JPH08123216A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH08123216A
JPH08123216A JP6260736A JP26073694A JPH08123216A JP H08123216 A JPH08123216 A JP H08123216A JP 6260736 A JP6260736 A JP 6260736A JP 26073694 A JP26073694 A JP 26073694A JP H08123216 A JPH08123216 A JP H08123216A
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JP
Japan
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transfer member
transfer
release agent
intermediate transfer
image forming
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Pending
Application number
JP6260736A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Motohashi
武 本橋
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Takeshi Deki
剛 出来
Takahiro Tamiya
孝弘 田宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】像担持体上に形成されたトナー像を一次転写部
にて中間転写体上に転写する一次転写工程と、前記中間
転写体上に転写されたトナー像を二次転写部にて転写紙
類に転写する二次転写工程と、前記二次転写部には前記
中間転写体に接触した状態をとり得る転写部材と、前記
中間転写体上のトナー像を構成するトナーの前記中間転
写体からの剥離特性を向上させる剥離剤を前記中間転写
体に塗布する剥離剤塗布手段を有する画像形成装置にお
いて、装置構成を簡略化することのできる画像形成装置
を提供すること。 【構成】従来の剥離剤塗布手段の剥離剤塗布機能を転写
部材14にもたせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体に形成された
トナー像を中間転写体に一次帯電した後、転写紙類に二
次転写を行うようにした特にカラー用の画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー画像形成装置の代表的なも
のとしては、 .潜像を形成する感光体ドラムと転写紙を保持し、感
光体上のトナー像を転写する転写ドラムを用いた方式 .感光体ドラム上に複数のトナー像を重ね合わせて転
写紙に転写する方式、がある。
【0003】上記の転写ドラムを用いた方式では、静
電気的や機械的に転写ドラムに転写紙を保持しなければ
ならないので、はがきのような小サイズの紙や厚紙等は
転写紙として使用することが困難であリペーパーフリー
性がない。また、機械的に転写紙の先端を保持する方式
では転写紙全面に画像を転写することができないという
問題がある。
【0004】又、上記の感光体ドラム上に複数のトナ
ー像を重ね合わせる方式では、予め、転写されたトナー
像の上から再度、感光体上を帯電露光し、潜像を形成
し、現像を行うというプロセスを複数回行うため、帯電
の均一性を良好に保ことが困難であり、画像も従来の転
写ドラム方式にくらべると、よくない。
【0005】これらの問題を解決するため、はがきや厚
紙も転写紙として使えるようなペーパーフリー性及び高
品質画像を達成することを目的として、感光体上に形成
される各色のトナー像を順次、重ねて、例えば、無端ベ
ルトの如き中間転写体上の同一位置に転写し、この転写
像を転写紙に転写して定着を行うことで、フルカラー画
像を得る方式が提案されている。
【0006】この方式の重要な技術として、中間転写体
の材料特性が挙げられる。その材料としては、トナーが
像担持体よりも中間転写体により容易に転写され、か
つ、中間転写体よりも転写紙により容易に転写するもの
を選定しなければならない。
【0007】特に、ペーパーフリー性を重視した方式な
ので、転写紙の種類は薄紙から圧紙、OHPシート等多
くに対応せねばならなず、又、カラー画像時には、通常
の2〜3倍のトナー量を中間転写体上から転写紙に転写
しなければならない。現在では、中間転写体の材料選定
だけで双方を満足するものは開発実用化されていない。
【0008】このような問題に対し、図9に示す如き構
