JPH06166382A - 自動車のフードヒンジ - Google Patents

自動車のフードヒンジ

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JPH06166382A
JPH06166382A JP32300792A JP32300792A JPH06166382A JP H06166382 A JPH06166382 A JP H06166382A JP 32300792 A JP32300792 A JP 32300792A JP 32300792 A JP32300792 A JP 32300792A JP H06166382 A JPH06166382 A JP H06166382A
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JP
Japan
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hinge
hood
front hood
automobile
hinge arm
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JP32300792A
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Masanaga Sasaki
正長 佐々木
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントフードの開放を設定角度に制限する
とともにフロントフードの後方への移動幅を規制できる
自動車のフードヒンジを提供することにある。 【構成】 ヒンジブラケット6を車体1側に装着し、ヒ
ンジアーム9をフロントフード2側に装着した自動車の
フードヒンジであって、上記ヒンジアーム9のヒンジセ
ンターS側を下方向に向けて円弧状に湾曲させて形成す
るとともに、この湾曲部13の回動範囲内にフロントフ
ード2の開きを所定角度に制限する係合部14を上記ヒ
ンジブラケット6に設け、上記フロントフード2が後方
に移動した際、上記ヒンジアーム9の湾曲部13に当接
してフロントフード2の後方移動を規制する係止部を上
記係合部先端部17に設けたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントフードの開放
を設定角度に制限するとともにフロントフードの後方へ
の移動幅を規制する自動車のフードヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントフードには前開き式と
後開き式があり、いずれもフードヒンジによって開放可
能に装着されている。図7および図8に示したものは、
前開き式のフロントフードに使用されるフードヒンジを
示したものである。このフードヒンジ100は、車体1
01側にロアヒンジ102を設け、フロントフード10
3にアッパーヒンジ104を設けるものである(実開昭
60ー96176号公報)。
【0003】このフードヒンジ100にはアッパーヒン
ジ104の先端にフック105を設け、ロアヒンジ10
2の先端に切り欠き部106を設けており、何らかの衝
撃によってフロントフード103が後方に移動してもフ
ック105が切り欠き部106に係合してフロントフー
ド103の後方移動を規制している。
【0004】一方、図9に示すように、車体に対する衝
撃テストを行う場合、フロントフード103の働きとし
て、中央で屈曲して衝撃緩和作用を行うことが要求され
る。このとき、フック105が切り欠き部106に係合
して、フロントフード103の開放を規制する必要があ
る。
【0005】上記従来技術では衝撃が加わった際にフッ
ク105の係りを良くするためヒンジ軸107が後方に
移動するようにヒンジ軸107の嵌合穴108に切り欠
き109を形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、フロントフード103が開く前にフック105が切
り欠き部106に係合する必要があるため、フック10
5および切り欠き部106に剛性が必要であり、嵌合穴
108に設ける切り欠き109の位置あるいは大きさ
等、精度が要求される。特に、アッパーヒンジ104が
ストレートタイプではなく、ヒンジが湾曲したドッグレ
ッグタイプでは、剛性が得られず、フックが掛かりにく
い欠点がある。
【0007】本発明は上記課題を解決し、フロントフー
ドの開放を設定角度に制限するとともにフロントフード
の後方への移動幅を規制できる自動車のフードヒンジを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ヒンジブラケットを車体側に装着し、ヒンジ
アームをフロントフード側に装着した自動車のフードヒ
ンジにおいて、上記ヒンジアームのヒンジセンター側を
下方向に向けて円弧状に湾曲させて形成するとともに、
この湾曲部の回動範囲内にフロントフードの開きを所定
角度に制限する係合部を上記ヒンジブラケットに設け、
上記フロントフードが後方に移動した際、上記ヒンジア
ームの湾曲部に当接してフロントフードの後方移動を規
制する係止部を上記係合部先端部に設けたことにある。
【0009】
【作用】フロントフードを開くとヒンジアームの湾曲部
がヒンジブラケットの係合部に係合して開放を制限す
る。次に、フロントフードに前方から衝撃が加わるとフ
ロントフードは屈曲しながら後方に移動する。このと
き、ヒンジアームの湾曲部が係合部先端部に係合してフ
ロントフードは後方への移動が係止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0011】図1ないし図6において、1は自動車の車
体、2は車体1のエンジンルームを開閉するフロントフ
ードである。3は上記フロントフード2を車体1に装着
