JPH108351A - 繊維機械の圧力空気供給装置 - Google Patents

繊維機械の圧力空気供給装置

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JPH108351A
JPH108351A JP17737296A JP17737296A JPH108351A JP H108351 A JPH108351 A JP H108351A JP 17737296 A JP17737296 A JP 17737296A JP 17737296 A JP17737296 A JP 17737296A JP H108351 A JPH108351 A JP H108351A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁にパルス列信号を出力し、パルス毎に
電磁弁の開閉を行わせることによって、電磁弁の出力側
圧力を制御する繊維機械の圧力空気供給装置において、
高い精度の圧力値の圧力空気を供給できるようにする。 【解決手段】 圧力空気源16、17と圧力空気12、
13により動作する動作機器10、11とに連結された
配管路38、39の一部を構成する並列接続の複数の分
岐路38a、38b、39a、39bと、この分岐路3
8a、38b、39a、39bに設けられた複数の電磁
弁18a、18b、19a、19bと、互いに位相の異
なるパルス列の駆動信号を各電磁弁18a、18b、1
9a、19bに出力して、各電磁弁18a、18b、1
9a、19bに対してパルス毎に開閉を行わせることに
よって、動作機器へ所定の圧力の圧力空気12、13を
供給する駆動信号出力手段21とで繊維機械の圧力空気
供給装置1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、複数の電磁弁の開閉によ
って、繊維機械の動作機器に対して高精度の圧力値の圧
力空気を供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−41441号公報は、所定の
圧力の圧力空気を供給する過程で、電磁開閉弁をパルス
状の駆動信号により断続的に開閉することにより、圧力
制御弁を用いず、所定の圧力の圧力空気を発生すること
を開示している。
【0003】
【従来の技術の問題点】上記の特開平2−41441号
公報の発明によれば、電磁弁の弁体の応答性を考慮する
と、電磁弁の開閉周期には限界がある。よって、精度の
よい圧力の圧力空気を供給することができず、また圧力
制御に用いても、圧力値の微妙な変更も困難である。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、電磁弁にパルス列信号
を出力し、パルス毎に電磁弁の開閉を行わせることによ
って、電磁弁の出力側圧力を圧力空気源の圧力より低い
値に制御する繊維機械の圧力空気供給装置において、高
い精度の圧力値の圧力空気を供給できるようにし、上記
従来の技術の問題点を解決することである。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、圧力空
気源と圧力空気により動作する動作機器とに連結された
配管路の一部を構成する並列接続の複数の分岐路と、こ
の分岐路に設けられた複数の電磁弁と、互いに位相の異
なるパルス列の駆動信号を各電磁弁に出力して、各電磁
弁に対してパルス毎に開閉を行わせることによって、動
作機器へ所定の圧力の圧力空気を供給する駆動信号出力
手段とで繊維機械の圧力空気供給装置を構成し、上記パ
ルス列の駆動信号のパルス列特性すなわちパルス幅もし
くはパルス間隔を変更することによって、動作機器に供
給する圧力空気の圧力を変更できるようにしている。
【0006】なお、電磁弁は、定格の電圧で駆動される
ほか、必要に応じて、電磁弁の応答性をより高めるた
め、定格以上の過電圧で励磁される。また、同様の目的
で、電磁弁のソレノイドに対して抵抗が並列状態で設け
られる。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、図1は、繊維機械の一例と
してエアジェット織機のよこ入れ装置1に、本発明の圧
力空気供給装置2を組み込んだ具体例を示している。よ
こ入れ装置1において、よこ糸3は、給糸体4から供給
