JPH0613112Y2 - クリ−ム状物の容器 - Google Patents

クリ−ム状物の容器

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JPH0613112Y2
JPH0613112Y2 JP4119687U JP4119687U JPH0613112Y2 JP H0613112 Y2 JPH0613112 Y2 JP H0613112Y2 JP 4119687 U JP4119687 U JP 4119687U JP 4119687 U JP4119687 U JP 4119687U JP H0613112 Y2 JPH0613112 Y2 JP H0613112Y2
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JP
Japan
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container
ring
lid
support
cream
Prior art date
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Application number
JP4119687U
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English (en)
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JPS63149854U (ja
Inventor
成和 菊池
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Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Key Trading Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は容体と蓋とをヒンジ結合してなるクリーム状物
の容器に関する。
[従来の技術] クリーム状物の容器は、濡れた手や、クリームがついた
滑り易い手で蓋を開閉することが多いので、ねじ式の蓋
の場合は手が滑って開閉がしにくい。
そこで、近時、コンパクトと同じように容体と蓋とをそ
の後端部においてヒンジ結合し、容体と蓋のそれぞれの
前端部に配した係合部材を係合させて閉蓋状態を保持す
るクリーム状物の容器が提案されている。
このような容器は実開昭61−80249号公報に示さ
れている。この容器は、容体上部に弓形レバーを水平に
配し、この弓形レバーの両側部を容体両側面に枢着する
と共に、この弓形レバーの両端を蓋の縁部下面へ当接さ
せたものであり、弓形レバーの前部を下方へ押圧するこ
とにより蓋を開放するものである。
また、この容器においては、下方へ押圧された弓形レバ
ーは、蓋を閉塞する際に蓋の縁部下面によってその両端
が押圧されてその前部が元の位置に戻る。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、この容器においては蓋前部を下方へ押圧する
という一動作により、係合部材の係合と弓形レバーの復
元という二つの作用を行なうものであるから、蓋前部を
押圧するために大きな力が必要である。
特に、前述のようにクリーム状物の容器においては滑り
やすい手で押圧しなければならないので、蓋の閉塞に困
難を伴う。
そこで、本考案は滑りやすい手で押圧する場合であって
も蓋の閉塞が容易なクリーム状物の容器を提供しようと
するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るクリーム状物の容器は、容体と蓋とをその
後端部においてヒンジ結合し、容体上部の外周にリング
を嵌め、このリングを容体の後部において容体に結合す
ると共に、リングの前部をリング素材の持つ弾性により
若干上下動可能となし、また、蓋の前部にはリングの内
面と係合する係合部材を垂設している。
[作用] 本考案に係るクリーム状物の容器においては、リングの
前部を若干下方へ移動させると係合部材とリングの内面
との係合が解除され蓋は開放可能となる。蓋が開放され
ると、リングの前部はリング素材の持つ弾性によって若
干上方、すなわち、係合部材と係合していた位置に戻
る。この状態において、リングの前部は蓋の係合部材と
係合可能である。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
(1)は本考案に係るクリーム状物の容器であって、(10)
はこの容器(1)の容体である。容体(10)の上端外周には
切欠部(16)が環状に設けられ、この切欠部(16)に蓋(40)
の支持体(30)が嵌着されており、蓋(40)と支持体(30)と
は容器(1)の後端部でヒンジ結合されている。このよう
に支持体(30)を別パーツにし、容体(10)に嵌入すると成
形が容易になる。
容体(10)の外周面における支持体(30)の下方にはリング
状のリブ(12)が設けられている。このリブ(12)はその後
端において切除されたC字状であって、この切除部にお
けるリブ(12)の両端面(13)(13)には一対の支軸(14)(14)
が内方へ突設されている。
容体(10)のリブ(12)の上方には弾性を有する素材、例え
ば金属、プラスチックなどよりなるリング(20)が嵌めら
れている。このリング(20)は円形断面を有し、リブ(12)
と同じく後端が途切れたC字状に形成されている。リン
グ(20)の後端部には垂下片(22)が垂設され、この垂下片
(22)の下部には孔(23)が穿設されている。この孔(23)に
リブ(12)の支軸(14)が嵌入され、これにより、リング(2
0)は容体(10)によって回動自在に支持されている。
支持部材(30)の両側部下端には外方へ丸棒状の突起(38)
