JPH06136985A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH06136985A
JPH06136985A JP28486092A JP28486092A JPH06136985A JP H06136985 A JPH06136985 A JP H06136985A JP 28486092 A JP28486092 A JP 28486092A JP 28486092 A JP28486092 A JP 28486092A JP H06136985 A JPH06136985 A JP H06136985A
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chain
pallet
floor
parking
chains
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Katsuji Enami
勝治 榎並
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Abstract

(57)【要約】 【目的】立体駐車装置の高層化によってパレットが各階
を長ストロークで移動する場合でも信頼性の高いチェー
ンによる吊り構造を実現することにある。 【構成】チェーン41〜44によってパレット22が吊
られている。各チェーン41〜44は、パレット22を
上階から下階まで降下させることのできる長さを有して
いる。チェーン41〜44の一端側はパレット22に連
結されている。昇降駆動部30は、駆動スプロケット5
1〜54と、昇降駆動モータ60などを備えている。駆
動スプロケット51〜54の近傍に、チェーン飛び防止
ガイド91と巻込み防止ガイド92とからなるチェーン
ガイド部90が設けられている。駆動スプロケット51
〜54の下方にチェーン溜め77,78が設けられてお
り、チェーン溜め77,78の内部にチェーン崩し部8
1が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3段以上の駐車階数を
有しかつ横方向に複数列の駐車スペースを有する立体駐
車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駐車場に使われる敷地を有効
に活用するために、複数の駐車段数を有しかつ横方向に
複数列の駐車スペースを設けた立体駐車装置が知られて
いる。例えばピット式立体駐車装置の場合、地下に築造
されたピットと地上に構築された2階分の駐車段を横方
向に複数列並べている。この立体駐車装置は、地上1階
の床部分に横方向に水平移動可能に設けられた横行パレ
ットと、ピット内と地上1階との間を1階ストローク分
だけ昇降可能な下段昇降パレットと、地上1階と2階と
の間を1階ストローク分だけ昇降可能に設けられた上段
昇降パレットを備えている。すなわちこのピット式立体
駐車装置は、地下1階、地上2階の3段式駐車装置であ
り、地上1階部分にパレット1台分の空きスペースが必
要であるため、横方向にn列並べた場合の駐車台数は
(3n−1)の収容能力である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のピット式立体駐
車装置は、ピットの築造に手間がかかり、工事費が高く
つくとともに工事に日数がかかる。しかも都心のピット
築造については時間と費用もさることながら、隣地との
関係などもあって物理的に築造不可能なケースが多い。
そこで、ピットを用いずに高収容能力を図るには、地上
に3階以上の駐車段数を設けることによって高層化する
必要がある。
【0004】ところが立体駐車装置を高層化すると、2
階より上の各階のパレットの昇降ストロークが階数に応
じて長くなるため、パレットの昇降駆動部に格別な配慮
が必要となる。すなわち高層化された立体駐車装置で
は、パレットの昇降動作が長ストローク化するために、
チェーンによる吊り方式では各パレットごとのチェーン
の取り回しが難しいことから、一般的にワイヤロープ式
の昇降駆動部が採用される。ワイヤロープ式の昇降駆動
