JPH0379457B2 - - Google Patents
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- JPH0379457B2 JPH0379457B2 JP57138858A JP13885882A JPH0379457B2 JP H0379457 B2 JPH0379457 B2 JP H0379457B2 JP 57138858 A JP57138858 A JP 57138858A JP 13885882 A JP13885882 A JP 13885882A JP H0379457 B2 JPH0379457 B2 JP H0379457B2
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- rotation
- length
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 39
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 9
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 1
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- Looms (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、織機の多色自由選択用の測長・貯留
装置のモータ制御に関し、特にその回転精度すな
わち測長精度を上げるための制御方法に係る。
装置のモータ制御に関し、特にその回転精度すな
わち測長精度を上げるための制御方法に係る。
多色自由選択用の織機は、複数の測長・貯留装
置を備えており、各測長・貯留装置は、選択指令
にもとづき、モータの回転力で緯糸の長さを測定
し、それをよこ入れ時まで貯留する。
置を備えており、各測長・貯留装置は、選択指令
にもとづき、モータの回転力で緯糸の長さを測定
し、それをよこ入れ時まで貯留する。
本出願人は、この種の測長・貯留用モータを、
デジタルサーボ方式のもとに制御することを考え
た。このデジタルサーボ制御は、目標の回転量と
モータの実際の回転量とをパルス数の差により検
出し、その差に対応するたまりパルスを速度指令
信号として、この速度指令信号に基づきモータを
継続的に回転させ、緯糸の定寸制御を行わせるも
のである。このデジタルサーボ制御の基本思想
は、モータの起動時点から停止時点までの最終的
な回転量すなわち測長精度を制御の目標としてい
る。したがつてモータの回転途中で回転量(測長
量)に大きな過不足があつても、制御系は、それ
を問題としない。このためモータの回転中での回
転量精度が大きく低下することもある。
デジタルサーボ方式のもとに制御することを考え
た。このデジタルサーボ制御は、目標の回転量と
モータの実際の回転量とをパルス数の差により検
出し、その差に対応するたまりパルスを速度指令
信号として、この速度指令信号に基づきモータを
継続的に回転させ、緯糸の定寸制御を行わせるも
のである。このデジタルサーボ制御の基本思想
は、モータの起動時点から停止時点までの最終的
な回転量すなわち測長精度を制御の目標としてい
る。したがつてモータの回転途中で回転量(測長
量)に大きな過不足があつても、制御系は、それ
を問題としない。このためモータの回転中での回
転量精度が大きく低下することもある。
ところで、多色自由選択では、モータを頻繁に
オン・オフさせる必要があり、これがモータの熱
的特性に悪影響を及ぼす。また同じ色が選択され
ているときには、モータは、停止しないで、連続
的に運転すると、有利である。このような条件下
で、前述のモータが停止した時点での精度を保証
するデジタルサーボ制御のみにより測長精度を上
げることは、実際的でなく、限度がある。このた
めモータの回転中に行なわれる緯入れ時点での測
長精度を高める必要がある。
オン・オフさせる必要があり、これがモータの熱
的特性に悪影響を及ぼす。また同じ色が選択され
ているときには、モータは、停止しないで、連続
的に運転すると、有利である。このような条件下
で、前述のモータが停止した時点での精度を保証
するデジタルサーボ制御のみにより測長精度を上
げることは、実際的でなく、限度がある。このた
めモータの回転中に行なわれる緯入れ時点での測
長精度を高める必要がある。
したがつて、本発明の目的は、デジタルサーボ
方式の制御系に、単位時間当りの回転数つまり回
転速度の補正を施し、これによりモータの回転途
中での回転量つまり緯糸の測長の精度を高めるこ
とである。
方式の制御系に、単位時間当りの回転数つまり回
転速度の補正を施し、これによりモータの回転途
中での回転量つまり緯糸の測長の精度を高めるこ
とである。
そこで本発明は、測長動作の途中で織機のある
回転角度のときに、緯糸の実測長量(モーター回
転量)を検出し、この実測長量と遅くとも緯入れ
完了までの時点における目標測長量(目標の回転
量)との差から補正回転数を演算により求め、こ
の目標とする補正回転数に対応する補正量を多色
自由選択測長・貯留用の可変速モータのデジタル
サーボ制御系内の速度指令信号に印加するように
している。
回転角度のときに、緯糸の実測長量(モーター回
転量)を検出し、この実測長量と遅くとも緯入れ