成のデジタルカラー複写機においては、中間転写体にベ
ルト状のフッ素系樹脂シートを用いて、中間転写体の転
写紙への転写率向上のため(トナーに対する剥離特性を
あげるため)、中間転写体に剥離剤として金属石鹸の一
種であるステアリン酸亜鉛を定期的に塗布することで解
決している。
【0009】つまり、図9において、像担持体100上
に形成されたトナー像を一次転写部101にてベルト状
の中間転写体102上に転写する一次転写工程と、前記
中間転写体102上に転写されたトナー像を二次転写部
103にて転写紙104に転写する二次転写工程と、前
記二次転写部103には前記中間転写体102に接触し
た状態をとり得る転写部材105と、前記中間転写体1
02上のトナー像を構成するトナーの前記中間転写体1
02からの剥離特性を向上させる剥離剤を前記中間転写
体に塗布する剥離剤塗布手段として塗布プラシ106を
有する。
【0010】塗布ブラシ106は、金属石鹸107に接
して回転し剥離剤を塗布される。塗布ブラシ106に塗
布された剥離剤は、該塗布ブラシ106が中間転写体1
02に接して回転するので、該中間転写体102に塗布
される。
【0011】このように、従来技術では、中間転写体1
02に剥離剤を塗布するために、専用の塗布ブラシ10
6を中間転写体102の近傍に設け、該中間転写体10
2に対して接離可能とするべく、図示省略の電磁ソレノ
イドを付設し、かつ、塗布ブラシの回転駆動用の専用モ
ータも配備していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、装置構成を
簡略化することのできる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、次のように構成した。 (1).像担持体上に形成されたトナー像を一次転写部
にて中間転写体上に転写する一次転写工程と、前記中間
転写体上に転写されたトナー像を二次転写部にて転写紙
類に転写する二次転写工程と、前記二次転写部には前記
中間転写体に接触した状態をとり得る転写部材と、前記
中間転写体上のトナー像を構成するトナーの前記中間転
写体からの剥離特性を向上させる剥離剤を前記中間転写
体に塗布する剥離剤塗布手段を有する画像形成装置にお
いて、前記剥離剤塗布手段の剥離剤塗布機能を前記転写
部材にもたせた(請求項1)。
【0014】(2).(1)記載の画像形成装置におい
て、転写部材を中間転写体に対して当接或は離間自在と
し、前記転写部材に対し剥離剤を当接させ或は離間自在
とし、前記転写部材を前記中間転写体に当接させた状態
で、前記剥離剤を前記転写部材に当接させて、前記剥離
剤を前記転写部材を介して前記中間転写体に塗布するこ
ととした(請求項2) (3).(1)記載の画像形成装置において、中間転写
体に対して転写部材を離間自在とし、剥離剤を前記中間
転写体から離間した位置であって、前記転写部材が前記
中間転写体から離間した時に、前記剥離剤が前記転写部
材と当接する位置に設け、前記転写部材を前記剥離剤に
当接させた後、前記転写部材を前記中間転写体に当接さ
せて、前記中間転写体に対して前記剥離剤を塗布するこ
ととした(請求項3)。
【0015】(4).(2)又は(3)記載の画像形成
装置において、転写部材と中間転写体との接離動作、及
び、前記転写部材と剥離剤との接離動作の駆動源を同一
とした(請求項4)。
【0016】(5).(1)又は(3)記載の画像形成
装置において、転写部材の中間転写体への剥離剤の塗布
のための接触状態時には、前記剥離剤の帯電特性と同極
性のバイアス電圧を前記転写部材に印加することとした
(請求項5)。
【0017】(6).(1)又は(3)記載の画像形成
装置において、転写部材の剥離剤への接触状態時は、前
記剥離剤の帯電特性とは逆極性のバイアス電圧を前記転
写部材に印加することとした(請求項6)。
【0018】(7).(1)又は(2)又は(3)記載
の画像形成装置であって、中間転写体に該中間転写体を
クリーニングするクリーニング部材を設けたものにおい
て、転写部材の中間転写体への剥離剤塗布のための接触
状態時、或は接触状態直後に前記クリーニング部材を中
間転写体1周期以上の時間当接させることとした(請求
項7)。
【0019】(8).(1)又は(2)又は(3)記載
の画像形成装置において、転写部材の中間転写体への剥
離剤の塗布の為の接触状態時、或は接触状態直後に、前
記中間転写体の一次転写工程で印加する転写バイアス部
材に対し、剥離剤の帯電特性とは逆極性のバイアス電圧
を印加することとした(請求項8)。
【0020】(9).(1)記載の画像形成装置におい
て、転写部材による中間転写体への剥離剤の塗布作業を
一定量の転写紙類への転写処理毎に自動的に行うことと
した(請求項9)。
【0021】(10).(1)記載の画像形成装置にお
