JP2596760B2 - ソレノイド駆動子の動作タイミング自動補正装置 - Google Patents
ソレノイド駆動子の動作タイミング自動補正装置Info
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- JP2596760B2 JP2596760B2 JP23785387A JP23785387A JP2596760B2 JP 2596760 B2 JP2596760 B2 JP 2596760B2 JP 23785387 A JP23785387 A JP 23785387A JP 23785387 A JP23785387 A JP 23785387A JP 2596760 B2 JP2596760 B2 JP 2596760B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、織機用ソレノイド駆動子の動作タイミング
を自動的に補正する装置に関する。
を自動的に補正する装置に関する。
従来技術 最近の高速織機は、製織運動の制御例えばよこ入れ用
流体の制御のために、開閉弁にソレノイド駆動子を備え
ている。このソレノイド駆動子は、電気的な遅れ要素と
して働くため、常に遅れ時間をともなって動作する。織
機が高速化すると、この遅れ時間は、織機の1回転中
に、必要な製織運動を順次進めるために、無視できなく
なる。
流体の制御のために、開閉弁にソレノイド駆動子を備え
ている。このソレノイド駆動子は、電気的な遅れ要素と
して働くため、常に遅れ時間をともなって動作する。織
機が高速化すると、この遅れ時間は、織機の1回転中
に、必要な製織運動を順次進めるために、無視できなく
なる。
そこで、例えば特開昭61−102453号の発明は、織機の
起動時や停止時のような織機の回転数の変動時にも、電
磁バルブの開閉を所定の回転角で正確に動作させるため
に、応答遅れ時間を織機の回転数に基づいて角度に換算
し、この角度から動作信号を出力すべき回転角度を求め
ている。
起動時や停止時のような織機の回転数の変動時にも、電
磁バルブの開閉を所定の回転角で正確に動作させるため
に、応答遅れ時間を織機の回転数に基づいて角度に換算
し、この角度から動作信号を出力すべき回転角度を求め
ている。
ところで、製織運動の負荷は、たて糸の開口運動やお
ち打ち運動などによって、織機の1回転中で周期的に変
化している。このため、織機の駆動モーターが安定な状
態で一定のトルクの下に回転していても、織機の回転速
度は、1回転中で、上記負荷に関連して変動しているこ
とになる。
ち打ち運動などによって、織機の1回転中で周期的に変
化している。このため、織機の駆動モーターが安定な状
態で一定のトルクの下に回転していても、織機の回転速
度は、1回転中で、上記負荷に関連して変動しているこ
とになる。
ところが、上記の発明は、織機の起動初期の立ち上が
りや停止のような、織機の回転数の変動区間に渡って、
織機の回転数を検出し、これに応じて動作信号の出力タ
イミングを補正しているにすぎないため、織機の1回転
中での周期的な回転速度の変化にまで対応できない。
りや停止のような、織機の回転数の変動区間に渡って、
織機の回転数を検出し、これに応じて動作信号の出力タ
イミングを補正しているにすぎないため、織機の1回転
中での周期的な回転速度の変化にまで対応できない。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、ソレノイド駆動子の遅
れ時間を補正するに際し、織機の1回転中での脈動的な
回転速度の変化にも対応し、ソレノイド駆動子の動作タ
イミングをより正確に補正できるようにすることであ
る。
れ時間を補正するに際し、織機の1回転中での脈動的な
回転速度の変化にも対応し、ソレノイド駆動子の動作タ
イミングをより正確に補正できるようにすることであ
る。
発明の解決手段 そこで、本発明は、制御対象のソレノイド駆動子の動
作角度を考慮して、織機の1回転中で回転速度の測定範
囲を定め、この測定範囲内で織機の回転速度を1回また
は必要に応じ数回測定し、この回転速度に応じてソレノ
イド駆動子の遅れ時間に対応するようにしている。
作角度を考慮して、織機の1回転中で回転速度の測定範
囲を定め、この測定範囲内で織機の回転速度を1回また
は必要に応じ数回測定し、この回転速度に応じてソレノ
イド駆動子の遅れ時間に対応するようにしている。
このように、本発明では、織機の1回転中で、制御対