完了までの時点における目標測長量(目標の回転
量)との差から補正回転数を演算により求め、こ
の目標とする補正回転数に対応する補正量を多色
自由選択測長・貯留用の可変速モータのデジタル
サーボ制御系内の速度指令信号に印加するように
している。
このため、上記可変速モータは、補正量を受け
た時点で偏差を減少する方向に、加速または減速
する。したがつて、遅くとも緯入れ完了時点にお
いて、目標測長量の緯糸が供給できる状態になつ
ている。
た時点で偏差を減少する方向に、加速または減速
する。したがつて、遅くとも緯入れ完了時点にお
いて、目標測長量の緯糸が供給できる状態になつ
ている。
第1図は、本発明に係る自由選択測長・貯留用
モータの制御方法を実施する場合の制御系を示し
ている。
モータの制御方法を実施する場合の制御系を示し
ている。
この制御系は、自由選択測長・貯留用の可変速
モータ1に対するデジタルサーボ制御系2と、補
正制御系3とで構成されている。
モータ1に対するデジタルサーボ制御系2と、補
正制御系3とで構成されている。
デジタルサーボ制御系2は、指令パルス発生器
4、可逆カウンタ5、D/A変換器6、駆動回路
7を可変速モータ1に順次接続するとともに、可
変速モータ1の回転を検出するフイードバツクパ
ルス発生器8を上記可逆カウンタ5のダウン入力
端に接続して構成してある。
4、可逆カウンタ5、D/A変換器6、駆動回路
7を可変速モータ1に順次接続するとともに、可
変速モータ1の回転を検出するフイードバツクパ
ルス発生器8を上記可逆カウンタ5のダウン入力
端に接続して構成してある。
また補正制御系3は、指令パルス発生器4に演
算器9を接続し、またフイードバツクパルス発生
器8にカウンタ10および比較器11を順次接続
し、これらの出力端をそれぞれ演算器9に接続す
るとともに、織機(主軸)12の回転角度θを検
出する回転検出器13を指令パルス発生器4、演
算器9、比較器11、基準設定器16および許容
偏差設定器17にそれぞれ接続し、演算器9を
D/A変換器14を介して、デジタルサーボ制御
系2の加算点15に接続して構成してある。な
お、許容偏差設定器17は、比較器11に各回転
角での許容偏差Δ1を与える。
算器9を接続し、またフイードバツクパルス発生
器8にカウンタ10および比較器11を順次接続
し、これらの出力端をそれぞれ演算器9に接続す
るとともに、織機(主軸)12の回転角度θを検
出する回転検出器13を指令パルス発生器4、演
算器9、比較器11、基準設定器16および許容
偏差設定器17にそれぞれ接続し、演算器9を
D/A変換器14を介して、デジタルサーボ制御
系2の加算点15に接続して構成してある。な
お、許容偏差設定器17は、比較器11に各回転
角での許容偏差Δ1を与える。
次に、第2図を参照しながら多色緯入れでの制
御動作を説明する。
御動作を説明する。
第2図は、時刻Toを基準として、それよりも
1回転だけ前の時刻−T(回転角度−360゜)で緯
入れが完了し、その後、可変速モータ1が非選択
となつて停止し、時刻To(回転角度0゜)で再び選
択されて回転する場合を示している。そして、同
図Aは、可変速モータ1の理想的なモータ速度V
を時間軸上で示しており、また同図Bは、モータ
回転量による測長量Lを時間軸上で示している。
測長量Lは、加減速時に二次曲線的に変化し、ま
た目標のモータ速度Vでの定速運転時には直線的
な変化をする。測長量の直線の傾きは、目標のモ
ータ速度Vと対応している。なお、図中のΔ1は
許容偏差を示している。
1回転だけ前の時刻−T(回転角度−360゜)で緯
入れが完了し、その後、可変速モータ1が非選択
となつて停止し、時刻To(回転角度0゜)で再び選
択されて回転する場合を示している。そして、同
図Aは、可変速モータ1の理想的なモータ速度V
を時間軸上で示しており、また同図Bは、モータ
回転量による測長量Lを時間軸上で示している。
測長量Lは、加減速時に二次曲線的に変化し、ま
た目標のモータ速度Vでの定速運転時には直線的
な変化をする。測長量の直線の傾きは、目標のモ
ータ速度Vと対応している。なお、図中のΔ1は
許容偏差を示している。
まずデジタルサーボ制御系2において、可変速
モータ1の目標測長量Ltは、織機(主軸)12
の回転と同期して、時刻To(回転角度0゜)で指令
パルス発生器4により、目標のモータ速度Vを与
えるための周波数に従つて、目標の回転量に対応
する指令パルスの数として、可逆カウンタ5のカ
ウント入力に与えられる。そこでD/A変換器6
は、可逆カウンタ5の計数値をアナログ量の電圧
に変換し、速度指令信号として駆動回路7に送り
込む。
モータ1の目標測長量Ltは、織機(主軸)12
の回転と同期して、時刻To(回転角度0゜)で指令
パルス発生器4により、目標のモータ速度Vを与
えるための周波数に従つて、目標の回転量に対応
する指令パルスの数として、可逆カウンタ5のカ
ウント入力に与えられる。そこでD/A変換器6
は、可逆カウンタ5の計数値をアナログ量の電圧
に変換し、速度指令信号として駆動回路7に送り
込む。
ここで駆動回路7は、速度指令信号の電圧に比
例した速度で、可変速モータ1を回転させる。こ
の可変速モータ1の回転量は、フイードバツクパ
ルス発生器8により検出され、フイードバツクパ
ルスとして可逆カウンタ5のダウン入力端に与え
られる。可逆カウンタ5は、指令パルスの数とフ
