JP4907445B2 - 建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、建設機械のアーム先端部に着脱自在に、かつ、旋回自在に取付けられる圧砕機・切断機・フォークグラブ等のアタッチメントの油圧シリンダおよび油圧モータを油圧によって制御する油圧制御装置に関するものである。
図7に示すように、ブーム31およびアーム32を有する建設機械30でもって建築物の解体作業等を行う場合、その建設機械30のアーム32先端部にアタッチメント40を取付けて作業を行うようにしている。
解体作業に用いられるアタッチメント40として、図8に示したものが従来から知られている。このアタッチメント40は、アーム32の先端部に着脱自在に取付けられるブラケット41に、旋回台42と、その旋回台42の旋回駆動用の油圧モータ43を配置し、上記旋回台42に一対の圧砕アーム44、45を開閉可能に支持し、その一対の圧砕アーム44、45を油圧シリンダ46で開閉させるようにしている。
上記アタッチメント40による破砕・切断作業においては、一対の圧砕アーム44、45の開閉と旋回台42の旋回とによって建築物を解体するようにしている。
ここで、アタッチメント40の油圧モータ43および油圧シリンダ46は建設機械の油圧によって制御されるが、上記油圧モータ43と油圧シリンダ46を従来のようなそれぞれ独立した油圧系統で制御する構成であると、それぞれの油圧系統に油の送り配管と戻り配管を必要とするため、4本の配管をブーム31およびアーム32に付設し、アタッチメント40まで延接しなければならないことになり、配管作業に非常に手間がかかると共に、油圧配管が複雑化してコストが高くなるという問題が生じる。また、油圧モータのドレン配管も油圧モータ43から建設機械のタンクまでひく必要があった。
そのような問題を解決するため、特許文献1および特許文献2では、ブームおよびアームに2本の配管を施すことによってアタッチメントに設けられた油圧モータと油圧シリンダを制御することができるようにした油圧制御装置を提案している。
特公平1−46675号公報 特許第3190618号公報
ところで、特許文献1に記載された油圧制御装置においては、4方弁によって切換えられる2本の油圧回路のそれぞれに2方弁を組込んで、通常は操作頻度の少ない油圧モータの方を不作動とし、共通の油圧制御レバーで油圧シリンダを作動させ、旋回が必要な時に2つの2方向弁を同時に切換えて油圧モータを作動させる構成であって、油圧シリンダと油圧モータの切換えに2つの2方向弁を必要とするため、コストが高く、しかも、アタッチメントに2つの2方向弁の組込みスペースを確保する必要があるため、アタッチメントが大型化するという不都合がある。また、2つの2方向弁を同時に切換えねばならないため、切換えのタイミングを合わせる必要があり、また、一方の切換弁の作動に問題が発生すると機能しない難点がある。
一方、特許文献2に記載された油圧制御装置においては、油圧シリンダへの送り配管および戻し配管をそれぞれ分岐し、その分岐送り配管および分岐戻し配管を油圧モータに接続し、上記分岐送り配管にシーケンスバルブを設け、上記油圧シリンダがストロークエンドに達して送り配管の圧力が上昇したとき、上記シーケンスバルブを切換えて油圧モータを作動させる構成であるため、油圧モータのみを単独で操作することができず、しかも、シーケンスバルブはマニュアル操作でなく、油圧シリンダをストロークエンドさせないと切換えることができないため、操作性が悪いという不都合がある。
この発明の課題は、スイッチ操作タイプ又は油圧パイロット式の単一の切換弁によって油圧シリンダと油圧モータの作動の切換えを素早く行うことができるようにした、部品点数の少ない操作性に優れた建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、建設機械のアーム先端部に、油圧シリンダおよびその油圧シリンダによって開閉される一対の作業アームを支持する旋回台と、その旋回台の旋回駆動用の油圧モータとを備えたアタッチメントを取付け、前記油圧シリンダと油圧モータとを油圧によって制御するようにした建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置において、
