JP3170410B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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  • Color Electrophotography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式等を用い
たカラー複写機やカラープリンタ等のカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置、特
にカラー画像形成装置のように同一転写材に複数色の現
像像を各色ごとに転写してカラー画像を得る装置が提案
されており、例えば像担持体に各色ごとに潜像を形成
し、該潜像を複数の現像器により現像像となし、該現像
像を転写装置に保持された転写材に順次転写してカラー
画像を得る方法がある。
【0003】このような方法によって良質のカラー画像
を得るためには、複数の現像像が一枚の転写材上に順次
転写される際に転写材が位置ずれを起こさないようにす
る必要がある。このため上述のようなカラー画像形成装
置では、一通りのカラー画像形成工程が終了するまで像
担持体の回転に同期させて転写材を繰り返し正確な同位
置に搬送しなければならない。この転写材の像担持体に
対する同期搬送を行う方法としては、通常ドラム状に形
成された転写ドラムが利用される。
【0004】このように転写ドラムを用いた転写装置で
は、図9に示すように、転写ドラム32に転写材34を
巻き付けて保持するため、転写材先端を転写ドラム32
の母線に沿って保持するグリッパー36が設けられ、給
紙装置側より搬送された転写材34をグリッパー36へ
導くガイド部材30により確実にグリッパー36へ搬送
する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようなガイド部材30においては、グリッパー36へ転
写材34の先端が保持された後に、転写ドラム32側と
給紙装置側の搬送速度の差により転写ドラム32と対向
したガイド部材30領域で転写材のループが発生する
と、転写ドラム32とガイド部材30間にその逃げ場が
ないために転写材34のジャムが発生する場合があっ
た。又、前記領域でジャムが発生した場合、ガイド部材
30が固定されているためジャム処理中に転写ドラムが
傷ついたり転写材が破損したりするという欠点があっ
た。
【0006】従って、本発明の目的は、転写ドラムと給
紙装置との間に発生する転写材のループによるジャムを
防止できる画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に各色成分に応じた潜像を形成し、この潜像
を各色成分に対応する現像剤で現像し、この現像像を回
転する転写ドラム上の転写材上に転写する工程を複数回
繰り返して多色画像を得るカラー画像形成装置におい
て、転写材を前記転写ドラム上へ案内するガイド部材
は、前記転写ドラムの回転軸と同方向を向いた揺動支軸
によって揺動可能に軸支され、前記揺動支軸は、転写材
先端が最初に前記転写ドラム上に把持される位置より、
転写材搬送方向下流側に位置することを特徴とするカラ
ー画像形成装置である。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るカラー画像形成装置を図
面に則して更に詳しく説明する。
【0010】実施例1 本発明によるカラー画像形成装置の第1実施例につい
て、図1ないし図4を参照して説明する。
【0011】「画像形成装置の全体説明」まずカラー画
像形成装置の全体構成について、図1を参照して概略説
明する。尚、図1はカラー画像形成装置の一態様である
レーザービームプリンタの全体構成説明図である。
【0012】本装置は図1に示すように、給送部1から
給送した転写材2を転写ドラム3に巻き付け、この転写
材2に回転移動可能な4つの現像器を装填してなる画像
形成部で現像され多重転写方式によりカラー画像を形成
する。そしてこの転写材2を定着部6へ搬送してカラー
画像を転写材2に定着し、排出ローラ対7によって装置
上部の排出部8へ排出する。
【0013】尚、上記回転可能な現像器は装置本体9に
対して個別に着脱可能に構成している。
【0014】上記画像形成部への露光はスキャナー部1
0から送られる。即ち、画像信号がレーザーダイオード
に与えられると、このレーザーダイオードは画像信号に
対応する画像光をポリゴンミラー10aへ照射する。こ
のポリゴンミラー10aはスキャナーモータによって高
速で回転し、ポリゴンミラー10aで反射した画像光が
結像レンズ10b及び反射ミラー10cを介して像担持
体ユニットの露光部から照射して像担持体を選択的に露
光するように構成している。
【0015】次に上記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0016】「給送部」給送部1は画像形成部へ転写材