いて、剥離剤は、ステアリン酸亜鉛を含むこととした
(請求項10)。
【0022】(11).(1)において、転写部材を、
発泡タイプのゴムスポンジ導電ローラとした(請求項1
1)。
【0023】(12).(1)において、転写部材は、
弾性及び導電性を有する細繊維で構成されたファーブラ
シローラとした(請求項12)。
【0024】
【作用】剥離剤塗布手段を独立して設ける必要がなくな
る。
【0025】
【実施例】
(1).本発明を適用することが好適な画像形成装置の
一例として、カラー画像形成装置の例を説明する。図1
において、符号1は可撓性の材料からなるベルト状の感
光体を示す。この感光体1は、回転するローラ2、3間
に掛けまわされていて、これらローラ2、3の駆動によ
り、時計まわりの向きに回動する。
【0026】ローラ2の部位には、感光体を帯電させる
帯電手段としての帯電部材4が感光体1を介して接して
いる。ローラ2とローラ3との間の感光体1には、現像
手段40が対峙している。この現像手段40は、それぞ
れ特定色の現像剤を収容した複数の現像器6、7、8、
9を回転体の周囲に有し、これら現像器を順次、回動さ
せて感光体1に対峙させて、現像を行う回転型の現像装
置である。
【0027】現像手段40の下方には、像露光手段たる
レーザ書き込み系ユニット5が設けられている。このレ
ーザ書き込み系ユニット5は、上面にスリット状の露光
用開口を設けた保持筐体に納められた上で、装置本体に
組み込まれている。
【0028】レーザ書き込み系ユニット5には、図示の
光学系の他に、発光部と収束性光伝送体を一体とした光
学系も使用される。ローラ2部には、感光体用のクリー
ニング装置の一部であるクリーニングブレード15が当
接している。
【0029】現像手段40において、各現像器6、7、
8、9は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒色の
各現像剤をそれぞれ収容するもので、感光体1と対峙す
る所定の位置で、感光体1と近接或は接触する現像スリ
ーブをそれぞれ備えており、感光体1上の潜像を非接触
現像、或は、接触現像法により、顕像化する機能を有し
ている。
【0030】符号10は、中間転写体としての中間転写
ベルトを示し、該中間転写ベルトは、ローラ11、12
に掛け回されていて、これらローラ11、12の駆動に
より、反時計回りの向きに回動されるようになってい
る。
【0031】感光体1と中間転写ベルト10とは、ロー
ラ3の部位で接している。この接している部位は、感光
体1上のトナー像が中間転写ベルト10上に転写される
部分であり、一次転写部と称し、符号41で示す。感光
体1上の第一回目の顕像が、中間転写ベルト10内に設
けられたバイアスローラ13により中間転写ベルト10
上に転写される。
【0032】同じようなプロセスを反復することによ
り、第二回目の顕像が、そして第三回目の顕像、第四回
目の顕像が中間転写体ベルト10上にそれぞれ重ねられ
て位置ずれを生じないように転写される。
【0033】中間転写ベルト10に接触、離間するよう
にして、転写部材としての転写ローラ14がローラ11
の上部と対向接触して設けられている。この接触部は、
中間転写ベルト10上のトナー像を転写紙に転写する部
位であり、二次転写部と称し、符号41で示す。
【0034】ローラ11の下部には、中間転写ベルト1
0のクリーニング装置16を構成するブレード16A接
離自在に設けられている。このブレード16Aは、画像
形成中には、中間転写ベルト10の表面より離間した位
置に保たれ、画像転写後のクリーニング時のみ、図示の
如く中間転写ベルト10の表面に圧接される。
【0035】当該カラー画像形成装置によるカラー画像
形成のプロセスは次のように行われる。オリジナル画像
が撮像素子で走査され、カラー画像データ入力部に走査
によるデータが得られる。このデータは、画像データ処
理部で演算処理されて画像データとなり、一旦、画像メ
モリーに格納される。
【0036】次いで、画像メモリーに格納された画像デ
ータは、記録時に取り出されて、記録部である、例え
ば、図1の実施例で示したカラー画像形成装置に入力さ
れる。すなわち、カラー画像装置とは別体の画像読み取
り装置から出力される色信号が前記レーザ書き込み系ユ
ニット5に入力されると、半導体レーザ(図示せず)で
発生されたレーザビームは、駆動モータ5Aにより回転
されるポリゴンミラー5Bにより回転走査される。
【0037】このレーザービームは、更に、fθレンズ
5Cを経た上、ミラーにより光路を曲げられて、予め帯
電部材4によって一様に帯電された感光体1の周面上に
導かれ露光され、静電潜像が形成される。
【0038】ここで、露光する画像パターンは、所望の
フルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒に色
