JPH0572912A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0572912A
JPH0572912A JP3233523A JP23352391A JPH0572912A JP H0572912 A JPH0572912 A JP H0572912A JP 3233523 A JP3233523 A JP 3233523A JP 23352391 A JP23352391 A JP 23352391A JP H0572912 A JPH0572912 A JP H0572912A
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卓哉 水口
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裕三 川野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中間転写体と、これに圧接する用紙転写ローラ
とを備え、これら両者間に転写材を通過させて中間転写
体のトナー像を転写材に転写させる電子写真装置におい
て、感光体上のトナー像を中間転写体上に転写ずれなど
がないように転写させるもの。 【構成】用紙転写ローラ29にワンウェイクラッチ36を設
け、中間転写体と離間しているときの用紙転写ローラ29
の周速は前記中間転写体の周速より遅くなるように構成
する。 【効果】ワンウェイクラッチにより、用紙転写ローラが
中間転写体に接触するとき、用紙転写ローラはスリップ
すること無く回動し、接触するときの衝撃を緩和でき、
感光体上のトナー像を中間転写体上に転写ずれなく転写
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザプリン
タなどの電子写真装置に係り、詳しくは中間転写体と用
紙転写ローラとを備え、単色のトナー像を複数重ね合わ
せることにより中間転写体にカラー画像を形成する電子
写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置は乾式トナーを使用
する機器が主流を占め、複写機、レーザプリンタなどと
して実用化されて目覚ましい発展をとげている。最近で
はモノクロに加え、市場からカラー化の要望が高まり、
カラー複写機が出されている。
【0003】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成する電子写真装置は、感光層を有する感光体上
へ各色に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数
の所定のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応す
る複数の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、
それらの単色のトナー像を重ね合わせることにより1枚
の転写材にカラー画像を形成する方法が採用されてい
る。
【0004】たとえば、米国特許番号4,652,115 号、特
開昭63-292156 号などには、感光体と転写材搬送路との
間に中間転写材を設け、感光体上に個別に形成された異
なる色のトナー像を随時中間転写体上に重ねて転写して
合成像を得、その合成像を1枚の転写材に一括転写する
方式が提案されている。
【0005】以下図面を参照して、従来の電子写真装置
について説明する。図3は従来の電子写真装置の側断面
図、図4は従来の現像装置の側面図、図5は従来の中間
転写体の斜視図である。
【0006】図3において、1は継ぎ目のない閉ループ
状の樹脂などのベルト基材の外周面上に、セレン(S
e)あるいは有機光導電体(OPC)などの感光層が薄
膜状に塗布された感光体である。
【0007】この感光体1は2本の感光体搬送ローラ
2,3によって垂直平面を感光体搬送ローラ2,3間で
形成するように支持され、駆動モータ(図示せず)によ
って感光体搬送ローラ2,3に沿って矢印A方向に周回
動する。
【0008】ベルト状の感光体1の周面には矢印Aで示
す感光体回転方向の順に帯電器4、露光光学系5、ブラ
ック(B)、シアン(Y)、マゼンタ(M)、イエロー
(C)の各色の現像器6(6B,6Y,6M,6C)、
中間転写体ユニット7、感光体クリーニング装置8、除
電器9が設けられている。
