JPS59217850A - 建築物の接合金具 - Google Patents
建築物の接合金具Info
- Publication number
- JPS59217850A JPS59217850A JP9078683A JP9078683A JPS59217850A JP S59217850 A JPS59217850 A JP S59217850A JP 9078683 A JP9078683 A JP 9078683A JP 9078683 A JP9078683 A JP 9078683A JP S59217850 A JPS59217850 A JP S59217850A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joining
- wooden
- joined
- metal fittings
- square
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、木造建築物の木部材の接合、あるいはコンク
リート壁面と不染との接合などに使用する金具に関する
。
リート壁面と不染との接合などに使用する金具に関する
。
従来、木造軸組建築は仕口と継手に種々の工作法があり
、しかも、これらは施工現場で加工していたから工期が
長期化するといった欠点があったそこで、近年、木部材
及びその接合構造を規格イヒし、仕口、継手等の加工を
工場内で集中的に行ない、施工現場においては、これら
の加工された木部材を接合金具を用いて接合してゆくだ
けの木造軸工法が採用されている。
、しかも、これらは施工現場で加工していたから工期が
長期化するといった欠点があったそこで、近年、木部材
及びその接合構造を規格イヒし、仕口、継手等の加工を
工場内で集中的に行ない、施工現場においては、これら
の加工された木部材を接合金具を用いて接合してゆくだ
けの木造軸工法が採用されている。
しかし、この木造軸工法に用いられている接合金具は、
木部材との固着を、接合金具に設けた貫通孔と木部材に
設けた孔にボルト等を貫通させることによって行なって
いた。そのため、木部材の接合に際しては、施工現場で
木部材の孔と接合金具の貫通孔の位置合せを行なった上
、ボルト等をこれらの孔に貫通し、且つ締め付ける作業
を数回ずつ必要とし、施工現場における作業の効率化と
いった観点からすると、未だ接合金具に改良の余地があ
った。
木部材との固着を、接合金具に設けた貫通孔と木部材に
設けた孔にボルト等を貫通させることによって行なって
いた。そのため、木部材の接合に際しては、施工現場で
木部材の孔と接合金具の貫通孔の位置合せを行なった上
、ボルト等をこれらの孔に貫通し、且つ締め付ける作業
を数回ずつ必要とし、施工現場における作業の効率化と
いった観点からすると、未だ接合金具に改良の余地があ
った。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、木部材
の接合に必要な加工はすべて工場等の作業環境の良いと
ころで予め行なっておき、施工現場では接合金具に木部
材を嵌め込むだけの簡単な作、 業で建築物を組み立
て得る。新規な木造軸工法に適した接合金具の提供を主
目的とするものであるが、コンクリート壁面と不染との
接合などにも用いることができるものである。
の接合に必要な加工はすべて工場等の作業環境の良いと
ころで予め行なっておき、施工現場では接合金具に木部
材を嵌め込むだけの簡単な作、 業で建築物を組み立
て得る。新規な木造軸工法に適した接合金具の提供を主
目的とするものであるが、コンクリート壁面と不染との
接合などにも用いることができるものである。
以下、本発明を図面に示す実施例にもとづいて説明する
。
。
第1図乃至第4図は本発明の各実施例を示す。
第1図に示す第1実施例において、1は接合金具の背部
で、柱等の接合金具を固定する木部材の幅よシ幅狭に形
成され、且つ2個のボルト孔2が穿設しである。3は一
対の貫入部で、背部1の両側を背部1に対して直角方向
に折り曲げ平行に形成しである。この一対の貫入部3の
前側には内方に傾斜したすベシ部4を有するU状のあと
掛は溝5が形成しである。6は貫入部3の上部に設けら
れた押え片で、後述するように、被接合木部材を接合金
具に係止した後外方に折シ曲げて、被接合木部材が外れ
るのを防止する。この接合金具は、土台木2足固め、大
引及び母屋等に使用する。
で、柱等の接合金具を固定する木部材の幅よシ幅狭に形
成され、且つ2個のボルト孔2が穿設しである。3は一
対の貫入部で、背部1の両側を背部1に対して直角方向
に折り曲げ平行に形成しである。この一対の貫入部3の
前側には内方に傾斜したすベシ部4を有するU状のあと
掛は溝5が形成しである。6は貫入部3の上部に設けら
れた押え片で、後述するように、被接合木部材を接合金
具に係止した後外方に折シ曲げて、被接合木部材が外れ
るのを防止する。この接合金具は、土台木2足固め、大
引及び母屋等に使用する。
第2図に示す第2実施例の接合金具は、背部1の上部を
延長して押え板7を形成すると共に、貫入部3の下部に
被接合木部材の受片8を形成したものである。押え板7
は、木部材を接合した後外方に折シ曲げ、且つ釘等で木
部材に固定するが、通し柱の中間に取シ付ける場合には
、折シ曲げることなく、そのまま柱に釘等で固定する。
延長して押え板7を形成すると共に、貫入部3の下部に
被接合木部材の受片8を形成したものである。押え板7
は、木部材を接合した後外方に折シ曲げ、且つ釘等で木
部材に固定するが、通し柱の中間に取シ付ける場合には
、折シ曲げることなく、そのまま柱に釘等で固定する。
この接合金具は、土台木1足固め、大引2桁等に使用す
る。
る。
第3図に示す第3実施例の接合金具は、背部1の下部を
延長して背部を長尺状に形成すると共に、貫入部3の下
部に被接合木部材の受片8を形成したものである。