コントロールバルブの操作によって油圧ポンプから吐出される圧油が選択的に送り込まれる第1油路と第2油路の一方を外部操作によって切換えられる切換弁のPポートに接続し、その切換弁のAポートと油圧モータの正回転用ポートとを正転用通路で接続し、かつ切換弁のBポートと油圧シリンダのボトム側ポートを伸長用通路で接続し、前記第1油路と第2油路の他方を油圧モータの逆転用ポートに接続される逆転用通路と油圧シリンダのロッド側ポートに接続される収縮用通路に分岐し、前記正転用通路と逆転用通路のそれぞれにバイパス路を設け、正転用通路側のバイパス路を前記油圧モータに制動力を負荷するクローズドセンタ形4ポート3位置切換弁からなるブレーキ弁のTポートおよびBポートに接続し、逆転用通路側のバイパス路は前記ブレーキ弁のPポートおよびAポートに接続し、前記正転用通路および逆転用通路のそれぞれにはバイパス路の両端の接続部間に油圧モータ側への圧油の流動を許容するチェック弁を組込み、前記ブレーキ弁の入力側において正転用通路と逆転用通路をバイパス路で接続し、そのバイパス路に絞り弁を組込んだ構成を採用したのである。
上記の構成からなる油圧制御装置において、外部操作によって切換弁をシリンダ操作位置(左位置)に切換えると、油圧シリンダに圧油が送り込まれて、油圧シリンダが伸長または収縮する。このとき、レバー操作等によってコントロールバルブを逆方向に切換えると、油圧シリンダへの圧油の供給方向が切換わり、油圧シリンダの伸縮方向が切換わる。
また、上記切換弁をモータ操作位置(右位置)に切換えると、油圧モータに圧油が送り込まれて油圧モータが正回転または逆回転する。そして、レバー操作等によりコントロールバルブを逆方向に切換えると、油圧モータへの圧油の供給方向が切換わり、油圧モータが逆方向に回転する。
ここで、コントロールバルブが左位置,切換弁が左位置にある油圧シリンダの収縮操作時、油圧モータの正転用通路とタンクとの連通が遮断されているので、正転用ポートおよび逆転用ポートが昇圧し、油圧モータ内の圧油はドレン通路に流出する。このとき、逆転用ポートには第1油路から圧油が供給されるが正転用のポートには圧油が供給されないため、圧油がリークした分だけ、油圧モータは意に反して回転する。
この発明では、正転用通路と逆転用通路をバイパス路で接続し、そのバイパス路に絞り弁を組込むことにすれば、正転用ポートと逆転用ポートのそれぞれにリーク分の圧油を補給することができ、両ポートの圧が均等となり、油圧モータが意に反して回転するのを防止することができる。
また、油圧シリンダの伸縮操作時あるいは油圧モータの正転・逆転操作時には、第1油路と第2油路のうち、油が戻される側の油路がタンクと連通して圧力が低下する。そこで、油圧モータのドレン排出孔にドレン通路を接続し、そのドレン通路を第1油路に接続される第1ドレン通路と第2油路に接続される第2ドレン通路に分岐して、第1、第2油路のアタッチメントに間近な部位に接続し、その第1および第2ドレン通路のそれぞれにチェック弁を組込むことによって、圧力が低下した側の油路にドレンを流出させることができる。このため、ドレン通路をブームやアームに沿って付設して油タンクにまで延接させる必要がなくなり、油圧配管の簡素化を図ることができる。
上記のように、第1ドレン通路または第2ドレン通路から第1油路または第2油路にドレンを流出させるようにすると、例えば油圧シリンダの伸長操作において、油圧シリンダがストロークエンドに達した状態でリリーフバルブをリリーフさせ、その後コントロールバルブを中立位置に戻すと、圧油供給側のライン(第2油路)に圧油の封じ込めが起こり、この封じ込められた圧油が切換弁等から洩れ出て、油圧ライン全体が昇圧することになり、その結果、ドレン通路も高圧に保持され、油圧モータのシャフトシールに悪影響を及ぼすことになる。そこで、ドレン通路にアキュームレータを組込むことにより、ドレン通路に入り込む圧油をアキュムレータに吸収させることでドレン通路内の圧力低減を図り、油圧モータのシャフトシールへの悪影響を解消することができる。
上記のように、この発明においては、外部操作によって切換えられる単一の切換弁によって油圧シリンダと油圧モータの作動の切換えを行うことができ、部品点数の少ない操作性および組立て性に優れた建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置を得ることができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基いて説明する。図1は、図8に示すアタッチメント40の油圧モータ43と油圧シリンダ46を油圧によって制御するようにした油圧制御装置を示す。図示のように、中立ブロック形の4ポート3位置切換弁からなるコントロールバルブ1はレバーの操作によって切換えられるようになっており、そのコントロールバルブ1のPポートと油タンク2とは給油通路3により接続され、その給油通路3に油圧ポンプ4が組込まれている。