され、例えばドラム式の測長貯留装置5の回転ヤーンガ
イド8の内部に導かれている。回転ヤーンガイド8は、
回転することにより、ドラム6の外周面で、係止ピン7
により係止されているよこ糸3をドラム6に巻き付け、
1ピックのよこ入れに必要な長さだけ測長し、かつよこ
入れ時まで貯留していく。よこ入れ開始時に、ソレノイ
ド9は、係止ピン7をドラム6の外周面から後退させる
ことによって、ドラム6の外周面で、測長貯留状態のよ
こ糸3を解舒する。
【0008】一方、よこ入れノズルとしてのメインノズ
ル10は、よこ入れ側織り端近くにあって、よこ入れ開
始から終了までの噴射期間にわたって、圧力空気12を
たて糸14の開口15に向けて噴射することにより、メ
インノズル10内に導かれているよこ糸3を開口15に
よこ入れする。これと同時に、よこ入れノズルとしての
複数群のサブノズル11は、よこ糸3の飛走期間にわた
って圧力空気13を連続噴射するか、またはよこ糸3の
飛走速度に同期した状態で、圧力空気13をリレー噴射
することによって、よこ糸3の飛走を加勢する。ここ
で、メインノズル10およびサブノズル11は、圧力空
気12、13により動作する動作機器である。
【0009】このよこ入れのための圧力空気12、13
は、それぞれ圧力空気源16、17から供給され、それ
ぞれ圧力空気源16、17とメインノズル10、サブノ
ズル11との間に設けられた電磁弁18a、18b、1
9a、19bの開閉によって供給されるようになってい
る。電磁弁18a、18b、19a、19bは、圧力空
気源16、17と動作機器としてのメインノズル10、
サブノズル11との間に設けられた配管路38、39に
あって、それらの一部を構成する並列状態で設けられた
分岐路38a、38b、39a、39b中に介在してお
り、制御装置44によって制御されるようになってい
る。
【0010】よこ入れされたよこ糸3の先端は、例えば
反よこ入れ側の織り端位置で、検出器20によって織機
の回転角θに関連づけて検出され、よこ糸到達の信号と
して制御装置44に送り込まれる。その後、よこ糸3
は、筬42により織り前に打ち込まれる。
【0011】次に、図2は、制御装置44の構成を示し
ている。制御装置44は、よこ入れ時にパルス列の駆動
信号Dma、Dmb、Dsa、Dsbを電磁弁18a、
18b、19a、19bに出力し、パルス毎に電磁弁1
8a、18b、19a、19bを開閉させる駆動信号出
力手段としての駆動制御部21と、よこ糸到達タイミン
グθaと基準値θoとの偏差Δθを求め、偏差Δθを解
消する方向に上記パルス列の駆動信号Dma、Dmb、
Dsa、Dsbのパルス幅t1およびパルス間隔t2の
少なくともいずれか1つを変更し、パルス列特性を変化
させる駆動指令部22によって構成されている。
【0012】上記パルス列の駆動信号Dmaと駆動信号
Dmbとは、それぞれ互いに位相を異にし、交互に発生
する信号となっている。2つの駆動信号Dma、Dmb
の合成波形は、図3に示す通りである。また、駆動信号
Dsaと駆動信号Dsbとは同様に、それぞれ位相を異
にし、交互に発生する信号である。
【0013】駆動制御部21は、織機の主軸28に連結
されたエンコーダ23、エンコーダ23の回転角θの信
号を入力として、係止ピン7の制御に必要な解舒タイミ
ング信号Tpや、電磁弁18a、18b、19a、19
bの制御に必要な噴射タイミング信号Tvm、Tvsを
発生するタイミングコントローラ24、噴射タイミング
信号Tvm、Tvsおよび圧力指令Pの信号を入力とし
て、電磁弁18a、18b、19a、19bのドライバ
26、27を駆動するチョッピングコントローラ25に
よって組み立てられている。
【0014】また、駆動指令部22は、検出器20から
よこ糸到達の信号を入力として、回転角θ上でよこ糸到
達タイミングθaを検出する到達検出器29、このよこ
糸到達タイミングθaと目標設定器31によって設定さ
れた目標値つまり基準値θoとを比較して、偏差Δθを
発生する偏差計算器30、この偏差Δθから操作量ΔP
を計算する操作量計算器32、操作量ΔPと設定器34
によって設定された初期圧力値Poとを比較し、圧力指
令Pの信号を発生する圧力指令器33によって組み立て
られている。
【0015】よこ入れ中に、偏差計算器30は、到達検
出器29からのよこ糸到達タイミングθaの信号と予め
設定された基準値θoとを比較し、主軸28の回転角θ