2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した
給紙カセット1aを装置本体9の内底部に装填する。画
像形成時には給送ローラ1bが画像形成動作に応じて駆
動回転し、カセット1a内の転写材2を一枚ずつ分離給
送すると共に、ガイド板1cによってガイドし、レジス
トローラー1eを通り転写ドラム3へと給送するもので
ある。
【0017】転写ドラム3への給送は、レジストローラ
1eを通過後、レジストローラ下流に配置された光学式
先端検知センサ16により先端が検知されるとそこで停
止し、転写ドラム3の所定位置を検知すると再び給送さ
れ、ガイド部材15にガイドされ転写ドラム3へ受け渡
される。
【0018】「転写ドラム」転写ドラム3は給送された
転写材2を巻き付け、各色トナーを転写材2に転写する
ために図1の矢印方向へ回転するものである。
【0019】本実施例に係る転写ドラム3は直径約16
0mmのアルミニウムシリンダー3aの外周にスポンジ
やゴム等の弾性体層3bを形成し、その外周に抵抗層3
cを形成し、最外周に誘電体層3dを形成してなる。こ
の転写ドラム3は固定軸3eに回転自在に軸支され、上
記転写ドラム3に固着した図示しないギヤに駆動モータ
の駆動力を伝達することにより、画像形成動作に応じて
図1の矢印方向へ回転するように構成している。
【0020】また上記転写ドラム3の外周所定位置には
グリッパー3fが設けてあり、給送した転写材2の先端
を把持するようにしている。更に静電吸着ローラ3gが
転写ドラム3の外周に接離可能に設けてあり、転写材2
を上記静電吸着ローラ3gと転写ドラム3とによって挟
み込むようにして転写ドラム3の外周に圧接し、且つ静
電吸着ローラ3gと転写ドラム3との間に電圧を印加す
ることにより、誘電体である転写材2と転写ドラム3の
誘電体層3dに電荷を誘起し、転写材2を転写ドラム3
の外周に静電吸着するように構成している。
【0021】尚、上記転写材2を転写ドラム3に吸着す
る方法としては、上記静電吸着に限らず、空気による吸
引方法等で構成してもよい。
【0022】「像担持体ユニット」本実施例に係る像担
持体4aは直径約40mmのアルミニウムシリンダーの
外周面に有機光導電体層を塗布して構成し、回転軸を像
担持体ユニットカバー4に回動自在に軸支している。像
担持体周上には、クリーナー4c、1次帯電手段4bが
配置され、また上記回転軸の一方端に図示しない駆動モ
ーターの駆動力を伝達することにより、像担持体4aを
画像形成動作に応じて図1の矢印方向へ回転させるよう
に構成している。このユニットは、装置本体に対し着脱
自在であり、像担持体の寿命に合わせて容易に交換可能
である。
【0023】「帯電手段」帯電手段4bは特開昭63−
149669号公報に示すような、所謂接触帯電方法を
用いたものであり、導電性ローラを像担持体4aに当接
させ、この導電性ローラに電圧を印加することによって
像担持体4aの表面を一様に帯電させるものである。
【0024】「クリーニング手段」クリーニング手段は
現像手段5によって像担持体4aに可視像化されたトナ
ーが転写材2に転写された後、像担持体4a上に残った
トナーをクリーニングするものであり、本実施例のクリ
ーニング手段4cは、廃トナー容器の中に通された廃ト
ナー搬送スクリュウ4dにより本体側面に取付けられた
廃トナー容器に送られ、廃トナー容器の廃トナーが満杯
になると取り外して交換するようにしている。
【0025】「現像手段」現像手段5は、上記潜像を可
視像化するために、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラ
ッックの各色現像を可能とする4個の現像器5M、5
C、5Y、5Bkを備えている。
【0026】これら4個の現像器5M、5C、5Y、5
Bkは軸5eを中心として回転可能に配置され、さらに
各現像器の中心が公転ギアの外周に配置された自転ギヤ
に連動して回転するため、その姿勢は常に一定に保たれ
ている。
【0027】画像形成に際してはマゼンタ、シアン、イ
エロー、ブラックの各色現像に対応した現像器5M、5
C、5Y、5Bkが軸5eを中心に回転移動し、所定の
現像器が、像担持体ユニットに対向した位置に止まり、
さらに現像スリーブが像担持体4aに対し微小間隔(3
00μm程度)をもって対向するように位置決めされた
後、像担持体4aに上記トナーによる可視像を順次形成
する。現像する色に対応する容器内のトナーを送り機構
によって塗布ローラ5aへ送り込み、回転する塗布ロー
ラ5a及びブレード5cによって回転するスリーブ5b
の外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与
(摩擦帯電)する。このスリーブ5bと、潜像が形成さ
れた像担持体4aとの間に現像バイアスを印加すること
により、潜像に応じて像担持体4aにトナー現像を行う
ものである。
【0028】また各現像器のスリーブ5bは各現像器が
現像位置に回転移動されたとき装置本体9に設けられた
各色現像用高圧電源と接続されており、各色の現像毎に
選択的に電圧が印加される。