部を用いた場合、カウンタウエイトをなくすために、パ
レットを吊持するワイヤロープをドラムに巻付け、この
ドラムをモータによって回転させることにより、ドラム
に対するワイヤロープの巻取りあるいは繰出しを行っ
て、パレットの昇降動作をなすように構成される。
【0005】しかしながらワイヤロープ式の昇降駆動部
は、ワイヤロープを無理なく巻取るためには外径の大き
なドラムを用いる必要があり、しかもワイヤロープのド
ラムへの巻付け進入角度が変化するため、ワイヤロープ
の長さ方向中間部分を支えているパレット吊上げプーリ
に悪影響が生じたり、ワイヤロープをドラムに巻付ける
ことによるワイヤロープの耐久性および引張り強度に問
題があった。
【0006】従って本発明の目的は、駐車階の高層化に
よってパレットが各階を長ストロークで移動するような
場合でも信頼性の高いチェーンによる吊り構造を実現で
きるような立体駐車装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明は、3階以上の駐車段数を有しかつ横
方向に複数列の駐車スペースを有する立体駐車装置にお
いて、各列の最下階の駐車スペースに横行可能な下階パ
レットを設けるとともにこの最下階に少なくともパレッ
ト1台分の空きスペースを設け、各列の最上階の駐車ス
ペースにはチェーン式昇降駆動部によって最上階から最
下階にわたるストローク範囲を昇降可能に吊持された上
階パレットを設け、更に各列の中間階の駐車スペースに
横行可能な横行フレームを設けるとともにこの中間階に
少なくともパレット1台分の空きスペースを設けかつ上
記横行フレームにチェーン式昇降駆動部によって中間階
から最下階にわたるストローク範囲を昇降可能に吊持さ
れた中間パレットを設けている。
【0008】そして上記チェーン式昇降駆動部は、上記
パレットの一側部に接続された前後一対のチェーンと、
上記パレットの他側部に接続された前後一対のチェーン
と、上記各チェーンを巻掛ける駆動スプロケットと、こ
の駆動スプロケットを回転させる昇降駆動モータと、上
記パレットが上昇する際に上記駆動スプロケットから送
り出されて垂れ下がるチェーンの弛み側余剰部分を収容
するチェーン溜めと、上記駆動スプロケットに対するチ
ェーンの噛合い部分の近傍に設けられていてチェーンが
駆動スプロケットに噛合うようにチェーンを案内するチ
ェーンガイド部とを具備している。
【0009】
【作用】昇降駆動モータによってパレットを上昇させる
方向に駆動スプロケットを回転させると、この駆動スプ
ロケットに噛合っているチェーンの弛み側余剰部分がチ
ェーンガイド部によって案内されつつチェーン溜めに送
り込まれ、チェーン溜め内部のチェーン崩し部などによ
って適当に崩されながらチェーン溜めの内部にコンパク
トに収容される。パレットを降下させる方向に駆動スプ
ロケットを回転させる時には、チェーン溜めに収容され
ているチェーンの弛み側余剰部分がチェーンガイド部に
よって案内されつつ、駆動スプロケットの回転に伴って
チェーン溜めから繰出されるため、チェーン溜め内部の
チェーン余剰部分の量が減少してゆく。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1ない
し図8を参照して説明する。図6に示された立体駐車装
置10は、地上に構築された固定フレーム11を備えて
いる。固定フレーム11は、フレーム要素としての垂直
方向の支柱フレーム12や水平方向の梁フレーム13お
よび適宜の補強材などを組合わせて構築したものであ
り、高さ方向に1階(最下階)からi階(最上階)まで
3階以上の駐車段数を有するとともに、正面から見て横
方向に複数列(1〜n列)の駐車スペースを有してい
る。各列の最下階に位置する駐車スペース15は、自動
車を前後方向から入出庫できる広さの出入り口を有して
いる。なお図7に示されるように、奥行き方向に複数連
(1〜k連)の駐車スペースが設けられていてもよい。
【0011】この立体駐車装置10は、各列の最下階の
駐車スペース15に、横行可能な下階パレット19が配
置されている。下階パレット19の数は列数nよりも1
つ少なく、最下階にパレット1台分の空きスペース20
