JPH061137Y2 - 車椅子のフットレスト - Google Patents

車椅子のフットレスト

Info

Publication number
JPH061137Y2
JPH061137Y2 JP4396988U JP4396988U JPH061137Y2 JP H061137 Y2 JPH061137 Y2 JP H061137Y2 JP 4396988 U JP4396988 U JP 4396988U JP 4396988 U JP4396988 U JP 4396988U JP H061137 Y2 JPH061137 Y2 JP H061137Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
foot plate
support
bumper member
wheelchair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4396988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01147817U (ja
Inventor
征伸 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP4396988U priority Critical patent/JPH061137Y2/ja
Publication of JPH01147817U publication Critical patent/JPH01147817U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH061137Y2 publication Critical patent/JPH061137Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車椅子に設けられているフットレストに関す
る。
(従来の技術) 第4図に示すように、車椅子1の前部には着座した状態
で足を乗せることのできるフットレスト2が設けられて
いる。
このフットレスト2の構成を説明すると、車椅子本体3
の前部に取付けられている支持フレーム4の端部には、
前方に向けてフットレストサポート5が固定されてい
る。そして、足を乗せるためのフットプレート6の端部
に形成されている支持突部6aに、このフットレストサポ
ート5を挿通させることにより、フットプレート6が回
動自在に支持される。また、フットレストサポート5の
先端には、車椅子1の衝突時の衝撃を緩和し、かつ衝突
した相手側に傷を付けないようにするためのゴム等の弾
性体からなるバンパー部材7が備えられている。
ここで、乗り降りの際には、フットプレート6を邪魔に
ならない位置に回転移動させて待機させるが、この回転
移動は、手で容易に行なえ、かつフットプレート6が自
重で元の位置に戻らないように適度な力(以下この力を
操作力という)でフットプレート6は保持されていなけ
ればならない。
そのため、従来は、第5図および第6図に示すような構
造のフットレスト8,9があった。なお、第5図および
第6図はフットプレート6の支持突部6aの断面図であ
る。
まず、第5図に示すものは、フットレストサポート5と
フットプレート6の支持突部6aの内周との間にゴムなど
の弾性部材10を介装させ、その弾性部材10による摩擦に
より適度な操作力が得られるようにしたものである(弾
性体を利用してフットプレートの操作力を得るようにし
たものとしては、実開昭56-36321号公報にも開示されて
いる。)。
また、第6図に示すものは、フットプレート6を合成樹
脂で成形したものの場合であって、フットプレート6の
支持突部6aの内周から板状のリブ11を径方向へ延設し、
その先端をフットレストサポート5の外周に摺接させた
ものであり、リブ11の先端とフットレストサポート5の
外周との摩擦により適度な操作力が得られるようにした
ものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の適度な操作力を得られるよう
にしたフットレスト8,9では、次のような問題点を有
していた。
まず、ゴムなどの弾性部材10を介装させたものでは、弾
性部材10の経時的な劣化により弾性力が低下し摩擦が小
さくなって、フットプレート6が自重により待機させた
位置から元に戻ってしまうようになるという問題点があ
った。
また合成樹脂製のものでは、リブ11の摩耗により操作力
が低下したり、リブ11およびリブ11が摺接するフットレ
ストサポート5の寸法誤差により操作力が大きくばらつ
くため、高い寸法精度が必要となり、製造コストが高く
なるなどの問題点があった。
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、最適な操作力が得られ、かつ操作
力の調整が行なえるフットレストを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 以上の問題点を解決し目的を達成する手段として、車椅
子本体の前部の支持フレームに固定されたフットレスト
サポートにフットプレートを回動自在に取付け、さら
に、フットレストサポートの先端にバンパー部材を備え
てなる車椅子のフットレストにおいて、バンパー部材を
フットレストサポートの軸方向に移動自在に設けるとと
もに、バンパー部材を所望の位置において固定可能な固
定手段を設けたものである。
(作用) この構成によると、バンパー部材を軸方向の支持フレー
ム側へ移動させフットプレートを押圧して、支持フレー
ムとで挟持することにより、フットプレートの操作力が
得られる。
そのため、バンパー部材の移動によって押圧力を調整す
ることにより、所望のフットプレートの操作力が得られ
ることとなる。そして、その位置で固定手段によりバン
パー部材を固定することにより、所望の操作力を確保す
ることができる。
(実施例) つぎに、本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。なお、従来の技術で説明した部材と同一また
は相当する部材には同一の符号を付して説明を省略す
る。
車椅子本体3の支持フレーム4の下部には前方に向けて
フットレストサポート5が溶接により固定されている。
また、フットプレート6に形成されている支持突部6a
は、断面U字状の胴部の前後両端を壁6bで塞いだ形状と
なっている。そして、前後両端の壁6bに形成されている
孔12に前記フットレストサポート5を嵌挿させることに
より、フットプレート6は回動自在に支持される。
フットレストサポート5の先端には、深さlの有底筒状
のバンパー部材13が嵌合しており、バンパー部材13はフ
ットレストサポート5の軸方向へ摺動できるようになっ
ている。なお、バンパー部材13は、従来と同様にゴムな
どの弾性体で形成されているものである。
つぎに、バンパー部材13を所望の位置で固定するための
固定手段を説明すると、バンパー部材13の外周には、軸
方向に対して一定の角度αを有する長孔14が形成されて