象のソレノイド駆動子の動作角度の近くで実際の織機の
回転速度が測定されるため、ソレノイド駆動子のタイミ
ングは、織機の1回転中の脈動的な回転速度の変化に対
しても、正確に補正される。
象のソレノイド駆動子の動作角度の近くで実際の織機の
回転速度が測定されるため、ソレノイド駆動子のタイミ
ングは、織機の1回転中の脈動的な回転速度の変化に対
しても、正確に補正される。
発明の構成 第1図は、本発明のソレノイド駆動子の動作タイミン
グ自動補正装置1を機能ブロックにより示している。
グ自動補正装置1を機能ブロックにより示している。
制御対象のソレノイド駆動子2について必要なデータ
の入力のために、設定器3は、記憶器4、5を介し補正
量算出器9、動作タイミング演算・記憶器10にそれぞれ
接続されている。一方、測定範囲設定器6および織機の
回転検出器7は、回転速度検出器8を介し、上記補正量
算出器9に接続されている。そして、補正量算出器9、
動作タイミング演算・記憶器10、出力器11は、ソレノイ
ド駆動子2に対し順次直列に接続されている。なお上記
回転検出器7は、出力器11にも接続されている。ちなみ
に、ここでソレノイド駆動子2は、製織運動、例えばよ
こ入れ用流体の噴射制御のために、圧力流体源12と主ま
たは補助のよこ入れ用のノズル13との間のバルブ14に連
結されている。
の入力のために、設定器3は、記憶器4、5を介し補正
量算出器9、動作タイミング演算・記憶器10にそれぞれ
接続されている。一方、測定範囲設定器6および織機の
回転検出器7は、回転速度検出器8を介し、上記補正量
算出器9に接続されている。そして、補正量算出器9、
動作タイミング演算・記憶器10、出力器11は、ソレノイ
ド駆動子2に対し順次直列に接続されている。なお上記
回転検出器7は、出力器11にも接続されている。ちなみ
に、ここでソレノイド駆動子2は、製織運動、例えばよ
こ入れ用流体の噴射制御のために、圧力流体源12と主ま
たは補助のよこ入れ用のノズル13との間のバルブ14に連
結されている。
発明の作用 まず、オペレータは、設定器3を操作し、制御対象の
ソレノイド駆動子2について固有の遅れ時間ΔTおよび
目標の動作開始角度Θ1、動作終了角度Θ2を入力し、
それぞれ記憶器4、5に記憶させるとともに、測定範囲
設定器6によって、測定範囲の角度θ1、θ2を入力す
る。この測定範囲の角度θ1、θ2は、制御対象のソレ
ノイド駆動子2についての動作角度を織機の回転角θ上
で定め、その近くの角度範囲に設定される。
ソレノイド駆動子2について固有の遅れ時間ΔTおよび
目標の動作開始角度Θ1、動作終了角度Θ2を入力し、
それぞれ記憶器4、5に記憶させるとともに、測定範囲
設定器6によって、測定範囲の角度θ1、θ2を入力す
る。この測定範囲の角度θ1、θ2は、制御対象のソレ
ノイド駆動子2についての動作角度を織機の回転角θ上
で定め、その近くの角度範囲に設定される。
製織運動中に、回転検出器7は、織機の主軸の回転角
θを検出し、回転速度検出器8に送り込んでいる。ここ
で、回転速度検出器8は、予め設定された測定範囲の角
度θ1、θ2の範囲で回転角θから織機の回転速度とし
て角速度ωを検出する。
θを検出し、回転速度検出器8に送り込んでいる。ここ
で、回転速度検出器8は、予め設定された測定範囲の角
度θ1、θ2の範囲で回転角θから織機の回転速度とし
て角速度ωを検出する。
第2図は、時間tを横軸に、また縦軸に織機の1回転
中の回転角θをとり、織機の角速度ωとの関係で、送れ
時間ΔT、目標の動作開始角度Θ1、目標の動作終了角
度Θ2などを表している。
中の回転角θをとり、織機の角速度ωとの関係で、送れ
時間ΔT、目標の動作開始角度Θ1、目標の動作終了角
度Θ2などを表している。
そこで、補正量算出器9は、実際の角速度ωについて
遅れ時間ΔTに対応する補正量ΔΘを算出し、それを動
作タイミング演算・記憶器10に送り込む。動作タイミン
グ演算・記憶器10は、目標の動作開始角度Θ1、動作終
了角度Θ2からそれぞれ補正量ΔΘを減算することによ
って、補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)および補正
後の動作終了角度(Θ2−ΔΘ)を演算し、これを記憶
し、出力器11に送り込んでいる。そこで、出力器11は、
補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)および補正後の動
作終了角度(Θ2−ΔΘ)と織機の回転角θとを比較
