JPH06266225A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06266225A
JPH06266225A JP5077530A JP7753093A JPH06266225A JP H06266225 A JPH06266225 A JP H06266225A JP 5077530 A JP5077530 A JP 5077530A JP 7753093 A JP7753093 A JP 7753093A JP H06266225 A JPH06266225 A JP H06266225A
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JP
Japan
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image carrier
image
forming apparatus
developing
image forming
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Application number
JP5077530A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Kobayashi
達也 小林
Hiroshi Sasame
裕志 笹目
Akihiko Uchiyama
明彦 内山
Naoki Enomoto
直樹 榎本
Masuaki Saito
益朗 斉藤
Tetsuya Kobayashi
哲也 小林
Haruo Fujii
春夫 藤井
Hisayoshi Kojima
久義 小嶋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06266225A publication Critical patent/JPH06266225A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニングブレードと像担持体との間に記
録媒体の紙粉等が挟まることによって生ずるクリーニン
グ不良を防止すること。 【構成】 像担持体上に形成した潜像を現像手段によっ
て現像し、この現像像を転写手段によって記録媒体に転
写した後、前記像担持体上に残った現像剤をクリーニン
グ手段で除去する画像形成装置であって、前記現像手段
を前記像担持体に対して接離可能に構成し、前記像担持
体に対する現像手段の接離動作に応じて前記像担持体の
位置が微小変位するように構成する。 【効果】 上記構成により、クリーニング手段を駆動す
る駆動装置を設けることなく、クリーニング手段と像担
持体との間に挟まった紙粉等を除去することができ、そ
れによるクリーニング不良の発生を防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式を用いた複
写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、更に詳しくは
複数の現像手段を使用してカラー画像が形成可能なカラ
ー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)今日の電子写真方式を用いたカラー画像形成装置
の構成は、例えば図20に示すように構成している。即
ち、帯電手段50によって一様に帯電された像担持体51へ
光学ユニット52から光照射して各色成分に応じた潜像を
形成する。これと同時にカセット53に収容した記録媒体
Pを給送手段54で給送して転写ドラム55に巻き付け、こ
の転写ドラム55を回転させると共に、前記像担持体51上
の潜像を現像手段56によって各色成分に対応する現像剤
で現像し、その現像像を転写ドラム55上の記録媒体Pに
転写する。この転写工程を各色回数繰り返して多色像を
得、その転写像を定着手段57で定着するように構成して
いる。また転写後に前記像担持体51上に残った現像剤は
クリーニング装置58のクリーニングブレード58aによっ
て掻き取り除去される。
【0003】(2)また、従来、前述の如きカラー画像
形成装置においては、少なくとも像担持体51やクリーニ
ング装置58、帯電手段50等を一体的にユニット化し、装
置本体に対して着脱自在に構成したプロセスカートリッ
ジを備え、このカートリッジを交換することによって前
記像担持体51や帯電手段50のメンテナンスや、廃現像剤
処理作業の簡便をはかると同時に、廃現像剤によりユー
ザーの衣服や手などを汚さないようにすることが提案・
実施されていた。前記カートリッジは、像担持体51が記
録媒体である記録紙等と対向する位置や現像手段56と対
向する位置を露出させる必要があるが、ユーザが前記カ
ートリッジを装置本体に装着する際に、前記像担持体51
の感光層を露光・被曝させてしまったり、あるいは誤っ
て感光層に触ってしまったり傷つけてしまったりしない
ようにするため、その保護カバーを設けることが通常で
あった。そして前記カートリッジを装置本体に対して像
担持体の軸方向にスライド装着する際には、前記保護カ
バーを予めカートリッジから外した後に行うか、或いは
バネ等で常時閉じ方向に付勢されている保護カバーを手
で開けながら行うことが通常であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1)しかしながら、上記従来例では、クリーニングブ
レード58aと像担持体51との間に記録媒体Pの紙粉等が
挟まり、クリーニング不良が発生するという問題があっ
た。この問題を解決する方法として、クリーニングブレ
ード58aを像担持体51の回転方向と直角方向に微小変位
させる所謂レシプロ方法があるが、前記クリーニングブ
レード58aを微小変位させるための駆動手段が別途必要