が確保されている。また、各列の最上階の駐車スペース
21に、列数と同数の上階パレット22が設けられてい
る。また、各列の中間階の駐車スペース23に、列数n
よりも1つ少ない数の中間パレット24が設けられてい
る。従って、各中間階にもそれぞれパレット1台分の空
きスペース25が確保される。
【0012】下階パレット19は、この立体駐車装置1
0を正面から見て左右方向に延びるガイド部材(図示せ
ず)に沿って、図示しない横行駆動機構により水平方向
に移動させることができるようになっている。つまり、
全ての下階パレット19は、少なくとも空きスペース2
0の幅に相当するストローク範囲を横行可能としてあ
る。
【0013】一方、上階パレット22は、図1および図
3に示される上階パレット用のチェーン式昇降駆動部3
0によって、最上階から最下階にわたるストローク範囲
を下降および上昇させることができるように構成されて
いる。図3は、上階パレット22が最上階まで上昇した
状態を示し、図5は上階パレット22が最下階まで降下
し着床した状態を示している。
【0014】上階パレット用の昇降駆動部30は、最上
階縦梁フレーム13aに設けられたパレット吊上げ用の
ガイドプーリ31,32,33,34と、片側に位置す
るガイドプーリ31,32に巻掛けられた前後一対のチ
ェーン41,42と、他側のガイドプーリ33,34に
巻掛けられた前後一対のチェーン43,44を備えてい
る。チェーン41〜44は、図8等に示されるように、
いずれも、多数のリンク45をピン46によって回動自
在につないだローラチェーンである。これらのチェーン
41〜44は、上階パレット22を最上階から最下階ま
で降下させることのできる長さを有している。
【0015】各チェーン41〜44の一端側に上階パレ
ット22が接続されており、チェーン41〜44によっ
て上階パレット22が吊持されている。チェーン41〜
44の他端側の長さ方向中間部分は駆動スプロケット5
1,52,53,54に巻掛けられている。駆動スプロ
ケット51〜54は昇降駆動シャフト55に固定されて
おり、互いに一体に回転する。昇降駆動シャフト55
は、最上階縦梁フレーム13aに設けられた軸受56,
57によって回転自在に支持されている。
【0016】昇降駆動シャフト55は、駆動源としての
昇降駆動モータ60によって回転させられるようになっ
ている。昇降駆動モータ60と昇降駆動シャフト55と
の間に動力伝達機構61が設けられている。図示例の動
力伝達機構61は、昇降駆動モータ60に設けられた減
速機62と、減速機62の出力軸に取付けられた一次側
スプロケット63と、昇降駆動シャフト55に設けられ
た二次側スプロケット64と、これらスプロケット6
3,64に巻掛けられたチェーン等の巻掛け伝動体65
などを備えている。モータ60は最上階横梁フレーム1
3bに支持されている。
【0017】最上階縦梁フレーム13aにセンサ手段7
0が設けられている。図示例のセンサ手段70は、パレ
ット上昇端検出用のセンサ71と、非常用の上昇端検出
センサ72を備えている。また、チェーン43の長さ方
向中間部分に、被検出部の一例としてのセンサストライ
カ73が固定されている。
【0018】センサストライカ73は、上階パレット2
2が所定の上限位置(上昇端)まで上昇した時に、パレ
ット上昇端検出用のセンサ71に接触することにより、
上階パレット22が上昇端に達したことを検出できるよ
うにしている。非常用の上昇端検出センサ72は、何ら
かの原因によって上昇端検出用のセンサ71がセンサス
トライカ73を検出しなかった時に、上昇端検出用のセ
ンサ71に代わって上階パレット22が上昇端に達した
ことを検出する。
【0019】片側の駆動スプロケット51,52の下方
に、箱状のチェーン溜め77が設けられている。他側の
駆動スプロケット53,54の下方にもチェーン溜め7
8が設けられている。図3に一方のチェーン溜め77を
代表して示したように、チェーン溜め77の上端側は開
口し、この開口の上方に駆動スプロケット51,52の
チェーン排出部80が位置している。チェーン溜め7
7,78の上下方向の長さは、上階パレット22の昇降
ストロークに応じてチェーンの余剰部分41a〜44a
