JPH06151240A - チップ形積層フィルムコンデンサの製造方法 - Google Patents

チップ形積層フィルムコンデンサの製造方法

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JPH06151240A
JPH06151240A JP31666892A JP31666892A JPH06151240A JP H06151240 A JPH06151240 A JP H06151240A JP 31666892 A JP31666892 A JP 31666892A JP 31666892 A JP31666892 A JP 31666892A JP H06151240 A JPH06151240 A JP H06151240A
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metallikon
layer
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cut
heat treatment
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Kazuyoshi Endo
和芳 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性,はんだ付け性を改良し、tanδ及
び素子強度の改善された電極の耐湿性の優れたチップ形
積層フィルムコンデンサの製造方法を提供。 【構成】 大口径巻芯1に形成したアルミニウム金属化
プラスチックフィルムからなる母素子6の両端面にアル
ミニウム金属を溶射し第1メタリコン層7を形成し、次
に前記母素子6を予備切断し得た半円状切断片9を、温
度190〜215℃、加圧10〜40kg/cm2 1時
間以内の加圧・加熱条件でプレスしステック状切断片1
0に変形した後、ステック状切断片10の両端面を構成
する第1メタリコン層7上にCu又はNiを溶射して第
2メタリコン層11を形成してメタリコン電極12を構
成し、しかる後、低粘度液状エポキシ樹脂を含浸−硬化
処理し、次に、前記メタリコン電極12端面に位置する
樹脂を研摩除去し、最後に所定の静電容量毎に切断して
単位コンデンサ素子15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ形積層フィルム
コンデンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器は多機能化、小形化に対
する取組みが盛んで、これに用いられる電子部品も軽薄
短小化になってきており、その代表的なものが電子部品
のチップ化である。
【0003】チップフィルムコンデンサは、その生産性
の優位性から積層方式で作られることが多く、これら積
層形チップフィルムコンデンサに関する技術が種々提案
され実用化されている。
【0004】しかして、従来開示されている積層形チッ
プフィルムコンデンサ技術として、例えば特開平1−2
87913号公報がある。この開示技術は、モールド成
形などによる小形化の弊害を避け、また、設備投資金額
の低減、基板へのはんだ付け性改善、耐湿性の向上など
を目的とし、両端面に電極箔を取付けた接着シートを介
してドラムに複数層の巻回物を形成し、前記巻回物の両
端面にメタリコンを形成し、所定の温度で熱処理した後
予備切断し、前記メタリコン部を低粘度液状樹脂で含浸
硬化させ、前記メタリコン部を研摩した後めっきし、所
要容量のコンデンサを形成する切断工程を備えたもので
ある。
【0005】しかしながら、上記技術は、新たに端面に
電極箔を取付けた接着シートを必要とし、材料コストア
ップの要因となるほか、前記技術の熱処理は温度だけで
行うものであるので、金属化プラスチックフィルムの圧
着が不十分で、実装時のリフロー温度210〜240℃
で静電容量が−7%〜−10%程度変化する問題を抱え
ていた。
【0006】また、特開平1−73708号公報に開示
されている技術、すなわち、巻回物の両端面に高融点金
属メタリコンを形成した後、押圧力を印加した状態で前
記巻回物を200〜250℃で熱処理する技術を駆使す
ることによって、上記技術が抱える実装時の静電容量劣
化を解消することができる。
【0007】しかしながら、はんだ付けに必要な0.5
〜1.0mm厚の高融点金属のメタリコンを形成し、前
記熱処理を施すと、熱処理によるフィルムの収縮にメタ
リコン金属が追随できず、剥離する問題があった。ま
た、開示技術の200〜250℃という熱処理温度は、
誘電体としてポリエチレンテレフタレートフィルムを用
いた場合、プラスチックフィルムの再結晶が起こり、脆
弱化し機械的強度が極端に低下することに起因して、実
装時のマイクロクラックにつながり、実装後の電子機器
の信頼性に大きな影響を及ぼす結果となっていた。
【0008】一方、電極形成技術として、実開昭63−
12823号公報に開示されているように、メタリコン
電極を設けコンデンサ素子にした後、樹脂含浸処理,研
摩後めっき加工することも考えられるが、生産性に問題
があり、必ずしも実用的な技術とは言えなかった。
【0009】更に、特開平3−12910号公報には電
極構造として、メタリコン層がZn,Cu合金、その上
にNi,Cuの中間めっき層、その上にはんだめっき層
とする技術が開示されているが、メタリコン層のZn,