【0029】「定着部」定着部6は上記現像手段5によ
って転写ドラム3に巻き付けた転写材2に形成した画像
を定着させるものであり、図1に示すように、駆動回転
する駆動ローラ6aと、これに圧接して転写材2に熱及
び圧力を印加する定着ローラ6bとを備えている。即
ち、転写ドラム3から剥離した転写材2は定着部6を通
過する際に駆動ローラ6aで搬送されると共に、定着ロ
ーラ6bによって熱及び圧力を印加される。これにより
画像形成トナーが転写材2に定着する。
【0030】尚、定着ローラ6bにはクリーニング部材
6cが接触しており、定着ローラ6bに付着したトナー
はクリーニング部材6cによって除去されるように構成
されている。
【0031】「画像形成動作」次に上記のように構成さ
れた装置によって画像形成を行う場合の動作について説
明する。
【0032】先ず、図1に示す給送ローラ1bを回転し
て給紙カセット1a内の転写材2を1枚分離し、転写ド
ラム3へ給送する。転写ドラム3は図1の矢印方向へ回
転して給送された転写材2の先端をグリッパー3fで把
持する共に、その周面に転写材2を静電吸着する。
【0033】転写ドラム3の回転と同期して像担持体4
aを図1の矢印方向へ回転し、帯電手段4bによって像
担持体4a表面を均一に帯電すると共に、スキャナー部
10によりマゼンタ画像の光照射を行い、像担持体4a
上にマゼンタ潜像を形成する。この潜像形成と同時にマ
ゼンタ現像器5Mを駆動し、像担持体4a上の潜像にマ
ゼンタトナーが付着するように像担持体4aの帯電極性
と同極性で略同電位の電圧を印加してマゼンタ現像し、
転写ローラ3に上記トナーと逆極性の電圧を印加して像
担持体4a上のトナーを転写ドラム3上の転写材2に転
写する。
【0034】上記のごとくしてマゼンタトナーの転写が
終了すると、次の現像器が回転移動し、像担持体4aに
対向した位置に位置決めされ、マゼンタと同様にしてシ
アン、イエロー及びブラックの潜像形成及びトナー転写
を順次行い、転写材2上にカラー画像を形成する。
【0035】そして画像形成後、転写材2を転写ドラム
3から剥離して定着部6へ搬送し、該定着部6でトナー
定着を行った後に排出ローラ対7によって排出トレイ8
へ排出して画像形成を終了するものである。
【0036】次に本発明の特徴部分である、転写材を転
写ドラム上へガイドするガイド部材について図2〜図4
により説明する。
【0037】図2に示すように、ガイド部材15は転写
ドラム3の長手方向に沿って延設されており、その長手
方向両端部には取付片15aが形成されている。ガイド
部材15はこの取付片15aを介して装置本体に軸支さ
れ、この揺動支軸19を支点として揺動自在に構成され
ている。尚、揺動支軸19は転写材2の先端が最初にグ
リッパー3fに把持される位置より、転写材搬送方向下
流側に位置している。
【0038】一方、ガイド部材15の取付片15aに対
する自由端にはバネ部材17の一端が係止され、その他
端が装置本体に固定されている。バネ部材17の作用に
よりガイド部材15は取付片15aを支点として転写ド
ラム3側に付勢されている。
【0039】図2は、転写材3が給紙装置の先端検知セ
ンサー16の位置で、転写ドラム3上のグリッパー3f
が給送タイミング位置に到達するまで待機している状態
を示している。
【0040】グリッパー3fが給送タイミング位置を通
過すると、転写材2はガイド部材15へ給送され、図3
に示すように、ガイド部材15と転写ドラム3の間に案
内され、そしてグリップされる。この時グリップを確実
なものとするため、転写材2がグリッパー3fに突き当
たり、必ずループを作るように給送側の速度を設定す
る。
【0041】転写材2がグリッパー3fによりグリップ
され、転写ドラム3上に転写材2が送られて、転写ドラ
ム3と給紙装置の間にループが形成されたとしても、図
4に示すように、このループがバネ部材17の付勢力に
抗してガイド部材15の自由端を取付片15aを支点と
して転写ドラム3から離間するように作用するため、ル
ープに起因するジャムが発生することはない。尚、バネ
部材の付勢力は転写材のループによる押圧力より小さく
設定されている。
【0042】上記のように、ガイド部材15が転写材2
のループの押圧力により転写ドラムから離間するように
揺動可能なため、換言すると、転写ドラムとガイド部材
間にループを吸収する空間が形成可能なため、ループに
よるジャムの発生を防止することができる。又、何らか
の原因により、転写ドラムと給紙装置間にジャムが発生
したとしても、ガイド部材が揺動可能なため、ジャム処
理を容易に実施でき、ジャム処理時の像担持体の損傷又
は転写材の破損などを防止することができる。
【0043】実施例2 次に、図5及び6により第2実施例について説明する。
図5に示すように、ガイド部材21は第1実施例と同様
な取付片21a及びバネ部材22を備えている。取付片
21aは第1実施例とその取付位置が若干異なり、バネ
部材22寄りに形成されている。尚、バネ部材22につ
いては、第1実施例と同様の構成及び作用を有するので
その詳細な説明は省略する。