となるため、装置自体が大がかりになり、コスト高を招
いていた。
【0005】(2)また、上記従来例の如きカートリッ
ジでは、装置本体に装着する際に、誤って像担持体51の
表面を傷つけてしまうことが避けられなかったり、或い
は片手で保護カバーを抑えながらもう一方の手でカート
リッジを装着しなければならず、その作業性が悪いとい
う問題があった。
【0006】(1)本発明の目的は上記課題を解決する
ためのものであり、クリーニングブレードと像担持体と
の間に記録媒体の紙粉等が挟まることによって生ずるク
リーニング不良を防止することである。
【0007】(2)また本発明の目的は上記課題を解決
するためのものであり、像担持体を有するプロセスカー
トリッジを装置本体に装着するときに、前記像担持体表
面に不用意に手を触れたり、傷を付ける心配をなくし、
その装着作業性を向上することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)前記目的を達成するための本発明の代表的な画像
形成装置の構成は、像担持体上に形成した潜像を現像手
段によって現像し、この現像像を転写手段によって記録
媒体に転写した後、前記像担持体上に残った現像剤をク
リーニング手段で除去する画像形成装置であって、前記
現像手段を前記像担持体に対して接離可能に構成し、前
記像担持体に対する現像手段の接離動作に応じて前記像
担持体の位置が微小変位するように構成したことを特徴
としている。
【0009】(2)前記目的を達成するための本発明の
代表的な画像形成装置の構成は、像担持体と前記像担持
体に作用するプロセス手段を少なくとも1つ有するプロ
セスカートリッジを、前記像担持体の軸方向に着脱自在
に装着した画像形成装置であって、前記プロセスカート
リッジは像担持体表面を保護する保護手段を着脱自在に
備え、前記保護手段は前記プロセスカートリッジを装置
本体に装着する動作によって前記像担持体表面の保護を
解除するよう構成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】
(1)前記構成に係る画像形成装置にあっては、現像手
段の接離動作に伴う現像手段から像担持体への圧力に応
じて前記像担持体の位置を微小変位させるように構成し
ているため、クリーニング手段を駆動する駆動装置を設
けることなく、クリーニング手段と像担持体との間に挟
まった紙粉等を除去することができ、それによるクリー
ニング不良の発生を防止することができる。
【0011】(2)前記構成に係る画像形成装置にあっ
ては、プロセスカートリッジに具備した像担持体表面を
保護する保護手段が、前記プロセスカートリッジを装置
本体に装着する動作により前記プロセスカートリッジか
ら外れるように構成しているため、プロセスカートリッ
ジを装置本体に装着する動作のみで像担持体表面の保護
を解除することができ、像担持体表面に不用意に手を触
れたり、傷を付ける心配がなく、その装着作業性が向上
する。
【0012】
【実施例】
〔第1実施例〕次に本発明に係る画像形成装置の第1実
施例について図面を参照して具体的に説明する。尚、図
1は前記画像形成装置の一態様であるレーザービームプ
リンタの全体の構成説明図である。
【0013】{全体構成}先ず、画像形成装置の全体構
成について概略説明すると、この装置は図1に示すよう
に、積載手段を構成するカセット1に収容した記録媒体
2を給送手段3で給送し、転写手段を構成する転写ドラ
ム4の周面に巻き付ける。一方、光学ユニット5から像
担持体ユニット6へカラー画像に応じた光照射を行い、
像担持体へ潜像を形成し、この潜像を回転移動可能な4
つの現像器を装填してなる現像手段7で現像して前記転
写ドラム4上の記録媒体2に多重転写してカラー画像を
形成する。そしてこの記録媒体2を定着手段8へ搬送し
て転写像を記録媒体2に定着し、排出ローラ対9によっ
て装置上部の排出部10へ排出する。
【0014】尚、前記像担持体ユニット6及び現像手段
7内の現像器は装置本体11に対して着脱可能に構成して
いる。
【0015】次に前記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0016】{積載手段}積載手段は記録媒体2を積載
して装置本体11にセットするものであり、本実施例にあ
ってはカセット1を装置内底部に装着するための装着手
段を設けている。即ち、図1に示すように、装置本体11
の内底部にはカセット1の装着凹部が設けてあり、その
凹部対向面には図1の表裏面方向にガイドレール11aが
設けてある。一方、カセット1の両側には前記ガイドレ
ール11aに係止してスライド可能な係止凸部1aが設け
てある。
【0017】これにより、カセット1に設けた把手凹部
(不図示)を持ち、前記ガイドレール11に沿ってカセッ
ト1を装置本体手前側から奥側へ差し込み又は抜き取り
可能になっている。このカセット1をセットすることに
より、記録媒体2を装置本体11にセットする。
【0018】尚、この記録媒体2の積載手段は前記のよ
うにカセット1を装着部に着脱可能としたものでも良
く、或いは装置本体11から取り外すことなく、装置本体
11に対して引き出し式にスライド可能な記録媒体積載台
を設け、この積載台に記録媒体2をセットするようにし
たものでも良い。
【0019】{給送手段}給送手段3はカセット1内の
記録媒体2を画像形成部へ給送するものであり、装置本
体11の内底部に、複数枚の記録媒体2を収容したカセッ
ト1を装填し、画像形成時に給送ローラ3a,3bが画
像形成動作に応じて駆動回転し、カセット1内の記録媒
体2を最上部から一枚ずつ分離給送すると共に、ガイド
板3cによってガイドし、レジストローラ対3dへ突き
当てるように給送する。そして前記レジストローラ対3
dが画像形成動作と同期するように駆動して記録媒体2