Cu合金は耐湿性に乏しく、前記中間めっき層はメタリ
コン法に比べて生産性に劣るという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来技術は、加熱処理だけのため、新たな部品を必要とし
たり、耐熱性,はんだ付け性に問題があったり、メタリ
コン後加圧・熱処理する方法ではメタリコンの剥離、フ
ィルムの脆化が起こったり、素子にしてからの電極めっ
きでは生産性が悪く、また電極の耐湿性及び加工自体の
生産性に劣るなどの種々問題があった。
【0011】本発明は、以上の従来技術の種々問題点を
解決するもので、耐熱性,はんだ付け性を改良し、ta
nδの改善された電極の耐湿性の優れたチップ形積層フ
ィルムコンデンサの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のチップ形積層フ
ィルムコンデンサの製造方法は、一対のアルミニウム蒸
着金属化フィルムを大口径巻芯に巻回し両端面にアルミ
ニウムからなる第1メタリコン層を形成して母素子とし
た後、この母素子を複数個に予備切断して得た切断片を
上下から10〜40kg/cm2 ,190〜215℃,
1時間以内で加圧,熱処理し、その後前記第1メタリコ
ン層上にCu又はNiからなる第2メタリコン層を所定
の厚さに形成しメタリコン部を形成し、次いで低粘度液
状熱硬化性樹脂で含浸・硬化した後、前記メタリコン部
を平滑に研摩してからこのメタリコン部をはんだめっき
して、最後に単位コンデンサ素子に切断してなることを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、蒸着金属がアルミニウムから
なり、且つ第1メタリコン層が蒸着金属と同じアルミニ
ウムとしているため、異種金属接合による局部電池が形
成されず、高湿度環境における蒸着金属の劣化が抑えら
れ、高耐湿性を示す。また、第1メタリコン層は薄くて
もよく、したがって、その後の加圧・熱処理工程におけ
るフィルムの収縮にもよく追随し、tanδの劣化のな
い安定した電極接続を得ることができる。
【0014】また、母素子を予備切断して得た切断片を
単なる熱処理に止まらず、加圧処理を加えた熱処理とし
ているため、フィルム層間の優れた密着状態が得られ、
実装時のはんだ熱に絶え得ることが可能となる。
【0015】なお、この場合、予備切断して得た切断片
の加圧・加熱処理として、まず、その圧力を10〜40
kg/cm2 とするのは、圧力が低すぎるとフィルム層
間の密着が起こらず、逆に圧力が高すぎるとフィルムの
流動が起こり、耐圧,メタリコン部接続を劣化させてし
まう理由に基づくものであり、また、熱処理温度とし
て、190〜215℃とするのは、これ以下の場合は熱
処理の効果がなく、これ以上の場合は、高分子としての
再結晶が起こり、強度が著しく低下する。この強度低下
はコンデンサとして実装した時の衝撃力で、マイクロク
ラックやコンデンサそれ自体の破壊となり、信頼性上,
実用上問題となるなどの理由に基づくものである。
【0016】更に、加圧・熱処理後第1メタリコン層上
にNi又はCuからなる第2メタリコン層を形成してい
るため、はんだ付けに必要な厚さのメタリコン電極形成
が容易に可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき説明する。す
なわち、図1に示すように、大口径巻芯1に、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムを所定数巻回して保護フィ
ルム層2aを形成し、この保護フィルム層2aの外周に
アルミニウムを蒸着電極とした厚さ1.5〜3μmの金
属化ポリエチレンテレフタレートフィルム3(以下MP
ETフィルムという)を一対重ね合せて巻回し、この外
周に前記と同様に保護フィルム層2bを形成して第1層
巻回体4aを形成する。
【0018】次に、前記保護フィルム層2bの外周にス
ペーサ5aを形成し、このスペーサ5aの外周に前記と
同様に保護フィルム層2cを形成し、この保護フィルム
層2cの外周に前記と同様にMPETフィルム3を一対
重ね合せて巻回し、この外周に前記と同様に保護フィル
ム層2dを形成して第2層巻回体4bを形成する。
【0019】次に、前記保護フィルム層2dの外周に前
記同様にスペーサ5bを形成し、このスペーサ5bの外
周に前記と同様に保護フィルム層2eを形成し、この保
護フィルム層2eの外周に前記と同様にMPETフィル
ム3を一対重ね合せて巻回し、この外周に前記と同様に
保護フィルム層2fを形成して第3層巻回体4cを形成
し母素子6を構成する。
【0020】しかして、この母素子6の両端面にアルミ
ニウム金属を溶射して0.1〜0.3mm厚の第1メタ
リコン層7を形成する。
【0021】その後、150℃程度で約2時間熱処理を
行い、熱処理後前記母素子6を大口径巻芯1より取り外
して、図2に示すように、まず半円状に予備切断し二分
割し、次に、この二分割切断した半円状母素子8を分離
し1層ずつの半円状切断片9とし、その後この半円状切
断片9を190〜215℃に加熱された油圧プレスに並
べ、10〜40kg/cm2 で加圧し1時間以内プレス
し前記半円状切断片9を図3に示すようにステック状切
断片10に変形する。
【0022】次に、このステック状切断片10を複数個
積み重ね、このステック状切断片10の両端面を構成す
る第1メタリコン層7上にCu又はNiを溶射して0.
