JPH061561B2 - 光デイスク - Google Patents
光デイスクInfo
- Publication number
- JPH061561B2 JPH061561B2 JP60181795A JP18179585A JPH061561B2 JP H061561 B2 JPH061561 B2 JP H061561B2 JP 60181795 A JP60181795 A JP 60181795A JP 18179585 A JP18179585 A JP 18179585A JP H061561 B2 JPH061561 B2 JP H061561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- layer
- glass
- resin layer
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光ディスクの構造に係り、特に大量生産を必
要としないテストディスクの如き、少数枚(極端には1
枚)製作すればよいという場合に、コスト高を招くこと
なしに製作しうる構造を備えた光ディスクに関するもの
である。
要としないテストディスクの如き、少数枚(極端には1
枚)製作すればよいという場合に、コスト高を招くこと
なしに製作しうる構造を備えた光ディスクに関するもの
である。
従来の光ディスク構造は、USP4310919号明細書に記載の
様に、2枚の樹脂レプリカを貼合わせた構造となってお
り、2枚のレプリカは特開昭56−127941号公報
に示す様に射出成形により製造されたものである。しか
し射出成形によるレプリカは、一枚のディスクを製造す
るためにもスタンパを必要とし、テストディスク等の製
造のためには、コスト、製作時間等の点で不都合であっ
た。
様に、2枚の樹脂レプリカを貼合わせた構造となってお
り、2枚のレプリカは特開昭56−127941号公報
に示す様に射出成形により製造されたものである。しか
し射出成形によるレプリカは、一枚のディスクを製造す
るためにもスタンパを必要とし、テストディスク等の製
造のためには、コスト、製作時間等の点で不都合であっ
た。
本発明の目的は、スタンパの製造を必要としないで製作
できる構造をもった光ディスクを提供することにある。
できる構造をもった光ディスクを提供することにある。
本発明は、スタンパを使用した成形工程を無くするた
め、薄いガラス円板でマスク盤を作成し、これを従来の
樹脂円板のかわりにディスクの片面として使用したもの
である。
め、薄いガラス円板でマスク盤を作成し、これを従来の
樹脂円板のかわりにディスクの片面として使用したもの
である。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は光ディスクの断面図である。
図は光ディスクの断面図である。
厚さ1.2mmのガラス円板1と樹脂円板2が、感光性樹脂
層3、反射膜層4、保護膜層5、接着剤層6を介して貼
合わせた構造となっている。
層3、反射膜層4、保護膜層5、接着剤層6を介して貼
合わせた構造となっている。
次に、第1図に示すディスクの製造方法について説明す
る。先づ、厚さ1.2mmの実質的に欠陥の無いガラス円板
1にレジスト液を約1000rpmでスピン塗布し0.14μmの厚
さで均一な感光性樹脂層3を形成する。この樹脂層3に
レーザ露光装置を使用し信号を記録した後、現像して樹
脂層3が完成する。次にこの樹脂層上に約500〜1000Å
のAl反射膜層4を真空蒸着により形成する。さらに約1
0μmの保護膜層5をスピンナまたはロールコータを使
用して形成する。以上によりガラス円板側片面ディスク
が完成する。
る。先づ、厚さ1.2mmの実質的に欠陥の無いガラス円板
1にレジスト液を約1000rpmでスピン塗布し0.14μmの厚
さで均一な感光性樹脂層3を形成する。この樹脂層3に
レーザ露光装置を使用し信号を記録した後、現像して樹
脂層3が完成する。次にこの樹脂層上に約500〜1000Å
のAl反射膜層4を真空蒸着により形成する。さらに約1
0μmの保護膜層5をスピンナまたはロールコータを使
用して形成する。以上によりガラス円板側片面ディスク
が完成する。
一方、射出成形やキャスティングにより作成した樹脂円
板2にAl反射膜層4を真空蒸着により約500〜1000Å形
成した後、約10μmの保護層5を形成し、樹脂円板側
片面ディスクが完成する。次に保護膜5迄形成したガラ
ス円板と樹脂円板の両方にホットメルトタイプの接着剤
を使用して、ロールコータにて保護膜層6を形成し、貼
合わせることによりディスクが完成する。
板2にAl反射膜層4を真空蒸着により約500〜1000Å形
成した後、約10μmの保護層5を形成し、樹脂円板側
片面ディスクが完成する。次に保護膜5迄形成したガラ
ス円板と樹脂円板の両方にホットメルトタイプの接着剤
を使用して、ロールコータにて保護膜層6を形成し、貼
合わせることによりディスクが完成する。
第1図に於いて、感光剤層3を形成する円板としてガラ
スを使用しているのは、樹脂円板では実質的に無欠陥の
板を作ることが困難であり感光剤の塗布ムラを生じてし
まうためである。また片面として樹脂円板を使用してい
るのは、ガラスのみでは落下等の衝撃により割れ、飛散
して安全上問題のためであり、また材料費がガラスに比
較して安価に得られるためである。
スを使用しているのは、樹脂円板では実質的に無欠陥の
板を作ることが困難であり感光剤の塗布ムラを生じてし
まうためである。また片面として樹脂円板を使用してい
るのは、ガラスのみでは落下等の衝撃により割れ、飛散
して安全上問題のためであり、また材料費がガラスに比
較して安価に得られるためである。
第2図には光ディスク端部の構造例を示す断面図であ
り、最端部7には、感光性樹脂層3が形成されていな
い。この様なディスクの製造方法としては、レジスト塗
布後に外周部のみ紫外線照射し、現像により除去する
か、またはレジスト塗布時にシンナを外周に滴下しレジ
ストを除去した後、以下第1図で説明した手順で行なう
ことにより得られる。
り、最端部7には、感光性樹脂層3が形成されていな
い。この様なディスクの製造方法としては、レジスト塗
布後に外周部のみ紫外線照射し、現像により除去する
か、またはレジスト塗布時にシンナを外周に滴下しレジ
ストを除去した後、以下第1図で説明した手順で行なう
ことにより得られる。
ここで、外周または内周の端部に感光性樹脂層3を形成
しないのは、感光性樹脂3は一般に接着力が弱く感光性
樹脂層3とガラス円板1の界面で端部から剥離を発生し
てしまうためであり、本発明の端部処理により剥離の無
い良好なディスクが得られる。
しないのは、感光性樹脂3は一般に接着力が弱く感光性
樹脂層3とガラス円板1の界面で端部から剥離を発生し
てしまうためであり、本発明の端部処理により剥離の無
い良好なディスクが得られる。
本発明によれば、スタンパを作成することなくディスク
が製造出来るため、1枚のみのディスクを製造する場
合、従来の方法に比較して製造コストが約1/10に低減出
来る。また製造に要する時間が従来に比較して1/3に短
縮出来る。
が製造出来るため、1枚のみのディスクを製造する場
