JPH0675531B2 - 車両用シ−トのランバ−サポ−ト調節装置 - Google Patents

車両用シ−トのランバ−サポ−ト調節装置

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JPH0675531B2
JPH0675531B2 JP60045512A JP4551285A JPH0675531B2 JP H0675531 B2 JPH0675531 B2 JP H0675531B2 JP 60045512 A JP60045512 A JP 60045512A JP 4551285 A JP4551285 A JP 4551285A JP H0675531 B2 JPH0675531 B2 JP H0675531B2
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JP
Japan
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cam
vertical axis
torsion spring
rotating plate
lumbar support
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JP60045512A
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JPS61203910A (ja
Inventor
勝弥 神田
光浩 吉田
Original Assignee
東京シ−ト株式会社
株式会社野島製作所
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用シートのランバーサポート調節装置に
係るものである。
(従来技術) 従来公知の特公昭55-49号公報および特開昭53-65163号
公報に記載された車両用シートのランバーサポート調節
装置は、第10図および第11図に図示したように、ブラケ
ットAに縦軸Bを取付け、該縦軸BにトーションバネC
の中間部Dを軸止し、前記トーションバネCの一端にラ
ンバーサポートFを取付け、前記トーションバネCの他
端は直接カムEを当接させた構成である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記公知のものは、前記カムEに前記トーショ
ンバネCの他端が直接当接しているから、ランバーサポ
ートFで受ける反力がカムEに直接加わり、そのため、
カムEの回転は重くなって、操作が不便であるという課
題があった。
(課題を解決するための手段) そこで本発明は、背凭シート1の左右側の一側に左右方
向の横軸30により取付けられているカム21と、前記背凭
シート1の左右中間位置に設けたランバーサポート15
と、前記カム21と前記ランバーサポート15の間に設けら
れ前記カム21の作用で弾力が調節されるトーションバネ
12からなるものにおいて、前記カム21の近傍位置に縦軸
6を設け、該縦軸6にはその先端部54が前記カム21のカ
ム面に当接する回動プレート7の基部側を軸止し、該回
動プレート7の前記先端部54と前記縦軸6との間に前記
トーションバネ12の一端側を固定し、前記縦軸6には前
記回動プレート7の前記先端部54を前記カム面より離す
方向に付勢するバネ体23を巻回した車両用シートのラン
バーサポート調節装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図により説明すると、第2図におい
て、1は車両用シートの背凭シート、2は背凭シート1
のクッション材、3はクッション材2を被覆する表皮、
4は背凭シート1の骨格フレームである。骨格フレーム
4は中空パイプで形成され、該フレーム4の左右側の所
望の部分には、取付台5を設ける。該取付台5は側方か
らみるとコ型形状に形成され、その内端部には縦軸6を
軸着し、該縦軸6には回動プレート7を取付ける。回動
プレート7の上下の端縁には前方に突出する上フランジ
部8と下フランジ部8とをそれぞれ設けてコ型形状に形
成し、該フランジ部8、8の基部7′には上下方向の挿
通穴9、9を形成し(第5図、第6図)、該挿通穴9、
9に前記取付台5に設けられている縦軸6を串通して、
取付台5に回動プレート7を回動自在に取付ける。
上下フランジ部8、8の挿通穴9、9より前側位置には
挿通穴10、10を形成する。該挿通穴10、10には前記縦軸
6と並行の並行縦軸11を挿通し、該並行縦軸11にはトー
ションバネ12の中間部13を巻回する。
トーションバネ12は線杆で形成され、該トーションバネ
12の一端14にはランバーサポート15を取付け、他端16は
前記回動プレート7の内端部の突出部17に形成された挿
入溝18内に挿入固定する。
回動プレート7の突出部17より先端部54には、前方に突
き出た係合突起20が形成され、係合突起20はカム21の外
周の係合溝22に当接係合する。
前記縦軸6には別のバネ体23を巻回する。バネ体23は、
トーションバネであり、その後端部24を取付台5の垂直
部25の後面に係止し、その前端部26を前記突出部17の前
面に当接させて回動プレート7の先端部54を常時後方に
押圧し、前記トーションバネ12の一端14が回動プレート