を転写ドラム4へ給送するものである。
【0020】{転写手段}転写手段は現像手段7によっ
て現像された現像像を記録媒体2に転写するためのもの
であり、本実施例では転写ドラム4に記録媒体2を巻き
付けて各色の現像剤(トナー)を記録媒体2に転写する
ようにしている。
【0021】本実施例に係る転写ドラム4は、金属シリ
ンダー等の導電基体4aの外周にスポンジやゴム等の弾
性体層4bを形成し、その外周に誘電体層4cを形成し
てなる。この転写ドラム4は軸4dに回転自在に軸支さ
れ、前記転写ドラム4に固着した図示しないギアに駆動
モータの駆動力を伝達することにより、画像形成動作に
応じて像担持体と略同速度で図中矢印方向へ回転するよ
うに構成している。
【0022】また前記転写ドラム4の外周所定位置には
グリッパー4eが設けてあり、給送した記録媒体2の先
端を把持する。更に静電吸着ローラ4fが転写ドラム4
の外周に接離可能に設けてあり、記録媒体2を前記静電
吸着ローラ4fと転写ドラム4とによって挟み込むよう
にして転写ドラム4の外周に圧接し、且つ静電吸着ロー
ラ4fと転写ドラム4との間に電圧を印加することによ
り、誘電体である記録媒体2と転写ドラム4の誘電体層
4cに電荷を誘起し、記録媒体2を転写ドラム4の外周
に静電吸着するように構成している。
【0023】尚、前記記録媒体2を転写ドラム4に吸着
する方法としては、前記静電吸着に限らず、空気による
吸引方法等で構成することも可能である。
【0024】ここで図1中、12はグリッパー4eによる
グリップ解除後に転写ドラム4から記録媒体4を分離す
るための分離爪であり、13は転写ドラム4表面に接触し
て該表面をクリーニングするためのクリーニング装置で
ある。この分離爪12及びクリーニング装置13はそれぞれ
図1の矢印方向へ揺動可能に構成している。
【0025】{光学ユニット}光学ユニット5は像担持
体へ静電潜像を形成するために、光照射するものであ
る。その構成は、図1に示すように、画像信号がレーザ
ーダイオード5aに与えられると、このレーザーダイオ
ード5aは画像芯に対応する画像光をポリゴンミラー5
bへ照射する。このポリゴンミラー5bはスキャナーモ
ータ5cによって高速で回転し、ポリゴンミラー5bで
反射した画像光が結像レンズ5d及び反射ミラー5eを
介して像担持体ユニット6の露光部から照射して像担持
体を選択的に露光する。
【0026】{像担持体ユニット}像担持体ユニット6
は像担持体とこの像担持体に作用するプロセス手段を一
体形成したプロセスカートリッジであり、図2に示すよ
うに、感光体ドラムである像担持体6aと、この像担持
体6aに作用するプロセス手段としての帯電手段6b及
びクリーニング手段6cを有している。
【0027】(像担持体)本実施例に係る像担持体6a
はアルミニウムシリンダー等の導電基体6a1の外周面に
感光層としてOPC,A−Si,CdS,Se等の光導
電体6a2を塗布して構成し、回転軸6a3を像担持体ユニ
ットの枠体に回動自在に軸支している。前記回転軸6a3
に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することによ
り、像担持体6aを画像形成動作に応じて図中矢印方向
へ回転させるようにしている。また前記像担持体6aの
周上には帯電手段6b及びクリーニング手段6cが配置
されており、且つこの像担持体ユニット6は装置本体11
に対して着脱可能になっている。即ち、像担持体6aの
寿命に合わせて交換可能になっている。
【0028】(帯電手段)本実施例に係る帯電手段6b
は、特開昭63−149669号公報に示すような、所謂接触帯
電方法を用いたものであり、導電性ローラを像担持体6
aに接触させ、この導電性ローラに電圧を印加すること
によって像担持体6aの表面を一様に帯電させるもので
ある。
【0029】(クリーニング手段)クリーニング手段6
cは現像手段7によって像担持体6aに可視像化された
トナーが記録媒体2に転写された後、像担持体6a上に
残留したトナーをクリーニングするものである。本実施
例に係るクリーニング手段6cは、クリーニングブレー
ド6c1によって像担持体6a上のトナーを掻き取り、こ
れを廃トナー送り羽根6c2及び廃トナー搬送スクリュー
6c3によって本体側面に取り付けられた廃トナー容器6
c4(図2参照)に送るようにしている。
【0030】(廃トナー容器)前記クリーニング手段6
cにおいて廃トナー容器6c4の接続は、図3に示すよう
に、クリーニング手段6c内部から突出している廃トナ
ー搬送スクリュー6c3の突出部14が廃トナー容器6c4の
開口部15とパッキン16を介して連結しており、前記廃ト
ナー搬送スクリュー6c3によって搬送されてきた廃トナ
ーが、前記突出部14の下方に形成された開口部14aから
廃トナー容器6c4内部へ落下して収容されるように構成
している。また、前記廃トナー容器6c4は、図4に示す
ように像担持体ユニット6の側面に形成した嵌合溝17
に、廃トナー容器6c4に形成した嵌合ピン18を嵌合して
装着するように構成しており、不用意に廃トナー容器6
c4を外すことによる廃トナーのこぼれ等を防止してい
る。
【0031】本実施例における廃トナー容器6c4は、像
担持体ユニット6の使用前には像担持体ユニット6から
外された状態にあり、像担持体ユニット6を装置本体11
に装着した時に装着するように構成している。そして、
前記廃トナー容器6c4内が廃トナーで満杯になると、こ
れを取り外して交換するものである。
【0032】(像担持体の保護手段)前記像担持体ユニ
ット6は、図5及び図6に示すように、像担持体6aの
表面を保護する保護手段としての保護カバー19を着脱自
在に支持しており、前記保護カバー19のスライドレール
19a,19bが像担持体ユニット6の枠体に形成したガイ