5〜1.0mm厚の第2メタリコン層11を形成し、第
1メタリコン層7及び第2メタリコン層11からなるメ
タリコン電極12を形成し、しかる後、耐湿性の向上を
目的として、粘度200〜1000cps、表面張力2
0〜30dyne、Tg100〜150℃の低粘度液状
エポキシ樹脂を真空度10〜30mmHgで3分間含浸
処理し、続いて135℃で2時間加熱して硬化し、表面
樹脂層13を形成する。
【0023】次に、前記メタリコン電極12端面を平滑
化及び端面付着樹脂を除去するため研摩して第2メタリ
コン層11面を露出して、この露出面にはんだめっき1
4を施し、しかる後、所定の静電容量毎に切断し、図4
に示すように単位コンデンサ素子15を形成してなるも
のである。
【0024】以上のような構成になるチップ形積層フィ
ルムコンデンサの製造方法によれば、蒸着金属がアルミ
ニウムからなり、かつ蒸着金属と接触する第1メタリコ
ン層7が蒸着金属と同じアルミニウムとしているため、
異種金属接合による局部電池が形成されず、高湿度環境
における蒸着金属の劣化が抑えられ、高耐湿性を示す。
また、メタリコン電極12として第1メタリコン層7上
に外部への接続部となる第2メタリコン層11を形成す
るもので、この第2メタリコン層11の形成が加圧・加
熱処理後に行うものであるため、第1メタリコン層7は
薄く形成することができ、その後の加圧・熱処理工程に
おけるフィルムの収縮にもよく追随し、tanδの劣化
のない安定した特性化に貢献する。
【0025】また、第2メタリコン層11がNi,Cu
であるため、後に行われるはんだめっきの下地となるほ
か、基板などへのはんだ付けに必要な厚さ形成に寄与す
る。
【0026】更に、母素子を予備切断して得た切断片を
単なる熱処理に止まらず、加圧処理を加えた熱処理とし
ているため、フィルム層間の優れた密着状態が得られ、
実装時のはんだ熱に絶え得ることが可能となり、実装作
業に貢献すること大である。
【0027】次に、本発明の効果について実施例に基づ
き説明する。
【0028】実施例1 前述の実施例にて説明した手段で形成した母素子の両端
面にアルミニウム金属を溶射して0.1mm厚の第1メ
タリコン層を形成し、その後、150℃で約2時間熱処
理を行い、熱処理後前記母素子を大口径巻芯より取り外
して、まず半円状に予備切断し二分割し、次に、この二
分割切断した半円状母素子を分離して半円状切断片5個
を準備し、5個の半円状切断片それぞれの加圧・加熱処
理条件を違わせた状態で加熱された油圧プレスで加圧・
加熱処理し、5個のステック状切断片を得る。次に、こ
の5個のステック状切断片それぞれの両端面を構成する
第1メタリコン層上にCuを溶射して0.7mm厚の第
2メタリコン層を形成しメタリコン電極を構成し、しか
る後、粘度400cps、表面張力20dyne、Tg
100℃の低粘度液状エポキシ樹脂を真空度10mmH
gで3分間含浸処理し、続いて135℃で2時間加熱し
て硬化し、次に、前記メタリコン電極端面を研摩して第
2メタリコン層面を露出して、この露出面にはんだめっ
きを施し、しかる後、切断して得た(50V−0.1μ
F)のチップ形積層フィルムコンデンサの加圧・加熱処
理条件に対する強度、tanδ及び耐熱性について比較
した結果、図5〜図7に示すようになった。
【0029】しかして、図5〜図7から明らかなよう
に、加圧・加熱処理条件中、温度190℃未満でははん
だ耐熱性が低下し、温度215℃を越えると強度が低下
する。また、加圧・加熱処理条件中、圧力10kg/c
2 以下でははんだ耐熱性が低下し、圧力40kg/c
2 を越えるとtanδが増加傾向を示す。更に加圧・
加熱処理条件中、時間が1時間を越えるとtanδが増
加傾向を示し、かつ強度の低下傾向が著しいことより、
加圧・加熱処理条件として、温度190〜215℃で圧
力10〜40kg/cm2 で1時間以内と設定するのが
実用上最適であった。
【0030】実施例2 前述の実施例にて説明した手段で形成した母素子の両端
面にアルミニウム金属を溶射して0.1mm厚の第1メ
タリコン層を形成し、その後、150℃で約2時間熱処
理を行い、熱処理後前記母素子を大口径巻芯より取り外
して、まず半円状に予備切断し二分割し、次にこの二分
割切断した半円状母素子を分離して得た半円状切断片を
温度190℃、圧力20kg/cm2 で1時間加圧・加
熱処理し、ステック状切断片を得る。次に、このステッ
ク状切断片の両端面を構成する第1メタリコン層上にC
uを溶射して0.7mm厚の第2メタリコン層を形成し