分解したときの単色の画像パターンである。形成される
各々の静電潜像は、前記した回転型の現像手段40によ
り、イエローの現像器6、マゼンタの現像器7、シアン
の現像器8、黒の現像器9で、それぞれイエロー、マゼ
ンタ、シアン、黒の単一色に顕色化される。
【0039】感光体1上に形成された単色画像は、感光
体1に接触しながら反時計回りの向きに回転する中間転
写ベルト10上に順次重ね合わされて転写される。中間
転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、マゼン
タ、シアン、黒の画像は二次転写部42にて、給紙台1
7から給紙ローラ18、レジストローラ19を経て搬送
されてきた転写紙に、一括して転写される。転写後の転
写紙は、定着装置20により定着されて、フルカラー画
像が完成する。
【0040】以下、転写部材としての転写ローラ14或
は転写ローラ14’について、これらの転写ローラに、
剥離剤の塗布機能をもたせた例を、第1の実施例、第2
の実施例について説明する。
【0041】(2).第1の実施例 図2に示す転写ローラ14は、発泡タイプのEPDM等
のゴムスポンジ導電ローラからなる(請求項11)。こ
の転写ローラ14は転写アーム支軸22Aを中心に揺動
する転写アーム22の端部に回転自在に支持されてい
る。転写アーム支軸22Aは、転写アーム22の中間位
置に設けてある。転写アーム支軸22Aと転写ローラ1
4との間の位置には、緊縮性の転写加圧ばね23の一端
が掛けられ、転写ローラ14を中間転写ベルト10に圧
接させる向きに付勢している。
【0042】転写アーム22の他方の端部には、丸軸状
のストッパー22Bが設けられている。このストッパー
22Bはカムフォロワでもあり、カム中心21Aを中心
に回転する偏心カム21の回転位置によって、該偏心カ
ム21の外周に当接し摺動したり、該偏心カム21より
離間したりする。
【0043】剥離剤としての金属石鹸24は、中間転写
体10から離れた空間位置にてフレーム43内にて、伸
長性の加圧ばね25で押圧されて、下面を転写ローラ1
4に対向するようにして枠状の抜け止め部に係止されて
保持されている。
【0044】金属石鹸24の位置は、次のように定めら
れる。つまり、転写ローラ14が中間転写ベルト10に
接しているときは、該転写ローラ14は金属石鹸24と
は当接せず、転写ローラ14が金属石鹸24に接してい
るときは該転写ローラ14が中間転写ベルト10から離
間するような関係位置に定められる。よって、そのよう
な位置に金属石鹸24が配置されるようにフレーム43
の位置が定められている。
【0045】転写アーム22に支持された転写ローラ1
4は、偏心カム21の回転に伴う転写アーム22の揺動
に応じて中間転写ベルト10と当接する態位と、金属石
鹸24に当接する態位、更に、中間転写ベルト10及び
金属石鹸24の何れにも当接しない位置の3つの態位を
選択的に取り得る。
【0046】これらの態位間の変更は、偏心カム21の
駆動によるものであり、従って、転写ローラ14と中間
転写ベルト10との接離動作、及び、転写ローラ14と
金属石鹸24との接離動作の駆動源は、共に、偏心カム
21ということになり、該源心カム21という同一の駆
動源により、これらの接離動作が行われることになる
(請求項4)。よって、構成の簡略化を図ることができ
る。
【0047】中間転写ベルト10上のトナー像を転写紙
Sに転写する二次転写工程での動作は、図2に示すよう
に、転写紙Sが二次転写部42に送られてきたときに
は、偏心カム21はストッパー22Bに作用しない位置
に回転しており、よって、転写アーム22が転写加圧ば
ね23に引かれることにより、転写ローラ14が転写紙
Sを挟んで中間転写ベルト10に当接する。
【0048】このとき、転写ローラ14には、トナーの
帯電特性とは逆極性の電荷バイアスを印加することで、
転写紙Sにトナー像を転写させる。ここで、転写ローラ
14の駆動は、転写アーム支軸22Aの軸線上に設けら
れた図示省略の本体からの駆動伝達ギヤと、転写ローラ
14の軸上に設けられた図示省略のギヤとの噛み合いに
より、行われる。これにより、転写アーム22が揺動
し、転写ローラ14が移動しても該転写ローラ14は常
時回転されることとなる。
【0049】二次転写工程時以外は、偏心カム21の回
転位置により転写ローラ14は中間転写ベルト10から
離間している。図3に示すように、図2に示した位置よ
りも偏心カム21が反時計回りの向きに約1/4回転し
たとき、ストッパー22Bが偏心カム21に当接するよ
うになり、転写ローラ14は中間転写ベルト10から引
き離されて、離間状態となる。
【0050】金属石鹸24の塗布工程時には、図4に示
すように、図3に示した位置よりも偏心カム21が更に