7の先端部54を前方に押し出す力を相殺する。即ち、バ
ネ体23は、前記カム21が回転するとき、係合突起20のカ
ム21への押圧力を減少させ、その回転を円滑にさせるも
ので、従って、バネ体23は回動プレート7の係合突起20
がカム21の係合溝22から離隔しない弾力により形成され
る。
しかして、前記取付台5の外端位置には、カム取付台28
を固定する。カム取付台28は前記取付台5の垂直壁27に
固着する。カム取付台28は背凭シート1内に内蔵され、
前後方向に形成される。カム取付台28の中央には左右方
向の取付穴29が形成され、該取付穴29には左右方向の横
軸30を貫通させる。32は横軸30のフランジ部31とカム取
付台28との間に設けた軸受であり、軸受32はナイロン等
で形成される。
横軸30の外端部は背凭シート1の側面の表皮3より外方
に突出させ、該突出部には操作ハンドル33の基部を固着
する。前記横軸30の内端部はブラケット34に軸着する。
ブラケット34はコ状形状に形成され、その垂直壁36をカ
ム取付台28の取付穴29に対応させてカム取付台28の上下
のフランジ部35の外側に嵌合して取付けられる。
前記横軸30のフランジ部31より内側部分には小判形状の
異径部37が形成され、異径部37より内側の軸部30′を前
記カム21の挿通穴38に挿通し(第4図)、カム21を軸架
する。挿通穴38は前記軸部30′の外径より大径に形成さ
れ、挿通穴38内には緩衝材39を挿入する。緩衝材39はゴ
ム、プラスチック等の軟質部材で円筒形状に形成され、
緩衝材39の外周面を前記挿通穴38の内周面に当接させ、
カム21を弾力的に軸架する。
緩衝材39内にはカラー40を挿入し、カラー40内には前記
横軸30の軸部30′を挿入する。即ち、カラー40の外端部
は軸受板44に嵌合させ、カラー40の内端部は前記ブラケ
ット34の垂直壁36に嵌合させ、カラー40の両端部にはナ
イロンブッシュ41、42を挿入し、カラー40の内周面と前
記軸部30′の外周面との間に隙間43を形成する。したが
って、カム21の外周面を押圧する力はナイロンブッシュ
41、42及びカラー40により前記垂直壁36と軸受板44に掛
ることになり、横軸30の軸部30′には掛らない。
前記カム21は硬質プラスチック等で形成され、カム21の
外側部にはラッチプレート45を一体的に形成し、ラッチ
プレート45には係合溝46を形成する。47は前記係合溝46
に係合してラッチプレート45及びカム21の回転を規制す
るラチェットである。ラチェット47は、その基部を前記
横軸30の異径部37に取付け、その先端部には左右方向の
軸48を取付け、、軸48にはラッチプレート45の係合溝46
に係合する係合爪49を取付ける。50は軸受、51は係合爪
49を常時ラッチプレート45の係合溝46に係合するように
付勢するバネ、52はラチェット47の先端部の突起53に取
付けたバネであり、バネ52は操作ハンドル33を離したと
きラチェット47を元の位置に戻す方向に牽引する。
(作用) 次に作用を述べる。
背凭シート1の側面にある操作ハンドル33を手動により
反時計回転させると、横軸30が回転し、横軸30の異径部
37に取付けられているラチェット47の先端部が反時計回
転方向に回動するから、ラチェット47の先端の係合爪49
がラッチプレート45を回転させる。
このラッチプレート45の回転によりカム21も反時計回転
し、カム21の係合溝22に回動プレート7の係合突起20が
係合して、カム21の回転は停止し、ラチェット47はバネ
52の弾力により元の位置に戻り、この位置で係合爪49は
再びバネ51の弾力により係合溝46に係合してラチェット
47及びカム21の回転を規制する。
しかして、カム21が回転すると、その作用により回動プ
レート7の係合突起20を弾力的に後方に押圧し、回動プ
レート7を縦軸6を中心に後方に回動させる。回動プレ
ート7の挿入溝18内にはトーションバネ12の他端16が挿
入されているから、トーションバネ12の他端16は回動プ
レート7と共に回動し、トーションバネ12の一端14のラ
ンバーサポート15を前方に突き出す。
この場合、ランバープレート15が前方に突き出る程、ト
ーションバネ12の他端16はその反力により回動プレート
7の先端部54を前方に付勢する力が大きくなって、回動
プレート7の先端部54はカム21の外周面を押圧するが、
前記回動プレート7にはその先端部54が前記カム21より
離れる方向に付勢するバネ体23を設けて弾力を相殺して
いることから、横軸30の回転は軽い。
(効果) 前記したように、従来公知の特公昭55-49号公報および
特開昭53-65163号公報に記載された車両用シートのラン
バーサポート調節装置は、ブラケットAに縦軸Bを取付
け、該縦軸BにトーションバネCの中間部Dを軸止し、
前記トーションバネCの一端にランバーサポートFを取
付け、前記トーションバネCの他端は直接カムEを当接
させた構成であった。
しかし、前記公知のものは、前記カムEに前記トーショ
ンバネCの他端が直接当接しているから、ランバーサポ
ートFで受ける反力がカムEに直接加わり、そのため、
カムEの回転は重くなって、操作が不便であるという課
題があった。
しかるに本発明は、背凭シート1の左右側の一側に左右