を収容するに足る寸法としている。
【0020】チェーン溜め77,78の底に、それぞれ
山形のチェーン崩し部81が設けられている。チェーン
崩し部81は、その上端が駆動スプロケット51〜54
のチェーン排出部80に向かって突出しており、チェー
ン排出部80から垂れ下がってくるチェーンの弛み側余
剰部分41a〜44aがこのチェーン崩し部81に接す
ることによって、余剰部分41a〜44aが前後に振り
分けられながら、棒状溜まり現象を生じることなくチェ
ーン溜め77,78の内部に積み重なるようにしてい
る。
【0021】上記チェーンの余剰部分41a〜44aの
先端は、チェーン溜め77,78の内部に設けられたチ
ェーン固定部85(図3に一部を代表して図示する)に
接続されている。チェーン溜め77,78の内部に、下
降端検出用のセンサ86と非常用の下降端検出センサ8
7が設けられている。下降端検出用のセンサ86は、上
階パレット22が図5に示される着床状態に至った時
に、チェーン溜め77,78の内部においてU状に垂れ
下がるチェーンの余剰部分41a〜44aがこのセンサ
86に接することによって、上階パレット22が着床し
たことを検出できるようにしている。非常用の下降端検
出センサ87は、何らかの原因によって下降端検出用の
センサ86が上階パレット22の着床を検出しなかった
時に、下降端検出用のセンサ86に代わって上階パレッ
ト22の着床を検出するようになっている。これらのセ
ンサ86,87は、下降端検出用のセンサ手段88を構
成している。
【0022】駆動スプロケット51〜54の近傍に、チ
ェーンガイド部90が設けられている。図8にチェーン
ガイド部90の一部を拡大して示すように、図示例のチ
ェーンガイド部90は、各駆動スプロケット51〜54
の外周部に沿って上方から下方に延びるチェーン飛び防
止ガイド91と、各駆動スプロケット51〜54の下方
に位置する巻込み防止ガイド92を備えている。
【0023】チェーン飛び防止ガイド91と巻込み防止
ガイド92との間の隙間93は、駆動スプロケット51
〜54の上から駆動スプロケット51〜54の外周部に
沿って湾曲しながら、下方すなわち駆動スプロケット5
1〜54の接線方向に延びている。従ってチェーン飛び
防止ガイド91の上部内面に、駆動スプロケット51〜
54の外周部に沿うコーナー湾曲部94が形成されてい
る。このような形状のチェーン飛び防止ガイド91と巻
込み防止ガイド92を使用することにより、チェーン4
1〜44が図8中の矢印F方向に移動する際に、チェー
ン41〜44を円滑かつ確実に駆動スプロケット51〜
54に噛合わせることができるようになって、いわゆる
歯飛び現象なども防止できる。
【0024】また、チェーン飛び防止ガイド91と巻込
み防止ガイド92との隙間93の下端側に、「ハ」字形
に広がる傾斜面97が設けられており、チェーンの弛み
側余剰部分41a〜44aが屈曲状態のまま矢印R方向
に移動する際に、この余剰部分41a〜44aがストレ
ートに伸ばされながら上昇することによって、駆動スプ
ロケット51〜54に対してチェーン41〜44が円滑
に噛合うことができるようにしている。
【0025】上記構成の上階パレット用昇降駆動部30
は、昇降駆動モータ60を回転させることによって駆動
スプロケット51〜54を回転させると、駆動スプロケ
ット51〜54の回転方向に応じてチェーン41〜44
の吊上げあるいは吊下ろしがなされるため、上階パレッ
ト22が、図3に示される上昇端から図5に示される下
降端にわたるストローク範囲を昇降する。上階パレット
22が降下して着床すると、チェーンの弛み側余剰部分
41a〜44aが下降端検出用のセンサ86に接するこ
とにより昇降駆動モータ60が停止し、上階パレット2
2が着床位置で停止する。
【0026】昇降駆動モータ60を逆方向に回転させれ
ば、上階パレット22が上昇し、図3に示される上昇端
まで上昇したところで、センサストライカ73が上昇端
検出用のセンサ71に接することにより昇降駆動モータ
60の回転が停止し、上階パレット22が上昇端にて停
止する。
【0027】次に、中間パレット24を駆動するための