し、それらの角度範囲に渡って駆動信号Sを発生し、ソ
レノイド駆動子2を動作させる。この結果、ソレノイド
駆動子2は、補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)から
動作終了角度(Θ2−ΔΘ)の範囲に渡って動作を開始
し、遅れ時間ΔTの後、すなわち目標の動作開始角度Θ
1から動作終了角度Θ2の範囲で、バルブ14を開き、圧
力流体をノズル13に供給し、ノズル13から流体を噴射さ
せる。
遅れ時間ΔTに対応する補正量ΔΘを算出し、それを動
作タイミング演算・記憶器10に送り込む。動作タイミン
グ演算・記憶器10は、目標の動作開始角度Θ1、動作終
了角度Θ2からそれぞれ補正量ΔΘを減算することによ
って、補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)および補正
後の動作終了角度(Θ2−ΔΘ)を演算し、これを記憶
し、出力器11に送り込んでいる。そこで、出力器11は、
補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)および補正後の動
作終了角度(Θ2−ΔΘ)と織機の回転角θとを比較
し、それらの角度範囲に渡って駆動信号Sを発生し、ソ
レノイド駆動子2を動作させる。この結果、ソレノイド
駆動子2は、補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)から
動作終了角度(Θ2−ΔΘ)の範囲に渡って動作を開始
し、遅れ時間ΔTの後、すなわち目標の動作開始角度Θ
1から動作終了角度Θ2の範囲で、バルブ14を開き、圧
力流体をノズル13に供給し、ノズル13から流体を噴射さ
せる。
このように、動作タイミング自動補正装置1による
と、織機の1回転中で、制御対象のソレノイド駆動子2
についての動作角度の近くで実際の角速度ωが検出さ
れ、それに基づいて必要な補正が行われるため、ソレノ
イド駆動子2の動作タイミングは、織機の回転数を最小
単位として制御する従来方式に比較して、より正確に補
正される。
と、織機の1回転中で、制御対象のソレノイド駆動子2
についての動作角度の近くで実際の角速度ωが検出さ
れ、それに基づいて必要な補正が行われるため、ソレノ
イド駆動子2の動作タイミングは、織機の回転数を最小
単位として制御する従来方式に比較して、より正確に補
正される。
具体例 第3図は、回転速度検出器8の具体的な例を示してい
る。この回転速度検出器8は2つの比較回路81、82、タ
イマー83および演算回路84によって構成されている。
る。この回転速度検出器8は2つの比較回路81、82、タ
イマー83および演算回路84によって構成されている。
比較回路81、82は、それぞれ測定範囲の角度θ1、θ
2と織機の回転角θとを比較し、それらの一致時に、タ
イマー83をセットし、またリセット状態とする。そこ
で、演算回路84は、タイマー83によって計測された測定
範囲の時間とこの間に入力した回転角θの信号とから、
織機の角速度ωを演算により求める。
2と織機の回転角θとを比較し、それらの一致時に、タ
イマー83をセットし、またリセット状態とする。そこ
で、演算回路84は、タイマー83によって計測された測定
範囲の時間とこの間に入力した回転角θの信号とから、
織機の角速度ωを演算により求める。
また第4図は、測定範囲設定器6を出力器11と2つの
カウンター65、66とから構成するとともに、回転速度検
出器8を2つのタイマー87、88および2つの演算回路8
5、86により構成する例である。
カウンター65、66とから構成するとともに、回転速度検
出器8を2つのタイマー87、88および2つの演算回路8
5、86により構成する例である。
タイマー87、88は、駆動信号Sの立ち上がりおよび立
ち下がりによって予めセットされる。そして、カウンタ
ー65、66は、出力器11からの駆動信号Sの立ち上がりお
よび立ち下がりを入力してそれぞれ動作を開始し、回転
検出器7からのパルス信号をカウントすることにより、
所定のカウンタ値で、タイマー87、88をリセット状態と
する。このようにして、駆動信号Sの立ち上がりおよび
立ち下がりを起点としてそれぞれ測定範囲が設定される
ことになる。演算回路85、86は、カウンター65、66がカ
ウントする値を設定しており、それぞれタイマー87、88
から入力した時間とから織機の角速度ω1、ω2を求め
る。そして、これらの角速度ω1、ω2の信号は、それ
