JPH0614817U - 床暖房パネルの配線接続構造 - Google Patents

床暖房パネルの配線接続構造

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JPH0614817U
JPH0614817U JP5256592U JP5256592U JPH0614817U JP H0614817 U JPH0614817 U JP H0614817U JP 5256592 U JP5256592 U JP 5256592U JP 5256592 U JP5256592 U JP 5256592U JP H0614817 U JPH0614817 U JP H0614817U
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floor heating
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panel
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彦己 田野岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 給電部材20とこれに当接する床暖房パネル
10とによって床面が形成され、各々の側縁面に配設さ
れた引出し・収納自在端子部23、13bが連結されて
給電部材20内の給電配線と床暖房パネル10内のヒー
ターとが通電する。 【効果】 各床暖房パネルへ効率よく電流を供給するこ
とが可能となり、しかも配線接続作業およびパネル施工
が極めて容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、床暖房パネルの配線接続構造に関するものである。さらに詳しく は、この考案は、電熱式床暖房パネルのヒーターに効率よく電流を供給すること ができ、しかもパネルの取付施工を簡単に行なうことのできる新しい配線接続構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、室内暖房システムの一つとして、たとえば図4にその断面図を例示 したようなヒーター内蔵型の床暖房パネルが知られている。 この床暖房パネル(ア)の場合には、たとえば表面化粧を施した表層材(イ) と、断熱性に優れた基材合板(ウ)とからなるパネル本体の内部に、鉄板製等の 均熱板(エ)と電熱式のヒーター(オ)を内蔵している。
【0003】 この床暖房パネル(ア)は、床暖房施工に要する部材を積層一体化した構造か らなるため、個々のパネルを接合させて床面を施工することによって、任意の広 さの床暖房システムを完成することができるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の床暖房パネルの場合には、複数枚のパネルを 敷き合わせる場合に、各々のヒーター(オ)に電源を供給するための配線接続が 容易ではなかった。 従来、このようなパネル間の配線には、たとえば図5(a)に示したように、 各床暖房パネル(ア)をから順次直列に配線接続して、分電盤(A)から各ヒ ーターへの電流供給経路を構成する方法が採られてきた。しかしながら、この方 法の場合には、たとえばパネル−と、パネル−のように、配線接続方向 が2方向となるため、施工時の配線接続作業がきわめて煩雑であった。さらに、 この方法の場合には、図5(b)にその回路図を示したように、電流がパネル から順次流れる間にその強度が減衰していくため、最後のパネルまで必要な強度 の電流を供給するためには、大量の電流(たとえば16〜20A)を分電盤(A )より流さなければならず、しかもこの電流を初めに受けるパネルには、他の パネルよりも太い内部配線(2.0mm2 以上)を配設しなければならなかった 。このため、たとえば図6に示したように、分電盤(A)からの電流をジョイン トボックス(カ)を介して、3枚の床暖房パネル(ア)毎に並列で供給する配線 方法も用いられている。この方法の場合には、各パネル内の配線方向が−− といずれも同一方向であり、電流が直列で流れるパネル数が少ないため、各パ ネル間に流れる電流量が大きく変化することもない。しかしながら、各パネル列 からの引出し線(キ)をすべてジョイントボックス(カ)内で一本づつ圧着かし め接続しなければならず、その作業がきわめて面倒であった。
【0005】 さらに、図5および図6に示したような従来の方法の場合には、各パネル相互 の配線接続を、パネルを全て裏返して行なわなければならないため、その後のパ ネル取付け施工も容易ではなかった。 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の床暖房パ ネルの配線接続に係る欠点を解消し、パネル施工における配線接続を容易かつ正 確に行なうことができる新しい床暖房パネルの配線接続構造を提供することを目 的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、給電部材とこれに当接する床 暖房パネルとによって床面が形成され、各々の側縁面に配設された引出し・収納 自在端子部が連結されて給電部材内の給電配線と床暖房パネル内のヒーターとが 通電されていることを特徴とする床暖房パネルの配線接続構造を提供する。
【0007】 またこの考案は、上記給電部材の表層材が床暖房パネルの表層材と同一のもの であることを好ましい態様としてもいる。
【0008】
【作用】
この考案の配線接続構造においては、張り合わせて敷設する複数枚の床暖房パ ネルのいずれかの側縁に、各床暖房パネルのヒーターへ電流を供給する給電配線 を内蔵した給電部材を配し、給電部材から引き出した端子部と床暖房パネルから 引き出した端子部とを連結してこの連結した端子部を給電部材および/または床 暖房パネル内に収納した状態で給電部材と床暖房パネルとを突き合わせ接合する 。各床暖房パネルのヒーターへの電流は、給電部材を介してパネル列毎に並行し て供給され、各パネル列の配線接続方向は一方向となる。また、直列電流を供給 するパネルの枚数も少数となる。