反時計回りの向きに約1/4回転したとき、偏心カム2
1によりストッパー22Bが押し下げられて転写ローラ
14が上方に上がり、図示省略の本体上フレームに設け
られた固体状態の金属石鹸24に当接するようになる。
【0051】金属石鹸24は本体上フレームに対し、比
較的弱い加圧ばね25を介して設置されているので、フ
ァーブラシローラよりは弾性硬度が硬いスポンジローラ
でも接触圧力を低くでき、転写ローラ14が回転するこ
とで、金属石鹸24から、粒子としてはぎ取りを行う。
【0052】金属石鹸24は加圧ばね25を介してGN
D接地されており、このとき、転写ローラ14に金属石
鹸24の帯電特性とは逆極性のバイアス電圧を印加する
(請求項6)。図4に示す例では、金属石鹸24の粒子
がプラスに帯電する特性を有する物質の場合であり、転
写ローラ14にマイナスのバイアス電圧を印加してい
る。
【0053】このようなバイアス電圧の印加により、電
気クーロン力が作用して金属石鹸24から剥離剤のはぎ
取り、転写ローラ14へのトナー保持が確実に効率よく
行われることになる。
【0054】転写ローラ14への剥離剤の保持が行われ
たならば、このようにして金属粒子が保持された転写ロ
ーラ14を偏心カム21の回転により、転写ローラ14
を中間転写ベルト10に当接させる。この当接状態を図
5に示す。
【0055】この状態の下で、転写ローラ14、中間転
写ベルト10を回転させることで、転写ローラ14から
中間転写ベルト10に剥離剤としての金属石鹸粒子が擦
り付けられ、塗布が行われる。
【0056】つまり、中間転写ベルト10に対して転写
ローラ14を離間自在とし、剥離剤を中間転写ベルト1
0から離間した位置であって、転写ローラ14が中間転
写ベルト10から離間した時に剥離剤が転写ローラ14
と当接する位置に設け、転写ローラ14を剥離剤に当接
させた後、転写ローラ14を中間転写ベルト10に当接
させて、中間転写ベルト10に対して剥離剤を塗布する
のである(請求項3)。
【0057】この剥離剤塗布のとき、転写ローラ14に
金属石鹸24の帯電特性と同極性のバイアス電圧を印加
する(請求項5)。図5に示す例では、転写ローラ14
にプラスのバイアス電圧を印加している。このようなバ
イアス電圧の印加により、電気クーロン力が作用して中
間転写ベルト10への剥離剤の塗布が確実に効率よく行
われることになる。
【0058】かかる塗布工程後に、中間転写ベルト10
のクリーニングブレード16Aを中間転写ベルト10に
1周期以上の時間当接させる。例えば、転写ローラを中
間転写ベルトに剥離剤塗布のために接触状態時或は接触
状態直後より、中間転写ベルトの1周期以上の時間当接
させる(請求項7)。これにより、中間転写ベルト10
上に剥離剤としての金属石鹸粒子を均一かつ、強固に被
膜形成することができ、画像品質に対する作用効果をよ
り確実にすることができる。
【0059】なお、機能の拡大として、通常の一次転写
工程でトナー像を中間転写ベルト10に転写する転写バ
イアス部材としてのバイアスローラ13(図1、図2参
照)に、金属石鹸の帯電特性とは逆極性のバイアス電圧
を印加する(請求項8)。
【0060】この場合、バイアスローラ13について
は、使用する金属石鹸の帯電特性によっては、通常の一
次転写工程時に印加するバイアス電圧の極性と同じ極性
になる場合もあるし、逆極性となる場合もあり得る。
【0061】このようなバイアス電圧を印加した場合に
は、中間転写ベルト10上の金属粒子が感光体1側に塗
布され、ひいては、該金属粒子は、感光体1のクリーニ
ング性を改良するためのクリーニング助剤として作用す
ることとなる。
【0062】以上述べたように、金属石鹸粒子の塗布に
よって、中間転写ベルト10上の剥離特性が向上し、転
写紙類つまり、薄紙、圧紙、OHPシート等を選ぶこと
なく、カラー画像形成時における、通常の2〜3倍のト
ナー量を中間転写ベルト10から転写紙類に良好に転写
することができる。
【0063】金属石鹸として、特にステアリン酸亜鉛を
用いたときには、この剤は従来、トナー内に添加物とし
てよく用いられている剤であるため、副作用もなく、良
好な剥離効果を得ることができる。また、この効果の持
続性は転写紙の通紙枚数に左右されるため、転写ローラ
14による塗布作業は、一定量の転写紙への転写処理
毎、例えば、一定量通紙枚数毎に自動的に行う(請求項
9)。これにより、無駄なく、画像品質低下を確実に防
止することができる。
【0064】ここで、中間転写体として、ベルトを使用
したのは、ドラムタイプに比べ、曲率を小さくできるた
め分離チャージャが不要である等のことから、二次転写
部42での転写紙分離が有利であること、設置スペース
に対して自由度がある、等のことが挙げられ、ベルトの
材質としては、電気特性や機械的強度の点からフッ素系