が対設され、この突起(38)はリング(20)の下面に当接し
ている。従って、リング(20)の前部を下方へ押圧する
と、リング(20)における突起(38)の前方に位置する部分
のみが下方へ移動する。
蓋(40)の後端部には後方かつ下方にヒンジ部材(42)が突
設されており、このヒンジ部材(42)の先端部にヒンジ孔
(43)が穿設されている。このヒンジ孔(43)及び支持体(3
0)のヒンジ部材(32)におけるヒンジ孔(33)にピン(44)が
嵌入されている。
支持体(30)には、ヒンジ(32)の取付部近傍において上方
が開放されてスリット(34)が設けられ、前部には同じく
上方が開放した巾の広い切欠部(36)が設けられている。
スリット(34)が配された方のヒンジ部材(42)の側面には
ヒンジ孔(43)を中心に凹部(46)が設けられており、ピン
(44)に被着されたコイルスプリング(47)の一端はこの凹
部(46)に他端はスリット(34)に嵌入されている。このコ
イルスプリング(47)により蓋(40)は開放方向へ付勢され
ている。
蓋(40)の前端部には係合部材(46)が垂設されており、こ
の係合部材(46)は閉蓋時においては、容体(10)とリング
(20)の間に挿入されると共に、支持体(30)の切欠部(36)
内に位置する。この場合において係合部材(46)の前面に
設けられた係合凹部(47)にリング(20)の後面が係合して
おり、蓋(40)の閉塞状態を保持している。なお、係合凹
部(47)の代わりに係合部材(46)の前面下端に突部を設け
て係合させてもよい。
以下、本実施例であるクリーム状物の容器(1)の作用を
説明する。閉塞状態においてリング(20)の前部を下方へ
押圧すると、リング(20)は後部において容体に結合さ
れ、両側部において突起(38)により垂下が妨げられてい
るので、前部のみが下方へ移動する。前部の垂下によ
り、リング(20)と係合部材(46)との係合が解除され、蓋
(40)はコイルスプリング(47)の付勢力により開放方向へ
回動する。蓋(40)の開放後に、押圧していたリング(20)
の前部を開放すると、リング(20)は弾性を有しているの
で、リング(20)の前部は再び上方へ移動し元の状態に戻
る。この状態で開放している蓋(40)の前部を下方へ押圧
すると、係合部材(46)はリング(20)と支持部材(30)との
間に挿入され閉蓋状態を保持する。
前記実施例においては、リング(20)がヒンジ結合された
位置と蓋(40)がヒンジ結合された位置とが上下にずれて
いるので、蓋(40)とリング(20)とが係合した状態で一緒
に開放方向へ回動することはない。
なお、リング(20)をヒンジ結合しないで容体(10)の後部
に固着してもよい。この場合には支持体(30)の突起(38)
を省略し、リング(20)をその後端部以外が上下動するよ
うになすこともできる。
[考案の効果] 本考案に係るクリーム状物の容器においては、蓋の開放
後にリングの押圧をやめると、リングの前部はリング素
材のもつ弾性により上動する。従って、蓋を閉じる際に
は係合部材を係合させる作用のみでよいから蓋の閉塞が
極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例であるクリーム状物の容器
の断面図、 第2図は、第1図の容器の一部欠截斜視図、 第3図は、第1図の容器における各部材の平面図であっ
て、(a)は容体、(b)はリング、(c)は支持体、
(d)は蓋を示しており、第4図は、第1図の容器にお
ける各部材の断面図であって、第2図と同様に(a)は
容体、(b)はリング、(c)は支持体、(d)は蓋を
示している。 [符号の説明] 1……クリーム状物の容器 10……容体 20……リング 40……蓋 46……係合部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容体と蓋とをその後端部においてヒンジ結
    合し、容体上部の外周にリングを嵌め、このリングを容
    体の後部において容体に結合すると共に、リングの前部
    をリング素材の持つ弾性により若干上下動可能となし、
    リング前部の内面と係合する係合部材を蓋より垂設した
    ことを特徴とするクリーム状物の容器。
JP4119687U 1987-03-20 1987-03-20 クリ−ム状物の容器 Expired - Lifetime JPH0613112Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4119687U JPH0613112Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 クリ−ム状物の容器

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JP4119687U JPH0613112Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 クリ−ム状物の容器

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Publication Number Publication Date
JPS63149854U JPS63149854U (ja) 1988-10-03
JPH0613112Y2 true JPH0613112Y2 (ja) 1994-04-06

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JP4119687U Expired - Lifetime JPH0613112Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20 クリ−ム状物の容器

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