JPH06156385A - 船舶のパワーステアリング装置 - Google Patents
船舶のパワーステアリング装置Info
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- JPH06156385A JPH06156385A JP33974792A JP33974792A JPH06156385A JP H06156385 A JPH06156385 A JP H06156385A JP 33974792 A JP33974792 A JP 33974792A JP 33974792 A JP33974792 A JP 33974792A JP H06156385 A JPH06156385 A JP H06156385A
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Abstract
目からの作動油の飛散を防止する。 【構成】 パワーステアリング装置は、ハンドル1に連
結した斜板ポンプ2の油圧で作動するシャトル弁11
と、油圧ポンプ5から油圧シリンダユニット7への作動
油の供給を切換えるスプール弁12とを設け、シャトル
弁11のシャトル14とスプール弁12のスプール24
とをコンロッド26で連結した。
Description
動する油圧シリンダユニットによって操舵アームの揺動
を行うパワーステアリング装置に関する。
図4に示すように、ハンドル101に直結され、ハンド
ル101を切った方向に油圧を発生する斜板(ヘルム)
ポンプ102を備え、この斜板ポンプ102には発生す
る油圧を高圧にするためにエンジン103にて駆動され
る油圧ポンプ104及びタンク105を接続するととも
に、操舵アーム106にロッド107aを連結した油圧
シリンダユニット107の第1室S1及び第2室S2を
接続したものがある。
ハンドル101を操作することによって斜板ポンプ10
2が作動して、油圧ポンプ104からの高圧作動油が斜
板ポンプ102を介して油圧シリンダユニット107に
供給されて強い力で操舵アーム106が揺動される。
たパワーステアリング装置においては、油圧ポンプから
の高圧作動油を斜板ポンプまで通す配管をハンドルのあ
る船内まで取り回さなければならないため、配管の継ぎ
目から作動油が船室内に飛散するおそれがある。
発明は、ハンドルに連結した斜板ポンプの油圧で作動す
るシャトル弁と、油圧シリンダユニットと油圧ポンプと
の間に介装したスプー弁とを設け、これらシャトル弁と
スプール弁とを連結した。尚、油圧シリンダの流路に外
力による油圧シリンダの動きを規制するホールド回路を
形成する別のシャトル弁を設けるようにすることもでき
る。
油圧を発生してシャトル弁が移動し、このシャトル弁の
移動によってスプール弁が移動して油路が切換わり油圧
ポンプから油圧シリンダユニットに作動油が供給され、
操舵アームが揺動する。
説明する。ここで、図1は本発明に係る船舶のパワース
テアリング装置の油圧回路図、図2は同装置の切換えバ
ルブの断面図である。
1に連結した斜板ポンプ2と、エンジンによって回転駆
動されてタンク3からフイルタ4を介して作動油を吸引
して高圧の作動油を吐出する油圧ポンプ5と、操舵アー
ムに連結したロッド6を有する油圧シリンダユニット7
と、斜板ポンプ2で発生する油圧によって油圧ポンプ5
から油圧シリンダユニット7への作動油の供給を切換え
る切換えバルブ8とを備えている。
ール弁12からなる。シャトル弁11は、バルブハウジ
ング13にシャトル14を摺動自在に嵌挿し、このシャ
トル14の両側にリターンスプリング15,16を介設
するとともに、第1室17及び第2室18をそれぞれ斜
板ポンプ2の各吐出口に接続し、更にシャトル14の両
側にはシャトル14にて作動される第1,第2チェック
弁19,20を配設して、これらの各チェック弁19,
20を介して第1室17及び第2室18を流路21で連
通している。
グ23内にスプール24を摺動自在に挿通し、油圧ポン
プ5及びタンク3と油圧シリンダユニット7の第1室S
1及び第2室S2をスプール24によって切換えられる
ポートに接続して、スプール24が中立位置24cにあ
るときに油圧ポンプ5と油圧シリンダユニット7との流
路を遮断し、第1位置24aにあるときに油圧ポンプ5
を油圧シリンダユニット7の第1室S1に、油圧シリン
ダユニット7の第2室をタンク3にそれぞれ接続し、第
2置24bにあるときに油圧ポンプ5を油圧シリンダユ
ニット7の第2室S2に、油圧シリンダユニット7の第
1室をタンク3にそれぞれ接続する。
のシャトル14とスプール弁12のスプール24をコン
ロッド(連結部材)26にて連結している。また、この
切換えバルブ8は船尾の舵の近傍に配置し、斜板ポンプ
2とシャトル弁11との間を配管している。
装置においては、ハンドル1を回動操作することによっ
て斜板ポンプ2で油圧が発生して、例えばシャトル弁1
1の第1室17に作動油圧がかかると、この作動油圧に
よって第1チェック弁19が開くとともに、シャトル1
4が移動して第2チェック弁20が開かれるので、作動
油は第1チェック弁19から流路21、第2チェック弁
20を介して斜板ポンプ2に戻る。
ことによってコンロッド26を介してスプール弁12の
スプール24が同方向に移動して、スプール24が中立
位置24cから第1位置24aに移動するので、油圧ポ
ンプ5から吐出された高圧作動油がスプール弁12を介
して油圧シリンダユニット7の第1室S1内に供給さ
れ、油圧シリンダユニット7の第2室S2内の作動油が
スプール弁12を介してタンク3に戻されるので、油圧
シリンダユニット7のロッド6が移動して操舵アームが
揺動する。
作することによって斜板ポンプ2で油圧が発生して、例
えばシャトル弁11の第2室18に作動油圧がかかる
と、この作動油圧によって第2チェック弁20が開くと
ともに、シャトル14が逆方向に移動して第1チェック
弁19が開かれるので、作動油は第2チェック弁20か
ら流路21、第1チェック弁19を介して斜板ポンプ2
に戻る。
ことによってコンロッド26を介してスプール弁12の
スプール24が同方向に移動して、スプール24が中立
