JPH0324113Y2 - - Google Patents
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- JPH0324113Y2 JPH0324113Y2 JP1985032829U JP3282985U JPH0324113Y2 JP H0324113 Y2 JPH0324113 Y2 JP H0324113Y2 JP 1985032829 U JP1985032829 U JP 1985032829U JP 3282985 U JP3282985 U JP 3282985U JP H0324113 Y2 JPH0324113 Y2 JP H0324113Y2
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- JP
- Japan
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- shaft
- cam
- collar
- lumbar support
- seat
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両用シートのランバーサポート調
節装置に係るものである。
節装置に係るものである。
(従来技術)
従来、第10図および第11図に図示したよう
に、背凭シートの左右一側に設けた操作ハンドル
付左右方向のシヤフトGと、該シヤフトGの外周
に設けたカムEと、前記背凭シート内に設けたラ
ンバーサポートFと、該ランバーサポートFに先
端部を結合し基部を前記カムに当設させ中間部D
を背凭シート側に軸止Bしたトーシヨンスプリン
グCとからなるものにおいて、前記シヤフトGの
外周にカムEを固定した車両用シートのランバー
サポートは公知であつた。
に、背凭シートの左右一側に設けた操作ハンドル
付左右方向のシヤフトGと、該シヤフトGの外周
に設けたカムEと、前記背凭シート内に設けたラ
ンバーサポートFと、該ランバーサポートFに先
端部を結合し基部を前記カムに当設させ中間部D
を背凭シート側に軸止Bしたトーシヨンスプリン
グCとからなるものにおいて、前記シヤフトGの
外周にカムEを固定した車両用シートのランバー
サポートは公知であつた。
(考案が解決しようとする課題)
前記公知のものは、
イ カムEの回転によつてこれに当接するトーシ
ヨンスプリングCの基部を可動させ、それに応
じてランバーサポートFを移動調節している
が、カムEの回転は、意外に重いという課題
と、 ロ カムEを回転させたとき、カムEとトーシヨ
ンスプリングCとの接触部分より不快音が生じ
る。
ヨンスプリングCの基部を可動させ、それに応
じてランバーサポートFを移動調節している
が、カムEの回転は、意外に重いという課題
と、 ロ カムEを回転させたとき、カムEとトーシヨ
ンスプリングCとの接触部分より不快音が生じ
る。
という課題がつた。
前記イの課題は、シヤフトGの僅かな歪が原因
しているようである。即ち、シヤフトGの外周に
カムEを直接固定した構造では、トーシヨンスプ
リングCの強大な力が作用すると、カムEを介し
てシヤフトGが歪み、軸受部分にも歪が作用する
から、操作が重くなるのである。
しているようである。即ち、シヤフトGの外周に
カムEを直接固定した構造では、トーシヨンスプ
リングCの強大な力が作用すると、カムEを介し
てシヤフトGが歪み、軸受部分にも歪が作用する
から、操作が重くなるのである。
これを解決するには、いかにトーシヨンスプリ
ングCの強大なバネ力が作用しても、シヤフトG
には影響がこない構造にしたらよい。
ングCの強大なバネ力が作用しても、シヤフトG
には影響がこない構造にしたらよい。
(課題を解決するための手段)
そこで、本考案は、背凭シート1の左右一側に
設けた操作ハンドル33付左右方向のシヤフト3
0と、該シヤフト30の外周に設けたカム21
と、前記背凭シート1内に設けたランバーサポー
ト15と、該ランバーサポート15に先端部を結
合し基部16を前記カム21に当接させ中間部を
背凭シート1側に軸止11したトーシヨンスプリ
ング12とからなるものにおいて、前記シヤフト
30は前記背凭シート1側に固定のブラケツト3
4に対して回転自在に軸止し、前記シヤフト30
の外周に同芯状の隙間43を置いてカラー40を
嵌合さてて該カラー40は前記ブラケツト34側