ド溝20a,20bに沿って長手方向にスライドするように
構成されている。
【0033】従って、図6に示す如き像担持体ユニット
6を図7に示すように装置本体11の側板21に形成された
挿入穴21aに挿入すると、保護カバー19の装着側端部に
形成されたフランジ19cが前記側板21に当接して、前記
保護カバー19は像担持体ユニット6の挿入量に応じてス
ライドし始める。この状態で像担持体ユニット6を更に
挿入すると、像担持体ユニット6に形成された位置決め
ボス22が装置本体11の側板21に形成された位置決め穴21
bと嵌合して像担持体ユニット6の位置決めがなされる
と同時に、前記保護カバー19のみが前記側板21の外側、
即ち装置本体11の外部に残される形でスライドして像担
持体ユニット6から外れる。(尚、挿入開始側の位置決
めは像担持体6aの軸にて行うものとする。)そして、
前述した廃トナー容器6c4を図8に示すように、像担持
体ユニット6の側面に装着することにより、像担持体ユ
ニット6の装着が完了し、画像形成可能状態となる。
【0034】以上のような構成であれば、プロセスカー
トリッジとしての像担持体ユニット6を装置本体11に装
着する動作のみで像担持体6aの保護カバー19を外すこ
とができ、更に像担持体6a表面に不用意に手を触れた
り、傷を付ける心配もないため、作業性が良く、しかも
良好な画像を提供することができる。
【0035】{現像手段}近年、現像剤として非磁性ト
ナーと磁性キャリアを混合したものを用いる2成分現像
方式に代わり、非磁性トナーのみを用いる1成分現像方
式が提案されている。この方法は2成分現像方式に比
べ、現像剤の混合手段,混合比を一定にする手段,現像
剤を担持及び搬送するマグネット等が不要となり、より
小型・低コストの装置を提供することが可能である。本
実施例にあっては、非磁性トナーのみを用いる1成分現
像方式を採用している。
【0036】現像手段7は像担持体6aに形成された潜
像を可視像化するためのものであり、本実施例にあって
はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色現像を
可能とする4個の現像器7a,7b,7c,7dを有し
ている。
【0037】図9に示すように、前記各現像器7a〜7
dは、軸7a1〜7d1を中心にして現像ユニット7eにそ
れぞれ揺動可能に取り付けられ、且つ前記現像ユニット
7eは軸7e1を中心にして装置本体11に回動可能に取り
付けられている。また、前記現像ユニット7eには所定
の現像器を前記像担持体6aに押し付けるための偏心カ
ム7gが設けられている。従って、前記各現像器7a〜
7dはその自重により前記現像ユニット7eが回転して
もその姿勢が常に一定に保持され、現像位置においては
所定の現像器が前記偏心カム7gによって所定の力(本
実施例にあっては1kg重の力)で像担持体6aに加圧
されるようになっている。このとき、前記現像器の現像
スリーブ7fが像担持体6aに対して微小間隔(約 150
〜 450μm程度)をもって対向するように、前記現像ス
リーブ7fの端部には当接部材(不図示が設けられてい
る。
【0038】画像形成に際しては、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの各色現像に対応した現像器7a
〜7dが軸7e1を中心に回転移動し、前記偏心カム7g
によって所定の現像器の現像スリーブ7fが像担持体6
aに押し付けられ、且つ現像剤担持体が像担持体6aに
対して微小間隔(約 150〜 450μm程度)をもって対向
するように位置決めされた後、像担持体6aに前記各色
のトナーによる現像像を順次形成する。
【0039】即ち、現像する色に対応するトナーを収納
した現像器がトナー送り機構7iによってトナーを塗布
ローラ7jへ送り込み、回転する塗布ローラ7j及び現
像ブレード7kによって回転する現像スリーブ7fの外
周にトナー層を形成すると共に、このトナーへ摩擦帯電
によって電荷を付与する。この現像スリーブ7fと潜像
が形成された像担持体6aとの間に現像バイアスを印加
することにより、潜像に応じて像担持体6aにトナー現
像を行うものである。
【0040】また前記各現像器7a〜7dの各現像スリ
ーブ7fは、各現像器が現像位置に回転移動されたとき
に装置本体11に設けた各色現像用高圧電源と接続され、
各色の現像毎に選択的な電圧印加がなされる。
【0041】また前記現像ブレード7kの材質は、トナ
ーに負電荷を付与する場合にはナイロン等が良く、正電
荷を付与する場合にはシリコンゴム等が良く、トナーの
極性と反対に帯電する材料が好ましい。更に前記各現像
スリーブ7fの周速は前記像担持体6aの周速の 1.0〜
2.0 の範囲で設定することが好ましい。
【0042】{定着手段}定着手段8は現像手段7によ
って転写ドラム4に巻き付けた記録媒体2に形成した転
写画像を定着させるものであり、図1に示すように、駆
動回転する駆動ローラ8aと、これに圧接して記録媒体
2に熱及び圧力を印加する定着ローラ8bとからなる。
【0043】転写ドラム4から剥離した記録媒体2は定
着部8を通過する際に、駆動ローラ8aで搬送されると
共に、定着ローラ8bによって熱及び圧力を印加され、
これにより画像形成トナーが記録媒体2に定着する。
【0044】尚、前記定着ローラ8bにはクリーニング
装置8cが接触しており、該ローラ8bに付着したトナ
ーはクリーニング装置8cによって除去される。
【0045】{画像形成動作}ここで前記装置によって
画像形成を行う場合の動作について説明すると、図1に
示す給送ローラ3a,3bを回転してカセット1内の記
録媒体2を一枚分離し、転写ドラム4へ給送する。転写
ドラム4は図1の矢印方向へ回転して給送された記録媒
体2の先端をグリッパー4dで把持すると共に、その周