【0009】帯電器4はタングステンワイヤなどからな
る帯電線11と金属板からなるシールド板12およびグリッ
ド板13によって構成されている。帯電線11へ高電圧を印
加することによって、帯電線11がコロナ放電を起こし、
グリッド板13を介して感光体1を一様に帯電させる。
【0010】14は露光光学系5から発射される画像デー
タの露光光線である。レーザプリンタとした場合の例で
は、この露光光線14はホストコンピュータ(図示せず)
からの信号により制御され、感光体1上に複数の所定の
カラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数の
静電潜像を形成する。図4において6aは現像器6のト
ナー搬送部材であり、ステンレスなどのワイヤーよりな
り、矩形状に屈曲形成された両端を現像バット6bの両
端に回転自在に軸支されている。このトナー搬送部材6
aは、現像器6内のトナー6cのブロッキングを防止す
るとともに、トナー6cを補給ローラ6d上へ搬送す
る。
【0011】6dは、現像バット6bに両端を回転自在
に軸支され、トナー搬送部材6aにより搬送されたトナ
ー6cを現像ローラ6eの表面に補給する補給ローラで
あり、ステンレスなどの金属を基材としてその外周面上
にウレタンなどの導電性層が層状に形成されている。
【0012】6eはステンレスなどの金属を基材とし
て、その外周面上にシリコンあるいはウレタンなどの導
電性層が層状に形成された現像ローラである。この現像
ローラ6eは現像バット6bの両端に回転自在に軸支さ
れており、補給ローラ6dにより補給されたトナー6c
をシリコンまたはウレタンなどの導電性部材により形成
されたトナー規制ブレード6fにより荷電および薄層状
態を形成させ、感光体1と接触し、感光体1上の静電潜
像が形成された部分にトナー6cを付着させてトナー像
を形成する。
【0013】6gはトナー残量センサーであり、現像器
6内のトナー6cの有無を検出し、現像器6の交換信号
を出す。図3に示すように、各色の現像器6は、それぞ
れ各色に対応したトナー6cを収納している。トナー6
cの色の選択は、回動自在に両端を機体本体に軸支され
た各離接カム15B,15Y,15B,15Cがホストコンピュ
ータ(図示せず)の色選択信号に対応して回転され、選
択された現像器、たとえばブラックの現像器6Bを感光
体1に当接させることにより行われる。選択されていな
い残りの現像器6Y,6M,6Cは感光体1から離間さ
れている。
【0014】中間転写体ユニット7は導電性の樹脂など
からなる継ぎ目のないループベルト状の中間転写体16
と、中間転写体16を支持し、矢印B方向に周回動させる
3本の中間転写体搬送ローラ17,18,19と、中間転写体16
へ感光体1上のトナー像を転写する中間転写体16を間に
挟んで感光体1に対向して配置される中間転写ローラ20
とを有している。
【0015】図3および図5において、21は中間転写体
16の基準位置を検出する中間転写体基準検知センサーで
あり、中間転写体16の一端部に配置されたスリットなど
の中間転写体基準マーク16aで基準位置を検知する。
【0016】22は中間転写体16上の残留トナーを掻き取
るための中間転写体クリーニング装置であり、中間転写
体16上に合成像を形成している間は中間転写体16から離
間しており、クリーニングに供するときのみ中間転写体
16に当接する。
【0017】23は転写材24を収納している転写材カセッ
トである。転写材24は転写材カセット23から半月形をし
た給紙ローラ25によって1枚ずつ用紙搬送路26へ送り出
される。
【0018】27は転写材24と中間転写体16上に形成され
た合成像の位置を一致させるため一次的に転写材24を停
止待機させるためのレジストローラであり、従動ローラ
28と圧接している。
【0019】29は中間転写体16上に形成された合成像を
転写材24に転写するための用紙転写ローラであり、合成
像を転写材24に転写するときのみ中間転写体16と接触し
て回動する。
【0020】30は、内部に熱源を有するヒートローラ31
と加圧ローラ32とからなる定着器であり、転写材24上に
転写された合成像をヒートローラ31と加圧ローラ32との
挾持回転にともない、圧力と熱によって転写材24に定着
させてカラー画像を形成する。
【0021】以上のように構成された電子写真装置の動
作について説明する。感光体1と中間転写材16は、それ