イードバツクパルスの数との差つまり偏差に相当
する計数値(たまりパルス数)をD/A変換器
6、駆動回路7を経て可変速モータ1に与える。
このようにして、可変速モータ1は、可逆カウン
タ5のたまりパルス数=0となる回転量だけ回転
した時点で停止する。
例した速度で、可変速モータ1を回転させる。こ
の可変速モータ1の回転量は、フイードバツクパ
ルス発生器8により検出され、フイードバツクパ
ルスとして可逆カウンタ5のダウン入力端に与え
られる。可逆カウンタ5は、指令パルスの数とフ
イードバツクパルスの数との差つまり偏差に相当
する計数値(たまりパルス数)をD/A変換器
6、駆動回路7を経て可変速モータ1に与える。
このようにして、可変速モータ1は、可逆カウン
タ5のたまりパルス数=0となる回転量だけ回転
した時点で停止する。
このようにデジタルサーボ制御系2は、指令パ
ルスの周波数に比例した速度で可変速モータ1を
回転させるという速度制御と、指令パルスの数に
対応して可変速モータ1の回転量を制御するとい
う回転量制御とを織機(主軸)12の回転角度θ
に同期し、織機12の主運動に追従して行う。
ルスの周波数に比例した速度で可変速モータ1を
回転させるという速度制御と、指令パルスの数に
対応して可変速モータ1の回転量を制御するとい
う回転量制御とを織機(主軸)12の回転角度θ
に同期し、織機12の主運動に追従して行う。
さて、測長動作の途中の任意の時刻tk(回転角
度θk)において、実測長量がlkであつたとする
と、緯入れが完了する時刻T(回転角度360゜)で
目標測長量Ltが必要であることは、制御目標と
して予め定められているので、可変速モータ1が
時刻tk後から緯入れ完了の時刻Tまでに目標測長
量Ltとなるためには、モータ速度V〔m/s〕
は、下記の式(1)により求められる速度値でならな
ければならない。
度θk)において、実測長量がlkであつたとする
と、緯入れが完了する時刻T(回転角度360゜)で
目標測長量Ltが必要であることは、制御目標と
して予め定められているので、可変速モータ1が
時刻tk後から緯入れ完了の時刻Tまでに目標測長
量Ltとなるためには、モータ速度V〔m/s〕
は、下記の式(1)により求められる速度値でならな
ければならない。
V=Lt−lk/T−tk ……(1)
ここで、可変速モータ1の回転数n〔rpm〕は、
測長ドラムの半径r〔m〕とすれば、下記の式(2)
で求められる。
測長ドラムの半径r〔m〕とすれば、下記の式(2)
で求められる。
n=60/2πrV ……(2)
また織機(主軸)12の回転数をN〔rpm〕と
し、簡単のために時刻Toで回転角度0゜、時刻T
で回転角度360゜とすると、その間の任意時刻tの
ときの織機(主軸)12の回転角度θは、下記の
式(3)より求められる。
し、簡単のために時刻Toで回転角度0゜、時刻T
で回転角度360゜とすると、その間の任意時刻tの
ときの織機(主軸)12の回転角度θは、下記の
式(3)より求められる。
θ=360・N/60t ……(3)
ここで、上記式(2)に式(1)および式(3)を代入する
と、回転数nは、下記の式(4)で表される。
と、回転数nは、下記の式(4)で表される。
n=60/2πr・360・N/60・Lt−lk/360−θk
……(4) この回転数nは、織機(主軸)12の回転角度
θkの時に、実測長量lkであつたとき、可変速モ
ータ1に対する補正すべき目標の回転数となつて
いる。前記補正制御系3は、以上の一連の検出動
作、演算動作を自動的に行なう。
……(4) この回転数nは、織機(主軸)12の回転角度
θkの時に、実測長量lkであつたとき、可変速モ
ータ1に対する補正すべき目標の回転数となつて
いる。前記補正制御系3は、以上の一連の検出動
作、演算動作を自動的に行なう。
すなわち、測長動作中に、回転検出器13は、
織機(主軸)12の回転角度θを検出し、そのつ
ど演算器9および比較回路11に動作指令を、ま
た基準設定器16に回転角度θに対応する基準測
長量Lkの選択指令をそれぞれ与えている。フイ
ードバツクパルス発生器8のフイードバツクパル
スは、可逆カウンタ5の他に、カウンタ10にも
送り込まれ、計数されている。
織機(主軸)12の回転角度θを検出し、そのつ
ど演算器9および比較回路11に動作指令を、ま
た基準設定器16に回転角度θに対応する基準測
長量Lkの選択指令をそれぞれ与えている。フイ
ードバツクパルス発生器8のフイードバツクパル
スは、可逆カウンタ5の他に、カウンタ10にも
送り込まれ、計数されている。
そこで比較器11は、回転角度θによる動作指
令を受けた時点で、基準設定器16から出力され
ている基準測長量Lkとフイードバツクパルスの
パルス数すなわちカウンタ10の計数値とを比較
することによつて、その回転角度θkの発生時刻
tkでの理想的な基準測長量Lkと実際の測長量lk
とを比較し、その差が偏差設定器17の許容偏差
Δ1よりも大きいときに、演算器9に補正指令を
出す。
令を受けた時点で、基準設定器16から出力され
ている基準測長量Lkとフイードバツクパルスの
パルス数すなわちカウンタ10の計数値とを比較
することによつて、その回転角度θkの発生時刻
tkでの理想的な基準測長量Lkと実際の測長量lk
とを比較し、その差が偏差設定器17の許容偏差
Δ1よりも大きいときに、演算器9に補正指令を
出す。
演算器9は、補正に必要な織機(主軸)12の