面に静電吸着する。
【0046】前記転写ドラム4の回転と同期して像担持
体6aを図1の矢印方向へ回転し、この像担持体6aの
表面を帯電手段6bによって一様に帯電すると共に、光
学ユニット5によりイエロー画像の光照射を行い、像担
持体6a上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と
同時にイエロートナーを収納した現像器を像担持体6a
に対向させて駆動することにより、像担持体6a上の潜
像にイエロートナーが付着するように、像担持体6aの
帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー
現像を行う。
【0047】更に転写ドラム4に前記トナーと逆極性の
電圧を印加して像担持体6a上のトナーを転写ドラム4
上の記録媒体2に転写する。
【0048】転写後、像担持体6a上に残ったトナーは
クリーニングブレード6c1によって掻き落とされ、廃ト
ナー搬送スクリュー6c2によって廃トナー容器に送り込
まれる。
【0049】前記の如くしてイエロートナーの転写が終
了すると、次の色トナーを収納した現像器が回転移動し
て像担持体6aと対向した位置で位置決めされ、前記イ
エロー現像、転写と同様にしてマゼンタ、シアン及びブ
ラックの潜像形成及びトナー転写を順次行い、記録媒体
2上にカラー画像を形成する。
【0050】そして画像形成後は記録媒体2を分離爪12
によって転写ドラム4から剥離して定着手段8へ搬送
し、定着手段8でトナー定着を行った後に、排出ローラ
対9によって排出部10へと排出して画像形成を終了す
る。
【0051】{現像手段の接離動作に対する像担持体の
変位量}本実施例では、クリーニングブレードと像担持
体との間に挟まれた紙粉等を除去するために、像担持体
に対する現像手段の接離動作に応じて前記像担持体の位
置が微小変位するように構成している。
【0052】本実施例における像担持体6aは、図10に
示すように、その回転軸6a3が像担持体ユニット6の枠
体に設けられた取付口23に取り付けられており、前記取
付口23は像担持体6aの変位方向に長い長穴状に形成さ
れている。従って、前記現像手段7における現像器が像
担持体6aを加圧しない状態にあっては、前記像担持体
6aはクリーニングブレード6c1と転写ドラム4に加圧
されて図中実線位置にあるが、前記現像手段7における
現像器の現像スリーブ7fが像担持体6aを加圧する
と、前記像担持体6aは図中点線位置へ変位する。この
変位量は多すぎるとクリーニングブレード6c1と像担持
体6aとの間に隙間が開きクリーニングされたトナーが
こぼれてしまい、また少なすぎるとクリーニングブレー
ド6c1と像担持体6aとの移動により前記両部材6c1,
6a間にはさまった紙粉等が除去できないため、50μm
〜1mmの範囲内に設定している。更に好ましくは前記
変位量を 100μm〜 500μmの範囲内に設定すると良
い。
【0053】次に、図11に示すように、現像手段におけ
る現像器の像担持体6aに対する接離方向(加圧方向)
と、クリーニング手段6cにおけるクリーニングブレー
ド6c1の像担持体6aの当接位置における接線方向との
なす角度θについて詳細に説明する。
【0053】図12及び図13はクリーニングブレード6c1
の像担持体6aへの当接部の拡大図であって、図12は現
像手段における現像器の像担持体6aに対する加圧方向
と、クリーニング手段6cにおけるクリーニングブレー
ド6c1の像担持体6aの当接位置における接線とのなす
角度θが0度のときのクリーニングブレード6c1と像担
持体6aとの関係を示しており、図13は前記なす角度θ
が90度のときの前記両部材6c1,6aの関係を示してい
る。
【0054】図12(a)はクリーニングブレード6c1が
像担持体6a上の点Aで当接しており、前記点Aにおけ
るクリーニングブレード6c1と像担持体6aとの間に紙
粉Bが挟まれた状態を示している。この状態で、前記像
担持体6aが図中矢印方向へ微小変位すると、クリーニ
ングブレード6c1は像担持体6aに当接した状態で像担
持体6aに対する当接圧等が変化しつつ、前記点Aは図
12(b)に示すように移動し、前記紙粉Bがクリーニン
グブレード6c1と像担持体6aとの間から除去される。
【0055】図13における実線部は、前述した図12
(a)に示す如き状態と同様に、紙粉Bがクリーニング
ブレード6c1と像担持体6aとの間にはさまれた状態を
示している。この状態で、前記像担持体6aが微小変位
すると図中点線で示した位置に移動する。この場合、ク
リーニングブレード6c1の像担持体6aに対する当接圧
は変化するものの、その当接位置である点Aはほとんど
移動しないため、前記両部材6c1,6a間に挟まった紙
粉Bは除去できない。
【0056】本発明者が上述の如き実験を行ったとこ
ろ、現像手段7における現像器の像担持体6aに対する
加圧方向と、クリーニング手段6cにおけるクリーニン
グブレード6c1の像担持体6aの当接位置における接線
方向とのなす角度θを45度以内、好ましくは30度以内に
設定すると、良好に紙粉を除去することができると分か
った。
【0057】以上説明したように、本発明によれば、ク
リーニングブレード6c1の駆動手段を別途設けることな
く、像担持体6aに対する現像手段7の接離動作を利用
して、クリーニングブレード6c1と像担持体6aとの間
に挟まった紙粉等を除去することができる。またクリー
ニングブレード6c1は本実施例に示すカウンター方向当
接形状に限らず、例えば順方向当接形状等であっても同
様の効果を得ることが可能である。
【0058】〔第2実施例〕次に本発明に係る画像形成
装置の第2実施例について図面を参照して説明する。本
実施例では、図14に示すように、転写ドラム4を像担持