に固定し、前記カム21は前記カラー40の外周
に直接またはサイレンサー管39を介して嵌合さ
せ、前記カム21と前記シヤフト30は前記カラ
ー40を迂回させて連結させた車両用シートのラ
ンバーサポート調節装置としたものである。
設けた操作ハンドル33付左右方向のシヤフト3
0と、該シヤフト30の外周に設けたカム21
と、前記背凭シート1内に設けたランバーサポー
ト15と、該ランバーサポート15に先端部を結
合し基部16を前記カム21に当接させ中間部を
背凭シート1側に軸止11したトーシヨンスプリ
ング12とからなるものにおいて、前記シヤフト
30は前記背凭シート1側に固定のブラケツト3
4に対して回転自在に軸止し、前記シヤフト30
の外周に同芯状の隙間43を置いてカラー40を
嵌合さてて該カラー40は前記ブラケツト34側
に固定し、前記カム21は前記カラー40の外周
に直接またはサイレンサー管39を介して嵌合さ
せ、前記カム21と前記シヤフト30は前記カラ
ー40を迂回させて連結させた車両用シートのラ
ンバーサポート調節装置としたものである。
(実施例)
本考案の一実施例を図により説明すると、第2
図において、1は車両用シートの背凭シート、2
は背凭シート1のクツシヨン材、3はクツシヨン
材2を被覆する表皮、4は背凭シート1の骨格フ
レームである。
図において、1は車両用シートの背凭シート、2
は背凭シート1のクツシヨン材、3はクツシヨン
材2を被覆する表皮、4は背凭シート1の骨格フ
レームである。
前記骨格フレーム4は中空パイプで形成され、
該フレーム4の左右側の所望の部分分には、取付
台5を設ける。
該フレーム4の左右側の所望の部分分には、取付
台5を設ける。
該取付台5は左右側からみるとコ型形状に形成
され、その内端部には縦軸6を軸着し、該縦軸6
には回動プレート7を取付ける。
され、その内端部には縦軸6を軸着し、該縦軸6
には回動プレート7を取付ける。
回動プレート7の上下の端縁には前方に突出す
る上フランジ部8と下フランジ部8をそれぞれ設
けてコ型形状に形成し、該フランジ部8,8の基
部7′には上下方向の挿通穴9,9を形成し、該
挿通穴9,9に前記取付台5に設けられている縦
軸6を串通して、取付台5に回動プレート7を回
動自在に取付ける。
る上フランジ部8と下フランジ部8をそれぞれ設
けてコ型形状に形成し、該フランジ部8,8の基
部7′には上下方向の挿通穴9,9を形成し、該
挿通穴9,9に前記取付台5に設けられている縦
軸6を串通して、取付台5に回動プレート7を回
動自在に取付ける。
上下フランジ部8,8の挿通穴9,9より前側
位置には挿通穴10,10を形成する。該挿通穴
10,10には前記縦軸6と並行の並行縦軸を挿
通し、該並行縦軸にはトーシヨンスプリング12
の中間部13を軸止11する。
位置には挿通穴10,10を形成する。該挿通穴
10,10には前記縦軸6と並行の並行縦軸を挿
通し、該並行縦軸にはトーシヨンスプリング12
の中間部13を軸止11する。
トーシヨンスプリング12は線杆で形成され、
該スプリング12の先端14にはランバーサポー
ト15を取付け、その基部16は前記回動プレー
ト7の先端側の突出部17に形成された挿入溝1
8内に挿入固定する。
該スプリング12の先端14にはランバーサポー
ト15を取付け、その基部16は前記回動プレー
ト7の先端側の突出部17に形成された挿入溝1
8内に挿入固定する。
回動プレート7の突出部17より最先端には、
前方に突き出た縦長の係合突起20が形成され、
係合突起20はカム21の外周の係合溝22に当
接係合する。
前方に突き出た縦長の係合突起20が形成され、
係合突起20はカム21の外周の係合溝22に当
接係合する。
前記縦軸6には別のバネ23を巻回する。バネ
23は、その後端部24を取付台5の垂直部25
の後面に係止し、その前端部26を前記突出部1
7の前面に当接させて回動プレート7の突出部1
7を常時後方に押圧する。即ち、バネ23は、前
記カム21が回転するとき、係合突起20のカム
21への押圧力を減少させ、その回転を円滑にさ
せるもので、従つて、バネ23は回動プレート7
の係合突起20がカム21の係合溝22から離隔
しない弾力により形成される。
23は、その後端部24を取付台5の垂直部25
の後面に係止し、その前端部26を前記突出部1
7の前面に当接させて回動プレート7の突出部1
7を常時後方に押圧する。即ち、バネ23は、前