中間パレット駆動機構100について、図2および図4
を参照して説明する。この中間パレット24は、少なく
とも前記空きスペース25(図6参照)の幅に相当する
ストローク範囲を水平方向に移動させることができると
ともに、中間階から最下階にわたるストローク範囲を下
降および上昇させることができるように構成されてい
る。
【0028】図2および図4に示されるように、中間パ
レット駆動機構100は横行フレーム110を備えてい
る。横行フレーム110の前部と後部に、それぞれ横行
用の駆動輪111と従動輪112が設けられている。駆
動輪111と従動輪112はそれぞれ水平方向に延びる
ガイドレール115,116に転接しており、ガイドレ
ール115,116に沿って横行フレーム110が走行
できるようになっている。ガイドレール115,116
は支柱フレーム12に固定されている。
【0029】上記駆動輪111は横行駆動シャフト12
0に取付けられている。横行駆動シャフト120に横行
駆動スプロケット121が取付けられている。横行駆動
スプロケット121に巻掛けられた横行駆動チェーン1
22は、減速機付きの横行駆動モータ123の出力軸に
設けられた出力スプロケット124に巻掛けられてい
る。従って横行駆動モータ123が回転することにより
横行駆動シャフト120が回転すると、駆動輪111が
回転することによって、横行フレーム110が右あるい
は左方向へと走行する。
【0030】横行フレーム110に、中間パレット用の
チェーン式昇降駆動部130が設けられている。この昇
降駆動部130は、横行フレーム110に設けられたパ
レット吊上げ用のガイドプーリ131,132,13
3,134と、片側に位置するガイドプーリ131,1
32に巻掛けられた前後一対のチェーン141,142
と、他側のガイドプーリ133,134に巻掛けられて
いる前後一対のチェーン143,144を備えている。
各チェーン141〜144は、前述した上階パレット用
のチェーン41〜44と同様のローラチェーンである。
これらのチェーン141〜144は、中間パレット24
を中間階から最下階まで降下させることのできる長さを
有している。
【0031】各チェーン141〜144の一端側に中間
パレット24が接続されており、チェーン141〜14
4によって中間パレット24が吊持されている。各チェ
ーン141〜144の他端側の長さ方向中間部分は駆動
スプロケット151,152,153,154に巻掛け
られている。駆動スプロケット151〜154は昇降駆
動シャフト155に固定されており、互いに一体に回転
する。昇降駆動シャフト155は、横行フレーム110
に設けられた軸受156,157によって回転自在に支
持されている。
【0032】昇降駆動シャフト155は、駆動源として
の昇降駆動モータ160によって回転させられるように
なっている。昇降駆動モータ160と昇降駆動シャフト
155との間に動力伝達機構161が設けられている。
図示例の動力伝達機構161は、昇降駆動モータ160
に設けられた減速機162と、減速機162の出力軸に
取付けられた一次側スプロケット163と、昇降駆動シ
ャフト155に設けられた二次側スプロケット164
と、これらスプロケット163,164に巻掛けられた
チェーン等の巻掛け伝動体165などを備えている。モ
ータ160は横行フレーム110に支持されている。
【0033】横行フレーム110にセンサ手段170が
設けられている。図示例のセンサ手段170は、パレッ
ト上昇端検出用のセンサ171と、非常用の上昇端検出
センサ172を備えている。また、チェーン143の長
さ方向中間部分に、被検出部の一例としてのセンサスト
ライカ173が固定されている。
【0034】センサストライカ173は、この中間パレ
ット24が所定の中間階まで上昇した時に、上昇端検出
用のセンサ171に接触することにより、中間パレット
24が上昇端に位置したことを検出できるようにしてい
る。非常用の上昇端検出センサ172は、何らかの原因
によって上昇端検出用のセンサ171がセンサストライ
カ173を検出しなかった時に、上昇端検出用のセンサ
171に代わって中間パレット24が上昇端に達したこ
とを検出する。
