JPH11133730A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11133730A
JPH11133730A JP29831797A JP29831797A JPH11133730A JP H11133730 A JPH11133730 A JP H11133730A JP 29831797 A JP29831797 A JP 29831797A JP 29831797 A JP29831797 A JP 29831797A JP H11133730 A JPH11133730 A JP H11133730A
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Hiroshi Yamashita
博司 山下
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 現像ローラ24が、感光体ドラム12に接離
可能に支持され、現像ブレード30が、現像ローラ24
に接離可能に支持される。像形成動作が開始されると、
回動するカム32に現像器22(従動部材34)が押圧
されて、現像器22は所定方向に変位する。すなわち、
現像ブレード30の現像ローラ24への押圧と、現像ロ
ーラ24の感光体ドラム12への押圧とが、行われる。
そして、像形成動作を終了するとき、再びカム32を回
動し、現像器22を感光体ドラム12から離間する方向
に変位させることによって、現像ブレード30の現像ロ
ーラ24への押圧と、現像ローラ24の感光体ドラム1
2への押圧とが、解除される。 【効果】 簡単な構成で、現像ローラ24とそれに接触
するプロセス部材との間の押圧力をゼロとして、画像劣
化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関し、
特にたとえば電子写真方式を用いた複写機,ファクシミ
リ装置,プリンタ等に適用され、非磁性一成分の現像剤
を用いて感光体上に形成された静電潜像を現像する、画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の画像形成装置では、現像
剤担持体(現像ローラ)の表面に均一な現像剤の薄層を
形成するため、板状またはドラム状の規制部材を現像剤
担持体に関連して設け、この規制部材を、現像剤担持体
の表面に押圧力を付与させつつ接触させて、現像剤担持
体上に所望のトナー層厚を得るようにしている。
【0003】しかしながら、従来では、現像剤担持体の
表面がたとえばウレタンにフッ素樹脂をコーティングし
てなるとともに、像形成動作期間および非動作期間に拘
らず、現像剤担持体の表面に押圧力を付与しつつ規制部
材が接触するため、像形成動作を長期間行わなかったと
きすなわち規制部材を現像剤担持体の一部分に接触させ
た状態で放置した場合には、現像剤担持体の規制部材に
接触している部分(一部分)が塑性変形して、現像剤担
持体に均一なトナー薄層が形成できないという問題があ
った。また、高温多湿の条件下で使用した場合には、現
像剤担持体表面層の有機物質がブリードし、それが感光
体(像担持体)の表面に付着して、画像の欠落などの画
像劣化を招来するという問題があった。
【0004】これに対し、平成5年11月5日付で出願
公開された特開平5−289489号公報[G03G
15/08,15/09]に開示されている従来技術で
は、電源スイッチの電源投入操作ストロークに連動し
て、規制部材(剛性部材)と現像剤担持体(弾性ロー
ラ)との間に圧接力を付与し、その規制部材と現像剤担
持体との圧接状態を通電時に限り保持し、逆に、電源断
時には、規制部材と現像剤担持体との圧接状態を解除し
て、現像剤担持体がクリープ変形するのを防止するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、接離機
構が非常に複雑であり、コスト高となるという問題があ
る。また、現像剤担持体と規制部材との接触による上述
の問題は解決し得るが、規制部材を現像剤担持体に押圧
接触させるのと同様、現像剤担持体は、像担持体の表面
を押圧しつつ接触するように設けられているので、現像
剤担持体と像担持体との間において、現像剤担持体の塑
性変形や画像の欠落などの問題を生じていた。
【0006】規制部材を接離させるのと同様、現像剤担
持体を像坦持体から接離させるようにした技術が提案さ
れてはいるが、コスト高であるという問題は解決されて
いない。しかも、従来のソリッドゴム(ウレタン)から
なる現像剤担持体では、接離させたときの衝撃で像担持