体6aに対して接離可能に構成し、前記転写ドラム4の
接離動作に応じて像担持体6aの位置が微小変位するよ
う構成しており、これによってクリーニングブレード6
c1と像担持体6aとの間に挟まった紙粉等の除去が可能
となるものである。以下図面に沿って説明するが、前述
した実施例と同様な構成、作用をするものは同一の符号
を付して説明を省略する。
【0059】前記転写ドラム4は像担持体6aに対して
一定の間隙若しくは圧力に保持する必要があるため、支
持体である導電基体4a上の端部に当接部材(不図示)
を設け、これを像担持体6aに当接させており、更に図
中矢印方向に動くレバー24に連結された偏心カム25の回
転によってその中心軸4dを像担持体6aの中心に向か
って所定の力で加圧するように構成している。
【0060】一般に記録媒体を転写ドラム4に担持した
状態で紙詰まりが発生した場合は、ユーザが前記レバー
24を動かして偏心カム25を回転させることによって前記
転写ドラム4を像担持体6aから離間させる。ここで像
担持体6aは前述した実施例と同様にして転写ドラム4
の接離動作に応じて微小変位するように構成されてい
る。この変位量は前述した実施例と同様に50μm〜1m
mの範囲内に設定しており、好ましくは 100μm〜 500
μmの範囲内に設定すると良い。
【0061】また転写ドラム4の像担持体6aに対する
加圧方向と、クリーニング手段6cにおけるクリーニン
グブレード6c1の像担持体6aの当接位置における接線
方向とのなす角度θも、前述した実施例と同様に45度以
内、好ましくは30度以内に設定している。
【0062】従って、本実施例においても、前述した実
施例と同様にクリーニングブレード6c1の駆動手段を別
途設けることなく、紙詰まりの処理を行う際同時にクリ
ーニングブレード6c1と像担持体6aとの間に挟まった
紙粉等を除去することができる。
【0063】〔第3実施例〕次に本発明に係る画像形成
装置の第3実施例について図面を参照して説明する。以
下図面に沿って説明するが、前述した実施例と同様な構
成、作用をするものは同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0064】一般に透過性転写材(以下、OHTと略
す)は、普通紙等の記録媒体に比べ、前記転写材上のト
ナー像を定着手段において、より加熱溶融し透過性を向
上させなければならない。そこで、前記定着手段におけ
る定着速度を普通紙とOHTとで切り替え、前記OHT
の場合は定着速度を遅くすることによってより長く定着
して前記条件を満足している。この場合、転写ドラムに
おける記録媒体分離位置から定着手段までの距離をOH
Tの長さより長くし、途中にベルト等の記録媒体搬送手
段を設け、この搬送手段上で速度を切り変えていた。と
ころが、この方法では前記搬送手段が必要となり、更に
前記記録媒体分離位置から定着手段までの距離が長くな
り装置の大型化を招く等の問題があった。
【0065】そこで、本実施例では前記転写ドラムの記
録媒体分離位置から定着手段までの距離を前記OHTの
長さ以下として装置の小型化を図り、更に図15に示すよ
うに、OHT上への最終色のトナー像の転写終了後にカ
ム駆動装置26によって偏心カム25を駆動して転写ドラム
4を像担持体6aから離間させると共に減速し、再びO
HTが転写ドラム4の記録媒体分離位置まで搬送された
ときに分離させ、定着手段にて定着を行うように構成し
ている。
【0066】このとき、像担持体6aが前述した実施例
と同様に転写ドラム4の接離動作に応じて微小変位して
クリーニングブレード6c1と像担持体6aとの間に挟ま
った紙粉等が除去される。
【0067】また、転写ドラム4の像担持体6aに対す
る接離方向と、クリーニングブレード6c1の像担持体6
aの当接位置における接線方向とのなす角度θも、前述
した実施例と同様に45度以内、好ましくは30度以内に設
定している。
【0068】従って、クリーニングブレード6c1の駆動
手段を別途設けることなく、記録媒体としてのOHT上
に画像を形成すると同時に、クリーニングブレード6c1
と像担持体6aとの間に挟まった紙粉等の除去が行え
る。更に装置本体11が記録したプリント枚数をカウント
し、所定の枚数に達したとき、前記カム駆動装置26を駆
動して前記紙粉等の除去を行うようにしても良い。
【0069】〔第4実施例〕次に本発明に係る画像形成
装置の第4実施例について図面を参照して具体的に説明
する。本実施例にあっては、像担持体を保護する保護手
段としての保護カバーを中空の容器とし、これを廃トナ
ー容器として利用するように構成している。尚、前述し
た実施例と同様な構成、作用をするものは同一の符号を
付して説明は省略する。
【0070】図16乃至図18に示すように、本実施例にお
ける保護カバー19は中空の廃トナー収納部19d及び開口
部15が形成されている。この保護カバー19は前述した第
1実施例と同様に、プロセスカートリッジとしての像担
持体ユニット6を装置本体11に装着する動作により取り
外すことができるように構成している。前記像担持体ユ
ニット6の装着後(保護カバー取り外し後)、保護カバ
ー19の開口部15を像担持体ユニット6から突出した廃ト
ナー搬送スクリュー6c3の突出部14と連結させると同時
に、像担持体ユニット6の側面に装着するように構成し
ている。従って、前述した第1実施例と同様の機能を有
すると共に、前記保護カバーが廃トナー容器の役目も兼
ねているため、コストが安くなる。
【0071】〔第5実施例〕次に本発明に係る画像形成
装置の第5実施例について図面を参照して具体的に説明
する。本実施例にあっては、像担持体を保護する保護手
段としての保護カバーが伸縮自在な蛇腹状を成してお
り、前記プロセスカートリッジの装着動作により圧縮さ
れ、前記像担持体を露出するように構成している。尚、