【0035】片側の駆動スプロケット151,152の
下方に、箱状のチェーン溜め177が設けられている。
他側の駆動スプロケット153,154の下方にもチェ
ーン溜め178が設けられている。これらのチェーン溜
め177,178は、前述の上階パレット用昇降駆動部
30のチェーン溜め77,78と同様の形状をなしてお
り、各チェーン溜め177,178の底に、それぞれチ
ェーン崩し部181が設けられている。チェーン崩し部
181は、駆動スプロケット151〜154から垂れ下
がってくるチェーンの弛み側余剰部分141a〜144
aを前後に振り分けながらチェーン溜め177,178
の内部に積み重ねるようにしている。チェーン溜め17
7,178の上下方向の長さは、中間パレット24の昇
降ストロークに応じてチェーンの余剰部分141a〜1
44aを収容するに足る寸法としている。
【0036】チェーンの弛み側余剰部分141a〜14
4aの先端は、それぞれチェーン溜め177,178の
内部に設けられたチェーン固定部185(図4に一部を
代表して図示する)に接続されている。チェーン溜め1
77,178の内部に下降端検出用のセンサ186と、
非常用の下降端検出センサ187が設けられている。下
降端検出用のセンサ186は、中間パレット24が最下
階に着床した状態において、チェーン溜め177,17
8の内部においてU状に垂れ下がるチェーンの余剰部分
141a〜144aがこのセンサ186に接することに
よって、中間パレット24が着床したことを検出できる
ようにしている。非常用の下降端検出センサ187は、
何らかの原因によって下降端検出用のセンサ186が中
間パレット24の着床を検出しなかった時に、下降端検
出用のセンサ186に代わって中間パレット24の着床
を検出する。これらのセンサ186,187は、下降端
検出用のセンサ手段188を構成している。
【0037】駆動スプロケット151〜154の近傍に
チェーンガイド部190が設けられている。このチェー
ンガイド部190は図8に示された上階用のチェーンガ
イド部90と同一形状のチェーン飛び防止ガイド191
と巻込み防止ガイド192を備えており、駆動スプロケ
ット151〜154に対してチェーン141〜144を
円滑かつ確実に噛合わせることができるようにしてい
る。
【0038】上記構成の中間パレット用昇降駆動部13
0は、昇降駆動モータ160を回転させることによって
駆動スプロケット151〜154を回転させると、駆動
スプロケット151〜154の回転方向に応じてチェー
ン141〜144の吊上げあるいは吊下ろしがなされる
ため、中間パレット24が中間階から最下階にわたるス
トローク範囲を昇降する。中間パレット24が降下して
着床すると、チェーンの弛み側余剰部分141a〜14
4aが下降端検出用のセンサ186に接することにより
昇降駆動モータ160が停止し、中間パレット24が着
床位置で停止する。
【0039】昇降駆動モータ160を逆方向に回転させ
れば、中間パレット24が上昇し、所定の中間階まで上
昇したところで、センサストライカ173が上昇端検出
用のセンサ171に接することにより昇降駆動モータ1
60の回転が停止し、中間パレット24が上昇端にて停
止する。
【0040】上記構成の立体駐車装置10の昇降駆動部
30と中間パレット駆動機構100および下階パレット
19を動かす横行駆動機構は、図示しないマイクロコン
ピュータ等を用いたコントローラによって駆動制御がな
される。すなわち、入出庫すべきパレットの列と階など
が指定された時に、そのパレットが最下階まで降下する
ことができるように、当該パレットの真下に空きスペー
スがつくられたのち、当該パレットが最下階まで降下さ
せられる。
【0041】例えば、図6において左から4列目の最上
階のパレット22に乗っている自動車200を出庫させ
たい場合には、この上階パレット22の下に位置する中
間パレット24と下階パレット19を図11に矢印Aで
示すように横に1ストローク横行させることにより、自
動車200が乗っている上階パレット22の真下に空き
スペースが確保される。この状態で、上階パレット22
を矢印B方向に降下させて最下階に着床させることによ
り、自動車200を最下階の出入り口から出庫させるこ