位置24cから第2位置24aに移動するので、油圧ポ
ンプ5から吐出された高圧作動油がスプール弁12を介
して油圧シリンダユニット7の第2室S2内に供給さ
れ、油圧シリンダユニット7の第1室S1内の作動油が
スプール弁12を介してタンク3に戻されるので、油圧
シリンダユニット7のロッド6が移動して操舵アームが
上記と逆方向に揺動する。
回動操作を停止すると斜板ポンプ2からの油圧がなくな
り、シャトル弁11のシャトル14はリターンスプリン
グ16又は15によって中立位置に復帰し、これにとも
なってスプール弁12のスプール24も中立位置24c
に復帰して油圧ポンプ5から油圧シリンダユニット7へ
の作動油の供給が停止されて操舵アームはそのときの位
置で保持される。
油圧でシャトル弁11を移動させてスプール弁12を移
動させることによって油圧ポンプ5からの高圧作動油の
油圧シリンダユニット7への供給を切換える。したがっ
て、切換えバルブ8を船尾付近に配置して斜板ポンプ2
との間を配管すれば、操舵室内には低圧作動油が通る配
管で足りるために配管のコストが安く、継ぎ目から作動
油が飛散るようなおそれもなくなる。
り、この実施例にあっては油圧シリンダユニット7とス
プール弁12とを結ぶ油路に前記とは別のシャトル弁3
1を設け、このシャトル弁31によって波やその他の外
力によって油圧シリンダ7のロッド6が動かないように
油圧をホールドする回路を形成している。
ハンドルに連結した斜板ポンプによる低圧の油圧でシャ
トル弁を作動させて、このシャトル弁に連結したスプー
ル弁を介して油圧ポンプから油圧シリンダユニットへの
高圧作動油の供給を切換えるようにしたので、操舵室内
を取り回す配管が低圧作動油を通すことができるもので
足りるようになり、配管の継ぎ目から作動油が飛散るよ
うなことがなくなる。
圧回路図
油圧シリンダユニット、8…切換えバルブ、11…シャ
トル弁、12…スプール弁、26…コンロッド。
Claims (2)
- 【請求項1】 船舶の操舵アームを油圧シリンダユニッ
トにて揺動せしめるとともに、この油圧シリンダユニッ
トへの作動油の供給をハンドル操作に連動する斜板ポン
プにて切換えるようにした船舶のパワーステアリング装
置において、このパワーステアリング装置は、前記斜板
ポンプの油圧で作動するシャトル弁と、前記油圧シリン
ダユニットと油圧ポンプとの間に介装したスプール弁と
を備え、前記シャトル弁とスプール弁とを連結したこと
を特徴とする船舶のパワーステアリング装置。 - 【請求項2】 前記油圧シリンダの流路にシャトル弁を
設け、外力による油圧シリンダの動きを規制するホール
ド回路を形成したことを特徴とする請求項1に記載の船
舶のパワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33974792A JP3236096B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 船舶のパワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33974792A JP3236096B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 船舶のパワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06156385A true JPH06156385A (ja) | 1994-06-03 |
JP3236096B2 JP3236096B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18330433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33974792A Expired - Fee Related JP3236096B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 船舶のパワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236096B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006199239A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Honda Motor Co Ltd | 船外機の操舵装置 |
CN102756802A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-31 | 上海电机学院 | 一种双体船的中拖板式的尾舵装置 |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP33974792A patent/JP3236096B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006199239A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Honda Motor Co Ltd | 船外機の操舵装置 |
JP4589738B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2010-12-01 | 本田技研工業株式会社 | 船外機の操舵装置 |
CN102756802A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-31 | 上海电机学院 | 一种双体船的中拖板式的尾舵装置 |
CN102756802B (zh) * | 2012-06-19 | 2014-11-26 | 上海电机学院 | 一种双体船的中拖板式的尾舵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236096B2 (ja) | 2001-12-04 |
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