回転数N、測長貯留ドラムの半径r、目標測長量
Ltおよび回転角度θkの諸量を入力し、既に述べ
た回転数nの演算を行ない、その値に対応するデ
ジタル量の出力をD/A変換器14でアナログ量
に変換して加算点15に印加する。このようにし
て、駆動回路7への入力は、補正後の回転数nに
比例した値となつている。ここでの補正量の符号
は、lk<Lkのときに正であり、lk>Lkのときに
負となつている。
回転数N、測長貯留ドラムの半径r、目標測長量
Ltおよび回転角度θkの諸量を入力し、既に述べ
た回転数nの演算を行ない、その値に対応するデ
ジタル量の出力をD/A変換器14でアナログ量
に変換して加算点15に印加する。このようにし
て、駆動回路7への入力は、補正後の回転数nに
比例した値となつている。ここでの補正量の符号
は、lk<Lkのときに正であり、lk>Lkのときに
負となつている。
こうして、デジタルサーボ制御系2の速度指令
信号に対して、補正制御系3からの補正量が加算
され、以後、可変速モータ1の回転数は、時刻T
に向けて補正されていく。したがつて測長量L
は、最終的な時刻Tの時点において、その時点で
の理想的な目標測長量Ltの範囲に納まつている。
信号に対して、補正制御系3からの補正量が加算
され、以後、可変速モータ1の回転数は、時刻T
に向けて補正されていく。したがつて測長量L
は、最終的な時刻Tの時点において、その時点で
の理想的な目標測長量Ltの範囲に納まつている。
なお、演算器9やカウンタ10は、回転角度θ
の入力に応じ、補正期間の経過後に、または回転
角360゜ごとにリセツトされる。また、上記実施例
の時刻Tは、緯入れ完了時点であつたが、時刻tk
から緯入れ完了までの間であれば、任意の時点を
設定することができる。
の入力に応じ、補正期間の経過後に、または回転
角360゜ごとにリセツトされる。また、上記実施例
の時刻Tは、緯入れ完了時点であつたが、時刻tk
から緯入れ完了までの間であれば、任意の時点を
設定することができる。
この補正の回数は、可変速モータ1の遅れ等を
考慮し、制御特性に悪影響の現れない程度に予め
設定しておく。また可変速モータ1が停止中から
起動して、定常回転に達するまでの区間で、測長
量Lは、二次曲線的に変化するため、制御方式が
複雑になり、また誤差が出やすい状態にある。そ
こで以上の補正は、加速中には行なわず、定速回
転になつてから開始するとよい。
考慮し、制御特性に悪影響の現れない程度に予め
設定しておく。また可変速モータ1が停止中から
起動して、定常回転に達するまでの区間で、測長
量Lは、二次曲線的に変化するため、制御方式が
複雑になり、また誤差が出やすい状態にある。そ
こで以上の補正は、加速中には行なわず、定速回
転になつてから開始するとよい。
〔他の実施例〕
なお、以上の説明で可変速モータ1は、任意の
型式のモータが使用できる。
型式のモータが使用できる。
本発明では、可変速モータのサーボ制御過程
で、可変速モータの回転速度が外乱によつて不安
定になつたとき、あるいはサーボ制御系の応答に
時間遅れがあつても、制御動作の途中で、補正制
御系が働き、測長量が目標の測長量に近づく方向
に、可変速モータの回転数が補正されるから、モ
ータ回転中の緯入れ時点での測長精度が可及的に
高められる。
で、可変速モータの回転速度が外乱によつて不安
定になつたとき、あるいはサーボ制御系の応答に
時間遅れがあつても、制御動作の途中で、補正制
御系が働き、測長量が目標の測長量に近づく方向
に、可変速モータの回転数が補正されるから、モ
ータ回転中の緯入れ時点での測長精度が可及的に
高められる。
第1図は本発明の制御方法を実施する場合の制
御系のブロツク線図、第2図AおよびBはそれぞ
れモータ速度および測長量を時間との関係で表す
グラフである。 1……可変速モータ、2……デジタルサーボ制
御系、3……補正制御系、4……指令パルス発生
器、5……可逆カウンタ、6……D/A変換器、
7……駆動回路、8……フイードバツクパルス発
生器、9……演算器、10……カウンタ、11…
…比較器、12……織機(主軸)、13……回転
検出器、14……D/A変換器、15……加算
点、16……基準設定器、17……偏差設定器。
御系のブロツク線図、第2図AおよびBはそれぞ
れモータ速度および測長量を時間との関係で表す
グラフである。 1……可変速モータ、2……デジタルサーボ制
御系、3……補正制御系、4……指令パルス発生
器、5……可逆カウンタ、6……D/A変換器、
7……駆動回路、8……フイードバツクパルス発
生器、9……演算器、10……カウンタ、11…
…比較器、12……織機(主軸)、13……回転
検出器、14……D/A変換器、15……加算
点、16……基準設定器、17……偏差設定器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多色自由選択測長・貯留用の可変速モータの
目標の回転量と実際の回転量とをパルス数の差に
より検出し、その差に対応するたまりパルスを速
度指令信号とし、この速度指令信号に基づき上記
モータを制御するデジタルサーボ制御系を備え、 測長動作の途中で織機のある回転角度のときに
実測長量を検出し、 この実測長量と遅くとも緯入れ完了までの時点
における目標測長量との差から補正回転数を演算
により求め、 この補正回転数に対応する補正量を上記デジタ