体(または現像剤担持体や規制部材)が振動して、画像
劣化に至らしめるという問題もあった。特に、複数の現
像器によりカラー画像を形成する像形成装置では、接離
動作時の振動によりトナーの重ね合わせ精度が著しく低
下してしまうことがあった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単な構成で、接離時および像形成動作停止期間に生じる
画像劣化を防止することができる、画像形成装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、表面に静電
潜像を形成する像担持体、表面に現像剤を担持しかつ像
担持体の表面に押圧力を付与しつつ接触して静電潜像を
現像する現像剤担持体、および現像剤担持体の表面に押
圧力を付与しつつ接触して現像剤坦持体上の現像剤の厚
みを規制する規制部材を備える画像形成装置において、
現像剤担持体を像坦持体に接離可能に支持する第1の支
持手段、規制部材を現像剤坦持体に接離可能に支持する
第2の支持手段、現像剤担持体を像坦持体に接離する方
向に変位させる第1の変位手段、および規制部材を現像
剤坦持体に接離する方向に変位させる第2の変位手段を
備えることを特徴とする、画像形成装置である。
【0009】
【作用】現像剤担持体は像担持体に接離可能に支持さ
れ、規制部材は現像剤担持体に接離可能に支持される。
像形成動作が開始されると、現像剤担持体は、第1の押
圧手段に押圧されて、像担持体の表面に押圧力を付与し
つつ接触し、規制部材は、第2の押圧手段に押圧され
て、現像剤担持体の表面に押圧力を付与しつつ接触す
る。そして、像形成動作期間、その接触状態が保持され
る。一方、像形成動作の終了と同時に、現像剤担持体の
像担持体への押圧と、規制部材の現像剤担持体への押圧
とが、解除される。すなわち、現像剤担持体とそれに接
触するプロセス部材(像担持体,規制部材)との間の押
圧力(圧接力)がゼロとされる。
【0010】なお、現像剤担持体が第1の押圧手段に押
圧される(変位する)方向と、規制部材が第2の押圧手
段に押圧される(変位する)方向とを、互いに等しくす
れば、1つの押圧手段で両プロセス部材(現像剤担持
体,規制部材)を同時に変位させて、接離機構の簡略化
を図ることができる。また、現像剤担持体を永久歪み率
5%以下の発泡材料(たとえばシリコーン樹脂)にて構
成すれば、相手部材との接触によって現像剤担持体が塑
性変形するのを防止できるとともに、接離時の衝撃を吸
収することができる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、現像剤担持体および
規制部材をそれぞれ変位可能に支持し、像形成動作が行
われていないとき、現像剤担持体とそれに接触するプロ
セス部材との間の押圧力がゼロとなるようにしたので、
現像剤担持体の表面が塑性変形するのを防止して、高画
質画像を得ることができる。
【0012】また、現像剤担持体に永久歪み率の小さい
発泡材料を用いれば、現像剤担持体の表面層がブリード
して像担持体が汚染するのを抑制することができ、しか
も、接離動作時の衝撃による画像劣化も防止できる。こ
の発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例の画像形成装置
10は、像担持体としての感光体ドラム12(感光板ま
たは感光ベルト等でもよい)を含み、この感光体ドラム
12の表面に形成された静電潜像に一成分現像剤(以
下、「トナー」という)を付着させて可視像化するもの
である。
【0014】感光体ドラム12の上方には、帯電器14
が設けられ、この帯電器14によって感光体ドラム12
の表面は均一に帯電される。そして、帯電された感光体
ドラム12に露光器16で形成された光像が入射され
て、感光体ドラム12の表面に静電潜像が形成される。
また、感光体ドラム12の下方には、転写器18が配置
され、この転写器18は、搬送された紙などの転写材
に、後述する現像器22によって感光体ドラム12の表
面に形成されたトナー像を静電吸着させる。また、転写
材に転写されることなく、感光体ドラム12上に残留し
たトナーは、感光体ドラム12の左側に配置されるクリ
ーニング装置20によって捕獲される。
【0015】そして、感光体ドラム12の右側に、現像
器22が変位可能に設けられる。つまり、現像器22
は、感光体ドラム12の表面に接離可能に支持され、像
形成動作に応じて、感光体ドラム12に接離する方向
(図1において左右方向)に変位して、現像剤担持体と
しての現像ローラ24を感光体ドラム12の表面に接触
させるまたは現像ローラ24と感光体ドラム12との間
