JPH06102806A - クリーニング装置 - Google Patents
クリーニング装置Info
- Publication number
- JPH06102806A JPH06102806A JP25085192A JP25085192A JPH06102806A JP H06102806 A JPH06102806 A JP H06102806A JP 25085192 A JP25085192 A JP 25085192A JP 25085192 A JP25085192 A JP 25085192A JP H06102806 A JPH06102806 A JP H06102806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning blade
- edge
- cleaning device
- cleaning
- abutting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体より除去したトナーがクリーニングブ
レードの感光体軸方向の側面より漏洩するのを防止す
る。 【構成】 クリーニングブレード１の側面１Ｓと当接す
る部分３Ａと、前記ブレード１のエッジ１Ｅと当接する
部分３Ｂを一体的に形成したサイドシール３に、さら
に、前記側面１Ｓと当接する部分３Ａとエッジ１Ｅと当
接する部分３Ｂの間にクリーニングブレード１の側面１
Ｓに沿って一部切り込み４を設けた。
レードの感光体軸方向の側面より漏洩するのを防止す
る。 【構成】 クリーニングブレード１の側面１Ｓと当接す
る部分３Ａと、前記ブレード１のエッジ１Ｅと当接する
部分３Ｂを一体的に形成したサイドシール３に、さら
に、前記側面１Ｓと当接する部分３Ａとエッジ１Ｅと当
接する部分３Ｂの間にクリーニングブレード１の側面１
Ｓに沿って一部切り込み４を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体上に付着してい
る残留トナーを除去するためのクリーニング装置に関す
るものである。
る残留トナーを除去するためのクリーニング装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】電子写真装置のクリーニング装置では、
感光体上のトナー画像が転写紙に転写された後に感光体
上の残留トナーを除去するために、可橈性のクリーニン
グブレードを感光体に適度な力で圧接するように配備し
ている。クリーニングブレードの両端には、図１に示す
ように、クリーニングブレード１の側面１Ｓと当接する
部分３Ａ（以下、側面当接部３Ａと記す）と、クリーニ
ングブレード１のエッジ１Ｅと当接する部分３Ｂ（以
下、エッジ当接部３Ｂと記す）より一体的に形成された
略Ｌ字形のサイドシール３が設けられており、前記クリ
ーニングブレード１の側面当接部３Ａ（斜線部分）をク
リーニング装置本体のフレームに貼設して固定してい
た。前記サイドシール３は、クリーニングブレード１で
感光体から除去されたトナーがクリーニングブレード１
上の感光体軸方向Ｘ（矢印方向）に回りこみ、クリーニ
ングブレード１の側面１Ｓから漏洩することを防止して
いた。
感光体上のトナー画像が転写紙に転写された後に感光体
上の残留トナーを除去するために、可橈性のクリーニン
グブレードを感光体に適度な力で圧接するように配備し
ている。クリーニングブレードの両端には、図１に示す
ように、クリーニングブレード１の側面１Ｓと当接する
部分３Ａ（以下、側面当接部３Ａと記す）と、クリーニ
ングブレード１のエッジ１Ｅと当接する部分３Ｂ（以
下、エッジ当接部３Ｂと記す）より一体的に形成された
略Ｌ字形のサイドシール３が設けられており、前記クリ
ーニングブレード１の側面当接部３Ａ（斜線部分）をク
リーニング装置本体のフレームに貼設して固定してい
た。前記サイドシール３は、クリーニングブレード１で
感光体から除去されたトナーがクリーニングブレード１
上の感光体軸方向Ｘ（矢印方向）に回りこみ、クリーニ
ングブレード１の側面１Ｓから漏洩することを防止して
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記サイドシ
ール３のエッジ当接部３Ｂは、クリーニング装置のフレ
ームに固定されていないため、自由度が確保された状態
である。しかし、前記クリーニングブレード１の側面当
接部３Ａがクリーニング装置のフレームに貼設して固定
されているため、前記エッジ当接部３Ｂの自由度は前記
側面当接部３Ａに規制される。そして、前記エッジ当接
部３Ｂの伸縮にも規制がかかり、図２（図１のＡ−Ａ’
の断面図）に示すように、クリーニングブレード１とサ
イドシール３の各々の部材の厚みによって、クリーニン
グブレード１のエッジ１Ｅと前記エッジ当接部３Ｂが当
接する部分に隙間が生じる。その結果、クリーニングブ
レード１で感光体２より除去したトナーが、前記隙間を
クリーニングブレード１のエッジ１Ｅに沿って移動し、
前記隙間よりクリーニング装置の外部に漏洩してしまう
という問題点が生じる。
ール３のエッジ当接部３Ｂは、クリーニング装置のフレ
ームに固定されていないため、自由度が確保された状態
である。しかし、前記クリーニングブレード１の側面当
接部３Ａがクリーニング装置のフレームに貼設して固定
されているため、前記エッジ当接部３Ｂの自由度は前記
側面当接部３Ａに規制される。そして、前記エッジ当接
部３Ｂの伸縮にも規制がかかり、図２（図１のＡ−Ａ’
の断面図）に示すように、クリーニングブレード１とサ