とができる状態になる。入庫の際には上記とは逆の操作
が行われる。これらの一連の操作は、上記コントローラ
によって自動的になされるため、オペレータは操作パネ
ルに設けられた駐車位置指定ボタンを操作するだけでよ
い。
【0042】上階パレット22(あるいは中間パレット
24)が降下する時、チェーン溜め77,78(17
7,178)の内部に溜まっているチェーンの弛み側余
剰部分41a〜44a(141a〜144a)が駆動ス
プロケット51〜54(151〜154)の回転に伴っ
てチェーン溜め77,78(177,178)から繰出
されてゆく。この場合、チェーン溜め77,78(17
7,178)の内部でチェーンの余剰部分41a〜44
a(141a〜144a)が屈曲状態のまま上昇して
も、チェーンガイド部90(190)の下部のハ状の傾
斜面97によって、余剰部分41a〜44a(141a
〜144a)の屈曲状態が解かれ、ストレートになって
駆動スプロケット51〜54(151〜154)に案内
されるため、チェーン41〜44(141〜144)が
円滑かつ確実に駆動スプロケット51〜54(151〜
154)に噛合うようになる。
【0043】上階パレット22(あるいは中間パレット
24)が上昇する時には、チェーンの弛み側余剰部分4
1a〜44a(141a〜144a)が、駆動スプロケ
ット51〜54(151〜154)からチェーン溜め7
7,78(177,178)の内部に落とされる。この
場合、チェーンの余剰部分41a〜44a(141a〜
144a)がチェーン崩し部81(181)の上に落ち
ることにより、余剰部分41a〜44a(141a〜1
44a)が屈曲しかつ前後に振り分けられるなどして、
チェーン溜め77,78(177,178)の内部に下
から順に溜まってゆく。このため、チェーンの余剰部分
41a〜44a(141a〜144a)が棒状に立ち上
がるなどの好ましくない積層状態になることが回避され
る。
【0044】また、上述したパレット22(24)の上
昇時においては、各チェーン41〜44(141〜14
4)がチェーン飛び防止ガイド91,191によって駆
動スプロケット51〜54(151〜154)との噛合
いを保つ方向に案内されるため、各チェーン41〜44
(141〜144)が確実に駆動スプロケット51〜5
4(151〜154)に噛合うとともに、チェーンの余
剰部分41a〜44a(141a〜144a)が円滑に
チェーン溜め77,78(177,178)に送り出さ
れる。
【0045】なお、図9に示されるように、ベアリング
210によって回転自在に支持されたチェーン押さえプ
ーリ211をチェーンガイド部90,190に使用して
もよいし、あるいは図10に示すような上下方向に延び
るストレート形状のチェーン飛び防止ガイド91,19
1であってもチェーンガイド部90,190としての目
的は達成できる。
【0046】また、チェーン41〜44,141〜14
4はローラチェーンに限らず、例えばチェーンブロック
に使われるような長円リング状のリンクを順次つないだ
輪鎖形チェーンであってもよい。
【0047】なお、図12に示される立体駐車装置10
のように、各列(1〜n列)で階数が異なっていてもよ
い。この場合、各列の最上階にそれぞれ上階パレット2
2を配置するとともに、各列の最下階に下階パレット1
9とパレット1台分の空きスペース20を設ける。ま
た、各列の中間階に中間パレット24とパレット1台分
の空きスペース25を設ける。また、図13に示される
ように、奥行き方向に複数連(1〜k連)の駐車スペー
スをもつ立体駐車装置10において、各連ごとに階数を
異ならせる場合にも本発明は適用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、駐車階の高層化によっ
て上下方向に長ストロークで昇降動作するパレットをチ
ェーンによって確実に吊持し、しかも各チェーンを駆動
するスプロケットに対してチェーンを確実に噛合わせる
ことができ、チェーンの弛み側余剰部分もうまくまとめ
ることができるので、チェーンによる吊り構造を採用し
ていながらも駐車階の高層化が可能となり、駐車場敷地