前述した実施例と同様な構成、作用をするものは同一の
符号を付して説明は省略する。
【0072】図19に示すように、本実施例に係る保護カ
バー19は伸縮自在な蛇腹状を形成されており、像担持体
ユニット6の挿入装着動作により像担持体6aを露出す
るように構成しているため、前述した第1実施例と同様
の機能を有すると共に、廃トナー容器6c4を像担持体ユ
ニット6に固定したまま、その装着作業を行うことがで
きる。
【0073】〔他の実施例〕前述した実施例では現像器
を4個設け、カラー画像形成を行う装置を例示したが、
本発明に係る画像形成装置はカラー画像形成装置でなく
ても、現像器を1個有するモノクロ画像形成装置にも適
用し得る。
【0074】また本発明は像担持体ユニット及び現像器
を一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジを
装着して画像を形成する画像形成装置にあっては適用す
ることが可能である。
【0075】更に前述した実施例ではレーザービームプ
リンタを例示したが、装置の態様としてはそれ以外に
も、例えば複写機やファクシミリ装置等に適用すること
は当然可能である。
【0076】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0077】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを像担持体の表面に移動させ、該ドラムの表面
を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然であ
る。尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以外にも、
ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロック型、
ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0078】また像担持体に残存するトナーのクリーニ
ング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラ
シ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0079】
【発明の効果】
(1)以上説明したように、現像手段の接離動作に伴う
前記現像手段の像担持体への加圧力に応じて前記像担持
体の位置を微小変位するように構成しているので、又は
転写手段の接離動作に伴う前記転写手段の像担持体への
加圧力に応じて前記像担持体の位置を微小変位するよう
に構成しているので、クリーニング手段を駆動する駆動
装置を別途設けることなく、クリーニング手段と像担持
体との間に挟まった紙粉等を除去することができ、依っ
て前記紙粉等によるクリーニング不良の発生を防止する
ことができる。
【0080】(2)以上説明したように、像担持体表面
を保護する保護手段がプロセスカートリッジを装置本体
に装着する動作により前記プロセスカートリッジから外
れるか、若しくは圧縮されるように構成しているため、
プロセスカートリッジを装置本体に装着する動作のみで
像担持体表面の保護を解除することができ、更に像担持
体表面に不用意に手を触れたり、傷を付ける心配もない
ため、その装着作業性が良く、しかも良好な画像を提供
することができる。更に前記保護手段を中空に成形され
た容器とすることで、前記中空容器を成す保護手段を前
記プロセスカートリッジの本体装着方向後端部側面に装
着し、像担持体上から除去した廃現像剤を収容する廃現
像剤容器とすることができ、2つの機能を1つの部品に
集約でき、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の全体模式説明図で
ある。
【図2】像担持体ユニットの概略構成を示す模式断面図
である。
【図3】像担持体ユニットと廃トナー容器との接続部の
説明図である。
【図4】像担持体ユニットと廃トナー容器との接続部の
説明図である。
【図5】像担持体ユニットの外観斜視図である。
【図6】像担持体ユニットの概略構成を示す模式説明図
である。
【図7】装置本体に対する像担持体ユニットの装着状態
を示す説明図である。
【図8】像担持体ユニットに対する廃トナー容器の装着
状態を示す説明図である。
【図9】現像手段の概略構成を示す拡大模式図である。
【図10】像担持体の変位量を示す模式説明図である。
【図11】像担持体に対する現像手段の接離方向と前記
像担持体に対するクリーニング手段の当接部の接線方向
とのなす角度を示す説明図である。
【図12】クリーニングブレードの像担持体への当接部
の拡大図である。
【図13】クリーニングブレードの像担持体への当接部
の拡大図である。
【図14】像担持体に対する転写手段の接離方向と前記
像担持体に対するクリーニング手段の当接部の接線方向
とのなす角度を示す説明図である。
【図15】像担持体に対する転写手段の接離方向と前記
像担持体に対するクリーニング手段の当接部の接線方向
とのなす角度を示す説明図である。
【図16】像担持体ユニットの外観斜視図である。
【図17】装置本体に対する像担持体ユニットの装着状
態を示す説明図である。
【図18】像担持体ユニットに対する中空容器を成す保
護手段の装着状態を示す説明図である。
【図19】装置本体に対する像担持体ユニットの装着状
態を示す説明図である。
【図20】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…カセット 1a…係止凸部 2…記録媒体 3…給
送手段 3a,3b…給送ローラ 3c…ガイド板 3
d…レジストローラ対 4…転写ドラム 4a…導電基
体 4b…弾性体層 4c…誘電体層 4d…軸 4e