した、いわゆるドッグレッグ式のフードヒンジである。
【0012】このフードヒンジ3はボルト4およびナッ
ト5を介して車体1側に装着されたヒンジブラケット6
と、フロントフード2にボルト7およびナット8を介し
て装着されたヒンジアーム9とで構成されている。ヒン
ジブラケット6とヒンジアーム9は、ピン10を介して
回動可能に軸支されており、このピン10を設けたヒン
ジセンターSを車体1のベンチレータガーニッシュ11
の下面側に配置してある。12はウインドシールドであ
る。
【0013】上記ヒンジアーム9はヒンジセンターS側
の一端を下方向に湾曲させて湾曲部13を形成してお
り、固定される他端を直線状のアーム部に形成してい
る。
【0014】一方、上記ヒンジブラケット6は上記ヒン
ジアーム9の湾曲部13の回動範囲内に延出する係合部
14を設けており、フロントフード2の回動角度を所定
角度に規制している。
【0015】上記係合部14には後部側15を斜め上方
に折り曲げて剛性を持たせており、先端外側縁には突起
部16を設け、フロントフード2が衝撃を受けて上記ヒ
ンジアーム9が後方に移動した際に、湾曲部13が滑っ
て係合部14の先端部17から抜けるのを規制してい
る。
【0016】上記構成によると、フロントフード2を開
放させると、上記ヒンジアーム9の湾曲部13が上記ヒ
ンジブラケット6の係合部14に当接して回動が規制さ
れ、所定角度で保持される。
【0017】次に、フロントフード2に前方から衝撃が
加わってフロントフード2が後方に移動しようとする
と、ヒンジアーム9の湾曲部13が後方に圧縮されなが
ら移動し、湾曲部13が上記ヒンジブラケット6の係合
部14の先端部17に係止されて、後方への移動が阻止
される。こうして、フロントフード2がそれ以上後方へ
移動するのを阻止することができる。上記ヒンジブラケ
ット6の係合部14の先端部17に突起部16を設けた
ので、ヒンジアーム9が滑って離脱するのを阻止するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
のフードヒンジによれば、ヒンジブラケットを車体側に
装着し、ヒンジアームをフロントフード側に装着した自
動車のフードヒンジにおいて、上記ヒンジアームのヒン
ジセンター側を下方向に向けて円弧状に湾曲させて形成
するとともに、この湾曲部の回動範囲内にフロントフー
ドの開きを所定角度に制限する係合部を上記ヒンジブラ
ケットに設け、上記フロントフードが後方に移動した
際、上記ヒンジアームの湾曲部に当接してフロントフー
ドの後方移動を規制する係止部を上記係合部先端部に設
けたので、フロントフードの開放を設定角度に制限する
とともにフロントフードの後方への移動幅を規制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動車のフードヒンジ
を示す正面図である。
【図2】図1のフードヒンジ部分を示す側部断面図であ
る。
【図3】フードヒンジを示す斜視図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の側面図である。
【図6】ヒンジアームの規制状態を示す側面図である。
【図7】従来のフロントフードを示す斜視図である。
【図8】従来のフードヒンジを示す斜視図である。
【図9】衝撃テストを示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 フロントフード 3 フードヒンジ 6 ヒンジブラケット 9 ヒンジアーム 13 湾曲部 14 係合部 16 突起部 S ヒンジセンター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジブラケットを車体側に装着し、ヒ
    ンジアームをフロントフード側に装着した自動車のフー
    ドヒンジにおいて、上記ヒンジアームのヒンジセンター
    側を下方向に向けて円弧状に湾曲させて形成するととも
    に、この湾曲部の回動範囲内にフロントフードの開きを
    所定角度に制限する係合部を上記ヒンジブラケットに設
    け、上記フロントフードが後方に移動した際、上記ヒン
    ジアームの湾曲部に当接してフロントフードの後方移動
    を規制する係止部を上記係合部先端部に設けたことを特
    徴とする自動車のフードヒンジ。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020089697A (ko) * 2001-05-23 2002-11-30 현대자동차주식회사 버스 플랩도어의 힌지 조립체
KR100534331B1 (ko) * 2003-11-27 2005-12-08 현대자동차주식회사 차량용 후드힌지의 각도조절구조
JP2007137083A (ja) * 2005-11-14 2007-06-07 Suzuki Motor Corp 車両のフードヒンジ構造
JP2009292262A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Pacific Ind Co Ltd ボンネット衝撃吸収装置
KR200450664Y1 (ko) * 2008-05-13 2010-10-20 박인호 도어용 힌지
JP2013159247A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Toyota Motor Corp 車両用フードヒンジ
JP2013169899A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Toyota Motor Corp 車両用フードヒンジ構造

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