JPH06156982A - クレーン装置 - Google Patents

クレーン装置

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Publication number
JPH06156982A
JPH06156982A JP30387992A JP30387992A JPH06156982A JP H06156982 A JPH06156982 A JP H06156982A JP 30387992 A JP30387992 A JP 30387992A JP 30387992 A JP30387992 A JP 30387992A JP H06156982 A JPH06156982 A JP H06156982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mast
building
crane
fixed
lower base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30387992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okano
岡野  正
Atsushi Nishimura
淳 西村
Tsutomu Kato
勉 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP30387992A priority Critical patent/JPH06156982A/ja
Publication of JPH06156982A publication Critical patent/JPH06156982A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建築物にダメ穴を作ることなく、また、スペー
スの有効利用を図る。 【構成】建物の柱10に着脱可能に固定される上側ベー
ス台11および下側ベース台12と、下側ベース台12
に支持固定されるマスト2と、マスト2の頂部に配設さ
れるクレーン本体1と、上側ベース台11に配設される
昇降架台15と、昇降架台15とマスト2との間に設け
られる昇降機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事用として用い
られるクレーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、都心などで建物に囲まれた敷地内
で建築作業を行う場合、タワークレーンの設置方法とし
ては、建築物にダメ穴を作りそこにタワーを建ててゆ
く方法、建築物の外側にベースを設けてそこにタワー
を建ててゆく方法、建築物の外壁に沿って足場を組み
足場にクレーンを設置する方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法のうち、の方法においては、ダメ穴を作るこ
とにより後の修復に多大の費用と工期を要するためリス
クが大きいという問題を有し、また、およびの方法
は、建ぺい率の高い建物の建築においては、タワークレ
ーンを設置するスペースが限定されるとともに、タワー
クレーンを設置した場合にトラック等の搬入車両の邪魔
になるという問題を有している。
【0004】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、建築物にダメ穴を作ることなく、また、スペースの
有効利用を図ることができるクレーン装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のクレ
ーン装置は、建物の柱10に着脱可能に固定される上側
ベース台11および下側ベース台12と、下側ベース台
12に支持固定されるマスト2と、マスト2の頂部に配
設されるクレーン本体1と、上側ベース台11に配設さ
れる昇降架台15と、昇降架台15とマスト2との間に
設けられる昇降機構とを備えることを特徴とする。な
お、上記構成に付加した番号は、本発明の理解を容易に
するために図面と対比させるためのもので、これにより
本発明の構成が何等限定されるものではない。
【0006】
【作用】本発明においては、昇降装置が駆動されると、
上側ベース台11が柱10に固定され下側ベース台12
が柱10に固定されていないときには、マスト2が昇降
架台15に沿って昇降し、上側ベース台11が固定され
ないで下側ベース台12が固定されているときには、昇
降架台15がマスト2に沿って昇降するようになってい
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。図1および図2は本発明のクレーン装置の1実施
例を示し、図1は正面図、図2は本発明の作用を説明す
るための図である。
【0008】図1において、クレーン本体1は、マスト
2の頂部に旋回可能に配設される旋回フレーム3と、旋
回フレーム3上に起伏可能に配設されるブーム4と、ブ
ーム4の先端にワイヤー5を介して取り付けられるフッ
ク6とを有し、旋回フレーム3は電動モータ7により旋
回し、ブーム4は電動モータ8により起伏し、フック6
は電動モータ9により昇降するように構成されている。
【0009】建物の柱10には、上側ベース台11と下
側ベース台12が図示しないボルトにより着脱可能に固
定され、クレーン本体1の作業中は、上側ベース台11
と下側ベース台12ともにボルトにて柱10に固定され
る。クレーン本体1の設置は、下側ベース台12にはH
型鋼を介して支持架台13が固定され、この支持架台1
3にマスト2の下端が固定される。また、上側ベース台
11にはH型鋼を介して昇降架台15が配設され、この
昇降架台15とマスト2との間には電動モータ16によ
り駆動するラックピニオン機構(図示せず)が設けられ
ている。
【0010】このラックピニオン機構は、電動モータ1
6が駆動すると、上側ベース台11が柱10に固定され
下側ベース台12が柱10に固定されていないときに
は、マスト2が昇降架台15に沿って昇降し、上側ベー
ス台11が固定されないで下側ベース台12が固定され
ているときには、昇降架台15がマスト2に沿って昇降
するように構成されている。
【0011】図2はクレーン本体1を上昇させる工程を
示し、先ず、図2(A)において上側ベース台11およ
び下側ベース台12が柱10に固定されている状態から
上側ベース台11のボルト結合を外し、図1の電動モー
タ16を駆動すると、昇降架台15がラックピニオン機
構によりマスト2に沿って上昇し、図2(B)に示す状
態となりこの位置で上側ベース台11を柱10に固定す
る。次に、下側ベース台12のボルト結合を外し、図1
の電動モータ16を駆動すると、マスト2およびクレー
ン本体1がラックピニオン機構により昇降架台15に沿
って上昇し、図2(C)に示す状態となりこの位置で下
側ベース台12を柱10に固定する。以下、上記クライ
ミングを繰り返すことによりさらにクレーン本体を上部
に固定することができる。また、解体時には上記クライ
ミングと逆の操作を行うことにより、地上にて容易に解
体を行うことができる。
【0012】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の属する技術分野における通常の知
識を有する者にとって種々の変更が可能である。例え
ば、上記実施例においては、昇降機構としてラックピニ
オン機構を採用しているが、油圧で駆動される油圧シリ
ンダを昇降機構として採用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、建築物にダメ穴を作る必要がなくなりコストを
低減できる。また、建物の柱に沿ってクレーン本体のベ
ース台を昇降させるため、ベース台を地上に設置する必
要がなくなり、狭い敷地においてもスペースの有効利用
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーン装置の1実施例を示す正面図
である。
【図2】本発明の作用を説明するための図である。
【符号の説明】
1…クレーン本体、2…マスト、10…建物の柱、11
…上側ベース台 12…下側ベース台、15…昇降架台、16…電動モー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の柱に着脱可能に固定される上側ベー
    ス台および下側ベース台と、該下側ベース台に支持固定
    されるマストと、該マストの頂部に配設されるクレーン
    本体と、前記上側ベース台に配設される昇降架台と、該
    昇降架台と前記マストとの間に設けられる昇降機構とを
    備えることを特徴とするクレーン装置。
JP30387992A 1992-11-13 1992-11-13 クレーン装置 Pending JPH06156982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30387992A JPH06156982A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 クレーン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30387992A JPH06156982A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 クレーン装置

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Publication Number Publication Date
JPH06156982A true JPH06156982A (ja) 1994-06-03

Family

ID=17926377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30387992A Pending JPH06156982A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 クレーン装置

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JP (1) JPH06156982A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178940A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Ohbayashi Corp タワークレーン用架台およびタワークレーンの支持方法
JP2006248675A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Shimizu Corp タワークレーンの支持構造
JP2006298556A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Shimizu Corp クライミングクレーンの支持方法
JP2010208859A (ja) * 2010-06-16 2010-09-24 Ohbayashi Corp タワークレーン用架台、タワークレーンの支持方法、タワークレーン用架台の取付構造
JP2010254477A (ja) * 2010-08-23 2010-11-11 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd クライミングクレーンの支持方法および支持冶具
JP2018172197A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社北川鉄工所 クライミングクレーンのマスト、クライミングクレーンおよび建築物の工法

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