記カム21が回転するとき、係合突起20のカム
21への押圧力を減少させ、その回転を円滑にさ
せるもので、従つて、バネ23は回動プレート7
の係合突起20がカム21の係合溝22から離隔
しない弾力により形成される。
しかして、前記取付台5の外端位置には、カム
取付台28を固定する。カム取付台28は前記取
付台5の垂直壁27に固着する。カム取付台28
は背凭シート1内に内蔵され、前後方向に形成さ
れる。カム取付台28の前後略中央には左右方向
の取付穴29が形成され、該取付穴29には左右
方向のシヤフト30を貫通させる。32はシヤフ
ト30のフランジ部31とカム取付台28との間
に設けた軸受であり、軸受32はナイロン等で形
成される。
取付台28を固定する。カム取付台28は前記取
付台5の垂直壁27に固着する。カム取付台28
は背凭シート1内に内蔵され、前後方向に形成さ
れる。カム取付台28の前後略中央には左右方向
の取付穴29が形成され、該取付穴29には左右
方向のシヤフト30を貫通させる。32はシヤフ
ト30のフランジ部31とカム取付台28との間
に設けた軸受であり、軸受32はナイロン等で形
成される。
シヤフト30の外端部は背凭シート1の側面の
表皮3より外方に突出させ、該突出部には操作ハ
ンドル33の基部を固着する。前記シヤフト30
の内端部はブラケツト34に軸着する。ブラケツ
ト34は前方からみてコ状形状に形成され、その
垂直壁36をカム取付台28の取付穴29に対応
させてカム取付台28の上下のフランジ部35の
外側に嵌合して取付けられる。
表皮3より外方に突出させ、該突出部には操作ハ
ンドル33の基部を固着する。前記シヤフト30
の内端部はブラケツト34に軸着する。ブラケツ
ト34は前方からみてコ状形状に形成され、その
垂直壁36をカム取付台28の取付穴29に対応
させてカム取付台28の上下のフランジ部35の
外側に嵌合して取付けられる。
前記シヤフト30のフランジ部31より内側部
分には小判形状の異径部37が形成され、異径部
37より内側の軸部30′を前記カム21の挿通
穴38に挿通し(第4図)、カム21を軸架する。
挿通穴38と前記軸部30′の外径より大径に形
成され、挿通穴38内にはサイレンサー管39を
挿入する。サイレンサー管39はゴム、プラスチ
ツク等の軟質部材で円筒形状に形成され、サイレ
ンサー管39の外周面を前記挿通穴38の内周面
に当接させ、カム21を弾力的に軸架する。
分には小判形状の異径部37が形成され、異径部
37より内側の軸部30′を前記カム21の挿通
穴38に挿通し(第4図)、カム21を軸架する。
挿通穴38と前記軸部30′の外径より大径に形
成され、挿通穴38内にはサイレンサー管39を
挿入する。サイレンサー管39はゴム、プラスチ
ツク等の軟質部材で円筒形状に形成され、サイレ
ンサー管39の外周面を前記挿通穴38の内周面
に当接させ、カム21を弾力的に軸架する。
サイレンサー管39内にはカラー40を挿入す
る。該カラー40内には、前記シヤフト30の軸
部30′を、前記カラー40の内周面と前記軸部
30′の外周面との間に隙間43を形成して挿入
する。
る。該カラー40内には、前記シヤフト30の軸
部30′を、前記カラー40の内周面と前記軸部
30′の外周面との間に隙間43を形成して挿入
する。
前記カラー40の外端部は前記カム取付台28
に固定の軸受板44に嵌合固定させ、カラー40
の内端部は前記ブラケツト34の垂直壁36に嵌
合固定させ、カラー40の両端部にはナイロンブ
ツシユ41,42を挿入する。
に固定の軸受板44に嵌合固定させ、カラー40
の内端部は前記ブラケツト34の垂直壁36に嵌
合固定させ、カラー40の両端部にはナイロンブ
ツシユ41,42を挿入する。
前記カラー40の内周面と前記軸部30′の外
周面との間には隙間43が形成されているので、
トーシヨンスプリング12がカム21の外周面を
押圧する力は、カラー40を介して前記垂直壁3
6と軸受板4とに掛ることになり、シヤフト30
の軸部30′には掛らない。
周面との間には隙間43が形成されているので、
トーシヨンスプリング12がカム21の外周面を
押圧する力は、カラー40を介して前記垂直壁3
6と軸受板4とに掛ることになり、シヤフト30
の軸部30′には掛らない。
前記カム21は硬質プラスチツク等で形成さ
れ、カム21の外側部の周縁には全周に亘つてラ
ツチプレート45を一体的に成形し、ラツチプレ
