と、前記切換
手段の出力信号を受けて前記緯入れ部材を作動させる駆
動手段とを含む、織機の緯入れ制御装置。 - 【請求項2】織機の主軸の回転角度信号を発生する手段
と、各緯入れ部材を作動させる回転角度が緯入れ部材毎
に設定された設定手段と、前記織機の停止時に緯入れ指
令が入力されたことにより、製織中における前記回転角
度信号と同様の時間データを有する基準信号を発生する
手段と、前記回転角度信号および前記基準信号を受け、
製織時は前記回転角度信号を出力し、停止時は前記基準
信号を出力する切換手段と、設定された前記回転角度と
前記切換手段から出力される信号とを利用して前記各緯
入れ部材を作動させる指令信号を発生する手段と、前記
指令信号を受けて前記緯入れ部材を駆動させる駆動手段
とを含む、織機の緯入れ制御装置。 - 【請求項3】前記基準信号発生手段は、製織時に、前記
回転角度信号についての時間データを求め、織機の停止
時に緯入れ指令が入力されたことにより、求めた時間デ
ータを基に前記基準信号を出力する、請求項(2)に記
載の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2120030A JP3020552B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 織機の緯入れ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2120030A JP3020552B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 織機の緯入れ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418150A JPH0418150A (ja) | 1992-01-22 |
JP3020552B2 true JP3020552B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=14776171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2120030A Expired - Fee Related JP3020552B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 織機の緯入れ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020552B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484788Y1 (ko) * | 2016-03-21 | 2017-10-26 | 김성은 | 뒤꽂이로 전환 가능한 브로치 결합기구 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108914336B (zh) * | 2018-08-09 | 2024-07-16 | 宁波乐邦电气有限公司 | 一种储纬器主轴同步控制系统 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2120030A patent/JP3020552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200484788Y1 (ko) * | 2016-03-21 | 2017-10-26 | 김성은 | 뒤꽂이로 전환 가능한 브로치 결합기구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418150A (ja) | 1992-01-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |