JPH06129022A - 継手部材金物およびその継手部材金物による建築方法、工法 - Google Patents

継手部材金物およびその継手部材金物による建築方法、工法

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JPH06129022A
JPH06129022A JP24553692A JP24553692A JPH06129022A JP H06129022 A JPH06129022 A JP H06129022A JP 24553692 A JP24553692 A JP 24553692A JP 24553692 A JP24553692 A JP 24553692A JP H06129022 A JPH06129022 A JP H06129022A
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Toshiyuki Nakagawa
敏行 中川
Hiroyuki Mukoda
博幸 向田
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TSUCHIYA HOME KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、工期の短縮、建築精度の向上、コ
ストの引下げ、作業の安全性、結合強度の増加、設備投
資の不要を図ることを目的とする。 【構成】 土台17、柱18、基礎16等の下部部材上
に載置される板部材13の上方に設けられて柱15、桁
19等の上部部材に挿入される上部筒体11を設け、前
記板部材13の下方に、前記の下部部材に挿入される下
部筒体12を設け、前記上部筒体11と下部筒体12に
は、前記の上部部材、下部部材に挿入するボルトの挿通
孔11a、12aとを穿設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木造の建築物等におい
て、土台、柱、基礎等の下部部材に対し、柱、胴差し等
の上部部材、柱等の上部垂直部材、胴差し、桁等の水平
部材を固定するための継手部材金物およびこの継手部材
金物を使用する建築方法、工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の木造建築のおいて、前記の下部部
材に対して、上部部材、上部垂直部材、水平部材を固定
する方法としては、接合する部分における木の切り込み
による木組みで行われていたが、この方法は極めて難し
く、これを行うためにはかなりの熟練度を必要とするの
で、職人不足の問題等により品質のバラツキが多くなっ
ており、また、職人不足が問題となっている。
【0003】これに代わって、この接合部を鉄板等の継
手部材金物を用いるようになってきたが、このような継
手部材金物を使用する建築方法の一例としては、図12
に示すようなものがあり、以下この継手部材金物を使用
して、下部部材に対して、水平部材、上部垂直部材を固
定する建築方法について説明する。
【0004】この継手部材金物Aは、垂直板材1と、そ
の端部に固定された水平板材2と、該垂直板材1と水平
板材とを左右両側で連結する連結板材3とで構成され、
垂直板材1と水平板材2とには、ボルト4を挿通するボ
ルト孔5が穿設されている。
【0005】この継手部材金物Aは、下部部材である柱
6の上端付近から、締め代aとして30cm程度端面か
ら離れた位置に、水平板材2を上向きとして、上部垂直
部材である柱7の下端付近から、締め代aとして30c
m程度離れた位置に、水平板材2を下向きとして、柱
6、7に穿設したボルト孔と、継手部材金物Aのボルト
孔5とに挿通したボルト4によって固定される。
【0006】そして、柱6の上端には水平部材である胴
差し8が載置されると共に、柱6の真上に柱7が垂直に
載置され、水平板材2に穿設されているボルト孔5と、
胴差し8に穿設されたボルト孔とにボルト4を挿通、締
着することで、柱6、7および胴差し8が固定されるも
のである。
【0007】また、継手部材金物を使用する建築方法の
他の例としては、図13に示すようなものもある。この
従来例における継手部材金物Bは羽子板ボルトと呼ばれ
るもので、平板材9の一端に垂直方向のボルト9aを溶
接すると共に他端に水平方向のボルト9bを溶接したも
のである。
【0008】そして、継手部材金物Bを利用して柱6に
梁10を取付けるには、梁10の端部10aをテーパ状
にすると共に、そのテーパ状端面に突条10bを形成
し、一方、柱6の梁10との接続部にテーパ状の溝6a
を形成すると共に、前記突条10bが嵌合される長溝6
bを形成する。
【0009】このように形成した梁10の突条10bを
柱6の長溝6bに嵌合することによって、梁10の端部
10aは柱6の溝6aに係止される。この状態におい
て、継手部材金物Bの平板材9を梁10の下面に当接さ
せると共にボルト9aを梁10に貫通して先端にナット
を螺合し、また、ボルト9bを柱に貫通して先端にナッ
トを螺合することによって柱6と梁10とが分離しない
ようにしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような継手部材金
物を用いた建築方法においては、工場生産には適さない
工法であり、組み立てる際の柱6,7、胴差し8および
梁10への穿孔あるいは切削作業は現場加工となるの
で、精度が出しずらく、位置ずれ、或いは締め代の不足
による緩み等を生じる虞があった。
【0011】そして、このように現場加工が主体となる
ために作業能率が低下し、工期遅れが生じ易いと共に、
熟練した職人が必要なため、工賃が余分にかかり、コス
ト的にも高くなる欠点があった。
【0012】本発明は、従来の継手部材金物による建築
方法による前述の問題点を解決するためのもので、部材
の標準化を行うことによって、大部分の加工を工場で行
えるようにして、工期の短縮化、コストの引下げ、強度
の増加を図ると共に、設計デザインの自由度の増加を図
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
継手部材金物は、前述の目的を達成するための手段に関
するもので、土台、柱、基礎等の下部部材上に載置され
る板部材と、該板部材の上方に設けられ、柱、桁等の上
部部材に挿入される上部筒体と、前記板部材の下方に設
けられ、下部部材に挿入される下部筒体と、前記上部筒
体と下部筒体に穿設され、上部部材、下部部材に挿入す
るボルトの挿通孔とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項2記載の継手部材金物は、
前述の目的を達成するために、前記請求項1記載の継手
部材金物の手段に加え、前記板部材の上面と上部筒体の
側面に固定され、胴差し、桁等の水平部材の切り溝が挿
入される連結板材と、該連結板材に設けられ、水平部材
に挿通したボルトの挿通孔とを備えたことを特徴とす
る。
【0015】本発明の請求項3記載の継手部材金物によ
る建築方法、工法は、前述の目的を達成するため、請求
項1記載の継手部材金物を用い、その継手部材金物の下
部筒体を土台、柱、基礎等の下部部材に挿入して、板部
材を下部部材上に載置、固定すると共に、上部筒体を
柱、桁等の上部部材の挿入孔に挿入し、上部部材に挿通
したボルトを上部筒体の挿通孔に挿通し、下部部材に対
して上部部材を固定することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4記載の継手部材金物によ
る建築方法、工法は、前述の目的を達成するため、請求
項2記載の継手部材金物を用い、その継手部材金物の板
部材の下部筒体を土台、柱、基礎等の下部部材に挿入し
て、板部材を下部部材上に載置、固定すると共に、上部
筒体と連結板材とを柱等の上部垂直部材の下面に設けら
れた挿入孔と切り溝に挿入して、柱に挿通したボルトを
上部筒体の挿通孔に挿通し、胴差し、桁等の水平部材の
端面に設けられた切り溝に連結板材を挿入して、水平部
材に挿通したボルトを連結板材の挿通孔に挿通し、下部
部材、上部垂直部材、水平部材を固定することを特徴と
する。
【0017】
【作用】本発明の請求項1、請求項3記載の継手部材金
物は、下部筒体が下部部材に形成された挿入孔に挿入さ
れて、板部材が下部部材の上に載置された後、継手部材
金物の下部筒体の挿通孔と下部部材に形成した挿通孔に
ボルトが挿通されて、下部筒体と、継手部材金物が強固
に固定される。
【0018】そして、上部部材に形成された挿入孔に上
部筒体が挿入されて、上部部材が板部材上に固定された
後、継手部材金物の上部筒体の挿通孔と上部部材形成し
た挿通孔にボルトが挿通されて、上部筒体と継手部材金
物が強固に固定されることにより、下部部材と上部部材
とが継手部材金物を介して一体化されるものである。
【0019】更に本発明の請求項2、請求項4記載の継
手部材金物は、前記と同様にして下部部材と継手部材金
物が固定された後、上部垂直部材に形成した挿入孔と切
り溝に、上部筒体と連結板材を挿入して、板部材の上に
上部垂直部材を載置し、ボルトで上部筒体と上部垂直部
材を固定する。
【0020】そして、水平部材の端面に形成した切り溝
に連結板材を挿入後、水平部材に形成した挿通孔と連結
板材の挿通孔にボルトを挿通して、継手部材金物を固定
することにより、下部部材、上部垂直部材、水平部材の
3者を一体化して、強固に固定するものである。
【0021】
【実施例】次に本発明の請求項1記載の継手部材金物
と、これを使用した建築方法、工法を、図1〜図4につ
いて、以下に説明する。この実施例の継手部材金物Bの
上部筒体11と下部筒体12は、図2のように、角丸に
形成した角筒形状に形成され、これにはボルト4を挿通
する挿通孔11aと挿通孔12aとが穿設されている。
【0022】この上部筒体11と下部筒体12間には、
板部材13が溶接等の固着手段で取り付けられている
が、この板部材13の大きさは、後述する連結される上
部部材である柱15、又は下部部材である柱18の断面
寸法と略同じ大きさとされている。
【0023】この継手部材金物Bを使用した建築方法、
工法は、例えば図3のように、下部筒体12が基礎16
上に固定された土台17の上面に板部材13が載置され
るような状態で、基礎16内に埋め込まれる。
【0024】そして、上部部材である柱15の中心に
は、上部筒体11の外形と略胴内径の挿入孔15aが穿
設されており、前記のようにして土台17と基礎16に
固定された継手部材金物Bの上部筒体11が挿入孔15
aに挿入されて、柱15が土台17上に起立される。
【0025】次に、柱15には、継手部材金物Bの挿通
孔11aに挿通するボルト4を挿通する挿通孔15bが
穿設されて、これらの挿通孔11a、15bにボルト4
を挿通、締着することにより、柱15は土台17と基礎
16に起立状態で固定されるものである。
【0026】次に、この請求項1記載の継手部材金物を
使用した別の建築方法、工法を、図4により説明する
が、この実施例において使用される継手部材金物Bは、
前実施例と異なる所はない。
【0027】この実施例においては、下部部材である柱
18の上側の端面から、柱18の中心に下部筒体12の
外形と略同一内径の挿入孔18aが穿設されており、こ
の挿入孔18aに下部筒体12を挿入して、板部材13
が柱18上に載置される。
【0028】この柱18の上面に固定される桁19に
は、上部筒体11が挿入される挿入孔18aと同様な挿
入孔19aが、桁19の下面から穿設されており、この
挿入孔19aに上部筒体11が挿入された後に、前実施
例と同様に、上部筒体11の挿通孔11a、下部筒体1
2aの挿通孔12aに、柱18、桁19に挿通したボル
ト4が挿通され、締着されることで、柱18と桁19が
固定されるものである。
【0029】前記の各実施例においては、少なくとも継
手部材金物Bが工場で生産されると共に、柱15、1
8、土台17、桁19に穿設される挿入孔15a、18
a、17a、19aは工場で加工が行われ、これらの挿
入孔15a〜19aは、従来から用いられている各孔の
穿設機で加工できるので、新たなる加工機械の導入の必
要はなくなる。
【0030】そして、柱15、18、桁19に挿通する
ボルト用の挿通孔は、現場加工、工場加工の何れでも差
し支えなく、又板部材13上に設置される柱15、桁1
9は、板部材13で支持されるので、これに対する確実
な支持の必要がなくなり、現場での作業が容易となるも
のである。
【0031】次に、本発明の請求項2記載の継手部材金
物を図5、並びに請求項4記載の継手部材金物による建
築方法を図6、図7により説明する。この実施例におけ
る継手部材金物Cは、図1の継手部材金物の板部材13
の上に溶接された連結板材20の端面を、上部筒体11
の側面に溶接したものである。
【0032】そして、板部材13は、これに対し左右方
向に取り付けられる水平部材である胴差し21の取付け
方向に延長され、連結板材20には胴差し21に挿通す
るボルト4の挿通孔20aが穿設されているものであ
る。
【0033】この継手部材金物Cを使用した建築方法、
工法は、前第2の実施例と同様にして、下部部材である
柱18に下部筒体12が取り付けられ、上部垂直部材で
ある柱22には、上部筒体11が挿入される前記と同様
な挿入孔22aが穿設されると共に、連結板材20が挿
入される切り溝22bが削設される。
【0034】この挿入孔22aに上部筒体11が挿入さ
れると共に、切り溝22bに連結板材20が挿入され
て、継手部材金物C上に柱22が起立され、胴差し21
の端面に縦方向に削設した切り溝21aが挿入されて、
胴差し21が板部材13上に載置される。
【0035】そして、上部筒体11の挿通孔11a、連
結板材20の挿通孔20aには、柱22、胴差し21に
挿通したボルト4が挿通、締着されて、柱18、22、
胴差し21が固定されるもので、この実施例において
は、前記の2実施例と同様な作用効果を奏するもので、
特に板部材13上に柱22と胴差し21が支持された状
態で、作業を進行させるので、その作業の危険度が低め
られる。
【0036】図8の実施例は、前実施例の胴差し21が
同一線上に設けられていたのに対し、この実施例におい
ては、2本の胴差し21が直角方向に設けられるため
に、板部材13も直角方向に延長され、連結板材20も
板部材13の延長方向と同一に、上部筒体11の直角方
向に設けられるもので、その組立て方法は前実施例と異
なるものではない。
【0037】図9の実施例においては、胴差し21が図
6、図7の実施例と、図8の実施例を組合わせた3方向
に設けられる場合のもので、板部材13が前記の3方向
に延長され、連結板材20も上部筒体11の3方向に溶
接されるもので、その組立て方法、工法は前実施例と異
なるものではない。
【0038】図10の実施例においては、胴差し21は
直交する4方向に設けられる場合の実施例で、板部材1
3は直交する4方向に延長されると共に、上部筒体11
の4側面に連結板材20が溶接されるもので、この実施
例においても組立ては前各実施例と異なるものではな
い。
【0039】これらの実施例において、上部部材、水平
部材と柱間の下方に筋交いを用いる場合には、図11の
ように下部筒体12と板部材13の下側との間に、連結
部材23を溶接しておき、この連結部材23に筋交い2
4の上端部を沿接して、連結部材23の取付け孔23a
から釘25打ちによって、筋交い24を固定することが
できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、柱の断面寸法、桁、胴
差しの厚さ等を規格化すれば、その規格に基づいて継手
部材金物の生産、および柱、桁、胴差し等の建築部材に
対する加工が工場で行うことができ、建築現場での加工
作業を減らして建築できるので、工期の短縮、建築精度
の向上、職人の熟練を要しないので建築コストの低減が
図れると共に、人手を多く必要としないので職人不足の
解決も図れる。
【0041】そして、前記の建築部材の結合が簡単で、
上部建築部材である柱、桁、胴差し等の組付けに際し、
これらの上部建築部材は板部材の上で支持されているの
で、組付けの際にこれらが落下する危険が回避され、安
全に作業を進めることができる。
【0042】継手部材金物の上部筒体、下部筒体は建築
部材の中心に形成された挿入孔に挿入されて、ボルトで
固定されるので、その組付け強度が高くなり、地震や強
風に対する建築強度を高めることができる。
【0043】しかも、建築部材への上部筒体、下部筒体
の挿入孔の穿設は、従来から用いられている角孔穿孔機
によって行うことができるため、特別な加工機械を導入
する必要がなく、設備投資を必要としない等の効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の継手部材金物の実施例の
斜視図である。
【図2】同上の上部筒体、下部筒体に使用される角筒形
状を示す斜視図である。
【図3】図1の継手部材金物による土台と柱の組付けの
実施例の斜視図である。
【図4】同上の柱と桁との組付けの実施例の斜視図であ
る。
【図5】請求項2記載の発明の継手部材金物の実施例の
斜視図である。
【図6】同上による下部柱、上部柱、胴差しの組付けの
実施例の斜視図である。
【図7】同上の平面図である。
【図8】同上の胴差しの方向が異なった場合の平面図で
ある。
【図9】同上の胴差しが3方向の場合の平面図である。
【図10】同上の胴差しが4方向の場合の平面図であ
る。
【図11】図6に対して筋交いが用いられる場合の斜視
図である。
【図12】従来の継手部材金物を用いた場合の斜視図で
ある。
【図13】従来の継手部材金物を用いた他の例の斜視図
である。
【符号の説明】
B 継手部材金物 4 ボルト 11 上部筒体 12 下部筒体 13 板部材 15、18、22 柱 16 基礎 17 土台 19 桁 20 連結板材 21 胴差し 11a、12a、15b、20a 挿通孔 15a、17a、18a、19a、22a 挿入孔 21a、22b 切り溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土台、柱、基礎等の下部部材上に載置さ
    れる板部材と、該板部材の上方に設けられ、柱、桁等の
    上部部材に挿入される上部筒体と、前記板部材の下方に
    設けられ、下部部材に挿入される下部筒体と、前記上部
    筒体と下部筒体に穿設され、上部部材、下部部材に挿入
    するボルトの挿通孔とを備えたことを特徴とする継手部
    材金物。
  2. 【請求項2】 前記板部材の上面と上部筒体の側面に固
    定され、胴差し、桁等の水平部材の切り溝が挿入される
    連結板材と、該連結板材に設けられ、水平部材に挿通し
    たボルトの挿通孔とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の継手部材金物。
  3. 【請求項3】 前記継手部材金物の下部筒体を土台、
    柱、基礎等の下部部材に挿入して、板部材を下部部材上
    に載置、固定すると共に、上部筒体を柱、桁等の上部部
    材の挿入孔に挿入し、上部部材に挿通したボルトを上部
    筒体の挿通孔に挿通し、下部部材に対して上部部材を固
    定することを特徴とする請求項1記載の継手部材金物に
    よる建築方法、工法。
  4. 【請求項4】 前記板部材の下部筒体を土台、柱、基礎
    等の下部部材に挿入して、板部材を下部部材上に載置、
    固定すると共に、上部筒体と連結板材とを柱等の上部垂
    直部材の下面に設けられた挿入孔と切り溝に挿入して、
    柱に挿通したボルトを上部筒体の挿通孔に挿通し、胴差
    し、桁等の水平部材の端面に設けられた切り溝に連結板
    材を挿入して、水平部材に挿通したボルトを連結板材の
    挿通孔に挿通し、下部部材、上部垂直部材、水平部材を
    固定することを特徴とする請求項2記載の継手部材金物
    による建築方法、工法。
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