JPH0611241Y2 - バンパーにおけるライセンスランプ取付部構造 - Google Patents

バンパーにおけるライセンスランプ取付部構造

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JPH0611241Y2
JPH0611241Y2 JP408088U JP408088U JPH0611241Y2 JP H0611241 Y2 JPH0611241 Y2 JP H0611241Y2 JP 408088 U JP408088 U JP 408088U JP 408088 U JP408088 U JP 408088U JP H0611241 Y2 JPH0611241 Y2 JP H0611241Y2
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JP
Japan
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bumper
rib
mounting portion
bumper body
license lamp
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JP408088U
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博幸 黒川
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用バンパーにおけるライセンスラン
プ取付部構造に関する。
(従来の技術) 自動車用の樹脂製バンパーには、従来、実開昭61−9
355号公報で示されるものがある。これによれば、バ
ンパー本体の裏面にこのバンパー本体の長手方向に沿っ
て延びるリブが一体的に突設されている。一方、ライセ
ンスプレートを照射するライセンスランプが設けられて
おり、上記リブの一部を利用して、これをライセンスラ
ンプの取付部としてある。
上記バンパーは、通常、射出成形されるが、この射出成
形の際に、その冷却時のリブの収縮によりこのリブに対
応するバンパー本体の表面にひけ(凹み)が生じてこの
バンパーの見栄えが悪くなることがある。そこで、従来
では、上記リブに対応するバンパー本体の表面にこのバ
ンパー本体の長手方向に沿って化粧用の浅い凹溝を形成
し、上記ひけをこの凹溝内に位置させることによって、
このひけが目立たないように工夫したものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように工夫しても次のような問題
がある。つまり、上記ライセンスランプは、リブの取付
部に取り付けられているが、このライセンスランプの取
付強度を向上させることが望まれている。
そこで、上記取付部が上記リブの一般部と凹溝のそれぞ
れに対し上下方向に大きく偏位するよう上記リブを折り
曲げ、これにより、リブとバンパー本体との結合部を上
下に折り曲げ、かつ、この結合部を長くすることにより
上記取付部の強度を向上させて、上記ライセンスランプ
の取付強度を向上させることが考えられる。
しかし、このようにすると、上記取付部が上記凹溝から
上下いずれかに偏位した位置に対応して、上記バンパー
本体の表面にひけが表われるおそれがあり、この場合に
は、バンパーの見栄えが低下するという不都合を生じ
る。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、リブに対するライセンスランプの取付強度を向上さ
せると共に、バンパーの見栄えが良好に保たれるように
することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところ
は、バンパー本体の裏面にリブを突設する一方、同上バ
ンパー本体の表面に凹溝を形成した場合に、上記リブに
対するライセンスランプの取付部が、上記リブの一般部
と凹溝のそれぞれに対し上下方向で偏位するよう上記リ
ブを折り曲げ、同上取付部がバンパー本体に連なる部分
の肉厚を、同上取付部の他の部分よりも薄くなる薄肉部
とした点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
バンパー1を射出成形したとき、その冷却時にはリブ1
0と共にライセンスランプ12の取付部15も収縮しよ
うとする。このとき、この取付部15がバンパー本体4
に連なる部分の薄肉部15aは上記収縮を吸収する。よ
って、この取付部15に対応するひけがバンパー本体4
の表面に生じることは防止される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第2図と第3図において、1は樹脂製のリヤバンパー
で、このリヤバンパー1は自動車の車体後面に設けられ
ている。また、図中矢印Frは自動車の前方を示してい
る。
上記リヤバンパー1は射出成形されるもので、車幅方向
に延びるバンパー本体4を有している。このバンパー本
体4は上部プレート5と、この上部プレート5の後縁か
ら下方に向って延びる下部プレート6とを有して断面が
倒立したほぼL字状をなし、その後面が表面、前面が裏
面となっている。上記下部プレート6の車幅方向中央部
はその表面が凹むように折り曲げられており、この凹所
8の底板8aにライセンスプレート9が取り付けられて
いる。
上記バンパー本体4の裏面上部には車幅方向に沿ってほ
ぼ直線的に延びるリブ10が一体的に突設され、このリ
ブ10は上記凹所8よりも全体的に上方に位置してい
る。
一方、上記バンパー本体4の表面上部には車幅方向に沿
ってほぼ直線的に延びる化粧用の浅い凹溝11が形成さ
