JPH0436998Y2 - - Google Patents

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JPH0436998Y2
JPH0436998Y2 JP1983121512U JP12151283U JPH0436998Y2 JP H0436998 Y2 JPH0436998 Y2 JP H0436998Y2 JP 1983121512 U JP1983121512 U JP 1983121512U JP 12151283 U JP12151283 U JP 12151283U JP H0436998 Y2 JPH0436998 Y2 JP H0436998Y2
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panel step
panel
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JP1983121512U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用パネルステツプ、殊にパネ
ルステツプ本体の両端に配設される合成樹脂製の
端末部材に関する。
従来この種の自動車用パネルステツプ11は、
第1図に図示する如く、自動車の車体10の周り
ドア下方に配設される。そして、このパネルステ
ツプ11は、アルミニウム材等を押出成形してな
る長手状のステツプ本体12と、該ステツプ本体
12を支持し且つ車体10に取付ける複数のステ
ー13とから成る。ステツプ本体12の両端には
軟質の合成樹脂製の端末部材14a,14bが配
設され、従つて、たとえパネルステツプ11が車
体10の周りに突設されていたとしても、歩行者
或いはモータサイクル等に危害を与えないように
されていた。
しかしながら、第3図に図示するように、従
来、端末部材14a,14bを凹状として、嵌合
によりパネルステツプ本体12に取付けていた。
従つて、嵌合を維持なすには、端末部材14a,
14bは肉厚を要することとなり、パネルステツ
プ本体12との間に段差を生じていた。パネルス
テツプ本体12には、剛性向上のため長手方向に
沿つて溝12aが形成されている関係上、両端に
配設された端末部材14a,14bと相まつてパ
ネルステツプ本体12上に凹所が存在することと
なる。この結果、パネルステツプ本体12上で
は、泥、ホコリ等が堆積したり、水が排出し難く
なるという問題があつた。
そこで、本考案は、パネルステツプ本体と端末
部材との間の段差を緩和することを技術的課題と
する。この課題を解決するために本考案で講じら
れた技術的手段は、パネルステツプ本体の両端部
分に夫々少なくとも1個の貫通孔が穿設され、前
記端末部材は前記貫通孔を充満する部分と該部分
の上下に夫々連続した部分とにより前記パネルス
テツプ本体に密着した状態で一体に保持され、前
記溝部に位置する端末部材上面のパネルステツプ
本体上面との隣接部がパネルステツプ本体上面と
面一にされたことである。
これにより、端末部材はその肉厚が薄くても確
実に且つ強固にパネルステツプ本体に保持される
ので、パネルステツプ本体と端末部材との間に存
在する段差が緩和されることになる。
しかも、端末部材は貫通孔を充満する部分と該
部分の上下に夫々連続した部分とにより前記パネ
ルステツプ本体に保持されているから、たとえ熱
変形によりパネルステツプ本体から浮き上がろう
としても、これが防止される。更に、端末部材は
パネルステツプ本体に常時密接することとなるの
で、端末部材とパネルステツプ本体との間に異物
が侵入せず、よつて、耐蝕性も向上することとな
る。
また、溝部に位置する端末部材上面のパネルス
テツプ本体上面との隣接部がパネルステツプ本体
上面と面一にされているので、パネルステツプ本
体上に溜まつた埃や水等をスムースに外部に排出
することができる。
更に、端末部材がパネルステツプ本体に密着し
た状態で一体的に保持されるので、パネルステツ
プ本体と端末部材との間に泥、埃等が侵入し難
く、端末部材とパネルステツプ本体との上面隣接
部の面一を常に保つことができる。
以下、添付第4図から第8図までを参照しなが
ら本考案の実施例について説明する。
先ず、第4図において、パネルステツプ20は
アルミニウム製のパネルステツプ本体21と、そ
のパネルステツプ本体21の端末部分に配設され
た軟質合成樹脂製の端末部材24とから成る。パ
ネルステツプ本体21はその長手方向に溝21a
を有し、これに応じて端末部材24も凹溝24a
を備える。尚、パネルステツプ本体21の図示し
ない他端にも端末部材が配設されている。
第5図に図示するように、パネルステツプ本体
21の端末部分には、溝21aの底壁箇所に貫通
孔25が穿設されている。そして、パネルステツ
プ本体21の端末部分の表面から裏面にわたつて
成形配設された端末部材24は、貫通孔25内を
充満する部分を有し、従つて貫通孔25の位置で
の縦断面は閉断面となつており、パネルステツプ
本体21の端末部分に密着した状態で一体的に保
持されている。よつて、端末部材24をパネルス
テツプ本体21に保持なす上で上面部24aを特
に肉厚とする必要がない。
更に、端末部材24の凹溝24aの上面部24
bは傾斜させられており、貫通孔25の略中央部
分でパネルステツプ本体21の上面と同一高さと
なつている。よつて、溝21aに溜まつた水等が
排出し易い。また、端末部材24の下面部24c
は、その先端24dが貫通孔25を越えてパネル
ステツプ本体21中央側へ延在している。
尚、第4図、第5図から理解できるように、端
末部材24の横断面形状はパネルステツプ本体2
1の横断面形状とほぼ同一である。
第6図に変形実施例として図示したパネルステ
ツプ20aでは、端末部材26は単品として成形
されている。しかる後、その突部26cをパネル
ステツプ本体21の貫通孔25に嵌合し、その先