の押圧力をゼロとする。また、現像器22内には、トナ
ーを収容する収容室26が設けられ、収容室26内の供
給ローラ28によって、収容室26内のトナーは現像ロ
ーラ24に供給される。
【0016】現像ローラ24は、永久歪み率が5%以下
の発泡材料からなり、この実施例では、シリコーン系の
発泡(連通気泡)ゴムを用いた。さらに、この発泡ゴム
に熱処理を施して、低分子のオリゴマー成分を除去する
ようにしている。また、現像ローラ24に関連して、現
像ローラ24の表面に接触して現像ローラ24に担持さ
れたトナーを薄層化するとともに、トナーを摩擦帯電す
る現像ブレード(規制部材)30が設けられる。この現
像ブレード30は、現像ローラ24の表面に接離可能に
支持され、像形成動作に応じて、現像ローラ24に接離
する方向(図1において左右方向)に変位して、現像ロ
ーラ24の表面に接触するまたは現像ローラ24との間
の押圧力がゼロとされる。
【0017】上述の如く、現像ローラ24および現像ブ
レード30は、各々が変位可能に支持され、両プロセス
部材を相手のプロセス部材に接触させるとき、すなわち
現像ローラ24を感光体ドラム12に接触させ、現像ブ
レード30を現像ローラ24に接触させるとき、各々を
図1の左方向に変位させ、逆に、両プロセス部材と相手
のプロセス部材との間の押圧力をゼロとするとき、図1
の右方向に各々を変位させる。このように、この実施例
では、現像ローラ24が変位する方向と、現像ブレード
30が変位する方向とが、互いに等しくされる。そし
て、これらの動作が、後述するカム32によって営まれ
る。
【0018】すなわち、図1に示すように、現像器22
の右側には、略楕円形のカム32が設けられ、像形成動
作に応じて、このカム32は回転軸32a回りに回動す
る。また、カム32と現像器22との間には、従動部材
34が設けられ、カム32の回動により、この従動部材
34は、感光体ドラム12に接近または感光体ドラム1
2から離間する方向(図1において左右方向)に変位す
る。すなわち、カム32の回転運動が、従動部材34の
直線運動に変換される。なお、この実施例では、従動部
材34を図1に示す断面形状に形成して、従動部材34
に弾性をもたせるように構成している。したがって、各
プロセス部材の現像ローラ24への接離動作は緩やかに
行われる。
【0019】そして、現像ブレード30には、板状の変
位部材36が固定的に設けられて、像形成動作が行われ
ていない図1の状態において、変位部材36の一端が、
現像器22から従動部材34側へ突出するように構成さ
れる。そして、カム32の回動により、従動部材34が
図1の左方向へ変位する(押圧される)と、従動部材3
4が変位部材36すなわち現像ブレード30を押圧し
て、現像ブレード30は、現像ローラ24に押圧力を付
与しつつ接触する(図2参照)。すなわち、変位部材3
6の一端を従動部材34(カム32)で水平方向に押圧
することによって、現像ブレード30の現像ローラ24
への押圧が行われる。
【0020】そして、カム32の回動により、変位部材
36の一端が現像器22の側面22aと面一になるまで
変位したとき、現像ブレード30の現像ローラ24を押
圧する方向の動きが規制され、現像器22(現像ローラ
24)の感光体ドラム12に接近する方向の変位動作が
開始される。すなわち、この実施例では、現像ブレード
30が現像ローラ24に付与する押圧力は、変位部材3
6の変位量すなわち現像器22から従動部材34側へ突
出した変位部材36の長さ(突出量)Aで決定され、変
位部材36の一端が現像器22の側面22aと面一とな
ったとき、変位部材36の押圧は不能化され、現像ブレ
ード30は、現像ローラ24に圧接させた状態で保持さ
れる。
【0021】さらに、この状態から図2に示す位置まで
カム32が回動すると、従動部材34が現像器22の側
面22aに当接した後、現像器22を感光体ドラム12
に接近させる方向(図1において左方向)に押圧する。
すなわち、現像ローラ24の感光体ドラム12への押圧
が、現像ブレード30の現像ローラ24への押圧に続い
て行われる。
【0022】一方、像形成動作を終了するときには、図
2の状態のカム32を図1の状態まで回動し、従動部材
34を図1の右方向に変位させることによって、現像ロ
ーラ24の感光体ドラム12への押圧と、現像ブレード
30の現像ローラ24への押圧とが、解除される。つま
り、図1に示すように、変位部材36の一端が開放され
ると、現像ブレード30の復元力も手伝って、現像ブレ
ード30(変位部材36)は、現像ローラ24に付与す
る押圧力がゼロとなる位置まで変位し、現像ローラ24