延長して背部を長尺状に形成すると共に、貫入部3の下
部に被接合木部材の受片8を形成したものである。
第4図に示す第4実施例の接合金具は、すベシ部4を有
するあと掛は溝5を三段に形成したものである。この接
合金具は、柱、胴差2桁、梁及び小屋梁のT字または十
字形軸組等に使用する。
するあと掛は溝5を三段に形成したものである。この接
合金具は、柱、胴差2桁、梁及び小屋梁のT字または十
字形軸組等に使用する。
わせて二段あるいは四段等とすることも勿論可能である
。なお、背部1に対で設けであるボルト孔2は、施工上
の便宜を考慮したもので、取付は箇所によって、そのい
ずれが一方にのみボルト15を貫設すればよい。
。なお、背部1に対で設けであるボルト孔2は、施工上
の便宜を考慮したもので、取付は箇所によって、そのい
ずれが一方にのみボルト15を貫設すればよい。
次に、本発明の一段の接合金具を用いた接合状態を第5
図及び第6図によって説明する。第5図及び第6図に示
す例は、角桁を十字形軸組するもので、一方の角桁11
の両横側面に、二個の接合金具を対応させて設け、目、
つこの両接合金具のボルト孔2に角桁11を介してボル
ト15を貫設し、両接合金具を角桁11に堅固に固定す
る。この場合、ポル)15は角桁11の中心を貫通し、
また、その長さは角椿11の太さに合ったものを選択し
て用いもこれらの作業はすべて工場等において行なわれ
る。
図及び第6図によって説明する。第5図及び第6図に示
す例は、角桁を十字形軸組するもので、一方の角桁11
の両横側面に、二個の接合金具を対応させて設け、目、
つこの両接合金具のボルト孔2に角桁11を介してボル
ト15を貫設し、両接合金具を角桁11に堅固に固定す
る。この場合、ポル)15は角桁11の中心を貫通し、
また、その長さは角椿11の太さに合ったものを選択し
て用いもこれらの作業はすべて工場等において行なわれ
る。
一方、角桁11に接合される被接合木部材である角桁1
2と13は、接合部すなわち仕口に、ボルト頭またはナ
ツトのスペース部16を形成する切取υ加工と、縦方向
に貫入部3の貫入溝17を形成する鋸刃による切込み加
工とが行なわれる。さらに、角桁12,13の仕口付近
の横方向に貫入溝17を貫通する受ボルト18を貫設し
て固定する。これら角桁12,13に行なう加工もすべ
て工場等において行なわれるが、現場における加工も容
易になしうる。
2と13は、接合部すなわち仕口に、ボルト頭またはナ
ツトのスペース部16を形成する切取υ加工と、縦方向
に貫入部3の貫入溝17を形成する鋸刃による切込み加
工とが行なわれる。さらに、角桁12,13の仕口付近
の横方向に貫入溝17を貫通する受ボルト18を貫設し
て固定する。これら角桁12,13に行なう加工もすべ
て工場等において行なわれるが、現場における加工も容
易になしうる。
このように仕口に加工を施した角桁12,13は、施工
現場において接合金具に嵌め込まれるが、このとき、角
桁12,13の受ボルト18は傾斜したすベシ部4によ
って案内され、角桁12,13を上部から叩くだけで容
易にあと掛は溝5に嵌合される。角桁12,13が接合
金具で嵌合された後、押え片6を外方に折シ曲げると共
に、押え板7を外方に折シ曲げ釘で固定することにょシ
、角桁1゛2,13は角桁1工に接合される。
現場において接合金具に嵌め込まれるが、このとき、角
桁12,13の受ボルト18は傾斜したすベシ部4によ
って案内され、角桁12,13を上部から叩くだけで容
易にあと掛は溝5に嵌合される。角桁12,13が接合
金具で嵌合された後、押え片6を外方に折シ曲げると共
に、押え板7を外方に折シ曲げ釘で固定することにょシ
、角桁1゛2,13は角桁1工に接合される。
なお、本発明においては押え片6、押え板7及び被接合
木部材の受片8は必ずしも必要ではなく、これらがなく
ても十分耐久性のある接合を行なうことができる。
木部材の受片8は必ずしも必要ではなく、これらがなく
ても十分耐久性のある接合を行なうことができる。
第5図及び第6図は上記のように木造建築物に用いる場
合の施工例を示すものであるが、第7図及び第8図に示
すように、コンクリート梁、壁面への木部材の接合にも
用いることができる。すなわち、コンクリート梁、壁面
等21にあらかじめボルト15を埋設して螺合部を突出
させておけば、そこに接合金具を取シ付け、同様の方法
によってこれに梁又は大引13を接合することができる
。本実施例においてはあと掛は溝5が二段に形成されて
おり、前記第4図の実施例と異なって下段のあと掛は溝
5が上段のあと掛は溝5の真下ではなく。
合の施工例を示すものであるが、第7図及び第8図に示
すように、コンクリート梁、壁面への木部材の接合にも
用いることができる。すなわち、コンクリート梁、壁面
等21にあらかじめボルト15を埋設して螺合部を突出
させておけば、そこに接合金具を取シ付け、同様の方法
によってこれに梁又は大引13を接合することができる
。本実施例においてはあと掛は溝5が二段に形成されて
おり、前記第4図の実施例と異なって下段のあと掛は溝
5が上段のあと掛は溝5の真下ではなく。
これよシや\前方に位置している(第8図)。これは、
被接合部が固定されたコンクリート梁、壁面であり、接
合時に傾斜させるなど可動性を持たないので、接合すべ
き梁13などを上方から垂直に降下せしめる必要があっ
て採られた構造である。
被接合部が固定されたコンクリート梁、壁面であり、接
合時に傾斜させるなど可動性を持たないので、接合すべ
き梁13などを上方から垂直に降下せしめる必要があっ
て採られた構造である。
勿論、コンクリートに限らず木造同志の接合においても
使用個所によっては、この構造の金具を用いてもよい。
使用個所によっては、この構造の金具を用いてもよい。
以上の如く本発明によれば、木部材の接合に必要な加工
はすべて工場等の作業環境の良いところで確実に行なっ