上で偏差Δθを求め、操作量計算器32に出力する。こ
こで、操作量計算器32は、偏差Δθを圧力操作量ΔP
に換算し、圧力指令器33に出力する。圧力指令器33
は、圧力操作量ΔPと予め設定された初期圧力値Poと
を入力として圧力指令Pの信号を出力する。
【0016】圧力指令Pの信号は、偏差Δθを解消する
方向に変更される。具体的には、実際のよこ糸到達が遅
くなって、偏差Δθが生じた場合、圧力指令Pは、圧力
がより高くするように変更され、よこ糸到達が早くなっ
て、偏差Δθが生じた場合、圧力指令Pは、圧力がより
低くなるように変更される。そして、変更された圧力指
令Pに対応して、パルス列の駆動信号Dma、Dmb、
Dsa、Dsbの合成波形のパルス幅t1およびパルス
間隔t2のうち少なくともいずれか1つすなわちパルス
列の特性が変更される。
【0017】一方、タイミングコントローラ24は、主
軸28の回転と同期して、よこ入れ期間に対応する解舒
期間にわたって、係止ピン7を駆動するために、解舒タ
イミング信号Tpを発生するとともに、メインノズル1
0の噴射期間にわたって噴射タイミング信号Tvmを、
またサブノズル11の噴射期間にわたって噴射タイミン
グ信号Tvsをそれぞれ出力している。
【0018】そこで、チョッピングコントローラ25
は、噴射タイミング信号Tvm、Tvsの発生期間にわ
たって、駆動信号Dma、Dmb、Dsa、Dsbの合
成波形のパルス幅t1もしくはパルス間隔t2またはパ
ルス幅t1およびパルス間隔t2を圧力指令Pの信号に
もとづいて増加または減少方向に変更することにより、
偏差Δθを解消するために適切なパルス列の駆動信号D
ma、Dmb、Dsa、Dsbをそれぞれのドライバ2
6、27に出力している。
【0019】この結果、図3に示すように、メインノズ
ル10に接続された電磁弁18a、18bは、噴射期間
にわたって、パルス列の駆動信号Dma、Dmbの合成
波形に同期して、交互に開閉を繰り返す。なお、図中、
「a開」や「b開」は、それぞれ「電磁弁18aの
開」、「電磁弁18bの開」を表す。このようにして、
メインノズル10に供給される圧力空気12の供給圧力
波形(合成波形)は、圧力の上昇・下降特性にもとづい
て三角波状に変化し、所定の圧力値の空気となってい
る。電磁弁19a、19bも同様に動作するから、サブ
ノズル11に供給される圧力空気14の圧力も所定の圧
力値となっている。
【0020】図4は、一例として、メインノズル10の
開閉制御のためのパルス列の駆動信号Dma、Dmbの
合成波形に対応するメインノズル10に供給される圧力
波形の変化の状況を示している。電磁弁18a、18b
は、“H”レベルのパルスの存在時間(パルス幅t1)
だけ交互に開状態となり、この間、電磁弁18の出力側
の圧力、詳細には、分岐路38a、38bの結合部より
もメインノズル10側の配管路内の圧力が上昇して入力
側圧力(初期圧力値Po)に達する。また、“H”レベ
ルのパルスが出力されていない時間(t2−t1)のと
き、電磁弁18a、18bは、ともに閉状態となり、こ
の間、出力側の圧力は、減少する。
【0021】ここで、圧力指令Pに比例して、パルス幅
t1を増大し、パルス間隔t2を減少または固定してお
けば、メインノズル10に供給される圧力空気12の最
大値は、次第に高まっていく。このようにしてメインノ
ズル10に供給される圧力空気12の圧力値は、到達タ
イミングθaの偏差Δθを解消する方向に変化する。な
お初期圧力値Poのとき、パルス幅t1、パルス間隔t
2は、それぞれ初期値(t1=t10、t2=t20)
に設定されている。
【0022】なお、パルス幅t1を一定とし、パルス間
隔t2を変更してもよい。例えば、圧力を下げるとき
は、パルス間隔t2を増大し、圧力を上げるときは、パ
ルス間隔t2を減少すればよい。また、制御対象は、メ
インノズル10のみでもよく、このとき、サブノズル1
1は、従来通り、電磁弁19a、19bのいずれか1つ
を連続的に開放し、噴射圧力を一定(初期圧力値Po)
とする。また、逆に制御対象は、サブノズル11だけで
あってもよい。
【0023】偏差Δθを解消方向の圧力を算出せずに、
偏差Δθから直接に、パルス列の特性を変更するように
してもよい。すなわち、よこ糸3の実際の到達が遅くな
って偏差Δθが生じたとき、偏差Δθが解消されるま
