JPH0692174A - 格納式カップホルダー - Google Patents

格納式カップホルダー

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JPH0692174A
JPH0692174A JP26916992A JP26916992A JPH0692174A JP H0692174 A JPH0692174 A JP H0692174A JP 26916992 A JP26916992 A JP 26916992A JP 26916992 A JP26916992 A JP 26916992A JP H0692174 A JPH0692174 A JP H0692174A
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JP
Japan
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lid
ring
holder
opening
cup holder
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JP26916992A
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English (en)
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JP2616355B2 (ja
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Tomio Hirata
富男 平田
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リングの操作を省くことができて操作性の良
い格納式カップホルダーを提供することを目的とする。 【構成】 リッド2の開閉に連動してホルダー部3が出
没する格納式カップホルダーの保持部31の一側端にリ
ング5の一端を回動可能に軸支し、保持部31の他側端
にリング5の他端を案内する溝36を設け、リッド2
に、リッド2とリング5とを連結し且つリッド2の開閉
に連動してリング5を前記溝36に沿って移動させる連
結部材4を設けることにより、リッド2の開閉に連動し
て連結部材4がリング5をホルダー部3の溝36に沿っ
て移動させるので、リング5の引き起こし、折り畳みの
動作を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は格納式カップホルダーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の格納式カップホルダーにつ
いて説明する。
【0003】図8は従来の格納式カップホルダーの斜視
図である。図においてフィニッシャー1は収納凹部11
を備え、この収納凹部11には、リッド2が回動可能に
軸支されている。リッド2は支持体22を備え、この支
持体22とホルダー部3とは図示しないピン、ばねなど
を介して回動可能に連結されていて、リッド2を開閉す
ることにより、ホルダー部3がリッド2に連動して回動
し、収納凹部11から出没する。
【0004】またカップを保持するホルダー部3の両側
端にはリング5の両端が回転可能に支持されており、リ
ッド2開後リング5をホルダー部3から手で引き起こし
て前方に倒し、カップホルダーとして使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、リッド2開後、リング5を手で引き起こ
して使用し、収納時はリング5を折り畳んでからリッド
2を閉める構造となっているので、リング5の操作が多
く操作性が悪いなどの問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、リングの操作を省くことができて操作性の良い格納
式カップホルダーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の格納式カップホルダーは、蓋体を開閉させる
ことにより、この蓋体に連動してホルダー部が出没する
格納式カップホルダーにおいて、ホルダー部の一側端に
リングの一端を回動可能に軸支し、ホルダー部の他側端
にリングの他端を案内する溝を設け、蓋体に、蓋体とリ
ングとを連結し且つ蓋体の開閉に連動してリングを前記
溝に沿って移動させる連結部材を設けた構成を有してい
る。
【0008】
【作用】この構成によって、蓋体の開閉に連動して連結
部材がリングをホルダー部の溝に沿って移動させるの
で、リングの引き起こし、折り畳みの操作を省くことが
できて操作性が良くなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1乃至図
8を参照しながら説明する。尚、従来例で示した部品と
同じ部品には同符号を付してある。
【0010】図において1はフィニッシャー、2は蓋体
であるリッド、3はホルダー部、4は連結部材、5はリ
ングである。
【0011】フィニッシャー1は収納凹部11を備え、
この収納凹部11の開口部12には、リッド2が軸25
によって回動可能に支持されている。また収納凹部11
の上面にはストッパー13が、側面には案内溝14が形
成されている。
【0012】リッド2は収納凹部11の開口部12を覆
う平板状のリッド本体21を備え、リッド本体21の一
端から支持体22が収納凹部11の内方へ延設されてい
て、リッド2は側面略L字状をなしている。そして支持
体22の一端には凹部からなるばね受部23が形成され
ている。
【0013】またリッド本体21の一端には連結部材4
がその一端部42を回動可能に支持されて備えられてお
り、連結部材4の他端部41は後述するリング5に連結
している。支持体22にはボス部28が突設されてお
り、このボス部28と収納凹部11のボス部15とがば
ね16によって連結されていて、支持体22の回動に従
ってばね16の一端16aが案内溝14に案内されて移
動する。
【0014】カップ10を保持するホルダー部3は凹部
を有する保持部31を備え、保持部31の後端にはばね
受部33と当接面34とボス部32が形成されており、
ボス部32はピン26を介してリッド2の支持体22に
回動可能に連結されている。またこのボス部32のピン
26にはばね27が取付けられており、ばね27の両端
は支持体22のばね受部23と保持部31のばね受部3
3とに夫々係合されて、リッド2とホルダー部3とを開
方向に付勢している。そして保持部31の当接面34は
リッド2開時には収納凹部11のストッパー13に当接
して、保持部31を水平に保持する。
【0015】保持部31はカップ10を保持する両張出
部37a,37bを備え、一方の張出部37aの端部に
は穴35が、他方の張出部37bには溝36がそれぞれ
形成されている。
【0016】リング5は円弧状をなし、その一端は直角
に折り曲げられて回転軸5aが形成されており、ホルダ
ー部3の保持部31の穴35に回動可能に支持されてい
る。またリング5の他端はL字状に折り曲げられて保持
部31の溝36を貫通すると共に、先端の軸5bは連結
部材4の他端部41の孔43に嵌合している。
【0017】以上のように構成された格納式カップホル
ダー装置の動作を図4乃至図7を用いて説明する。
【0018】図4に示すリッド2開の状態からリッド2