に接触(当接)した状態で保持される。現像ローラ24
も現像ブレード30と同様、カム32による感光体ドラ
ム12方向の押圧がなくなると、現像器22(現像ロー
ラ24)は感光体ドラム12から離間する方向に変位し
て、現像ローラ24と感光体ドラム12との間の圧接力
(押圧力)はゼロとされる。このように、現像ローラ2
4に押圧力を付与することなく、両プロセス部材(感光
体ドラム12,現像ブレード30)は、現像ローラ24
に接触(当接)した状態で保持される。
【0023】また、上述の如く、現像ローラ24を永久
歪み率5%以下の発泡材料にて構成すれば、感光体ドラ
ム12と現像ローラ24との接触状態を解除することな
く、現像ローラ24の塑性変形の発生を防止でき、図1
および図2に示すように、弾性部材42(後述)を設
け、現像器22を感光体ドラム12から弾発的に離間す
るようにすれば、感光体ドラム12と現像ローラ24と
を確実に非接触状態とすることができる。
【0024】すなわち、現像器22の上面に凸部38
を、それに関連して装置本体側に係合部40を、それぞ
れ固定的に設け、凸部38と係合部40との間にスプリ
ングなどの弾性部材42を配置する。この弾性部材42
は、現像ローラ24を感光体ドラム12に接触させた状
態で圧縮され、カム32が図1に示す状態に回動したと
き、弾性部材42の復元力によって、凸部38すなわち
現像器22が図1の右方向に押圧(付勢)されて、現像
ローラ24は感光体ドラム12から離間する。
【0025】図3のフロー図を参照して、上述の実施例
の動作の一例について説明する。図3のステップS1に
おいて、図示しないメインモータをオンするとともに、
続くステップS3において、帯電器14をオンする。次
のステップS5では、帯電器14をオンしてから所定期
間が経過したかどうかを判断し、そこにおいて“YE
S”が判断されると、ステップS7に進んで、カム32
を回動し、カム32を図2の状態で保持する。すなわ
ち、ステップS7において、現像ローラ24の感光体ド
ラム12への押圧と、現像ブレード30の現像ローラ2
4への押圧とが行われる。なお、ステップS5では、現
像開始時にトナーが現像ローラ24から感光体ドラム1
2に不用意に付着するのを防止するために、動作開始後
所定期間は、感光体ドラム12と現像ローラ24とを接
触させないようにしている。
【0026】ステップS9では、現像が終了したかどう
かを判断し、そこにおいて“YES”が判断されると、
ステップS11に進んで、メインモータをオフする。そ
して、次のステップS13において、メインモータをオ
フしてから所定期間が経過したかどうかを判断して、経
過後であれば、ステップS15において、カム32を回
動して、現像ローラ24の感光体ドラム12への押圧
と、現像ブレード30の現像ローラ24への押圧とを、
解除する。
【0027】図4および図5は、この発明の他の実施例
である画像形成装置である。この実施例は、以下の点で
図1(および図2)実施例と異なる。したがって、図4
および図5においては、図1と同一または類似の部分に
同一または類似の参照符号を付し、それらの詳細な説明
は省略する。すなわち、図4実施例において、現像ブレ
ード30は、軸44回りに回動可能に取り付けられ、こ
の現像ブレード30に関連して、現像ブレード30と同
様、軸44回りに回動する係合部材46が現像ブレード
30に固定的に設けられる。そして、装置本体に固定的
に設けられる支持部材48に接続する弾性部材50によ
って、図5に示すように、係合部材46が(下方に)押
圧されると、現像ブレード30が軸44回りに回動し
て、現像ブレード30は現像ローラ24に押圧接触す
る。なお、この実施例では、現像ブレード30が感光体
ドラム12を押圧する力(押圧力)は、弾性部材50の
ばね定数で決定する。
【0028】そして、カム32が図4の状態に回動し
て、現像器22の側面22aが開放されると、図1実施
例と同様、弾性部材42に現像器22(凸部38)が押
圧(弾発付勢)されて、図4の右方向に変位し、係合部
材46の一端が装置本体側に固定的に設けられた係止部
材52の斜面に沿って変位して、現像ブレード30と現
像ローラ24との間の押圧力がゼロとされる。なお、感
光体ドラム12に対する現像ローラ24の接離動作は、
図1実施例と同様に行われる。
【0029】上述の実施例によれば、現像ローラ24と
現像ブレード30とを同一方向に変位可能に支持し、カ
ム32の回動に応じて、現像ローラ24および現像ブレ
ード30の接離動作を行うようにしたので、実に簡単な
構成で、現像ローラ24が塑性変形するのを防止して高