ぞれ補正量算出器9に送り込まれる。ここで、補正量算
出器9は、遅れ時間ΔTを入力とし、駆動信号Sの立ち
上がりおよび立ち下がり時点ごとに必要な補正量Δ
Θ1、ΔΘ2を求め、これを動作タイミング演算・記憶
器に個別的に出力する。この具体例によると、織機の角
速度ωの測定範囲がソレノイド駆動子2の補正後の動作
開始角度(Θ1−ΔΘ)、および動作終了角度(Θ2−
ΔΘ)ごとに設定されるため、より正確な制御が可能と
なる。
ち下がりによって予めセットされる。そして、カウンタ
ー65、66は、出力器11からの駆動信号Sの立ち上がりお
よび立ち下がりを入力してそれぞれ動作を開始し、回転
検出器7からのパルス信号をカウントすることにより、
所定のカウンタ値で、タイマー87、88をリセット状態と
する。このようにして、駆動信号Sの立ち上がりおよび
立ち下がりを起点としてそれぞれ測定範囲が設定される
ことになる。演算回路85、86は、カウンター65、66がカ
ウントする値を設定しており、それぞれタイマー87、88
から入力した時間とから織機の角速度ω1、ω2を求め
る。そして、これらの角速度ω1、ω2の信号は、それ
ぞれ補正量算出器9に送り込まれる。ここで、補正量算
出器9は、遅れ時間ΔTを入力とし、駆動信号Sの立ち
上がりおよび立ち下がり時点ごとに必要な補正量Δ
Θ1、ΔΘ2を求め、これを動作タイミング演算・記憶
器に個別的に出力する。この具体例によると、織機の角
速度ωの測定範囲がソレノイド駆動子2の補正後の動作
開始角度(Θ1−ΔΘ)、および動作終了角度(Θ2−
ΔΘ)ごとに設定されるため、より正確な制御が可能と
なる。
発明の他の実施例 上記実施例は、織械の1回転中で、織械の角速度ωを
一度だけ測定しているが、この角速度ωの測定は、織械
の複数の回転数に渡って、連続的に、または間欠的に、
複数回測定し、それらの平均値として求めることもでき
る。
一度だけ測定しているが、この角速度ωの測定は、織械
の複数の回転数に渡って、連続的に、または間欠的に、
複数回測定し、それらの平均値として求めることもでき
る。
さらに、織機1回転中において、よこ入れ期間とそれ
以外の期間とでは、たて糸の開口運動、および打ち運動
などによる負荷の増大によって、よこ入れ期間での織機
の角速度ωが低下している。よって、係止ピンや主およ
び補助のよこ入れ用ノズル等、よこ入れに関する部材を
動作させるソレノイド駆動子について、測定範囲をよこ
入れ期間として角速度ωを測定し、この値を代表値にし
てそれぞれの動作角度補正の演算に用いるようにするこ
ともできる。なお、この場合の測定範囲は、例えば前記
実施例のように、予め、角度θ1、θ2を設定しておい
てもよいし、主のよこ入れ用ノズルの動作開始信号とセ
ンサーからのよこ糸到達信号とを入力して設定してもよ
い。
以外の期間とでは、たて糸の開口運動、および打ち運動
などによる負荷の増大によって、よこ入れ期間での織機
の角速度ωが低下している。よって、係止ピンや主およ
び補助のよこ入れ用ノズル等、よこ入れに関する部材を
動作させるソレノイド駆動子について、測定範囲をよこ
入れ期間として角速度ωを測定し、この値を代表値にし
てそれぞれの動作角度補正の演算に用いるようにするこ
ともできる。なお、この場合の測定範囲は、例えば前記
実施例のように、予め、角度θ1、θ2を設定しておい
てもよいし、主のよこ入れ用ノズルの動作開始信号とセ
ンサーからのよこ糸到達信号とを入力して設定してもよ
い。
また、上記実施例は、説明の都合上、動作タイミング
自動補正装置1を機能ブロックとして示しているが、こ
のようなそれぞれの機能部分は、コンピュータの制御、
演算および記憶機能などを利用することによって、プロ
グラムの分野でも実現できる。
自動補正装置1を機能ブロックとして示しているが、こ
のようなそれぞれの機能部分は、コンピュータの制御、
演算および記憶機能などを利用することによって、プロ
グラムの分野でも実現できる。
発明の効果 本発明では、織機の1回転中に、制御対象のソレノイ
ド駆動子の動作角度の近くで、織機の角速度が測定さ
れ、これに基づいてソレノイド駆動子の固有の遅れ時間
に対応する補正後の動作角度が求められるため、織機の
1回転中の脈動的な速度変化に対しても、ソレノイド駆
動子の動作タイミングの適切な補正が可能となる。
ド駆動子の動作角度の近くで、織機の角速度が測定さ
れ、これに基づいてソレノイド駆動子の固有の遅れ時間
に対応する補正後の動作角度が求められるため、織機の