イドシール３の各々の部材の厚みによって、クリーニン
グブレード１のエッジ１Ｅと前記エッジ当接部３Ｂが当
接する部分に隙間が生じる。その結果、クリーニングブ
レード１で感光体２より除去したトナーが、前記隙間を
クリーニングブレード１のエッジ１Ｅに沿って移動し、
前記隙間よりクリーニング装置の外部に漏洩してしまう
という問題点が生じる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、サ
イドシールをクリーニングブレードの側面と当接する基
部と、クリーニングブレードのエッジと当接する突出部
を一体的に形成し、さらに、前記基部と前記突出部の間
にクリーニングブレードの側面に沿って一部切り込みを
設けた。また、前記サイドシールの突出部をクリーニン
グブレードのエッジに圧縮して当接した。
イドシールをクリーニングブレードの側面と当接する基
部と、クリーニングブレードのエッジと当接する突出部
を一体的に形成し、さらに、前記基部と前記突出部の間
にクリーニングブレードの側面に沿って一部切り込みを
設けた。また、前記サイドシールの突出部をクリーニン
グブレードのエッジに圧縮して当接した。
【０００５】
【作用】サイドシールをクリーニングブレードの側面と
当接する基部と、クリーニングブレードのエッジと当接
する突出部を一体的に形成し、さらに、前記基部と前記
突出部の間にクリーニングブレードの側面に沿って一部
切り込みを設けたことにより、前記突出部の自由度が増
すため、前記突出部がクリーニングブレードに密着し、
クリーニングブレードのエッジとサイドシールの間に存
在していた隙間が少なくなる。また、前記サイドシール
の突出部をクリーニングブレードのエッジに圧縮して当
接させることにより、さらに、突出部がクリーニングブ
レードに密着し、クリーニングブレードのエッジとサイ
ドシールの間に存在していた隙間が少なくなる。
当接する基部と、クリーニングブレードのエッジと当接
する突出部を一体的に形成し、さらに、前記基部と前記
突出部の間にクリーニングブレードの側面に沿って一部
切り込みを設けたことにより、前記突出部の自由度が増
すため、前記突出部がクリーニングブレードに密着し、
クリーニングブレードのエッジとサイドシールの間に存
在していた隙間が少なくなる。また、前記サイドシール
の突出部をクリーニングブレードのエッジに圧縮して当
接させることにより、さらに、突出部がクリーニングブ
レードに密着し、クリーニングブレードのエッジとサイ
ドシールの間に存在していた隙間が少なくなる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明のクリーニング装置を複写機に
用いて説明する。
用いて説明する。
【０００７】本発明のクリーニング装置のサイドシール
３は、図３に示すように、クリーニングブレード１の側
面当接部（基部）３Ａと、エッジ当接部（突出部）３Ｂ
を一体的に形成し、前記側面当接部３Ａと前記エッジ当
接部３Ｂとの間に、クリーニングブレード１の側面１Ｓ
に沿って一部切り込み４が設けられている。そして、前
記側面当接部３Ａは図示しないクリーニング装置本体の
フレームに貼設して固定されている。ここで、斜線部分
が前記フレームに貼設されている部分を示す。これに対
し、前記エッジ当接部３Ｂは、前記側面当接部３Ａに一
体的に支持されている。即ち、前記エッジ当接部３Ｂは
クリーニング装置本体のフレームに固定されていない。
従って、前記エッジ当接部３Ｂは従来より自由度を確保
した状態であったが、前記切り込み４を設けることによ
り、さらに、自由度を増す。
３は、図３に示すように、クリーニングブレード１の側
面当接部（基部）３Ａと、エッジ当接部（突出部）３Ｂ
を一体的に形成し、前記側面当接部３Ａと前記エッジ当
接部３Ｂとの間に、クリーニングブレード１の側面１Ｓ
に沿って一部切り込み４が設けられている。そして、前
記側面当接部３Ａは図示しないクリーニング装置本体の
フレームに貼設して固定されている。ここで、斜線部分
が前記フレームに貼設されている部分を示す。これに対
し、前記エッジ当接部３Ｂは、前記側面当接部３Ａに一
体的に支持されている。即ち、前記エッジ当接部３Ｂは
クリーニング装置本体のフレームに固定されていない。
従って、前記エッジ当接部３Ｂは従来より自由度を確保
した状態であったが、前記切り込み４を設けることによ
り、さらに、自由度を増す。
【０００８】さらに、前記側面当接部３Ａの固定にあた
っては、前記エッジ当接部３Ｂを多少圧縮した状態でク
リーニングブレード１のエッジ１Ｅに当接して密着させ
る。これにより、図２に示すクリーニングブレードのエ
ッジ１Ｅと前記エッジ当接部３Ｂとの間の隙間がさらに
小さくなる。
っては、前記エッジ当接部３Ｂを多少圧縮した状態でク
リーニングブレード１のエッジ１Ｅに当接して密着させ
る。これにより、図２に示すクリーニングブレードのエ
ッジ１Ｅと前記エッジ当接部３Ｂとの間の隙間がさらに
小さくなる。
【０００９】また、複写機が作動し、感光体２が回転方
向ａ（矢印）に回転すると、この回転に伴い、サイドシ
ール３のエッジ当接部３Ｂは前記回転方向ａに引っ張ら
れ、クリーニングブレード１のエッジ１Ｅと前記エッジ
当接部３Ｂの間に存在していた隙間がさらに少なくな
る。
向ａ（矢印）に回転すると、この回転に伴い、サイドシ
ール３のエッジ当接部３Ｂは前記回転方向ａに引っ張ら
れ、クリーニングブレード１のエッジ１Ｅと前記エッジ
当接部３Ｂの間に存在していた隙間がさらに少なくな
る。
【００１０】このサイドシール３の素材には、耐摩擦性