で、設定された変更時間Δt1だけパルス幅t1を順次
増大させるか、または、設定された変更時間Δt2だけ
パルス間隔t2を順次減少させるようにしてもよい。ま
た、逆の方向の偏差Δが生じたときは、偏差Δθが解消
されるまで、変更時間Δt1だけパルス幅t1を順次減
少させるか、または変更時間Δt2だけパルス間隔t2
を順次増大させることになる。また、よこ糸到達タイミ
ングθaの検出は、既に記載したように、よこ糸2の飛
走経路の途中であってもよく、またドラム6から、所定
の巻数のよこ糸2が解舒されたタイミングを検知するこ
とによりよこ糸到達タイミングθaを間接的に測定する
こともできる。
【0024】次に、図5は、制御装置44の他の具体例
を示している。この具体例で、主軸コントローラ45
は、運転スイッチ46がオンの状態に設定されたとき、
チョッピングコントローラ25に対してチョッピング動
作の実行指令を出力する。このとき、チョッピングコン
トローラ25は、圧力設定器47によってオペレータに
より設定された圧力指令Pにもとづいてチョッピング動
作を行い、噴射タイミング信号Tvm、Tvsの発生期
間にわたって、パルス列の駆動信号Dma、Dmb、D
sa、Dsbを発生する。
【0025】このように、制御装置44は、よこ糸到達
タイミングθaのデータを利用していない。したがっ
て、例えばこのよこ糸到達タイミングθaの信号は、よ
こ入れの開始タイミングすなわち、解舒タイミング信号
Tpの発生開始時期および/またはメインノズル10の
噴射タイミング信号Tvmの発生開始時期を標準よりも
早めたり、または逆に、標準よりも遅くしたりするため
のデータとして利用される。
【0026】次に、図6の例は、電磁弁18a、18b
とメインノズル10との間で、電磁弁18a、18bの
出力側の圧力を圧力センサ35により検出して、その圧
力の信号を波形整形器36によって波形整形した後、フ
ィードバック信号として、チョッピングコントローラ2
5の入力側の加え合わせ点37に送り込んで、パルス列
特性をフィードバック制御により補正し、検出値を設定
値とする例である。
【0027】また、図7の例は、複数の圧力に対応した
パルス列特性(パルス幅t1、パルス間隔t2)を記憶
装置(DP−RAM)48に記憶しておき、圧力指令器
33によって得られた圧力に対応する圧力指令Pの信号
で、アドレス(AD)を特定し、そのアドレスに対応す
るパルス列特性の圧力指令P(DATA)を読み出し
て、チョッピングコントローラ25に出力する例であ
る。なお、アドレスおよびデータは、データ入力装置4
0、パターン計算器41などによって予め記憶装置48
に入力されている。
【0028】さらに、図8、9、10の例は、チョッピ
ングコントローラ25の出力としての駆動信号Dma、
およびこれを反転回路43により反転した駆動信号Dm
bをそれぞれの電磁弁18a、18bへ出力する例であ
る。これによって、メインノズル10に対する空気供給
周期は、2つの駆動信号Dma、Dmbを合わせたもの
となっている。したがって、メインノズル10に供給さ
れる圧力空気12は、2つの駆動信号Dma、Dmbに
対応して時間軸上で高さの異なる三角波形状のものとし
て一部重なった状態で供給される。
【0029】また、図11に示すように、一方の駆動信
号Dmaのパルス幅t1、パルス間隔t2と、他方の駆
動信号Dmbのパルス幅t2、パルス間隔t2が同じ
で、位相が異なっているとき、メインノズル10へ供給
される圧力空気12は、同じ大きさのものを交互に繰り
返し、一部重なった状態で供給されることになる。
【0030】さらに、図12は、電磁弁18a、18b
(ソレノイド)に対して逆起電力吸収用の抵抗器49を
並列の状態で接続した例を示している。これによって、
電磁弁18a、18bの非通電時間がより短くできるた
め、通電時開の電磁弁ならば閉じている時間をより短く
できる。
【0031】以上の各具体例において、電磁弁18a、
18b、19a、19bは、定格の電圧で駆動しても、
必要な応答周波数を得ることができるが、より高速化す
るためには、それぞれの電磁弁18a、18b、19
a、19bを定格以上の高い過電圧で励磁し、開閉駆動
を高速化することもできる。これによって、電磁弁18
a、18b、19a、19bに対する通電時間がより短
くなるため、通電時開となる電磁弁ならば、開の時間を
より短くできる。
