JPH0538647Y2 - - Google Patents

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JPH0538647Y2
JPH0538647Y2 JP9832787U JP9832787U JPH0538647Y2 JP H0538647 Y2 JPH0538647 Y2 JP H0538647Y2 JP 9832787 U JP9832787 U JP 9832787U JP 9832787 U JP9832787 U JP 9832787U JP H0538647 Y2 JPH0538647 Y2 JP H0538647Y2
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hinge
taper
saucer
protrusion
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JP9832787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクトに係り、特に、内部に棒状
化粧具用収納部が設けられている形式のものに関
する。
〔従来の技術〕
コンパクト内部に棒状化粧具用収納部を設けた
ものとしては種々提供されており、例えば、実開
昭58−181310号公報に記載されているものがあ
る。
これは第4図に示すように、受皿20に蓋体2
1を開閉自在に蝶着し、受皿20に棒状化粧具用
収納部22と化粧料収容部23とを形成したもの
であり、蓋体21を開けることにより棒状化粧具
用収納部22に収容された棒状化粧具24を取り
出し得るようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいては、棒
状化粧具24だけを取り出したい場合にも蓋体2
1を回動させて収容部全体を開ける必要があるた
め、不便である。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、蓋
体を回動して開けることなく棒状化粧具だけを取
り出すことができるようにしたコンパクトとする
ことを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、受皿1上面の側面寄りに棒状化粧具用収
納部2を形成し、この受皿1の背面に複数のヒン
ジ支持体3を突設する。
一方、蓋体4の後縁に前記ヒンジ支持体3の位
置からオフセツトした位置へヒンジ体5を設け、
前記ヒンジ支持体3とヒンジ体5とを横動自在に
軸支するとともに前記ヒンジ体5を一方向に付勢
するバネ手段6を有している。
さらに、前記蓋体4の前縁に突起7を垂設する
とともにこの突起7の背面に係合部7aを形成す
る。
一方、受皿1の前面に、前記蓋体4の移動方向
に至るにしたがつて上昇するテーパー8を形成し
た凹部9を設けるとともに、この凹部9に前記係
合部7aに係合する係合帯9aを形成する。
前記凹部9は、前記蓋体4がバネ手段6の弾発
力に抗して横動せしめられることにより棒状化粧
具用収納部2が露出する範囲においては前記突起
7がテーパー8に到達せず、前記範囲を越えて蓋
体4が横動せしめられた際に前記突起7がテーパ
ー8に沿つて持ち上げられる形状に形成したもの
である。
〔作用〕
蓋体4を閉じた状態においては、突起7の背面
に形成された係合部7aと係合帯9aとが係合し
て蓋体4はロツク状態にある。
ここで蓋体4をバネ手段6に抗してスライドさ
せると、棒状化粧具用収納部2が露出するが、完
全に露出するまでの範囲においては前記突起7が
テーパー8に到達せず、蓋体4は閉じた状態にあ
る。さらにこの範囲を越えて蓋体4をスライドさ
せると前記突起7がテーパー8に沿つて持ち上げ
られ、係合部7aと係合帯9aとの係合が解除さ
れる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
受皿1上面の側面1a寄りには棒状化粧具10
を収容するための棒状化粧具用収納部2が形成さ
れている。そして、この受皿1の背面1bにはヒ
ンジ支持体3が3箇所突設されている。このヒン
ジ支持体3は背面1bの両端縁に各1箇所と、背
面1bの略中央に配置されている。
一方、蓋体4の後縁には前記ヒンジ支持体3の
位置からオフセツトした位置へヒンジ体5が2箇
所設けられている。また蓋体4の前縁には突起7
が垂設されているとともにこの突起7の背面に係
合部7aが形成されている。
前記ヒンジ支持体3とヒンジ体5とにはシヤフ
トが貫通しており、横動自在に軸支されていると
ともに、このシヤフトにはバネ手段6としてのコ