また、コントロールバルブ1のTポートと油タンク2は戻り通路5により接続されている。
コントロールバルブ1のAポートには第1油路6が接続され、また、Bポートには第2油路7が接続され、各油路6、7に絞り弁8、9が組込まれ、その絞り弁8、9の入口側と出口側を連通する連通路10、11にチェック弁12が組込まれている。
第2油路7は切換弁13に接続されている。切換弁13は、スイッチ14の操作によって切換えられる3ポート2位置切換弁からなり、その切換弁13のPポートに第2油路7が接続されている。50は配線を示す。
切換弁13のAポートと油圧モータ43の正転用ポートMPは正転用通路15で接続され、また、切換弁13のBポートと油圧シリンダ46のボトム側ポートSPは伸長用通路16で接続されている。
第1油路6は、油圧モータ43の逆転用ポートMPに接続される逆転用通路17と油圧シリンダ46のロッド側ポートSPに接続される収縮用通路18に分岐されている。
正転用通路15および逆転用通路17のそれぞれにはバイパス路15aおよび17aが設けられ、正転用通路15側のバイパス路15aは油圧モータ43に制動力を負荷するクローズドセンタ形4ポート3位置切換弁からなるブレーキ弁21のTポートおよびBポートに接続され、一方、逆転用通路17側のバイパス路17aは上記ブレーキ弁21のPポートおよびAポートに接続されている。
また、正転用通路15および逆転用通路17のそれぞれにはバイパス路15aおよび17aの両端の接続部間にチェック弁22が組込まれている。
油圧モータ43とブレーキ弁21間において、正転用通路15と逆転用通路17は2本の連通路23、24によって連通され、各連通路23、24にリリーフ弁R、Rが組込まれている。
実施の形態で示す油圧制御装置は上記の構造からなり、油圧シリンダ46を伸長させる場合は、図2に示すように、スイッチ14の操作によって切換弁13をシリンダ操作位置(左位置)に切換えると共に、レバーの操作によってコントロールバルブ1をb位置に切換える。
コントロールバルブ1および切換弁13の上記のような切換状態において、油圧ポンプ4を駆動すると、その油圧ポンプ4から吐出される圧油は給油通路3から第2油路7に送り込まれ、伸長用通路16から油圧シリンダ46のボトム室に流入し、油圧シリンダ46が伸長する。
このとき、収縮用通路18に設けられたパイロットチェック弁53が伸長用通路16の油圧によって開き、油圧シリンダ46のロッド側ポートSPに接続された収縮用通路18はコントロールバルブ1を介して戻り通路5に連通しているため、油圧シリンダ46のロッド室の油は収縮用通路18から戻り通路5に流れて油タンク2に戻されるので、油圧シリンダ46は伸長する。なお、このパイロットチェック弁53は非作動時などに、外力が加わっても、油圧シリンダ46が伸びないように、安全面から設けられている。
図2に示す状態から、レバーの操作によってコントロールバルブ1を図3に示すようにa位置に切換えると、油圧ポンプ4から吐出される圧油は給油通路3から第1油路6を通り、収縮用通路18に流れて油圧シリンダ46のロッド室に流入し、伸長用通路16はタンク2に通じているため、油圧シリンダ46が収縮する。
このとき、油圧ポンプ4からの圧油は逆転用通路17から油圧モータ43の逆転用ポートMPにも流入しようとするが、正転用ポートMPに接続された正転用通路15はチェック弁22および中立位置に保持されたブレーキ弁21により閉鎖されているので、油圧モータ43は回転しない。
しかし、油圧シリンダ46の収縮時、前述のように、収縮用通路18と逆転用通路17が繋がっているため、油圧モータ43の正転用ポートMPと逆転用ポートMPとが昇圧して、内部リークにより油圧モータ43の一部の圧油は油圧モータ43のドレン排出孔に接続されたドレン通路25に流出する。このとき、逆転用ポートMPに圧油が供給されるが正転用ポートMPには圧油が供給されないため、正転用通路15内の圧油がリークした分だけ油圧モータ43は意に反して回転し危険である。