樹脂シートを用いている。
【0065】(3).第2の実施例 本例では、図6〜図8に示すように、転写部材としての
転写ローラ14’は、弾性及び導電性を有する細繊維で
構成されたファーブラシローラを使用している(請求項
12)。転写ローラ14’は、発泡タイプのEPDM等
のゴムスポンジ導電ローラからなる(請求項11)。図
6を参照するに、この転写ローラ14’は転写アーム支
軸22Aを中心に揺動する転写アーム22の一端部に回
転自在に支持されている。転写アーム支軸22Aは、転
写アーム22の中間位置に設けてある。
【0066】転写アーム22の他端部には、丸軸状のス
トッパー22Bが設けられている。このストッパー22
Bはカムフォロワでもあり、カム中心26Aを中心に回
動するカム26の回転位置によって、該カムの外周に当
接し摺動したり、該カムから離間したりする。
【0067】転写アーム支軸22Aとストッパー22B
との間の位置には、緊縮性の転写加圧ばね23’の一端
が掛けられ、転写アーム22を転写アーム支軸22Aを
中心とする反時計回りの向きに回動させるよう付勢して
いる。
【0068】転写加圧ばね23’の弾性により転写アー
ム22が回動されて、ストッパー22Bがカム26から
離間しているときは、転写ローラ14’は転写紙Sを介
して中間転写ベルト10に圧接される。(図6、図8参
照)。また、転写加圧ばね23’の弾性により転写アー
ム22が回動されて、ストッパー22Bがカム26に圧
接しているときは、転写ローラ14’は中間転写ベルト
10から離間する(図7参照)。
【0069】固体状態の金属石鹸24’は、塗布アーム
支軸27Aを中心に揺動する塗布アーム27の一端部に
支持されている。この塗布アーム27は、緊縮性の塗布
アームばね28により、塗布アーム支軸27Aを中心と
する反時計回りの向きに回動するように付勢されてい
る。塗布アーム27の他端部には、丸軸状のストッパー
27Bが設けられている。このストッパー27Bはカム
フォロワでもあり、カム中心26Aを中心に回転するカ
ム26の回転位置によって、該カムの外周に当接し摺動
したり、該カムから離間したりする。
【0070】このストッパー27Bがカム26から離間
しているときは、塗布アームばね28の弾性による塗布
アーム27の回動は、塗布アーム27の一部が本体上フ
レームに設けたストップピン50に当接することにより
阻止されている(図6、図7参照)。
【0071】塗布アーム27は、ストッパ50により係
止される第1の態位(図6、図7参照)と、ストッパー
27Bがカム26に当接する第2の態位(図8参照)の
2つの態位をとり得る。
【0072】塗布アーム27が第1の態位にあるときに
カム26の回動位置が、ストッパー22Bと離間した関
係にあれば、図6に示すように、転写加圧ばね23’の
力により、転写ローラ14’は転写紙Sを介して中間転
写ベルト10に圧接されており、このとき、転写ローラ
14’と金属石鹸24’とは離間した関係にある。
【0073】又、塗布アーム27が第1の態位にあると
きに、図7に示すように、カム26の回動位置が、スト
ッパー22Bを押し下げるような状態になっていれば、
転写ローラ14’は中間転写ベルト10から離間し、こ
のときも転写ローラ14’と金属石鹸24’とは離間し
た関係にある。
【0074】更に、図8に示すように、ストッパー22
Bに対しカム26が離間するような該カム26の形状及
び回動位置にあるとき、転写部材14’は転写加圧ばね
23’の弾性により中間転写ベルト10に当接されてお
り、かつ、カム26がこの回動位置にあるとき、該カム
26によりストッパー27Bが押し下げられて、塗布ア
ーム27が揺動して、図示されるように、転写ローラ1
4’に金属石鹸24’が当接するようになる。
【0075】カム26を矢印X或は矢印Yの向きに回動
させて、回動位置を選択することにより、中間転写ベル
ト10、転写ローラ14’、金属石鹸24’の相互の関
係は、図6、図7、図8に示す状態のいずれをも選択す
ることができる。つまり、転写ローラ14’を主体にし
てみれば、該転写ローラ14の中間転写ベルト10及び
金属石鹸24’への接離動作を行うことが可能である。
【0076】画像形成時の二次転写工程での動作を図6
により説明する。図6において、転写紙Sが中間転写ベ
ルト10に載せられて運ばれてきた時には、カム26は
ストッパー22Bに作用しない位置に動作し、中間転写
ベルト10とで転写紙Sを挟んで当接する。このとき、
転写ローラ14’には、トナーの帯電特性とは逆極性の
バイアス電圧を印加することで、中間転写ベルト10上
のトナー像を転写紙Sにに転写させる。
【0077】ここで、転写ローラ14’の駆動は、転写
アーム22が揺動して転写ローラ14’が中間転写ベル
ト10に当接したとき、ローラ11の軸線上に設けられ