端26dを高周波加熱等により加熱して変形せし
める。これにより貫通孔25は突部26cにて充
満され、端末部材26はパネルステツプ本体21
に密着した状態で一体的に保持されている。そし
て、端末部材26の上面部26bは、前述の端末
部材24の上面部24bと同様な形状となつてい
る。よつて、貫通孔25端末部材26をパネルス
テツプ本体21に保持なす上で上面部26aを特
に肉厚とする必要がない。
これらパネルステツプ20,20aでは、好ま
しくは、車体10に取付ける場合、端末部材2
4,26の上面部24b,26bの傾斜面が水平
となるように、即ち、パネルステツプ本体21を
傾けて車体10に取付けると良い。これにより、
たとえパネルステツプ本体21と端末部材24,
26との間に段差が存在したとしても、溝21a
に関する排水等については何ら支障がなくなる。
尚、貫通孔25を複数としても良い。
第7図、第8図は、他の変形実施例たるパネル
ステツプ30を示す。この変形実施例では、パネ
ルステツプ本体31の端末部分は、その31aに
沿い、段部31bが下方に向かつて屈曲形成され
ている。また、端末部材34は、パネルステツプ
本体31の端末部分の表面から裏面にわたつてイ
ンサート成形により配設されている。パネルステ
ツプ本体31の段部31bには貫通孔35が穿設
されている。端末部材35は貫通孔35内を充満
する部分を有し、従つて貫通孔35の位置での縦
断面は閉断面となつており、パネルステツプ本体
21の端末部分に密着した状態で一体的に保持さ
れている。よつて、端末部材34はその上面部3
4bが薄くても確実にパネルステツプ本体31に
確実に保持される。
しかも、パネルステツプ本体31の端末部分
に、その溝31aに沿つて段部31bを設けたか
ら、パネルステツプ本体31の溝31aの上面と
端末部材34の上面を同一高さにできる。よつ
て、溝31a内に溝等が溜まる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はパネルステツプの自動車の車体への取
付状態を示す斜視図、第2図は従来のパネルステ
ツプを示す斜視図、第3図は第2の−線に沿
う断面を示す斜視図、第4図は本考案の実施例で
あるパネルステツプを示す部分斜視図、第5図は
第4図の−線に沿う断面を示す断面図、第6
図は本考案の変形実施例を示す断面図、第7図は
本考案の他の変形実施例を示す部分斜視図、第8
図は第7図の−線に沿う断面を示す断面図で
ある。 10……車体、20,20a,30……パネル
ステツプ、21,31……パネルステツプ本体、
24,26,34……端末部材、25,35……
貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の周囲に配設され長手方向に延在する溝部
    を有するパネルステツプ本体と、該パネルステツ
    プ本体の両端に夫々配設され且つ横断面形状が前
    記パネルステツプ本体とほぼ同形状とされた合成
    樹脂製の端末部材とから成る自動車用パネルステ
    ツプにおいて、前記パネルステツプ本体の両端部
    分に夫々少なくとも1個の貫通孔が穿設され、前
    記端末部材は前記貫通孔を充満する部分と該部分
    の上下に夫々連続した部分とにより前記パネルス
    テツプ本体に密着した状態で一体に保持され、前
    記溝部に位置する端末部材上面のパネルステツプ
    本体上面との隣接部がパネルステツプ本体上面と
    面一にされたことを特徴とする自動車用パネルス
    テツプ。
JP12151283U 1983-08-03 1983-08-03 自動車用パネルステツプ Granted JPS6028543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12151283U JPS6028543U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 自動車用パネルステツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12151283U JPS6028543U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 自動車用パネルステツプ

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Publication Number Publication Date
JPS6028543U JPS6028543U (ja) 1985-02-26
JPH0436998Y2 true JPH0436998Y2 (ja) 1992-09-01

Family

ID=30278082

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JP12151283U Granted JPS6028543U (ja) 1983-08-03 1983-08-03 自動車用パネルステツプ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4647805B2 (ja) * 2001-02-21 2011-03-09 株式会社神戸製鋼所 自動車用サイドステップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58107971U (ja) * 1982-01-19 1983-07-22 セイレイ工業株式会社 トラクタのステツプクツシヨンゴム構造

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JPS6028543U (ja) 1985-02-26

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