ート45には係合溝46を形成する。47は前記
係合溝46に係合してラツチプレート45及びカ
ム21の回転を規制するラチエツトである。
れ、カム21の外側部の周縁には全周に亘つてラ
ツチプレート45を一体的に成形し、ラツチプレ
ート45には係合溝46を形成する。47は前記
係合溝46に係合してラツチプレート45及びカ
ム21の回転を規制するラチエツトである。
ラチエツト47は、その基部を前記シヤフト3
0の異径部37に取付け、その先端部には左右方
向の軸48を取付け、軸48にはラツチプレート
45の係合溝46に係合する係合爪49を取付け
る。
0の異径部37に取付け、その先端部には左右方
向の軸48を取付け、軸48にはラツチプレート
45の係合溝46に係合する係合爪49を取付け
る。
50は軸受、51は係合爪49を常時ラツチプ
レート45の係合溝46に係合するように付勢す
るバネ、52はラチエツト47の先端部の突起5
3に取付けたバネであり、バネ52は操作ハンド
ル33を離したときラチエツト47を元の位置に
戻す方向に牽引する。
レート45の係合溝46に係合するように付勢す
るバネ、52はラチエツト47の先端部の突起5
3に取付けたバネであり、バネ52は操作ハンド
ル33を離したときラチエツト47を元の位置に
戻す方向に牽引する。
(作用)
次に作用を述べる。
背凭シート1の側面にある操作ハンドル33を
手動により第1図において時計回転させると、シ
ヤフト30が回転し、シヤフト30の異径部37
に取付けられているラチエツト47の先端部が時
計回転方向に回動するから、ラチエツト47の先
端の係合爪49がラツチプレート45を回転させ
る。
手動により第1図において時計回転させると、シ
ヤフト30が回転し、シヤフト30の異径部37
に取付けられているラチエツト47の先端部が時
計回転方向に回動するから、ラチエツト47の先
端の係合爪49がラツチプレート45を回転させ
る。
このラツチプレート45の回転によりカム21
も時計回転し、カム21の係合溝22に回動プレ
ート7の係合突起20が係合して、カム21の回
転は停止し、この状態で、ラチエツト47はバネ
52の弾力により元の位置に戻り、この位置で係
合爪49は再びバネ51の弾力により係合溝46
に係合してカム21の回転を規制する。
も時計回転し、カム21の係合溝22に回動プレ
ート7の係合突起20が係合して、カム21の回
転は停止し、この状態で、ラチエツト47はバネ
52の弾力により元の位置に戻り、この位置で係
合爪49は再びバネ51の弾力により係合溝46
に係合してカム21の回転を規制する。
しかして、カム21が回転すると、その作用に
より回動プレート7の係合突起20は弾力的に後
方に押圧され、回動プレート7を縦軸6を中心に
後方に回動させる。
より回動プレート7の係合突起20は弾力的に後
方に押圧され、回動プレート7を縦軸6を中心に
後方に回動させる。
この場合、シヤフト30とカム21との間には
サイレンサー管39が設けられているので、カム
21が弾力的に可動することと、前記サイレンサ
ー管39内にはカラー40を挿入し、カラー40
の外端部は軸受部44に、カラー40の内端部は
前記ブラケツト34の垂直壁36に嵌合させてあ
るから、カム21の外周面を押圧する力はカラー
40により前記垂直壁36と軸受板44のみに掛
ることになり、シヤフト30の軸部30′には掛
らない。したがつて、ランバープレート15の位
置に関わらず、シヤフト30の回転は軽く、操作
が頗る簡単である。
サイレンサー管39が設けられているので、カム
21が弾力的に可動することと、前記サイレンサ
ー管39内にはカラー40を挿入し、カラー40
の外端部は軸受部44に、カラー40の内端部は
前記ブラケツト34の垂直壁36に嵌合させてあ
るから、カム21の外周面を押圧する力はカラー
40により前記垂直壁36と軸受板44のみに掛
ることになり、シヤフト30の軸部30′には掛
らない。したがつて、ランバープレート15の位
置に関わらず、シヤフト30の回転は軽く、操作
が頗る簡単である。
しかして、回動プレート7の挿入溝18内には
トーシヨンスプリング12の基部16が挿入され
ているから、トーシヨンスプリング12の基部1
6は回動プレート7と共に回動し、トーシヨンス
プリング12の先端14のランバーサポート15
を前方に突き出す。
トーシヨンスプリング12の基部16が挿入され