に優れ、表面の摩擦係数の小さい可橈性の材料、例え
ば、ポリウレタンフォーム（イノアック製Ｓ−１２０
等）が適している。前記の材料等を使用することによ
り、クリーニングブレード１及び感光体２と当接するサ
イドシール３の摩擦が押さえられる。
に優れ、表面の摩擦係数の小さい可橈性の材料、例え
ば、ポリウレタンフォーム（イノアック製Ｓ−１２０
等）が適している。前記の材料等を使用することによ
り、クリーニングブレード１及び感光体２と当接するサ
イドシール３の摩擦が押さえられる。
【００１１】
【発明の効果】サイドシールをクリーニングブレードの
側面と当接する基部と、クリーニングブレードのエッジ
と当接する突出部を一体的に形成し、さらに、前記基部
と前記突出部の間にクリーニングブレードの側面に沿っ
て一部切り込みを設けたことにより、クリーニングブレ
ードのエッジとサイドシールの間に存在していた隙間が
少なくなり、クリーニングブレードで感光体より除去し
たトナーが前記隙間よりクリーニング装置の外部に漏洩
することがなくなり、高性能のクリーニング装置を得る
ことができる。
側面と当接する基部と、クリーニングブレードのエッジ
と当接する突出部を一体的に形成し、さらに、前記基部
と前記突出部の間にクリーニングブレードの側面に沿っ
て一部切り込みを設けたことにより、クリーニングブレ
ードのエッジとサイドシールの間に存在していた隙間が
少なくなり、クリーニングブレードで感光体より除去し
たトナーが前記隙間よりクリーニング装置の外部に漏洩
することがなくなり、高性能のクリーニング装置を得る
ことができる。
【００１２】さらに、前記突出部をクリーニングブレー
ドのエッジに圧縮して当接したことにより、前記隙間が
さらに少なくなるため、クリーニングブレードで感光体
より除去したトナーが前記隙間よりクリーニング装置の
外部に漏洩することがなくなり、高性能のクリーニング
装置を得ることができる。
ドのエッジに圧縮して当接したことにより、前記隙間が
さらに少なくなるため、クリーニングブレードで感光体
より除去したトナーが前記隙間よりクリーニング装置の
外部に漏洩することがなくなり、高性能のクリーニング
装置を得ることができる。
【図１】従来のクリーニングブレードとサイドシールを
示した図である。
示した図である。
【図２】図１のＡ−Ａ’の断面図である。
【図３】本発明のサイドシールの構成を示した図であ
る。
る。
１ クリーニングブレード ３ サイドシール
Claims (2)
- 【請求項１】 クリーニングブレードのエッジを感光体
に当接させて、転写後の感光体上の残留トナーを除去す
るクリーニング装置において、 クリーニングブレードの側面と当接する基部と、クリー
ニングブレードのエッジと当接する突出部を一体的に形
成し、さらに、前記基部と前記突出部の間にクリーニン
グブレードの側面に沿って一部切断部を設けたサイドシ
ールを備え、除去したトナーのクリーニングブレードの
感光体軸方向側面からの漏洩を防止することを特徴とす
るクリーニング装置。 - 【請求項２】 前記基部はクリーニング装置のフレーム
に固定されており、前記突出部をクリーニングブレード
に圧縮して当接することを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25085192A JPH06102806A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25085192A JPH06102806A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | クリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06102806A true JPH06102806A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17213953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25085192A Pending JPH06102806A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | クリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06102806A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005084136A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置のクリーニング装置 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25085192A patent/JPH06102806A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005084136A (ja) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置のクリーニング装置 |
| JP4507538B2 (ja) * | 2003-09-04 | 2010-07-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
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