【0032】なお、上記具体例は、2つの電磁弁18
a、18b、または電磁弁19a、19bを並列的に設
けた例であるが、電磁弁を3つ以上並列状態で設け、互
いに位相の異なる3つのパルス列の駆動信号を用いて、
交互に駆動するようにしてもよい。ちなみに、動作機器
は、よこ入れノズルに限らず、織機ひいては繊維機械の
空気式アクチュエータなどでもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明では、圧力空気源と動作機器との
間に連結された配管路の各分岐路において複数の電磁弁
が設けられており、この電磁弁が駆動信号出力手段から
の互いに位相の異なるパルス列信号によって、交互に開
閉動作を行うため、動作機器に対して各電磁弁の応答周
波数よりも高い周波数で圧力空気の断続供給が可能であ
り、この断続供給によって動作機器へ供給する圧力空気
の圧力がより細かく正確に調整できるため、必要な圧力
値の圧力空気が高い精度の下で供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】繊維機械としてのよこ入れ装置および圧力空気
供給装置のブロック線図である。
【図2】制御装置のブロック線図である。
【図3】パルス列の駆動信号に対する電磁弁の動作およ
びよこ入れノズルに供給される圧力空気の変化のタイム
チャート図である。
【図4】パルス列の駆動信号に対するよこ入れノズルに
供給される圧力空気の圧力変化のタイムチャート図であ
る。
【図5】他の制御装置のブロック線図である。
【図6】よこ入れ制御装置の一部のブロック線図であ
る。
【図7】よこ入れ制御装置の一部のブロック線図であ
る。
【図8】電磁弁を並列状態で設けた例の配管図である。
【図9】2つの電磁弁に対する駆動部分のブロック線図
である。
【図10】2つのパルス列の駆動信号に対する圧力空気
の供給周期および圧力空気の波形の説明図である。
【図11】2つのパルス列の駆動信号に対する圧力空気
の供給周期および圧力空気の波形の説明図である。
【図12】電磁弁の駆動回路の回路図である。
【符号の説明】
1 繊維機械としてのエアジェット織機のよこ入れ装置 2 圧力空気供給装置 3 よこ糸 10 動作機器としてのメインノズル 11 動作機器としてのサブノズル 12 圧力空気 13 圧力空気 14 たて糸 15 開口 16 圧力空気源 17 圧力空気源 18a、18b 電磁弁 19a、19b 電磁弁 21 駆動信号出力手段としての駆動制御部 22 駆動指令部 25 チョッピングコントローラ 38 配管路 39 配管路 38a、38b 分岐路 39a、39b 分岐路 44 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力空気源と圧力空気により動作する動
    作機器とに連結された配管路の一部を構成する並列接続
    の複数の分岐路と、この分岐路に設けられた複数の電磁
    弁と、互いに位相の異なるパルス列の駆動信号を各電磁
    弁に出力して各電磁弁に対してパルス毎に開閉を行わせ
    ることによって、動作機器へ所定の圧力の圧力空気を供
    給する駆動信号出力手段とからなることを特徴とする繊
    維機械の圧力空気供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1016197A3 (nl) * 2004-09-14 2006-05-02 Picanol Nv Inrichting en werkwijze voor het toevoeren van perslucht aan een hoofdblazer.
JP2021075801A (ja) * 2019-11-05 2021-05-20 株式会社豊田自動織機 エアジェット織機の制御装置

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BE1016197A3 (nl) * 2004-09-14 2006-05-02 Picanol Nv Inrichting en werkwijze voor het toevoeren van perslucht aan een hoofdblazer.
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