ぞれ駆動源(図示せず)により駆動され、互いの周速が
同一の一定速度になるように制御される。さらに中間転
写体16は基準位置を決定するための中間転写体基準マー
ク16aを検知する中間転写体基準検知センサー20により
あらかじめ画像形成領域を設定してある。
【0022】この状態で、まず高圧電源に接続された帯
電器4内の帯電線11に高圧を印加しコロナ放電を行わ
せ、感光体1の表面を一様に−700v〜−800v程度に帯電
させる。
【0023】次に、感光体1を矢印A方向に回転させて
一様に帯電された感光体1の表面上に複数のカラー成分
の中の所定の、たとえばブラック(B)に相当するレー
ザビームなどの露光光線14を照射すると、感光体1上の
照射された部分は電荷が消え、静電潜像が形成される。
このとき、この静電潜像は中間転写体16の基準位置を検
出する中間転写基準検知センサー21からの信号により
あらかじめ設定されている中間転写体16上の画像領域内
の位置に形成される。
【0024】一方、現像に寄与するブラックトナーの収
納されている現像器6Bは、ホストコンピュータ(図示
せず)からの色選択信号による離接カム15Bの回転によ
り矢印B方向に押され、感光体1に当接する。この当接
にともない、感光体1上に形成された静電潜像部にトナ
ー6Cが付着してトナー像を形成し、現像が終了する。
現像が終了した現像器6Bは離接カム15Bの180度の回
転により、感光体1との当接位置から離間位置へ移動す
る。
【0025】現像器6Bにより感光体1上に形成された
トナー像は中間転写体16に各色毎に、感光体1と接触配
置された中間転写ローラ20に高圧を印加することにより
転写される。感光体1から中間転写体16へ転写されなか
った残留トナーは感光体クリーニング装置8により除去
され、さらに除電器9により残留トナーが掻き取られて
感光体1上の電荷は除去される。
【0026】次にたとえばシアン(C)の色が選択され
ると、離接カム15Cが回転し、今度は現像器6Cを感光
体1の方向へ押して感光体1へ当接させ、シアン(C)
の現像を開始する。4色を使用する複写機あるいはプリ
ンタの場合は上記現像の動作を4回順次繰り返し行い、
中間転写体16上に4色B,C,M,Yのトナー像を重ね
合成像を形成する。
【0027】このようにして形成された合成像は、今ま
で離間していた用紙転写ローラ29が中間転写体16上の周
速より速い周速で中間転写体16に接触し、用紙転写ロー
ラ29と中間転写体16とがスリップしながら回動して、用
紙転写ローラ29には高圧が印加した状態で、転写材カセ
ット23から用紙搬送路26に沿って送られてきた転写材24
に一括転写される。
【0028】続いてトナー像が転写された転写材24は定
着器30に送られ、ここでヒートローラ31の熱と加圧ロー
ラ32の挾持圧によって定着されカラー画像として出力さ
れる。
【0029】用紙転写ローラ29により転写材24上に完全
に転写されなかった中間転写体16上の残留トナーは中間
転写体クリーニング装置22により除去される。中間転写
体クリーニング装置22は一回の合成像が得られるまで、
中間転写体16に対して離間の位置にあり、合成像が得ら
れ合成像が用紙転写ローラ29により転写材24に転写され
た後、接触状態になり、残留トナーが除去される。
【0030】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成においては、用紙転写ローラ29の周速
が中間転写体16の周速より速くなるように設定してるた
め、用紙転写ローラ29が中間転写体16に接触するとき、
用紙転写ローラ29と中間転写ローラ16とがスリップしつ
つ回転するように構成している。そのとき、中間転写体
16に転写中のためスリップするときに生ずる衝撃が転写
中の画像に転写ずれなどの悪影響をおよぼすという問題
があった。
【0032】本発明は上記問題を解決するもので、中間
転写体と用紙転写ローラとのスリップによる衝撃により
転写中の画像に転写ずれなどの悪影響をおよぼしたりす
ることのない電子写真装置を提供することを目的とする
ものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、中間転写体と、この中間転写体に対して接
近離間自在とされて転写時に中間転写体に圧接する用紙
転写ローラとを備え、これらの中間転写体と用紙転写ロ
ーラとの間に転写材を通過させて中間転写体のトナー像