1回転中の脈動的な速度変化に対しても、ソレノイド駆
動子の動作タイミングの適切な補正が可能となる。
第1図は本発明のソレノイド駆動子の動作タイミング自
動補正装置のブロック線図、第2図は回転速度特性のグ
ラフ、第3図および第4図は回転速度検出器または補正
量算出器の具体例のブロック線図である。 1……動作タイミング自動補正装置、2……ソレノイド
駆動子、3……設定器、4、5……記憶器、6……測定
範囲設定器、7……回転検出器、8……回転速度検出
器、9……補正量算出器、10……動作タイミング演算・
記憶器、11……出力器。
動補正装置のブロック線図、第2図は回転速度特性のグ
ラフ、第3図および第4図は回転速度検出器または補正
量算出器の具体例のブロック線図である。 1……動作タイミング自動補正装置、2……ソレノイド
駆動子、3……設定器、4、5……記憶器、6……測定
範囲設定器、7……回転検出器、8……回転速度検出
器、9……補正量算出器、10……動作タイミング演算・
記憶器、11……出力器。
Claims (1)
- 【請求項1】制御対象のソレノイド駆動子(2)により
製織運動を制御する織機において、ソレノイド駆動子
(2)の目標の動作開始角度(Θ1)、目標の動作終了
角度(Θ2)および遅れ時間(ΔT)を設定しかつ記憶
する設定器(3)および記憶器(4、5)と、織機の1
回転中でソレノイド駆動子(2)の動作角度の近くで測
定範囲を設定する測定範囲設定器(6)と、織機の回転
角(θ)を検出する回転検出器(7)と、上記測定範囲
で織機の角速度(ω)を検出する織機の回転速度検出器
(8)と、ソレノイド駆動子(2)の遅れ時間(ΔT)
に基づいて角速度(ω)に対応する補正量(ΔΘ)を求
める補正量算出器(9)と、目標の動作開始角度
(Θ1)および動作終了角度(Θ2)から補正量(Δ
Θ)を減算することにより補正後の動作開始角度(Θ1
−ΔΘ)および動作終了角度(Θ2−ΔΘ)を演算しか
つ記憶する動作タイミング演算・記憶器(10)と、これ
らの補正後の動作開始角度(Θ1−ΔΘ)および終了角
度(Θ2−ΔΘ)と回転検出器(7)からの織機の回転
角(θ)とを比較し、補正後の動作開始角度(Θ1−Δ
Θ)から補正後の動作終了角度(Θ2−ΔΘ)に渡って
ソレノイド駆動子(2)に対し駆動信号(S)を出力す
る出力器(11)とからなることを特徴とするソレノイド
駆動子の動作タイミング自動補正装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23785387A JP2596760B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | ソレノイド駆動子の動作タイミング自動補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23785387A JP2596760B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | ソレノイド駆動子の動作タイミング自動補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6485353A JPS6485353A (en) | 1989-03-30 |
JP2596760B2 true JP2596760B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=17021380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23785387A Expired - Lifetime JP2596760B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | ソレノイド駆動子の動作タイミング自動補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596760B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP23785387A patent/JP2596760B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6485353A (en) | 1989-03-30 |
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