画質画像を得ることができる。しかも、現像ローラ24
を永久歪み率の小さい発泡材料にて構成すれば、現像ロ
ーラ24の塑性変形を防止できるとともに、接離時の衝
撃を吸収することもできる。
【0030】また、現像ローラ24と現像ブレード30
とを同一方向に変位させるようにすれば、上述の実施例
のように、1つのカム(押圧手段)32で両プロセス部
材(現像ローラ24および現像ブレード30)を変位さ
せることができるが、カム32を2つ設け、それぞれの
カム32で各プロセス部材を変位させるように構成する
こともできる。
【0031】なお、図1実施例では、現像ブレード30
の現像ローラ24への押圧力を、変位部材36の突出量
Aで規定したが、たとえば、図1に示すように、係止部
54に変位部材36を係合させて、現像ローラ24に付
与する押圧力を規制するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図であって、像
形成動作が行われていないときの状態である。
【図2】図1実施例において、像形成動作が行われてい
るときの状態を示す図解図である。
【図3】図1実施例の動作の一例を示すフロー図であ
る。
【図4】この発明の他の実施例を示す図解図であり、像
形成動作が行われていないときの状態である。
【図5】図4実施例において、像形成動作が行われてい
るときの状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …画像形成装置 12 …感光体ドラム 22 …現像器 24 …現像ローラ 30 …現像ブレード 32 …カム 34 …従動部材 36 …変位部材 38 …凸部 40 …係合部 42,50 …弾性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に静電潜像を形成する像担持体、 表面に現像剤を担持しかつ前記像担持体の前記表面に押
    圧力を付与しつつ接触して前記静電潜像を現像する現像
    剤担持体、および前記現像剤担持体の前記表面に押圧力
    を付与しつつ接触して前記現像剤坦持体上の前記現像剤
    の厚みを規制する規制部材を備える画像形成装置におい
    て、 前記現像剤担持体を前記像坦持体に接離可能に支持する
    第1の支持手段、 前記規制部材を前記現像剤坦持体に接離可能に支持する
    第2の支持手段、 前記現像剤担持体を前記像坦持体に接離する方向に変位
    させる第1の変位手段、および前記規制部材を前記現像
    剤坦持体に接離する方向に変位させる第2の変位手段を
    備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第1の変位手段は、前記現像剤坦持体
    を前記像坦持体に接近させる方向に押圧する第1の押圧
    手段、前記現像剤担持体が前記像担持体の前記表面に押
    圧力を付与しつつ接触する状態を保持する第1の保持手
    段、前記第1の保持手段によって保持された状態を解除
    する第1の解除手段、および前記現像剤坦持体を前記像
    坦持体から離間する方向に弾発付勢する第1の離間手段
    を含む、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第2の変位手段は、前記規制部材を前
    記現像剤坦持体に接近させる方向に押圧する第2の押圧
    手段、前記規制部材が前記現像剤担持体の前記表面に押
    圧力を付与しつつ接触する状態を保持する第2の保持手
    段、および前記第2の保持手段によって保持された状態
    を解除する第2の解除手段を含む、請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記第1の変位手段によって前記現像剤担
    持体が変位する方向と前記第2の変位手段によって前記
    規制部材が変位する方向とが、互いに等しくなるように
    したことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記現像剤担持体は永久歪み率5%以下の
    発泡材料からなる、請求項1ないし4のいずれかに記載
    の画像形成装置。
JP29831797A 1997-10-30 1997-10-30 画像形成装置 Withdrawn JPH11133730A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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