を更に有効に活用できるとともに、カウンタウエイトを
用いる場合のような重量増加をまねくことがなく、ま
た、ワイヤロープをドラムに巻取る場合のような耐久性
あるいは強度上の問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す駐車装置の上階パレッ
ト用昇降駆動部の斜視図。
【図2】本発明の一実施例を示す駐車装置の中間パレッ
ト用昇降駆動部の斜視図。
【図3】図1に示された上階パレット用昇降駆動部を一
部断面で示す側面図。
【図4】図2に示された中間パレット用昇降駆動部を一
部断面で示す側面図。
【図5】図1に示された上階パレット用昇降駆動部が着
床した状態を一部断面で示す側面図。
【図6】本発明の一実施例を示す立体駐車装置の全体の
外観を示す正面図。
【図7】図6に示された立体駐車装置の側面図。
【図8】図1に示された昇降駆動部に使われるチェーン
ガイド部の側面図。
【図9】チェーンガイド部の変形例を示す側面図。
【図10】チェーンガイド部の他の変形例を示す側面
図。
【図11】図6に示された立体駐車装置における出庫時
の一例を示す正面図。
【図12】立体駐車装置の変形例を示す正面図。
【図13】立体駐車装置の他の変形例を示す側面図。
【符号の説明】
10…立体駐車装置、11…固定フレーム、19…下階
パレット、20…空きスペース、22…上階パレット、
24…中間パレット、25…空きスペース、30…上階
パレット用の昇降駆動部、41,42,43,44…チ
ェーン、51,52,53,54…駆動スプロケット、
60…昇降駆動モータ、70…センサ手段、77,78
…チェーン溜め、81…チェーン崩し部、90…チェー
ンガイド部、100…中間パレット駆動機構、110…
横行フレーム、130…中間パレット用の昇降駆動部、
141,142,143,144…チェーン、151,
152,153,154…駆動スプロケット、160…
昇降駆動モータ、170…センサ手段、177,178
…チェーン溜め、181…チェーン崩し部、190…チ
ェーンガイド部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3階以上の駐車段数を有しかつ横方向に複
    数列の駐車スペースを有する立体駐車装置において、 各列の最下階の駐車スペースに横行可能な下階パレット
    を設けるとともにこの最下階に少なくともパレット1台
    分の空きスペースを設け、各列の最上階の駐車スペース
    にはチェーン式昇降駆動部によって最上階から最下階に
    わたるストローク範囲を昇降可能に吊持された上階パレ
    ットを設け、更に各列の中間階の駐車スペースに横行可
    能な横行フレームを設けるとともにこの中間階に少なく
    ともパレット1台分の空きスペースを設けかつ上記横行
    フレームにチェーン式昇降駆動部によって中間階から最
    下階にわたるストローク範囲を昇降可能に吊持された中
    間パレットを設け、 上記チェーン式昇降駆動部は、上記パレットの一側部に
    接続された前後一対のチェーンと、上記パレットの他側
    部に接続された前後一対のチェーンと、上記各チェーン
    を巻掛ける駆動スプロケットと、この駆動スプロケット
    を回転させる昇降駆動モータと、上記パレットが上昇す
    る際に上記駆動スプロケットから送り出されて垂れ下が
    るチェーンの弛み側余剰部分を収容するチェーン溜め
    と、上記駆動スプロケットに対するチェーンの噛合い部
    分の近傍に設けられていてチェーンが駆動スプロケット
    に噛合うようにチェーンを案内するチェーンガイド部と
    を具備したことを特徴とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】上記チェーン溜めの内部に、上記駆動スプ
    ロケットからこのチェーン溜めに送り込まれてくるチェ
    ーンの弛み側余剰部分を倒すためのチェーン崩し部が設
    けられている請求項1記載の立体駐車装置。
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