を転写材に転写させる電子写真装置において、前記用紙
転写ローラにワンウェイクラッチを設け、用紙転写ロー
ラが中間転写体より離間している際にはワンウェイクラ
ッチを介して用紙転写ローラを中間転写体の周速より低
速で回転させ、用紙転写ローラが中間転写体に圧接され
ている際には中間転写体により用紙転写ローラを中間転
写体と同じ速度で回転させる構成としたものである。
【0034】
【作用】上記構成により、用紙転写ローラが中間転写体
に接触すると、用紙転写ローラはスリップすることなく
中間転写体とともに同じ速度で回動するため、当接時の
衝撃が緩和され、転写中の画像に悪影響などををおよぼ
すことは防止される。
【0035】
【実施例】以下、本発明の図面を参照しながら本発明の
実施例を説明する。図1は本発明の一実施例における電
子写真装置の用紙転写ローラの斜視図、図2は同電子写
真装置の側面図であり、電子写真装置における現像装置
の側面図および中間転写体の斜視図は従来(図4および
図5)と同じであるため、省略する。また、従来の電子
写真装置と同じ構成部材については同じ番号を付与して
その説明は省略する。
【0036】図1に示すように、用紙転写ローラ29の軸
部一端側にはワンウェイクラッチ36が取り付けられ、こ
のワンウェイクラッチ36を介して用紙転写ローラ駆動ギ
ヤ37に用紙転写ローラ29が回転駆動される。したがっ
て、用紙転写ローラ29は、用紙転写ローラ駆動ギヤ37か
らの駆動力のみにより回転される場合には用紙転写ロー
ラ駆動ギヤ37と同じ回転速度で回転する一方、外部から
力を受けてこの回転速度よりも速い速度でも回転可能と
されている。ここで、用紙転写ローラ駆動ギヤ37は用紙
転写ローラ29を中間転写体16の周速より低速で回転させ
る。
【0037】なお、図2において、33A,33Bは転写材
排出ローラ、34は転写材収納部材、35は、ステンレスな
どの金属を基材としてその外周面上に、ウレタンなどの
弾性層が形成された転写材排出口ローラである。この実
施例においては、転写材排出口ローラ35は、装置本体に
両端が回転自在に軸支され、転写材排出ローラ33A,33
Bにより搬送されてきた転写材24を、転写材収納部材34
に画像面を上面にして、転写材24の画像面側と転写材収
納部材34との接触角θを鋭角になるように排出してい
る。
【0038】以上のように構成された電子写真装置につ
いて、以下その動作について説明する。感光体1と中間
転写体16は、それぞれ駆動源(図示せず)により駆動さ
れ、互いの周速が同一の一定速度になるように制御され
る。さらに中間転写体16は基準位置を決定するための中
間転写体基準マーク16aを検知する中間転写体基準検知
センサー20によりあらかじめ画像形成領域を設定してあ
る。
【0039】この状態でまず高圧電源に接続された帯電
器4内の帯電線11に高圧を印加しコロナ放電を行わせ、
感光体1の表面を一様に−700v〜−800v程度に帯電させ
る。次に、感光体1を矢印A方向に回転させて一様に帯
電された感光体1の表面上に複数のカラー成分の中の所
定の、たとえばブラック(B)に相当するレーザビーム
などの露光光線14を照射すると、感光体1上の照射され
た部分は電荷が消え、静電潜像が形成される。このと
き、静電潜像は中間転写体16の基準位置を検出する中間
転写基準検知センサー21からの信号によりあらかじめ設
定されている中間転写体16上の画像領域内の位置に形成
される。
【0040】一方、現像に寄与するブラックトナーの収
納されている現像器6Bは、ホストコンピュータ(図示
せず)からの色選択信号による離接カム15Bの回転によ
り矢印B方向に押されて感光体1に当接する。この当接
にともない、感光体1上に形成された静電潜像部にトナ
ーが付着してトナー像を形成し、現像が終了する。現像
が終了した現像器6Bは離接カム15Bの180 度の回転に
より、感光体1との当接位置から離間位置へ移動する。
【0041】現像器6Bにより感光体1上に形成された
トナー像は中間転写体16に各色毎に、感光体1と接触配
置された中間転写ローラ20に高圧を印加することにより
転写される。感光体1から中間転写体16へ転写されなか
った残留トナーは感光体クリーニング装置8により除去
され、さらに除電器9により残留トナーが掻き取られて
感光体1上の電荷は除去される。
【0042】次にたとえばシアン(C)の色が選択され