を押し上げると、支持体22が開位置Aから中間位置B
に傾斜する。これに連動して、ホルダー3は保持部31
の上縁がストッパー13に当接しながら、ばね27に抗
して支持体22との角度を次第に閉じつつ、保持部31
のボス部32が収納凹部11の内周面を中間位置B方向
に摺動する。また保持部31と支持体22との角度が閉
じるにつれて連結部材4が傾斜し、この他端部41に嵌
合しているリング5が溝36に沿って収納方向へ移動す
る。この時ばね16はその角度を閉じながら一端16a
が案内溝14に案内されて下方へ移動する(図5)。
【0019】ここから、支持体22が傾斜して図6の中
間位置Cを経て格納位置Dに移動するに従って、ホルダ
ー3は支持体22に対して角度をさらに閉じながら、ホ
ルダー3の保持部31の上縁がストッパー13面を摺動
しつつ収納凹部11の格納位置に格納される。この時、
連結部材4によってリング5が溝36に沿って収納方向
へさらに移動して保持部31内に収納され、同時にリッ
ド2はフィニッシャー1の開口部12に嵌まり込んで図
7の状態に至る。この時ばね16はその角度を開きなが
ら一端16aが案内溝14に案内されてさらに下方へ移
動し、支持体22の格納位置Dへの移動を助勢する。
【0020】リッド2の開時には上記と反対の動作が行
われて、リッド2の開度に従ってホルダー3がばね27
の反力により跳ね上げられて支持体22との角度が開
き、収納凹部11の上端から突出し、ストッパー13に
よって角度が規制されて水平に保持される。
【0021】この過程でホルダー3の角度が開くにつれ
て連結部材4が起き上がり、この連結部材4の他端部4
1に嵌合しているリング5が溝36に沿って保持部31
内からその先端へ移動して前方へ露出する。この時ばね
16はその角度を一旦閉じてから、一端16aが案内溝
14に案内されて上方へ移動するとともに角度を開きな
がら、支持体22の開位置Aへの移動を助勢する。
【0022】以上のように本実施例の格納式カップホル
ダーは、リッド2の開閉に連動して連結部材4がリング
5をホルダー部3の溝36に沿って移動、出没させるの
で、リング5の引き起こし、折り畳みの動作を行わなく
ても、リッド2を開閉するだけでリング5のセットが可
能になる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、蓋体を開閉させ
ることにより、この蓋体に連動してホルダー部が出没す
る格納式カップホルダーにおいて、ホルダー部の一側端
にリングの一端を回動可能に軸支し、ホルダー部の他側
端にリングの他端を案内する溝を設け、蓋体に、蓋体と
リングとを連結し且つ蓋体の開閉に連動してリングを前
記溝に沿って移動させる連結部材を設けることにより、
蓋体の開閉に連動して連結部材がリングをホルダー部の
溝に沿って移動させるので、リングの引き起こし、折り
畳みの動作を省くことができて操作性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における格納式カップホルダ
ーの斜視図である。
【図2】同格納式カップホルダーの要部分解斜視図であ
る。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】同格納式カップホルダーのリッド開位置におけ
る動作説明図である。
【図5】同格納式カップホルダーのリッド中間位置にお
ける動作説明図である。
【図6】同格納式カップホルダーのリッド中間位置にお
ける動作説明図である。
【図7】同格納式カップホルダーのリッド閉位置におけ
る動作説明図である。
【図8】従来の格納式カップホルダー装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 リッド(蓋体) 3 ホルダー部 4 連結部材 5 リング 21 リッド本体 22 支持体 31 保持部 36 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体を開閉させることにより、この蓋体
    に連動してホルダー部が出没する格納式カップホルダー
    において、ホルダー部の一側端にリングの一端を回動可
    能に軸支し、ホルダー部の他側端にリングの他端を案内
    する溝を設け、蓋体に、蓋体とリングとを連結し且つ蓋
    体の開閉に連動してリングを前記溝に沿って移動させる
    連結部材を設けたことを特徴とする格納式カップホルダ
    ー。
JP26916992A 1992-09-14 1992-09-14 格納式カップホルダー Expired - Lifetime JP2616355B2 (ja)

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JP26916992A JP2616355B2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 格納式カップホルダー

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JP26916992A JP2616355B2 (ja) 1992-09-14 1992-09-14 格納式カップホルダー

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Publication Number Publication Date
JPH0692174A true JPH0692174A (ja) 1994-04-05
JP2616355B2 JP2616355B2 (ja) 1997-06-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004022386A1 (de) * 2002-08-16 2004-03-18 Weber Gmbh & Co. Kg Kunststofftechnik Und Formenbau Haltevorrichtung für behälter, wie getränkebehälter, insbesondere zur anbringung in fahrzeugen
WO2004091968A1 (en) * 2003-04-11 2004-10-28 Meridian Automotive Systems, Inc. Compact container holder
US20130126570A1 (en) * 2011-11-21 2013-05-23 Ford Global Technologies, Llc Retracting storage tray system with locking trunnion

Cited By (5)

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US8573668B2 (en) * 2011-11-21 2013-11-05 Ford Global Technologies, Llc Retracting storage tray system with locking trunnion

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JP2616355B2 (ja) 1997-06-04

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