た図示しない本体からの駆動伝達ギヤから転写ローラ1
4’の軸上に設けられたギヤとの噛み合いが行われるこ
とによりなされる。
【0078】二次転写工程の動作以外のときは、図7に
示すように、カム26が図6に示す位置より矢印Xの向
きに回動することで、ストッパー22Bに作用し始め、
転写ローラ14’が中間転写ベルト10より引き離さ
れ、転写ローラ14’と中間転写ベルト10とは離間状
態となる。このとき、ローラ11の軸線上に設けられた
図示しない本体からの駆動伝達ギヤと転写ローラ14’
の軸上に設けられたギヤとの噛み合いは解除され、転写
ローラ14’の回転は停止する。
【0079】転写ローラ14’に対する金属石鹸24’
の塗布工程を図8により説明する。図8において、カム
26が図7に示す状態より、矢印Yの向きに回動するこ
とで転写ローラ14’が中間転写ベルト10に当接した
ままの状態で、ストッパー27Bにカム26が作用し始
め、固体状態の金属石鹸24’を転写ローラ14’に当
接させるようになる。
【0080】本例において、カム26を共通の駆動源と
して、転写アーム22及び塗布アーム27を駆動し、転
写ローラ14’と中間転写ベルト10との接離動作、及
び、転写ローラ14’と金属石鹸24’との接離動作を
行っている(請求項4)。よって、構成の簡略化を図る
ことができる。
【0081】転写ローラ14’を構成するファーブラシ
ローラは、弾性硬度が十分柔らかいので、金属石鹸2
4’の位置精度を厳しく管理することなく固定できる。
又、かかる塗布工程時において、転写ローラ14’は回
転しているので、固体状態の金属石鹸から粒子としては
ぎ取りを行いつつ転写ローラ14’に塗布を行い、この
転写ローラ14’上の金属石鹸の粒子が中間転写ベルト
10に擦り付けられて、塗布される(請求項2)。
【0082】又、この塗布工程において、図8に示すよ
うに、クリーニングブレード16Aを中間転写ベルト1
0に1周期以上の時間、当接させることは第1実施例と
同じである(請求項7)。
【0083】本例においても、第1の実施例におけると
同様、通常の一次転写工程でトナー像を中間転写ベルト
10に転写する転写バイアス部材としてのバイアスロー
ラ13(図1、図8参照)に、金属石鹸の帯電特性とは
逆極性のバイアス電圧を印加する(請求項8)。
【0084】この場合、バイアスローラ13について
は、使用する金属石鹸の帯電特性によっては、通常の一
次転写工程時に印加するバイアス電圧の極性と同じ極性
になる場合もあるし、逆極性となる場合もあり得る。
【0085】金属石鹸24’として、特にステアリン酸
亜鉛を用いたときには、この剤は従来、トナー内に添加
物としてよく用いられている剤であるため、副作用もな
く、良好な剥離効果を得ることができる。また、この効
果の持続性は転写紙の通紙枚数に左右されるため、転写
ローラ14’による塗布作業は、一定量の転写紙への転
写処理毎、例えば、一定量通紙枚数毎に自動的に行う
(請求項9、請求項10)。これにより、無駄なく、画
像品質低下を確実に防止することができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成装置の構成を
簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適するカラー画像形成装置の構
成を説明した図である。
【図2】本発明の第1の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例としての、転写部材の動
作を行うための構造を動作に従って説明した正面図であ
る。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
14 (転写部材としての)転写ローラ 14’(転写部材としての)転写ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10 (72)発明者 田宮 孝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成されたトナー像を一次転
    写部にて中間転写体上に転写する一次転写工程と、前記
    中間転写体上に転写されたトナー像を二次転写部にて転
    写紙類に転写する二次転写工程と、前記二次転写部には
    前記中間転写体に接触した状態をとり得る転写部材と、
    前記中間転写体上のトナー像を構成するトナーの前記中
    間転写体からの剥離特性を向上させる剥離剤を前記中間
    転写体に塗布する剥離剤塗布手段を有する画像形成装置
    において、 前記剥離剤塗布手段の剥離剤塗布機能を前記転写部材に
    もたせたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 転写部材を中間転写体に対して当接或は離間自在とし、 前記転写部材に対し剥離剤を当接させ或は離間自在と