ておき、施工現場では、これら木部材を嵌め込んで接合
するだけの簡単な作業で建築物の組み立てを行なうこと
ができ、施工現場における組立て作業の効率化と安全性
の向上を図ることができる。また、あと掛は溝の段数を
変えるだけで種々の木部材の接合に使用でき、使用分野
が広いなどの効果を有する。
はすべて工場等の作業環境の良いところで確実に行なっ
ておき、施工現場では、これら木部材を嵌め込んで接合
するだけの簡単な作業で建築物の組み立てを行なうこと
ができ、施工現場における組立て作業の効率化と安全性
の向上を図ることができる。また、あと掛は溝の段数を
変えるだけで種々の木部材の接合に使用でき、使用分野
が広いなどの効果を有する。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例乃至第4実施例
を示し、第5図、第7図は本発明の接合金具を用いた接
合状態の斜視図を示し、第6図。 第8図は接合状態の要部断面図を示す。 1・・・・・・・・・背部、3・・・・・・・・・貫入
部、4・・・・・・・・・すベシ部、5・・・・・・・
・・あご掛は溝。 特許出願人 呉 屋 繁 雄 代理人弁理士 新 垣 盛 克第1図
第2図 第5図 第6図
を示し、第5図、第7図は本発明の接合金具を用いた接
合状態の斜視図を示し、第6図。 第8図は接合状態の要部断面図を示す。 1・・・・・・・・・背部、3・・・・・・・・・貫入
部、4・・・・・・・・・すベシ部、5・・・・・・・
・・あご掛は溝。 特許出願人 呉 屋 繁 雄 代理人弁理士 新 垣 盛 克第1図
第2図 第5図 第6図
Claims (1)
- 柱等に固定する背部を形成し、且つ、この背部の両側に
背部に対して直角方向に突出する一対の貫入部を平行に
形成すると共に、この一対の貫入部の前側に傾斜したす
ベシ部を有するあと掛は溝を一段もしくは複数段形成し
たことを特徴とする建築物の接合金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9078683A JPS59217850A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 建築物の接合金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9078683A JPS59217850A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 建築物の接合金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217850A true JPS59217850A (ja) | 1984-12-08 |
Family
ID=14008276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9078683A Pending JPS59217850A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 建築物の接合金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217850A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0441002U (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-07 | ||
US5438811A (en) * | 1993-03-22 | 1995-08-08 | Shigeo Goya | Jointing metal fixture for construction |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146407B1 (ja) * | 1966-10-14 | 1976-12-09 | ||
JPS5555744A (en) * | 1978-08-31 | 1980-04-23 | Streif Ohg | Connector for conjoined frame construction |
JPS583501B2 (ja) * | 1978-12-28 | 1983-01-21 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9078683A patent/JPS59217850A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146407B1 (ja) * | 1966-10-14 | 1976-12-09 | ||
JPS5555744A (en) * | 1978-08-31 | 1980-04-23 | Streif Ohg | Connector for conjoined frame construction |
JPS583501B2 (ja) * | 1978-12-28 | 1983-01-21 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 炭素繊維強化熱可塑性樹脂組成物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0441002U (ja) * | 1990-08-08 | 1992-04-07 | ||
US5438811A (en) * | 1993-03-22 | 1995-08-08 | Shigeo Goya | Jointing metal fixture for construction |
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