JPH0434388Y2 - - Google Patents

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JPH0434388Y2
JPH0434388Y2 JP1985008317U JP831785U JPH0434388Y2 JP H0434388 Y2 JPH0434388 Y2 JP H0434388Y2 JP 1985008317 U JP1985008317 U JP 1985008317U JP 831785 U JP831785 U JP 831785U JP H0434388 Y2 JPH0434388 Y2 JP H0434388Y2
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JP
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bottom plate
frame
pocket
refrigerator door
hinge
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JP1985008317U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は底板を回動可能に改良した冷蔵庫扉の
小物ポケツトに関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、冷蔵庫扉においては、下部ポケツトの上
方部位に矩形容器状をなす小物ポケツトを水平状
態から上方に回動可能に取付けるようにした構成
のものが供されており、下部ポケツトにびん等の
縦長収納物を収納させる場合には、小物ポケツト
を上方に回動させて冷蔵庫扉の背面部に当接さ
せ、以て、小物ポケツトが該縦長収納物の収納の
邪魔にならないようにしている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、斯る従来の構成でも、大形のび
ん等の長尺収納物を下部ポケツトに収納しようと
すると、小物ポケツトを上方に回動させても収納
の邪魔になることが往々にしてあり、使い勝手が
悪いという欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、その
目的は、下部ポケツトに大形のびん等の長尺収納
物をも収納させることができて使い勝手の良い冷
蔵庫扉の小物ポケツトを提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、冷蔵庫扉に取付けられ下面が開口す
る枠体と、この枠体に基端部が上下方向に回動可
能に枢設された底板と、前記枠体に形成され水平
状態にある前記底板の先端部を支持して該底板に
より前記枠体の下面開口部を閉塞させる支持部と
を具備し、前記底板を、基端部側の第1の部材及
びこの部材に蝶番を介して回動可能に設けられた
先端部側の第2の部材から構成し、前記蝶番を前
記両部材の下面側に設け、且つ前記蝶番の回動支
点を前記両部材の下面から下方へ離す腕部材を設
け、前記底板を、前記支持部に支持される水平状
態と、前記支持部から離れて下方へ回動可能とな
る山折り状態との間で変位可能に構成したところ
に特徴を有する。
〔考案の実施例〕
以下本考案の第1の実施例につき第1図乃至第
5図の参照しながら説明する。1は冷蔵庫扉2の
背面部の左側部に上下方向へ指向して形成された
側部突条部、3は冷蔵庫扉2の背面部の中間部に
該側部突条部1に所定間隔を存するように形成さ
れた中間突条部、4は冷蔵庫扉2の背面部の上部
に両突条部1,3間に位置して取付けられた後述
のような小物ポケツト、5は冷蔵庫扉2の背面部
の下部に両突条部1,3間に位置して設けられた
下部ポケツト(第4図及び第5図参照)である。
さて、上記小物ポケツト4について詳述する。6
は上面及び下面が開口した矩形状をなすプラスチ
ツク製の枠体であり、これの左側板6a及び右側
板6bの夫々の後端部には軸部7,7が外方に向
け突設され、左側板6a及び右側板6bの夫々の
前部下端部には支承孔8,8を有する略半円状の
突片部9,9が下方に向け突設され、又、後板6
cの下端部には段状の支持部10が前方へ突出し
て形成されている。11は第1の部材12と第2
の部材13とからなる矩形状の底板であり、第1
の部材12において、その前端部である底板11
の基端部14の左、右両端部には外方に突出する
軸部15,15を有する略半円状の突片部16,
16が下方に向け突設され、後端部の左、右両端
部には支承孔17,17を有する突片部18,1
8が斜め下方に向けて突設されている。又、第2
の部材13において、その前端部の左、右両端部
には外方に突出する軸部19,19を有する略半
円状の突片部20,20が斜め下方に向け突設さ
れており、後端部である底板11の先端部21に
は前記支持部10に対応して下面が切欠された如
き載置段部22が形成されており、そして、前端
部の中央部には略半円状の指掛け孔23が形成さ
れている。尚、枠体6を取付ける前記両突条部
1,3の上部内側面には、枠体6の軸部7,7に
対応する軸部穴24,24が夫々形成されている
とともに、左、右側板6a,6bの下端面に対応
する支持突起25,25が形成されている。
而して、第1の部材12と第2の部材13とを
夫々撓み変形させながら第2の部材13の軸部1
9,19を第1の部材12の支承孔17,17に
嵌合させると、底板11は第1及び第2の部材1
2及び13が水平状態から山折り状態に回動可能
に構成される。この場合、突片部18、支承孔1
7、突片部20及び軸部19から蝶番が構成され
ている。また、突片部18及び20が腕部材を構
成しており、これら突片部18及び20によつて
蝶番の回動支点を第1及び第2の部材12及び1
3の下面から下方へ離すようにしている。そし
て、枠体6を撓み変形させながら底板11の軸部
15,15を枠体6の支承孔8,8に嵌合させる
と、底板11は枠体6に対して上下方向に回動可
能に取付けられる。ここで、山折り状態に回動さ
せた底板11を軸部15,15を支点として上方
へ回動させて枠体6の内部へ入れ、それから、底
板11を軸部19,19及び軸部15,15を
夫々支点として水平状態になるように回動させる
と、載置段部22が支持部10に載置支持される
ようになり、以て、底板11が水平状態に保持さ
れて枠体6の下面開口部を閉塞する。これによ
り、底板11は、支持部10に支持される水平状