れ、上記リブ10とこの凹溝11の下部とは上下同位置
となっている。つまり、リヤバンパー1の射出成形の
際、リブ10に対応してこのリヤバンパー1の表面にひ
けが生じたとき、このひけが凹溝11内に生じてこれが
目立たないようになされている。
上記凹所8の上方でバンパー本体4の裏面側には左右一
対のライセンスランプ12,12が設けられる。また、
これらのライセンスランプ12,12に対応して凹所8
の上面板8bには左右一対の貫通孔13,13が形成さ
れ、ライセンスランプ12,1からの光が第3図中矢印
Aで示すようにこれら貫通孔13,13を通ってライセ
ンスプレート9を照射するようになっている。
第1図、第4図、および第5図において、上記各ライセ
ンスランプ12は上記リブ10に形成された取付孔14
に嵌入されて取り付けられており、このライセンスラン
プ12の取付部15はリブ10の一般部16よりも一段
下がった位置に設けられ、つまり、ライセンスランプ1
2がライセンスプレート9を効果的に照射するように上
記取付部15の位置が定められている。上記の場合、取
付部15が、上記リブ10の一般部16と凹溝11のそ
れぞれに対し上下方向で下方に偏位するよう上記リブ1
0が折り曲げられており、具体的には、上記取付部15
は、一般部16に対し左右一対の傾斜板17,17で一
体的に連結されている。
また、上記取付部15と傾斜板17,17とがそれぞれ
バンパー本体4に連なる部分は、その肉厚が同上取付部
15と傾斜板17の他の部分よりも薄くなる薄肉部15
a,17aとなっている。この場合、上記取付部15の
薄肉部15aは車幅方向各位置において均一な薄肉とな
っているが、傾斜板18の薄肉部17aは一般部16側
から取付部15側に進に従い漸次薄肉となっている。
しかして、上記のように薄肉部15a,17aを設けた
ことから、リヤバンパー1を射出成形したとき、その冷
却時における取付部15や傾斜板17の収縮はこれら薄
肉部15a,17aで吸収される。このため、これら取
付部15や傾斜板17に対応するひけがバンパー本体4
の表面に生じることは防止される。つまり、前記凹溝1
1に対して取付部15や傾斜板17が上下に偏位してい
て、これらに対応するひけがバンパー本体4の表面に生
じることはなく、よって、リヤバンパー1の見栄えは良
好に保たれる。
(考案の効果) この考案によれば、ライセンスランプの取付部がリブの
一般部と凹溝のそれぞれに対し上下方向で偏位するよう
上記リブを折り曲げたため、このリブとバンパー本体と
の結合部が上下に折れ曲がり、かつ、この結合部が長く
なって、バンパーの剛性が向上すると共に、上記取付部
の強度が向上し、これにより、ライセンスランプの取付
強度が向上するという効果がある。
ところで、上記取付部がバンパー本体の表面の凹溝から
上下いずれかに偏位した位置に対応して、上記バンパー
本体の表面にひけが生じたとすると、バンパーの見栄え
が低下することとなる。
そこで、この考案では、上記取付部がバンパー本体に連
なる部分の肉厚を、同上取付部の他の部分よりも薄くな
る薄肉部としてある。
このため、上記取付部に対応してバンパー本体の表面に
生じようとするひけは上記薄肉部で吸収される。よっ
て、このひけが同上バンパー本体の表面で、凹溝から外
れたところに生じようとすることが防止され、上記バン
パーの見栄えが良好に保たれる。
なお、上記したように取付部がバンパー本体に連なる部
分を薄肉部にすると、取付部の強度が不足するおそれを
生じるが、前記したように、この取付部はリブの折り曲
げにより強度向上が図られることから、上記薄肉部を設
けたことによる強度低下は十分に補填される。
即ち、この考案によれば、ライセンスランプの取付強度
が向上すると共に、バンパーの見栄えが良好に保たれる
という効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第3図の部分拡
大図、第2図はリヤバンパーの全体斜視図、第3図は第
2図のIII−III線矢視断面図、第4図は第1図のIV−IV
線矢視一部断面図、第5図は取付部の斜視図である。 1……リヤバンパー(バンパー)、4……バンパー本
体、10……リブ、11……凹溝、12……ライセンス
ランプ、15……取付部、15a……薄肉部、16……
一般部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパー本体の裏面にこのバンパー本体の
    長手方向に沿ってほぼ直線的に延びるリブを一体的に突
    設すると共に、このリブに対応させてバンパー本体の表
    面にほぼ直線的に凹溝を形成し、同上リブの一部をライ
    センスランプの取付部とした自動車用バンパーにおい
    て、上記ライセンスランプの取付部が上記リブの一般部
    と凹溝のそれぞれに対し上下方向で偏位するよう上記リ
    ブを折り曲げ、同上取付部がバンパー本体に連なる部分
    の肉厚を、同上取付部の他の部分よりも薄くなる薄肉部
    としたことを特徴とするバンパーにおけるライセンスラ
    ンプ取付部構造。
JP408088U 1988-01-16 1988-01-16 バンパーにおけるライセンスランプ取付部構造 Expired - Lifetime JPH0611241Y2 (ja)

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JPH01108849U JPH01108849U (ja) 1989-07-24
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