【0044】本実施例においては、ガイド部材21を転
写ドラム3に対して接離させる接離機構20が、バネ部
材22の反対側に近接配置されている。接離機構20
は、取付片21aを支点としてガイド部材21を転写ド
ラム3に対して離間するカム20bと、カム20bを保
持回転させる軸20aと、図示しない軸駆動手段により
構成される。
【0045】給紙装置から転写ドラム3に送られた転写
材2がグリッパー3fに保持されるタイミングは予めそ
の位置が設定されている。図5に示すように転写材2が
グリッパー3fに把持された後、図6に示すように、接
離機構20を駆動しカム20bを半回転させることによ
り、取付片21aを支点として、バネ部材22の付勢力
に抗してガイド部材21を転写ドラム3から離間させる
構成としたものである。
【0046】上記のような構成においても、転写ドラム
とガイド部材間にループを吸収する空間が形成可能なた
め、ループによるジャムの発生を防止することができ
る。
【0047】実施例3 次に、図7及び8により、第3実施例について説明す
る。同図に示すように、転写ドラム3の両端にカム形状
のフランジ部3jを形成する。一方、このフランジ部3
jに対応して、ガイド部材15にコロ15bを設ける。
尚、ガイド部材15及びバネ部材17の構成及び作用は
第1実施例と同様であり、説明を省略する。
【0048】図7に示すように、カム形状のフランジ部
3jがガイド部材15のコロ15bに係合しない状態
で、転写材2がガイド部材15に案内され、グリッパー
3fに把持される。次に、図8に示すように、略1周の
間フランジ部3jがコロ15bと係合することにより、
ガイド部材15が、バネ部材17の付勢力に抗して、取
付片15aを支点として転写ドラム3から離間するよう
に揺動する。これにより、転写ドラム3とガイド部材1
5との間に、転写材2のループを吸収する空間が形成さ
れる。
【0049】上記のように、転写ドラムとガイド部材間
にループを吸収する空間が形成可能なため、ループによ
るジャムの発生を防止することができる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、像担持体上に各色成分に応じた潜像を形成し、この
潜像を各色成分に対応する現像剤で現像し、この現像像
を回転する転写ドラム上の転写材上に転写する工程を複
数回繰り返して多色画像を得るカラー画像形成装置にお
いて、転写材を転写ドラム上へ案内するガイド部材は、
転写ドラムの回転軸と同方向を向いた揺動支軸によって
揺動可能に軸支され、揺動支軸は、転写材先端が最初に
転写ドラム上に把持される位置より、転写材搬送方向下
流側に位置する構成とされるので、ガイド部材が転写ド
ラムに対して揺動退避可能となり、転写ドラムと給紙装
置との間に発生するループの許容量を大きくすることが
でき、ループによるジャムの発生を防止できる。又、給
紙速度のラチチュードを広げることができる。従って、
装置の作業効率を改善することができる。更に、何らか
の原因により、転写ドラムと給紙装置間にジャムが発生
したとしても、ガイド部材が揺動可能なため、ジャム処
理を容易に実施でき、ジャム処理時の像担持体の損傷又
は転写材の破損などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるカラー画像形成装置の構成
図である。
【図2】転写ドラムと同期をとるため転写材が待機して
いる状態を示す、第1実施例の説明図である。
【図3】図2の状態に続いて、転写材がガイド部材に案
内されている状態を示す説明図である。
【図4】図3の状態に続いて、転写材がループを形成し
た状態を示す説明図である。
【図5】転写材がグリッパーに把持される直前の状態を
示す、第2実施例の説明図である。
【図6】図5の状態に続いて、転写材がループを形成し
た状態を示す説明図である。
【図7】転写材がグリッパーに把持された状態を示す、
第3実施例の説明図である。
【図8】図7の状態の後の転写材がループ形成可能な状
態を示す説明図である。
【図9】従来のガイド部材を示す説明図である。
【符号の説明】
2 転写材 3 転写ドラム 3f グリッパー 4a 像担持体 15 ガイド部材 19 揺動支軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に各色成分に応じた潜像を形
    成し、この潜像を各色成分に対応する現像剤で現像し、
    この現像像を回転する転写ドラム上の転写材上に転写す
    る工程を複数回繰り返して多色画像を得るカラー画像形
    成装置において、 転写材を前記転写ドラム上へ案内するガイド部材は、前
    記転写ドラムの回転軸と同方向を向いた揺動支軸によっ
    て揺動可能に軸支され、前記揺動支軸は、転写材先端が
    最初に前記転写ドラム上に把持される位置より、転写材
    搬送方向下流側に位置することを特徴とするカラー画像
    形成装置。
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