【0009】
【実施例】
以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この考案についてさらに詳しく説 明する。 図1は、この考案の配線接続構造に用いる床暖房パネルと給電部材の一実施例 を示した分解斜視図である。
【0010】 たとえばこの床暖房パネル(10)は、表面化粧を施した表層材(11)と基 材合板(12)とからなり、基材合板(12)の両側縁面には、内蔵するヒータ ーに接続する端子部(13a)(13b)を備えている。この端子部(13a) (13b)は、基材合板(12)の凹部(14)に収納することができ、しかも 接続コード(15)によって任意の距離まで引き出すことができる。
【0011】 一方、給電部材(20)は、床暖房パネル(10)の表層材(11)と同一の 表面化粧を施した表層材(21)と基部(22)とからなり、全体として床暖房 パネル(10)と略同一の厚みを有している。そして、基部(22)の少なくと も一方の側縁面には、内蔵する給電配線に接続する端子部(23)を前後2ケ所 に備えており、これらの端子部(23)は、基部(22)の凹部(24)に収納 することができ、かつ接続コード(25)によって任意の距離まで引き出すこと ができる。さらに基部(22)の一方の端面には、同じく接続コード(25)を 有し、凹部(24)に対して引出し・収納自在な端子部(26a)を備えており 、他方の端面には、この端子部(26a)と接続可能な端子部(26b)を備え ていて、これらの端子部(26a)(26b)によって複数の給電部材(20) を直列に連結することができる。また、端子部(26b)には、分電盤と給電部 材(20)を通電させるケーブル(27)を直接連結することができ、これによ って給電部材(20)に電流が供給され、さらに給電部材(20)の端子部(2 3)と床暖房パネル(10)の端子部(13b)を連結することによって床暖房 パネル(10)のヒーターに電流が供給される。また、床暖房パネル(10)は 、その端子部(13a)によって、隣接する床暖房パネル(10)と順次直列に 配線接続し、給電部材(10)からの電流がこれらのパネル列に供給される。
【0012】 このようにして互いの端子部(13b)(23)を接続したのち、床暖房パネ ル(10)と給電部材(20)を突き合わせて接合させる。その際に、端子部( 13b)(23)はそれぞれの凹部(14)(24)に収納される。そして給電 部材(20)は床暖房パネル(10)とともに床面の一部を構成する。 図2は、このようにして配線接続した床暖房パネル(10)と給電部材(20 )の敷設例を示した平面図である。
【0013】 たとえばこの図2に例示したように、この考案の配線接続構造の場合には、各 床暖房パネル(10)間および給電部材(20)と床暖房パネル(10)間の配 線方向が全て一方向であり、しかもその接続は端子部(13a)(13b)(2 3)の連結によって簡単に行なうことができるため現場での作業が極めて容易と なる。また、その際に各床暖房パネル(10)を表向にしたまま作業することが できる。
【0014】 さらに、このようにして各床暖房パネル(10)への電流供給回路を構成した 場合には、図3にその回路図を例示したように、一つの直列回路を構成する床暖 房パネル(10)の枚数が少なくなるために、少ない通電量でも、すべての床暖 房パネル(10)に十分な電流が供給される。そのため、各パネルの内部配線( 30)を同一径をすることができる。
【0015】 もちろんこの考案は以上の例によって限定されるものではなく、細部の構成等 については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
以上詳しく説明した通り、この考案の配線接続構造により、各床暖房パネルへ 効率よく電流を供給することが可能となり、しかも配線接続作業およびパネル施 工が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に用いる床暖房パネルと給電部材の一
実施例を示した斜視図である。
【図2】この考案の配線接続構造によるパネル敷設例を
示した平面模式図である。
【図3】この考案の配線接続構造における電流供給経路
を例示した回路図である。
【図4】一般的な床暖房パネルの内部構造を例示した断
面図である。
【図5】(a)(b)は、各々、従来の配線接続方法を
例示した平面模式図と、その回路図である。
【図6】従来の別の配線接続方法を例示した平面模式図
である。
【符号の説明】
10 床暖房パネル 11 表層材 12 基材合板 13a、13b 端子部 14 凹部 15 接続コード 20 給電部材 21 表層材 22 基部 23、26a、26b 端子部 24 凹部 25 接続コード 27 ケーブル 30 内部配線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電部材とこれに当接する床暖房パネル
    とによって床面が形成され、各々の側縁面に配設された
    引出し・収納自在端子部が連結されて給電部材内の給電
    配線と床暖房パネル内のヒーターとが通電されているこ
    とを特徴とする床暖房パネルの配線接続構造。
  2. 【請求項2】 給電部材の表層材が、床暖房パネルの表
    層材と同一のものからなる請求項1の床暖房パネルの配
    線接続構造。
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JP2013019668A (ja) * 2012-10-29 2013-01-31 Eidai Co Ltd 配線ケーブルと配線パネルの組み合わせ

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