そこで、図3に示すように、正転用通路15と逆転用通路17をバイパス路19で接続し、そのバイパス路19に絞り弁20を組込むことにすれば、正転用ポートMPと逆転用ポートMPのそれぞれに油のリーク分に相当する圧油を補給することができることになり、油圧モータ43が意に反して回転するのを防止することができる。特に圧砕アームやフォークで物を掴んでいる時など不測の回転を防ぐことになり作業の安全性が確保できる。
また、油圧シリンダ46の伸縮操作時や油圧モータ43の駆動時にはドレン油が流出するが、第1油路6と第2油路7のうち、油が戻される側の油路がタンク2と連通して圧力が低下する。そこで、油圧モータ43に接続されたドレン通路25を第1油路6に接続される第1ドレン通路25aと第2油路7に接続される第2ドレン通路25bに分岐して、アタッチメントに近い部位の第1、第2油路に接続し、その第1および第2ドレン通路25a、25bのそれぞれにチェック弁26、27を組込むことによって、圧力が低下した側の油路にドレン油を流出させることができる。
その結果、ドレン通路25をブーム31やアーム32に沿って付設して建設機械の油タンク2に連通させる必要がなくなり、油圧配管の簡素化を図ることができる。
しかし、上記のように、第1ドレン通路25aまたは第2ドレン通路25bから第1油路6または第2油路7にドレン油を流出させるようにしても、油圧シリンダ46がストロークエンドに達した状態でリリーフ弁51、52をリリーフさせた後にコントロールバルブ1を中立位置に戻すと、圧油供給側のライン(第1油路または第2油路)や油圧シリンダ室のボトム側またはロッド側等に圧力の封じ込めが起こる。そして、時間の経過とともに各種弁からの洩れや油圧モータ43の内部リークによりドレン通路25に圧油が流出するが、コントロールバルブ1がドレン通路25と戻り通路5との連通を遮断していて圧油をタンク2に排出できないため、ドレン通路25内の圧力が上昇し、油圧モータ43のシャフトシールに悪影響を及ぼすことになる。そこで、ドレン通路25にアキュームレータ28を組込むことにより、ドレン通路25の圧力上昇を抑え、上記のような不都合を解消することができる。
上記圧油の封じ込めにより漏れ出る圧油は少量であり、ドレン通路25に入り込む圧油も少ないため、アキュームレータ28は小型のものを用いればよい。
油圧モータ43を正回転させる場合は、図4に示すように、スイッチ14の操作によって切換弁13を油圧モータ操作位置(右位置)に切換えると共に、レバーの操作によってコントロールバルブ1をb位置に切換える。
コントロールバルブ1および切換弁13の切換えにより、油圧ポンプ4から吐出される圧油は、第2油路7から正転用通路15に流れて正転用ポートMPに流入し、油圧モータ43が正回転する。
このとき、正転用通路15に流入する圧油の圧力によってブレーキ弁21が図4に示すようにd位置(右位置)に切換わり、油圧モータ43の逆転用ポートMPから逆転用通路17に流出する油はそのブレーキ弁21を通って第1油路6に流れ、戻り通路5から油タンク2に戻される。この時、絞り弁20を通って正転用通路15の圧油のごく一部が逆転用通路17へ流出するが、この量は微量であり、作動への影響はない。
図4に示す切換弁13が油圧モータ43の操作状態において、コントロールバルブ1をa位置に切換えると、図5に示すように、油圧ポンプ4から吐出される圧油は第1油路6から逆転用通路17に流れて逆転用ポートMPに流入し、油圧モータ43が逆回転する。
このとき、逆転用通路17に流入する圧油の圧力によってブレーキ弁21が図5に示すようにc位置(左位置)に切換わるので、油圧モータ43の正転用ポートMPから正転用通路15に流出する油はそのブレーキ弁21を通って第2油路7に流れ、戻り通路5から油タンク2に戻される。この場合においても、絞り弁20を通って逆転用通路17から正転用通路15へ少量の圧油が流れるが、モータの作動に影響はでない。
以上のように、実施の形態で示す油圧制御装置においては、スイッチ14の操作(外部操作)によって切換えられる単一の切換弁13によって油圧モータ43と油圧シリンダ46の作動の切換えを行うことができる。よって、油タンクからアタッチメントへの配管は従来の4本から2本とすることができるとともにドレン配管も短くできるので、部品点数の少ない、操作性および組立て性に優れた建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置を得ることができる。