…グリッパー 4f…静電吸着ローラ 5…光学ユニット 5a…レー
ザーダイオード 5b…ポリゴンミラー 5c…スキャ
ナーモータ 5d…結像レンズ 5e…反射ミラー 6
a…像担持体 6a1…導電基体 6a2…光導電体 6a3
…回転軸 6b…帯電手段 6c…クリーニング手段
6c1…クリーニングブレード 6c2…廃トナー送り羽根
6c3…廃トナー搬送スクリュー 6c4…廃トナー容器
7…現像手段 7a〜7d…現像器 7a1〜7d1…軸
7e…現像ユニット 7e1…軸 7f…現像スリーブ 7g…偏心カム 7i…トナー送
り機構 7j…塗布ローラ 7k…現像ブレード 8…
定着手段 8a…駆動ローラ 8b…定着ローラ 8c…クリーニング装置 9…排出ローラ対 10…排出
部 11…装置本体 11a…ガイドレール 12…分離爪
13…クリーニング装置 14…突出部 14a…開口部 15
…開口部 16…パッキン 17…嵌合溝 18…嵌合ピン
19…保護カバー 19a,19b…スライドレール 19c…フランジ 19d…
廃トナー収納部 20a,20b…ガイド溝 21…側板 21
a…挿入穴 21b…位置決め穴 22…位置決めボス 23
…取付口 24…レバー 25…偏心カム 26…カム駆動装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 斉藤 益朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小林 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 藤井 春夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小嶋 久義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成した潜像を現像手段に
    よって現像し、この現像像を転写手段によって記録媒体
    に転写した後、前記像担持体上に残った現像剤をクリー
    ニング手段で除去する画像形成装置であって、 前記現像手段を前記像担持体に対して接離可能に構成
    し、前記像担持体に対する現像手段の接離動作に応じて
    前記像担持体の位置が微小変位するように構成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体に対する現像手段の接離方
    向と、前記像担持体に対するクリーニング手段の当接部
    の接線方向との角度を30度以内に設定したことを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体上に形成した潜像を現像手段に
    よって現像し、この現像像を転写手段によって記録媒体
    に転写した後、前記像担持体上に残った現像剤をクリー
    ニング手段で除去する画像形成装置であって、 前記転写手段を前記像担持体に対して接離可能に構成
    し、前記像担持体に対する転写手段の接離動作に応じて
    前記像担持体の位置が微小変位するように構成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体に対する転写手段の接離方
    向と、前記像担持体に対するクリーニング手段の当接部
    の接線方向との角度を30度以内に設定したことを特徴と
    する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体と前記像担持体に作用するプロ
    セス手段を少なくとも1つ有するプロセスカートリッジ
    を、前記像担持体の軸方向に着脱自在に装着した画像形
    成装置であって、 前記プロセスカートリッジは像担持体表面を保護する保
    護手段を着脱自在に備え、前記保護手段は前記プロセス
    カートリッジを装置本体に装着する動作によって前記像
    担持体表面の保護を解除するよう構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記保護手段は中空に形成された容器を
    成しており、前記プロセスカートリッジの本体装着方向
    後端部側面に装着することにより、像担持体上から除去
    した廃現像剤を収容する廃現像剤容器となるよう構成し
    たことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記保護手段は伸縮自在な蛇腹状を成し
    ており、前記プロセスカートリッジの装着動作により圧
    縮され、前記像担持体を露出するように構成したことを
    特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジは、像担持体
    に作用するプロセス手段として帯電手段とクリーニング
    手段を一体的に有し、装置本体に対して像担持体の軸方
    向に着脱自在に構成した請求項5に記載の画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09230694A (ja) * 1996-02-27 1997-09-05 Canon Inc 電子写真画像形成装置
JP2015049422A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 キヤノン株式会社 像担持体ユニット、及び画像形成装置
JP2016130816A (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 キヤノン株式会社 画像形成装置

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