方向の横軸30により取付けられているカム21と、前記背
凭シート1の左右中間位置に設けたランバーサポート15
と、前記カム21と前記ランバーサポート15の間に設けら
れ前記カム21の作用で弾力が調節されるトーションバネ
12からなるものにおいて、前記カム21の近傍位置に縦軸
6を設け、該縦軸6にはその先端部54が前記カム21のカ
ム面に当接する回動プレート7の基部側を軸止し、該回
動プレート7の前記先端部54と前記縦軸6との間に前記
トーションバネ12の一端側を固定し、前記縦軸6には前
記回動プレート7の前記先端部54を前記カム面より離す
方向に付勢するバネ体23を巻回した車両用シートのラン
バーサポート調節装置としたものであるから、回動プレ
ート7とカム21の接触部の負荷をバネ体23で軽減できる
ので、操作荷重を理論上最小になしうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の斜視図、第2図は要部の横断平面
図、第3図は要部の一部縦断側面図、第4図は分解斜視
図、第5図は回転プレートの正面図、第6図は同横断平
面図、第7図は同側面図、第8図はカムの側面図、第9
図は同横断平面図、第10図及び第11図は公知例図であ
る。 符号の説明 1……背凭シート、2……クッション材、3……表皮、
4……骨格フレーム、5……取付台、6……縦軸、7…
…回動プレート、7′……基部、7″……先端部、8…
…フランジ部、9……挿通穴、10……挿通穴、11……並
行縦軸、12……トーションバネ、13……中間部、14……
一端、15……ランバーサポート、16……他端、17……突
出部、18……挿入溝、19……プレート部、20……係合突
起、21……カム、22……係合溝、23……バネ、24……後
端部、25……垂直部、26……前端部、27……垂直壁、28
……カム取付台、29……取付穴、30……シャフト、31…
…フランジ部、32……軸受、33……操作ハンドル、34…
…ブラケット、35……フランジ部、36……垂直壁、37…
…異径部、38……挿通穴、39……緩衝材、40……カラ
ー、41……ブッシュ、42……ブッシュ、43……隙間、44
……軸受板、45……ラッチプレート、46……係合溝、47
……ラチェット、48……軸、49……係合爪、50……軸
受、51……バネ、52……バネ、53……突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背凭シート1の左右側の一側に左右方向の
    横軸30により取付けられているカム21と、前記背凭シー
    ト1の左右中間位置に設けたランバーサポート15と、前
    記カム21と前記ランバーサポート15の間に設けられ前記
    カム21の作用で弾力が調節されるトーションバネ12から
    なるものにおいて、前記カム21の近傍位置に縦軸6を設
    け、該縦軸6にはその先端部54が前記カム21のカム面に
    当接する回動プレート7の基部側を軸止し、該回動プレ
    ート7の前記先端部54と前記縦軸6との間に前記トーシ
    ョンバネ12の一端側を固定し、前記縦軸6には前記回動
    プレート7の前記先端部54を前記カム面より離す方向に
    付勢するバネ体23を巻回した車両用シートのランバーサ
    ポート調節装置。
JP60045512A 1985-03-07 1985-03-07 車両用シ−トのランバ−サポ−ト調節装置 Expired - Lifetime JPH0675531B2 (ja)

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JP60045512A JPH0675531B2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07 車両用シ−トのランバ−サポ−ト調節装置

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JPS61203910A JPS61203910A (ja) 1986-09-09
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JP60045512A Expired - Lifetime JPH0675531B2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07 車両用シ−トのランバ−サポ−ト調節装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5357620A (en) * 1976-11-01 1978-05-25 Aisin Seiki Co Ltd Lumber support adjusting apparatus
JPS5549A (en) * 1978-06-12 1980-01-05 Earth Chemical Co Neck ring for pet

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JPS61203910A (ja) 1986-09-09

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