なお、図1に示す実施の形態では、スイッチ14の操作(外部操作)により切換弁13を切換えて油圧モータ43と油圧シリンダ46の作動の切換えを行うようにしたが、切換えはこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、上記切換弁13に代えて油圧パイロット式切換弁60を用い、その切換弁60と油タンク2を繋ぐパイロット通路61にパイロット圧源としての油圧ポンプ62と、その油圧ポンプ62の吐出側に切換弁63とを組込み、上記切換弁63をレバー操作(外部操作)により油圧パイロット式切換弁60を切換えるようにしてもよい。
この発明に係る建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置の実施の形態を示す油圧回路図 油圧シリンダの伸長状態を示す油圧回路図 油圧シリンダの収縮状態を示す油圧回路図 油圧モータの正回転状態を示す油圧回路図 油圧モータの逆回転状態を示す油圧回路図 油圧制御装置の他の実施の形態を示す油圧回路図 建設機械を示す正面図 図7に示すアタッチメントの一部切欠正面図
符号の説明
1 コントロールバルブ
4 油圧ポンプ
6 第1油路
7 第2油路
13 切換弁
15 正転用通路
16 伸長用通路
17 逆転用通路
18 収縮用通路
19 バイパス路
20 絞り弁
21 ブレーキ弁
25 ドレン通路
25a 第1ドレン通路
25b 第2ドレン通路
26 チェック弁
27 チェック弁
28 アキュームレータ
30 建設機械
32 アーム
40 アタッチメント
41 ブラケット
42 旋回台
43 油圧モータ
44 圧砕アーム
45 圧砕アーム
46 油圧シリンダ
60 切換弁
61 パイロット通路
62 油圧ポンプ
63 切換弁

Claims (2)

  1. 建設機械のアーム(32)先端部に、油圧シリンダ(46)およびその油圧シリンダ(46)によって開閉される一対の作業アームを支持する旋回台(42)と、その旋回台(42)の旋回駆動用の油圧モータ(43)とを備えたアタッチメントを取付け、前記油圧シリンダ(46)と油圧モータ(43)とを油圧によって制御するようにした建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置において、
    コントロールバルブ(1)の操作によって油圧ポンプ(4)から吐出される圧油が選択的に送り込まれる第1油路(6)と第2油路(7)の一方を外部操作によって切換えられる切換弁(13)のPポートに接続し、その切換弁(13)のAポートと油圧モータ(43)の正回転用ポート(MP とを正転用通路(15)で接続し、かつ切換弁(13)のBポートと油圧シリンダ(46)のボトム側ポート(SP を伸長用通路(16)で接続し、前記第1油路(6)と第2油路(7)の他方を油圧モータ(43)の逆転用ポート(MP に接続される逆転用通路(17)と油圧シリンダ(46)のロッド側ポート(SP に接続される収縮用通路(18)に分岐し、前記正転用通路(15)と逆転用通路(17)のそれぞれにバイパス路(15a)、(17a)を設け、正転用通路側のバイパス路(15a)を前記油圧モータ(43)に制動力を負荷するクローズドセンタ形4ポート3位置切換弁からなるブレーキ弁(21)のTポートおよびBポートに接続し、逆転用通路側のバイパス路(17a)は前記ブレーキ弁(21)のPポートおよびAポートに接続し、前記正転用通路(15)および逆転用通路(17)のそれぞれにはバイパス路(15a)、(17a)の両端の接続部間に油圧モータ(43)側への圧油の流動を許容するチェック弁(22)を組込み、前記ブレーキ弁(21)の入力側において正転用通路(15)と逆転用通路(17)をバイパス路(19)で接続し、そのバイパス路(19)に絞り弁(20)を組込んだことを特徴とする建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置。
  2. 前記油圧モータのドレン排出孔にドレン通路を接続し、そのドレン通路を第1油路に接続される第1ドレン通路と第2油路に接続される第2ドレン通路に分岐し、その第1および第2ドレン通路のそれぞれにチェック弁を組込み、前記ドレン通路にアキュームレータを組込んだ請求項1に記載の建設機械におけるアタッチメントの油圧制御装置。
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