ているから、トーシヨンスプリング12の基部1
6は回動プレート7と共に回動し、トーシヨンス
プリング12の先端14のランバーサポート15
を前方に突き出す。
また、カラー40とカム21の挿通穴38の間
にサイレンサー管39を挿入してあるから、カム
21は弾力的に保持され、係合突起20が次の係
合溝22に至る間の衝撃を吸収し、この際に発生
する音を減少させる。
にサイレンサー管39を挿入してあるから、カム
21は弾力的に保持され、係合突起20が次の係
合溝22に至る間の衝撃を吸収し、この際に発生
する音を減少させる。
(効果)
本考案は、背凭シート1の左右一側に設けた操
作ハンドル33付左右方向のシヤフト30と、該
シヤフト30の外周に設けたカム21と、前記背
凭シート1内に設けたランバーサポート15と、
該ランバーサポート15に先端部を結合し基部1
6を前記カム21に当接させ中間部を背凭シート
1側に軸止11したトーシヨンスプリング12と
からなるものにおいて、前記シヤフト30は前記
背凭シート1側に固定のブラケツト34に対して
回転自在に軸止し、前記シヤフト30の外周に同
芯状の隙間43を置いてカラー40を嵌合させて
該カラー40は前記ブラケツト34側に固定し、
前記カム21は前記カラー40の外周に直接また
はサイレンサー管39を介して嵌合させ、前記カ
ム21と前記シヤフト30は前記カラー40を迂
回させて連結させた車両用シートのランバーサポ
ート調節装置としたから、いかにトーシヨンスプ
リング12の基部16のバネ力が強大でも、その
バネ力は、背凭シート1側に固定のブラケツト3
4に固定されているカラー40で受止められ、隙
間43を介てブラケツト34に軸止されているシ
ヤフト30には影響しない。したがつて、シヤフ
ト30に歪は出来ないので、極めて軽く回転させ
得るという効果を奏する。
作ハンドル33付左右方向のシヤフト30と、該
シヤフト30の外周に設けたカム21と、前記背
凭シート1内に設けたランバーサポート15と、
該ランバーサポート15に先端部を結合し基部1
6を前記カム21に当接させ中間部を背凭シート
1側に軸止11したトーシヨンスプリング12と
からなるものにおいて、前記シヤフト30は前記
背凭シート1側に固定のブラケツト34に対して
回転自在に軸止し、前記シヤフト30の外周に同
芯状の隙間43を置いてカラー40を嵌合させて
該カラー40は前記ブラケツト34側に固定し、
前記カム21は前記カラー40の外周に直接また
はサイレンサー管39を介して嵌合させ、前記カ
ム21と前記シヤフト30は前記カラー40を迂
回させて連結させた車両用シートのランバーサポ
ート調節装置としたから、いかにトーシヨンスプ
リング12の基部16のバネ力が強大でも、その
バネ力は、背凭シート1側に固定のブラケツト3
4に固定されているカラー40で受止められ、隙
間43を介てブラケツト34に軸止されているシ
ヤフト30には影響しない。したがつて、シヤフ
ト30に歪は出来ないので、極めて軽く回転させ
得るという効果を奏する。
なお、前記カラー40の外周にサイレンサー管
39を嵌合させたときは、カム21を弾性的に保
持するので、トーシヨンスプリング12の基部1
6が前記カム21面により移動する際の衝撃をサ
イレンサー管39で吸収し、不快音を軽減する。
39を嵌合させたときは、カム21を弾性的に保
持するので、トーシヨンスプリング12の基部1
6が前記カム21面により移動する際の衝撃をサ
イレンサー管39で吸収し、不快音を軽減する。
第1図は装置全体の斜視図、第2図は要部の横
断平面図、第3図は要部の一部縦断側面図、第4
図は分解斜視図、第5図は回転プレートの正面
図、第6図は同横断平面図、第7図は同側面図、
第8図はカムの側面図、第9図は同横断平面図、
第10図、第11図は公知例図である。 符号の説明、1……背凭シート、2……クツシヨ
ン材、3……表皮、4……骨格フレーム、5……
取付台、6……縦軸、7……回動プレート、7′
……基部、8……フランジ部、9……挿通穴、1
0……挿通穴、11……軸止、12……トーシヨ
ンスプリング、13……中間部、14……先端、
15……ランバーサポート、16……基部、17
……突出部、18……挿入溝、19……プレート
部、20……係合突起、21……カム、22……
係合溝、23……バネ、24……後端部、25…
…垂直部、26……前端部、27……垂直壁、2
8……カム取付台、29……取付穴、30……シ