    し、 前記転写部材を前記中間転写体に当接させた状態で、前
    記剥離剤を前記転写部材に当接させて、前記剥離剤を前
    記転写部材を介して前記中間転写体に塗布することを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、中
    間転写体に対して転写部材を離間自在とし、 剥離剤を前記中間転写体から離間した位置であって、前
    記転写部材が前記中間転写体から離間した時に、前記剥
    離剤が前記転写部材と当接する位置に設け、前記転写部
    材を前記剥離剤に当接させた後、前記転写部材を前記中
    間転写体に当接させて、前記中間転写体に対して前記剥
    離剤を塗布することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3記載の画像形成装置
    において、 転写部材と中間転写体との接離動作、及び、前記転写部
    材と剥離剤との接離動作の駆動源が同一であることを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項3記載の画像形成装置
    において、 転写部材の中間転写体への剥離剤の塗布のための接触状
    態時には、前記剥離剤の帯電特性と同極性のバイアス電
    圧を前記転写部材に印加することを特徴とする画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は請求項3記載の画像形成装置
    において、 転写部材の剥離剤への接触状態時は、前記剥離剤の帯電
    特性とは逆極性のバイアス電圧を前記転写部材に印加す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    画像形成装置であって、中間転写体に該中間転写体をク
    リーニングするクリーニング部材を設けたものにおい
    て、 転写部材の中間転写体への剥離剤塗布のための接触状態
    時、或は、接触状態直後に、前記クリーニング部材を中
    間転写体1周期以上の時間当接させることを特徴とする
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    画像形成装置において、 転写部材の中間転写体への剥離剤の塗布の為の接触状態
    時、或は接触状態直後に、前記中間転写体の一次転写工
    程で印加する転写バイアス部材に対し、剥離剤の帯電特
    性とは逆極性のバイアス電圧を印加することを特徴とす
    る画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の画像形成装置において、 転写部材による中間転写体への剥離剤の塗布作業を一定
    量の転写紙類への転写処理毎に自動的に行うことを特徴
    とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の画像形成装置において、 剥離剤は、ステアリン酸亜鉛を含むことを特徴とする画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項1において、転写部材は、発泡タ
    イプのゴムスポンジ導電ローラであることを特徴とする
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項1において、転写部材は、弾性及
    び導電性を有する細繊維で構成されたファーブラシロー
    ラであることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19730730A1 (de) * 1996-07-18 1998-01-22 Ricoh Kk Bilderzeugungsapparat mit einer Vorrichtung zum Aufbringen eines Lösemittels auf die Oberfläche einer Übertragungsrolle

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19730730A1 (de) * 1996-07-18 1998-01-22 Ricoh Kk Bilderzeugungsapparat mit einer Vorrichtung zum Aufbringen eines Lösemittels auf die Oberfläche einer Übertragungsrolle
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