態と、支持部10から離れて下方へ回動可能とな
る山折り状態との間で変位可能に構成されてい
る。そして、枠体6を撓み変形させながら軸部
7,7を突条部1,3の軸受穴24,24に嵌合
させるとともに、枠体6の左、右側板6a,6b
の下端面を支持突起25,25に載置支持させる
と、枠体6は冷蔵庫扉2に対して上方向に回動可
能な水平状態に取付けられる。
このように構成された小物ポケツト4には小物
収納物が収納され、下部ポケツト5には通常収納
物が収納されるが、次に、下部ポケツト5に大形
のびん等の長尺収納物26を収納させる場合につ
いて述べる。まず、第2図で示す如く水平状態に
ある底板11の指掛け孔23に指を引つ掛けて底
板11を上方へ引き上げることにより山折り状態
にし、載置段部22を支持部10から引き離す
(第3図参照)。そして、山折り状態の底板11を
軸部15,15を支点として下方に自重等により
回動させて下部ポケツト5の前縁部に接するよう
にすると、枠体6の下面開口部が開放される(第
4図参照)。その後、長尺収納物26を枠体6の
上方から入れて下部ポケツト5の底部に載置する
ようにして収納する(第5図参照)。
このような構成の本実施例によれば、次のよう
な効果を得ることができる。即ち、底板11を回
動させることにより枠体6の下面開口部を開放さ
せることができるので、大びん等の長尺収納物2
6であつてもこれを小物ポケツト4に邪魔される
ことなく下部ポケツト5に容易に収納することが
でき、使い勝手が良くなるものである。しかも、
底板11を水平状態から山折り状態にするだけの
所謂ワンタツチ操作で簡単に枠体6の下面開口部
を開放させることができ、操作性に優れたもので
ある。一方、枠体6の下面開口部を閉塞するに
は、底板11を山折り状態に変位させながら、該
底板11を上方へ回動させて枠体6内へ入れ、こ
の後、底板11を水平状態に変位させて、底板1
1の先端部21を枠体6の支持部10に支持させ
るだけの操作、いわゆるワンタツチ操作で、枠体
6の下面開口部を閉塞することができる。
第6図は本考案の第2の実施例を示すものであ
り、第1図と同一部分には同一符号を付して説明
を省略し、以下異なる部分についてのみ説明す
る。即ち、27は前記突片部18に代わる突片部
であり、これには開口部28aを有する支承孔2
8が形成されており、該開口部28aを介して支
承孔28が軸部20に嵌合されるようになつてい
る。
従つて、第2の実施例においても第1の実施例
と同様の作用効果が得られ、特に第1の部材12
と第2の部材13との連結が容易になる利点があ
る。
尚、上記各実施例では底板11の前端部側を基
端部14としたが、反対に後端部側を基端部とし
て枠体6に支承させるようにしてもよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論で
ある。
〔考案の効果〕
本考案の冷蔵庫扉の小物ポケツトは以上の説明
から明らかなように、底板を回動させて枠体の下
面開口部を開放させる構成としたので、下部ポケ
ツトに大形のびん等の長尺収納物をも収納させる
ことができて使い勝手を良くすることができ、し
かも、ワンタツチ操作によつて枠体の下面開口部
を開閉できて、開閉操作性に優れていると共に、
水平状態の底板上に物を載置したとき該底板が谷
折り状態になることを防止できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1の実施例を示
すものであり、第1図は分解斜視図、第2図、第
3図及び第4図は夫々異なる作用状態を示す縦断
面図、第5図は冷蔵庫扉の側面図であり、第6図
は本考案の第2の実施例を示す要部の拡大斜視図
である。 図面中、2は冷蔵庫扉、4は小物ポケツト、5
は下部ポケツト、6は枠体、10は支持部、11
は底板、12は第1の部材、13は第2の部材、
14は基端部、18,20は突片部(腕部材)、
21は先端部、23は指掛け孔を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 冷蔵庫扉に取付けられ下面が開口する枠体と、
    この枠体に基端部が上下方向に回動可能に枢設さ
    れた底板と、前記枠体に形成され水平状態にある
    前記底板の先端部を支持して該底板により前記枠
    体の下面開口部を閉塞させる支持部とを具備し、 前記底板を、基端部側の第1の部材及びこの部
    材に蝶番を介して回動可能に設けられた先端部側
    の第2の部材から構成し、前記蝶番を前記両部材
    の下面側に設け、且つ前記蝶番の回動支点を前記
    両部材の下面から下方へ離す腕部材を設け、 前記底板を、前記支持部に支持される水平状態
    と、前記支持部から離れて下方へ回動可能となる
    山折り状態との間で変位可能に構成したことを特
    徴とする冷蔵庫扉の小物ポケツト。
JP1985008317U 1985-01-24 1985-01-24 Expired JPH0434388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985008317U JPH0434388Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

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JP1985008317U JPH0434388Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

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JPS61124885U JPS61124885U (ja) 1986-08-06
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JPS589169U (ja) * 1981-07-09 1983-01-21 ヌリタ株式会社 相撲用マツト
JPS586191B2 (ja) * 1976-04-23 1983-02-03 株式会社日本コインコ 自動販売機の硬貨受入装置

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JPS61124885U (ja) 1986-08-06

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