ると、離接カム15Cが回転し、今度は現像器6Cを感光
体1の方向へ押して感光体1へ当接させ、シアン(C)
の現像を開始する。4色を使用する複写機あるいはプリ
ンタの場合は上記現像の動作を4回順次繰り返し行い、
中間転写体16上に4色B,C,M,Yのトナー像を重ね
て合成像を形成する。
【0043】このように形成された合成像は、用紙転写
ローラ29が中間転写体に接触した状態で、転写材カセッ
ト23から用紙搬送路26に沿って送られてきた転写材24に
一括転写される。
【0044】この場合に、用紙転写ローラ駆動ギヤ37か
らの駆動力によって中間転写体16の周速より遅い周速で
回転駆動されていた用紙転写ローラ29は、中間転写体16
に圧接された時点でワンウェイクラッチ36により用紙転
写ローラ駆動ギヤ37から縁が切られて、中間転写体16と
同じ速度でスリップすることなく回転する。したがっ
て、中間転写体16に当接する際の衝撃が緩和され、転写
中の画像は良好に転写される。
【0045】続いてトナー像が転写された転写材24は定
着器30に送られ、ここでヒートローラ31の熱と加圧ロー
ラ32の挾持圧によって定着される。転写材排出ローラ33
により搬送されてきた転写材24は、転写材排出口ローラ
35から転写材収納部材34に画像面を上面にして、転写材
24の画像面側と転写材収納部材34との接触角θが鋭角に
なるように排出させる。次に排出される転写材24は、前
に排出した転写材24の非画像面に沿うように上に順に重
ねながら排出されるため、排出された転写材24のページ
順番は確保される。
【0046】用紙転写ローラ29により転写材24上に完全
に転写されなかった中間転写体16上の残留トナーは、中
間転写体クリーニング装置22により除去される。中間転
写体クリーニング装置22は一回の合成像が得られるま
で、中間転写体16に対して離間の位置にあり、合成像が
得られ合成像が用紙転写ローラ29により転写材24に転写
された後接触状態になり、残留トナーが除去される。
【0047】以上の動作にて画像の記録を完了する。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、用紙転
写ローラにワンウェイクラッチを設け、用紙転写ローラ
が中間転写体より離間している際にはワンウェイクラッ
チを介して用紙転写ローラを中間転写体の周速より低速
で回転させ、用紙転写ローラが中間転写体に圧接されて
いる際には中間転写体により用紙転写ローラを中間転写
体と同じ速度で回転させる構成としたので、用紙転写ロ
ーラが中間転写体に接触すると、用紙転写ローラはスリ
ップすることなく中間転写体とともに同じ速度で回動す
るために当接時の衝撃が緩和され、転写中の画像に悪影
響などをおよぼすことが防止されて良好に画像を転写さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる電子写真装置の用紙転
写ローラの斜視図である。
【図2】同電子写真装置の側面図である。
【図3】従来の電子写真装置の側面図である。
【図4】従来の電子写真装置の現像装置の側面図であ
る。
【図5】従来の電子写真装置の中間転写体の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体 16 中間転写体 17,18,19 中間転写体搬送ローラ 24 転写材 29 用紙転写ローラ 36 ワンウェイクラッチ 37 用紙転写ローラ駆動ギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写体と、この中間転写体に対して
    接近離間自在とされて転写時に中間転写体に圧接する用
    紙転写ローラとを備え、これらの中間転写体と用紙転写
    ローラとの間に転写材を通過させて中間転写体のトナー
    像を転写材に転写させる電子写真装置において、前記用
    紙転写ローラにワンウェイクラッチを設け、用紙転写ロ
    ーラが中間転写体より離間している際にはワンウェイク
    ラッチを介して用紙転写ローラを中間転写体の周速より
    低速で回転させ、用紙転写ローラが中間転写体に圧接さ
    れている際には中間転写体により用紙転写ローラを中間
    転写体と同じ速度で回転させる構成とした電子写真装
    置。
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