JP4453141B2 - ドアフレームモール構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のドアフレームモール構造に関し、特に詳述すれば、ボデイパネルとドアモールとの間の見切り幅を一定とさせるドアフレームモール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドアフレームモールとしては、特開平11−334367号公報に示されるものが知られている。これは、ボデイパネルのドアを収める開口に沿う形状にロール曲げ加工されたドアフレームモールをドアフレームに装備したもので、車両の見栄えを向上させるとともに、ドアとボデイパネルとの間の見切り幅を一定とさせる働きをする。
【0003】
このドアフレームモールの構造を図7に示す。ドアフレーム1は、ボデイパネル2に接触して変形するウェザーストリップ3,4を収める部分と、窓ガラス5を収める部分に加えてモール6を取り付ける部分を有す。
モール6は見切り幅lを一定とさせかつ車両の見栄えを良好とさせる。
【0004】
ドアフレーム1は、ボデイパネル2と略平行するモール取付部分7を有している。モール6は、一枚の板を折曲加工してなり、モール長手方向において一定断面形状を呈し、ドアフレーム1の取付部分7に沿うチャンネル部8と、このチャンネル部8と一体の外側部9とを備える。このモール6は、ドアフレーム1の取付部分7にモール長手方向における複数個所でリベット等により固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来例は、曲げ加工の許容される曲率を有するドアフレームに沿ってモールを取り付けるものであるから、ドアフレームのデザインはその曲げ加工の許容される範囲に制約され、モールもこのドアフレームに沿うことになり、モールのデザインもドアフレームの形状に制約される。
【0006】
それ故に、本発明は、モールのデザインにより自由度を与えることを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した課題を解決するために、基本的には、モールを2分割し、モールの外側部分の立ち幅を大とさせ、ドアフレームより後方側へモールを延出させ得るようにしたものである。
これにより、ドアまわりのモールのデザインの自由度を高くさせ得る。
【0008】
具体的には、本発明は、車両ドアに窓部を形成するドアフレームの取付部に装着され車両のボデイパネルの段部に位置してボデイパネルの外表面に沿うモールを備えたドアフレーム構造において、モールは、ウエザーストリップが装着されるチャンネル部と、意匠面を形成する外側部とを有して2分割され、外側部は、長さがモールの長手方向に渡り徐々に変化する側壁を有し、該側壁によってボデイパネルの段部との見切り幅を一定にさせるべく高さ及び幅が大とされる立上り部と、立上り部の側壁から延びチャンネル部に結合されるフランジ部とを備え、モールは、チャンネル部が結合された外側部のフランジ部にてドアフレームの取付部に固定される、ドアフレーム構造を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示す本発明の一例において、図7と同構成部分には同一符号を記してその説明は省略する。
図6に示すように、モール10は、車両リヤドアの窓部の上縁に沿うアッパモール15及び窓部の後縁に沿うロアモール16よりなる。アッパモール15は、従来と同様に、一枚の板を折曲成形してなり、チャンネル部及び外側部を備え、モール長手方向において一定断面形状を呈している。このアッパモール15は、窓部の上縁を構成するドアフレーム1にモール長手方向における複数個所でリベット等で固定されている。
図1乃至図5に示されるように、ロアモール16は、2分割されチャンネル部8′と外側部9′とを別部材として成形されており、窓部の後縁を構成するドアフレーム1にモール長手方向における複数個所でリベット等で固定されている。モール10の外側部9′は、ドアフレーム1の形状およびボデイパネル2との間隔の変化に応じて、立上り部11を作り、その側壁11aをチャンネル部8′の上に沿わせ、この側壁11aから延びるフランジ部11bとチャンネル部8′とをドアフレーム1の取付部7に固定させる。立上り部11の側壁11aは、略直交するチャンネル部8′の取付面8a及び外側部9′の意匠面9aに対して傾斜している。
【0010】
図5に示すように、ボデイパネル2の段部12が後方へ逃げかつ側方へ延出する部分では、ロアモール16の外側部9′の立上り部11の側壁11aの長さをモール長手方向において徐々に延出させて、立上り部11の高さと幅を大とさせ見切り幅lを一定にしながら、しかも、ドアフレーム1よりモール10を離れた位置に装備させることができる。
【0011】
図1に示すように、ドアフレーム1とボデイパネル2との相対関係が大きく変化するデザインであっても、モール10の外側部9′をそのデザインに追従させ、ドアフレーム1の形状を現状のままとさせ得る。
アッパモール15とロアモール16とは、その端縁同士を対向させて連結ブラケットにより連結されている。
ロアモール16を2分割したことにより、外側部分の形状が任意に選定できるようになるという利点を本発明は奏する。尚、本実施の形態においては、ロアモール16のチャンネル部8′及び外側部9′を金属板を折曲加工して構成しているが、外側部9′を合成樹脂、亜鉛、アルミ等の射出成形品であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアフレームモール構造の一例を示す断面図である。
【図2】本発明に係るドアフレームモール構造の一例を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】本発明に係るドアフレームモールを採用した車両の斜視図である。
【図7】従来のドアフレームモールの断面図である。
【符号の説明】
1 ドアフレーム
2 ボデイパネル
3,4 ウェザーストリップ
5 窓ガラス
8′ チャンネル部
9′ 外側部
10 モール
11 立上り部
Claims (2)
- 車両ドアに窓部を形成するドアフレームの取付部に装着され車両のボデイパネルの段部に位置してボデイパネルの外表面に沿うモールを備えたドアフレーム構造において、
モールは、ウエザーストリップが装着されるチャンネル部と、意匠面を形成する外側部とを有して2分割され、
外側部は、長さがモールの長手方向に渡り徐々に変化する側壁を有し、該側壁によってボデイパネルの段部との見切り幅を一定にさせるべく高さ及び幅が大とされる立上り部と、立上り部の側壁から延びチャンネル部に結合されるフランジ部とを備え、
モールは、チャンネル部が結合された外側部のフランジ部にてドアフレームの取付部に固定される、
ドアフレームモール構造。 - 立上り部が断面略U字状をなす、請求項1記載のドアフレームモール構造。
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