おり、この長孔14に対応して、前記フットレストサポー
ト5には下孔15が形成されている。そして、外側からタ
ッピングスクリュウ16をバンパー部材13の長孔14に差し
込んでフットレストサポート5の下孔15に締め込むこと
によりバンパー部材13を所望の位置で固定することがで
きる。
以上の構成に係る作用を説明する。
タッピングスクリュウ16の締め込みを緩め、バンパー部
材13を回転させながら軸方向の支持フレーム4側へ移動
させることにより、バンパー部材13の端面がフットプレ
ート6の支持突部6aを押圧し、支持フレーム4とで挟み
つける。そして、この挟みつける力が大きくなるほどフ
ットプレート6の操作力も大きくなり、フットプレート
6が所望の操作力となる位置までバンパー部材13を移動
させて、その位置でタッピングスクリュウ16を締め込む
ことにより、バンパー部材13を固定する。ここで、タッ
ピングスクリュウ16が通る長孔14が軸に対して一定角度
αを有しているため、バンパー部材13が軸方向にずれに
くく、フットプレート6の操作力を低下させることが少
ない。
これにより、所望のフットプレート6の操作力を確保す
ることができることとなる。
なお、本考案は以上の実施例に限定されるものではな
く、固定手段としては、バンパー部材13を固定すること
ができるものであればどのような構成のものであっても
よい。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案は、フットプレートの
操作力をバンパー部材の押圧力により得るようにしたた
め、操作力の大きさを容易に調整することができること
となる。
そのため、使用者に応じて最適に操作力を設定すること
ができ、フットプレートの操作性が向上する。
また、衝撃の緩和を行なわせるバンパー部材を兼用して
操作力が得られる構造としたため、従来のものに対して
部品点数が少なくなったり、または構造の簡略化が図
れ、さらに部品に高い寸法精度を必要としない。そのた
め、コストの大幅な低減が図れることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のフットレストを示す斜視
図、 第2図は、第1図に示すフットレストの分解斜視図、 第3図は、第1図に示すフットレストの側面図、 第4図は、車椅子の一例を示す斜視図、 第5図は、従来のフットプレートの操作力を得るための
構造を示すフットプレートの断面図、 第6図は、従来のフットプレートの操作力を得るための
他の構造を示すフットプレートの断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車椅子本体の前部の支持フレームに固定さ
    れたフットレストサポートにフットプレートを回動自在
    に取付け、さらに、前記フットレストサポートの先端に
    バンパー部材を備えてなる車椅子のフットレストにおい
    て、 前記バンパー部材を前記フットレストサポートの軸方向
    に移動自在に設けるとともに、前記バンパー部材を所望
    の位置において固定可能な固定手段を設けたことを特徴
    とする車椅子のフットレスト。
JP4396988U 1988-03-31 1988-03-31 車椅子のフットレスト Expired - Lifetime JPH061137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4396988U JPH061137Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 車椅子のフットレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4396988U JPH061137Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 車椅子のフットレスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01147817U JPH01147817U (ja) 1989-10-12
JPH061137Y2 true JPH061137Y2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=31270350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4396988U Expired - Lifetime JPH061137Y2 (ja) 1988-03-31 1988-03-31 車椅子のフットレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061137Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0621468Y2 (ja) * 1991-07-29 1994-06-08 パラマウントベッド株式会社 車椅子
JP5439058B2 (ja) * 2009-06-30 2014-03-12 株式会社ミキ 車椅子用回動式ステップの支持構造及び車椅子用回動式ステップの回転トルク調節方法
JP5665219B2 (ja) * 2010-11-26 2015-02-04 独立行政法人産業技術総合研究所 車椅子のフットレスト取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01147817U (ja) 1989-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3616100B2 (ja) 可変頂点を備える背部支持体
JPH061137Y2 (ja) 車椅子のフットレスト
JPH0549712A (ja) 自転車用運動器具
JPH03120848U (ja)
KR100947812B1 (ko) 릴 시트
KR101441758B1 (ko) 차량용 페달장치
JP3293059B2 (ja) 蛇腹取付装置
JPH0324113Y2 (ja)
JP4514005B2 (ja) リールシート
JPH10108753A (ja) 長さ調節可能な支柱
JPH0727259Y2 (ja) コラムカバー
JPH0414793Y2 (ja)
JPH0315910B2 (ja)
JPH0438752Y2 (ja)
JP2002046625A (ja) テレスコピックステアリングコラム
JP2716395B2 (ja) ドラムペダル
JP3039373U (ja) パソコン用テーブル
JPS634652Y2 (ja)
JPS6234325Y2 (ja)
JPH0537810Y2 (ja)
JPH0345635Y2 (ja)
JPH0867107A (ja) 制動機構を有するキャスター
JPH0510694Y2 (ja)
JP2001238918A (ja) 車椅子におけるフットレストの取付構造
JPH0751704Y2 (ja) 電子機器等における操作部機構