てメタリコン電極を構成し、しかる後、粘度400cp
s、表面張力20dyne、Tg100℃の低粘度液状
エポキシ樹脂を真空度10mmHgで3分間含浸処理
し、続いて135℃で2時間加熱して硬化し、次に、前
記メタリコン電極端面を研摩して第2メタリコン層面を
露出して、この露出面にはんだめっきを施し、しかる後
切断して製作した本発明Aと、従来技術として前述した
特開平1−287913号公報にて開示された技術にて
製作した従来例Bとのはんだ耐熱性を比較した結果、図
8に示すように本発明Aのものが耐熱性において優れて
おり、また、従来例Bのものは微少な湾曲部が残り、基
板との隙間が生じはんだ付け不良が発生したが、本発明
Aのものは湾曲部もなくはんだ付け不良は皆無であっ
た。
【0031】実施例3 上記実施例2と同一手段で製作した本発明Aと従来技術
として前述した特開平1−73708号公報にて開示さ
れた技術にて製作した従来例Cとの強度及びtanδ特
性を比較した結果、図9に示すように本発明Aのものの
特性が著しく改善されていることがわかった。
【0032】実施例4 上記実施例2と同一手段で製作した本発明Aと従来技術
として前述した特開平3−12910号公報にて開示さ
れた技術にて製作した従来例Dとの85℃−80%RH
条件下での時間に対する静電容量変化率を比較した結
果、図10に示すように従来例Dのものは200時間経
過時点から急激に静電容量減少を来たしたのに対して、
本発明Aのものは800時間経過時点においても変化が
僅かで、耐湿特性が著しく向上できることを示した。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、耐湿性及び耐熱性特性
に優れていることは元より、はんだ付け性,tanδ特
性及び素子強度に優れたチップ形積層フィルムコンデン
サの製造方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る大口径巻芯に母素子を
形成した状態を示す要部断面図。
【図2】本発明の一実施例に係る半円状母素子を示す正
面図。
【図3】本発明の一実施例に係るステック状切断片を示
す斜視図。
【図4】本発明の一実施例に係る単位コンデンサ素子を
示す一部切欠斜視図。
【図5】加圧・加熱処理条件である、温度,圧力,時間
それぞれに対する強度特性曲線図。
【図6】加圧・加熱処理条件である、温度,圧力,時間
それぞれに対するtanδ特性曲線図。
【図7】加圧・加熱処理条件である、温度,圧力,時間
それぞれに対するはんだ耐熱特性曲線図。
【図8】本発明と従来例のはんだ耐熱特性分布図。
【図9】本発明と従来例の強度及びtanδ特性分布
図。
【図10】本発明と従来例の時間に対する静電容量変化
率特性曲線図。
【符号の説明】
1 大口径巻芯 3 アルミニウム金属化ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム 6 母素子 7 第1メタリコン層 8 半円状母素子 9 半円状切断片 10 ステック状切断片 11 第2メタリコン層 12 メタリコン電極 13 表面樹脂層 14 はんだめっき 15 単位コンデンサ素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大口径巻芯に一対のアルミニウム金属化
    プラスチックフィルムを所定の回数巻回し母素子を形成
    する工程と、前記母素子の両端面にアルミニウムからな
    る第1メタリコン層を形成する工程と、前記母素子を複
    数個に予備切断し切断片を形成する工程と、この切断片
    を上下から温度190〜215℃、圧力10〜40kg
    /cm2 、1時間以内の加圧・加熱処理する工程と、前
    記切断片の第1メタリコン層上にCu又はNiからなる
    第2メタリコン層を形成しメタリコン電極を構成する工
    程と、このメタリコン電極を含む前記切断片に低粘度液
    状熱硬化性樹脂を含浸−硬化する工程と、前記メタリコ
    ン電極表面を研摩しメタリコン電極を露出する工程と、
    この露出したメタリコン電極をメッキ処理する工程と、
    しかる後、前記切断片を切断し所要静電容量の単位コン
    デンサ素子を形成する工程とを順次経ることを特徴とす
    るチップ形積層フィルムコンデンサの製造方法。
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