ルサーボ制御系の速度指令信号に印加する ことを特徴とする多色自由選択測長・貯留用モ
ータの制御方法。 2 実測長量を織機の一定の回転角度ごとに検出
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の多色自由選択測長・貯留用モータの制御方法。 3 実測長量と実測長量の検出時点での基準測長
量との差が許容範囲よりも大きいときにのみ補正
をすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の多色自由選択測長・貯留用モータの制御方
法。 4 補正制御を可変速モータが定速回転に達した
後に行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1
項、第2項または第3項記載の多色自由選択測
長・貯留用モータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138858A JPS5930941A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 多色自由選択測長・貯留用モータの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138858A JPS5930941A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 多色自由選択測長・貯留用モータの制御方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3263362A Division JPH05222649A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 測長貯留用モータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5930941A JPS5930941A (ja) | 1984-02-18 |
JPH0379457B2 true JPH0379457B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=15231785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57138858A Granted JPS5930941A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 多色自由選択測長・貯留用モータの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930941A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112050A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-28 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 織機における緯糸測長方法 |
JPS61179343A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-12 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 無杼織機における緯糸測長制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912875A (ja) * | 1972-03-15 | 1974-02-04 | ||
JPS5346622A (en) * | 1976-10-08 | 1978-04-26 | Toshiba Corp | Controller for motor |
JPS542433A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-10 | Toyotsuu Denshi Kk | Drive circuit for yarn feder |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP57138858A patent/JPS5930941A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912875A (ja) * | 1972-03-15 | 1974-02-04 | ||
JPS5346622A (en) * | 1976-10-08 | 1978-04-26 | Toshiba Corp | Controller for motor |
JPS542433A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-10 | Toyotsuu Denshi Kk | Drive circuit for yarn feder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5930941A (ja) | 1984-02-18 |
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