合、従来の方法に比較して製造コストが約1/10に低減出
来る。また製造に要する時間が従来に比較して1/3に短
縮出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明による光ディスクの端部の断面図である。 1…………ガラス円板 2…………樹脂円板 3…………感光性樹脂層 4…………反射膜層 5…………保護膜層 6…………接着剤層 7…………ガラス円板端部 (感光性樹脂層除去部)
明による光ディスクの端部の断面図である。 1…………ガラス円板 2…………樹脂円板 3…………感光性樹脂層 4…………反射膜層 5…………保護膜層 6…………接着剤層 7…………ガラス円板端部 (感光性樹脂層除去部)
Claims (1)
- 【請求項1】2枚の円板を貼り合わせた構造を有する光
ディスクに於いて、 片面の情報記録担体基板がガラス材料であり、該基盤上
に記録された信号部が、レジストを形成し、これにレー
ザ露光装置で記録された感光性樹脂層と反射膜及び保護
膜で構成され、 他方の片面が樹脂基板より構成され、かつ接着剤で双方
の基板を貼り合わせたことを特徴とする光ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60181795A JPH061561B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 光デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60181795A JPH061561B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 光デイスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243845A JPS6243845A (ja) | 1987-02-25 |
JPH061561B2 true JPH061561B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16106994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60181795A Expired - Lifetime JPH061561B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 光デイスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061561B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0782666B2 (ja) * | 1988-08-01 | 1995-09-06 | シャープ株式会社 | 光メモリ素子製造用保護フィルム付基板 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7710162A (nl) * | 1977-09-16 | 1979-03-20 | Philips Nv | Werkwijze voor het vervaardigen van een optisch uitleesbare informatieschijf onder toepassing van een vlakke, verstijvende warmtegeleidende plaat van anorganisch materiaal. |
JPS5766538A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-22 | Toshiba Corp | Information storage medium |
JPS60193144A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-10-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光メモリデイスク |
JPS6139950A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 平板状情報記録担体 |
JPS61160848A (ja) * | 1985-01-09 | 1986-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスク |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP60181795A patent/JPH061561B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6243845A (ja) | 1987-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20040152501A1 (en) | Gaming machine and display device therefor | |
JPH10283683A (ja) | 光記録媒体及びその製造方法 | |
JPH11273147A (ja) | 光ディスク | |
JPS6360450B2 (ja) | ||
CN101061541B (zh) | 光盘的制造方法和光盘 | |
JPS61175946A (ja) | 情報記録媒体製造方法 | |
JPH061561B2 (ja) | 光デイスク | |
JPH07281583A (ja) | ホログラム記録フィルム及びホログラム記録方法 | |
JPH09167382A (ja) | 貼り合わせディスク及びその製造方法 | |
US20040158848A1 (en) | Optical disk and method for manufacturing the same | |
JPS60246039A (ja) | 光学式情報担体円盤 | |
JPS59111820A (ja) | 光情報担体デイスクの製造方法 | |
JPH0482036A (ja) | 光ディスクの製造方法および該製造方法に用いる製造装置 | |
JP2816208B2 (ja) | 情報記録媒体、情報記録媒体収納用ケース、およびそれらの製造方法 | |
JPS63281239A (ja) | 情報記録原盤 | |
JPH0452535B2 (ja) | ||
JPH11120630A (ja) | 光ディスクの製造方法 | |
JP2533182B2 (ja) | 光ディスクの製造方法 | |
JPH087336A (ja) | 光ディスクおよびその製造方法 | |
JPS59114032A (ja) | デイスクスタンプ盤の製造方法 | |
JPH03144942A (ja) | 光ディスクの製造方法 | |
JPS61236044A (ja) | 円盤状記録担体 | |
JP2004055018A (ja) | 光学記録媒体およびその修理方法 | |
JPS5845637A (ja) | 光学式記録円盤の製造方法 | |
JPS6020336A (ja) | 情報担体デイスクの製造方法 |