イルスプリングが外嵌されており、前記ヒンジ支
持体3とヒンジ体5とを密着させる方向に付勢し
ている。
一方、前記受皿1の前面には凹部9が形成され
ており、この凹部9は、前記蓋体4の移動方向F
に至るにしたがつて上昇するテーパー8が形成さ
れている。また、この凹部9には前記係合部7a
に係合する係合帯9aが突設されている。この係
合帯9aは前記凹部9においてテーパー8が形成
されていない部位に形成されており、前記係合部
7aが横動しつつ係合するようになつている。即
ち、前記凹部9は、前記蓋体4がバネ手段6の弾
発力に抗して横動せしめられることにより棒状化
粧具用収納部2が露出する範囲においては前記突
起7がテーパー8に到達せず、前記範囲を越えて
蓋体4が横動せしめられた際に前記突起7がテー
パー8に沿つて持ち上げられる形状に形成したも
のである。
前記した構成において、蓋体4を閉じた状態で
は、突起7の背面に形成された係合部7aと係合
帯9aとが係合して蓋体4はロツク状態にある。
ここで蓋体4をバネ手段6に抗してスライドさ
せると、棒状化粧具用収納部2が露出するが、完
全に露出するまでの範囲においては前記突起7が
テーパー8に到達せず、蓋体4は閉じた状態にあ
る。さらにこの範囲を越えて蓋体4をスライドさ
せると前記突起7がテーパー8に沿つて持ち上げ
られる。これと同時に係合帯9aにガイドされて
いた係合部7aは係合帯9aの端部から外れ開蓋
する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コンパクトから棒状化粧具を
単独で取り出す場合には蓋体を回動して開ける必
要はなく、蓋体をスライドさせるだけで取り出す
ことができる。また蓋体は棒状化粧具を取り出し
た後、手を離すだけで元位置に復帰し便利であ
る。
また、蓋体を大きくスライドさせれば自動的に
開蓋することができるので、収容部全体を開く場
合も開蓋操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は開蓋状態の斜視図、第2図は閉蓋状態の
斜視図、第3図は棒状化粧具を取り出す場合の斜
視図、第4図は従来のコンパクトを示す斜視図で
ある。 1……受皿、2……棒状化粧具用収納部、3…
…ヒンジ支持体、4……蓋体、5……ヒンジ体、
6……バネ手段、7……突起、8……テーパー、
9……凹部、7a……係合部、9a……係合帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受皿1上面の側面寄りに棒状化粧具用収納部2
    を形成し、この受皿1の背面に複数のヒンジ支持
    体3を突設する一方、蓋体4の後縁に前記ヒンジ
    支持体3の位置からオフセツトした位置へヒンジ
    体5を設け、前記ヒンジ支持体3とヒンジ体5と
    を横動自在に軸支するとともに前記ヒンジ体5を
    一方向に付勢するバネ手段6を有し、さらに、前
    記蓋体4の前縁に突起7を垂設するとともにこの
    突起7の背面に係合部7aを形成し、一方、受皿
    1の前面に、前記蓋体4の移動方向に至るにした
    がつて上昇するテーパー8を形成した凹部9を設
    けるとともに、この凹部9に前記係合部7aに係
    合する係合帯9aを形成し、前記凹部9は、前記
    蓋体4がバネ手段6の弾発力に抗して横動せしめ
    られることにより棒状化粧具用収納部2が露出す
    る範囲においては前記突起7がテーパー8に到達
    せず、前記範囲を越えて蓋体4が横動せしめられ
    た際に前記突起7がテーパー8に沿つて持ち上げ
    られる形状に形成されていることを特徴とするコ
    ンパクト。
JP9832787U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH0538647Y2 (ja)

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JPS644310U JPS644310U (ja) 1989-01-11
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JP6413234B2 (ja) * 2013-11-29 2018-10-31 花王株式会社 化粧料用容器および化粧料製品

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JPS644310U (ja) 1989-01-11

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