ヤフト、31……フランジ部、32……軸受、3
3……操作ハンドル、34……ブラケツト、35
……フランジ部、36……垂直壁、37……異径
部、38…挿通穴、39……サイレンサー管、4
0……カラー、41……ブツシユ、42……ブツ
シユ、43……隙間、44……軸受板、45……
ラツチプレート、46……係合溝、47……ラチ
エツト、48……軸、49……係合爪、50……
軸受、51……バネ、52……バネ、53……突
起。
断平面図、第3図は要部の一部縦断側面図、第4
図は分解斜視図、第5図は回転プレートの正面
図、第6図は同横断平面図、第7図は同側面図、
第8図はカムの側面図、第9図は同横断平面図、
第10図、第11図は公知例図である。 符号の説明、1……背凭シート、2……クツシヨ
ン材、3……表皮、4……骨格フレーム、5……
取付台、6……縦軸、7……回動プレート、7′
……基部、8……フランジ部、9……挿通穴、1
0……挿通穴、11……軸止、12……トーシヨ
ンスプリング、13……中間部、14……先端、
15……ランバーサポート、16……基部、17
……突出部、18……挿入溝、19……プレート
部、20……係合突起、21……カム、22……
係合溝、23……バネ、24……後端部、25…
…垂直部、26……前端部、27……垂直壁、2
8……カム取付台、29……取付穴、30……シ
ヤフト、31……フランジ部、32……軸受、3
3……操作ハンドル、34……ブラケツト、35
……フランジ部、36……垂直壁、37……異径
部、38…挿通穴、39……サイレンサー管、4
0……カラー、41……ブツシユ、42……ブツ
シユ、43……隙間、44……軸受板、45……
ラツチプレート、46……係合溝、47……ラチ
エツト、48……軸、49……係合爪、50……
軸受、51……バネ、52……バネ、53……突
起。
Claims (1)
- 背凭シート1の左右一側に設けた操作ハンドル
33付左右方向のシヤフト30と、該シヤフト3
0の外周に設けたカム21と、前記背凭シート1
内に設けたランバーサポート15と、該ランバー
サポート15に先端部を結合し基部16を前記カ
ム21に当接させ中間部を背凭シート1側に軸止
11したトーシヨンスプリング12とからなるも
のにおいて、前記シヤフト30は前記背凭シート
1側に固定のブラケツト34に対して回転自在に
軸止し、前記シヤフト30の外周に同芯状の隙間
43を置いてカラー40を嵌合さて該カラー40
は前記ブラケツト34側に固定し、前記カム21
は前記カラー40の外周に直接またはサイレンサ
ー管39を介して嵌合させ、前記カム21と前記
シヤフト30は前記カラー40を迂回させて連結
させた車両用シートのランバーサポート調節装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985032829U JPH0324113Y2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985032829U JPH0324113Y2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61149553U JPS61149553U (ja) | 1986-09-16 |
JPH0324113Y2 true JPH0324113Y2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=30534709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985032829U Expired JPH0324113Y2 (ja) | 1985-03-07 | 1985-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324113Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-07 JP JP1985032829U patent/JPH0324113Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61149553U (ja) | 1986-09-16 |
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